JP2008125198A - 非接触給電装置 - Google Patents

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和彦 坂口
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Abstract

【課題】非接触給電装置に関して、負荷が変化した場合であっても十分な出力電圧を得ることが可能な技術を提供する。
【解決手段】分離型トランス4では、1次側コイル4aと2次側コイル4bとは互いに接触せずに離れて配置されている。2次側コイル4bには、1次側コイル4aに交流電圧が供給された際に生じる磁気誘導によって交流電圧が発生し、共振コンデンサ5が並列接続されている。倍電流整流回路6は、2次側コイル4bに発生した交流電圧を直流の出力電圧Eoに変換して負荷抵抗素子7に供給する。そして、分離型トランス4での励磁インダクタと、磁気誘導によって形成される漏れインダクタと、共振コンデンサ5とで共振回路を構成している。
【選択図】図4

Description

本発明は、給電側(1次側)と受電側(2次側)とが物理的に分離している非接触給電装置に関する。
非接触給電装置に関して従来から様々な技術が提案されている。例えば特許文献1には、移動しながら物品の計量を行う複数の計量部に対して電力を供給する非接触給電装置が開示されている。また、非特許文献1〜3にも、非接触給電装置に関する技術が開示されている。なお、非特許文献4には、非接触給電装置の受電側で使用することが可能な整流回路に関する技術が開示されている。
特開2005−147841号公報 ROBERT L. STEIGERWALD,"High-Frequency Resonant Transistor DC-DC Converters", IEEE Trans. Ind. Electron. Vol.IE-31, May 1984, No.2, pp.181-191. ROBERT L., STEIGERWALD,"A Comparison of Half-Bridge Resonant Converter Topologies", IEEE Trans. Power Electron. Vol.3, April 1988, No.2, pp174-182. M.Ryu H.Cha. Y.Park. J.Baek,"Analysis of the Contactless Power Transfer System using Modeling and Analysis of the Contactless Trasformer", Proc.of PESC'05, 2005, pp1036-1042. Laszlo Balogh,"The Current-Doubler Rectifier: An Alternative Rectification Technique For Push-Pull And Bridge Converters", DN-63, Texas Instruments Incorporated.
従来の非接触給電装置では、負荷によって出力電圧が大きく変化し、十分な出力を得ることができないことがあった。
そこで、本発明は上述の問題に鑑みて成されたものであり、非接触給電装置に関して、負荷が変化した場合であっても十分な出力電圧を得ることが可能な技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1の発明は、第1の交流電圧が供給される1次側コイルと、前記1次側コイルとトランスを構成し、前記1次側コイルに前記第1の交流電圧が供給された際に生じる磁気誘導によって第2の交流電圧が発生する、前記1次側コイルと離れて設けられた2次側コイルと、前記2次側コイルに並列接続されたコンデンサと、前記2次側コイルに発生した前記第2の交流電圧を直流の出力電圧に変換してそれを負荷に供給する倍電流整流回路とを備え、前記トランスでの励磁インダクタと、前記磁気誘導によって形成される漏れインダクタと、前記コンデンサとで共振回路を構成する、非接触給電装置である。
また、請求項2の発明は、請求項1に記載の非接触給電装置であって、前記第1の交流電圧の周波数は、前記出力電圧の周波数特性における共振周波数よりも低く設定されている。
また、請求項3の発明は、請求項2に記載の非接触給電装置であって、前記第1の交流電圧の周波数は、前記1次側コイルの両端から2次側を見た際の等価インピーダンスの絶対値が最大となる周波数以上であって、前記共振周波数未満に設定されている。
請求項1の発明によれば、2次側コイルに並列接続されたコンデンサと、倍電流整流回路とを備えているため、負荷が重くなっても出力電圧がそれほど低下せず、十分な出力電圧を負荷に供給することができる。
また、請求項2の発明によれば、第1の交流電圧の周波数が、出力電圧の周波数特性における共振周波数よりも低く設定されているため、負荷が変動したり、1次側コイルと2次側コイルとの間のギャップが変動した場合であっても安定した出力電圧を得ることができるとともに、1次側コイルに流れる電流を少なくすることができる。
また、請求項3の発明によれば、第1の交流電圧の周波数が、1次側コイルの両端から2次側を見た際の等価インピーダンスの絶対値が最大となる周波数以上であって、出力電圧の周波数特性における共振周波数未満に設定されているため、1次側コイルに流れる電流を少なくしつつ高い出力電圧を得ることができ、変換効率を最大にすることができる。
図1は本発明の実施の形態に係る非接触給電装置100の構成を示す図である。図1に示されるように、本実施の形態に係る非接触給電装置100は、直流電圧電源1と、1次側コイル4aと2次側コイル4bとが互いに接触せずに離れて設けられた分離型トランス4と、直流電圧電源1から出力される直流電圧Einを交流電圧に変換して1次側コイル4aに供給するフルブリッジ回路2と、フルブリッジ回路2を制御する制御回路3と、2次側コイル4bに並列接続された共振コンデンサ5と、2次側コイル4bに誘起された交流電圧を直流の出力電圧Eoに変換して負荷抵抗素子7に供給する倍電流整流回路6とを備えている。
直流電圧電源1は例えば24Vの直流電圧Einを出力する。フルブリッジ回路2はそれぞれがnチャネル型のMOSトランジスタである4つのスイッチング素子2a〜2dから成る。スイッチング素子2aのソースとスイッチング素子2bのドレインとは互いに接続されており、その接続点p1に1次側コイル4aの一端が接続されている。また、スイッチング素子2cのソースとスイッチング素子2dのドレインとは互いに接続されており、その接続点p2に1次側コイル4aの他端が接続されている。スイッチング素子2a,2cのドレインには直流電圧電源1からの正の電源電位がそれぞれ印加され、スイッチング素子2b,2dのソースに直流電圧電源1からの接地電位がそれぞれ印加される。これらのスイッチング素子2a〜2dの各ゲートには制御回路3から個別にゲート電圧が印加される。これにより、各スイッチング素子2a〜2dのオン/オフ動作が制御回路3によって制御され、フルブリッジ回路2からは交流電圧が出力される。
倍電流整流回路6は、2つのダイオード6a,6bと、2つのインダクタ6c,6dと、平滑コンデンサ6eとを備えている。ダイオード6a,6bのカソードは互いに接続されており、その接続点に平滑コンデンサ6eの一端が接続されている。インダクタ6c,6dの一端は互いに接続されており、その接続点に平滑コンデンサ6eの他端が接続されている。ダイオード6aのアノードとインダクタ6cの他端とは互いに接続されており、その接続点p3には共振コンデンサ5及び2次側コイル4bの一端が接続されている。ダイオード6bのアノードとインダクタ6dの他端とは互いに接続されており、その接続点p4には共振コンデンサ5及び2次側コイル4bの他端が接続されている。
次に分離型トランス4について詳細に説明する。図2は分離型トランス4の構成を示す図である。図2に示されるように、1次側コイル4aと2次側コイル4bは、それぞれポットコア40を有している。各ポットコア40は例えばフェライトコアから成る。1次側及び2次側のポットコア40は、それらの中心軸が一致するように距離dだけ離れて対向配置されており、それぞれにはリッツ線等の電線41が巻きつけられている。図1のZ軸はポットコア40の中心軸を示しており、R軸はポットコア40の半径方向に沿った軸を示している。
このように、本実施の形態では、分離型トランス4を2つのポットコア40で構成しているため、1次側コイル4a及び2次側コイル4bの一方あるいは両方がZ軸を中心に回転動作したとしても、1次側で生成された電力を十分に2次側に伝達することができる。したがって、例えば、上述の特許文献1に開示されている計量装置の給電機構に、本非接触給電装置100を採用することは非常に有効である。
上述のように、分離型トランス4では、1次側コイル4aと2次側コイル4bとが分離し、互いに接触しないように配置されているため、互いの結合が非常に悪くなる。図3は分離型トランス4での磁束分布を示す図である。図3に示される磁束分布は、距離dを5mmに設定した際の磁束分布を軸対称三次元有限要素法を使用して求めたものである。図3に示される磁束分布から、1次側コイル4aと2次側コイル4bとの間のギャップにより、両者の結合が非常に悪くなっていることが理解できる。
分離型トランス4では、1次側コイル4aと2次側コイル4bとの結合が悪いため、1次側コイル4aに交流電圧が供給された際に生じる磁気誘導によって、1次側と2次側のそれぞれにおいて漏れインダクタンスが発生する。図4はこれらの漏れインダクタンスを考慮した際の本実施の形態に係る非接触給電装置100の構成を示す図である。
図4に示されるように、1次側に漏れインダクタンスが発生することによって、等価的には、スイッチング素子2a,2bの接続点p1と、1次側コイル4aとの間に直列に漏れインダクタ10aが形成されることになる。また、2次側に漏れインダクタンスが発生することによって、等価的には、共振コンデンサ5におけるダイオード6aのアノードに接続された一端と、2次側コイル4bとの間に直列に漏れインダクタ10bが形成されることになる。
以上のような構成を有する本実施の形態に係る非接触給電装置では、以下の関係式(1)〜(4)が成立する。
Figure 2008125198
上記式中のkは1次側コイル4aと2次側コイル4bとの結合度を示し、Lmは1次側コイル4a及び2次側コイル4bの相互インダクタンスを示している。また、Ll1及びLl2は1次側及び2次側に発生した漏れインダクタンスをそれぞれ示しており、L1o及びL2oは1次側コイル4a及び2次側コイル4bの自己インダクタンスをそれぞれ示している。そして、L1sは、2次側の接続点p3,p4を短絡した場合での接続点p1,p2から2次側を見た際のインダクタンスを示しており、L2sは、1次側の接続点p1,p2を短絡した場合での接続点p3,p4から1次側を見た際のインダクタンスを示している。
図5は、距離dを3mm、5mm、7mmと変化させた場合の上記各パラメータの値を示す図である。図5に示される値は、1次側及び2次側のポットコア40としてフェライトコアを使用し、当該ポットコア40のそれぞれに直径0.08mmの導線を84本束ねたリッツ線を20ターン巻きつけた場合の値である。図5中のインダクタンスL1o,L2o,L1s,L2sは実測値であって、他のインダクタンスは上記式(1)〜(4)を使用して求めた計算値である。図5に示されるように、距離dが増加するにつれて漏れインダクタンスLl1,Ll2はともに増加しており、1次側コイル4aと2次側コイル4bとのギャップが大きくなると、それらの結合が悪化していることが理解できる。
次に、フルブリッジ回路2の動作について詳細に説明する。図6,7はフルブリッジ回路2の動作を示す図である。図6では、各スイッチング素子2a〜2dのオン/オフ状態と1次側コイル4aの両端に発生する電圧V1との関係が示されている。また、図7(a)〜7(d)では、図6中の期間T1〜T4でのフルブリッジ回路2に流れる電流の様子をそれぞれ示している。電圧V1は、1次側コイル4aにおける接続点p2側の一端の電位を基準とした際の電圧である。本実施の形態に係るフルブリッジ回路2は、位相制御方式と呼ばれる駆動方式で制御回路3によって制御されている。
図6に示されるように、期間T1においては、スイッチング素子2a,2dのみがオン状態となり、直流電圧電源1からの電流は、図7(a)に示されるように、スイッチング素子2a、1次側コイル4a、スイッチング素子2dを順に通って、直流電圧電源1に戻る。したがって、期間T1においては電圧V1は正の電圧となる。次の期間T2においては、スイッチング素子2a,2cのみがオン状態となる。期間T2においては、図7(b)に示されるように、期間T1で1次側コイル4aに蓄えられたエネルギーに起因する電流がスイッチング素子2a,2cを流れて、スイッチング素子2a,2cに過電圧が印加されることが防止される。そして、期間T2においては、1次側コイル4aに対しては直流電圧電源1から電力が供給されないため、電圧V1は零ボルトとなる。
次の期間T3においては、図6に示されるように、スイッチング素子2b,2cのみがオン状態となり、直流電圧電源1からの電流は、図7(c)に示されるように、スイッチング素子2c、1次側コイル4a、スイッチング素子2bを順に通って直流電圧電源1に戻る。したがって、期間T3においては電圧V1は負の電圧となる。そして、次の期間T4においては、スイッチング素子2b,2dのみがオン状態となり、図7(d)に示されるように、期間T3で1次側コイル4aに蓄えられたエネルギーに起因する電流がスイッチング素子2b,2dを流れて、スイッチング素子2b,2dに過電圧が印加されることが防止される。期間T4においては、1次側コイル4aに対しては直流電圧電源1から電力が供給されないため、電圧V1は零ボルトとなる。以後、同様の動作を繰り返すことによって、フルブリッジ回路2からは交流電圧が出力される。なお、フルブリッジ回路2のこのような動作は、制御回路3がスイッチング素子2a〜2dに対するゲート電圧を個別に制御することによって実現できる。
次に、倍電流整流回路6の動作について詳細に説明する。図8は倍電流整流回路6の動作を示す図である。なお、図8中の期間T1〜T4は図6中の期間T1〜T4にそれぞれ対応している。また、電圧V2は接続点p3側の一端の電位を基準とした際の2次側コイル4bの両端に発生する電圧を、電流IL1はインダクタ6cに流れる電流を、電流IL2はインダクタ6dに流れる電流をそれぞれ示している。電流IL1は、インダクタ6c,6dの接続点から接続点p3に向かう方向を正とし、電流IL2は、インダクタ6c,6dの接続点から接続点p4に向かう方向を正としている。また電流Iooは、ダイオード6a,6bの接続点と、平滑コンデンサ6e及び負荷抵抗素子7の接続点との間に流れる電流を示しており、電流Ioは負荷抵抗素子7に供給される電流を示している。以後、電流Ioを「出力電流Io」と呼ぶ。
図8に示されるように、期間T1においては、1次側コイル4aに電流が流れることによって磁気誘導で2次側コイル4bに電流が誘起され、電圧V2が正の電圧となる。期間T1においては、ダイオード6aが順方向にバイアスされ、2次側コイル4bに誘起された電流がインダクタ6dに流れて電流IL2が上昇する。また期間T1においては、ダイオード6bは逆方向にバイアスされているため、インダクタ6cには、2次側コイル4bに誘起された電流は流れないが、前の期間T3においてインダクタ6cに流れていた電流IL1が減少してはいるものの残存しているため、電流Iooは電流IL1と電流IL2とを足し合わせた値となる。これにより、期間T1においては、磁気誘導で2次側コイル4bに誘起させる電流は出力電流Ioの半分だけで良くなる。
期間T2においては、電圧V2が零となるため、電流IL1,IL2はともに減少する。次の期間T3においては、1次側コイル4aに期間T1とは逆方向に電流が流れることによって2次側コイル4bにも期間T1とは逆方向に流れる電流が誘起され、電圧V2が負の電圧となる。期間T3においては、ダイオード6bが順方向にバイアスされ、2次側コイル4bに誘起された電流がインダクタ6cに流れて電流IL1が上昇する。また期間T3においては、ダイオード6aは逆方向にバイアスされているため、インダクタ6dには、2次側コイル4bに誘起された電流は流れないが、前の期間T1においてインダクタ6dに流れていた電流IL2が減少してはいるものの残存しているため、電流Iooは電流IL1と電流IL2とを足し合わせた値となる。これにより、期間T3においても、2次側コイル4bに誘起させる電流は出力電流Ioの半分だけで良くなる。期間T4においては、電圧V2が零となるため、電流IL1,IL2はともに減少する。以後、同様の動作を繰り返す。
以上のように、倍電流整流回路6では、2次側コイル4bに誘起された電流だけではなく、以前にインダクタに蓄積されたエネルギーに起因する電流も負荷に供給することができるため、2次側コイル4bに誘起された電流だけを負荷に供給する全波整流回路と比較して、1次側コイル4aに流す電流は同じでも、2倍の電流を負荷に供給することができる。言い換えれば、同じ負荷電流に対しては、半分の電流を1次側コイル4aに流すだけでよい。したがって、倍電流整流回路6を使用することによって変換効率が向上する。
次に、本実施の形態に係る非接触給電装置100の回路特性について詳細に説明する。図9は、本非接触給電装置100において、接続点p1,p2から2次側を見た際の等価回路を示す図である。図9中の励磁インダクタ400は上述の相互インダクタンスLmと自己インダクタンスL1o,L2oとの両方含む等価素子である。図9に示される等価回路は、励磁インダクタ400と、漏れインダクタンスLl1,Ll2にそれぞれ対応する漏れインダクタ10a,10bと、インダクタ6cと、共振コンデンサ5と、負荷抵抗素子7とを備えている。漏れインダクタ10aの一端は接続点p1に接続されており、その他端は漏れインダクタ10b及び励磁インダクタ400のそれぞれの一端に接続されている。漏れインダクタ10bの他端は、共振コンデンサ5及びインダクタ6cのそれぞれの一端に接続されており、インダクタ6cの他端は負荷抵抗素子7の一端に接続されている。負荷抵抗素子7の他端と、共振コンデンサ5の他端と、励磁インダクタ400の他端と、接続点p2とは相互に接続されている。励磁インダクタ400と、漏れインダクタ10a,10bと、共振コンデンサ5とは、共振回路を構成している。
図9に示される等価回路を接続点p1,p2から見た際のインピーダンス、つまり本非接触給電装置100において1次側コイル4aの両端から2次側を見た際の等価インピーダンスZin1は、以下の式(5)で表すことができる。
Figure 2008125198
ここで、式(5)中のRoは負荷抵抗素子7の抵抗(以後、「負荷抵抗」と呼ぶ)を示しており、L1はインダクタ6cのインダクタンスを示している。また、s=jωであって、jは虚数単位を、ωは1次側コイル4aに供給される交流電圧の角周波数をそれぞれ示している。
一方で、図10に示されるように、本実施の形態に係る非接触給電装置100において倍電流整流回路6の替わりに全波整流回路60を使用した場合の、接続点p1,p2から2次側を見た際の等価回路は図11のようになる。図11の等価回路は、図9の等価回路において、インダクタ6cを除去し、負荷抵抗素子7の一端と、漏れインダクタ10bの一端と、共振コンデンサ5の一端とを相互に接続したものである。そして、図10に示される装置において接続点p1,p2から2次側を見た際の等価インピーダンスZin2は、以下の式(6)で表すことができる。
Figure 2008125198
なお、全波整流回路60は、倍電流整流回路6において、インダクタ6c,6dの替わりにダイオード60c,60dをそれぞれ設けたものである。ダイオード60c,60dのアノードは互いに接続されており、ダイオード60cのカソードはダイオード6aのアノードと接続されており、ダイオード60dのカソードはダイオード6bのアノードと接続されている。以後、図10に示される装置を「比較対照装置」と呼ぶ。
図12,13は、負荷抵抗Roを11.3Ω、30Ω、50Ω、100Ωに変化させた場合の等価インピーダンスZin1,Zin2の特性をそれぞれ示す図である。図12,13に示される特性は、MATLAB(登録商標)ツールにおいて、図5における距離d=5mmの場合の回路パラメータの値と、図14に示す回路パラメータの値とを使用して求めたものである。図12,13中の横軸は、1次側コイル4aに供給される交流電圧の周波数fs(=ω/2π)を示している。また、図14中のL2はインダクタ6dのインダクタンスを示しており、C及びCoは共振コンデンサ5及び平滑コンデンサ6eの静電容量をそれぞれ示している。以後、周波数fsを「動作周波数fs」と呼ぶ。
図12に示されるように、倍電流整流回路6を使用した場合には、負荷が変動したとしても、等価インピーダンスZin1の絶対値の周波数特性には2つの共振点がはっきりと現れている。また、等価インピーダンスZin1の位相は135度反転する。したがって、本非接触給電装置100は、共振が容易に行われる特性を有していると言える。そして、周波数が高い方の共振周波数fp1においては等価インピーダンスZin1の絶対値が最小となっており、周波数が低い方の共振周波数fp2においては等価インピーダンスZin1の絶対値が最大となっている。
一方で、全波整流回路60を使用した場合には、図13に示されるように、負荷が重くなるにつれて2つの共振点が認識しにくくなり、負荷抵抗Roが11.3Ωの場合には、共振点が全く現れなくなる。つまり、全波整流回路60を使用した場合には共振しにくくなる。
ここで、図9,11に示される等価回路において負荷がオープンの場合を考え、そのときの等価インピーダンスZin1,Zin2の絶対値の周波数特性における高い方の共振周波数fp1と低い方の共振周波数fp2は、以下の式(7),(8)でそれぞれ表すことができる。
Figure 2008125198
なお、図12,13では、上記式(7),(8)で示される共振周波数fp1,fp2を示している。
次に、本非接触給電装置100及び比較対照装置に関して行った実験の結果について説明する。図15,16は、負荷抵抗Roを11.3Ω、30Ω、100Ωと変化させた場合の本非接触給電装置100における出力電圧Eo及び出力電力の周波数特性をそれぞれ示す図である。また図17,18は、負荷抵抗Roを11.3Ω、30Ω、100Ωと変化させた場合の比較対照装置における出力電圧Eo及び出力電力の周波数特性をそれぞれ示す図である。図15〜18の横軸は動作周波数fsを示している。図15〜18及び後述の図19〜22に示される実験結果は、図5における距離d=5mmの場合の回路パラメータの値と、図14に示す回路パラメータの値とを使用した際の実験結果である。
図15,16に示されるように、本例における非接触給電装置100での出力特性の共振周波数fp3は約32kHzであって、当該共振周波数fp3は負荷が変動した場合であってもほぼ一定である。そして、動作周波数fsを共振周波数fp3に設定することによって出力電圧Eo及び出力電力が最も大きくなる。しかしながら、この場合には、負荷の変動によって出力電圧Eo及び出力電力が最も大きく変動する。そこで、動作周波数fs、言い換えればフルブリッジ回路2でのスイッチング周波数を、共振周波数fp3からずらした値、例えば3〜5kHz程度ずらした値に設定することによって、負荷にあまり依存しない安定した出力を得ることができる。
ここで、上述の式(8)に対して、図5中のd=5mmの場合のLl1,Ll2,Lmの値と、図14中のCの値とを代入すると、共振周波数fp1は約31kHzとなる。このように、等価インピーダンスZin1の絶対値の周波数特性における共振周波数fp1は、出力電圧Eoの周波数特性における共振周波数fp3とほぼ一致することから、動作周波数fsを共振周波数fp1よりもずらした値に設定することによって安定した出力電圧Eoを得ることができる。
一方で、図17,18に示されるように、全波整流回路60を使用した比較対照装置では、その出力特性の共振周波数fp3は負荷抵抗Roの変化とともに変化するため、負荷変動に対して安定した出力を得ることができない。したがって、倍電流整流回路6を使用した場合とは異なり、動作周波数fsを共振周波数fp1からずらして設定した場合であっても、安定した出力を得ることはできず、動作周波数fsを設定することが非常に困難である。また、本非接触給電装置100とは異なり、負荷が重い場合には、大きい出力を得ることができない。
なお、本非接触給電装置100において他の条件で実験を行って得られた出力特性を図19に示しておく。図19は負荷抵抗Roを3.5Ω、5Ω、8Ω、11.3Ω及び22.6Ωに設定した場合のそれぞれの出力特性を示しており、横軸は動作周波数fsを、縦軸は出力電圧Eoをそれぞれ示している。図19に示される実験結果からも、負荷が変動した場合であっても共振周波数fp3が一定であり、負荷が重い場合でもある程度の出力電圧Eoを維持していることが理解できる。
図20,21は、本非接触給電装置100において、負荷抵抗Roが11.3Ωに設定された場合でのスイッチング素子2a及びダイオード6aの動作を示す図である。図20は動作周波数fsを共振周波数fp1,fp3よりも低い28kHzに設定した場合の動作を、図21は動作周波数fsを共振周波数fp1,fp3よりも高い35.6kHzに設定した場合の動作をそれぞれ示している。上述の図15より、動作周波数fsを28kHz及び35.6kHzに設定すると出力電圧Eoは15Vとなる。
また、図22,23は、比較対照装置において、負荷抵抗Roが11.3Ωに設定された場合でのスイッチング素子2a及びダイオード6aの動作を示す図である。図22,23は、動作周波数fsを26kHz及び34kHzに設定した場合の動作をそれぞれ示している。上述の図17に示されるように、負荷抵抗Roが11.3Ωの場合の比較対照装置での共振周波数fp3は25kHzよりも低くなることから、図22,23のそれぞれは、動作周波数fsを共振周波数fp3よりも高い値に設定した場合の動作を示していると言える。上述の図17より、fs=26kHzの場合の出力電圧Eoは13.7Vで、fs=34kHzの場合の出力電圧Eoは9.28Vとなる。
図20〜23中の電圧Vgs1はスイッチング素子2aに対するゲート電圧を、電圧Vds1はスイッチング素子2aでのドレインとソース間の電圧を、電流IQ1はスイッチング素子2aに流れる電流をそれぞれ示している。また、電圧Vd1はダイオード6aでのアノードとカソード間の電圧を、電流Id1はダイオード6aに流れる電流をそれぞれ示している。
本非接触給電装置100では、図20(a)に示されるように、fs=28kHzの場合には、スイッチ素子2aに流れる電流IQ1のピーク値は約1Aとなっている。これに対して、図21(a)に示されるように、fs=35.6kHzの場合には、スイッチング素子2aに流れる電流IQ1のピーク値は約5Aとなっている。したがって、同じ出力電圧Eoを得ようとする場合には、動作周波数fsを共振周波数fp1,fp3よりも低く設定した方が、高く設定した場合よりも、スイッチング素子2a〜2dに流れる電流IQ1のピーク値を抑えることができると言える。これは、上述の図12に示されるように、動作周波数fsが共振周波数fp1よりも低い場合には、等価インピーダンスZin1の絶対値を十分に大きくすることができるが、動作周波数fsが共振周波数fp1よりも高い場合には、等価インピーダンスZin1の絶対値をあまり大きくすることができず、1次側コイル4aに流れる電流が大きくなるからである。そして、動作周波数fsが共振周波数fp2に設定された場合には、等価インピーダンスZin1の絶対値が非常に大きくなることから、この場合にはスイッチング素子2a〜2dに流れる電流を非常に小さくすることができる。
また、fs=28kHzの場合には、出力電圧Eoが15V、出力電流Ioが1.35A、直流電圧電源1から出力される電流が1.12Aとなるため、変換効率は75%となる。これに対して、fs=35.6kHzの場合には、出力電圧Eoが15V、出力電流Ioが1.35A、直流電圧電源1から出力される電流が1.37Aとなるため、変換効率は62%となる。したがって、同じ出力電圧Eoを得ようとする場合には、動作周波数fsを共振周波数fp1,fp3よりも低く設定した方が、高く設定した場合よりも変換効率が向上すると言える。
また、図20(a),21(a)における電圧Vds1及び電流IQ1の波形を見ると、スイッチング素子2aでのドレインとソース間の電圧Vds1が零となってから、スイッチング素子2aに電流が流れているため、動作周波数fsが共振周波数fp1,fp3よりも低い場合であっても高い場合であっても、ZVS(零電圧スイッチング)動作が実現されている。
また、ダイオード6aに関する電圧Vd1及び電流Id1の波形については、図20(b),21(b)に示されるように、動作周波数fsが共振周波数fp1,fp3よりも低い場合と、高い場合とで、同じような波形となっている。そして、ダイオード6aに流れる電流Id1のピーク値は1.6Aとなっている。
一方で、全波整流回路60を使用した場合には、fs=26kHzの場合とfs=34kHzの場合とで出力電圧Eoが異なっているため、図22,23に示されるように波形によってはピーク値が多少異なることがあるが、全般的に各波形についてほぼ同じような形状となっている。そして、図22(a),23(a)における電圧Vds1及び電流IQ1の波形を見ると、スイッチング素子2aでのドレインとソース間の電圧Vds1が零となってから、スイッチング素子2aに電流が流れているため、fs=26kHzの場合であっても、fs=34kHzの場合であっても、ZVS動作が実現されている。
全波整流回路60でのダイオード6aに流れる電流Id1のピーク値は、図22(b)に示されるように4.8Aとなっている。上述のように、倍電流整流回路6のダイオード6aには1.6Aの電流しか流れないことから、全波整流回路60での電流Id1は、倍電流整流回路6のそれよりも大きくなっている。したがって、本非接触給電装置100では、耐電流が小さい整流ダイオードを使用することができる。
図24に本非接触給電装置100と比較対照装置の負荷特性を示す。図中の横軸の「負荷電流」は出力電流Ioを示しており、縦軸は変換効率を示している。図24に示されるように、全波整流回路60を使用した場合、負荷が軽いときには良好な変換効率を維持しているが、負荷が重くなっても出力電流Ioが1.2A以上は流れず、共振点が現れなくなってくる負荷抵抗Ro=30Ω付近から変換効率が大きく低下している。これに対して、倍電流整流回路6を使用した場合には、負荷が軽いときには変換効率があまり良くないが、負荷が重くなっても十分な変換効率を確保することができ、出力電流Ioが2Aのときに変換効率が79%となる。
図25は、本非接触給電装置100において負荷を変化させた場合の変換効率特性を示す図である。図中の横軸は動作周波数fsを示している。図25に示される実験結果は、共振周波数fp2を25kHz付近に設定し、共振周波数fp1を30kHz付近に設定した際の結果を示している。図25に示されるように、負荷が変化した場合であっても、変換効率の周波数特性は25kHzよりも若干大きい周波数で最大値を有している。したがって、動作周波数fsを、共振周波数fp2と共振周波数fp3との間に設定することによって、変換効率を最大にすることができる。
図26は距離dを3mm、5mm、7mmと変化させた場合の本非接触給電装置100の出力特性を示す図である。図26に示される実験結果は、共振周波数fp1を25kHz付近に設定した際の結果を示している。図26に示されるように、1次側コイル4aと2次側コイル4bとのギャップが変化した場合であっても、出力特性の共振周波数fp3はほぼ一定であり、共振周波数fp1とほぼ一致する。そして、動作周波数fsを共振周波数fp1からずらした値に設定することによって、距離dにあまり依存しない安定した出力を得ることができる。
以上のように、本実施の形態に係る非接触給電装置100では、2次側コイル4bに並列接続させた共振コンデンサ5と、倍電流整流回路6とを組み合わせて使用しているため、負荷が重くなっても出力電圧Eoがそれほど低下せず、十分な出力電圧Eoを負荷に供給することができる。
また、負荷変動が生じたとしても出力電圧Eoの共振周波数fp3は変化せず、また負荷変動による出力電圧Eoの変化は共振周波数fp3で最も大きくなることから、動作周波数fsを共振周波数fp3よりも低く設定することによって、負荷が変動した場合であっても安定した出力電圧Eoを得ることができる。同様に、動作周波数fsを共振周波数fp3よりも低く設定することによって、1次側コイル4aと2次側コイル4bとの間のギャップが変動した場合であっても安定した出力電圧Eoを得ることができる。
さらに、動作周波数fsを共振周波数fp3よりも低く設定することによって、等価インピーダンスZin1の絶対値を大きくすることができるため、1次側コイル4aに流れる電流を少なくすることができる。
また、等価インピーダンスZin1の絶対値は共振周波数fp2で非常に大きくなり、出力電圧Eoは動作周波数fsが共振周波数fp3に近づくほど大きくなるため、動作周波数fsを、共振周波数fp2以上であって共振周波数fp3未満に設定することによって、1次側コイル4aに流れる電流を少なくしつつ高い出力電圧Eoを得ることができ、変換効率を最大にすることができる。
なお、本実施の形態では、倍電流整流回路を使用する場合について説明したが、接続点p1,p2から2次側を見た際の等価インピーダンスZin1が同じであれば、整流回路として他の回路を使用しても良い。例えば、3倍電流整流回路や4倍電流整流回路などのn倍電流整流回路(n>3)を使用しても良い。この場合には、整流ダイオードに流れる電流をさらに少なくすることができることから、整流ダイオードでのコンダクション損失を少なくすることができ変換効率が向上する。また、図10に示される比較対照装置において、共振コンデンサ5における漏れインダクタ10b側の一端と、接続点p3との間に直列にインダクタを挿入した場合であっても、同じ等価インピーダンスZin1が得られるため、同様の効果が得られる。ただし、この場合には、倍電流整流回路6を使用した場合とは異なり、整流ダイオードに流れる電流は低減されないため、これによる効果は期待できないことになる。
本発明の実施の形態に係る非接触給電装置の構成を示す図である。 本発明の実施の形態に係る分離型トランスの構成を示す図である。 本発明の実施の形態に係る分離型トランスでの磁束分布を示す図である。 本発明の実施の形態に係る非接触給電装置の構成を示す図である。 本発明の実施の形態に係る非接触給電装置の回路パラメータを示す図である。 本発明の実施の形態に係るフルブリッジ回路の動作を示す図である。 本発明の実施の形態に係るフルブリッジ回路の動作を示す図である。 本発明の実施の形態に係る倍電流整流回路の動作を示す図である。 本発明の実施の形態に係る非接触給電装置の一部の等価回路を示す図である。 比較対照装置の構成を示す図である。 比較対照装置の一部の等価回路を示す図である。 本発明の実施の形態に係る非接触給電装置での等価インピーダンス特性を示す図である。 比較対照装置での等価インピーダンス特性を示す図である。 本発明の実施の形態に係る非接触給電装置の回路パラメータを示す図である。 本発明の実施の形態に係る非接触給電装置の出力電圧特性を示す図である。 本発明の実施の形態に係る非接触給電装置の出力電力特性を示す図である。 比較対照装置の出力電圧特性を示す図である。 比較対照装置の出力電力特性を示す図である。 本発明の実施の形態に係る非接触給電装置の出力電圧特性の他の例を示す図である。 本発明の実施の形態に係る非接触給電装置でのスイッチング素子及びダイオードの動作を示す図である。 本発明の実施の形態に係る非接触給電装置でのスイッチング素子及びダイオードの動作を示す図である。 比較対照装置でのスイッチング素子及びダイオードの動作を示す図である。 比較対照装置でのスイッチング素子及びダイオードの動作を示す図である。 本発明の実施の形態に係る非接触給電装置の負荷特性を示す図である。 本発明の実施の形態に係る非接触給電装置の負荷特性を示す図である。 本発明の実施の形態に係る非接触給電装置の出力電圧特性を示す図である。
符号の説明
4 分離型トランス
4a 1次側コイル
4b 2次側コイル
5 共振コンデンサ
6 倍電流整流回路
6c インダクタ
7 負荷抵抗素子
10a,10b 漏れインダクタ
100 非接触給電装置
400 励磁インダクタ

Claims (3)

  1. 第1の交流電圧が供給される1次側コイルと、
    前記1次側コイルとトランスを構成し、前記1次側コイルに前記第1の交流電圧が供給された際に生じる磁気誘導によって第2の交流電圧が発生する、前記1次側コイルと離れて設けられた2次側コイルと、
    前記2次側コイルに並列接続されたコンデンサと、
    前記2次側コイルに発生した前記第2の交流電圧を直流の出力電圧に変換してそれを負荷に供給する倍電流整流回路と
    を備え、
    前記トランスでの励磁インダクタと、前記磁気誘導によって形成される漏れインダクタと、前記コンデンサとで共振回路を構成する、非接触給電装置。
  2. 請求項1に記載の非接触給電装置であって、
    前記第1の交流電圧の周波数は、前記出力電圧の周波数特性における共振周波数よりも低く設定されている、非接触給電装置。
  3. 請求項2に記載の非接触給電装置であって、
    前記第1の交流電圧の周波数は、前記1次側コイルの両端から2次側を見た際の等価インピーダンスの絶対値が最大となる周波数以上であって、前記共振周波数未満に設定されている、非接触給電装置。
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