JPH08126230A - 非接触型充電器 - Google Patents
非接触型充電器Info
- Publication number
- JPH08126230A JPH08126230A JP6253300A JP25330094A JPH08126230A JP H08126230 A JPH08126230 A JP H08126230A JP 6253300 A JP6253300 A JP 6253300A JP 25330094 A JP25330094 A JP 25330094A JP H08126230 A JPH08126230 A JP H08126230A
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- Japan
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- charging
- charged
- circuit
- coil
- reed switch
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は非接触型充電器に関し、非充電中に
被充電部以外の導体が充電部上に置かれた場合、充電部
で発生した電磁界によって導体が加熱されないように
し、充電部ハウジングを、容易、かつ安価に防水構造に
できるようにすることを目的する。 【構成】 充電部と被充電部とを分離して構成し、充電
部に送信側コイル37を含む高周波発振回路を設け、被
充電部に受信側コイル31と2次電池24を設けた。ま
た充電部にはリードスイッチ38を設け、被充電部には
永久磁石32を設けた。そして、充電部上に被充電部を
載置した状態では、永久磁石32の磁界によりリードス
イッチ38がオンし高周波発振回路は発振動作を開始す
るが、充電部上から被充電部を取り出すとリードスイッ
チ38はオフになって高周波発振回路の発振動作が停止
するように構成した。
被充電部以外の導体が充電部上に置かれた場合、充電部
で発生した電磁界によって導体が加熱されないように
し、充電部ハウジングを、容易、かつ安価に防水構造に
できるようにすることを目的する。 【構成】 充電部と被充電部とを分離して構成し、充電
部に送信側コイル37を含む高周波発振回路を設け、被
充電部に受信側コイル31と2次電池24を設けた。ま
た充電部にはリードスイッチ38を設け、被充電部には
永久磁石32を設けた。そして、充電部上に被充電部を
載置した状態では、永久磁石32の磁界によりリードス
イッチ38がオンし高周波発振回路は発振動作を開始す
るが、充電部上から被充電部を取り出すとリードスイッ
チ38はオフになって高周波発振回路の発振動作が停止
するように構成した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電動シェーバー(電動
ひげそり器)、コードレス電話器、電動歯ブラシ、ラッ
プトップ型パソコンなど、充電可能な2次電池を電源と
して使用する各種の電気機器、或いは電子機器等に利用
される非接触型充電器に関する。
ひげそり器)、コードレス電話器、電動歯ブラシ、ラッ
プトップ型パソコンなど、充電可能な2次電池を電源と
して使用する各種の電気機器、或いは電子機器等に利用
される非接触型充電器に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は、従来例の説明図であり、図6
中、1は充電用基台、2は第1のコ字状コア、3は1次
側コイル、4は2次電池内蔵機器、5は2次電池、6は
整流器、7は第2のコ字状コア、8は2次側コイル、1
0はスイッチ、11は水滴、12は導体を示す。
中、1は充電用基台、2は第1のコ字状コア、3は1次
側コイル、4は2次電池内蔵機器、5は2次電池、6は
整流器、7は第2のコ字状コア、8は2次側コイル、1
0はスイッチ、11は水滴、12は導体を示す。
【0003】§1:従来の充電装置の説明 従来、充電部と被充電部を備え、非接触式充電を行う装
置として、例えば、図6に示した充電装置が知られてい
た(実開昭58−75438号公報参照)。この充電装
置は、充電用基台(充電部)1と2次電池内蔵機器(被
充電部)4からなり、前記2次電池内蔵機器4を、充電
用基台1上にセットした状態で、前記2次電池内蔵機器
内に設けた2次電池を充電できるように構成されてい
る。
置として、例えば、図6に示した充電装置が知られてい
た(実開昭58−75438号公報参照)。この充電装
置は、充電用基台(充電部)1と2次電池内蔵機器(被
充電部)4からなり、前記2次電池内蔵機器4を、充電
用基台1上にセットした状態で、前記2次電池内蔵機器
内に設けた2次電池を充電できるように構成されてい
る。
【0004】図6のA図に示したように、前記充電用基
台1には、1次側コイル3を巻いた第1のコ字状コア2
と、機械的なスイッチ10等が設けてある。また、前記
2次電池内蔵機器4には、2次側コイル8を巻いた第2
のコ字状コア7と、整流器6と、2次電池5が設けてあ
る。
台1には、1次側コイル3を巻いた第1のコ字状コア2
と、機械的なスイッチ10等が設けてある。また、前記
2次電池内蔵機器4には、2次側コイル8を巻いた第2
のコ字状コア7と、整流器6と、2次電池5が設けてあ
る。
【0005】前記の構成を有する充電装置では、2次電
池内蔵機器4を充電用基台1上にセットすると、2次電
池内蔵機器4によりスイッチ10が押下されてオン状態
になる。この状態では、第1のコ字状コア2と第2のコ
字状コア7が電磁的に結合され、2次側コイル8に電圧
が誘起される。このため、前記2次側コイル8に誘起さ
れた電圧により整流器6を介して2次電池5が充電され
る。
池内蔵機器4を充電用基台1上にセットすると、2次電
池内蔵機器4によりスイッチ10が押下されてオン状態
になる。この状態では、第1のコ字状コア2と第2のコ
字状コア7が電磁的に結合され、2次側コイル8に電圧
が誘起される。このため、前記2次側コイル8に誘起さ
れた電圧により整流器6を介して2次電池5が充電され
る。
【0006】前記のように、2次電池内蔵機器4が充電
用基台1にセットされた状態では、スイッチ10がオン
となって、2次電池5を充電するが、2次電池内蔵機器
4を充電用基台1上から取り出すと、スイッチ10がオ
フとなって、1次側コイル3への通電が停止し、2次電
池5への充電も停止する。
用基台1にセットされた状態では、スイッチ10がオン
となって、2次電池5を充電するが、2次電池内蔵機器
4を充電用基台1上から取り出すと、スイッチ10がオ
フとなって、1次側コイル3への通電が停止し、2次電
池5への充電も停止する。
【0007】§2:充電装置の使用状態1の説明 使用状態1は、図6のB図に示したように、洗面所、バ
スルーム、屋外等の水回りの環境で使用した場合の例で
ある。前記の使用環境で充電装置を使用すると、充電用
基台1上から2次電池内蔵機器4を取り出した状態(非
充電状態)では、充電用基台1上に、水滴11が付着す
ることがある。
スルーム、屋外等の水回りの環境で使用した場合の例で
ある。前記の使用環境で充電装置を使用すると、充電用
基台1上から2次電池内蔵機器4を取り出した状態(非
充電状態)では、充電用基台1上に、水滴11が付着す
ることがある。
【0008】このような場合、機械的なスイッチ10
は、2次電池内蔵機器4により押下される構造になって
いるため、前記スイッチ10の回りに水滴11が付着す
ると、充電用基台1の内部にまで水滴11が侵入して、
スイッチ10やその周辺の回路がショート状態の事故と
なることがある。
は、2次電池内蔵機器4により押下される構造になって
いるため、前記スイッチ10の回りに水滴11が付着す
ると、充電用基台1の内部にまで水滴11が侵入して、
スイッチ10やその周辺の回路がショート状態の事故と
なることがある。
【0009】§3:充電装置の使用状態2の説明 使用状態2は、図6のC図に示したように、充電用基台
1上から2次電池内蔵機器4を取り出し、該2次電池内
蔵機器4を使用している状態(非充電状態)の例であ
る。
1上から2次電池内蔵機器4を取り出し、該2次電池内
蔵機器4を使用している状態(非充電状態)の例であ
る。
【0010】前記の状態では、充電用基台1上には何も
ないが、例えば、充電用基台1上で、スイッチ10と第
1のコ字状コア2の上側に跨がって導体(例えば、金属
容器にガス封入したヘアスプレー)12を置いた場合、
前記導体によりスイッチ10が押下されることがある。
ないが、例えば、充電用基台1上で、スイッチ10と第
1のコ字状コア2の上側に跨がって導体(例えば、金属
容器にガス封入したヘアスプレー)12を置いた場合、
前記導体によりスイッチ10が押下されることがある。
【0011】このような場合、スイッチ10が押下され
ると、1次側コイル3に電流が流れ、前記1次側コイル
3から電磁界が発生する。このため、導体12に渦電流
が流れ、導体12が加熱される。
ると、1次側コイル3に電流が流れ、前記1次側コイル
3から電磁界が発生する。このため、導体12に渦電流
が流れ、導体12が加熱される。
【0012】すなわち、充電用基台1上に2次電池内蔵
機器4以外の導体12を置いてスイッチ10がオンにな
ると、充電状態と同じように1次側コイル3が励磁さ
れ、その結果、導体12が電磁誘導加熱により加熱され
ることがある。そして、前記導体12が、例えばヘアス
プレーであった場合、前記加熱により内部の液体の温度
が上昇して内部の圧力が高くなり爆発事故を起こす危険
性がある。
機器4以外の導体12を置いてスイッチ10がオンにな
ると、充電状態と同じように1次側コイル3が励磁さ
れ、その結果、導体12が電磁誘導加熱により加熱され
ることがある。そして、前記導体12が、例えばヘアス
プレーであった場合、前記加熱により内部の液体の温度
が上昇して内部の圧力が高くなり爆発事故を起こす危険
性がある。
【0013】なお、前記導体12としては、金属容器ガ
スを封入した各種のスプレー類、コイン、金属製のクリ
ップ等がある。これらの導体の内、特にスプレー類は、
温度上昇により内部のガス圧が高くなると爆発の危険性
がある。
スを封入した各種のスプレー類、コイン、金属製のクリ
ップ等がある。これらの導体の内、特にスプレー類は、
温度上昇により内部のガス圧が高くなると爆発の危険性
がある。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】前記のような従来のも
のにおいては、次のような課題があった。 (1) :前記のような充電装置を洗面所、バスルーム、屋
外等の水回りで使用した場合、充電用基台(充電部)上
から2次電池内蔵機器(被充電部)を取り出した状態
(非充電状態)では、充電用基台上に水滴が付着するこ
とがある。
のにおいては、次のような課題があった。 (1) :前記のような充電装置を洗面所、バスルーム、屋
外等の水回りで使用した場合、充電用基台(充電部)上
から2次電池内蔵機器(被充電部)を取り出した状態
(非充電状態)では、充電用基台上に水滴が付着するこ
とがある。
【0015】このような場合、スイッチの回りに水滴が
付着すると充電用基台の内部にまで水滴が侵入して、ス
イッチやその周辺の回路がショート状態の事故となるこ
とがある。
付着すると充電用基台の内部にまで水滴が侵入して、ス
イッチやその周辺の回路がショート状態の事故となるこ
とがある。
【0016】(2) :充電装置を洗面所、バスルーム、屋
外等の水回りで使用した場合、スイッチ部分に水滴が付
着したり、或いは充電用基台内に水滴が侵入してショー
ト事故等を引き起こすことがある。
外等の水回りで使用した場合、スイッチ部分に水滴が付
着したり、或いは充電用基台内に水滴が侵入してショー
ト事故等を引き起こすことがある。
【0017】このようなショート事故等の対策として、
防水構造のスイッチを使用することも考えられるが、防
水構造のスイッチは高価であり、製品のコストアップの
原因ともなる。
防水構造のスイッチを使用することも考えられるが、防
水構造のスイッチは高価であり、製品のコストアップの
原因ともなる。
【0018】(3) :充電用基台(充電部)上に2次電池
内蔵機器(被充電部)以外の導体(例えば、金属製容器
にガスが封入してあるスプレー類、コイン、クリップ
等)を置き、前記導体によりスイッチが押下されてオン
になると、充電状態と同じように1次側コイルが励磁さ
れ、その結果、前記導体が電磁誘導加熱により加熱され
ることがある。
内蔵機器(被充電部)以外の導体(例えば、金属製容器
にガスが封入してあるスプレー類、コイン、クリップ
等)を置き、前記導体によりスイッチが押下されてオン
になると、充電状態と同じように1次側コイルが励磁さ
れ、その結果、前記導体が電磁誘導加熱により加熱され
ることがある。
【0019】そして、前記導体が、例えば、金属製容器
にガスが封入してあるスプレー類であった場合、前記加
熱により前記金属製容器内のガスの温度が上昇して内部
のガス圧が高くなり爆発事故を起こす危険性がある。
にガスが封入してあるスプレー類であった場合、前記加
熱により前記金属製容器内のガスの温度が上昇して内部
のガス圧が高くなり爆発事故を起こす危険性がある。
【0020】本発明は、非充電状態で、充電部上に被充
電部以外の導体が置かれた場合でも、前記導体が電磁誘
導作用により加熱されないようにすることを目的とす
る。また、本発明は、充電部の容器を、容易に、かつ安
価に防水構造にできるようにすることを目的とする。
電部以外の導体が置かれた場合でも、前記導体が電磁誘
導作用により加熱されないようにすることを目的とす
る。また、本発明は、充電部の容器を、容易に、かつ安
価に防水構造にできるようにすることを目的とする。
【0021】更に、本発明は、充電部の容器を防水構造
とすることにより、非充電状態で充電部上に水滴が付着
しても、前記水滴が充電部内に侵入してショート事故や
誤動作等を起こさないようにすることを目的とする。
とすることにより、非充電状態で充電部上に水滴が付着
しても、前記水滴が充電部内に侵入してショート事故や
誤動作等を起こさないようにすることを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図である。本発明は前記の目的を達成するため、次のよ
うに構成した。
図である。本発明は前記の目的を達成するため、次のよ
うに構成した。
【0023】図1に示したように、非接触型充電器を構
成する充電部と被充電部とを分離して構成し、前記充電
部には、送信側コイル37と共振用コンデンサ50の並
列共振回路を含む高周波発振回路を設け、前記被充電部
には、充電時に前記高周波発振回路の送信側コイル37
と電磁結合して電圧を誘起させるための受信側コイル3
1と、該受信側コイル31に誘起した電圧により充電可
能な2次電池24を設けた。
成する充電部と被充電部とを分離して構成し、前記充電
部には、送信側コイル37と共振用コンデンサ50の並
列共振回路を含む高周波発振回路を設け、前記被充電部
には、充電時に前記高周波発振回路の送信側コイル37
と電磁結合して電圧を誘起させるための受信側コイル3
1と、該受信側コイル31に誘起した電圧により充電可
能な2次電池24を設けた。
【0024】また、前記充電部には、高周波発振回路の
発振状態と発振停止状態を切り換えるためのリードスイ
ッチ38を設け、前記被充電部には、前記リードスイッ
チ38の動作磁界を発生させるための永久磁石32を設
けた。
発振状態と発振停止状態を切り換えるためのリードスイ
ッチ38を設け、前記被充電部には、前記リードスイッ
チ38の動作磁界を発生させるための永久磁石32を設
けた。
【0025】そして、充電部上に被充電部を載置した場
合は、永久磁石32とリードスイッチ38が接近して対
向した位置に配置され、前記永久磁石32の磁界により
リードスイッチ38がオンする。前記のようにリードス
イッチ38がオンになった場合、充電部の高周波発振回
路は発振状態となる。
合は、永久磁石32とリードスイッチ38が接近して対
向した位置に配置され、前記永久磁石32の磁界により
リードスイッチ38がオンする。前記のようにリードス
イッチ38がオンになった場合、充電部の高周波発振回
路は発振状態となる。
【0026】また、充電部上から被充電部を取り出し、
充電部と被充電部の距離を離した場合、永久磁石32か
らの磁界がリードスイッチ38に影響しなくなり、リー
ドスイッチ38はオフになって高周波発振回路が発振停
止状態になるように構成した。
充電部と被充電部の距離を離した場合、永久磁石32か
らの磁界がリードスイッチ38に影響しなくなり、リー
ドスイッチ38はオフになって高周波発振回路が発振停
止状態になるように構成した。
【0027】
【作用】前記構成に基づく本発明の作用を、図1に基づ
いて説明する。2次電池24への充電を行う場合は、被
充電部を充電部の上に載せて電源を投入し、充電状態に
して充電を行う。前記充電状態では、永久磁石32とリ
ードスイッチ38が対向した位置に配置され、永久磁石
32の磁界によりリードスイッチ38がオンになり、高
周波発振回路が動作を開始する。
いて説明する。2次電池24への充電を行う場合は、被
充電部を充電部の上に載せて電源を投入し、充電状態に
して充電を行う。前記充電状態では、永久磁石32とリ
ードスイッチ38が対向した位置に配置され、永久磁石
32の磁界によりリードスイッチ38がオンになり、高
周波発振回路が動作を開始する。
【0028】この時、送信側コイル37と受信側コイル
31が接近し、対向した位置に配置されるので、これら
のコイルがトランスのコイルと同様に機能する。すなわ
ち、送信側コイル37がトランスの1次側コイルで、受
信側コイル31がトランスの2次側コイルとして機能す
る。
31が接近し、対向した位置に配置されるので、これら
のコイルがトランスのコイルと同様に機能する。すなわ
ち、送信側コイル37がトランスの1次側コイルで、受
信側コイル31がトランスの2次側コイルとして機能す
る。
【0029】そして、充電部の高周波発振回路が発振動
作を開始すると、該高周波発振回路を構成する並列共振
回路が所定の周波数で共振した状態となる。この時、送
信側コイル37と受信側コイル31が電磁結合し、送信
側コイル37で発生した磁束が受信側コイル31に鎖交
し、受信側コイル31に電圧が誘起する。
作を開始すると、該高周波発振回路を構成する並列共振
回路が所定の周波数で共振した状態となる。この時、送
信側コイル37と受信側コイル31が電磁結合し、送信
側コイル37で発生した磁束が受信側コイル31に鎖交
し、受信側コイル31に電圧が誘起する。
【0030】この誘起した電圧により、受信側コイル3
1と共振用コンデンサ55からなる被充電部の並列共振
回路が共振し、この並列共振回路の出力で2次電池24
を充電する。すなわち、充電時には、充電部の並列共振
回路と、被充電部の並列共振回路が同時に共振し2次電
池24の充電を行う。
1と共振用コンデンサ55からなる被充電部の並列共振
回路が共振し、この並列共振回路の出力で2次電池24
を充電する。すなわち、充電時には、充電部の並列共振
回路と、被充電部の並列共振回路が同時に共振し2次電
池24の充電を行う。
【0031】前記の充電状態で、充電部上から被充電部
を取り出して両者の距離を離すと、永久磁石32による
磁界がリードスイッチ38に影響しなくなり、リードス
イッチ38がオフとなって高周波発振回路の発振動作は
停止する。前記のように高周波発振回路の発振動作が停
止すると、送信側コイル37から磁界が発生しなくな
り、受信側コイル31に誘起していた電圧も消滅し、非
充電状態になる。
を取り出して両者の距離を離すと、永久磁石32による
磁界がリードスイッチ38に影響しなくなり、リードス
イッチ38がオフとなって高周波発振回路の発振動作は
停止する。前記のように高周波発振回路の発振動作が停
止すると、送信側コイル37から磁界が発生しなくな
り、受信側コイル31に誘起していた電圧も消滅し、非
充電状態になる。
【0032】この非充電状態で、例えば充電部の上に導
体(金属製容器にガスを封入したスプレー類、コイン、
クリップ等)を置いても、前記導体から磁界は発生しな
いのでリードスイッチ38はオンにならない。従って、
高周波発振回路の発振動作は停止したままであり、送信
側コイル37から電磁界は発生しない。
体(金属製容器にガスを封入したスプレー類、コイン、
クリップ等)を置いても、前記導体から磁界は発生しな
いのでリードスイッチ38はオンにならない。従って、
高周波発振回路の発振動作は停止したままであり、送信
側コイル37から電磁界は発生しない。
【0033】前記のように、非充電状態では、充電部の
上に導体を置いても送信側コイル37から電磁界が発生
しないので、前記導体が発熱することはない。従って、
例えば、充電部の上にヘアスプレー等を置いた場合で
も、発熱により爆発する恐れはない。
上に導体を置いても送信側コイル37から電磁界が発生
しないので、前記導体が発熱することはない。従って、
例えば、充電部の上にヘアスプレー等を置いた場合で
も、発熱により爆発する恐れはない。
【0034】また、充電部の高周波発振回路の発振動作
を停止させるスイッチとして、リードスイッチを使用し
ている。このリードスイッチは、永久磁石と非接触状態
でオン/オフできるので、充電部を防水構造にすること
が容易になる。
を停止させるスイッチとして、リードスイッチを使用し
ている。このリードスイッチは、永久磁石と非接触状態
でオン/オフできるので、充電部を防水構造にすること
が容易になる。
【0035】そして、充電部を防水構造にすれば、従来
のように、防水型の機械的なスイッチを使用しなくて
も、充電部内に外部から水滴が侵入する恐れがない。
のように、防水型の機械的なスイッチを使用しなくて
も、充電部内に外部から水滴が侵入する恐れがない。
【0036】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。なお、以下に説明する実施例は、非接触型充電式
電動シェーバーに適用した例である。
する。なお、以下に説明する実施例は、非接触型充電式
電動シェーバーに適用した例である。
【0037】図2〜図5は本発明の実施例を示した図で
あり、図2〜図5中、各部の符号は次の通りである。2
0は充電部スタンド、21は充電部スタンドハウジン
グ、22は電動シェーバー、23は電動シェーバーハウ
ジング、24は2次電池、25はプリント板、26は2
次側電気部品、27はモータ、28は機構部品、29は
刃、30は電磁遮蔽板、31は受信側コイル、32は永
久磁石、33は電動シェーバー載置部を示す。
あり、図2〜図5中、各部の符号は次の通りである。2
0は充電部スタンド、21は充電部スタンドハウジン
グ、22は電動シェーバー、23は電動シェーバーハウ
ジング、24は2次電池、25はプリント板、26は2
次側電気部品、27はモータ、28は機構部品、29は
刃、30は電磁遮蔽板、31は受信側コイル、32は永
久磁石、33は電動シェーバー載置部を示す。
【0038】35はプリント板、36は1次側電気部
品、37は送信側コイル、38はリードスイッチ、39
はコード、40は電源プラグ、42、43は凹部を示
す。46はヒューズ、47は全波整流回路、48は平滑
用コンデンサ、49は発振用コンデンサ、50は共振用
コンデンサ、51は起動抵抗、52はスイッチング用ト
ランジスタ、53は帰還用コイル、55は共振用コンデ
ンサ、56は平滑用コンデンサ、57は整流用ダイオー
ド、58は定電流素子を示す。
品、37は送信側コイル、38はリードスイッチ、39
はコード、40は電源プラグ、42、43は凹部を示
す。46はヒューズ、47は全波整流回路、48は平滑
用コンデンサ、49は発振用コンデンサ、50は共振用
コンデンサ、51は起動抵抗、52はスイッチング用ト
ランジスタ、53は帰還用コイル、55は共振用コンデ
ンサ、56は平滑用コンデンサ、57は整流用ダイオー
ド、58は定電流素子を示す。
【0039】§1:非接触型充電式電動シェーバーの説
明・・・図2、図3参照図2は非接触型充電式電動シェ
ーバーの説明図1である。また、図3は非接触型充電式
電動シェーバーの説明図2であり、A図は断面図、B図
はA図のイ部拡大図である。
明・・・図2、図3参照図2は非接触型充電式電動シェ
ーバーの説明図1である。また、図3は非接触型充電式
電動シェーバーの説明図2であり、A図は断面図、B図
はA図のイ部拡大図である。
【0040】本実施例の非接触型充電式電動シェーバー
は、充電部スタンド20と電動シェーバー22で構成さ
れており、前記充電部スタンド20には充電部が設けて
あり、電動シェーバー22には被充電部が設けてある。
は、充電部スタンド20と電動シェーバー22で構成さ
れており、前記充電部スタンド20には充電部が設けて
あり、電動シェーバー22には被充電部が設けてある。
【0041】すなわち、充電部スタンド20には充電部
スタンドハウジング21が設けてあり、この充電部スタ
ンドハウジング21内に充電部が設けてある。また、電
動シェーバー22には電動シェーバーハウジング23が
設けてあり、この電動シェーバーハウジング23内に被
充電部が設けてある。
スタンドハウジング21が設けてあり、この充電部スタ
ンドハウジング21内に充電部が設けてある。また、電
動シェーバー22には電動シェーバーハウジング23が
設けてあり、この電動シェーバーハウジング23内に被
充電部が設けてある。
【0042】前記充電部スタンドハウジング21の外側
には、電動シェーバー22を載せて置くための電動シェ
ーバー載置部33が設けてある。そして、電動シェーバ
ー22を使用する時は、電動シェーバー載置部33から
電動シェーバー22を取り出して使用し、それ以外の時
は、電動シェーバー22を電動シェーバー載置部33上
に載せておくことにより、非接触で被充電部の充電を行
うように構成されている。
には、電動シェーバー22を載せて置くための電動シェ
ーバー載置部33が設けてある。そして、電動シェーバ
ー22を使用する時は、電動シェーバー載置部33から
電動シェーバー22を取り出して使用し、それ以外の時
は、電動シェーバー22を電動シェーバー載置部33上
に載せておくことにより、非接触で被充電部の充電を行
うように構成されている。
【0043】前記充電部スタンドハウジング21内の充
電部には、充電用の高周波発振回路等を構成する1次側
電気部品36を搭載したプリント板35を設け、該プリ
ント板35には、電源プラグ40を備えたコード39を
接続して外部から電源(商用電源等)の供給ができるよ
うに構成されている。
電部には、充電用の高周波発振回路等を構成する1次側
電気部品36を搭載したプリント板35を設け、該プリ
ント板35には、電源プラグ40を備えたコード39を
接続して外部から電源(商用電源等)の供給ができるよ
うに構成されている。
【0044】また、充電部スタンドハウジング21の一
部(内部側)には、前記高周波発振器を構成する送信側
コイル37と、前記高周波発振器の発振状態/発振停止
状態を切り換えるためのリードスイッチ38が設けてあ
る。
部(内部側)には、前記高周波発振器を構成する送信側
コイル37と、前記高周波発振器の発振状態/発振停止
状態を切り換えるためのリードスイッチ38が設けてあ
る。
【0045】一方、電動シェーバーハウジング23内の
被充電部には、電動シェーバー22を構成するモータ2
7、機構部品28、刃29、2次電池24、電磁遮蔽板
30、2次側電気部品(並列共振回路を構成する部品
等)26を搭載したプリント板25等が設けてある。
被充電部には、電動シェーバー22を構成するモータ2
7、機構部品28、刃29、2次電池24、電磁遮蔽板
30、2次側電気部品(並列共振回路を構成する部品
等)26を搭載したプリント板25等が設けてある。
【0046】また、前記電動シェーバーハウジング23
の一部(内部側)には、並列共振回路を構成する受信側
コイル31と、前記リードスイッチ38を駆動するため
の永久磁石32が設けてある。
の一部(内部側)には、並列共振回路を構成する受信側
コイル31と、前記リードスイッチ38を駆動するため
の永久磁石32が設けてある。
【0047】この場合、受信側コイル31は、電動シェ
ーバー22を電動シェーバー載置部33に載せた状態
で、電動シェーバー載置部33に最も近い位置(通常は
下側)となるように配置し、かつ、送信側コイル37と
対向するように位置決めして配置する。
ーバー22を電動シェーバー載置部33に載せた状態
で、電動シェーバー載置部33に最も近い位置(通常は
下側)となるように配置し、かつ、送信側コイル37と
対向するように位置決めして配置する。
【0048】また、2次電池24は、電動シェーバー2
2を電動シェーバー載置部33に載せた状態で、電動シ
ェーバー載置部33から遠い位置に配置し、電磁遮蔽板
30は、受信側コイル31と2次電池24の間に配置す
ることで、送信側コイル37からの電磁遮蔽を行ってい
る。
2を電動シェーバー載置部33に載せた状態で、電動シ
ェーバー載置部33から遠い位置に配置し、電磁遮蔽板
30は、受信側コイル31と2次電池24の間に配置す
ることで、送信側コイル37からの電磁遮蔽を行ってい
る。
【0049】前記電磁遮蔽板30が無い場合は、送信側
コイル37で発生した電磁界が2次電池24まで達し、
2次電池24の金属体に渦電流が流れる。その結果、2
次電池が発熱し2次電池が劣化する恐れがある。しか
し、電磁遮蔽板30を設けることにより、送信側コイル
37で発生した電磁界を遮蔽し、前記2次電池24の発
熱を防止することができる。
コイル37で発生した電磁界が2次電池24まで達し、
2次電池24の金属体に渦電流が流れる。その結果、2
次電池が発熱し2次電池が劣化する恐れがある。しか
し、電磁遮蔽板30を設けることにより、送信側コイル
37で発生した電磁界を遮蔽し、前記2次電池24の発
熱を防止することができる。
【0050】前記2次電池としては、例えば、ニッケル
・カドミウム電池、ニッケル・水素電池、リチウム・イ
オン電池等が使用可能である。また、電磁遮蔽板30
は、例えば、複合フェライト(フェライトと樹脂の複合
体)で構成する。
・カドミウム電池、ニッケル・水素電池、リチウム・イ
オン電池等が使用可能である。また、電磁遮蔽板30
は、例えば、複合フェライト(フェライトと樹脂の複合
体)で構成する。
【0051】前記リードスイッチ38と、永久磁石32
は、例えば図3のB図に示したように取り付ける。この
例では、充電部スタンドハウジング21内の一部に凹部
43を設け、この凹部43内にリードスイッチ38を固
着する。
は、例えば図3のB図に示したように取り付ける。この
例では、充電部スタンドハウジング21内の一部に凹部
43を設け、この凹部43内にリードスイッチ38を固
着する。
【0052】また、電動シェーバーハウジング23内の
一部に凹部42を設け、この凹部42内に永久磁石32
を固着する。そして、電動シェーバー載置部33上に電
動シェーバー22を載せた状態で、前記リードスイッチ
38と永久磁石32が対向する位置に固着する。
一部に凹部42を設け、この凹部42内に永久磁石32
を固着する。そして、電動シェーバー載置部33上に電
動シェーバー22を載せた状態で、前記リードスイッチ
38と永久磁石32が対向する位置に固着する。
【0053】前記のように、リードスイッチ38と永久
磁石32を凹部内に取り付けることにより、リードスイ
ッチ38と永久磁石32との間の距離を調整することが
できる。なお、前記リードスイッチ38、及び永久磁石
32の固着手段としては、接着剤などを使用する。
磁石32を凹部内に取り付けることにより、リードスイ
ッチ38と永久磁石32との間の距離を調整することが
できる。なお、前記リードスイッチ38、及び永久磁石
32の固着手段としては、接着剤などを使用する。
【0054】前記リードスイッチ38は、例えば、2本
のリード片をガラス管内に封入し、前記ガラス管内に不
活性ガスを入れたものを使用するが、その他、任意構造
のリードスイッチを用いることができる。
のリード片をガラス管内に封入し、前記ガラス管内に不
活性ガスを入れたものを使用するが、その他、任意構造
のリードスイッチを用いることができる。
【0055】前記リードスイッチ38は、電動シェーバ
ー載置部33上に電動シェーバー22を載せると(図3
のB図の状態)、永久磁石32の磁界により2本のリー
ド片が吸引されて接触することによりオンとなる。
ー載置部33上に電動シェーバー22を載せると(図3
のB図の状態)、永久磁石32の磁界により2本のリー
ド片が吸引されて接触することによりオンとなる。
【0056】また、電動シェーバー載置部33上から電
動シェーバー22を取り出す(永久磁石をリードスイッ
チから遠ざける)と、永久磁石32の磁界がなくなるの
で、前記2本のリード片は自己の復帰力により離れてオ
フになる。
動シェーバー22を取り出す(永久磁石をリードスイッ
チから遠ざける)と、永久磁石32の磁界がなくなるの
で、前記2本のリード片は自己の復帰力により離れてオ
フになる。
【0057】§2:充電部、及び被充電部の回路構成例
1の説明・・・図4参照図4は充電部/被充電部の回路
例1であり、A図は充電部の回路構成図、B図は被充電
部の回路構成図を示す。
1の説明・・・図4参照図4は充電部/被充電部の回路
例1であり、A図は充電部の回路構成図、B図は被充電
部の回路構成図を示す。
【0058】(1) :充電部の回路構成の説明 前記電動シェーバー22内の充電部には、図4のA図に
示した構成の回路が設けてある。この回路は、ヒューズ
46、リードスイッチ38、全波整流回路47、平滑用
コンデンサ48、発振用コンデンサ49、スイッチング
用トランジスタ52、起動抵抗51、共振用コンデンサ
50、送信側コイル37、帰還用コイル53等で構成さ
れている。
示した構成の回路が設けてある。この回路は、ヒューズ
46、リードスイッチ38、全波整流回路47、平滑用
コンデンサ48、発振用コンデンサ49、スイッチング
用トランジスタ52、起動抵抗51、共振用コンデンサ
50、送信側コイル37、帰還用コイル53等で構成さ
れている。
【0059】前記回路において、ヒューズ46、リード
スイッチ38、全波整流回路47、平滑用コンデンサ4
8からなる回路は、電源部を構成する回路であり、電源
プラグ40から入力した商用周波数の交流を全波整流し
て、平滑用コンデンサ48の端子に直流電圧を発生させ
る回路である。
スイッチ38、全波整流回路47、平滑用コンデンサ4
8からなる回路は、電源部を構成する回路であり、電源
プラグ40から入力した商用周波数の交流を全波整流し
て、平滑用コンデンサ48の端子に直流電圧を発生させ
る回路である。
【0060】また、発振用コンデンサ49、共振用コン
デンサ50、起動抵抗51、スイッチング用トランジス
タ52、送信側コイル37、帰還用コイル53からなる
回路は、コレクタ同調型自励発振回路(高周波発振回
路)を構成しており、前記送信側コイル37と共振用コ
ンデンサ50は並列共振回路を構成している。この場
合、前記発振回路は、前記並列共振回路の共振周波数で
発振するように構成されている。
デンサ50、起動抵抗51、スイッチング用トランジス
タ52、送信側コイル37、帰還用コイル53からなる
回路は、コレクタ同調型自励発振回路(高周波発振回
路)を構成しており、前記送信側コイル37と共振用コ
ンデンサ50は並列共振回路を構成している。この場
合、前記発振回路は、前記並列共振回路の共振周波数で
発振するように構成されている。
【0061】前記送信側コイル37と帰還用コイル53
は、それぞれフェライトコアに巻いたコイルである。こ
の場合、充電時には送信側コイル37はトランスの1次
捲線として機能し、帰還用コイル53はトランスの帰還
用捲線として機能するものである。
は、それぞれフェライトコアに巻いたコイルである。こ
の場合、充電時には送信側コイル37はトランスの1次
捲線として機能し、帰還用コイル53はトランスの帰還
用捲線として機能するものである。
【0062】前記リードスイッチ38は、充電状態でオ
ンとなり、非充電状態でオフとなるスイッチであり、前
記リードスイッチ38がオフになると、電源回路が遮断
され、前記発振回路の発振動作は停止する。
ンとなり、非充電状態でオフとなるスイッチであり、前
記リードスイッチ38がオフになると、電源回路が遮断
され、前記発振回路の発振動作は停止する。
【0063】(2) :被充電部の回路構成の説明 電動シェーバー22の電動シェーバーハウジング23内
に設けた被充電部には、図4のB図に示した構成の回路
が設けてある。
に設けた被充電部には、図4のB図に示した構成の回路
が設けてある。
【0064】この回路は、受信側コイル31と、共振用
コンデンサ55と、平滑用コンデンサ56と、整流用ダ
イオード57と、定電流素子58で構成されており、こ
れらの回路で2次電池24を充電するように構成されて
いる。
コンデンサ55と、平滑用コンデンサ56と、整流用ダ
イオード57と、定電流素子58で構成されており、こ
れらの回路で2次電池24を充電するように構成されて
いる。
【0065】前記回路において、受信側コイル31には
共振用コンデンサ55が並列接続されていて、これらで
並列共振回路を構成している。この場合、受信側コイル
31は、充電時に、充電部の送信側コイル37と電磁結
合するように構成されている。従って、充電時には、受
信側コイル31に電圧が誘起し、この誘起した電圧によ
り前記並列共振回路が共振するように構成されている。
共振用コンデンサ55が並列接続されていて、これらで
並列共振回路を構成している。この場合、受信側コイル
31は、充電時に、充電部の送信側コイル37と電磁結
合するように構成されている。従って、充電時には、受
信側コイル31に電圧が誘起し、この誘起した電圧によ
り前記並列共振回路が共振するように構成されている。
【0066】§3:充電回路の動作説明 前記図4に示した充電部、及び被充電部の充電動作は次
の通りである。 (1) :動作の概要 2次電池への充電を行う場合は、図2、図3に示したよ
うに、電動シェーバー22を充電部スタンド20の電動
シェーバー載置部33上に載せた状態で電源を投入し、
充電状態にして行う。
の通りである。 (1) :動作の概要 2次電池への充電を行う場合は、図2、図3に示したよ
うに、電動シェーバー22を充電部スタンド20の電動
シェーバー載置部33上に載せた状態で電源を投入し、
充電状態にして行う。
【0067】この場合、電源プラグ40を電源(商用周
波数の交流電源)に接続した状態で、電動シェーバー2
2を電動シェーバー載置部33上に載せると、永久磁石
32の磁界によりリードスイッチ38がオン(スイッチ
閉)となり、充電部に電源が供給され充電状態となる。
波数の交流電源)に接続した状態で、電動シェーバー2
2を電動シェーバー載置部33上に載せると、永久磁石
32の磁界によりリードスイッチ38がオン(スイッチ
閉)となり、充電部に電源が供給され充電状態となる。
【0068】この充電状態では、送信側コイル37と受
信側コイル31が対向した位置に配置されるので、これ
らのコイルが、トランスの1次側コイル、2次側コイル
と同様に機能する。すなわち、送信側コイル37がトラ
ンスの1次側コイルで、受信側コイル31がトランスの
2次側コイルとして機能する。
信側コイル31が対向した位置に配置されるので、これ
らのコイルが、トランスの1次側コイル、2次側コイル
と同様に機能する。すなわち、送信側コイル37がトラ
ンスの1次側コイルで、受信側コイル31がトランスの
2次側コイルとして機能する。
【0069】従って、充電部の発振回路(高周波発振回
路)が発振すると、該発振回路を構成する並列共振回路
が所定の周波数で共振する。この時、送信側コイル37
と受信側コイル31が電磁結合し、送信側コイル37で
発生した磁束が受信側コイル31に鎖交し、受信側コイ
ル31に電圧が誘起する。
路)が発振すると、該発振回路を構成する並列共振回路
が所定の周波数で共振する。この時、送信側コイル37
と受信側コイル31が電磁結合し、送信側コイル37で
発生した磁束が受信側コイル31に鎖交し、受信側コイ
ル31に電圧が誘起する。
【0070】この誘起した電圧により、被充電部の並列
共振回路が共振し、この並列共振回路の出力で2次電池
24を充電する。すなわち、充電時には、充電部の並列
共振回路と、被充電部の並列共振回路が同時に共振し、
2次電池24の充電を行う。以下、各部の動作を説明す
る。
共振回路が共振し、この並列共振回路の出力で2次電池
24を充電する。すなわち、充電時には、充電部の並列
共振回路と、被充電部の並列共振回路が同時に共振し、
2次電池24の充電を行う。以下、各部の動作を説明す
る。
【0071】(2) :充電部の動作説明 充電部では、電源プラグ40に商用周波数(50/60
HZ )の交流電圧を印加し、リードスイッチ38をオン
にして前記の充電状態にすると、全波整流回路47が全
波整流を行い、平滑用コンデンサ48が平滑化を行うこ
とにより、平滑用コンデンサ48の端子に平滑した直流
電圧を発生させる。
HZ )の交流電圧を印加し、リードスイッチ38をオン
にして前記の充電状態にすると、全波整流回路47が全
波整流を行い、平滑用コンデンサ48が平滑化を行うこ
とにより、平滑用コンデンサ48の端子に平滑した直流
電圧を発生させる。
【0072】そして、発振用コンデンサ49、共振用コ
ンデンサ50、起動抵抗51、スイッチング用トランジ
スタ52、送信側コイル37、帰還用コイル53からな
るコレクタ同調型自励発振回路(高周波発振回路)で
は、前記直流電圧により次のように発振動作を行う。
ンデンサ50、起動抵抗51、スイッチング用トランジ
スタ52、送信側コイル37、帰還用コイル53からな
るコレクタ同調型自励発振回路(高周波発振回路)で
は、前記直流電圧により次のように発振動作を行う。
【0073】先ず、起動抵抗51、帰還用コイル53を
通じてスイッチング用トランジスタ52のベースに電流
が流れると、スイッチング用トランジスタ52のコレク
タ電流が流れ、送信側コイル37にも電流が流れる。そ
して、この電流は徐々に増加する。
通じてスイッチング用トランジスタ52のベースに電流
が流れると、スイッチング用トランジスタ52のコレク
タ電流が流れ、送信側コイル37にも電流が流れる。そ
して、この電流は徐々に増加する。
【0074】このため、帰還用コイル53に電圧が発生
し、該帰還用コイル53に発生した電圧により、発振用
コンデンサ49、帰還用コイル53、スイッチング用ト
ランジスタ52のベースを通じて電流が流れるため、ス
イッチング用トランジスタ52のコレクタの電流は更に
増加しようとする(正帰還による電流の増加)。
し、該帰還用コイル53に発生した電圧により、発振用
コンデンサ49、帰還用コイル53、スイッチング用ト
ランジスタ52のベースを通じて電流が流れるため、ス
イッチング用トランジスタ52のコレクタの電流は更に
増加しようとする(正帰還による電流の増加)。
【0075】その後、帰還用コイル53の電圧が逆転す
ると、スイッチング用トランジスタ52がオフになる。
更に時間が経過して帰還用コイル53の電圧の極性が逆
転すると、再びスイッチング用トランジスタ52に電流
が流れ、前記と同様な動作をする。
ると、スイッチング用トランジスタ52がオフになる。
更に時間が経過して帰還用コイル53の電圧の極性が逆
転すると、再びスイッチング用トランジスタ52に電流
が流れ、前記と同様な動作をする。
【0076】このように、帰還用コイル53の電圧の極
性に応じて、スイッチング用トランジスタ52はオン/
オフ動作を繰り返して行うが、この場合、送信側コイル
37と共振用コンデンサ50からなる並列共振回路は、
所定の周波数で共振している。
性に応じて、スイッチング用トランジスタ52はオン/
オフ動作を繰り返して行うが、この場合、送信側コイル
37と共振用コンデンサ50からなる並列共振回路は、
所定の周波数で共振している。
【0077】従って、スイッチング用トランジスタ52
がオンになり、コレクタ電流が増加した時、スイッチン
グ用トランジスタ52のコレクタ電流は、前記並列共振
回路による固定の周波数で決まる正弦波電流となる。こ
のため、帰還用コイル53に発生する電圧も、前記周波
数の正弦波電圧となり、スイッチング用トランジスタ5
2のコレクタ電圧も正弦波電圧となる。
がオンになり、コレクタ電流が増加した時、スイッチン
グ用トランジスタ52のコレクタ電流は、前記並列共振
回路による固定の周波数で決まる正弦波電流となる。こ
のため、帰還用コイル53に発生する電圧も、前記周波
数の正弦波電圧となり、スイッチング用トランジスタ5
2のコレクタ電圧も正弦波電圧となる。
【0078】一方、スイッチング用トランジスタ52が
オフの場合、前記並列共振回路は、共振状態なので、ス
イッチング用トランジスタ52のコレクタ電圧は連続し
た正弦波電圧となる。
オフの場合、前記並列共振回路は、共振状態なので、ス
イッチング用トランジスタ52のコレクタ電圧は連続し
た正弦波電圧となる。
【0079】前記のようにして、並列共振回路では、送
信側コイル37のインダクタンス値と共振用コンデンサ
50の容量値で決まる周波数で共振する。そして、発振
回路では、前記並列共振回路の共振周波数で発振する。
なお、前記充電状態でリードスイッチ38がオフになる
と、電源回路が遮断され発振回路の発振動作が停止して
非充電状態となる。
信側コイル37のインダクタンス値と共振用コンデンサ
50の容量値で決まる周波数で共振する。そして、発振
回路では、前記並列共振回路の共振周波数で発振する。
なお、前記充電状態でリードスイッチ38がオフになる
と、電源回路が遮断され発振回路の発振動作が停止して
非充電状態となる。
【0080】(3) :被充電部の動作説明 被充電部では、充電時に次のように動作して2次電池2
4に対し充電を行う。前記充電部の発振回路が発振して
いる時、送信側コイル37と受信側コイル31はトラン
ス1次側コイルと2次側コイルの関係となり、互いに電
磁結合する。このため、受信側コイル31には電圧が誘
起し、前記電圧により受信側コイル31に電流が流れ
る。
4に対し充電を行う。前記充電部の発振回路が発振して
いる時、送信側コイル37と受信側コイル31はトラン
ス1次側コイルと2次側コイルの関係となり、互いに電
磁結合する。このため、受信側コイル31には電圧が誘
起し、前記電圧により受信側コイル31に電流が流れ
る。
【0081】この時、受信側コイル31と共振用コンデ
ンサ55は並列共振回路を構成しているので、受信側コ
イル31と共振用コンデンサ55で決まる所定の周波数
で共振する。
ンサ55は並列共振回路を構成しているので、受信側コ
イル31と共振用コンデンサ55で決まる所定の周波数
で共振する。
【0082】この並列共振回路が共振状態になると、該
並列共振回路には正弦波電圧が発生する。この電圧によ
り整流用ダイオード57を介して平滑用コンデンサ56
に電流が流れ、該平滑用コンデンサ56の端子に平滑化
した直流電圧が発生する。
並列共振回路には正弦波電圧が発生する。この電圧によ
り整流用ダイオード57を介して平滑用コンデンサ56
に電流が流れ、該平滑用コンデンサ56の端子に平滑化
した直流電圧が発生する。
【0083】この平滑用コンデンサ56の端子に発生し
た直流電圧により、定電流素子58を介して2次電池2
4に充電電流が流れ、2次電池24を充電する。 §4:充電部、及び被充電部の回路構成例2の説明・・
・図5参照 図5は充電部/被充電部の回路例2であり、A図は充電
部の回路構成図、B図は被充電部の回路構成図を示す。
た直流電圧により、定電流素子58を介して2次電池2
4に充電電流が流れ、2次電池24を充電する。 §4:充電部、及び被充電部の回路構成例2の説明・・
・図5参照 図5は充電部/被充電部の回路例2であり、A図は充電
部の回路構成図、B図は被充電部の回路構成図を示す。
【0084】回路例2では、リードスイッチ38を充電
部の電源回路に挿入するのではなく、スイッチング用ト
ランジスタ52のベース回路に挿入した例である。な
お、リードスイッチ38の挿入位置以外の構成は、前記
図4に示した回路構成と同じである。また、被充電部の
回路構成も、図4に示した回路と同じである。また、充
電部、及び被充電部の動作も前記図4に示した回路と同
じである。
部の電源回路に挿入するのではなく、スイッチング用ト
ランジスタ52のベース回路に挿入した例である。な
お、リードスイッチ38の挿入位置以外の構成は、前記
図4に示した回路構成と同じである。また、被充電部の
回路構成も、図4に示した回路と同じである。また、充
電部、及び被充電部の動作も前記図4に示した回路と同
じである。
【0085】この例のように、リードスイッチ38をス
イッチング用トランジスタ52のベース回路に挿入した
場合、リードスイッチ38では小電流の開閉(図4の例
に比べて)を行えば済むから、電流容量が小さく、安価
で小型のリードスイッチを使用することが可能である。
イッチング用トランジスタ52のベース回路に挿入した
場合、リードスイッチ38では小電流の開閉(図4の例
に比べて)を行えば済むから、電流容量が小さく、安価
で小型のリードスイッチを使用することが可能である。
【0086】(他の実施例)以上実施例について説明し
たが、本発明は次のようにしても実施可能である。 (1) :充電部の高周波発振回路は、前記実施例の回路に
限らず、他の同様な高周波発振回路(例えば、プッシュ
プル型高周波発振回路、他励型高周波発振回路等)にも
適用可能である。
たが、本発明は次のようにしても実施可能である。 (1) :充電部の高周波発振回路は、前記実施例の回路に
限らず、他の同様な高周波発振回路(例えば、プッシュ
プル型高周波発振回路、他励型高周波発振回路等)にも
適用可能である。
【0087】(2) :充電部と被充電部を備えた非接触型
充電器は、電動シェーバーに限らず、携帯電話器、コー
ドレス電話器、電動歯ブラシ、ラップトップ型パソコン
など2次電池を電源として使用する各種の機器に使用可
能である。
充電器は、電動シェーバーに限らず、携帯電話器、コー
ドレス電話器、電動歯ブラシ、ラップトップ型パソコン
など2次電池を電源として使用する各種の機器に使用可
能である。
【0088】(3) :リードスイッチの代わりとして、例
えば、ホール素子を使用したスイッチを用いることも可
能である。この場合、電動シェーバーハウジング内に永
久磁石を取り付け、充電部スタンドハウジング内にホー
ル素子を取り付けて使用する。
えば、ホール素子を使用したスイッチを用いることも可
能である。この場合、電動シェーバーハウジング内に永
久磁石を取り付け、充電部スタンドハウジング内にホー
ル素子を取り付けて使用する。
【0089】(4) :前記実施例の永久磁石としては、フ
ェライト磁石、希土類磁石(サマリウム−コバルト磁
石、ネオジウム−鉄磁石等)等、任意の永久磁石が使用
可能である。
ェライト磁石、希土類磁石(サマリウム−コバルト磁
石、ネオジウム−鉄磁石等)等、任意の永久磁石が使用
可能である。
【0090】(5) :充電部の回路にリードスイッチを挿
入する位置は、図4、図5の例に限らず、任意の位置で
良い。ただし、リードスイッチのオン/オフにより、高
周波発振回路を発振状態と発振停止状態に切り換えられ
る位置に挿入することが必要である。
入する位置は、図4、図5の例に限らず、任意の位置で
良い。ただし、リードスイッチのオン/オフにより、高
周波発振回路を発振状態と発振停止状態に切り換えられ
る位置に挿入することが必要である。
【0091】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば次
のような効果がある。 (1) :リードスイッチは、永久磁石の磁界により非接触
でオン/オフできるスイッチである。このため、従来例
のように、スイッチ自体を防水構造にしなくても、防水
構造の充電部が容易に、かつ安価に製作できる。
のような効果がある。 (1) :リードスイッチは、永久磁石の磁界により非接触
でオン/オフできるスイッチである。このため、従来例
のように、スイッチ自体を防水構造にしなくても、防水
構造の充電部が容易に、かつ安価に製作できる。
【0092】(2) :リードスイッチは、充電部スタンド
ハウジングに穴を開けることなく、前記充電部スタンド
ハウジングの内部に取り付けることができるから、前記
充電部スタンドハウジングを簡単に防水構造にすること
ができる。
ハウジングに穴を開けることなく、前記充電部スタンド
ハウジングの内部に取り付けることができるから、前記
充電部スタンドハウジングを簡単に防水構造にすること
ができる。
【0093】従って、防水構造の充電部スタンドハウジ
ングを使用すれば、洗面所等の水回りで電動シェーバー
を使用し、電動シェーバー載置部上に水滴が付着した場
合でも、充電部内に水滴が侵入せず、充電部スタンドハ
ウジング内の回路が水滴によりショート事故や誤動作を
起こす恐れがない。
ングを使用すれば、洗面所等の水回りで電動シェーバー
を使用し、電動シェーバー載置部上に水滴が付着した場
合でも、充電部内に水滴が侵入せず、充電部スタンドハ
ウジング内の回路が水滴によりショート事故や誤動作を
起こす恐れがない。
【0094】(3) :充電部スタンドハウジングの電動シ
ェーバー載置部から電動シェーバーを取り出した状態
(非充電状態)では、リードスイッチがオフになるた
め、充電部の高周波発振回路は発振動作を停止してい
る。
ェーバー載置部から電動シェーバーを取り出した状態
(非充電状態)では、リードスイッチがオフになるた
め、充電部の高周波発振回路は発振動作を停止してい
る。
【0095】この状態で、電動シェーバー載置部上に導
体(金属製容器にガスを封入した各種のスプレー、コイ
ン、金属製のクリップ等)を置いても、前記導体からリ
ードスイッチを動作させる磁界は発生しないため、リー
ドスイッチはオンにならない。このため、充電部の高周
波発振回路は動作しないから、前記導体が発熱されるこ
とはない。
体(金属製容器にガスを封入した各種のスプレー、コイ
ン、金属製のクリップ等)を置いても、前記導体からリ
ードスイッチを動作させる磁界は発生しないため、リー
ドスイッチはオンにならない。このため、充電部の高周
波発振回路は動作しないから、前記導体が発熱されるこ
とはない。
【0096】例えば、前記導体がヘアスプレーのような
ものであれば、従来例の装置では加熱されると爆発する
恐れがあるが、本発明によれば、導体を置いたことによ
り前記導体が発熱しないので、電動シェーバー載置部上
にヘアスプレー等を置いた場合でも、爆発の危険等はな
く安全である。
ものであれば、従来例の装置では加熱されると爆発する
恐れがあるが、本発明によれば、導体を置いたことによ
り前記導体が発熱しないので、電動シェーバー載置部上
にヘアスプレー等を置いた場合でも、爆発の危険等はな
く安全である。
【0097】(4) :電動シェーバー載置部から電動シェ
ーバーを取り出した場合、リードスイッチがオフとな
り、充電部の高周波発振回路が発振動作を停止する。従
って、電動シェーバーの非充電状態で自動的に高周波発
振回路の発振動作を停止できるから、安全であり、かつ
余分な電力を消費しない。
ーバーを取り出した場合、リードスイッチがオフとな
り、充電部の高周波発振回路が発振動作を停止する。従
って、電動シェーバーの非充電状態で自動的に高周波発
振回路の発振動作を停止できるから、安全であり、かつ
余分な電力を消費しない。
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】実施例における非接触型充電式電動シェーバー
の説明図1である。
の説明図1である。
【図3】実施例における非接触型充電式電動シェーバー
の説明図2である。
の説明図2である。
【図4】実施例における充電部/被充電部の回路例1で
ある。
ある。
【図5】実施例における充電部/被充電部の回路例2で
ある。
ある。
【図6】従来例の説明図である。
20 充電部スタンド 21 充電部スタンドハウジング 22 電動シェーバー 23 電動シェーバーハウジング 24 2次電池 25 プリント板 26 2次側電気部品 30 電磁遮蔽板 31 受信側コイル 32 永久磁石 35 プリント板 36 1次側電気部品 37 送信側コイル 38 リードスイッチ 48 平滑用コンデンサ 49 発振用コンデンサ 50 共振用コンデンサ 51 起動抵抗 52 スイッチング用トランジスタ 53 帰還用コイル 55 共振用コンデンサ 56 平滑用コンデンサ 57 整流用ダイオード 58 定電流素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H02J 7/10 R H02M 3/28 Q H 3/338 A
Claims (1)
- 【請求項1】 充電部と被充電部とを分離して構成し、 前記充電部には、コイルとコンデンサの並列共振回路を
含む高周波発振回路を備え、 前記被充電部には、充電時に前記高周波発振回路のコイ
ルと電磁結合して電圧を誘起させるためのコイルと、該
コイルに誘起した電圧により充電可能な2次電池を備え
た非接触型充電器において、 前記充電部に、前記高周波発振回路の発振状態/発振停
止状態の切り換えを行うためのリードスイッチを設ける
と共に、 前記被充電部に、前記リードスイッチに対して動作磁界
を発生させるための永久磁石を設け、 充電部上に被充電部を載置した場合、永久磁石の磁界に
よりリードスイッチをオンにして高周波発振回路を発振
状態とし、被充電部を充電部から離した場合、リードス
イッチをオフにして高周波発振回路を発振停止状態に切
り換えることを特徴とした非接触型充電器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6253300A JPH08126230A (ja) | 1994-10-19 | 1994-10-19 | 非接触型充電器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6253300A JPH08126230A (ja) | 1994-10-19 | 1994-10-19 | 非接触型充電器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08126230A true JPH08126230A (ja) | 1996-05-17 |
Family
ID=17249378
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6253300A Pending JPH08126230A (ja) | 1994-10-19 | 1994-10-19 | 非接触型充電器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08126230A (ja) |
Cited By (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1994
- 1994-10-19 JP JP6253300A patent/JPH08126230A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19980224 |