JP2008123906A - キートップ板の製造方法及び接着シート付キートップ取付シート - Google Patents

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和雄 小金平
Toshio Agata
俊生 縣
Tatsuya Okamura
達也 岡村
Kimitane Kimura
公胤 木村
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Abstract

【課題】複数の独立したキートップを容易に弾性板上に取り付けることができ、その際弾性板を傷付けることもないキートップ板の製造方法を提供する。
【解決手段】合成樹脂フイルム13A,15A中に複数のキートップ10を形成してキートップ取付シート25を作成する。次に接着シート29を取り付けて接着シート付キートップ取付シート26とする。次に接着シート付キートップ取付シート26の各キートップ10の周囲の合成樹脂フイルム13A,15Aを接着シート29を残してカットする。次に各キートップ10外周の不要合成樹脂フイルム13B,15Bを接着シート29から剥がした後に各キートップ10をキートップ支持台33の各キートップ収納凹部35内に収納する。次に各キートップ10から接着シート29を引き剥がし、次にキートップ10の面に弾性板50を取り付けてキートップ板1とする。
【選択図】図7

Description

本発明は、複数のキートップを弾性板に取り付けてなるキートップ板の製造方法及びその製造方法に用いて好適な接着シート付キートップ取付シートに関するものである。
従来、各種携帯機器等の電子機器の操作部には、複数個の押釦スイッチ用のキートップを1枚の弾性板上に取り付けたキートップ板が利用されている(例えば特許文献1の図9(a)参照)。この種のキートップ板は、合成ゴム等によって形成される弾性板の上面に、複数個のキートップを接着材などによって貼り付けて構成されている。各キートップをそれぞれ単独に弾性板上に取り付ければ、各キートップ間の離間距離を狭くして取り付けても、各キートップの動作が隣接するキートップの動作に影響されず、それぞれ独立して動作でき、その分キートップ板の小型化が図れ、好適である。
しかしながら複数のキートップを1つずつ弾性板上に接着する方法の場合、その接着作業が煩雑であるという問題があった。この問題を解決するため、複数のキートップを同時に1枚の合成樹脂フイルム上に形成し、この合成樹脂フイルムを弾性板上に接着した後、各キートップの周囲の合成樹脂フイルムをカッターやレーザー等によってカットし、不要となった合成樹脂フイルムを取り除く方法もある。しかしながらこの方法の場合、合成樹脂フイルムをカッターなどによってカットした際に、少しではあるがその下面に接着した弾性板もカットして傷付けてしまう恐れがあった。弾性板はゴム製なので、僅かな切り傷でも、弾性板を引っ張ることで容易に切り傷の部分が大きな裂け目になり、不良品となってしまう恐れがある。さらにこの問題を解決するため、複数のキートップを同時に1枚の合成樹脂フイルム上に形成し、各キートップ間を細帯状の連結部で連結した状態となるように各キートップの周囲の不要な合成樹脂フイルムをカットして取り除き、この各キートップが連結部で連結されたものを弾性板上に貼り付ける方法もある。しかしながらこの方法の場合、各キートップ間が連結部で連結されているので、連結部の長さが短くなると連結しているキートップ同士の動作が干渉してしまう恐れがある。前記干渉を軽減するには、連結部の長さを長くすればよいが、そうするとキートップ間隔が大きくなり、キートップ板の小型化が阻害される。
特開2005−38827号公報
本発明は上述の点に鑑みてなされたものでありその目的は、複数の独立したキートップを容易に弾性板上に取り付けることができ、その際弾性板を傷付けることもないキートップ板の製造方法及びその製造方法に用いて好適な接着シート付キートップ取付シートを提供することにある。
本願請求項1に記載の発明は、フイルムを伴なった複数のキートップを弾性板に取り付けてなるキートップ板の製造方法において、フイルムにこのフイルムの一部を用いて前記複数のキートップを形成することでキートップ取付シートを作成する工程と、前記キートップ取付シートの下面に接着シートを取り付けて接着シート付キートップ取付シートを形成する工程と、前記接着シート付キートップ取付シートの各キートップの周囲のフイルムを接着シートを取り付けたままでカットする工程と、前記カットした接着シート付キートップ取付シートの各キートップ外周の不要フイルムを接着シートから剥がした後に各キートップをキートップ支持台に設けた各キートップ収納凹部内に収納する工程と、前記各キートップをキートップ収納凹部内に収納した状態のまま接着シートを各キートップから引き剥がす工程と、接着シートを剥がしたキートップの面に弾性板を取り付けてキートップ板とする工程と、を具備することを特徴とするキートップ板の製造方法にある。
本願請求項2に記載の発明は、フイルムを伴なった複数のキートップを弾性板に取り付けてなるキートップ板の製造方法において、フイルムにこのフイルムの一部を用いて前記複数のキートップを形成することでキートップ取付シートを作成する工程と、前記キートップ取付シートの下面に接着シートを取り付けて接着シート付キートップ取付シートを形成する工程と、前記接着シート付キートップ取付シートの各キートップの周囲のフイルムを接着シートを取り付けたままでカットする工程と、前記カットした接着シート付キートップ取付シートの各キートップをキートップ支持台に設けた各キートップ収納凹部内に収納する工程と、前記各キートップをキートップ収納凹部内に収納した状態のまま接着シート付キートップ取付シートの各キートップ外周の不要フイルム及び接着シートをキートップから引き剥がす工程と、接着シートを剥がしたキートップの面に弾性板を取り付けてキートップ板とする工程と、を具備することを特徴とするキートップ板の製造方法にある。
本願請求項3に記載の発明は、フイルムにこのフイルムの一部を用いて複数のキートップを形成してなるキートップ取付シートと、前記キートップ取付シートの下面に貼り付けられる接着シートとを具備し、前記キートップ取付シートの各キートップの周囲のフイルムを接着シートを取り付けたままでカットしてなることを特徴とする接着シート付キートップ取付シートにある。
本願請求項1及び請求項2に記載の発明によれば、各キートップをそれぞれ単独に弾性板上に取り付けることができるので、各キートップ間の離間距離を狭くして取り付けても、各キートップの動作が隣接するキートップの動作に影響されず、それぞれ独立して動作でき、その分キートップ板の小型化が図れるばかりか、複数のキートップを同時に弾性板へ取り付けることができるので、その取り付け作業が容易になる。そしてキートップ板製造時に弾性板を傷付ける工程が無いので、キートップ板の強度を保持でき、不良品の発生を防止できる。
本願請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は請求項2に記載のキートップ板の製造方法に用いて好適な接着シート付キートップ取付シートを提供できる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明の1実施形態にかかるキートップ板1の斜視図、図2はキートップ板1の断面図(図1のA−A断面図)、図3は図2に示す1つのキートップ10を拡大して示す拡大断面図である。これらの図に示すようにキートップ板1は、略矩形状の弾性板50上に、合成樹脂フイルム(下記する上側の合成樹脂フイルム13と下側の合成樹脂フイルム15)を伴なった複数(17個)のキートップ10を接着材45によって取り付けて構成されている。各キートップ10は形状の異なるものもあるが、構造は図3に示すキートップ10と同一であり、何れも前記合成樹脂フイルム13,15の間に合成樹脂製のキートップ本体11を成形一体化して構成されている。上側の合成樹脂フイルム13は透明な合成樹脂フイルム(この実施形態では熱可塑性のポリカーボネート樹脂フイルム)をキートップ10の上部形状となるように上方向に湾曲変形して構成され、下面中央には所望の印刷層17が形成されている。下側の合成樹脂フイルム15も透明な合成樹脂フイルム(この実施形態ではポリカーボネート樹脂フイルム)をキートップ10の下部形状となるように平面状に形成して構成され、その中央には樹脂注入用開口部19が設けられ、樹脂注入用開口部19の周囲の上面にはリング状に所望の印刷層21が形成されている。キートップ本体11は透明な合成樹脂(この実施形態ではポリカーボネート樹脂)製であって、両合成樹脂フイルム13,15によって囲まれる部分に成形されており、前記樹脂注入用開口部19の部分には下記する樹脂注入口251先端によって形成される凹部23が形成されている。なお凹部23はその真上に位置する上側の合成樹脂フイルム13の印刷層17によって覆われ、キートップ10の上方からは見えない位置となっている。この実施形態では両合成樹脂フイルム13,15及びキートップ本体11の材質を何れもポリカーボネート樹脂製としたが、その代りに他の各種熱可塑性又は熱硬化性の合成樹脂材を用いてもよい。また接着材45も透光性を有する材料で構成されている。
弾性板50は略矩形平板状であってゴム状の弾性を有し、前記各キートップ10をその上面に取り付ける大きさを有し、各キートップ10を取り付けた面の下面側にはそれぞれ小突起からなる押圧部51を設けている。弾性板50の材質はこの実施形態では可撓性と透光性とを有する合成ゴム(例えばシリコンゴム等)であるが、他の材質、例えば合成樹脂フイルム等によって構成しても良い。
図4乃至図12は上記キートップ板1の製造方法説明図である。まず図4に示すように、接合した上側の合成樹脂フイルム13Aと下側の合成樹脂フイルム15Aの所望の複数位置に、これら合成樹脂フイルム13A,15Aの一部を用いて、前記複数のキートップ10を形成することでキートップ取付シート25を作成する(キートップ取付シート形成工程)。即ちキートップ取付シート25を形成するには、まず合成樹脂フイルム13A,15Aを用意する。合成樹脂フイルム13A,15Aは、以下の工程でその一部が各キートップ10の合成樹脂フイルム13,15となるものであり、その大きさは各キートップ10を搭載できる大きさとなっており、またその材質は前述した合成樹脂フイルム13,15の材質と同一である。上側の合成樹脂フイルム13Aは前記キートップ板1の各キートップ10の配置位置と同一位置の下面にそれぞれ所望の印刷層17(図5参照)を印刷した後、プレス加工によって各キートップ10の上部形状とほぼ同一の湾曲部27を上方向に凸となるように形成して構成されている。下側の合成樹脂フイルム15Aは平板状であって、キートップ板1の各キートップ10の配置位置と同一位置の略中央にそれぞれ樹脂注入用開口部19を設け、また樹脂注入用開口部19の周囲の上面にリング状に所望の印刷層21(図5参照)を形成して構成されている。
そして両合成樹脂フイルム13A,15Aを接合し、その上下を図5に示すように第1,第2金型200,250によって挟持する。第1,第2金型200,250を接合した際、各湾曲部27の位置と同一位置には、それぞれ各キートップ10と同一形状のキャビティーC(図5では1つのみ示す)が形成される。そして各キャビティーC内に第2金型250に設けた樹脂注入口251から溶融した合成樹脂(キートップ本体11となるポリカーボネート樹脂)を圧入して満たし、冷却・固化後に第1,第2金型200,250を取り外せば、図4に示すキートップ取付シート25が形成される。両合成樹脂フイルム13A,15Aは何れもキートップ本体11に固着することで、積層・一体化されている。この実施形態の場合、キートップ本体11及び両合成樹脂フイルム13A,15Aが何れも同一の材料(ポリカーボネート樹脂)によって構成されているので、接着材などを用いなくても容易に前記溶融成形樹脂の熱と圧力とによって固着するが、異なる材質のものを用いたような場合は、合成樹脂フイルム13A,15Aに予めキートップ本体11に接着する接着層を形成しておけばよい。又はキートップ本体11となる溶融成形樹脂中に接着材を混合して固着させても良い。
次に図6に示すように、前記キートップ取付シート25の下面に接着シート29を貼り付けて(接着シート貼付工程)、接着シート付キートップ取付シート26を形成する。接着シート29は紙や合成樹脂フイルムや不織布等の一方の面(キートップ取付シート25側を向く面)に接着層を形成して構成されており、前記キートップ取付シート25の下面に接着される。接着シート29の各キートップ10の略中央に対向する位置には、それぞれ貫通する治具挿入用開口部31が設けられている。
次に前記接着シート付キートップ取付シート26の各キートップ10の周囲の合成樹脂フイルム13A,15Aを、図6に矢印で示すように、接着シート29を取り付けたままで(接着シート29を残して)カットする(合成樹脂フイルムカット工程)。カットする手段としてこの実施形態ではいわゆるトムソン型(ビク型)を用いているが、他の各種カット手段(例えば他の構造のカッターやレーザーカット等)を用いてもよい。このとき合成樹脂フイルム13A,15Aをカットする刃の高さのバラツキを考慮して、刃の先端が接着シート29に少し食い込むようにすれば、合成樹脂フイルム13A,15Aを確実にカットできる。図7は以上のようにしてカットした接着シート付キートップ取付シート26を示している。なおここで前記合成樹脂フイルムカット工程によってカットされた各キートップ10外周の合成樹脂フイルム13A,15Aの部分、言い替えれば合成樹脂フイルム13A,15Aから各キートップ10となる合成樹脂フイルム13,15(図3参照)を除いた部分を不要フイルム(以下「不要合成樹脂フイルム」という)13B,15Bという。
次に図7に示す接着シート付キートップ取付シート26の各キートップ10外周の不要合成樹脂フイルム13B,15Bを接着シート29から引き剥がし、図8に示す状態とする(不要合成樹脂フイルム引き剥がし工程)。
次に図9に示すように、接着シート29を裏返して各キートップ10をキートップ支持台33に設けた各キートップ収納凹部35内に収納する(キートップ収納工程)。即ちキートップ支持台33の上面には前記17個の各キートップ10を収納するキートップ収納凹部35が設けられている。なおキートップ収納凹部35は必ずしも各キートップ10をぴったり収納する寸法形状でなくてもよく、それらキートップ10の位置決めができる形状であれば、その深さが深くても浅くてもよい。またキートップ支持台33は金属製でもよく、合成樹脂製でもよく、その他の材質でも良い。
次に図10に示すように、棒状の押え部材37を接着シート29の各治具挿入用開口部31に挿入することによって、その先端を各キートップ10の略中央に当接して押え、これによって各キートップ10をキートップ収納凹部35内に収納させた状態のまま接着シート29を各キートップ10から引き剥がし(引き剥がし工程)、図11に示すように単品となった各キートップ10を各キートップ収納凹部35内に収納した状態とする。
次に図12に示すように、前記接着シート29を剥がした各キートップ10の面に、これら各キートップ10をキートップ支持台33に設置した状態のまま、接着材45(図3参照)を介して弾性板50を取り付け、キートップ板1とする(弾性板取付工程)。接着材45は弾性板50上に予め形成しておくか、あるいは接着シート29を剥がした状態の各キートップ10の面に形成しておく。
そしてキートップ板1をキートップ支持台33から取り出せば、図1,図2に示すキートップ板1が完成する。この実施形態の場合、各キートップ10をそれぞれ単独に弾性板50上に取り付けることができるので、各キートップ10間の離間距離を狭くして取り付けても、各キートップ10の動作が隣接するキートップ10の動作に影響されず、それぞれ独立して動作でき、その分キートップ板1の小型化が図れる。また複数のキートップ10を同時に弾性板50へ取り付けることができるので、その取り付け作業が容易に行える。そしてこの実施形態の場合、キートップ板1の製造時に弾性板50を傷付ける工程が無いので、キートップ板1の強度が保持でき、不良品が発生する恐れが無くなる。
図13,図14は本発明の他の実施形態にかかるキートップ板1の製造方法説明図である。この実施形態において前記実施形態と同一又は相当部分には同一符号を付す。なお以下で説明する事項以外の事項については、前記実施形態と同じである。この実施形態において、前記実施形態と相違する点は、不要合成樹脂フイルム13B,15Bを接着シート29から引き剥がすタイミングが異なる点である。
即ちこの実施形態においては、前記実施形態のキートップ取付シート形成工程と接着シート貼付工程と合成樹脂フイルムカット工程(図4から図7)までは全く同一である。そしてこの実施形態の場合は、図7に示す接着シート付キートップ取付シート26を不要合成樹脂フイルム13B,15Bを引き剥がさないまま裏返して、図13に示すように、各キートップ10をキートップ支持台33に設けた各キートップ収納凹部35内に収納する(キートップ収納工程)。次に図14に示すように、押え部材37を接着シート29の各治具挿入用開口部31に挿入することによって、その先端を各キートップ10の略中央に当接して押え、これによって各キートップ10をキートップ収納凹部35内に収納させた状態のまま不要合成樹脂フイルム13B,15B及び接着シート29を各キートップ10から引き剥がし(引き剥がし工程)、図11に示す状態とする。キートップ取付シート25は接着シート29に接着しているので、不要合成樹脂フイルム13B,15B及び接着シート29は同時に一体に引き剥がすことができる。以後の工程は前記実施形態と同一なので、省略する。
ところで上記各実施形態では図3に示すように、キートップ10として合成樹脂製のキートップ本体11の上下面を合成樹脂フイルム13,15で覆う構造のキートップ10を用いたが、本発明がこの構造のキートップ10に限定されないことは言うまでもなく、例えば図15に示すようにキートップ本体11の上面だけを合成樹脂フイルム13で覆う構造のキートップ10−2や、図16に示すようにキートップ本体11の下面だけを合成樹脂フイルム15で覆う構造のキートップ10−3や、その他の各種構造のキートップ(例えば樹脂注入口の位置がキートップの外周近傍にあるもの等)であっても、本発明を同様に適用できる。なお前記キートップ10−2,10−3の場合、キートップ取付シートを構成する合成樹脂フイルムは1枚となる。要は合成樹脂フイルムを伴なったキートップであれば、どのような構造のキートップであっても本発明を適用できる。
以上本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲、及び明細書と図面に記載された技術的思想の範囲内において種々の変形が可能である。なお直接明細書及び図面に記載のない何れの形状・構造・材質であっても、本願発明の作用・効果を奏する以上、本願発明の技術的思想の範囲内である。例えば上記実施形態では押え部材37で各キートップ10を押えた状態で接着シート29を各キートップ10から引き剥がしたが、場合によっては押え部材37を使用しないで引き剥がしてもよい。その際接着シート29の治具挿入用開口部31は不要となる。また上記実施形態ではキートップ板1に光を通すために各部品を透光性の材料で構成したが、光を通さなくても良い場合は、不透光性の材料で構成しても良い。また上記実施形態ではキートップ板に取り付けるキートップの全てを同時に弾性板に取り付ける場合を説明したが、キートップ板に取り付ける全てのキートップの内の一部の複数のキートップを同時に弾性板に取り付けるようにしてもよいことは言うまでもない。また上記実施形態ではキートップに用いるフイルムとして合成樹脂フイルム13,15,13A,15Aを用いたが、可撓性を有する材質であれば、金属薄板等の他の材質からなるフイルムを用いても良い。
キートップ板1の斜視図である。 キートップ板1の断面図(図1のA−A断面図)である。 キートップ板1のキートップ10部分の拡大断面図である。 キートップ板1の製造方法説明図である。 キートップ板1の製造方法説明図である。 キートップ板1の製造方法説明図である。 キートップ板1の製造方法説明図である。 キートップ板1の製造方法説明図である。 キートップ板1の製造方法説明図である。 キートップ板1の製造方法説明図である。 キートップ板1の製造方法説明図である。 キートップ板1の製造方法説明図である。 他のキートップ板1の製造方法説明図である。 他のキートップ板1の製造方法説明図である。 キートップ板1に取り付ける他の構造のキートップ10−2部分の拡大断面図である。 キートップ板1に取り付ける他の構造のキートップ10−3部分の拡大断面図である。
符号の説明
1 キートップ板
10 キートップ
11 キートップ本体
13 合成樹脂フイルム(フイルム)
15 合成樹脂フイルム(フイルム)
25 キートップ取付シート
26 接着シート付キートップ取付シート
29 接着シート
33 キートップ支持台
35 キートップ収納凹部
45 接着材
50 弾性板
13A 合成樹脂フイルム(フイルム)
13B 不要合成樹脂フイルム(不要フイルム)
15A 合成樹脂フイルム(フイルム)
15B 不要合成樹脂フイルム(不要フイルム)
200 第1金型
250 第2金型

Claims (3)

  1. フイルムを伴なった複数のキートップを弾性板に取り付けてなるキートップ板の製造方法において、
    フイルムにこのフイルムの一部を用いて前記複数のキートップを形成することでキートップ取付シートを作成する工程と、
    前記キートップ取付シートの下面に接着シートを取り付けて接着シート付キートップ取付シートを形成する工程と、
    前記接着シート付キートップ取付シートの各キートップの周囲のフイルムを接着シートを取り付けたままでカットする工程と、
    前記カットした接着シート付キートップ取付シートの各キートップ外周の不要フイルムを接着シートから剥がした後に各キートップをキートップ支持台に設けた各キートップ収納凹部内に収納する工程と、
    前記各キートップをキートップ収納凹部内に収納した状態のまま接着シートを各キートップから引き剥がす工程と、
    接着シートを剥がしたキートップの面に弾性板を取り付けてキートップ板とする工程と、
    を具備することを特徴とするキートップ板の製造方法。
  2. フイルムを伴なった複数のキートップを弾性板に取り付けてなるキートップ板の製造方法において、
    フイルムにこのフイルムの一部を用いて前記複数のキートップを形成することでキートップ取付シートを作成する工程と、
    前記キートップ取付シートの下面に接着シートを取り付けて接着シート付キートップ取付シートを形成する工程と、
    前記接着シート付キートップ取付シートの各キートップの周囲のフイルムを接着シートを取り付けたままでカットする工程と、
    前記カットした接着シート付キートップ取付シートの各キートップをキートップ支持台に設けた各キートップ収納凹部内に収納する工程と、
    前記各キートップをキートップ収納凹部内に収納した状態のまま接着シート付キートップ取付シートの各キートップ外周の不要フイルム及び接着シートをキートップから引き剥がす工程と、
    接着シートを剥がしたキートップの面に弾性板を取り付けてキートップ板とする工程と、
    を具備することを特徴とするキートップ板の製造方法。
  3. フイルムにこのフイルムの一部を用いて複数のキートップを形成してなるキートップ取付シートと、前記キートップ取付シートの下面に貼り付けられる接着シートとを具備し、前記キートップ取付シートの各キートップの周囲のフイルムを接着シートを取り付けたままでカットしてなることを特徴とする接着シート付キートップ取付シート。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102881501A (zh) * 2012-09-29 2013-01-16 东莞万德电子制品有限公司 P+r按键快速组装方法

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