JP2008123869A - フレキシブルヒーター及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は、リード線が接合された端子部も含む発熱体回路が多層ポリイミドフィルムで熱融着によって被覆されており、端子部がその周辺に空間を残さないように充填され且つ接着性が良好な極めて耐熱性が優れたフレキシブルヒーター及びその製造方法を提供することである。
【解決手段】 少なくとも、1〜10μm厚の熱融着性ポリイミド表面層を有する多層ポリイミドフィルム(A)及び(B)、リード線が接合された端子部を有する発熱体回路(C)、及びガラス転移温度が200〜300℃の熱可塑性ポリイミド樹脂(D)からなり、端子部を含む発熱体回路(C)が多層ポリイミドフィルム(A)及び(B)の間に挟まれて熱融着されており、更に発熱体回路(B)のリード線が接合された端子部の周辺の空隙が熱可塑性ポリイミド樹脂(D)によって充填され且つ熱融着されていることを特徴とするフレキシブルヒーターに関する。
【選択図】 図5

Description

本発明は、リード線が接合された端子部を含む発熱体回路が多層ポリイミドフィルムで熱融着によって被覆されており、端子部がその周辺に空間を残さないように充填され且つ接着性が良好な極めて耐熱性が優れたフレキシブルヒーター及びその製造方法に関する。
発熱体回路をポリイミドフィルムで積層被覆したフレキシブルヒーターについては、特許文献1、2などで既に提案されている。
特許文献1では、ポリイミド系の接着剤を介して被覆されている。特許文献2では、熱融着層を有する多層ポリイミドフィルムで熱融着によって被覆されたフレキシブルヒーターが提案されているが、リード線を接合する端子部は被覆されていなかった。
特開平01−173591号公報 特開2004−355882号公報
本発明の目的は、リード線が接合された端子部も含む発熱体回路が多層ポリイミドフィルムで熱融着によって被覆されており、端子部がその周辺に空間を残さないように充填され且つ接着性が良好な極めて耐熱性が優れたフレキシブルヒーター及びその製造方法を提供することである。
すなわち、本発明は、少なくとも、1〜10μm厚の熱融着性ポリイミド表面層を有する多層ポリイミドフィルム(A)及び(B)、リード線が接合された端子部を有する発熱体回路(C)、及びガラス転移温度が200〜300℃の熱可塑性ポリイミド樹脂(D)からなり、端子部を含む発熱体回路(C)が多層ポリイミドフィルム(A)及び(B)の間に挟まれて熱融着されており、更に発熱体回路(B)のリード線が接合された端子部の周辺の空隙が熱可塑性ポリイミド樹脂(D)によって充填され且つ熱融着されていることを特徴とするフレキシブルヒーターに関する。
また、本発明は、多層ポリイミドフィルム(A)及び(B)の熱融着性ポリイミド表面層のガラス転移温度が200〜300℃であり、且つ熱融着性ポリイミド表面層を除いたポリイミド層のガラス転移温度が300℃以上であることを特徴とする前記フレキシブルヒーター、熱可塑性ポリイミド樹脂(D)が、繰返し単位の主鎖に複数のエーテル結合を有するポリイミド樹脂であることを特徴とする前記フレキシブルヒーター、端子部を含む発熱体回路(C)を多層ポリイミドフィルム(A)及び(B)の間に挟んで熱融着させた積層体の接着力が、90°剥離で500g/cm以上であることを特徴とする前記フレキシブルヒーター、発熱体回路(C)がステンレス箔又はニッケル合金箔からなることを特徴とする前記フレキシブルヒーター、端子部がリード線に接合された端子板と発熱体回路の端子とが溶接で接合されて構成されていることを特徴とする前記フレキシブルヒーター、端子部の端子板が折り返されており、折り返しの重なり部の間が熱可塑性ポリイミド樹脂(D)によって充填され且つ熱融着されていることを特徴とする前記フレキシブルヒーター、及びASTM E595−93に従って測定した質量損失が1%以下であり且つ再凝縮質量比が0.1%以下であることを特徴とする前記フレキシブルヒーターに関する。
さらに、本発明は、(1)1〜10μm厚の熱融着性ポリイミド表面層を有する多層ポリイミドフィルムと端子部を有する発熱体回路とが熱融着ポリイミド表面層を介して熱融着した積層体を形成する工程、(2)積層体の発熱体回路の端子部にリード線を接続する工程、(3)積層体の発熱体回路の端子部とその周辺部とを覆うようにガラス転移温度が200〜300℃の熱可塑性ポリイミド樹脂フィルムを配置し、更にそれらの上から、端子部を含む発熱体回路を覆うように1〜10μm厚の熱融着性ポリイミド表面層を有する多層ポリイミドフィルムを熱融着性ポリイミド表面層が発熱体回路と接するように被せて加熱加圧して、積層体、熱可塑性ポリイミド樹脂フィルム、及び多層ポリイミドフィルムとを熱融着させる工程、からなるフレキシブルヒーターの製造方法に関する。
また、本発明は、端子部をリード線に接合された端子板と発熱体回路の端子とを溶接で接合して構成しており、(3)の工程において、端子板を折り返し、折り返しの重なり部の間にガラス転移温度が200〜300℃の熱可塑性ポリイミド樹脂フィルムが挿入され、次いで端子部とその周辺部とを覆うようにガラス転移温度が200〜300℃の熱可塑性ポリイミド樹脂フィルムを配置することを特徴とする前記フレキシブルヒーターの製造方法に関する。
本発明において、端子部とは、発熱体回路の端子とリード線とが接合された部分のことであるが、リード線が直接発熱体回路の端子と接合されて構成されていてもよく、或いはリード線がリード線の先端に接合用の端子板を備え、その端子板と発熱体回路の端子とが接合されて構成されたようなものでも構わない。
本発明によって、リード線が接合された端子部を含む発熱体回路が多層ポリイミドフィルムで熱融着によって被覆されており、端子部がその周辺に空間を残さないように充填され且つ接着性が良好な極めて耐熱性が優れたフレキシブルヒーター及びその製造方法を得ることができる。
本発明に用いられる発熱体回路は、線状あるいは箔状の金属からなる発熱体が使用される。材質は、ステンレス、ニッケル合金、カンタル、インコネル、鋳鉄などの電気抵抗を有するものが挙げられ、特に比電気抵抗が30×10−6Ωcm以上のものが好ましい。そして、特にステンレス箔又はニッケル合金箔からなる発熱体回路が好適である。また、発熱体回路には、少なくとも一対の+極用端子部および−極用端子部が形成されており、この端子部にはリード線が接合されている。
箔で形成された発熱体回路としては、幅が10μm〜20mm程度のものが好ましい。また、厚みが5〜100μm程度、特に5〜50μm程度のものが好ましい。
本発明の発熱体回路は、例えば金属箔をそれ自体公知のエッチング法によって、例えばマスクを金属箔に載せて塩化第一鉄溶液でステンレスのような金属箔をエッチングして、ステンレスなどの金属回路をもつ基板を形成する方法によって得ることができる。このような発熱体回路では、金属箔間の空間の幅が50μm〜20mm程度の面状のものが好適である。
本発明における熱融着性ポリイミド表面層を有する多層ポリイミドフィルムは、表面に熱融着性樹ポリイミド表面層を有する多層のポリイミドフィルムであり、例えば2層あるいは3層構造[熱融着性樹ポリイミド表面層/ポリイミド層(/熱融着性ポリイミド表面層)]の多層ポリイミドフィルムが挙げられる。このような多層ポリイミドフィルムは、例えば熱融着性ポリイミドフィルムを与えるポリイミド前駆体溶液をポリイミド層の少なくとも片面、或いは両面に、共押出し成形法によって積層する方法によって得ることができる。
熱融着性多層ポリイミドフィルムにおける熱融着性ポリイミド表面層は、300〜400℃の温度範囲で熱圧着できる熱融着性ポリイミドからなるものが好ましい。好ましくは、熱融着性ポリイミドはガラス転移温度が200℃〜300℃である。
熱融着性ポリイミドは好適には1,3−ビス(4−アミノフェノキシ)ベンゼン(以下、TPE-Rと略記することもある。)と2,3,3’,4’−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物(以下、a−BPDAと略記することもある。)とから製造される。また、熱融着性ポリイミドとしては、1,3−ビス(4−アミノフェノキシ)−2,2−ジメチルプロパン(DANPG)と4,4’−オキシジフタル酸二無水物(ODPA)とから製造される。あるいは、4,4’−オキシジフタル酸二無水物(ODPA)およびピロメリット酸二無水物と1,3−ビス(4−アミノフェノキシ)ベンゼンとから製造される。また、1,3−ビス(3−アミノフェノキシ)ベンゼンと3,3’,4,4’−ベンゾフェノンテトラカルボン酸二無水物とから、あるいは3,3’−ジアミノベンゾフェノンおよび1,3−ビス(3−アミノフェノキシ)ベンゼンと3,3’,4,4’−ベンゾフェノンテトラカルボン酸二無水物とから製造される。さらに、テトラカルボン酸成分中、100モル%中の12〜25モル%がピロメリット酸二無水物、5〜15モル%が3,3’,4,4’−ベンゾフェノンテトラカルボン酸二無水物、残部が3,3’,4,4’−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物であり、ジアミン成分として1、3−ビス(4−アミノフェノキシ)ベンゼンを必須成分とし、DSC測定によりTgが観測できる熱融着性ポリイミドも好適である。
この熱融着性ポリイミドは、前記熱融着性を損なわない範囲で他のテトラカルボン酸二無水物、例えば3,3’,4,4’−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物、2,2−ビス(3、4−ジカルボキシフェニル)プロパン二無水物などで置き換えられてもよい。
熱融着性のポリイミドは、前記各成分と、さらに場合により他のテトラカルボン酸二無水物および他のジアミンとを、有機溶媒中、約100℃以下、特に20〜60℃の温度で反応させてポリアミック酸の溶液とし、このポリアミック酸の溶液をド−プ液として使用できる。
前記熱融着性ポリイミドの前駆体であるポリアミック酸溶液は、酸成分のモル数がジアミンのモル数に対する比として、好ましくは0.92〜1.1、特に0.98〜1.1、そのなかでも特に0.99〜1.1であるような割合が好ましい。また、ポリアミック酸のゲル化を制限する目的でリン系安定剤、例えば亜リン酸トリフェニル、リン酸トリフェニル等をポリアミック酸重合時に固形分(ポリマ−)濃度に対して0.01〜1%の範囲で添加することができる。また、イミド化促進の目的で、溶液中に塩基性有機化合物系触媒を添加することができる。例えば、イミダゾ−ル、2−イミダゾ−ル、1,2−ジメチルイミダゾ−ル、2−フェニルイミダゾ−ルなどをポリアミック酸(固形分)に対して0.01〜20重量%、特に0.5〜10重量%の割合で使用することができる。これらは比較的低温でポリイミドフィルムを形成するため、イミド化が不十分となることを避けるために使用する。また、接着強度の安定化の目的で、熱融着性の芳香族ポリイミド原料ド−プに有機アルミニウム化合物、無機アルミニウム化合物または有機錫化合物を添加してもよい。例えば水酸化アルミニウム、アルミニウムトリアセチルアセトナ−トなどをポリアミック酸(固形分)に対してアルミニウム金属として1ppm以上、特に1〜1000ppmの割合で添加することができる。
前記のポリアミック酸製造に使用する有機溶媒は、高耐熱性の芳香族ポリイミドおよび熱融着性の芳香族ポリイミドのいずれに対しても、N−メチル−2−ピロリドン、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、N,N−ジエチルアセトアミド、ジメチルスルホキシド、ヘキサメチルホスホルアミド、N−メチルカプロラクタム、クレゾ−ル類などが挙げられる。これらの有機溶媒は単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
本発明の多層ポリイミドフィルムの熱融着性ポリイミド表面層を除いたポリイミド層を形成するポリイミドは、好適にはガラス転移温度が300℃以上或いはガラス転移温度を示さない高耐熱性ポリイミドであることが好適である。前記高耐熱性ポリイミドは、好適には3,3’,4,4’−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物(以下単にs−BPDAと略記することもある。)とパラフェニレンジアミン(以下単にPPDと略記することもある。)と場合によりさらに4,4’−ジアミノジフェニルエ−テル(以下単にDADEと略記することもある。)および/またはピロメリット酸二無水物(以下単にPMDAと略記することもある。)とから製造される。この場合PPD/DADE(モル比)は100/0〜85/15であることが好ましい。また、s−BPDA/PMDAは100:0−50/50であることが好ましい。
また、前記高耐熱性ポリイミドは、ピロメリット酸二無水物とパラフェニレンジアミンおよび4,4’−ジアミノジフェニルエ−テルとから製造される。この場合DADE/PPD(モル比)は90/10〜10/90であることが好ましい。
さらに、前記高耐熱性ポリイミドは、3,3’,4,4’−ベンゾフェノンテトラカルボン酸二無水物(BTDA)およびピロメリット酸二無水物(PMDA)とパラフェニレンジアミン(PPD)および4,4’−ジアミノジフェニルエ−テル(DADE)とから製造される。この場合、酸二無水物中BTDAが20〜90モル%、PMDAが10〜80モル%、ジアミン中PPDが30〜90モル%、DADEが10〜70モル%であることが好ましい。
前記高耐熱性ポリイミドでは、その物性を損なわない範囲で、他の種類の芳香族テトラカルボン酸二無水物や芳香族ジアミン、例えば4,4’−ジアミノジフェニルメタン等を使用してもよい。
前記の共押出し−流延製膜法においては、例えば前記高耐熱性ポリイミドのポリアミック酸溶液の片面あるいは両面に熱融着性ポリイミドの前駆体溶液を共押出して、これをステンレス鏡面、ベルト面等の支持体面上に流延塗布し、100〜300℃で半硬化状態またはそれ以前の乾燥状態とすることが好ましい。この半硬化状態またはそれ以前の状態とは、加熱および/または化学イミド化によって自己支持性の状態にあることを意味する。前記の共押出しは、例えば特開平3−180343号公報(特公平7−102661号公報)に記載の共押出法によって二層あるいは三層の押出し成形用ダイスに供給し、支持体上にキャストしておこなうことができる。
前記の高耐熱性ポリイミドを与える押出し物層の片面あるいは両面に、熱融着性ポリイミドを与えるポリアミック酸溶液を積層して多層フィルム状物を形成して乾燥後、熱融着性ポリイミドのガラス転移温度(Tg)以上で劣化が生じる温度以下の温度、好適には最高加熱温度が375℃以上550℃以下の温度で加熱して乾燥およびイミド化すれば、高耐熱性ポリイミドの片面あるいは両面に熱融着性ポリイミド表面層を有する多層ポリイミドフィルムを好適に得ることができる。
本発明の熱融着性ポリイミド表面層を有する多層ポリイミドフィルムは、ポリイミド層(基体層)の厚さは約5〜100μm、特に約7〜50μm程度である。また、熱融着性ポリイミド表面層の厚みは1〜10μm、特に2〜5μmが好ましい。1μm未満では熱融着によって良好な接着性能を得ることが難しくなる。一方、10μmを超えると、使用できなくはないが特に効果はなく、むしろ得られるポリイミドヒ−タ−の耐熱性が低下する。
そして、熱融着性ポリイミド表面層を有する多層ポリイミドフィルムは、厚みが10〜100μm、特に10〜50μm、その中でも10〜25μmであることが好ましい。10μm未満では作製したフィルムの取り扱いが難しく、100μmより厚くても特に効果はなく、発熱体と加熱圧着して片側の熱融着性多層ポリイミドフィルムによって発熱体の金属を除く空間を充填する際に困難になり不利である。
本発明の、熱可塑性ポリイミド樹脂は、ポリイミドヒーターを熱融着する際に、熱融着ポリイミド表面層と同様に熱溶融するものであり、好ましくはその温度で適当な流動性を示すものが好適である。したがって、150〜300℃好ましくは200〜300℃のガラス転移温度を有するものが好適であり、またポリイミドの繰返し単位の主鎖に2以上の複数のエーテル結合を有するポリイミドが好適である。例えば、酸成分が2,2’−ビス[4−(2,3−ジカルボキシフェンオキシ)フェニル]プロパン二無水物、ジアミン成分がm−フェニレンジアミンから得られるポリイミド、酸成分がs−BPDAとa−BPDAの混合物(混合割合がモル比でs−BPDA/a−BPDA=8/2程度)、ジアミン成分が1,3−ビス(4−アミノフェノキシ)ベンゼンから得られるポリイミド、酸成分がピロメリット酸無水物、ジアミン成分が4,4’−ビス(3−アミノフェノキシ)ビフェニルから得られるポリイミドなどを好適に挙げることができる。
この熱可塑性ポリイミド樹脂は、限定されるものではないが、厚みが10μm〜5mm好ましくは10μ〜500μm程度のフィルムを、必要に応じて重ねて、好適に用いることができる。
本発明では、発熱体回路のリード線が接合された端子部の周辺の空隙が前記熱可塑性ポリイミド樹脂によって充填されている。すなわち、リード線が接合された端子部は、多層ポリイミドフィルムの熱融着性ポリイミド表面層、あるいは端子部に配置された熱可塑性ポリイミド樹脂を介して多層ポリイミドフィルムと接着し、更に端子部の周辺の空隙が熱可塑性ポリイミド樹脂によって充填されており、リード線が接合された端子部を含む発熱体回路が多層ポリイミドフィルムによって被覆され且つ密に一体化された構造になっているために、高温条件で長期間使用しても、ヒーター自信はもちろんリード線が接合された端子部も含めて極めて長期間安定して使用することができる。
本発明のフレキシブルヒ−タ−は、耐熱性試験で引っ張り強度の半減する時間が20000時間を確保できる温度である長期安全性が確保される温度が約250℃以上である。しかも、発熱体回路が金属であり、他の構成材は全てポリイミドで構成され、接着剤は一切使用されていないから、質量損失が1%以下であり且つ再凝縮質量比が0.1%以下である。このため宇宙空間などでも好適に使用することが可能である。
本発明のフレキシブルヒーターの製造方法は、
(1)1〜10μm厚の熱融着性ポリイミド表面層を有する多層ポリイミドフィルムと端子部を有する発熱体回路とが熱融着ポリイミド表面層を介して熱融着した積層体を形成する工程、
(2)積層体の発熱体回路の端子部にリード線を接続する工程、
(3)積層体の発熱体回路の端子部とその周辺部とを覆うようにガラス転移温度が200〜300℃の熱可塑性ポリイミド樹脂フィルムを配置し、更にそれらの上から、端子部を含む発熱体回路を覆うように1〜10μm厚の熱融着性ポリイミド表面層を有する多層ポリイミドフィルムを熱融着性ポリイミド表面層が発熱体回路と接するように被せて加熱加圧して、積層体、熱可塑性ポリイミド樹脂フィルム、及び多層ポリイミドフィルムとを熱融着させる工程、からなる。
(1)の工程では、まず金属箔と多層ポリイミドフィルムとを熱融着させて金属箔とポリイミドフィルムとからなる積層体を形成し、この金属箔を公知の方法例えば塩化第一鉄溶液を用いるエッチング法によって、所定の発熱体回路を形成することで容易に達成される。金属箔と多層ポリイミドフィルムとの熱融着も従来公知の方法例えば熱プレス法が好適に採用できる。ここで、熱プレスの条件は温度が多層ポリイミドの熱融着ポリイミド表面層が熱溶融するのに十分な温度であればよく、例えば250℃〜550℃好ましくは300℃〜450℃である。また圧力は、接着性を十分に発現する程度であれば特に限定はないが、例えば0.1〜100MPa好ましくは0.1〜50MPaである。また、熱プレスに際しては、気泡等が残留することを防ぐ目的で、減圧下で行うことが好適である。
(2)の工程は、十分な接続を行うことができるなら、従来公知のいずれの方法を採用しても良いが、溶接法によって好適に行うことができる。また、端子部の平坦性を保つためにリード線の先端に溶接法により金属板からなる端子板を溶接し、その端子板とパラレル溶接で回路の端子に接合することが好ましい。
(3)の工程は、(1)の工程の熱プレスと同様の条件で熱融着できる。熱プレスの条件は300℃〜350℃であり、圧力は0.5〜3MPaであり、減圧下で行うことが好適である。熱可塑性ポリイミド樹脂フィルムの量と大きさは、リード線が接合された端子部の周辺の空隙が十分に充填される用に適宜選定されるべきである。また、端子部の凸部とその他の部分との段差を調製してより均一に圧力が加わるように、熱融着に際して好ましくは上下に例えば四フッ化樹脂板のような耐熱性と柔軟性とを合わせ有するクッション材を用いることにより、得られるフレキシブルヒーターのリード線の変形率を良好にできるので好ましい。
以下本発明を実施例によって更に説明するが、本発明は以下の実施例に限定させるものではない。
(ガラス転移温度の測定)
セイコーインスツルメント社製SSC5200 DSC320によって、窒素中20℃/分で昇温して示差熱を測定して求めた。
(材料の質量損失及び再凝縮物質量比の測定)
ASTM E595−93に準拠した。
(90°ピール強度の測定)
IPC−FC−241Bに準拠した。
(リード線の変形率)
リード線の変形率は、下記の式に従って求めた。
Figure 2008123869
〔実施例1〕
幅及び長さが100mmで、全体の厚みが50μmで両側に厚みが5μmの熱融着性ポリイミド表面層を有する多層ポリイミドフィルム(宇部興産株式会社製ユーピレックス-VT 質量損失0.6%、再凝縮物比0.003%、熱融着性ポリイミド表面層のポリイミドのガラス転移温度240℃、コアのポリイミド層はガラス転移温度を有さない)と、幅及び長さが100mmで、厚みが10μmであるニッケル−クロム合金(大同スペシャルメタル株式会社製I−600−H)とを重ね、真空プレスを用いて真空下330℃で5分間、5MPaの圧力で加圧してシート材を作製した。このシート材の90°ピール強度は、600g/cmであった。そして、このシートの金属箔面に感光性ドライフィルムを貼りあわせ、フォトマスクを介して紫外線露光し、アルカリ現像後塩化第二鉄溶液でエッチング及びアルカリ溶液でドライフィルムを除去し、図1のような幅が25.4mm、長さが76.2mmの発熱体回路を有する積層体を形成した。
長さ300mmのリード線(潤工社製M81381/17−26)の被覆樹脂を剥がした部分と、幅が1.5mm、長さが10mmで、厚みが0.1mmのニッケル−コバルト合金(株式会社ニラコ製コバール)の全面に1.8μmの金メッキを施した端子板を、図2のように溶接で接合してリード線に端子板を接合し、次にリード線の端子板を図3のように溶接で発熱体回路の端子に溶接して接合した。
〔実施例2〕
実施例1で得た発熱体回路の端子部の端子板を図4のように折り返し、端子板の折り返した間に幅及び長さが7mmで、厚みが100μmの熱可塑性ポリイミドフィルム(三菱樹脂株式会社製スペリオUT 質量損失0.4%、再凝縮物量比0.002%)を3枚置き、もう一枚を端子板の上に置いて、更にその上から幅が25.4mm、長さが76.2mmで、全体の厚みが50μmで両側に厚みが5μmの熱融着性ポリイミド表面層を有する多層ポリイミドフィルム(宇部興産株式会社製ユーピレックス-VT 質量損失0.6%、再凝縮物比0.003%、熱融着性ポリイミド表面層のポリイミドのガラス転移温度240℃、コアのポリイミド層はガラス転移温度を有さない)を重ねた。
そして、クッション材として厚みが3mmの四ふっ化エチレン樹脂板(日本バルカー工業株式会社製バルフロン)を用いて図5のように積層した後、真空プレス(北川精機株式会社製ホット・コールドプレス)に投入し、室温下真空プレス内を真空とし、加熱を開始し40分で230℃まで昇温及びその温度で30分放置後、2MPaの圧力で加圧した。次いで、加圧したまま20分で330℃まで昇温及びその温度で5分放置後、その状態のまま室温まで冷却し、フレキシブルヒーターを得た。
得られたヒーターのリード線の変形率は5%と良好であった。また、得られたヒーターの多層ポリイミドフィルム同士の90°ピール強度は1kg/cmであり、多層ポリイミドフィルムとニッケル−クロム合金箔の90°ピール強度は600g/cmであった。
〔実施例3〕
熱可塑性ポリイミドフィルムを酸成分がs−BPDAとa−BPDAの混合物(混合割合がモル比でs−BPDA/a−BPDA=8/2)、ジアミン成分が1,3−ビス(4−アミノフェノキシ)ベンゼンから得られるポリイミドからなる熱可塑性ポリイミドフィルムにしたこと以外は、実施例2と同様に行ってフレキシブルヒーターを得た。得られたヒーターのリード線を接合した端子部の多層ポリイミドフィルムを手で剥がそうとしたが、フィルムが破損し、端子部の表面(端子部とフィルムとの界面)で剥離することはなかった。
〔参考例1〕
幅及び長さが100mmで、全体の厚みが50μmで両側に厚みが5μmの熱融着性ポリイミド表面層を有する多層ポリイミドフィルム(宇部興産株式会社製ユーピレックス-VT、質量損失0.6%、再凝縮物比0.003%、熱融着性ポリイミド表面層のポリイミドのガラス転移温度240℃、コアのポリイミド層はガラス転移温度を有さない)の2枚の間に、幅及び長さが100mmで厚みが100μmの熱可塑性ポリイミドフィルム(三菱樹脂株式会社製スペリオUT 質量損失0.4%、再凝縮物量比0.002%)を挟み実施例2と同様の条件で積層しプレスして熱融着させた。この積層体を試料として、多層ポリイミドフィルムと熱可塑性ポリイミドフィルム間の90°ピール強度を測定したところ、2kg/cmまで測定したところで引っ張っている側のフィルムが破断した。このことから、多層ポリイミドフィルムと熱可塑性ポリイミドフィルム間の90°ピール強度は2kg/cm以上あることが判った。
本発明によって、リード線が接合された端子部を含む発熱体回路が多層ポリイミドフィルムで熱融着によって被覆されており、端子部がその周辺に空間を残さないように充填され且つ接着性が良好な極めて耐熱性が優れたフレキシブルヒーター及びその製造方法を得ることができる。このフレキシブルヒーターは極めて厳しい温度環境化や宇宙空間においても高い信頼性を持って使用することができる。
:発熱体回路を有する発熱体回路と多層ポリイミドフィルムの積層体の模式図 :端子板を取り付けたリード線の模式図 :リード線を取り付けた発熱体回路と多層ポリイミドフィルムの積層体の模式図 :リード線を取り付けた発熱体回路と多層ポリイミドフィルムの積層体の模式図(端子板を折り曲げた後) :リード線を取り付けた発熱体回路と多層ポリイミドフィルムの積層体の端子部に熱可塑性ポリイミド樹脂を配置し、更に多層ポリイミドフィルムを重ね熱プレスを行うときの模式図
符号の説明
11 多層ポリイミドフィルム
12 エッチングで形成したニッケル−クロム合金からなる発熱体回路
13a、13b 回路の端子部の位置
14a、14b 端子板
15a、15b リード線
16a、16b リード線の被覆樹脂を剥がした部分
17a、17b リード線と端子板の溶接位置
18a、18b 端子板と回路基板端子部の溶接位置
19 図4の積層体
20 回路基板を被覆するための多層ポリイミドフィルム
21a、21b、21c、21d 端子部を充填するための熱可塑性ポリイミドフィルム
22a、22b 2mm厚のステンレス板
23a、23b、23c 12.5μm厚のポリイミドフィルム(宇部興産株式会社製ユーピレックスS)
24 四ふっ化エチレン樹脂板からなるクッション材

Claims (10)

  1. 少なくとも、1〜10μm厚の熱融着性ポリイミド表面層を有する多層ポリイミドフィルム(A)及び(B)、リード線が接合された端子部を有する発熱体回路(C)、及びガラス転移温度が200〜300℃の熱可塑性ポリイミド樹脂(D)からなり、
    端子部を含む発熱体回路(C)が多層ポリイミドフィルム(A)及び(B)の間に挟まれて熱融着されており、更に発熱体回路(B)のリード線が接合された端子部の周辺の空隙が熱可塑性ポリイミド樹脂(D)によって充填され且つ熱融着されていることを特徴とするフレキシブルヒーター。
  2. 多層ポリイミドフィルム(A)及び(B)の熱融着性ポリイミド表面層のガラス転移温度が200〜300℃であり、且つ熱融着性ポリイミド表面層を除いたポリイミド層のガラス転移温度が300℃以上であることを特徴とする請求項1に記載のフレキシブルヒーター。
  3. 熱可塑性ポリイミド樹脂(D)が、繰返し単位の主鎖に複数のエーテル結合を有するポリイミド樹脂であることを特徴とする請求項1〜2のいずれかに記載のフレキシブルヒーター。
  4. 端子部を含む発熱体回路(C)を多層ポリイミドフィルム(A)及び(B)の間に挟んで熱融着させた積層体の接着力が、90°剥離で500g/cm以上であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のフレキシブルヒーター。
  5. 発熱体回路(C)がステンレス箔又はニッケル合金箔からなることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のフレキシブルヒーター。
  6. 端子部がリード線に接合された端子板と発熱体回路の端子とが溶接で接合されて構成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のフレキシブルヒーター。
  7. 端子部の端子板が折り返されており、折り返しの重なり部の間が熱可塑性ポリイミド樹脂(D)によって充填され且つ熱融着されていることを特徴とする請求項6に記載のフレキシブルヒーター。
  8. ASTM E595−93に従って測定した質量損失が1%以下であり且つ再凝縮質量比が0.1%以下であることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のフレキシブルヒーター。
  9. (1)1〜10μm厚の熱融着性ポリイミド表面層を有する多層ポリイミドフィルムと端子部を有する発熱体回路とが熱融着ポリイミド表面層を介して熱融着した積層体を形成する工程、
    (2)積層体の発熱体回路の端子部にリード線を接続する工程、
    (3)積層体の発熱体回路の端子部とその周辺部とを覆うようにガラス転移温度が200〜300℃の熱可塑性ポリイミド樹脂フィルムを配置し、更にそれらの上から、端子部を含む発熱体回路を覆うように1〜10μm厚の熱融着性ポリイミド表面層を有する多層ポリイミドフィルムを熱融着性ポリイミド表面層が発熱体回路と接するように被せて加熱加圧して、積層体、熱可塑性ポリイミド樹脂フィルム、及び多層ポリイミドフィルムとを熱融着させる工程、
    からなるフレキシブルヒーターの製造方法。
  10. 端子部をリード線に接合された端子板と発熱体回路の端子とを溶接で接合して構成しており、(3)の工程において、端子板を折り返し、折り返しの重なり部の間にガラス転移温度が200〜300℃の熱可塑性ポリイミド樹脂フィルムが挿入され、次いで端子部とその周辺部とを覆うようにガラス転移温度が200〜300℃の熱可塑性ポリイミド樹脂フィルムを配置することを特徴とする請求項9に記載のフレキシブルヒーターの製造方法。
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