JP2008121694A - 内燃機関用液圧作動バルブシステムの改良 - Google Patents

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Abstract

【課題】液圧式のバルブアクチュエータを用いるバルブシステムにおいて、バルブ速度を適切に制御する。
【解決手段】本発明の実施形態の一つは、液圧で作動されるバルブシステムであって、バルブを着座位置と離座位置に操作するための液圧式アクチュエータと、固定ハウジングと第1ピストンとの間に形成される一次圧力チャンバと、作動流体の高圧源または戻りラインに交互に連結できるポートと、ポートと一次圧力チャンバの間の第1流路とを有する。前記第1ピストンは、固定ハウジングに形成されたボアに摺動可能に収容され、バルブが着座しているときには引き込み位置にあり、バルブが離座しているときには伸長位置にある。第1ピストンは、バルブの着座位置においてポートに近接する部分から先端部にかけて、その直径が滑らかに変化するような形状を有する。
【選択図】図3

Description

本発明は、2行程式または4行程式のディーゼル機関またはガス機関のような、内燃機関に関する。
この種の内燃機関のためのバルブアクチュエータは、専用共通レールシステムからオン/オフタイプのバルブを介してアクチュエータに高圧作動流体を供給することにより操作される。開放移動の最初の段階でバルブに働く燃焼室内の対抗圧力を克服するために、そしてバルブを素早く加速するために、比較的高い圧力を供給する必要がある。しかし、バルブが僅かに開くと、燃焼室内の対抗圧力は大きく低下する。行程の大部分において、流体圧力を加える必要があるので、アクチュエータとバルブは、行程の最終段階へと進むにしたがってかなりのスピードに達する。行程端の緩衝器がなければ、ピストンは不適切なほどの高速で行程制限器に当たってしまい、破損および騒音の原因になりうる。
米国特許第3209737号は、油圧で作動される排気バルブについて開示しており、アクチュエータピストンは2つの部分になっており、直径が大きいほうの第1のピストン部分が、バルブステムの一体部分として製造された第2ピストン部分を囲んでいる。第2のピストン部分は、油圧により作動される閉鎖移動の終わりに流体バッファを形成している緩衝チャンバ内に入り込む直立するピンを有する。同様の対策が開放行程の端に施されてもよい。
米国特許第3209737号
液圧緩衝器は、作動流体がチャンバ内に捕らえられ、その作動流体は緩衝チャンバに入っているピストンの部分とチャンバのボアの間の僅かな隙間からのみ逃れることができるという原理に基づく。ピストンがその行程制限器に接触することで生じる任意の衝撃は、隙間の大きさを適切に選択することにより低減することができる。したがって、液圧緩衝器は、ピストンが緩衝器に接近するあるスピードに対してのみうまく作動する、すなわち、適切に僅かな隙間を選択して調整される、という制限がつく。共通レールシステムにおける圧力変動が原因でピストンが緩衝装置に到達するときの速さが変わると、緩衝器は適切に機能しない。
しかし、内燃機関により生成された高圧流体の圧力は、かなり変わることがある。圧力が小さすぎると、ピストンを完全に緩衝チャンバに押し込むための運動エネルギーが十分でないので、バルブを完全に開くことができず、圧力が大きすぎると、液圧緩衝器により吸収されるべきピストンの運動エネルギーが大きくなりすぎて、ピストンが行程制限器に不適切に強く当たることになる。作動流体の粘度の変化はこれらの問題を悪化させる。
本発明の1つの側面によれば、内燃機関のための液圧で作動されるバルブであって、
(a)バルブを着座位置と離座位置に操作するための液圧式アクチュエータであって、該バルブは、アクチュエータの固定ハウジング内に配設されている第1ピストンに操作可能に連結されているステムを有し、ここで該第1ピストンは、バルブが着座しているときには引き込み位置にあり、バルブが離座しているときには伸長位置にある、液圧式アクチュエータと、
(b)加圧された流体が第1ピストンの表面に作用し、伸長位置となるようにする一次圧力チャンバと、
(c)作動流体の高圧源または戻りラインに交互に連結できるポートと、
(d)該ポートと該一次圧力チャンバの間の第1流路と
を備え、
(e)該第1流路の流れ抵抗を、第1ピストンの位置に関連して変化させるための手段を有する、液圧で作動されるバルブが提供される。それは上述の問題を解決し、一般的には燃料噴射のための共通レール内の圧力のような、広い範囲の供給圧力において操作することができる。
したがって、一次圧力チャンバ内の流体圧力は、バルブの行程の間に所望の圧力に適応できる。したがって、開放行程の始めはピストンを比較的高圧で動かして、内燃機関内の対抗圧力を克服しそしてバルブを加速し、その後、比較的低圧で残りの開放行程を行ってバルブが過大な速度に到達するのを防ぐと、行程制限器にゆっくりと接触できるようになる。結果的に、アクチュエータに供給される作動流体の圧力の変化がバルブアクチュエータの動的挙動に及ぼす影響が減る。したがって、例えば機関の動作状態によって変えなくてはならない燃料噴射のための共通レールシステムからの高圧流体(燃料)を、バルブアクチュエータの高圧作動流体源として用いることができる。したがって、機関は、バルブアクチュエータのための専用高圧レールシステムなしに構成できる。
好ましくは、第1流路の流れ抵抗を変える手段が配設され、第1ピストンの位置と関連して予め決められた断面に応じて、流れ抵抗が変化するようになっている。バルブの設計および所望の開口断面によって、流れ抵抗を直線的に、段階的に、徐々に、または他の所望の特徴にしたがって増加させることができる。
これに関して、第1ピストンは、アクチュエータハウジング内のボアから内向きに突き出しているフランジと一緒に、流量制限をするテーパ部分を備えてよく、流量制限は、第1ピストンが引き込み位置から伸長位置に移動するとき厳しくなり、また第1ピストンが伸長位置から引き込み位置に移動するときに緩くなる。
テーパ部分は概ね円錐台の形状でよく、領域を通して直線的に減少する流れを得る。円錐台を変形して、僅かに表面を外側に湾曲させて、第1ピストンが伸長位置に移動するとき領域を通して流れを素早く低減させる、または、僅かに表面を内側に湾曲させて円錐台を漏斗の形状にし、第1ピストンが伸長位置に移動するとき領域を通して流量を徐々に低減させてもよい。
他の好ましい実施形態において、第1流路は複数の比較的小さなコンジットを備え、該コンジットは引き込み位置では開いており、引き込み位置から伸長位置に移動するときに順に閉じられ、伸長位置から引き込み位置に移動するときには順に開けられる。したがって、第1流路における流量制限は、第1ピストンが引き込み位置から、伸長位置に移動するに従って厳しくなる。コンジットは同一の流れ抵抗または所望の断面によって異なる流れ抵抗を有していてよい。
代わりに、アクチュエータハウジングは、そのチャンバ内への斜めのポート開口部を有してもよく、第1ピストンと協力して、第1ピストンの位置によって変化する流れ抵抗を形成する。したがって、流れ抵抗は連続的に変化してよい。
バルブアクチュエータはさらに、
―第1ピストンが伸長方向に移動する行程の始まりにおいて第1ピストンに従って動く、第1ピストンと同軸に配設された第2ピストンと、
―加圧された流体が第2ピストンの表面領域に作用し伸長方向に第2ピストンを移動させる二次圧力チャンバと、
―該ポートと二次圧力チャンバの間の第2流路と、第2ピストンがその操作行程の端に到着する前に該第2流路を閉鎖する手段とを備える。第2ピストンは、燃焼室の抵抗圧力を克服するために第1ピストンを支援する。第2流路の閉鎖は、第2ピストンが不適当なほど強く行程制限器に当たらないように、タイミング良く援助する。
バルブの着座する速さおよび第1ピストンの行程制限器に当たる速さは、各行程の終わりに第1ピストンの一部が入り込む袋状の緩衝チャンバの形態の、第1ピストンのための緩衝器を行程の端に設けてさらに減速させてもよい。
本発明による液圧で作動されるバルブの他の目的、特徴、利点および特性は詳細な記述により明らかになる。
本発明の別の側面によれば、クロスヘッド型の大型2行程式ディーゼル機関であって、それぞれ少なくとも1つの排気バルブを備える複数のシリンダと、前記排気バルブの各々に関連する液圧バルブアクチュエータと、共通燃料レールと、前記共通燃料レールに燃料を届ける高圧燃料源と、前記共通レールからの燃料に関係して動作する燃料噴射システムとを有し、各々の前記バルブアクチュエータは、前記共通燃料レールへ機能するように連結される、機関が提供される。
本記述の次の詳細な説明部分は、図中に示した例示的な実施例を参照にしながら、本発明をより詳細に説明するものである。
図1には、エアボックス3内に位置する掃気ポート2を有するユニフロー型のシリンダ1を示したが、図示されていない掃気溜から、例えばターボ過給機等により加圧された掃気が供給される。
排気バルブ4は、シリンダカバー24'内のシリンダの上端の中心に取り付けられている。伸長行程の最後に排気バルブが開き、その後、機関のピストン5が下向きに掃気ポート2を通過し、ここで燃焼室6内のピストンの上部にある燃焼ガスは、排気通路7を通って排気溜8内に流出する。ピストンが上向きに移動する間、排気バルブは再び閉じ、その時期は例えばその後の燃焼の際の所望の効果的な燃焼比などに応じて調整可能である。閉鎖運動の間、排気バルブは空気バネ23により上向きに移動される。
バルブの耐久性、燃焼室内の状況の有利で正確な制御、つまり機関の効率性を考慮すると、排気バルブは有利に非常に正確に制御できるのがよい。
排気バルブは、液圧で駆動されるアクチュエータ9によって開かれる。作動流体は、アクチュエータ上のポート11と、コンソル13に支持されている分配器ブロック12の上面にある制御ポートを連結している圧力コンジット10から供給される。作動流体は、アクチュエータ上のポート11(図3、4および6、7に図示されている)とコンソルに支持されている分配器ブロック12の上面にある制御ポートとを連結している圧力コンジット10を通って供給される。該コンソルは、共通レール(図示せず)から供給される作動流体のための高圧コンジット14に連結されており、その圧力は例えば、16から500barの範囲でよい。共通レールは燃料噴射システムの高圧流体源としても機能するのが好ましい。
共通レール内の作動流体を、この場合は燃料であるが、バルブアクチュエータを駆動させるために直接的に、あるいは間接的に圧力増幅器/セパレータを介して用いることができる。該セパレータは、バルブアクチュエータのための作動流体を共通レール内の燃料から分離するものである。共通レール燃料システム内の圧力は、走行速度や積み荷状態など機関の操作状況によって変化する。通常、大型2行程ディーゼル機関の共通レール燃料システム内の圧力は、800barから2000barの間で変化する。
バルブアクチュエータに専用共通レールを用いる場合、作動流体を貯蔵タンクからポンプ室を通って供給することができ、そして作動流体は例えば標準的な油圧オイルでよいが、機関の潤滑油を作動流体として用い、該システムは機関のオイルパンから給油を受けるのが好ましい。
内燃機関は中速4行程ディーゼルまたはガス機関、或いは、船舶の推進機関またはパワープラントの固定原動機などの低速2行程クロスヘッドディーゼル機関でよい。
機関の各シリンダは、電子制御ユニット15に連結しており、その電子制御ユニット15は、配線16を介して総合的な同期化および制御信号を受信し、電子制御信号を例えば配線18を介して調節弁17に送る。シリンダ毎に制御ユニットがあってよく、または複数のシリンダが同じ制御ユニットに連結していてもよい。また、制御ユニットは、全シリンダに共通の総合制御ユニットから信号を受信してもよい。
コンソル内で、高圧コンジットから枝分かれしているチャネル19は、調節弁17の高圧ポートへと加圧された作動流体を送る。
チャネル19は、複数の流体アキュムレータ20を有し、流体アキュムレータ20は、調節弁が開くとき流体容量の大部分を運び、その後調節弁が閉じている間に高圧管から供給される。
調節弁17上の制御ポートは、分配器ブロック内のチャネル21を介してブロック12の上面にある排出ポートに連結されている。調節弁はまた、チャネル形状の戻りライン22を介して使用済みの作動流体の戻りコンジットへと連結されているタンクポートを有する。かわりに、戻りラインは大気圧の排出管、例えば機関のオイルパンにつながる排出管などに、連結されていてもよい。戻りライン内の圧力は、大気圧ないし数barの加圧をした圧力の範囲でよい。アクチュエータ内への空気の侵入を防ぐために、戻りライン22は好ましくは加圧、例えば少なくとも1barで加圧されており、作動流体がアクチュエータから排出される間圧力コンジット10内で加圧状態が維持されるようにする。
排気バルブ4が開かれるとき、制御ユニット15からの制御信号が調節弁17を作動させ、高圧流体が圧力コンジット10、したがって流体供給ポート11に自由に接続できるように高圧ポート19が制御ポートに連結される位置に動かす。排気バルブ4が閉じられるとき、調節弁17は、戻りライン22に連結されているタンクポートが制御ポートに連結される位置まで移動し、それによりコンジット10内の高圧が排出される。
調節弁17は、任意の通常のタイプでよく、例えば、ポートが3つあり2つの位置をとることができる電気的に作動するオン/オフ型の単一の弁でよい。しかし、速く正確に弁を設定できるように、調節弁17は2つの弁、すなわち、電気的操作弁17aおよびバルブアクチュエータのための主要弁17bを備えることがこのましい。操作弁17aはポートを3つ有し、位置が2つあってよい。例えば、末端位置において磁石によって固定するタイプのものでよく、強磁性体でできた弁のスライダの各端に配設されている2つのコイルのうちの1つを磁化することにより弁は操作される。2つのコイルの磁化が失敗した場合の安全策として、戻りライン22へのタンクポートが動作中の供給ポートとなる不作動と想定される位置に弁のスライダをバネで予め設定してもよい。代わりに、操作弁は従来の電磁弁でもよい。操作弁の放出ポートは、圧力を主要弁17bのスライダの一端にあるピストン表面に伝えている中間チャネルに連結されており、より小さなピストン表面を有するスライダの他端は、高圧コンジットに固定連結されている。操作弁のある位置において、より小さなピストン領域にかかる高圧が主要スライダを押圧して、戻りコンジットが戻りライン22を介して圧力コンジット10につながる主要弁の放出ポートに連結される位置に、該スライダを動かす。操作弁17aが、中間チャネルと高圧コンジット14が連結される第2の位置に動かされると、広いピストン表面にかかる高圧により、スライダが第2の位置まで押され、その第2の位置では高圧が圧力コンジット10に伝わり、アクチュエータが排気バルブを開ける。
図2ないし4を参照して、アクチュエータ9と空気バネの第1の実施形態の詳細を述べる。
排気バルブはバルブのディスクから鉛直に伸びているステム24を有し、ステムの上端は、圧力シールされるように、そして空気シリンダ26内で縦方向に移動できないようにステム上に固定されているバネピストン25を支持している。バネピストンの下には、圧縮空気源(図示されていない)に連結しているバネチャンバ27があり、圧縮空気源によりバネチャンバは、例えば、4.5barの超過圧力など、予め決めてある最小圧力の圧縮された空気で満たされている。3から10barのような他の空気圧も用いることができる。最小圧力は、空気バネの所望のバネ特性によって選択される。複数の異なるシリンダのバネチャンバを相互接続することができるが、各バネチャンバは圧縮空気源において逆止め弁により別々に分画されているのが好ましい。バネチャンバ27内の圧縮された空気によりバネピストン25には、持続的な上向きの力がかかる。ピストン25が下向きに移動し、逆止め弁により流出できないバネチャンバ27内の空気を圧縮すると、上向きの力が増加する。
ハウジング28は空気バネの周りおよび上部のキャビティ29を画定する。キャビティは排出管57に連結され、キャビティは大気圧になっている。
液圧式アクチュエータ9は、ハウジング28の上面により支持されているシリンダ31から構成される。第1ピストン32はシリンダ31の中心にあるボアに受容されている。中心にあるボアは、シリンダの上面で閉じており、シリンダ31の底で開いている。中心にあるボアはハウジング28内のボア34と同軸になるように配設されている。
一次圧力チャンバ35はシリンダ31と第1のピストンの上面の間で画定される。作動流体はポート11を介して、バルブアクチュエータへの供給およびバルブアクチュエータからの放出が行われる。ポート11はコンジット30を介してシリンダ31内の中心にあるボアに開いているポート36に連結されている。ポート11は代わりに高圧源および戻りラインに連結されていてもよい。ポート36は、シリンダ31と第1ピストンの半径が小さくなっている部分38の間で画定される中間圧力チャンバ37内に開いている。コンジット30から枝分かれしているコンジット39は、ポート43で中心にあるボアへと開いており、ポート43は開放行程の始まりには、第1ピストンの凹部41に面している。凹部41により、作動流体は二次圧力チャンバ40に到達する。二次圧力チャンバは第1ピストンと同軸に配設されている第2ピストン42と、中心にあるボアの半径が増加した部分の間で画定される。第2ピストンは、開放行程の始まりの部分において、第1ピストンを援助するため、第1ピストン上のフランジ45に係合している。第2ピストン42の行程は第1ピストン32の行程よりはるかに短い。その行程の最後に、第2ピストンは行程制限器46に接触する。したがって、開放行程の最初の間は、第1および第2ピストンは一緒に移動する。第1ピストンの凹部41が、ポート43が中心にあるボアに開いている位置を通過するので、二次圧力チャンバ40とポート43の間の流路は、第2ピストンがその行程制限器46に接触する前に遮断される。したがって、第2ピストンが行程制限器に接触するかなり前に、加圧された作動流体の供給は終わり、したがって第2ピストンはゆっくりと行程制限器46に接触する。
閉鎖移動の際に二次圧力チャンバから排出できるように、チェック弁44を伴う戻りコンジット47が二次圧力チャンバをコンジット10に連結させている。
排気バルブが開放されるとき、調節弁17は高圧流体をポート11に供給し、そして一次、中間、そして二次圧力チャンバは加圧される。一次および二次チャンバ内の高圧作動流体は、第1および第2ピストンを同時に下向きに押す。
第1ピストンの上部分は第1ピストンの上端に向かって直径が増加するテーパ部分48を備える。図1ないし図3に示したテーパ部分は、わずかに外側に湾曲している断面であるが、先端のない円錐のような断面、僅かに内側に湾曲している断面、それらを組み合わせた断面、または所望の予め決定した任意の断面など、他の断面でもよい。そのような断面は、バルブアクチュエータの動的挙動が最適になるように、行程の各位置で流量制限はどの程度にするべきかを示唆するテスト、コンピュータシミュレーション、または分析的方法により決定できる。テーパ部分はそれに従って形成される。
内側に突出している環状のフランジ49は中心のボアから伸びており、中心のボアへ開いているポート36のすぐ上の位置にある。テーパ部分48と環状のフランジ49は、第1ピストンの位置により幅が変化する狭い環状の隙間を形成する。作動流体は、中間圧力チャンバから一次圧力チャンバに該隙間を通って流入できるように、加圧されなくてはならない。これにより、中間圧力チャンバと一次圧力チャンバの間で圧力低下がおこる。圧力低下は、環状の隙間の幅が減ると増大し、そして圧力低下は流量率の増加に伴って徐々に増大し、従って第1ピストンが高速に達するのを効果的に防ぐことになる。テーパ部分は、開放行程の終わりが近づくにつれて隙間が低減するような寸法である。従って、第1ピストンの速度は、流体の供給圧力が比較的大きい場合でさえ、該行程の終わりが近づくにつれて効果的に制限される。第1ピストンはさらに、緩衝チャンバ50の形態の緩衝器を行程端に備える。フランジ45は、僅かな隙間で袋状になっている緩衝チャンバに適合するような寸法で、フランジが緩衝チャンバに入り込むと、僅かな隙間を通して作動流体を緩衝チャンバから流出させることにより、残存している運動エネルギーの大部分は吸収され、そして第1ピストンの下面は行程制限器51にゆっくりと接触する。
第1ピストンは、空気バネの影響により引き込み位置に戻される。アクチュエータはまた、閉鎖移動の際の、緩衝チャンバ52の形態の緩衝器も行程端に備える。ピストンの上面は、袋状の緩衝チャンバ52に僅かな隙間で入り込めるような寸法である。第1ピストンの上面が緩衝チャンバに入り込むとき、残存する運動エネルギーの大部分は吸収され、バルブは弁座にゆっくりと接触する。
第1ピストンの各位置において一次圧力チャンバに必要な圧力に応じてテーパ部分の設計を変えることにより、ポート36と一次圧力チャンバ35の間の流路の流れ抵抗を調節する。したがってバルブアクチュエータは圧力が変化する高圧源で適切に操作できる。供給圧力が比較的小さい場合、バルブの加速が緩やかになるはずである。結果的に、電子制御ユニット15は僅かに長い間バルブを開いたままに保つことになる。図5に最もよく示されているように、電子制御ユニット15は高圧作動流体供給における圧力の変動を補うために、バルブ開放のタイミングおよびその長さを連続的に適応させる。標準的な作動流体圧力の通常のバルブのタイミングは、図5の連続線で示した。供給圧力が比較的小さい場合、電子制御ユニットはバルブを比較的早く開き、比較的長い時間開いているように指示し、バルブが内燃室内のガスを適切に排出するのに十分ほど長い時間開いていることを確実にし(図5では一点鎖線で示されている)、供給圧力が比較的高いときには反対になる(図5では破線で示されている)。
シリンダは流体を排出および再循環させるためのコンジット53を備えており、それは一次圧力チャンバ35をボア34に連結している。第1ピストンが中間位置にある場合、暖かい作動流体をアクチュエータに循環させることができる。これは機関を運転していないとき、バルブを運転温度に維持するのに有利であり、そしてさらに効果的に脱気ができるようになる。
図6は、バルブアクチュエータの第2の実施形態である。このバルブアクチュエータは、第1の実施形態によるバルブアクチュエータと原理的に同じ方法で構成されているが、ポート11と一次圧力チャンバ35の間の第1流路の流量制限を変えるための手段が異なる。この実施形態ではポート36の替わりに傾いているポート36'が代用される。傾いているポートは上部を伴って流量制限をし、その流量制限は、第1ピストンが引き込み位置から伸長位置に移動するときに厳しくなり、一次圧力チャンバに作動流体がさらに流れ込まないように、開放行程が完了する前に第1流路は完全に塞がれるので、第1ピストンとバルブは開放行程の最後の部分で減速される。作動流体は、ポート36'から中間圧力チャンバに流れ込み、中間圧力チャンバと一次圧力チャンバ35を連結しているコンジット54を介してさらに一次圧力チャンバに流れ込む。
図7はバルブアクチュエータの第3の実施形態を示している。バルブアクチュエータは第2の実施形態のバルブアクチュエータと原理的に同じ方法で構成されているが、ポート11と一次圧力チャンバ35の間の第1流路の流量制限を変えるための手段が異なる。コンジット30が、ポート36''を介して中間圧力チャンバに開いており上下に配置されている複数のまたは比較的細いコンジット55に連結されている。細いチャネルの流量制限をすると、高速で流れている作動流体の圧力がかなり低下する。開放行程の間、第1ピストンの上部は順にポート36''を閉じる。よって、第1流路の流れ抵抗は、開放行程の間、徐々に増大する。図7に示した細いコンジット55の断面積は、開放行程が進む方向に向けてチャネルごとに小さくなる。これにより、第1ピストンが伸長位置まで移動するときに、第1流路における流量制限は徐々に大きくなる。代わりにコンジット55は同一の断面積(図示されていない)、または比較的大きな断面積で、そしてコンジット55内に配設された流量制限器(図示されていない)を有していてもよい。
上述の実施形態において配設されている空気バネは、戻り行程圧力チャンバと、第1ピストンを引き込み位置にするピストン表面領域で代用してもよい。この実施形態(図示されていない)は、第1ピストンを引き込み位置にするために加圧された作動流体を圧力戻り行程チャンバに供給できるように、調節弁を少し変型する必要がある。第1ピストンの位置に関係している戻り行程圧力チャンバ内の圧力を調節するために、上述と同じ原理を用いることができる。
本発明を説明するために、詳細を述べたが、そのような詳細は単に説明のためであり、添付の請求項の範囲内で、当業者は変化形態を制作することができる。
シリンダカバーを有する2行程クロスヘッド型機関内のシリンダの概要の断面図を示している。 図1のシリンダ内の液圧作動式排気バルブの第1の実施形態の長手方向の断面図を示しており、バルブは着座位置にあり、第1ピストンは引き込み位置にある。 該第1ピストンが幾分伸長位置にある場合のアクチュエータの断面図を拡大して示している。 図3と同じ図であるが、該第1ピストンが行程制限器に近づいている。 様々な流体供給圧力において、排気バルブを開放する時のダイヤグラムを示している。 第2の実施形態におけるアクチュエータの断面図を示している。 第3の実施形態におけるアクチュエータの断面図を示している。
符号の説明
1 シリンダ
2 掃気ポート
3 エアボックス
4 排気バルブ
5 機関のピストン
6 燃焼室
7 排気通路
8 排気溜
9 液圧で作動するアクチュエータ
10 圧力コンジット
11、36、43 ポート
12 分配器ブロック
13 コンソル
14 高圧コンジット
15 電子制御ユニット
16 配線
17 調節弁
17a 操作弁
17b 主要弁
18 配線
19、21 チャネル
20 流体アキュムレータ
22 戻りライン
23 空気バネ
24 ステム
24' シリンダカバー
25 バネピストン
26 空気シリンダ
27 バネチャンバ
28 ハウジング
29 キャビティ
30、39、54、55 コンジット
31 シリンダ
32 第1ピストン
34 ボア
35 一次圧力チャンバ
37 中間圧力チャンバ
38 ピストンの半径が小さくなっている部分
40 二次圧力チャンバ
41 凹部
42 第2ピストン
44 チェック弁
45 フランジ
46 行程制限器
47 戻りコンジット
48 ピストンのテーパ部分
49 環状フランジ
50、52 緩衝チャンバ
51 行程制限器
53 排出および再循環させるためのコンジット
57 排出管

Claims (2)

  1. 内燃機関のための、液圧で作動されるバルブシステムであって、
    ・ バルブを着座位置と離座位置に操作するための液圧式アクチュエータであって、
    前記アクチュエータの固定ハウジング(31)に形成されたボアに摺動可能に収容されるピストンであって、バルブステム(24)の端部に設けられる第1ピストン(32)を有し、ここで前記第1ピストンは、前記バルブが着座しているときには引き込み位置にあり、前記バルブが離座しているときには伸長位置にある、液圧式アクチュエータと、
    ・ 前記固定ハウジングと前記第1ピストンとの間に形成される一次圧力チャンバであって、該一次圧力チャンバ内の加圧された流体が前記第1ピストンの表面に作用し、伸長位置となるようにする一次圧力チャンバ(35)と、
    ・ 作動流体の高圧源または戻りラインに交互に連結できるポート(11)と、
    ・ 前記ポートと前記一次圧力チャンバの間の第1流路と
    を備え、
    前記第1ピストンが、前記着座位置において前記ポートに近接する部分から先端部にかけて、その直径が滑らかに変化するような形状を有することを特徴とする、液圧で作動されるバルブシステム。
  2. バルブステムの一端にピストン部が設けられる、液圧式バルブシステム用のバルブであって、前記ピストン部は、前記バルブステムに隣接する第一部分と、前記ピストン部の末端部を占める第二部分と、前記第一部分と第二部分の中間部分を占める部分であって、前記第一及び第二部分とシリンダ壁とに囲まれるチャンバを形成すべく、前記第一及び第二部分より径が細くなっている第三部分とを有し、
    前記第二部分は、前記第三部分に隣接する側から先端側にかけて、直径がなめらかに変化する形状を有することを特徴とする、液圧式バルブシステム用のバルブ。
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