JP2008120319A - ドア構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】ドアベルトライン部において、固定用ブラケットを使わずにインパクトビームを保持できるようにしたドア構造の提供を課題とする。
【解決手段】ドア幅方向に延在されたドアインナパネル18と、ドアインナパネル18とドア厚さ方向に対向してドア幅方向に延在され、ドアインナパネル18とドア幅方向に閉断面22を構成するドア補強部材20と、閉断面22内においてドア幅方向に延在され、ドアインナパネル18とドア補強部材20にドア厚さ方向で接合されたインパクトビーム24と、を有するドア構造30とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、車両のドア構造に関する。
前面衝突時及び側面衝突時のドアの変形量を抑制するために、ドアベルトライン部にインパクトビームを配置したドア構造が従来から知られている(例えば、特許文献1参照)。このようなドア構造のインパクトビームは、ドア幅方向両端部に設けられた固定用ブラケットを用いて保持されるのが一般的な構成である。しかしながら、このような構成であると、固定用ブラケットが必要であることから、部品点数の増加や重量の増加、固定用ブラケットを取り付けるためのスペース等が必要となる問題がある。
特開平10−250512号公報
そこで、本発明は、ドアベルトライン部において、固定用ブラケットを使わずにインパクトビームを保持できるようにしたドア構造を得ることを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係る請求項1に記載のドア構造は、ドア幅方向に延在されたドアインナパネルと、前記ドアインナパネルとドア厚さ方向に対向してドア幅方向に延在され、該ドアインナパネルとドア幅方向に閉断面を構成するドア補強部材と、前記閉断面内においてドア幅方向に延在され、前記ドアインナパネルと前記ドア補強部材にドア厚さ方向で接合されたインパクトビームと、を有することを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、ドア幅方向にそれぞれ延在されたドアインナパネルとドア補強部材とで構成された閉断面内に、ドア幅方向に延在するインパクトビームを配置し、そのインパクトビームをドアインナパネルとドア補強部材にドア厚さ方向で接合して保持するようにしたので、インパクトビーム固定用のブラケットを不要とできる。また、これにより、ドア幅方向及びドア厚さ方向で、ドアインナパネルとドア補強部材とインパクトビームとを強固に結合することができるため、ドアの強度を向上させることができる。
また、請求項2に記載のドア構造は、請求項1に記載のドア構造において、ドアがヒンジドアであり、そのヒンジ取付部補強部材と同一高さに前記インパクトビームを配置するとともに、前記ヒンジ取付部補強部材に、該インパクトビームのドア厚さ方向の移動を規制する移動規制手段を設けたことを特徴としている。
請求項2に記載の発明によれば、インパクトビームをヒンジ取付部補強部材と同一高さに配置するとともに、そのヒンジ取付部補強部材にインパクトビームのドア厚さ方向における移動規制手段を設けたので、衝突時に、ピラーに対するインパクトビームのドア厚さ方向の位置ズレを抑制できるとともに、衝突荷重の伝達経路が、ピラー、ヒンジ、ドアという経路の他に、ピラー、ヒンジ取付部補強部材、インパクトビームという経路も形成されるため、衝突荷重の伝達ロスを抑制することができる。
また、請求項3に記載のドア構造は、請求項1又は請求項2に記載のドア構造において、前記インパクトビームが接合される前記ドアインナパネル及び前記ドア補強部材の少なくとも一方の接合部が、該インパクトビームに対して面接触する形状を有していることを特徴としている。
請求項3に記載の発明によれば、インパクトビームが接合されるドアインナパネル及びドア補強部材の少なくとも一方の接合部が、インパクトビームに対して面接触する形状を有しているので、例えば、その形状をドア厚さ方向に開口する凹面形状とすれば、ドアインナパネル及びドア補強部材に対するインパクトビームの車体上下方向の位置ズレを抑制することができるとともに(インパクトビームの位置を規制することができるとともに)、ドアインナパネル及びドア補強部材に対するインパクトビームの接合代を拡大することができる。よって、接合品質を向上させることができ、ドアインナパネルとドア補強部材の強度を更に向上させることができる。
また、請求項4に記載のドア構造は、請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載のドア構造において、前記インパクトビームが、ドアベルトライン部に設けられていることを特徴としている。
請求項4に記載の発明によれば、インパクトビーム固定用のブラケットを不要としつつ、ドアベルトライン部の強度を向上させることができる。
以上のように、本発明によれば、ドアベルトライン部において、固定用ブラケットを使わずにインパクトビームを保持できるようにしたドア構造を提供することができる。
以下、本発明の最良な実施の形態について、図面に示す実施例を基に詳細に説明する。図1は本実施形態に係るドア構造30を備えたドア10のドアベルトライン部12の構成を示す概略分解斜視図であり、図2はドア10の概略側面図である。また、図3、図4はドアベルトライン部12の構成を示す概略断面図であり、図5はドアベルトライン部12の構成を示す概略斜視図である。そして、図6はドアベルトライン部12の構成を示す概略断面図であり、図7は第1実施例のドアベルトライン部12の構成を示す概略平断面図である。なお、各図に適宜記した矢印FR、矢印UP、矢印OUTは、それぞれ車両の前方向(進行方向)、上方向、外方向を示している。
図1〜図3で示すように、本実施形態に係るドア構造30を備えたドア10のドアベルトライン部12には、ドア幅方向に延在するドアアウタパネル14と、ドア幅方向に延在するとともにドアアウタパネル14とドア厚さ方向に対向するベルトラインリインフォースメントアウタ16と、ドア幅方向に延在するドアインナパネル18と、ドア幅方向に延在するとともにドアインナパネル18とドア厚さ方向に対向するベルトラインリインフォースメントインナ20が設けられている。そして、ドア幅方向にそれぞれ延在するドアインナパネル18とベルトラインリインフォースメントインナ20とで構成される閉断面22内に、ドア幅方向に延在する円筒状(管形状)のインパクトビーム24が設けられている。
すなわち、このインパクトビーム24は、上記閉断面22内において、ドアインナパネル18の内壁面とベルトラインリインフォースメントインナ20の内壁面に、その外周面24Aが車幅方向でレーザー溶接(アーク溶接)Lによって接合されて保持されている。なお、このとき、図4〜図6で示すように、ドアインナパネル18とベルトラインリインフォースメントインナ20に、インパクトビーム24の円弧形状とされた外周面24Aに面接触可能にドア厚さ方向に開口する円弧凹面形状のビード部18A、20Aをドア幅方向に形成し、インパクトビーム24のドアインナパネル18及びベルトラインリインフォースメントインナ20に対する接触面積(接合面積)を増加させる構成にすることが好ましい。
また、インパクトビーム24は、図5で示すように、ドア幅方向に連続的にレーザー溶接されることが好ましいが、断続的にレーザー溶接される構成にしても構わない。更に、ドアインナパネル18及びベルトラインリインフォースメントインナ20に対するインパクトビーム24の接合方法は、図3〜図5で示すレーザー溶接Lに限定されるものではなく、図6で示すように、ビード部18A、20Aの円弧凹面形状とされた内壁面に構造用接着剤Mを塗布して接合する方法や、構造用接着剤Mとレーザー溶接Lを併用して接合する方法を採用してもよい。
また、図7で示すように、第1実施例のドアベルトライン部12におけるインパクトビーム24は、ピラー26、28に対して車幅方向(ドア厚さ方向)でオーバーラップする構成になっている。つまり、インパクトビーム24の延在方向にピラー26、28が存在する構成になっており、インパクトビーム24が、図示の平面視で、ピラー26、28の車幅方向外端部26A、28Aから、車幅方向外側へはみ出さないようになっている。なお、ピラー26がフロントピラーのとき、ピラー28はセンターピラーであり、ピラー26がセンターピラーのとき、ピラー28はリアピラーである。
以上のような構成のドア10(ドア構造30)において、次にその作用について説明する。図1〜図7で示すように、上記構成のドアベルトライン部12では、ドアインナパネル18とベルトラインリインフォースメントインナ20とで構成された閉断面22内にインパクトビーム24が配置され、そのドア厚さ方向における外周面24Aが、ドアインナパネル18のビード部18Aとベルトラインリインフォースメントインナ20のビード部20Aに、それぞれレーザー溶接Lによって連続的(又は断続的)に接合されている。
したがって、ドア幅方向両端部に、インパクトビーム24を保持するための固定用ブラケットを設ける必要がなく、その固定用ブラケットを取り付けるためのスペースが不要になる。つまり、このような構成のドア10(ドア構造30)であると、スペースの有効活用が図れるとともに、部品点数の低減や、重量の低減が図れる。また、このような構成のドア10(ドア構造30)によれば、ドアインナパネル18とインパクトビーム24、及びベルトラインリインフォースメントインナ20とインパクトビーム24を強固に結合することができるので、ドア10(ドアインナパネル18とベルトラインリインフォースメントインナ20を含むドアベルトライン部12)の強度を向上させることができる。
更に、インパクトビーム24をレーザー溶接するドアインナパネル18のビード部18Aとベルトラインリインフォースメントインナ20のビード部20Aは、インパクトビーム24の外周面24Aに沿ってドア厚さ方向に開口する円弧凹面形状とされて、その内壁面が外周面24Aと面接触しているので、ドアインナパネル18及びベルトラインリインフォースメントインナ20に対するインパクトビーム24の車体上下方向の位置ズレを抑制することができ(インパクトビーム24の位置を規制することができ)、ドアインナパネル18及びベルトラインリインフォースメントインナ20に対するインパクトビーム24の接合代を拡大することができる。
したがって、インパクトビーム24をレーザー溶接するときに、その溶接位置のばらつきを許容することができ、接合(溶接)品質を向上させることができる。また、これにより、ドアインナパネル18とインパクトビーム24、及びベルトラインリインフォースメントインナ20とインパクトビーム24をより強固に結合することができるので、ドア10(ドアインナパネル18とベルトラインリインフォースメントインナ20を含むドアベルトライン部12)の強度を更に向上させることができる。
なお、インパクトビーム24の接合に構造用接着剤Mを使用した場合には、その外周面24Aとビード部18A、20Aの内壁面との接合面積を、レーザー溶接Lのときよりも増加させることができるため、後述する衝突時において、受け止められる最大荷重を向上させることができる。そして更に、インパクトビーム24とドアインナパネル18、又はインパクトビーム24とベルトラインリインフォースメントインナ20の接触による異音の発生を防止することができ、インパクトビーム24の振動を防止することができる。
また、ドアインナパネル18及びベルトラインリインフォースメントインナ20に、それぞれビード部18A、20Aを形成したことから、ドアインナパネル18及びベルトラインリインフォースメントインナ20に形成される稜線を増やすことができる。したがって、これによっても、ドアインナパネル18及びベルトラインリインフォースメントインナ20(ドアベルトライン部12)の剛性・強度(耐力)を向上させることができる。
また、上記したように、固定用ブラケットが不要とされていることから、インパクトビーム24は、ピラー26に車幅方向で完全にオーバーラップし(オーバーラップ量が充分に確保され)、インパクトビーム24の前端部24Bとピラー26との間に衝突荷重の伝達経路が形成されている。したがって、このドア10を備えた車両が前面衝突すると、その衝撃(衝突荷重)は、ピラー26からインパクトビーム24へ伝達されるが、この衝突荷重はインパクトビーム24の軸力として(曲げが抑制された状態で)伝達されるので、ピラー26によって確実に支持される。
更に、このインパクトビーム24は、固定用ブラケットによるドア幅方向両端部だけの固定ではなく、インパクトビーム24の長手方向(ドア幅方向)全長に亘った固定になっているので、前面衝突時に、インパクトビーム24がドアインナパネル18及びベルトラインリインフォースメントインナ20から外れるような不具合が発生しない。したがって、その衝突荷重は、インパクトビーム24に確実に伝達される。また、インパクトビーム24としては、断面が一様で真っ直ぐな管形状である高張力鋼管を使用できるため、安価であり、曲げ方向(車幅方向)に入力される衝突荷重に対しても充分に耐力(強度)がある。したがって、側面衝突時においても、ドア10の変形量を抑制することができる。
次に、ドアベルトライン部12の第2実施例について、図8を基に説明する。なお、上記第1実施例と同等の部位には、同じ符号を付して詳細な説明は省略する。この第2実施例のドアベルトライン部12では、ドア10のヒンジ32を支持して補強するヒンジリインフォースメント34が、インパクトビーム24と同一高さで、かつ、その車体前方側に配置されるとともに、平面視略「L」字状に形成され、その車体後方向に延在する先端部34Aに、車体上下方向に長い略平板状とされた凸部34Bが、車体後方向に向かって一体に突設されている。
そして、インパクトビーム24の前端部24Bにおける孔部24Cは、その凸部34Bが挿入可能なように、車体上下方向に長い楕円形状とされており、車両の組立時では、凸部34Bと前端部24Bとが所定間隔を隔てて対向配置されるようになっている。したがって、車両の前面衝突時には、ピラー26からヒンジリインフォースメント34に衝突荷重が伝達され、そのヒンジリインフォースメント34が車体後方側へ移動することにより、凸部34Bがインパクトビーム24の前端部24Bにおける孔部24C内に入り込む。
これにより、インパクトビーム24がヒンジリインフォースメント34によって支持され、ドアインナパネル18及びベルトラインリインフォースメントインナ20からの外れが防止されるので、ピラー26に対するインパクトビーム24の車幅方向及び車体上下方向の位置ズレを抑制することができる。よって、上記第1実施例と同様に、衝突荷重の伝達が効率よく実行される。また、これにより、衝突荷重の伝達経路が、ピラー26→ヒンジ32→ドア10という経路の他に、ピラー26→ヒンジリインフォースメント34→インパクトビーム24という経路も形成されるので、衝突荷重の伝達ロスが抑制される。
なお、ヒンジリインフォースメント34に形成される凸部34Bの形状によっては、インパクトビーム24の前端部24Bにおける孔部24Cの形状を、車幅方向に長い楕円形状や、円形状のままとしてもよい。何れにしても、インパクトビーム24の前端部24Bにおける孔部24Cは、ヒンジリインフォースメント34の凸部34Bが、確実に挿入(挿通又は嵌合)可能となるような大きさ及び形状等になっていればよい。
次に、ドアベルトライン部12の第3実施例について、図9を基に説明する。なお、上記第1実施例及び第2実施例と同等の部位には、同じ符号を付して詳細な説明は省略する。この第3実施例のドアベルトライン部12では、ドアインナパネル18が2つに分割され、ヒンジサイドパネル36とドアインナパネル本体38とされている。ヒンジサイドパネル36には、インパクトビーム24と同一高さに配置されるとともに、平面視略「S」字状とされたフランジ部36Aが、車体後方向に向かって一体に突設されており、そのフランジ部36Aの車体後方向に延在する先端部36Bが、インパクトビーム24の前端部24Bにおける孔部24Cに挿入可能な大きさに形成されている。
そして、車両の組立時では、そのフランジ部36Aの先端部36Bとインパクトビーム24の前端部24Bとは所定間隔を隔てて対向配置されている。したがって、車両の前面衝突時には、ピラー26からヒンジサイドパネル36に衝突荷重が伝達され、そのヒンジサイドパネル36が車体後方側へ移動することにより、フランジ部36Aの先端部36Bがインパクトビーム24の前端部24Bにおける孔部24C内に入り込む。これにより、上記第2実施例と同等の作用・効果が得られ、衝突荷重の伝達が効率よく実行される。なお、この場合、インパクトビーム24は、ヒンジサイドパネル36のフランジ部36A(先端部36B)よりも車体後方側に、その前端部24Bが配置される。
次に、ドアベルトライン部12の第4実施例について、図10を基に説明する。なお、上記第1実施例〜第3実施例と同等の部位には、同じ符号を付して詳細な説明は省略する。この第4実施例のドアベルトライン部12では、ヒンジリインフォースメント34が、インパクトビーム24と同一高さに配置されるとともに、平面視略「L」字状に形成され、その車体後方向に延在する先端部34Aが、インパクトビーム24(前端部24B)の車幅方向外側に配置されている。
したがって、車両の側面衝突時には、ヒンジリインフォースメント34を介してインパクトビーム24に衝突荷重を伝達することができるので、ドア10の変形量を抑制することができる。また、車両の前面衝突時においても、インパクトビーム24は、ヒンジリインフォースメント34の先端部34Aによって、ピラー26に対する車幅方向の位置ズレが抑止されるとともに、ドアインナパネル18からの外れも抑止されるので、ピラー26からインパクトビーム24へ確実に衝突荷重が伝達される。つまり、これにより、衝突荷重の伝達が効率よく実行される。
最後に、ドアベルトライン部12の参考例について、図11を基に説明する。なお、上記第1実施例〜第4実施例と同等の部位には、同じ符号を付して詳細な説明は省略する。この参考例のドアベルトライン部12では、インパクトビーム24がベルトラインリインフォースメントインナ20だけに、上記第1実施例と同様にレーザー溶接L又は構造用接着剤Mによって接合されている。そして、ドアトリム40に対向するインパクトビーム24の外周面24Aに、そのドアトリム40に設けられたクリップ42が取り付け可能な取付孔24Dが穿設されている。
このような構成によれば、インパクトビーム24にドアトリム40やワイヤーハーネス(図示省略)を直接取り付けることが可能となるため、ドアインナパネル18を省略することができる。したがって、ドア10の軽量化、ドアトリム40の設計の自由度を向上させることができる。なお、その他の作用・効果は、上記第1実施例と同様である。また、クリップ42の構成としては、図示のように取付孔24Dに、その先端部42Aを差し込んだ後、クリップ本体42Bを回動させることにより、その先端部42Aが取付孔24Dから抜けなくなるような構成等で充分であり、特に限定されるものではない。
ドアのドアベルトライン部の構成を示す概略分解斜視図 ドアの概略側面図 ドアのドアベルトライン部の構成を示す概略断面図 ドアのドアベルトライン部の構成を示す概略断面図 ドアのドアベルトライン部の構成を示す概略斜視図 ドアのドアベルトライン部の構成を示す概略断面図 第1実施例のドアベルトライン部の構成を示す概略平断面図 (A)第2実施例のドアベルトライン部の構成を示す概略平断面図、(B)凸部と孔部の形状を示す概略斜視図 第3実施例のドアベルトライン部の構成を示す概略平断面図 第4実施例のドアベルトライン部の構成を示す概略平断面図 参考例のドアベルトライン部の構成を示す概略平断面図
符号の説明
10 ドア
12 ドアベルトライン部
14 ドアアウタパネル
16 ベルトラインリインフォースメントアウタ
18 ドアインナパネル
18A ビード部(接合部)
20 ベルトラインリインフォースメントインナ(ドア補強部材)
20A ビード部(接合部)
22 閉断面
24 インパクトビーム
26 ピラー
28 ピラー
30 ドア構造
32 ヒンジ
34 ヒンジリインフォースメント(ヒンジ取付部補強部材)
34B 凸部(移動規制手段)
36 ヒンジサイドパネル(ヒンジ取付部補強部材)
36A フランジ部(移動規制手段)
38 ドアインナパネル本体
40 ドアトリム
42 クリップ

Claims (4)

  1. ドア幅方向に延在されたドアインナパネルと、
    前記ドアインナパネルとドア厚さ方向に対向してドア幅方向に延在され、該ドアインナパネルとドア幅方向に閉断面を構成するドア補強部材と、
    前記閉断面内においてドア幅方向に延在され、前記ドアインナパネルと前記ドア補強部材にドア厚さ方向で接合されたインパクトビームと、
    を有することを特徴とするドア構造。
  2. ドアがヒンジドアであり、そのヒンジ取付部補強部材と同一高さに前記インパクトビームを配置するとともに、前記ヒンジ取付部補強部材に、該インパクトビームのドア厚さ方向の移動を規制する移動規制手段を設けたことを特徴とする請求項1に記載のドア構造。
  3. 前記インパクトビームが接合される前記ドアインナパネル及び前記ドア補強部材の少なくとも一方の接合部は、該インパクトビームに対して面接触する形状を有していることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のドア構造。
  4. 前記インパクトビームが、ドアベルトライン部に設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載のドア構造。
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