JP2008119404A - 引手取付構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】家具の前面板部に引手を取り付ける際に、前面板部の引手を取り付ける部分が製造上の誤差などの理由などにより完全に平板状に成形されていない場合であっても、引手を前面板部により確実に取り付けることができるようにする。
【解決手段】家具たるワゴンの前面板部222に引手23を取り付けるための引手取付構造において、前面板部222の背面に取付ベース223を設け、この取付ベース223から前面板部222の裏面に対面する挟持片224を設け、この挟持片224と前記前面板部222との間に引手23の前壁231aを挟持させ、その挟持状態を維持させるための外れ止め機構を前記取付ベース223と引手23との間に設ける。
【選択図】図7

Description

本発明は、前面板部に引手及び操作レバーを具備し、引手及び操作レバーに操作力を加えることにより移動体を移動させ前方から収納空間にアクセス可能にする態様の家具の引手取付構造に関する。
内部に収納空間を有し、この収納空間の前方に引出しの鏡板や扉体等の移動体を設けてなるとともに、前記移動体が、前面を構成する前面板部と収納空間の前端に位置する後面板部とを有する家具において、前記前面板部に引手及び操作レバーを具備し、引手及び操作レバーに操作力を加えることにより移動体を移動させ前方から収納空間にアクセス可能にする態様の家具は、従来広く知られている(例えば、特許文献1を参照)。
特許第3213906号公報
ところで、前記特許文献1記載の構成では、前記前面板部に凹部を形成し、この凹部内に引手及び操作レバーとしての機能を有するラッチ解除レバーを設けているが、移動体の縁部に引手及び操作レバーを設ける態様のものも考えられている。このような引手を設けるに際して、引手は前記前面板部と別体をなし、この前面板部の縁部に取り付けるようにすることが考えられる。しかし、前面板部の引手を取り付ける部分は必ずしも完全に平板状に成形されているとは限らず、該部分に引手を添接させて取り付けようとすると引手と前面板部との位置関係が一定しない不具合が発生しうる。
本発明は、以上に述べた課題を解決すべく構成するものである。
すなわち本発明に係る引手取付構造は、家具の前面板部に引手を取り付けるためのものであって、前面板部の背面に取付ベースを設け、この取付ベースから前面板部の裏面に対面する挟持片を設け、この挟持片と前記前面板部との間に引手の前壁を挟持させ、その挟持状態を維持させるための外れ止め機構を前記取付ベースと引手との間に設けたことを特徴とする。
このようなものであれば、引手の前壁を前記挟持片と前記前面板部との間で挟持させることにより、前面板部の引手を取り付ける部分が製造上の誤差などの理由などにより完全に平板状に成形されていない場合であっても、引手の前後方向の位置決めを的確に行い、引手を前面板部により確実に取り付けることができる。
このような引手をより確実に取り付けることができる態様として、前記引手が、前記前面板部の裏面に対向する前壁を有する引手本体と、この引手本体の後方に配した基版とを具備してなるものであって、前記引手本体の前壁と前記基版の前壁との間に前記挟持片を位置させてなるものが挙げられる。このようなものであれば、前記挟持片が前記引手本体の前壁と前記基版の前壁との間に位置させ、引手の前後方向へのがたつきを抑えることができるからである。
さらに、前記基版の前壁が、前記引手本体の前壁との間に前記挟持片を位置させるべく他の部分よりも後方に位置する凹部を具備するものであれば、前記挟持片を前記引手本体の前壁と前記凹部との間に位置させることにより、引手の位置決めをさらに的確に行うことができる。
このような引手本体及び基版を有する引手の取付構造の一例として、前記外れ止め機構を前記取付ベースと前記基版との間に設けているとともに、この基版と前記引手本体との間にこれらの離間を規制する第2の外れ止め機構を設けているものが挙げられる。
さらに、このような引手本体及び基版を有する引手において、前記引手本体と前記基版との間に、前記前面板部を移動させるための操作レバーを収納しているものであれば、引手内部に操作レバーを有する態様を、前記引手本体と前記基版とにより操作レバーを引き手に軸支させるための支持軸を挟持させることにより実現できる。
特に、前記前面板部が引出しの鏡板の前面を構成するものであって、前記操作レバーが、この引出しを収納位置に係止するラッチ爪をラッチ解除方向に作動させるための操作力を受け付けるものであれば、ラッチ機構を有する引出しの引手及び操作レバーを容易に固定できる。
一方、前記取付ベースを前記前面板部の裏面から後方に起立させて設けているとともに、前記挟持片を、この取付ベースから切り起こして設けているものであれば、前記挟持片を前記前面板部に近接させて設けることができる。
そして、前記引手の前壁の上部に、突出端が前記前面板部の前面と面一となる突条を設けているものであれば、引手と前面板部との段差をなくし、見栄えを整えることができる。
本発明に係る引手取付構造によれば、引手の前壁を前記挟持片と前記前面板部との間で挟持させることにより、前面板部の引手を取り付ける部分が製造上の誤差などの理由などにより完全に平板状に成形されていない場合であっても、引手の前後方向の位置決めを的確に行い、引手を前面板部により確実に取り付けることができる。
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照して説明する。
本実施形態に係る収納家具たるワゴンWは、図1及び図2に示すように、家具本体たるワゴン本体1と、このワゴン本体1に収納可能な引出し2と、同じくこのワゴン本体1に収納可能なトレー9とを具備する。なお、図1にはこのワゴンWの全体斜視図、図2にはこのワゴンWの側面図をそれぞれ示している。
具体的には、前記ワゴン本体1は、底板11と、この底板11の後端縁から起立する背板12と、前記底板11の左右両端縁から起立する側板13、13と、これら背板12及び側板13、13の上方に設けられこれらの上端部間を接続する天板14とを具備し、内部に前記引出し2の引出し本体21を収納してなる、この種のワゴンのワゴン本体として周知のものと同様の構成を有する。
前記引出し2は、前記図1、前記図2、及び図3〜図9に示すように、内部に収納空間を有する引出し本体21と、この収納空間の前方に位置し前記収納空間の前端面を構成する背面板部221と、この背面板部221の前方に位置する前面板部222とを有する鏡板22と、この鏡板22の上方に設けられる引手23と、この鏡板22に設けられワゴン本体1の一方の側板13内面に設けた係留部(図示略)と係合することによりこの引出し2を収納位置に係止するラッチ爪31と、前記引手23内に設けられる操作レバー32と、この操作レバー32を引手に軸支させる支持軸33と、前記操作レバー32に加えられる操作力を前記ラッチ爪31に伝達して前記ラッチ爪31をラッチ解除方向すなわち前記係留部との係合を解除させる方向に作動させるラッチ爪駆動機構34と、前記支持軸33に一体に設けられ前記操作力を受けて前記ラッチ爪駆動機構34を付勢する付勢爪35とを具備する。なお、図3には引出し2の正面図、図4には鏡板22の前面板部222、及び引手23を取り除いた状態を示す正面図、図5にはこの引出し2の分解斜視図、図6には引手23の分解斜視図、図7には前記図3におけるx−x断面図、図8には前記図3におけるy−y断面図、図9には前記図3におけるz−z断面図をそれぞれ示している。
前記引出し本体21は、前記ワゴン本体1に設けた引出し支持機構(図示略)を介して収納位置と最大引出し位置との間を前後方向可能にワゴン本体1に支持させている。
前記鏡板22は、上述したように、前記収納空間の前端面を構成する背面板部221と、この背面板部221の前方に位置する前面板部222とを有する。前記背面板部221は、前記底壁211の前端縁から起立させて設けている。また、この背面板部221は、前方に開口する機器収納空間22sを有する。この機器収納空間22sには、前記ラッチ爪駆動機構34を収納している。さらに、詳述はしないが、引出し2を収納位置にロック可能なロック機構(図示略)も収納している。前記前面板部222は、上述したように、前記背面板部221の前方に設けられ、前記機器収納空間22sを、この前面板部222により隠蔽するようにしている。そして、この前面板部222の背面には取付ベース223を設けているとともに、この取付ベース223から前面板部222の裏面に対向する挟持片224を起立させて設けている。なお、前記図3においては、この鏡板22は想像線により示している。
また、前記引手23は、外部に開放された手掛け空間23s及び前記支持軸33を収納する支持軸収納空間23tを有する引手本体231と、この引手本体231の支持軸収納空間23t側を閉塞する基版232とを具備してなる。なお、前記図4においては、この引手23は想像線により示している。
前記引手本体231は、前記図5〜図9に示すように、前記前面板部の後面に対向する前壁231aと、この前壁231aの幅方向中央部から後方に離間する第1の後壁231bと、前記前壁231aの幅方向両端部から後下方に起立する第2の後壁231cと、前記前壁231aの幅方向両端部から後方に起立させて設けた側壁231dと、前壁231aの下部と第1の後壁231bの下端との間に設けられるレバー挿通口231xと、前記前壁231aの後方かつ前記レバー挿通口231xの開口側縁部に設けられ前記支持軸33の所定短寸領域を支持する第1の半円突条231eとを具備する。前記第2の後壁231cは、前記前壁231aの上端から後方に延伸する水平部231c1と、この水平部231c1の後端から上方に起立する起立部231c2とを有する。一方、前記前壁231aの上端には、前方に突出させて突条231a1を設けている。この突条231a1の突出端は、前記前面板部222の前面と面一となるようにしている。また、前記前壁231aと前記第1の後壁231bとの間に前記手掛け空間23sを形成しているとともに、前記第1の半円突条231e下方に前記支持軸収納空間23tを形成している。そして、前記前壁231aには係止孔231hを、前記基版232に設けた後述する係合突起232kに係合可能に設けている。
一方、前記基版232は、前記図5〜図9に示すように、板状をなすとともに前記支持軸33を収納する支持軸収納凹部232xを備えた基版本体232aと、前記引手本体231の前壁231aに設けた係止孔231hに係合させてなる係合突起232kを有する前壁232bと、前記基版本体232aの両側端からそれぞれ起立させて設けた側壁232cと、左右両側の側壁232cの後端から相寄る方向にそれぞれ延伸させて設けた左右の起立板232dとを具備する。前記支持軸収納凹部232xの両端近傍には、第2の半円突条232eを設けている。この第2の半円突条232eは、前記第1の半円突条231eとともに、前記支持軸33の所定短寸領域、具体的には上方に操作レバー32が設けられておらず下方に付勢爪35が設けられていない領域を支持すべく設けられる局所軸受部Pを構成する。また、この基版232の下面の一側端部には、前記支持軸33と一体に設けた前記付勢爪35を鏡板側22に突出させるための付勢爪挿通口232yを設けている。そして、前記前壁232bには、前記引手本体231の前壁231aとの間に鏡板22の挟持片224を位置させるべく、この前壁232bの他の部分よりも後方に位置する凹部232b1を設けている。
また、本実施形態では、前記ラッチ爪31、前記操作レバー32、前記支持軸33、前記ラッチ爪駆動機構34、及び前記付勢爪35を利用して、引出し2を収納位置に係止可能な引出し係止機構3を設けている。ここで、本実施形態では、前記操作レバー32、前記支持軸33、及び付勢爪35は、上述したように全てレバー部材3Lとして一体に設けている。また、前記操作レバー32は鏡板22のほぼ全幅、より正確には引手23の手掛け空間23sの幅寸法略全域に亘る寸法のものにしている。
具体的には、前記操作レバー32は、板状をなすレバー本体321と、このレバー本体321の後面に設けたリブ部322とを具備する。前記支持軸33は、この操作レバー32の下端に接続しているとともに、両側方にわずかずつ延伸させて設けた延伸部332を備えている。そして、一方の延伸部331から、前記操作レバー32と反対側すなわち下方に延伸させて付勢爪35を設けている。この付勢爪35は、前記ラッチ爪駆動機構34の一端部に当接していて、操作レバー32が操作力を受けた際には、この付勢爪35からラッチ爪駆動機構34に操作力が伝達されるようにしている。前記ラッチ爪駆動機構34及びラッチ爪31は、この種の引出しを収納位置に係止可能にすべく設けられる従来周知のものである。すなわち、前記ラッチ爪駆動機構34は、鏡板22の側端近傍部に配していて、操作レバー32に入力された操作力を一端部に受け付けるようにしているとともに、他端部にラッチ爪31を設け、操作レバー32に操作力を入力しない状態では図示しないねじりコイルバネ等の付勢手段を利用してラッチ爪31を前記係留部と係合する方向に付勢し、操作レバー32が操作力を受け付けるとこの操作力の伝達を受けてラッチ爪31を前記係留部との係合を解除する方向に付勢する。さらに、前記引手23と前記支持軸33との間に、前記操作レバー32の可動範囲を規制する可動範囲規制機構を設けている。具体的には、この可動範囲規制機構は、前記支持軸33に前記付勢爪35と同一方向に突出させて設けた規制突起331と、前記基版232に前記規制突起331を収納可能に設けた規制溝232kとを具備し、これらを係合させてなる。そして、前記規制突起331を前記規制溝232mの長手方向端縁に当接させることにより前記操作レバー32及びこの操作レバー32と一体をなす支持軸33の可動範囲を規制している。加えて、前記操作レバー32と前記引手23との間には、この操作レバー32の引手23に対する位置決めを行う位置決め部を設けている。この位置決め部は、前記引手本体231の前壁231aの幅方向中央部から後方に突出させて設けた位置決め片231fと、前記操作レバー32の幅方向中央部に前記位置決め片231fと係合可能に設けた位置決め溝32mとを係合させてなる。また、前記位置決め片231fの下面に、前記支持軸33の幅方向中央部の上面を摺接させ、この支持軸33の幅方向中央部のガイドも行うようにしている。
ここで、前記レバー部材3Lは、以下のようにして前記引手23に組み付けるようにしている。まず、前記基版23の支持軸収納凹部232xに前記支持軸33を収納した状態で、前記引手本体231の前壁231aを、前記基版232の前壁部と側壁部との間に設けたスリットに挿入するとともに、前記基版232の起立板232dを前記引手本体231の後壁231bの後面に設けた係合凹部に挿入し、次いで、前記基版232の前壁232bに設けた係合突起232kを前記引手本体231の前壁231aに設けた前記係止孔231hに係止するようにしている。そして、これら引手本体231と前記基版232とは、複数箇所をビス止めするようにしている。このようにして引手23を組み立てた状態で、基版232の前壁232bの凹部232b1と前記引手本体231の前壁231aとの間に、挟持片224を配すべきスリットが形成されるようにしている。
それから、前記基版232の前壁232bの凹部232b1と前記引手本体231の前壁231aとの間に形成されたスリット内に挟持片224を配することにより引手本体231の前壁部231aを鏡板22の前面板部222と挟持片224との間に位置させつつ、基版本体232aに設けた外れ止め爪232tと鏡板22の取り付けベース223から起立させて設けた外れ止め片の凹部225とを係合させ、引手23及びレバー部材3Lを鏡板22に組み付けるようにしている。
本実施形態に係る引手23の取付構造によれば、以上に述べたように、引手本体231の前壁231aを前記挟持片224と前記前面板部222との間で挟持させることにより、引手23の前後方向の位置決めを的確に行うことができる。
また、前記引手23が、前記前面板部222の裏面に対向する前壁231aを有する引手本体231と、この引手本体231の後方に配した基版232とを具備してなり、前記引手本体231の前壁231aと前記基版232の前壁232bとの間に前記挟持片224を位置させてなるので、前記挟持片224を前記引手本体231の前壁231aと前記基版232の前壁232bとの間に位置させ、引手23の前後方向へのがたつきを抑えることができる。
さらに、前記引手本体231の前壁231aとの間に鏡板22の挟持片224を位置させるべく、この前壁232bの他の部分よりも後方に位置する凹部232b1を設けているので、前記挟持片224を前記引手本体231の前壁231aとこの凹部232b1との間に位置させることにより、引手23の位置決めをさらに的確に行うことができる。
また、前記基版232の外れ止め片232tと前記取り付けベース223から起立させて設けた外れ止め片の凹部225とを係合させてなる外れ止め機構を、前記取付ベース223と前記基版232との間に設けているとともに、この基版232と前記引手本体232との間に、前記係合突起232kと前記係止孔231hとを係合させてなりこれらの離間を規制する第2の外れ止め機構を設けているので、取付ベース224と基版232との接合を確実に行った上で、引手23全体の取り付けも確実に行うようにできる。
さらに、このような引手本体231及び基版232を有する引手23において、前記引手本体231と前記基版232との間に、前記前面板部222を移動させるための操作レバー32を収納しているので、引手23内部に操作レバー32を有する態様を、前記引手本体231と前記基版232とにより操作レバー32を引き手23に軸支させるための支持軸33を挟持させることにより実現できる。
特に本実施形態では、前記前面板部222が引出しの鏡板22の前面を構成するものであって、前記操作レバー32が、この引出し33を収納位置に係止するラッチ爪35をラッチ解除方向に作動させるための操作力を受け付けるので、ラッチ機構を有する引出しの引手23及び操作レバー32を容易に固定できる。
加えて、前記取付ベース223を前記前面板部222の裏面から後方に起立させて設けているとともに、前記挟持片224を、この取付ベース223から切り起こして設けているので、前記挟持片224を前記前面板部222に近接させて設けることができる。
そして、前記引手23の前壁231aの上部に、突出端が前記前面板部222の前面と面一となる突条231a1を設けているので、引手23と前面板部222との段差をなくし、見栄えを整えることができる。
なお、本発明は以上に述べた実施形態に限られない。
例えば、引手を取り付ける対象の家具は、ワゴンに限らず、内部に物品を収納可能であるとともに収納空間を閉塞可能な前面板部を有する家具の前面板部に設ける引手全般に本発明に係る引手の取付構造を採用してよい。
また、上述した実施形態のように、引手本体と基版とを備える構成でなく、引手の主要部分を一体に形成するとともに、この引手の前壁の後方に、挟持片を収納可能な凹部を設けてもよい。
さらに、上述した実施形態のように、引手本体と基版とを備える構成において、引手本体と取付ベースとの間、及び基版と取付ベースとの間にそれぞれ外れ止め機構を設けてもよい。
加えて、操作レバーは必ずしも設ける必要はなく、また、引手の一部を操作レバーとして構成するようにしてもよい。
また、上述した実施形態において、取付ベース及び挟持片を後面板部に固定して設けるようにしてもよい。
そして、引手の前壁の上部に突条を必ずしも設ける必要はない。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
本発明の一実施形態に係るワゴンを示す全体斜視図。 同実施形態に係るワゴンを示す側面図。 同実施形態に係るワゴンの引出しの正面図。 同実施形態に係るワゴンの鏡板の前面板部及び引手を取り除いた状態を示す正面図。 同実施形態に係るワゴンの引出しの分解斜視図。 同実施形態に係るワゴンの引手の分解斜視図。 図3におけるx−x断面図。 図3におけるy−y断面図。 図3におけるz−z断面図。
符号の説明
W…ワゴン
2…引出し
22…鏡板
222…前面板部
223…取付ベース
224…挟持片
23…引手

Claims (8)

  1. 家具の前面板部に引手を取り付けるための引手取付構造であって、前面板部の背面に取付ベースを設け、この取付ベースから前面板部の裏面に対面する挟持片を設け、この挟持片と前記前面板部との間に引手の前壁を挟持させ、その挟持状態を維持させるための外れ止め機構を前記取付ベースと引手との間に設けたことを特徴とする引手取付構造。
  2. 前記引手を、外部に開放された手掛け空間及び前記支持軸を収納する支持軸収納空間を有する引手本体と、この引手本体の支持軸収納空間側を閉塞する基版とを具備してなるものにしたものであって、前記引手本体の前壁と、前記基版の前壁との間に前記挟持片を位置させてなることを特徴とする請求項1記載の引手取付構造。
  3. 前記基版の前壁が、前記引手本体の前壁との間に前記挟持片を位置させるべく他の部分よりも後方に位置する凹部を具備することを特徴とする請求項2記載の引手取付構造。
  4. 前記外れ止め機構を前記取付ベースと前記基版との間に設けているとともに、この基版と前記引手本体との間にこれらの離間を規制する第2の外れ止め機構を設けていることを特徴とする請求項2又は3記載の引手取付構造。
  5. 前記引手本体と前記基版との間に、前記前面板部を移動させるための操作レバーを収納していることを特徴とする請求項2、3又は4記載の引手取付構造。
  6. 前記前面板部が引出しの鏡板の前面を構成するものであって、前記操作レバーが、この引出しを収納位置に係止するラッチ爪をラッチ解除方向に作動させるための操作力を受け付けることを特徴とする請求項5記載の引手取付構造。
  7. 前記取付ベースを前記前面板部の裏面から後方に起立させて設けているとともに、前記挟持片を、この取付ベースから切り起こして設けていることを特徴とする請求項1、2、3、4、5又は6記載の引手取付構造。
  8. 前記引手の前壁の上部に、突出端が前記前面板部の前面と面一となる突条を設けていることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6又は7記載の引手取付構造。
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