JP2008119290A - 低周波治療器 - Google Patents

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章利 三木
Yoshikazu Mizuta
義和 水田
Koji Kurase
幸二 倉瀬
Rika Asai
里佳 浅井
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Abstract

【課題】低コストかつ簡易な構成にて、パッドの装着状態を検査するための安定した検査用電圧を得ることができる低周波治療器を提供する。
【解決手段】低周波治療器は、パッド300,300間に検査用電圧を印加しパッド間に電流が流れるか調べることによってパッド300の装着状態を検査する。ここで用いられる検査用電圧は、CPU230の駆動電圧V2を生成するために設けられている電源回路242の出力電圧V4から作られる。電源回路242は、電池電圧V1を安定化してCPUの駆動電圧V2を生成する回路である。
【選択図】図3

Description

本発明は、低周波治療器に関する。
身体に装着された電極パッド間に低周波の治療電流を通電することで治療を施す低周波治療器が知られている。この種の低周波治療器では、治療動作中にパッドの装着状態を検査し、装着異常が検出された場合に出力を停止する機能をもつものが多い。その一般的な検査手法は、パッド間に治療電流が流れているかどうかを調べ、電流が流れていない場合はパッドの装着状態に異常があるとみなす、というものである(特許文献1参照)。
特許第2810463号公報(特開平3−193064号公報)
パッド装着→電源投入→治療開始という正しい手順で治療器が使用された場合は、従来の検査手法でパッド剥がれ等を好適に検出することができる。しかし、パッドを身体に貼り付ける前に誤って治療開始操作が行われた場合、次のような問題が生じることがある。例えば、パッド貼り付け前は当然にパッド間に治療電流が流れないため、治療開始操作後すぐにパッド装着異常と判断され出力が停止する。このような現象が起きると、仕組みをよく知らない使用者は、治療器が故障したと誤解してしまう可能性がある。また、タイミング悪く、治療電流の停止前に使用者がパッドの電極に触れてしまうと、不意に電気刺激を感じて驚いたり、故障と勘違いしてしまったりする可能性がある。
上記問題を解決するために、電源投入から治療開始までのあいだは、体感できない程度の微弱な電流を用いてパッドの装着状態を監視する、という方法が考えられる。例えば、治療開始前は治療電流を弱めて(治療用電圧を降圧して)検査用の微弱電流を生成するのである。
しかしながら、電池式の低周波治療器では上記のような単純な構成を採用することができない。電池電圧は電池の消耗に応じて大きく変動するため、電池が新しい間はパッド検査用の電流が強くなりすぎ体感できてしまう一方で、電池が消耗してくると電流が微弱になりすぎパッド装着を検査できないという問題が生じるからである。とはいえ、最適な検査用電圧(ほとんど若しくは全く体感できず、かつ、電流検出が可能な範囲の電圧)を安定して得るために専用の電源や定電圧回路を設けると、コストの増大や回路構成の複雑化を招くため好ましくない。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、低コストかつ簡易な構成にて、パッドの装着状態を検査するための安定した検査用電圧を得ることができる低周波治療器を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明の低周波治療器は、以下の構成を採用する。
本発明に係る低周波治療器は、パッド間に検査用電圧を印加し前記パッド間に電流が流れるか調べることによって前記パッドの装着状態を検査する低周波治療器において、前記検査用電圧が、CPU(中央演算処理装置)の駆動電圧を生成するために設けられている電源回路の出力電圧から作られることを特徴とする。
通常、低周波治療器にはCPU及びそのCPUの駆動電圧を生成するための電源回路が設けられている。そして、そのCPUの駆動電圧(電源回路の出力電圧)は、DC3.3VあるいはDC5Vといった安定した低電圧である。このCPU駆動電圧を流用して検査用電圧を生成すれば、専用の電源や定電圧回路のような特別な回路を追加することなく、パッドの装着状態を検査するための安定した検査用電圧を得ることができる。
前記電源回路は、電池電圧を安定化して前記CPUの駆動電圧を生成する回路であるとよい。また、前記検査用電圧は、パッド間に治療電流を流すために印加される治療用電圧よりも低い値に設定されているとよい。治療用電圧は治療電流が治療効果である体感を生み出すような値に設定されるが、検査用電圧はそれよりも低い値、つまり検査用の電流がほとんど若しくは全く体感できない程度の値に設定されることが好ましい。ただし、検査が目的であるため、検査用電圧の印加により人体に流れる電流が検知可能でなければならない。
より具体的な回路構成として、低周波治療器が、昇圧回路と、前記昇圧回路に入力する電圧を前記電池電圧と前記電源回路の出力電圧との間で切り替える切替回路と、をさらに備え、前記検査用電圧は、前記電源回路の出力電圧を昇圧して作られ、前記治療用電圧は、前記電池電圧を昇圧して作られることが好ましい。
通常、電圧の大小関係は、電源回路の出力電圧(CPU駆動電圧)<電池電圧<治療用電圧となる。比較的高圧である治療用電圧を生成するには、一旦降圧された電源回路の出力電圧を昇圧するよりも、電池電圧を直接昇圧するほうが、ロスが少なく効率的である。
なお、ロスが大きいというデメリットはあるが、治療用電圧も電源回路の出力電圧を昇圧して作るようにしてもよい。この回路構成では切替回路が不要になるという利点がある。
低周波治療器が、前記検査用電圧による検査によってパッドの装着異常が検出された場合に、パッドの装着を促すメッセージを表示する表示部をさらに備えることも好ましい。このメッセージにより、使用者はパッドの装着に異常があること及び故障ではないこと、を容易に知ることができる。
前記検査用電圧による検査が、低周波治療器の電源投入後から治療電流の出力開始前の間に実行されることが好ましい。この間のパッド装着検査は、ほとんど若しくは全く体感できない程度の微弱電流を用いて行われることが好ましいからである。
前記検査用電圧による検査によってパッドの装着異常が検出されている間は、治療電流の出力動作へ進むことが禁止されることが好ましい。この構成によれば、パッドが正しく装着された後でなければ治療電流が出力されないため、安全性が高まる。
本発明は、上記手段の少なくとも一部を有する低周波治療器として捉えてもよいし、上記処理の少なくとも一部を含む低周波治療器のパッド装着検査方法、または、かかる方法を実現するためのプログラムやそのプログラムを記録した記録媒体として捉えることもできる。なお、上記手段及び処理の各々は可能な限り互いに組み合わせて本発明を構成することができる。
本発明によれば、低コストかつ簡易な構成にて、パッドの装着状態を検査するための安定した検査用電圧を得ることができる。
以下に図面を参照して、この発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。
<低周波治療器の外観>
図1を参照して、本発明の実施形態に係る低周波治療器について説明する。図1は低周波治療器の外観を示す図である。
低周波治療器100は、概略、治療器本体200と、治療部位に貼り付けるための一対のパッド300と、治療器本体200とパッド300とを電気的に接続するためのコード400とから構成される。
パッド300は、薄くかつ柔軟性の高い部材により構成されている。パッド300の一方の面(身体との接触面)には、複数の電極301が形成されている。本実施形態では、3つの電極301がパッド300の長手方向に並んで配置されている。パッド300の長手方向の一方の端部には凸状の把持部300aが設けられている。この把持部300aはパッド300の上下を判断する目印の役目も果たしている。
パッド300の電極側の表面は粘着性を有するゲル状材料によって被覆されている。このゲル状材料の膜はパッド全面に一様に形成されており、電極同士の間はゲル状材料の膜を介すことにより特に電気的に絶縁されてはいない。
パッド300の他方の面には、各電極301に対応したスナップ302が設けられている。コード400のスナップ402をパッド300側のスナップ302に留め、コード400のプラグ401を治療器本体200のジャックに差し込むことで、治療器本体200とパッド300(電極301)との接続がはかられる。
治療器本体200には、スイッチやダイヤルで構成される操作部210と、LCD(液晶ディスプレイ)で構成される表示部220とが設けられている。操作部210には、図2に示すように、電源のオン/オフを切り替えるための電源スイッチ211、治療モードの選択を行うためのモード選択スイッチ212、強さの調整を行うための強さ調整ダイヤル213、通電エリアを移動させるための位置変更スイッチ214、通電エリアの大きさ(面積)を変更するためのサイズ変更スイッチ215、電極301を個別に選択するための電極スイッチ216などが設けられている。表示部220のLCDには、現在の動作状態が表示されたり、操作やパッド貼り付けのナビゲートやメッセージが表示されたりする。
<低周波治療器の内部構成>
図3は低周波治療器のハードウエア構成を模式的に示すブロック図である。図3に示すように、治療器本体200には、概略、操作部210、表示部220、CPU(制御部)230、電源部240、波形生成・出力部250が設けられている。
操作部210には上述のように各種のスイッチ及びダイヤルが設けられている。使用者によってスイッチやダイヤルが操作されると、その信号がCPU230に入力される。また表示部220には、LCD221と、CPU230からの信号に従ってLCD221を制御するLCD制御部222とが設けられている。
電源部240には、電源回路242及び電源状態監視回路243が設けられている。この低周波治療器は電源241として4本の単3アルカリ乾電池を用いる。電池電圧V1は電池の消耗に応じて大きく変動する(約7V〜3.5V)ため、電源回路242が電池電圧V1を降圧・安定化してCPU230に供給する駆動電圧V2(DC3.3V)を生成
する。電源回路242からのDC出力はCPU230に供給されるとともに、電源状態監視回路243にも入力される。電源状態監視回路243は、電源回路242からの出力電圧V3を監視し、その電圧が3.3Vより低下した場合にCPU230(治療器本体200)を停止させる回路である。
波形生成・出力部250は、電源電圧の昇圧や治療電流(治療波形)の生成・出力を担う機能ブロックであり、電源切替回路251、昇圧回路252、強さ調整回路253、出力回路254、ジャック255、人体装着検知回路256などを備えている。電源切替回路251は、昇圧回路252へ供給する電源電圧を切り替えるための回路であって、治療動作中は電源(電池)241からの電圧V1を、治療時以外は電源回路242からの3.3V電圧V4を選択する。昇圧回路252は、電源電圧を所定の電圧に昇圧する回路である。強さ調整回路253は、昇圧回路252で昇圧された電圧を設定された強さにあった電圧になるように調整する回路である。本実施形態では、強さ調整ダイヤル213で0〜20の21段階の強さ調整が可能であり、そのダイヤルで設定された強さ段階指示値がCPU230を介して強さ調整回路253に入力される。出力回路254は、強さ調整回路253で調整された電圧をもとに、治療モードに応じた波形を生成し、その治療波形をジャック255を介してパッド300の電極301に出力する回路である。操作部210で治療モードの切替、通電エリアの変更、電極の選択などの操作が行われると、その操作内容に応じた制御信号がCPU230から出力回路254に入力される。出力回路254は、その制御信号に従って、治療波形の生成、極性の切替、電極それぞれの導通/切断の切替を行う。
人体装着検知回路256は、一対のパッド300間に電流が流れているか否かを検知することで、パッド300が人体に正しく装着されているかどうかを判定する回路である。パッド300が正しく貼られていない場合には、一方のパッド300から出力され、人体を通り、他方のパッド300に戻るという電流ループが成立しないため、電流が流れない、という原理を利用している。人体装着検知回路256によるパッド装着検査の詳細については後述する。
<治療時の動作>
低周波治療器100の操作方法及び治療動作について説明する。
使用者は、操作部210を操作することで、治療モードを選択できる。治療モードとしては、「もみ」「たたき」「押し」「さすり」といった治療方法や、「肩」「腕」「腰」といった治療部位などを指定できる。また、治療方法が予めプログラムされた「自動」モードを選択することもできる。さらに使用者は、ダイヤルを操作することで、強さの調整も可能である。
出力回路254は、CPU230からの制御信号に従って低周波の治療電流を生成する。図4はパルス電流を用いた治療波形の一例を示している。パルスとしては、パルス幅約100μsecの極めて短いものを用いている。パルス振幅の最大値は約100Vである。このパルスの極性、間隔、配列などを変えることで、「もみ」「たたき」「押し」「さすり」といった様々な種類の治療モードを作り出すことができる。また、パルスの振幅やパルス幅を変えることで「強さ」の調整が、パルス群の出現サイクルを変えることで「速さ」の調整が可能である。なお、治療電流としてはパルス電流でなく交流を用いてもよい。
治療電流は高電位側のパッド300の電極301に出力される(複数の電極が導通状態にある場合は一系統の電流がそれら導通電極に分配されることになる)。そして、高電位側のパッド300の電極301から、人体を介して、低電位側のパッド300の電極30
1に電流が流れる。このパッド間を流れる治療電流によって筋肉が電気的刺激を受け、収縮と弛緩を繰り返し、マッサージと同じような治療効果が得られる。
<パッド装着検査>
治療動作中(治療電流の出力中)、人体装着検知回路256は、治療電流を検知できるか否かを常に若しくは定期的に判定することによって、パッド300の剥がれ等を監視している。治療電流が検知できなくなった場合若しくは電流値に大きな変化が生じた場合は、パッド装着異常と判断し、治療動作を中断する。
しかし、治療時以外(電源投入後から治療動作の開始前の間、若しくは、治療動作と治療動作の間)は、治療電流と同等の電流をパッド装着検査に用いることは好ましくない。治療時以外に不意に電気刺激があると、使用者を驚かせてしまったり、使用者に故障であるかの誤解を与えてしまったりする可能性があるからである。
そこで本実施形態の低周波治療器100は、治療時以外には、ほとんど若しくは全く体感できないレベルの微弱な電流を用いてパッド装着検査を行う。具体的には、電源回路242の出力電圧V4(DC3.3V)を約10V〜20Vに昇圧したものを検査用電圧として用いる。なお、パッド間に治療電流を流すために印加される治療用電圧は、電池電圧V1を直接昇圧して作られ、約20〜100Vの値をとる。
では、図5のフローチャートに沿って、電源投入から治療電流出力までの処理フローを説明する。
電源スイッチ211が押されると、治療器本体200の電源がオンになり、所定のイニシャライズ処理が実行される(ステップS10)。
表示部220には、まず「治療部位を選ぶ」というメッセージが表示される(ステップS11)。このメッセージにより、使用者に治療部位の選択操作を促すことができる。モード選択スイッチ212の操作によって治療部位が選択されると、次のステップS12に進む。
ステップS12では、CPU230の制御信号に従って、波形生成・出力部250が一対のパッド間に検査用電圧を印加する。このとき電源切替回路251は、電源回路242の出力電圧V4(DC3.3V)を電源電圧として選択している。昇圧回路252は、その3.3V電圧を昇圧して15Vの検査用電圧を出力する。検査用電圧は強さ調整回路253をスルーして出力回路254に入力される。出力回路254はその検査用電圧をもとにパッド装着検査用の波形を生成し、高電位側のパッド300の電極301に出力する。もし両方のパッド300が人体に正常に装着されている場合は、パッド間に微弱な電流が流れることになる。
次に、人体装着検知回路256は、上記微弱な電流が検知できるか否かを調べることによって、パッド300が人体に貼られているかを判定する(ステップS13)。電流が検知できなかった場合、つまりパッド300の装着異常が検出された場合には(ステップS13;NO)、表示部220に「パッドを貼る」というメッセージが表示される(ステップS14)。このメッセージにより、使用者にパッド300の装着を促すことができる。またパッド300を装着したつもりでも電極301が肌に密着していないこともあるが、このようなメッセージが出力されれば、使用者はパッド300の装着に異常があることや故障ではないことを容易に知ることができる。
人体装着検知回路256は、電流が検知できるまで、所定時間ごと(例えば1secご
と)に上記検査を繰り返す。その間、CPU230は表示部220に「パッドを貼る」というメッセージを表示し続け、電源オフ以外の操作を受け付けない。つまり、パッド300の装着異常が検出されている間は、治療電流の出力動作に進むことができない仕様になっている。この構成によれば、パッド300が正しく装着された後でなければ治療電流が出力されないため、安全性が高まる。
電流が検知できた場合、つまりパッド300が正常に装着された場合には(ステップS13;YES)、「パッドを貼る」というメッセージが消え、表示部220に「もみ方を選ぶ」というメッセージが表示される(ステップS15)。このメッセージにより、使用者に治療方法の選択操作を促すことができる。モード選択スイッチ212の操作によって治療方法(もみ方)が選択されると、CPU230の命令に従って電源切替回路251が電源電圧を電池電圧V1に切り替え、CPU230が治療電流の出力を開始する(ステップS16)。
以上述べたように、本実施形態では、治療時以外のパッド装着検査にほとんど若しくは全く体感できないレベルの微弱電流が用いられるので、使用者に気付かれず(使用者に違和感を与えることなく)パッドの装着状態を監視することができ、安全性及び利便性に優れた低周波治療器を提供できる。
また、微弱電流を出力するための検査用電圧が電源回路242から出力される定電圧V4から作られるので、電池電圧V1の変動に依存することなく、最適な検査用電圧(ほとんど若しくは全く体感できず、かつ、電流検出が可能な範囲の電圧)を安定して得ることができる。しかも、もともとCPU駆動電圧V2を生成するために設けられている電源回路242を利用しているので、検査用電圧の生成のために特別な回路の追加が必要なく、低コスト化に有利である。
一方、検査用電圧(約10V〜20V)よりも高圧である治療用電圧(約20V〜100V)は、電源回路242の出力電圧V4(3.3V)ではなく、電池電圧V1(約7V〜3.5V)を直接昇圧することで作られる。比較的高圧である治療用電圧を生成するには、一旦降圧された電源回路242の出力電圧V4を昇圧するよりも、電池電圧V1を直接昇圧するほうが、ロスが少なく効率的だからである。
なお、上記実施形態は本発明の一具体例を示したものにすぎない。本発明の範囲は上記実施形態に限られるものではなく、その技術思想の範囲内で種々の変形が可能である。
例えば、パッドの電極数は3つに限られない。1つや2つでもよいし、3つより多くてもよい。電極の形状や分割の仕方についても任意である。長手方向に分割するだけでなく、短手方向にも分割して、二次元的に通電エリアの位置及び大きさを変更できるようにしてもよい。
図1は、低周波治療器の外観を示す図である。 図2は、操作部の外観を示す図である。 図3は、低周波治療器の構成を模式的に示すブロック図である。 図4は、パルス電流を用いた治療波形の一例を示す図である。 図5は、電源投入から治療電流出力までの処理を示すフローチャートである。
符号の説明
100 低周波治療器
200 治療器本体
210 操作部
211 電源スイッチ
212 モード選択スイッチ
213 強さ調整ダイヤル
214 位置変更スイッチ
215 サイズ変更スイッチ
216 電極スイッチ
220 表示部
221 LCD
222 LCD制御部
230 CPU
240 電源部
241 電源
242 電源回路
243 電源状態監視回路
250 波形生成・出力部
251 電源切替回路
252 昇圧回路
253 強さ調整回路
254 出力回路
255 ジャック
256 人体装着検知回路
300 パッド
300a 把持部
301 電極
302 スナップ
400 コード
401 プラグ
402 スナップ
V1 電池電圧
V2 CPUの駆動電圧
V4 電源回路からの出力電圧

Claims (7)

  1. パッド間に検査用電圧を印加し前記パッド間に電流が流れるか調べることによって前記パッドの装着状態を検査する低周波治療器において、
    前記検査用電圧が、CPUの駆動電圧を生成するために設けられている電源回路の出力電圧から作られることを特徴とする低周波治療器。
  2. 前記電源回路は、電池電圧を安定化して前記CPUの駆動電圧を生成する回路であることを特徴とする請求項1に記載の低周波治療器。
  3. 前記検査用電圧は、パッド間に治療電流を流すために印加される治療用電圧よりも低い値に設定されている請求項1または2に記載の低周波治療器。
  4. 昇圧回路と、前記昇圧回路に入力する電圧を前記電池電圧と前記電源回路の出力電圧との間で切り替える切替回路と、をさらに備え、
    前記検査用電圧は、前記電源回路の出力電圧を昇圧して作られ、
    前記治療用電圧は、前記電池電圧を昇圧して作られることを特徴とする請求項3に記載の低周波治療器。
  5. 前記検査用電圧による検査によってパッドの装着異常が検出された場合に、パッドの装着を促すメッセージを表示する表示部をさらに備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の低周波治療器。
  6. 前記検査用電圧による検査が、低周波治療器の電源投入後から治療電流の出力開始前の間に実行されることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の低周波治療器。
  7. 前記検査用電圧による検査によってパッドの装着異常が検出されている間は、治療電流の出力動作へ進むことが禁止されることを特徴とする請求項6に記載の低周波治療器。
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