JP2006296443A - 低周波治療器 - Google Patents
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Abstract
【課題】通電が体感しにくい周波数の治療電流でも、導子の貼着判別結果が使用者に把握でき、不用意で唐突な治療の開始を防止する低周波治療器を提供する。
【解決手段】導子部2のプラグ63に、その導子部固有の信号を出力する伝達回路62と、この伝達回路62用の端子と、導子パッド60,61用の端子とを備え、本体部2に、プラグ63を接続するジャック59と、このジャック59を介してプラグ63の伝達回路用端子より伝達信号を受け,導子部2の接続有無及び種別を検知する導子接続検知回路58と、ジャック59を介してプラグ63の導子パッド60,61用の端子に出力回路54よりの低周波信号を出力し、導子パッド60,61用の端子よりの信号で導子パッドの貼着有無を検知する導子貼着検知回路57とを備えた。
【選択図】図1
【解決手段】導子部2のプラグ63に、その導子部固有の信号を出力する伝達回路62と、この伝達回路62用の端子と、導子パッド60,61用の端子とを備え、本体部2に、プラグ63を接続するジャック59と、このジャック59を介してプラグ63の伝達回路用端子より伝達信号を受け,導子部2の接続有無及び種別を検知する導子接続検知回路58と、ジャック59を介してプラグ63の導子パッド60,61用の端子に出力回路54よりの低周波信号を出力し、導子パッド60,61用の端子よりの信号で導子パッドの貼着有無を検知する導子貼着検知回路57とを備えた。
【選択図】図1
Description
この発明は、導子を備えた低周波治療器に関する。
従来の低周波治療器は、2個の導子パッドからなる導子を備え、この導子を本体部に接続すると共に、導子(パッド)を人体の治療患部に貼着し、本体部の出力回路より低周波信号を出力し、導子を通して人体に低周波電流を通電して治療するものが、一般的である。この種の低周波治療器において、従来、導子が人体に装着されたかを検出するのに、出力電極間の抵抗値を検出して、検出結果をマイクロコンピュータへ出力するもの(例えば特許文献1参照)、導子間に負荷が接続されたときにオンとなり、発振回路にバイアス電圧を供給するスイッチング素子を備え、一対の導子間に負荷が接続されたときにのみ発振回路を動作させるもの(例えば特許文献2参照)、出力端子間に負荷が接続されているか否かを検出する負荷検出手段を具備し、この負荷検出手段で負荷が検出されたか否かにより、放電手段の放電時間を異ならせるもの(例えば特許文献3参照)などが、開示されている。
特開平3−123567号公報
特開平3−205065号公報
特開平5−7626号公報
従来の低周波治療器では、導子が人体に貼着されているか否かを判別し、その結果に基づいて治療用電流を制御することは可能であるが、治療用電流の周波数が高い場合は、使用者が治療用電流の通電を体感しにくいため、貼着判別結果に基づいて治療用電流の電流を制御しても使用者は、判別結果を把握することが難しい。そのため、貼着不良で出力を停止している場合で、機器不良でないのに、使用者は機器不良であると、誤認することも起こるという問題がある。また、治療用電流の出力を貼着検知で制御すると、使用開始時に導子が人体に貼着された時点で治療用電流の出力が開始されてしまい、使用者に不意な電流が通電されることになり、違和感を与えるという問題もある。
この発明は、上記問題点に着目されてなされたものであって、通電が体感しにくい周波数の治療電流でも導子の貼着判別結果が使用者に把握でき、不用意で唐突な治療の開始を防止し得る低周波治療器を提供することを目的とする。
この発明の低周波治療器は、低周波電流を生成し出力する出力回路を備えた本体と、低周波電流を人体に通電する導子とを備えたものにおいて、出力回路と人体の接続を検知する接続検知手段を備え、出力回路と人体の接続が検知されないと低周波電流の出力命令が受け付けられないようにしたことを特徴とする。
この発明において、前記接続検知手段は、好ましくは、出力回路と導子との接続を検知する導子接続検知手段と、導子の人体への貼着を検知する導子貼着検知手段とから構成され、電源投入時は各検知手段による検知が実行され、導子の出力回路への未接続もしくは導子の人体への未貼着が検知されたとき、それぞれの状態が解除されるまで、その検知内容を報知する報知手段を備えるとよい。
また、この発明において、前記低周波電流の出力命令の操作スイッチは、出力命令が受け付けられない状態では、操作できない形態を保持し、出力命令が受け付けられる状態となった時点で操作できる形態に切り替わるように出来る。
また、この発明において、前記操作スイッチの操作できない形態は、例えば本体に埋設した状態であり、操作できる形態は本体から突出した状態である。
また、この発明において、前記操作スイッチの操作できない形態は、例えば、操作部の動きがロックされた状態であり、操作できる形態は操作部の動きのロックが解除された状態である。
また、この発明において、治療実行中に、前記接続検知手段が出力回路から人体への接続が切断されたことを検知した場合、電源切断命令が入力されるまでその検知結果を報知し続けることを特徴とする。
また、この発明において、前記検知結果を、報知し続ける間は、前記出力回路から人体への接続の復帰を受け付け、接続が復帰したら治療を再開することを特徴とする。
この発明によれば、出力回路と人体の接続を検知する接続検知手段を備え、出力回路と人体の接続が検知されないと低周波電流の出力命令が受け付けられないようにしているので、出力回路と人体の接続がなされていないと、低周波電流が出力されることがないので、通電が体感しにくい周波数の治療電流でも導子の貼着判別結果が使用者に把握できる。また、不用意で唐突な治療の開始を防止することができる。
以下、実施の形態により、この発明を、さらに詳細に説明する。その一実施形態に係る低周波治療器の本体部の平面図(上面図)を図1の(a)に、その正面図を図1の(b)に示す。また、その外観斜視図を図2に示す。また、この実施形態の低周波治療器では複数種類の導子部(導子)を備え、何れかを選択して接続し、治療を行う。このうち2種類の導子部の概略斜視図を図3の(a)、(b)に示す。
この低周波治療器は、低周波電流を生成し出力する本体部1と、この本体部1に着脱可能に接続され、本体部1の低周波電流を生体(人体)に通電させる導子部2とから構成される。なお、導子部2は、患部に応じ選択使用するため、2種類の導子部2A,2Bを備える。本体部1は、その表面に、電源をオン・オフするための電源スイッチ52と、後記導子接続検知回路58により識別された導子部2A,2Bの本体部1への接続有無、導子部2A,2Bのいずれかの種類、後記導子貼着検知回路57により検知された導子部2A,2Bの人体への貼着有無等の情報を表示する報知手段としての表示器53と、低周波電流の出力を調整するための出力調整ダイヤル55とを有し、その側面に、導子部2A,2Bの各プラグ63を差し込むためのジャック59を有する。出力調整ダイヤル55は、電源スイッチ52がオフの状態では、図2の(a)に示すように表示部53と同一面となるよう本体1に収納部されているが、電源スイッチ52により電源オンすると、図2の(b)に示すように自動的に表面から突出し、回転操作可能となるように構成されている。
2種類の導子部2A,2Bのうち、導子部2Aは、例えばひざ用であり、パッド領域の大きな大サイズの導子パッド60とパッド領域の小さな小サイズの導子パッド61がU字状の弾性支持板65の端部に取り付けられ、導子パッド60側からコード67が導出され、このコード67の先端に本体1のジャック59に着脱可能に接続する接続機構としてのプラグ63が取り付けられている。導子パッド60,61を大小のサイズとすることで、特に小サイズの導子パッド61においては、低周波電流の密度を高めることができる。
一方、導子部2Bは、例えば腰・肩用であり、同様に大サイズの導子パッド60と小サイズの導子パッド61がコード67に接続され、このコード67の先端に同接続機構としてのプラグ63が取り付けられている。
図4は、この発明の一実施形態を示す低周波治療器の回路構成を示すブロック図である。
この実施形態低周波治療器は、本体部1と、導子部2とから構成されている。導子部2は、パッド領域の大きな導子パッドA60と、パッド領域の小さな導子パッドB61と、導子の種別に応じた抵抗値を持つ抵抗器で構成する伝達回路62と、導子パッドA60、導子パッド゛B61を接続する端子、及び伝達回路62の抵抗の両端を接続する端子を有するプラグ63とを、備えている。2種類の導子部2A,2Bの各プラグ63は、例えば図7に示す概略内部構造になっている。各プラグ63は、導電性のスリーブ30とつまみ68からなり、コード67内には各導子部2A,2Bの一対の導子パッドA60,導子パッドB61に接続された2本のリード線41,42が存在する。
図7のプラグ63では、導電性のスリーブ30が3つの絶縁カラー37で4極の端子31〜34に区分され、4極の端子31〜34のうちの先端の端子31にコード67からのリード線42が接続され、端子32に同じくコード67からのリード線41が接続されている。また、端子33,34には共通のリード線43が接続され、このリード線43に導子部自体の種類に対応した抵抗値を持つ抵抗44が接続され、抵抗44はつまみ68の内部に設けられている。
つまり、このプラグ63では、2極の端子31,32が低周波電流印加用であり、伝達回路62は2極の端子33、34と抵抗44とで構成される。抵抗44は、ひざ用の導子部2Aの場合は例えば100kΩの抵抗値を持ち、腰・肩用の導子2Bの場合は例えば50kΩの抵抗値を持つ。勿論、導子部が3種類以上あるときは、それに応じて抵抗44も異なる抵抗値を有するものとする。
本体部1には、CPU50と、電源部51と、電源スイッチ52と、表示器53と、出力回路54と、出力調整ダイヤル55と、ダイヤル昇降機構56と、導子貼着検知回路57と、導子接続検知回路58と、ジャック59とを備えている。
本体部1には、CPU50と、電源部51と、電源スイッチ52と、表示器53と、出力回路54と、出力調整ダイヤル55と、ダイヤル昇降機構56と、導子貼着検知回路57と、導子接続検知回路58と、ジャック59とを備えている。
CPU50は、予め記憶部に記憶するプログラムに従い、治療のための種々の演算・制御・処理を実行する。51は、電池及びACアダプタにより、回路各部に電源電圧を供給する。電源スイッチ52は、ボタン操作により、ワンタッチ毎に、電源部51から回路各部への電源供給をON/OFFする。
表示器53は、LCD(液晶表示器)が使用され、治療処理を実行中に、出力調整ダイヤルの操作可能表示、導子未接続表示、導子未貼着表示、導子接続異常表示、導子貼着異常表示等の種々の報知内容を表示する。出力回路54は、治療のための低周波信号を発生し、かつ高圧出力し、導子部2が本体部1に接続された状態で、2個の導子パッド60,61を通して生体患部に低周波電流を通電する。
出力調整ダイヤル55は、出力回路54から出力される低周波信号のレベルを調整するためのボリュウムのダイヤルである。出力調整ダイヤル55のダイヤル(ツマミ)は降位置{図2の(a)参照}と昇位置{図2の(b)参照}に昇降でき、昇位置にあるとき、ツマミを回転することにより、出力回路5の出力(強さ)を調整できる。ダイヤル昇降機構56は、出力調整ダイヤル55を調整可能とする突出位置と、出力調整ダイヤル55の調整を禁止するための埋没位置とを切り替えるために、出力調整ダイヤル55の昇降を可能にする機構である。
導子貼着検知回路57は、導子部2の導子パッドA60、導子パッドB61が生体に貼着されたか否かを検知する回路である。この導子貼着検知回路57は、出力回路54の出力が、ジャック59、プラグ63を介して、導子パッドA60、導子パッドB61間に出力電流を通電した場合、その通電電流を検出して所定値以上の場合に導子貼着有りと検知し、通電電流が検出されない場合に、導子貼着無し、と検知する。図7に示す導子部63は、ジャック59より、導子部63Aの端子31、リード線42、さらにリード線43、端子32をへて流れる出力電流を導子貼着検知回路57で検出して、貼着の有無を検知する。
導子接続検知回路58は、導子部2のプラグ63が、本体部1のジャック59に接続され、導子パッドA60、導子パッドB61が本体部1に接続されたか否かを検知する回路である。この導子接続検知回路58は、ジャック59を介して、導子部2の伝達回路62(抵抗44)に一定電流を通電し、検出される電圧より、導子部2の接続の有無及び導子部の種別を検知する。図7に示す導子部63においては、導子接続検知回路58より、ジャック59を介して、導子部2のプラグの端子33,34に通電し、抵抗44の両端電圧を検出し、その抵抗値を求めて、抵抗値が、100kΩか50kΩの場合は、対応する導子部が接続されており、100kΩを越えてはるかに抵抗値が高い場合は、導子が接続されていない、と検知する。
次に図5、図6に示すフロー図を参照して、この実施形態の低周波治療器の治療時の処理動作を説明する。電源スイッチ52がONされると、処理動作を開始し、先ずステップST1で、導子接続検知回路58の検知出力により、導子部2と出力回路54が接続されたか否かを判定する。導子部2が接続されていないと、ステップST2へ移行する。一方導子部2が接続されている場合は、ステップST3へ移行する。ステップST2においては、導子未接続を表示器53に表示する。導子未接続の表示は、図8に示す表示例のように、表示器53のプラグマーク53aを点滅する。勿論他の表示例として、「導子が接続されておりません」の文字を表示しても良い。
ステップST3においては、導子A60、導子パッドB61が人体に貼着されたか否か判定する。この判定は、この導子貼着検知回路57の検知出力に基づいて行う。導子パッドA60、導子パッドB61が人体に貼着されていない場合は、ステップST4へ移行する。一方導子パッドA60、導子パッドB61が人体に貼着されている場合は、ステップST5へ移行する。ステップST4においては、導子未貼着を表示器53に表示する。導子未貼着の表示は、図9に示す表示例のように、表示器53の導子マーク53bを点滅する。勿論他の表示例として、「導子が貼着されておりません」の文字を表示しても良い。
ステップST5においては、それまでに導子部2と出力回路54の接続、導子パッドと人体の貼着が確認されているので、これより治療用の低周波信号の出力準備のため、ダイヤル昇降機構56を動作させて、出力調整ダイヤル55を上昇させる。これにより、出力調整ダイヤル55の操作を可能とする。次にステップST6へ、移行する。つまり出力調整ダイヤル55を、図2の(a)に示す位置から、図2の(b)に示す位置に移行させる。ステップST6においては、表示器53に出力調整ダイヤル55の操作可能を表示する。操作可能の表示は、図10に例示のように出力の強さの表示(最初は000)53cを点滅する。勿論他の表示例として、「出力をダイヤルにより調整してください」の文字を表示しても良い。次にステップST7へ移行する。
ステップST7においては、出力調整ダイヤル55が操作(回転)されたか否か判定する。使用者が出力調整ダイヤル55を操作して出力回路54よりの出力を上昇させるなどにより、調整ダイヤル55が操作された場合は、次に、ステップST8へ移行する。ステップST8においては、治療タイマの計数を開始する。また、ステップST9において、出力調整ダイヤル55の操作値に応じた電流で出力回路54より、導子部2に電流出力する。続いて,ステップST10へ移行する。
ステップST10においては、状態が変化したか否か判定する。状態が変化していない場合は、ステップST12へ移行する。一方、状態の変化が有りの場合は、ステップST11へ移行する。ステップST11においては、状態変化に合わせた処理を実行する。処理終了後に、ステップST12へ移行する。なお、ここで、状態の変化とは、導子の接続が外される、外されていた導子が接続される、導子の貼着が外される、外されていた導子が貼着される、出力が変化する、等であるが、この、ステップST10及びステップST11の具体的な処理は、後に詳述する。
ステップST12においては、治療タイマが計数完了したか否か判定する。治療タイマが,予め設定した治療時間を計数すると、判定YESで、ステップST13へ移行する。治療を開始してから、まだ治療時間が経過していない場合は、治療タイマの計数値が、設定治療時間に達していないので、ステップST10にもどり、治療を継続する。ステップST13においては、出力調整ダイヤル55を降下させ、治療処理を終了する。
つぎに、上記ステップST10,ST11で示した、状態変化確認の具体的処理について図6を参照して詳述する。状態変化確認ルーチンに入ると、ステップST21で、異常フラグが1か否か判定する。異常フラグは、導子接続異常、導子貼着異常などが発生した時に立てられるフラグであり、CPU50の記憶部に、異常フラグ「1」で記憶される。何ら異常が発生していず、異常フラグ=1でない場合は、ステップST22へ移行する。一方、すでに異常が発生しており、異常フラグ=1の場合は、ステップST31へ移行する。
ステップST22においては、導子部2と出力回路54が接続されているか否か判定する。導子接続検知回路58の検知出力により、導子部2の接続がなされていると判定されると、ステップST23へ移行する。一方導子部2の接続がなされていないと判定されると、ステップST26へ移行する。ステップST23においては、導子パッドが人体に貼着されているか否かを判定する。導子貼着検知回路57の検知出力により、導子パッドが人体に貼着されていると判定されるとステップST24へ移行する。一方導子パッドの貼着がなされていないと判定されると、ステップST29へ移行する。
ステップST24においては、出力調整ダイヤル55が操作されたか否かを判定する。出力調整ダイヤル55が操作されていないと判定されると、状態変化確認処理を終了とする。一方、出力調整ダイヤル55が操作されていると判定されると、ステップST25へ移行する。ステップST25においては、出力調整ダイヤル55の操作によって、操作後のダイヤルに対応した電流に変更する。
ステップST26においては、ステップST22における判定が、導子部2が出力回路54に接続されていないとのことなので、異常フラグを「1」とする。続いて、ステップST27へ移行する。ステップST27においては、表示器53に導子接続異常を表示する。導子接続異常は、図11に示す表示例のように、表示器53のプラグマーク53aの右側に×印を表示する。他の表示例として「導子の接続が外れています」と表示してもよい。次にステップST28へ移行する。ステップST28においては、出力回路54よりの電流出力を停止する。そして、状態変化確認が完了する。
また、ステップST29においては、ステップST23における判定が、導子パッドが人体に貼着されていないとの判定なので、異常フラグを「1」とする。続いて、ステップST30へ移行する。ステップST30においては、表示器53に導子貼着異常を表示する。導子貼着異常は、図12に示す表示例のように、表示器53の導子マーク53bの左側に×印を表示する。他の表示例として「導子パッドが剥がれています」と文字で表示してもよい。次にステップST28へ移行する。ステップST28においては、出力回路54よりの電流出力を停止する。そして、状態変化確認が完了する。
ステップST31においては、異常フラグ=1の状態なので、それまでの異常が解消されたか否か判定する。異常が解消されていない場合は、そのままリターンする。一方異常が解消されている場合は、ステップST32へ移行する。ステップST32においては、異常フラグをリセット、つまり「1」から「0」とする。つぎに、ステップST33へ移行する。ステップST33においては、表示器53の異常表示を解除する。さらに続いて、ステップST34へ移行する。ステップST34においては、出力調整ダイヤル55のダイヤル操作に応じた電流で出力する。
以上より、出力回路54より導子部2に低周波信号を出力し、導子パッドに通電して治療中に、例えば導子部2の接続が外れると、導子接続異常を表示し、電流出力を停止する。また、出力調整ダイヤル55も埋没位置に下ろされる。そして、導子部2の接続が再度なされるまで、導子接続異常の表示を継続する。導子部2の接続が再度なされると、導子接続異常の表示を解除し、出力調整ダイヤル55を突出位置に上げ、出力調整を待つことになる。
使用者が出力調整すると、その操作値の電流に変更され、出力回路54より導子部2に出力され、治療が再度スタートする。
使用者が出力調整すると、その操作値の電流に変更され、出力回路54より導子部2に出力され、治療が再度スタートする。
なお、この実施形態の低周波治療器においては、出力調整ダイヤル55を昇降可能な構成とし、出力回路と人体との接続が検知されない状態においては、低周波電流の出力命令が受け付けられないようにするために出力調整ダイヤル55を本体内に埋没させ操作できない状態とし、出力命令が受け付けられる状態となったら出力調整ダイヤル55を本体から突出させて操作可能な状態としているが、操作可否の形態の切替については、この実施形態に限定されるものではない。例えば、出力調整ダイヤル55は常に本体から突出しているが、出力命令が受け付けられない状態では出力調整ダイヤル55が回転できないように機構的にロックされ、出力命令が受け付けられる状態になったら機構的なロックを解除して出力調整ダイヤル55を回転可能にしたり、出力調整ダイヤル55は常に回転可能であるが、出力命令が受け付けられない状態では出力調整ダイヤル55を回動させてもCPUがその動きを出力命令として扱わず、出力命令が受け付けられる状態になったらCPUが出力調整ダイヤル55の動きを出力命令として扱うようにしたりしても構わない。
1 本体部
2 導子部
50 CPU
51 電源部
52 電源スイッチ
53 表示器
53a プラグの表示マーク
53b 導子の表示マーク
53c 出力の数値表示
54 出力回路
55 出力調整ダイヤル
56 ダイヤル昇降機構
57 導子貼着検知回路
58 導子接続検知回路
59 ジャック
60 導子パッドA
61 導子パッドB
62 伝達回路
63 プラグ
2 導子部
50 CPU
51 電源部
52 電源スイッチ
53 表示器
53a プラグの表示マーク
53b 導子の表示マーク
53c 出力の数値表示
54 出力回路
55 出力調整ダイヤル
56 ダイヤル昇降機構
57 導子貼着検知回路
58 導子接続検知回路
59 ジャック
60 導子パッドA
61 導子パッドB
62 伝達回路
63 プラグ
Claims (7)
- 低周波電流を生成し出力する出力回路を備えた本体と、低周波電流を人体に通電する導子とを備えた低周波治療器において、
出力回路と人体の接続を検知する接続検知手段を備え、出力回路と人体の接続が検知されないと低周波電流の出力命令が受け付けられないようにしたことを特徴とする低周波治療器。 - 前記接続検知手段は、出力回路と導子との接続を検知する導子接続検知手段と、導子の人体への貼着を検知する導子貼着検知手段とから構成され、電源投入時は各検知手段による検知が実行され、導子の出力回路への未接続もしくは導子の人体への未貼着が検知されたとき、それぞれの状態が解除されるまで、その検知内容を報知する報知手段を備えることを特徴とする請求項1記載の低周波治療器。
- 前記低周波電流の出力命令の操作スイッチは、出力命令が受け付けられない状態では、操作できない形態を保持し、出力命令が受け付けられる状態となった時点で操作できる形態に切り替わることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の低周波治療器。
- 前記操作スイッチの操作できない形態は、本体に埋設した状態であり、操作できる形態は本体から突出した状態であることを特徴とする請求項3記載の低周波治療器。
- 前記操作スイッチの操作できない形態は、操作部の動きがロックされた状態であり、操作できる形態は操作部の動きのロックが解除された状態であることを特徴とする請求項3記載の低周波治療器。
- 治療実行中に、前記接続検知手段が出力回路から人体への接続が切断されたことを検知した場合、電源切断命令が入力されるまでその検知結果を報知し続けることを特徴とする請求項1記載の低周波治療器。
- 前記検知結果を、報知し続ける間は、前記出力回路から人体への接続の復帰を受け付け、接続が復帰したら治療を再開することを特徴とする請求項6記載の低周波治療器。
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