JP2008119075A - シリンジ - Google Patents
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Abstract
【課題】片手操作により、材料Wを定量押出しする。
【解決手段】ケース体11、操作部材12、ばね部材13、ピストン15付きのプッシャ14を一体に組み立て、操作部材12を押し操作してばね部材13を弾性変形させるごとに、プッシャ14を歩進させてシリンダ20内にピストン15を前進させる。
【選択図】図1
【解決手段】ケース体11、操作部材12、ばね部材13、ピストン15付きのプッシャ14を一体に組み立て、操作部材12を押し操作してばね部材13を弾性変形させるごとに、プッシャ14を歩進させてシリンダ20内にピストン15を前進させる。
【選択図】図1
Description
この発明は、歯科治療などに用いる高粘性充填材料を定量押出しするために特に好適なシリンジに関する。
歯科治療などに用いる高粘性充填材料を押し出して使用するために、専用のシリンジが提案されている(たとえば特許文献1)。
このものは、材料を収納するシリンダの後端からねじ付きのプッシャを挿入し、プッシャの先端にピストンを連結するとともに、シリンダの先端に開閉蓋付きのノズル体を装着して構成されている。そこで、このものは、開閉蓋を開放し、ねじ付きのプッシャをねじ込んでピストンを前進駆動することにより、ノズル体の先端から材料を押し出すことができる。なお、開閉蓋は、一挙動で開閉し得るばね付きのヒンジ式となっている。
特開2000−325362号公報
かかる従来技術によるときは、シリンジは、材料を押し出す際に、片手で材料入りのシリンダを把持し、他方の手でプッシャを回転させる必要があるため、両手操作が必須であって、使い勝手がよくないという問題があった。また、材料の押出し量は、プッシャのねじ込み量に依存し、プッシャの回転量によって決まるとしても、プッシャの回転量を正確にコントロールすることが容易でないため、定量押出しが困難であるという問題もあった。
そこで、この発明の目的は、かかる従来技術の問題に鑑み、ケース体、操作部材、ばね部材、プッシャを一体にコンパクトに組み合わせることによって、片手操作ができる上、材料の定量押出しが可能なシリンジを提供することにある。
かかる目的を達成するためのこの発明の構成は、ケース体と、ケース体に相対移動自在に収納する操作部材と、ケース体の先端部に装着して内装するばね部材と、ケース体の軸心上に配置し、ばね部材に係合する等ピッチの鋸歯部を有するプッシャとを備えてなり、プッシャは、操作部材を押し操作してばね部材を弾性変形させるごとに鋸歯部の1ピッチ相当ずつ歩進し、ケース体の先端に連結する材料入りのシリンダ内にピストンを前進させて材料を押し出すことをその要旨とする。ただし、ここでいう材料とは、高粘性充填材料に限らず、接着剤などの任意の粘度の粘性体、液体を含むものとする。
なお、操作部材は、ばね部材を介して戻り方向に付勢することができ、ケース体の長孔に係合する係合突部を介して移動ストロークを規制することができる。
また、プッシャは、操作部材を介し、鋸歯部に対するばね部材の係合を解放可能としてもよく、ばね部材は、弾性変形可能な薄肉部を介して固定部、駆動部を一体に連結する屈曲ばねとし、駆動部の中間部を鋸歯部に係合させ、操作部材を駆動部の先端に係合させてもよく、シリンダ内の材料は、蛇腹に収納してもよい。
かかる発明の構成によるときは、ケース体は、操作部材を収納し、ばね部材を内装し、プッシャを軸心上に配置している。すなわち、操作部材、ばね部材、プッシャは、ケース体を介して一体に組み立てられており、ケース体を片手で把持可能なコンパクトなサイズに形成し、親指で操作部材を押し操作することにより、円滑な片手操作が可能である。ただし、操作部材は、その後端をケース体の後部に突出させるようにして、ケース体に相対移動自在に収納するものとする。また、プッシャは、操作部材を押し操作してばね部材を弾性変形させるごとに、鋸歯部の1ピッチ相当ずつ歩進してピストンを前進させ、シリンダ内の材料を定量ずつ押し出して材料の正確な定量押出し動作を実現することができる。材料の押出し量は、操作部材の押し操作回数によって決まるからである。なお、ピストンは、シリンジの先端に付設してもよく、材料入りのシリンダの後部に挿入しておき、シリンダをケース体の先端に連結することによりプッシャの前方に位置させてもよい。
操作部材は、ばね部材を介して戻り方向に付勢することにより、押し操作を連続的に軽快に繰り返すことができる。また、操作部材は、移動ストロークを規制することにより、押し操作がし易く、ケース体から不用意に抜け出ることもない。
プッシャは、操作部材を介して鋸歯部、ばね部材の係合を解放することにより、材料の押出し操作前の後退位置に容易に復帰させることができる。そこで、シリンダ内の材料を使い切ったときは、材料入りの新しいシリンダをケース体の先端に連結し直すことにより、シリンジの再使用が可能である。ただし、ケース体は、ねじ連結、バヨネット連結などにより、材料入りのシリンダを交換可能に連結するものとする。
屈曲ばねのばね部材は、固定部を介してケース体に固定し、駆動部の中間部をプッシャの鋸歯部に係合させ、操作部材を駆動部の先端に係合させることにより、操作部材の押し操作に必要な押圧力を小さくすることができる。このときのばね部材は、弾性変形可能な薄肉部を支点とし、駆動部の先端、中間部をそれぞれ力点、作用点とするてことして利用することができるからである。
シリンダ内の材料を蛇腹に収納すれば、プッシャは、ピストンを介して蛇腹を縮退させ、蛇腹内の材料を押し出せばよく、シリンダに代えて、蛇腹を使い捨ての交換容器として使用することができる。なお、蛇腹は、成形と同時に材料を充填し、材料入りの蛇腹として安価に製造することができる。
以下、図面を以って発明の実施の形態を説明する。
シリンジは、ケース体11に対し、操作部材12、ばね部材13、ピストン15付きのプッシャ14を一体に組み込んでなる(図1、図2)。ただし、図1(A)、(B)は、それぞれケース体11の長径方向を示す全体組立縦断面図、同図(A)のX−X線矢視相当横断面図である。
シリンジは、材料W入りのシリンダ20を連結し、材料Wを押し出すために使用する。シリンダ20は、円筒状の容器であって、先端には、小径のノズル21が形成され、ノズル21には、キャップ21aが着脱自在に装着されている。また、シリンダ20の後端には、大径の取付部22が形成されており、取付部22には、雌ねじ22aが形成されている。なお、シリンダ20は、材料Wが歯科用の高粘性充填材料である場合、光による材料Wの劣化を防止するために、遮光性のプラスチック材料により一体成形することが好ましい。
ケース体11は、断面楕円形の中空の本体部11aの先端に雄ねじ11b1 付きの円筒状のボス部11bを突設して一体成形されている。なお、雄ねじ11b1 は、シリンダ20の雌ねじ22aに適合するものとする。
本体部11aの後端は、完全開放されており、本体部11aの中間部には、長径方向の両側面に軸方向の長孔11a1 、11a1 が相対向して開口されている。また、本体部11aのボス部11b側の先端部には、長径方向の両側面に長短の軸方向の切欠き11c、11dが相対向して形成されている。ただし、短い方の切欠き11cは、ボス部11bの外面の切欠き11b2 に連続しており、切欠き11b2 は、ボス部11bの雄ねじ11b1 を軸方向に分断している。切欠き11b2 は、ボス部11bの外周方向に断面扇形に開くとともに、薄肉の底部11b3 を有しており、底部11b3 は、ボス部11bの先端面から僅かに後退している。ボス部11bは、本体部11aの先端を閉じる蓋板11e上に突設され、切欠き11cは、蓋板11eを径方向に切り欠いて切欠き11b2 に連続している。
操作部材12は、短い頭部12a、胴部12bと、長短の脚部12c、12dとを一体成形して構成されている。胴部12b、脚部12c、12dの全体外形は、ケース体11の本体部11aの内部形状に適合する断面楕円形であり、したがって、操作部材12は、胴部12b、脚部12c、12dを本体部11aに挿入することにより、ケース体11に対して相対移動自在に収納されている。
脚部12c、12dの内面側には、それぞれ補強用のリブ12c1 、12d1 が軸方向に形成されている。また、脚部12c、12dの外面側には、それぞれ係合突部12c2 、12d2 が形成されており、係合突部12c2 、12d2 は、ケース体11の長孔11a1 、11a1 に対して内側から個別に係合することにより、ケース体11内における操作部材12の移動ストロークを規制している。操作部材12は、長孔11a1 、11a1 、係合突部12c2 、12d2 を介して後退限に位置させると(図1(A))、後端の頭部12aのみがケース体11の後部に突出するとともに、長い脚部12dの先端がケース体11の長い切欠き11dの後端にほぼ一致する。
ばね部材13は、円弧状の薄肉部13cを介して、互いに鈍角に開く固定部13a、駆動部13bを一体成形する屈曲ばねである(図2、図3)。固定部13aは、ケース体11のボス部11bの径に合わせて湾曲しており、内面側の両端には、扇形の係合リブ13a1 、13a1 が幅方向に立設され、外面側には、補強用の羽根リブ13a2 が長さ方向に立設されている。係合リブ13a1 、13a1 、羽根リブ13a2 を含む固定部13aの全体形状は、ボス部11bの切欠き11b2 に適合し、係合リブ13a1 、13a1 の間隔は、ケース体11の蓋板11eの後面から切欠き11b2 の底部11b3 の先端までのボス部11bの軸方向の長さに適合している。
そこで、ばね部材13は、固定部13aをボス部11bの切欠き11b2 に嵌め込み、係合リブ13a1 、13a1 を介して軸方向に位置決めした上、シリンダ20の取付部22をボス部11bにねじ連結することにより、ケース体11の先端部に装着して内装することができる。このとき、薄肉部13cは、切欠き11cに部分的に突出し、駆動部13bは、本体部11a内を長径方向に斜めに横切り、駆動部13bの先端は、切欠き11dの後端にほぼ到達して操作部材12の脚部12dの先端に係合可能である。よって、操作部材12をケース体11内に押し込むように押し操作すれば(図3の矢印K1 方向)、ばね部材13は、薄肉部13cが弾性変形し、固定部13aに対して駆動部13bを鋭角に揺動させることができ(図3の実線、一点鎖線、二点鎖線)、このようにして弾性変形することにより、操作部材12を戻り方向に付勢することができる。
プッシャ14は、断面長方形の棒材であって(図2、図3)、短辺側の一面には、後向きの鋸歯部14a、14a…が等ピッチに形成されている。プッシャ14の先端には、円板14b、矢形の係止部14cが一体成形されており、円板14bは、ケース体11のボス部11bに収納可能である。また、円板14b上には、係止部14cを介して、シリンダ20に適合するピストン15が付設されており、ピストン15の先端には、フランジ15aが形成されている。ピストン15には、先端のフランジ15aの他、後方から順に、フランジ15aと同径の大径部15b、大径部15bより小径の小径部15c、小径部15cの外径より深いリング溝15dが形成されている。また、ピストン15の後面には、係止部14cを弾発変形させながら圧入する段付きの係止穴15eが形成されている。
ケース体11の蓋板11eには、プッシャ14を貫通させる丸孔11e1 が開口されている(図1(B)、図3)。また、ばね部材13の駆動部13bの中間部には、プッシャ14を斜めに貫通させる角孔13dが形成されている(図2、図3)。そこで、プッシャ14は、丸孔11e1 、角孔13dを介してボス部11b側からケース体11に後向きに挿入し、ケース体11の軸心C上に配置することができる。
駆動部13bの角孔13dは、プッシャ14の鋸歯部14a、14a…に係合する鋭角の係合部13d1 が薄肉部13c側に形成されており、山形の膨出部13d2 が反対側の内面に形成されている。そこで、プッシャ14は、操作部材12を繰返し押し操作してばね部材13を弾性変形させるごとに、ばね部材13の係合部13d1 がプッシャ14の鋸歯部14a、14a…に順に係合し、ピストン15とともにプッシャ14を鋸歯部14a、14a…の1ピッチ相当ずつ歩進させることができる(図3の矢印K2 方向)。ばね部材13は、一定以上に弾性変形すると(図3の一点鎖線)、係合部13d1 が鋸歯部14aから外れるとともに、元の形状に弾性復帰すると、係合部13d1 が次の鋸歯部14aに係合するからである(同図の実線)。
また、ばね部材13は、操作部材12を十分に押し操作すると(図3の二点鎖線)、係合部13d1 が鋸歯部14a、14a…に係合せず、膨出部13d2 もプッシャ14と干渉しない。すなわち、プッシャ14は、操作部材12を介し、鋸歯部14a、14a…に対するばね部材13の係合を解放することができる。そこで、このようにして操作部材12を十分に押し操作したまま、ピストン15を矢印K2 方向の逆方向に押すことにより、プッシャ14を元の位置にまで押し戻すことができる。
シリンジは、ピストン15を後部に挿入するようにして材料W入りのシリンダ20をケース体11のボス部11bに連結し、キャップ21aを外して片手でケース体11を把持し(図4)、親指により操作部材12の後端を押し操作すると(図5の矢印方向)、プッシャ14が歩進してピストン15がシリンダ20内に前進し、シリンダ20のノズル21から材料Wをプッシャ14の歩進量相当の一定量だけ押し出すことができる。また、親指によって操作部材12に加える押圧力を除去すると(図6の矢印方向)、ばね部材13を介して操作部材12だけが元の位置に後退するから、以下同様にして操作部材12の押し操作を繰り返し、必要な所定量の材料をノズル21から押し出せばよい。
シリンダ20内の材料Wを使い切ったら、シリンダ20をケース体11から取り外し、操作部材12を十分に押し操作しながらピストン15、プッシャ14を押し戻す。その後、材料W入りの新しいシリンダ20をケース体11に連結し直すとともに、新しいシリンダ20内の材料Wを押し出して使用する。ただし、シリンジは、シリンダ20ごとに使い捨てにしてもよい。
以上の説明において、ピストン15のリング溝15dには、図示しないシール用のOリングを装着してもよいものとする。また、ピストン15は、プッシャ14に付設するに代えて、材料W入りの新しいシリンダ20の後部にあらかじめ挿入しておき、シリンダ20とともにピストン15も併せて交換してもよい。このときのプッシャ14の係止部14cは、ピストン15の係止穴15eに対し、弱く結合し得るようにストレートに近い形状にし、または、単純なストレートの棒状に形成することができる。
シリンダ20は、ケース体11のボス部11bに対し、雄ねじ11b1 、雌ねじ22aによるねじ連結に代えて、ボス部11b側の係合爪11b4 、取付部22側の屈曲スリット22bを組み合わせるバヨネット連結を採用してもよい(図7、図8)。ただし、係合爪11b4 、屈曲スリット22bは、それぞれボス部11b、取付部22の周方向に2〜4組を等間隔に設けることが好ましい。シリンダ20の着脱を一層容易にすることができる。なお、係合爪11b4 、屈曲スリット22bは、それぞれシリンダ20の取付部22側、ケース体11のボス部11b側に形成してもよい。
また、シリンダ20の先端のノズル21は、シリンダ20と一体成形するに代えて、シリンダ20の先端に圧入する別部材としてもよい(図7)。ただし、図7において、キャップ21aは、シリンダ20の先端部に着脱するねじ式であり、ノズル21のノズル口21bを気密に再シールすることができる。
さらに、シリンダ20内の材料Wは、ピストン15の前進によって縮退する蛇腹23に収納してもよい(図7の二点鎖線)。このときのピストン15は、材料Wの漏れを考慮する必要がなく、シリンダ20の内径より十分小径のクッション性の材料によって形成することができ、プッシャ14を介して材料Wを一層軽快に押し出すことができる。なお、材料W入りの蛇腹23は、ノズル21側の先端を開封してシリンダ20に収納してもよく、開封することなくシリンダ20に収納し、ピストン15を前進させて縮退させるとき、内圧の増大により、ノズル21側の先端に形成する脆弱部を自動的に破断して開封させてもよい。また、蛇腹23の先端を自動的に開封するために、ノズル21の後部の蛇腹23側に尖鋭な突部を設け、ノズル口21bを突部内に軸方向に貫通させてもよい。
なお、図7において、ピストン15用のプッシャ14側の係止部14cは、矢形に代えて、先端部が外フランジ状に膨出するきのこ状に形成されており、ピストン15側の係止穴15eも、係止部14cに適合する形状に形成されている。
以上の説明において、ばね部材13は、たとえば適度の弾性を有する硬質プラスチック材料により一体成形することができる。なお、ばね部材13は、金属製の板ばねとしてもよく、操作部材12の押し操作により弾性変形させるごとに、鋸歯部14a、14a…の1ピッチ相当ずつプッシャ14を歩進させることができる限り、図示以外の任意の形状に変形してもよい。また、ケース体11の全体形状は、片手で容易に、しかも確実に把持することができればよく、適当な指掛け用の滑り止めを外面に形成してもよく、全体形状を円筒状、多角筒状などとしてもよい。
W…材料
C…軸心
11…ケース体
11a1 …長孔
12…操作部材
12c2 、12d2 …係合突部
13…ばね部材
13a…固定部
13b…駆動部
13c…薄肉部
14…プッシャ
14a…鋸歯部
15…ピストン
20…シリンダ
特許出願人 伸晃化学株式会社
代理人 弁理士 松 田 忠 秋
C…軸心
11…ケース体
11a1 …長孔
12…操作部材
12c2 、12d2 …係合突部
13…ばね部材
13a…固定部
13b…駆動部
13c…薄肉部
14…プッシャ
14a…鋸歯部
15…ピストン
20…シリンダ
特許出願人 伸晃化学株式会社
代理人 弁理士 松 田 忠 秋
Claims (6)
- ケース体と、該ケース体に相対移動自在に収納する操作部材と、前記ケース体の先端部に装着して内装するばね部材と、前記ケース体の軸心上に配置し、前記ばね部材に係合する等ピッチの鋸歯部を有するプッシャとを備えてなり、該プッシャは、前記操作部材を押し操作して前記ばね部材を弾性変形させるごとに前記鋸歯部の1ピッチ相当ずつ歩進し、前記ケース体の先端に連結する材料入りのシリンダ内にピストンを前進させて材料を押し出すことを特徴とするシリンジ。
- 前記操作部材は、前記ばね部材を介して戻り方向に付勢することを特徴とする請求項1記載のシリンジ。
- 前記操作部材は、前記ケース体の長孔に係合する係合突部を介して移動ストロークを規制することを特徴とする請求項2記載のシリンジ。
- 前記プッシャは、前記操作部材を介し、前記鋸歯部に対する前記ばね部材の係合を解放可能であることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか記載のシリンジ。
- 前記ばね部材は、弾性変形可能な薄肉部を介して固定部、駆動部を一体に連結する屈曲ばねとし、前記駆動部の中間部を前記鋸歯部に係合させ、前記操作部材を前記駆動部の先端に係合させることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか記載のシリンジ。
- シリンダ内の材料は、蛇腹に収納することを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか記載のシリンジ。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006303634A JP2008119075A (ja) | 2006-11-09 | 2006-11-09 | シリンジ |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2008119075A true JP2008119075A (ja) | 2008-05-29 |
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JP2006303634A Pending JP2008119075A (ja) | 2006-11-09 | 2006-11-09 | シリンジ |
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