JP2008117505A - 半導体装置およびその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】消去、書き込みまたは読み出し動作等(第1の動作)を一時中断する機能を外部回路が取り扱うコマンドの数を増やさず実現すること。
【解決手段】本発明は、複数の不揮発性メモリセルを有するメモリセルアレイと、第1コマンドが入力されるS10とメモリセルアレイの一部領域のメモリセルの第1の動作を開始S12し、その後、第2コマンドが入力されると、第1の動作を一時中断するS16か第1の動作をリセットするかS14を判断し、一時中断と判断した場合は第1の動作を一時中断S18し、リセットと判断した場合は第1の動作を終了するS38制御回路と、を具備する半導体装置およびその制御方法である。
【選択図】図3

Description

本発明は半導体装置およびその制御方法に関し、不揮発性メモリセルを有する半導体装置およびその制御方法に関する。
近年、データの書換えが可能な半導体装置である不揮発性メモリが携帯電話端末やデジタルカメラ等多くの電子機器に広く利用されている。代表的な不揮発性メモリであるフラッシュメモリには、NOR型フラッシュメモリとNAND型フラッシュメモリがある。プログラムなど小容量のデータを高速に処理する場合はNOR型フラッシュメモリ、画像など大容量のデータを処理する場合はNAND型フラッシュメモリが用いられることが多い。
これらの不揮発性メモリは、メモリセルを構成するトランジスタの電荷蓄積層に電荷(例えば電子)を蓄積することによりメモリセルにデータを書き込む(書き込み動作)ことができる。このときのメモリセルのデータを“1”とする。また、電荷蓄積層から電荷を消去することにより、メモリセルのデータを消去(消去動作)することができる。このときのメモリセルのデータを“0”とする。電荷蓄積層の電荷の状態を電流により検知しメモリセルのデータが“0”から“1”か、を読み出す(読み出し動作)ことができる。例えばブロック単位でデータの消去する等、一度に大量のデータの消去を行う場合がある。この場合、消去動作開始から終了まで時間がかかってしまう。このように、大量のデータに対し、消去動作、書き込み動作または読み出し動作を行うと、動作開始から終了まで時間がかかってしまう。また、大容量化を達成するために微細化を進めていくと、書き込み及び消去といった動作時間が遅くなる傾向にあり、何らかの改善手段が求められてきた。そこで、特許文献1及び特許文献2には、消去動作中に外部回路からサスペンドコマンドが入力すると、消去動作を一時中断する技術が開示されている。
特開2004−30438号公報 米国特許出願公開第2005/0248993号明細書
しかしながら、サスペンドコマンドを新たに追加すると外部回路に、新たなコマンドを追加することとなってしまう。既存のフラッシュメモリを使用するシステムにおいては、外部回路(コントローラ)がフラッシュメモリを制御するために扱うコマンドはほぼ決まっており、新たなコマンドを追加することは難しい。
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、消去、書き込みまたは読み出し動作等(第1の動作)を一時中断する機能を外部回路が取り扱うコマンドの数を増やさず実現することが可能な半導体装置およびその制御方法を提供することを目的とする。
本発明は、複数の不揮発性メモリセルを有するメモリセルアレイと、第1コマンドが入力されると前記メモリセルアレイの一部領域の前記メモリセルの第1の動作を開始し、その後、第2コマンドが入力されると前記第1の動作を一時中断するか前記第1の動作をリセットするかを判断し、一時中断と判断した場合は前記第1の動作を一時中断し、リセットと判断した場合は前記第1の動作を終了する制御回路と、を具備することを特徴とする半導体装置である。本発明によれば、第2コマンドを第1の動作の一時中断またはリセットのためのコマンドとして使用されるため、コマンドを追加することなく、第1の動作の一時中断を行うことができる。また、一時中断とリセットとを同じコマンドに割り当てることにより制御を簡略化することができる。
上記構成において、前記制御回路は、前記第1コマンドが入力後、所定時間経過する前に前記第2コマンドが入力された場合はリセットと判断し、前記所定時間経過した後に前記第2コマンドが入力された場合は一時中断と判断する構成とすることができる。この構成によれば、制御回路は、簡単に一時中断またはリセットを判定することができる。
上記構成において、前記制御回路は、前記第1の動作を一時中断した後、前記第1コマンドが入力されると、前記第1の動作を再開する構成とすることができる。この構成によれば、第1コマンドを用い第1の動作を再開するため、コマンドを追加することなく、第1の動作の再開を行うことができる。
上記構成において、前記制御回路が前記第1の動作を一時中断した際、次に前記第1の動作を行う前記メモリセルアレイの内部アドレスを保持アドレスとして保持し、前記第1の動作を再開した際に前記保持アドレスを消去を再開する内部アドレスとして出力する記憶部を具備する構成とすることができる。この構成によれば、アドレスラッチ回路が第1の動作を一時中断した際にアドレスを保持し、第1の動作を再開した際に、保持していたアドレスを用いることにより、一時中断した時点のアドレスから引き続き第1の動作を再開することができる。
上記構成において、前記制御回路は、前記第1の動作を一時中断した後、所定時間経過する前に前記第2コマンドが入力された場合は前記第1の動作を終了する構成とすることができる。この構成によれば、第1の動作の一時中断中であっても、第1の動作を終了することができる。
上記構成において、前記制御回路は、前記第1の動作を一時中断した後、前記所定時間経過した後に前記第2コマンドが入力された場合は前記第2コマンドを無効とする構成とすることができる。
上記構成において、前記メモリセルアレイはNAND型メモリセルアレイである構成とすることができる。NAND型メモリセルアレイは、メモリセルアレイ内のメモリセルをブロック単位で一括して消去する。よって、第1の動作中に、第1の動作の一時中断を行うことにより、動作速度の短縮が一層可能となる。
本発明は、複数の不揮発性メモリセルを有するメモリセルアレイを具備する半導体装置の制御方法であって、第1コマンドが入力されると前記メモリセルアレイの一部領域の前記メモリセルの第1の動作を開始するステップと、その後、第2コマンドが入力されると、前記第1の動作を一時中断するか前記第1の動作をリセットするかを判断するステップと、一時中断と判断した場合は前記第1の動作を一時中断し、リセットと判断した場合は前記第1の動作を終了するステップと、を有することを特徴とする半導体装置の制御方法である。本発明によれば、コマンドを追加することなく、第1の動作の一時中断を行うことができる。
上記構成において、前記第1の動作を一時中断するか前記第1の動作をリセットするかを判断するステップは、前記第1コマンドが入力された後、所定時間を経過する前に前記第2コマンドが入力された場合はリセットと判断し、前記所定時間を経過した後に前記第2コマンドが入力された場合は一時中断と判断するステップである構成とすることができる。この構成によれば、簡単に一時中断またはリセットを判定することができる。
本発明によれば、第2コマンドが第1の動作の一時中断またはリセットのためのコマンドとして使用されるため、コマンドを追加することなく、第1の動作の一時中断を行うことができる。また、一時中断とリセットとを同じコマンドに割り当てることにより制御を簡略化することができる。
以下、図面を参照に、本発明の実施例について説明する。
実施例1はNAND型フラッシュメモリにおいて、消去動作を一時中断するの例である。図1は実施例1に係るフラッシュメモリのブロック図である。メモリセルアレイ10には選択トランジスタST、不揮発性メモリセルMCからなるストリング11が配列している。ストリング11に接続するビットラインBLはXデコーダ12に接続されている。選択トランジスタST及びメモリセルMCのゲートにはそれぞれ選択ラインSL及びワードラインWLが接続されており、選択ラインSL及びワードラインWLはYデコーダ14に接続されている。Xデコーダ12及びYデーコダ14は内部アドレスAizによりメモリセルアレイ10内のアドレスを指定し、指定されたアドレスのメモリセルMCへの書き込み、消去または読み出しが行われる。
外部回路から入出力回路32にコマンドが入力されると、入出力回路32はコマンドレコーダ回路30にコマンドを出力する。コマンドレコーダ回路30は、コマンドを解読しコマンドがD0hまたはFFhの場合は、コマンドを判定回路24に出力する。コマンドがD0hまたはFFh以外の場合は、直接コントローラ22にコマンドを出力する。または、判定回路24をスルーしコントローラ22にコマンドを出力する。判定回路24にはタイマー回路26が接続されており、タイマー回路26の出力に応じ、リセット信号Resetzまたはサスペンド信号Suszをコントローラ22に出力する。コントローラ22は、切り換え信号Swhzをコマンドレコーダ回路30に出力する。
外部回路から入出力回路32にアドレスデータが入力されると、入出力回路32はアドレスラッチ回路28にアドレスデータを出力する。アドレスラッチ回路28は、アドレスデータをそのまま内部アドレスAizとしてXデコーダ12及びYデコーダ14に出力する。または、ラッチに保持しているアドレスデータを内部アドレスAizとしてXデコーダ12及びYデコーダ14に出力する。
コントローラ22は入力されたコマンドに応じ、メモリセルMCのデータの書き込み、消去動作を行うため高電圧生成回路16に高電圧を生成させる。高電圧はXデコーダ12及びYデコーダ14を介しメモリセルアレイ10に印加される。これにより、内部アドレスAizで選択されたメモリセルMCにデータが書き込みまたは消去される。コントローラ22、判定回路24及びタイマー回路26は消去制御回路20(制御回路)を構成している。
図2は、コマンドレコーダ回路30のブロック図である。コマンドレコーダ回路30はメインコマンドレコーダ回路30a及びサブコマンドレコーダ回路30bを有している。メインコマンドレコーダ回路30aは第1のコマンドテーブル30cを有し、サブコマンドレコーダ回路30bは第2のコマンドテーブル30dを有している。コマンドレコーダ回路30は、切り換え信号Swhzがローレベルのとき、メインコマンドレコーダ回路30aが第1のコマンドテーブル30cを用いコマンド(コマンド1〜5…)を解読する。一方、切り換え信号Swhzがハイレベルのとき、サブコマンドレコーダ回路30bが第2のコマンドテーブル30dを用いコマンド(コマンド1´〜3´…)を解読する。第1のコマンドテーブル30cにおいてはFFhはリセットを行うコマンド(リセットコマンド)に解読され、第2のコマンドテーブル30dにおいては一時中断を行うコマンド(サスペンドコマンド)に解読される。
図3から図8を用い、実施例1に係るフラッシュメモリの動作について説明する。図3及び図4は、消去動作の際、消去制御回路の動作を示すフローチャート、図5から図8はタイミングチャートである。図5から図8において、コマンド60h及びD0hは消去動作を開始させるコマンドである。アドレスAddはブロックのアドレスであり、複数ブロック分のアドレスである。コマンド60h及びD0hが入力するとコントローラ22はアドレスAddに対応する複数のブロックのデータを消去する。また、後述するように、消去動作が一時中断中にコマンド60h及びD0hが入力すると、コントローラ22は消去動作を再開する。コマンドFFhはリセットまたは一時中断を行うコマンドである。
レディ/ビジー信号RY/BYは、外部回路に対しメモリセルアレイ10がビジー状態か否かを示す信号である。コントローラ22が消去動作、書き込み動作、読み出し動作中の場合は、レディ/ビジー信号RY/BYは、ローレベルとなりビジー状態であることを示す。リセット信号Resetzがハイレベルになるとコントローラ22は消去動作や書き込み動作を終了する。サスペンド信号Suszがハイレベルになるとコントローラ22は消去動作を一時中断する。
図3を参照に、切り換え信号Swhzがローレベルであり、コマンドレコーダ回路30においてメインコマンドレコーダ回路30aは第1のコマンドテーブル30cを用いコマンドの解読を行っている。消去制御回路20は、第1コマンドD0hが入力するまで待機する(ステップS10)。図5を参照に、入出力回路32にコマンド60h、アドレスAdd、コマンドD0hが入力する。図1を参照に、コマンド60h及びD0hはコマンドレコーダ回路30に出力され、アドレスAddはアドレスラッチ回路28に出力される。コマンドレコーダ回路30はコマンド60h及びD0hをコントローラ22に出力する。図3を参照に、第1コマンドD0hがコントローラ22に入力されたため、コントローラ22は、消去動作を開始する(ステップS12)。図5を参照に、レディ/ビジー信号RY/BYがローレベルとなる。判定回路24はタイマー回路26にタイマーを開始させる。タイマー回路26はタイマー開始から所定時間(例えば1μs)経過したか否かで判定回路24にハイまたはローレベルを出力する。
図3を参照に、判定回路24は所定時間(例えば1μs)内に第2コマンドFFhが入力したかを判定する(ステップS14)。図6を参照に、第1コマンドD0hが入力した後、レディ/ビジー信号RYBYがローレベルになってから、1μs以内に第2コマンドFFhが入力した場合。メインコマンドレコーダ回路30aは第2コマンドFFhをリセットコマンドと解読する。判定回路24はリセット信号Resetzをハイレベルとする。つまり、図3を参照に、ステップS14においてYesと判定する。これにより、図4を参照に、コントローラ22は消去動作をリセットし(ステップS38)、消去動作を終了する(ステップS36)。このとき、サスペンド信号Susz及び内部アドレスAizは変化しない。
図3を参照に、ステップS14においてNoの場合、判定回路24は、所定時間(例えば1μs)経過後に第2コマンドFFhが入力されたかを判定する(ステップS16)。コントローラ22は所定時間経過すると、切り換え信号Swhzをハイレベルとする。これにより、コマンドレコーダ回路30においてサブコマンドレコーダ回路30bが第2のコマンドテーブル30dを用いコマンドの解読を行う。図5及び図7を参照に、第1コマンドD0hが入力した後、レディ/ビジー信号RY/BYがローレベルになってから、所定時間(例えば1μs)経過後に第2コマンドFFhが入力した場合。サブコマンドレコーダ回路30bは第2コマンドFFhをサスペンドコマンドと解読する。判定回路24はサスペンド信号Suszをハイレベルとする。つまり、図3を参照に、ステップS16においてYesと判定する。これにより、コントローラ22は消去動作を一時中断する(ステップS18)。また、コントローラ22はレディ/ビジー信号RY/BYをハイレベルとする。図3及び図7を参照に、コントローラ22は次に引き続き消去動作を行うブロックの内部アドレスAizをアドレスラッチ回路28に保持アドレスとして保持させる(ステップS20)。さらに、判定回路24はタイマー回路26にタイマーを開始させる。このとき、リセット信号Resetz及び内部アドレスAizは変化しない。コントローラ22は切り換え信号Swhzをローレベルとする。図3を参照に、ステップS16においてNoのとき、つまり第2コマンドFFhが入力されないとき、図4を参照に、消去動作を継続する(ステップS34)。
図3を参照に、判定回路24は、第2コマンドFFhが入力し一時中断開始(サスペンド信号Suszがハイレベルになった)後、所定時間(例えば1μs)内に第2コマンドFFhが再度入力したかを判定する(ステップS22)。Yesの場合、メインコマンドレコーダ回路30aは第2コマンドFFhをリセットコマンドと解読する。図4を参照に、コントローラ22は消去動作をリセットし(ステップS38)、消去動作を終了する(ステップS36)する。図8を参照に、第2コマンドFFhが入力し、サスペンド信号Suszがハイレベルとなった後、所定時間以内に第2コマンドFFhが入力した場合、判定回路24はサスペンド信号Suszをローレベル、リセット信号Resetzをハイレベルとする。つまり、図3を参照に、ステップS22において、Yesと判定し、図4を参照に、コントローラ22は、一時中断を中止し、消去動作をリセットし(ステップS38)、消去動作を終了する(ステップS36)。
図3を参照に、ステップS22において、Noの場合、図5及び図7のように、レディ/ビジー信号RY/BYをハイレベルとする(ステップS24)。これにより、外部回路はメモリセルアレイ10がアクセス可能と認識する。図4を参照に、コントローラ22は、他のコマンド動作を行う(ステップS26)。コントローラ22は他のコマンド動作が終了したかを判定する(ステップS28)。Noの場合、ステップS26に戻り、他のコマンド動作を継続する。図5を参照に、他のコマンドCommandが入力すると、他のコマンド動作を行う。図4を参照に、ステップS28においてYesの場合、他のコマンド動作を終了する。
図4を参照に、消去制御回路20は、第1コマンドD0hが入力するまで待機する(ステップS30)。第1コマンドD0hが入力すると、判定回路24は、所定時間内に第2コマンドFFhが入力したかを判定する(ステップS32)。Yesの場合、コントローラ22は消去動作をリセットし(ステップS38)、消去動作を終了する(ステップS36)。ステップS32において、所定時間内に第2コマンドが入力しない場合、コントローラ22は消去動作を再開する。図3、図4及び図9を参照に、第1コマンドD0hが入力すると、コントローラ22はレディ/ビジー信号RY/BYをローレベルとし、サスペンド信号Suszをローレベルとする。これにより、コントローラ22は消去動作を再開する。このとき、コマンド60hとD0hとの間のアドレスAddは無効となり、アドレスラッチ回路28は、保持している保持アドレスが内部アドレスAizとして出力される。よって、一時中断する前の消去動作を行っていた時点の内部アドレスのブロックから引き続き消去動作を再開することができる。
図5において、消去動作が終了するとコマンド70hが入力され、消去動作のステイタスが読み出される。図4を参照に、消去動作が終了する(ステップS36)。
実施例1によれば、消去制御回路20は、図3及び図4のステップS10のように第1コマンドD0hが入力されると、ステップS12のようにメモリセルアレイ10の一部領域(例えば数ブロック)のメモリセルMCの消去動作を開始する。その後、第2コマンドFFhが入力されると、消去動作を一時中断する(ステップS18)か消去動作をリセットするか(ステップS38)を判断する。一時中断と判断した場合は、ステップS18のように、消去動作を一時中断する。リセットと判断した場合はステップS36のように消去動作を終了する。これにより、消去制御回路20は、第2コマンドFFhを一時中断またはリセットのためのコマンドとして使用されるため、コマンドを追加することなく、消去動作の一時中断を行うことができる。リセットコマンド及び一時中断コマンドは、レディ/ビジー信号RY/BYはローレベル(ビジー状態)においても受け付けるコマンドである。よって、リセットと一時中断とを同じ第2コマンドに割り当てることにより、一時中断をビジー状態において受け付けないコマンドに割り当てるよりも制御を簡略化することができる。
また、消去制御回路20の判定回路24は、第1コマンドD0hが入力された後、ステップS14のように所定時間経過する前に第2コマンドFFhが入力された場合はリセットと判断する。一方、ステップS16のように、所定時間経過後に第2コマンドFFhが入力された場合は一時中断と判断する。これにより、判定回路24は、簡単に一時中断またはリセットを判定することができる。
さらに、消去制御回路20は、ステップS18のように、消去動作を一時中断した後、ステップS30のように第1コマンドD0hが入力されると、ステップS34のように、消去動作を再開することができる。このように、第1コマンドD0hを用い消去動作を再開するため、コマンドを追加することなく、消去動作の再開を行うことができる。
さらに、ステップS20のように、消去制御回路20が消去動作を一時中断した際、アドレスラッチ回路28(記憶部)は、次に消去動作を行うメモリセルアレイ10の内部アドレスAizを保持アドレスとして保持する。ステップS34において、消去動作を再開した際に保持アドレスを消去を再開する内部アドレスAizとして出力する。このように、アドレスラッチ回路28が消去動作を一時中断した際にアドレスを保持し、消去動作を再開した際に、保持していたアドレスを用いることにより、一時中断した時点のアドレスから消去動作を再開することができる。
さらに、消去制御回路20は、消去動作を一時中断した後、ステップS22のように、所定時間経過する前に第2コマンドFFhが入力された場合はステップS36のように消去動作を終了する。これにより、消去動作の一時中断中であっても、消去動作を中断することができる。なお、消去動作の一時中断中は、第2コマンドFFhが入力しても第2コマンドFFhは無効としてもよい。
さらに、ステップS22において、Noである場合、それ以降は第2コマンドFFhを受け付けない。つまり、消去制御回路20は、消去動作を一時中断した後、所定時間経過した後に第2コマンドFFhが入力された場合は第2コマンドFFhを無効とする。消去動作が一時中断しているときに、再度消去動作を一時中断する必要はないため、第2コマンドFFhが入力されても、第2コマンドFFhを無効とすることが好ましい。
さらに、実施例1においては、コントローラ22が出力する切り換え信号Swhzに応じ、コマンドレコーダ回路30のコマンド解読をメインコマンドレコーダ回路30aが行うかサブコマンドレコーダ回路30bが行うかが切り換わる。これにより、第2コマンドFFhをリセットコマンドまたはサスペンドコマンドと認識することができる。このように、コマンドレコーダ回路30を階層構造にすることにより、コマンドを追加することなく、1つのコマンドを用い複数の動作を行うことができる。図2は階層構造が2層の例であるが3層以上の階層構造とすることができる。
実施例1においては、メモリセルアレイ10はNAND型メモリセルアレイの例であったが、NOR型メモリセルアレイであってもよい。NAND型メモリセルアレイは、メモリセルアレイ10内のメモリセルをブロック単位で一括して消去する。よって、消去動作中に、消去動作の一時中断を行う要求が強く、本発明を適用することが有効である。なお、実施例1ではアドレスAddは複数ブロックのアドレスの例であったが、複数のメモリセルを含む単位のアドレスであればよい。
また、実施例1においては、第1の動作としてメモリセルの消去動作を例に説明したが、第1の動作はメモリセルの書き込み動作であってもよい。また、メモリセルの読み出し動作であってもよい。
以上、本発明の好ましい実施例について詳述したが、本発明は係る特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である
図1は実施例1に係る半導体装置のブロック図である。 図2はコマンドレコーダ回路のブロック図である。 図3は実施例1の消去制御回路の動作を示すフローチャート(その1)である。 図4は実施例1の消去制御回路の動作を示すフローチャート(その2)である。 図5は実施例1のタイミングチャート(その1)である。 図6は実施例1のタイミングチャート(その2)である。 図7は実施例1のタイミングチャート(その3)である。 図8は実施例1のタイミングチャート(その4)である。 図9は実施例1のタイミングチャート(その5)である。
符号の説明
10 メモリセルアレイ
11 ストリング
12 Xデコーダ
14 Yデコーダ
16 高電圧生成回路
20 消去制御回路
22 コントローラ
24 判定回路
26 タイマー回路
28 アドレスラッチ回路
30 コマンドレコーダ回路
32 入出力回路

Claims (9)

  1. 複数の不揮発性メモリセルを有するメモリセルアレイと、
    第1コマンドが入力されると前記メモリセルアレイの一部領域の前記メモリセルの第1の動作を開始し、その後、第2コマンドが入力されると、前記第1の動作を一時中断するか前記第1の動作をリセットするかを判断し、一時中断と判断した場合は前記第1の動作を一時中断し、リセットと判断した場合は前記第1の動作を終了する制御回路と、を具備することを特徴とする半導体装置。
  2. 前記制御回路は、前記第1コマンドが入力された後、所定時間経過する前に前記第2コマンドが入力された場合はリセットと判断し、前記所定時間経過した後に前記第2コマンドが入力された場合は一時中断と判断することを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  3. 前記制御回路は、前記第1の動作を一時中断した後、前記第1コマンドが入力されると、前記第1の動作を再開することを特徴とする請求項1または2記載の半導体装置。
  4. 前記制御回路が前記第1の動作を一時中断した際、次に前記第1の動作を行う前記メモリセルアレイの内部アドレスを保持アドレスとして保持し、前記第1の動作を再開した際に前記保持アドレスを消去を再開する内部アドレスとして出力する記憶部を具備することを特徴とする請求項3記載の半導体装置。
  5. 前記制御回路は、前記第1の動作を一時中断した後、所定時間経過する前に前記第2コマンドが入力された場合は前記第1の動作を終了することを特徴とする請求項2記載の半導体装置。
  6. 前記制御回路は、前記第1の動作を一時中断した後、前記所定時間経過した後に前記第2コマンドが入力された場合は前記第2コマンドを無効とすることを特徴とする請求項5記載の半導体装置。
  7. 前記メモリセルアレイはNAND型メモリセルアレイであることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項記載の半導体装置。
  8. 複数の不揮発性メモリセルを有するメモリセルアレイを具備する半導体装置の制御方法であって、
    第1コマンドが入力されると前記メモリセルアレイの一部領域の前記メモリセルの第1の動作を開始するステップと、
    その後、第2コマンドが入力されると、前記第1の動作を一時中断するか前記第1の動作をリセットするかを判断するステップと、
    一時中断と判断した場合は前記第1の動作を一時中断し、リセットと判断した場合は前記第1の動作を終了するステップと、を有することを特徴とする半導体装置の制御方法。
  9. 前記第1の動作を一時中断するか前記第1の動作をリセットするかを判断するステップは、前記第1コマンドが入力後、所定時間を経過する前に前記第2コマンドが入力した場合はリセットと判断し、前記所定時間を経過した後に前記第2コマンドが入力した場合は一時中断と判断するステップであることを特徴とする請求項8記載の半導体装置の制御方法。
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