JP2008116858A - 像加熱装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明の目的は、加圧ローラの断熱性能を発揮させつつ、記録材の通過中に発生する蒸気を効率良く定着装置外部に排出させ、結露スリップを抑制し、画像不良の発生を防止することである。
【解決手段】記録材Pの記録面側に位置し発熱する発熱手段30と、発熱手段30に圧接しつつ回転駆動する加圧ローラ34と、発熱手段30と加圧ローラ34の定着ニップ部Nを通過した記録材Pを案内する排出分離ガイド20と、を有し、記録材上の画像を加熱処理する定着装置11であって、排出分離ガイド20は、定着ニップ部Nの下流側であって且つ記録材Pの非記録面側に設けられ、定着装置11の外部に繋がる開口部22を有することを特徴とする。
【選択図】 図5

Description

本発明は、記録材上の画像を加熱処理する像加熱装置及びこの像加熱装置を備えた複写機、レーザープリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に関する。
従来から、電子写真プロセスを用いたプリンタでは、パソコン等からの画像信号に基づくトナー像(未定着画像)を記録材上に静電的に担持させ、これを定着装置で加熱及び加圧することにより、前記トナー像を記録材上に定着させている。前記電子写真プロセスの定着装置等に用いられる像加熱装置としては、例えば図11に示す定着装置がある。
図11(a)は従来の定着装置の概略断面図、図11(b)は従来の定着装置の記録材搬送方向上流側(J方向)から見た図である。100はヒータユニットであり、通電により発熱するヒータ101、耐熱性で円筒状の定着フィルム102、ヒータ101を保持すると共に定着フィルム102の回転をガイドするフィルムガイド103、ステー104、フランジ105よりなる。
106は加圧ローラであり、芯金114と、その外周に設けられた弾性ゴム部115からなる。前記ヒータユニット100と加圧ローラ106は不図示の加圧手段により所定の圧力で圧接されることにより定着ニップ部Nを形成している。
107は排出ローラ対であり、排出ローラ108と排出コロ109からなる。110,113は上述した各部材を収納した定着装置筐体、112は前記筐体110の記録材搬送方向上流側部分に設けた入口ガイドである。
加圧ローラ106は、図11(b)に示す加圧ローラギア116を介してプリンタ本体内にあるメインモータからの駆動力が伝達されて回転し、この回転に従動して定着フィルム102が回転する。
一方、ヒータ101は、不図示の温調回路を介して電力が供給され、所定温度(定着温度)となるように前記供給電力が調整されている。
このように、加圧ローラ106及び定着フィルム102を回転させ、ヒータ101を所定温度に昇温させた状態で、未定着画像が転写された記録材Pを前記ヒータユニット100と加圧ローラ106との間の定着ニップ部Nに導入する。定着ニップ部Nに導入された記録材Pは、定着フィルム102と密着された状態で搬送される。これにより、定着フィルム102を介したヒータ101からの熱、及びヒータユニット100と加圧ローラ106との圧接圧が前記記録材Pに加えられ、記録材上にトナー像が熱圧定着される。
そして前記定着ニップ部Nを通過した記録材Pは排出ローラ108と排出コロ109から成る排出ローラ対107によって出力側へ搬送される。
しかし、上述した従来の定着装置においては以下のような問題点があった。
上述した定着装置では、加圧ローラ106が回転駆動して、定着フィルム102が従動回転する構成になっている。このため、定着フィルム102が摺動する部分の抵抗力R1(フィルムガイド103との摺動抵抗)、R2(ヒータ101との摺動抵抗)、R3(フランジ105のガイド面との摺動抵抗)からなる摺動抵抗F2が生じる。従って、記録材Pを搬送する為には、記録材Pに加圧ローラ106から与えられる搬送力F1と前記摺動抵抗F2との関係が、F1>F2になるように設定されている。
しかしながら、低温状態(常温)で連続印刷する場合の最初の10枚程度までの間などは、加圧ローラ106の温度がまだ低い状態で記録材が搬送されてくる。このため、記録材Pに多量の水分が含まれていた場合に、ヒータ101による加熱により定着ニップ部Nにおいて前記記録材Pに含まれている水分が蒸発して加圧ローラ106の表面で結露し、加圧ローラ106の摩擦係数が低下してしまう。これによって前記摺動抵抗F2と前記搬送力F1の関係がF1<F2になってしまい、記録材がスリップする状況が発生し(以下結露スリップと呼ぶ)、前記定着ニップ部Nでの搬送速度が画像形成部での搬送速度よりも遅くなる。このため、定着装置と画像形成部の間で記録材がたるみ、搬送路近傍の部材に記録材上の未定着画像が擦れてしまったり、最悪の場合加圧ローラ106で搬送されず、紙詰まり(以下ジャムと呼ぶ)の発生につながる。
そこで、これらの問題を解決するための技術が提案されている。例えば特許文献1には、定着装置の上部に開口部を設けることにより、定着装置で発生する水蒸気を前記開口部から定着装置外へ排出させる構成が開示されている。また、特許文献2には、定着装置の下方に結露防止用のファンを設けて、加圧ローラの駆動に応じて稼動させることにより、定着装置内の結露を防止する技術が開示されている。
特開平9−297480号公報 特開平5−134513号公報
上述したような定着ニップ部Nにおいて発生する蒸気は、特に記録材の搬送方向下流側且つ非記録面側(加圧ローラ106側)に飛散りやすい。これは、記録材Pの搬送方向と加圧ローラ106の回転方向から、定着ニップ部Nで発生した蒸気が定着ニップN下流側に循環しやすいからである。また、トナー像が乗っている記録面側はトナー像が膜となっているために蒸気が飛びにくく、非記録面側である加圧ローラ106側に蒸気が循環しやすくなるからである。また、通常加圧ローラ106は断熱性能を保持させるべく不図示のガイド部材や筺体(板金フレーム)等に囲まれており、定着装置外部との空気の流れがほぼ遮断された状態にある。このため、加圧ローラ106の回転方向に循環した蒸気が逃げ場を失い、最終的に加圧ローラ106表面に水滴となって付着し、結果的に結露スリップとなってジャムが発生してしまうこともあり得る。
従って、この現象はプロセススピードが速いほど、蒸気の循環が速いため、結露スリップの発生が顕著に現れる。
また、加圧ローラ106の結露を防ぐために加圧ローラ周りを開放したり、或いは冷却ファンを用いて風を吹き付けた場合、本来加圧ローラが持つべき断熱という特性を損なう事になる。つまり、加圧ローラの結露は防げるものの、該加圧ローラが冷却されてしまうことになる。これにより、定着ニップ部Nにおいてトナー像の定着が甘くなり、画像不良を引き起こす事になる。
このように、従来の構成では、加圧ローラ表面の結露に伴なうスリップジャムと、加圧ローラの断熱性能の保持を両立させることが困難であった。
そこで、本発明の目的は、加圧ローラの断熱性能を保持しつつ、記録材の通過中に発生する蒸気を効率良く定着装置外部に排出させ、結露スリップを抑制し、画像不良の発生を防止することである。
上記目的を達成するための本発明の代表的な構成は、記録材の記録面側に位置し発熱する発熱手段と、前記発熱手段に圧接しつつ回転駆動する加圧部材と、前記発熱手段と前記加圧部材の圧接ニップ部を通過した記録材を案内するガイド部材と、を有し、記録材上の画像を加熱処理する像加熱装置であって、前記ガイド部材は、前記圧接ニップ部の下流側であって且つ記録材の非記録面側に設けられ、像加熱装置の外部に繋がる開口部を有することを特徴とする。
本発明によれば、低温状態の圧接ニップ部を記録材が通過した場合であっても、圧接ニップ部の下流側且つ記録材の非記録面側に設けた開口部から蒸気が排出される。すなわち、加圧部材の断熱性能を保持しつつ、記録材の通過中に発生する蒸気が効率良く像加熱装置外部に排出される。これにより、結露によるスリップジャムの抑制や画像不良の発生を防止することができ、スムーズな記録材の搬送を実現することができる。
以下、図面を参照して、本発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、以下の実施形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、それらの相対配置などは、本発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものである。従って、特に特定的な記載がない限りは、本発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
〔第1実施形態〕
第1実施形態に係る像加熱装置を備えた画像形成装置について説明する。図2は第1実施形態に係る画像形成装置の概略構成図である。
画像形成装置は、像担持体としての感光ドラム1を備え、感光ドラム1は駆動手段である不図示の本体駆動モータによって、矢印の方向に所定のプロセススピードで回転駆動される。ここでは画像形成装置のプロセススピードは200mm/secである。
感光ドラム1の周囲には、その回転方向に沿って順に、帯電装置としての帯電ローラ2、露光装置3、現像装置4、転写装置としての転写ローラ5、クリーニング装置としてのクリーニングブレード6が配置されている。これらの装置と感光体ドラムとによって、記録材に画像を形成する画像形成手段を構成している。
また、装置本体下部には、記録材(紙、印刷紙、用紙シート、OHTシート、光沢紙、光沢フィルム等)Pを収納した給送カセット7が配置されている。また、記録材Pの搬送経路に沿って順に、給送ローラ15、搬送ローラ8、トップセンサ9、感光ドラム1と転写ローラ5、搬送ガイド10、定着装置11、排出ローラ13、排出トレイ14が配置されている。
次に、上述した構成の画像形成装置の動作を説明する。
不図示の本体駆動モータによって矢印方向に回転駆動された感光ドラム1は、帯電ローラ2によって所定の極性、所定の電位に一様に帯電される。露光装置3はレーザスキャナであり、不図示のコンピュータ・画像読取装置等のホスト装置から入力される目的の画像情報の信号に対応したレーザ光を出力し、そのレーザ光で不図示の折り返しミラーを介して感光ドラム1面を走査露光する。すると、感光ドラム1の露光部分の電荷が除去されて静電潜像が形成される。静電潜像は、現像装置4によって現像される。現像装置4は、現像ローラを有し、この現像ローラに現像バイアスを印加して感光ドラム1上の静電潜像にトナーを付着させトナー像として現像(顕像化)する。感光ドラム1上のトナー像は、転写ローラ5によって記録材Pに転写される。
一方、記録材Pは、給送カセット7から給送ローラ15によって一枚ずつ給送され、搬送ローラ8によって感光ドラム1と転写ローラ5間の転写ニップ部に向けて搬送される。このとき記録材Pは、トップセンサ9によって先端が検知され、感光ドラム1上のトナー像と同期がとられる。転写ローラ5には、転写バイアスが印加され、これにより、感光ドラム1上のトナー像が記録材P上の所定の位置に転写される。
転写によって表面に未定着トナー像を担持した記録材Pは、搬送ガイド10を沿って定着入口ガイド16に搬送され、像加熱装置としての定着装置11に案内される。未定着トナー像はここで加熱、加圧されて記録材P上に定着される。トナー像が定着された記録材Pは、排出分離ガイド20に沿って分離ガイドローラ12へと搬送され、排出ローラ13から装置本体上面の排出トレイ14上に排出される。
一方、トナー像転写後の感光ドラム1は、記録材Pに転写されないで表面に残ったトナーがクリーニング装置6のクリーニングブレードによって除去され、次の画像形成が行われる。
以上の動作を繰り返すことで、次々に画像形成を行うことができる。
次に、定着装置11の詳細について説明する。
図3は、第1実施形態に係る定着装置11の概略構成を示す断面図である。本実施形態における定着装置は、加熱体としてセラミックヒータを用いたフィルム加熱方式の定着装置である。
図3において、31は加熱体支持部材としての耐熱性樹脂性である横長のヒータステーであり、耐熱性のエンドレスフィルム32(以下フィルムと呼ぶ)の内面のガイド部材となる。フィルム32は、加熱体であるヒータ33を含む上記ヒータステー31に外嵌させてある。このフィルム32の内周長とヒータ33を含むヒータステー31の外周長はフィルム32の方を若干(例えば3mm程度)大きくしてある。従ってフィルム32は、ヒータ33を含むステー31に対して周長が余裕をもってルーズに外嵌している。ヒータ33は、アルミナ等でできた基板の略中央に沿って、例えばAg/Pd(銀パラジウム)等の電気抵抗材料(発熱体)を厚み10μm、幅約1〜5mmにスクリーン印刷等により塗工し、その上に保護層としてガラスやフッ素樹脂等をコートしている。このヒータステー31、フィルム32、ヒータ33によって発熱手段30を構成している。
34は前記発熱手段30に圧接しつつ回転駆動する加圧部材としての加圧ローラである。この加圧ローラ34は、ヒータ33との間でフィルム32を挟んで定着ニップ部N(圧接ニップ部)を形成し、フィルム32を駆動する回転体である。加圧ローラ34は、アルミの加圧ローラ芯金(軸)35と、この軸に外装したシリコーンゴムを用いた加圧ローラ弾性体部36とからなり、加圧ローラ芯金35の端部が不図示の駆動手段であるモータにより駆動されることで矢印の方向に回転駆動される。加圧ローラ34が回転駆動されることでフィルム32も回転駆動される。
フィルム32は非駆動時においてはヒータ33と加圧ローラ34との定着ニップ部Nに挟まれている部分を除く残余の大部分は略全周長部分がテンションフリーである。
加圧ローラ34が回転駆動されると定着ニップ部Nにおいてフィルム32に加圧ローラ34の回転周速と略同速度をもってフィルム裏面がヒータ33の面を摺動しつつ矢印方向に回転駆動される。
フィルム駆動とヒータ33の発熱体への通電を行わせた状態において、未定着画像を担持した記録材Pが定着ニップ部Nのフィルム32と加圧ローラ34との間に記録面上向きで導入される。すると、記録材Pはフィルム32と一緒に定着ニップNを通過していき、定着ニップ部Nにおいてフィルム裏面に接しているヒータ33の熱エネルギーがフィルム32を介して記録材Pに付与されてトナー像Tの熱定着がなされ、定着装置外部へ排出される。
16は定着入口ガイドであり、搬送ガイド10により搬送された記録材Pを定着装置11の定着ニップ部Nに案内する役割を担っている。
20はガイド部材としての排出分離ガイドであり、定着ニップ部Nを通過した記録材Pをフィルム32或いは加圧ローラ34に巻きつかせないようにスムーズに分離ガイドローラ12まで案内する役割を担っている。
前記排出分離ガイド20について更に詳しく説明する。図1は排出分離ガイド20の正面図及び斜視図である。排出分離ガイド20は、前記定着ニップ部Nの下流側であって且つ記録材の非記録面側に設けられている。排出分離ガイド20は、記録材Pと接触する複数の分離ガイドリブ21を有しており、該分離ガイドリブ21は記録材Pを小さい摩擦でスムーズに搬送させる役割を果たしている。本例において、分離ガイドリブ21の記録材Pと接する面の幅は約1mmであり、それぞれ排出分離ガイド20の長手方向(搬送方向と直交する記録材の幅方向)の中心から左右略等間隔に10本ずつ設けられている。
また、排出分離ガイド20は、定着装置11の外部に繋がる開口部22を有している。この開口部22は、前記各ガイドリブ21の間に設けられている。このように排出分離ガイド20に開口部22を設けることにより、加圧ローラ34の断熱性能を保持しつつ、定着ニップ部Nにおいて発生した水蒸気を定着装置11の外部に排出させることができる。
前記開口部22の大きさは、図1に示すように、記録材の搬送方向の長さ(高さ)t1が3mm以上、搬送方向と直交する記録材の幅方向の長さt2が2mm以上であることが好ましい。この開口部22の大きさは、加圧ローラ34の断熱性能を保持する範囲で、定着ニップ部Nで発生した水蒸気を定着装置11の外部に排出させることが可能な大きさであることが好ましい。本例では、開口部22の大きさは、搬送方向は約7mmであり、幅方向はそれぞれ若干異なるが4〜20mmといった大きさとなっている。
また図3(b)に示すように、排出分離ガイド20の加圧ローラ34側端部は、記録材Pが加圧ローラ34に巻きつかないように、定着ニップ部Nの搬送方向への延長線に対して非記録面側(図中下側)の位置にある。本例では、排出分離ガイド20の加圧ローラ34側端部は、定着ニップ部Nの搬送方向への延長線に対して長さt3(約1.5mm)だけ非記録面側の位置にある。更に、排出分離ガイド20の定着ニップ部N側の端部は、加圧ローラ34の近傍に配置されている。具体的には排出分離ガイド20の定着ニップ部N側の端部は、加圧ローラ34との間隔t4が2mm以下となるように配置されている。本例では、加圧ローラ34の断熱性能を保持するために、排出分離ガイド20の定着ニップ部N側の端部と加圧ローラ34との間隔を1mmとしている。これは、加圧ローラ34が熱膨張した場合の排出分離ガイド20との接触を考慮して設定された値である。同様に、定着入口ガイド16の定着ニップ部N側の端部の位置も、加圧ローラ34との間隔が1mmとなるように配置されている。
こうして加圧ローラ34とその周囲のガイド部材20,16との間隔を狭くすることにより、加圧ローラ34をより密閉状態に近づけて断熱性を発揮させている。
次に、搬送中に定着ニップNにおいて発生した水蒸気の流れについて説明する。
図4は、排出分離ガイド20に開口部22が無い場合における水蒸気の流れを示したものである。搬送中に記録材Pの先端が排出分離ガイド20に達した瞬間から記録材Pの後端が定着ニップ部Nから排出されるまでの間、排出分離ガイド20、加圧ローラ34、及び記録材Pによって閉ざされた空間Sが生じる。なお、図示していないが、長手方向(記録材の幅方向)の左右両側には、定着入口ガイド16、排出分離ガイド20、及び加圧ローラ芯金35の両端軸を固定せしめるための筺体(板金フレーム)がある。このため、通常は長手方向の左右端からは殆ど蒸気が逃げない構成となっている。
上記図4に示す構成を用いて低温状態で記録材を通紙した場合、定着ニップ部Nの下流側且つ非記録面側に発生した水蒸気量が、前述した空間Sの飽和水蒸気量を上回る。これにより、この水蒸気が水滴となって排出分離ガイド20や加圧ローラ34に付着する結露現象が発生する。特に湿度が80%あるような高湿環境下においては、搬送される記録材Pの含む水分量が多い(10%以上ある)ため、結露する量はより顕著になる。結露現象によって加圧ローラ34に水滴が付着した結果、加圧ローラ34の摩擦係数が急速に低下してしまう。これにより、加圧ローラ34から記録材Pに与える搬送力F1が弱まり、フィルム32側の摺動抵抗F2と前記搬送力F1の関係がF1<F2となってしまう。これにより、定着ニップ部Nにおいて後続の記録材が結露スリップを引き起こしてジャムが発生してしまう。なお、本発明者の測定においては、湿度80%の高湿環境下において約5%の割合でジャムが発生している。
また、結露スリップによるジャムが発生しない場合においても、排出分離ガイド20のガイドリブ21に付着した水滴が後続の記録材に転移することにより画像が滲む等の画像不良を引き起こしてしまう。
これに対して図5に示すように排出分離ガイド20に開口部22を設けることにより、定着ニップ部Nの下流側且つ非記録面側において、通紙中に排出分離ガイド20、加圧ローラ34、及び記録材Pとによって閉ざされた空間が生じることが無くなる。これにより、定着ニップ部Nにおいて発生した蒸気が積極的に開口部22から排出され、排出分離ガイド20や加圧ローラ34への水滴付着を大幅に低減することができる。従って、図4に示すように後続の記録材Pが加圧ローラ34の結露によってスリップジャムしたり、排出分離ガイド20に付着した水滴によって画像不良が発生するのを抑制することができる。なお、本構成を用いて上記同環境下(湿度80%)での測定を行ったところ、結露スリップによるジャムの発生は0%となる。
また、本構成は排出分離ガイド20のガイドリブ21以外の部分を開放させるものである。すなわち、本構成の排出分離ガイド20は、各ガイドリブ21の間に開口部22を設けたものである。このため、ガイドリブ21の先端より下の部分、つまり加圧ローラ34の定着ニップ部Nより下の部分は従来と同等の構成であることから、加圧ローラ34の断熱性能を保持することができる。
本例において、ガイドリブ21の本数を長手方向に20本としているが、これは本体スピードや性能に応じて適宜変更可能であるものとする。但し、記録材をスムーズに搬送させるためには、少なくとも長手方向中心から左右にそれぞれ複数本(2本以上)あることが好ましい。また、画像形成装置本体内のセンサ部やその他機能から、排出分離ガイド20におけるガイドリブ21の位置は必ずしも左右等間隔である必要は無い。
また、本例において開口部22の大きさを高さ7mm、幅4〜20mmとしているが、これに対しても本体スピードや性能、或いは画像形成装置本体、定着装置の大きさに応じて適宜変更可能であるものとする。但し、積極的に蒸気を定着装置外部に排出させるためには、開口部の大きさは(加圧ローラの断熱性能を保持する範囲で)当然大きい方がより好ましい。
また、本例において、排出分離ガイド20の加圧ローラ34側先端と加圧ローラ34との間隔t4を1mmとしているが、これは加圧ローラの特性(膨張)に応じて適宜変更可能であるものとする。但し、加圧ローラの断熱性能を保持するためには、加圧ローラ34との間隔t4を2mm以下とする必要がある。
また、本例において、長手方向の左右両側には、定着入口ガイド16、排出分離ガイド20、及び加圧ローラ芯金35の両端軸を固定せしめるための筺体(板金フレーム)があり、通常は長手左右方向からは殆ど蒸気が逃げない構成としている。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではない。すなわち、長手左右方向に蒸気の逃げ(排出)口があった場合においても、上記ガイド20に開口部22を設けた構成による効果は確認している。すなわち、加圧ローラの断熱性能を保持しつつ、記録材の通過中に発生する蒸気を効率良く定着装置外部に排出でき、結露によるスリップジャムの抑制や画像不良の発生を防止することができる。つまりこれは、加圧ローラの回転方向を鑑みて、記録材の幅方向よりも搬送方向への蒸気排出口を設ける方が効果が絶大であることを意味している。
上述したように、定着ニップ部Nを通過した記録材Pを案内する排出分離ガイド20において、記録材と接触するリブ以外の部分に開口部22を設ける。これにより、低温状態で吸湿紙を通紙した場合であっても、加圧ローラ34の断熱性能を低下させること無く、定着ニップ部Nにおいて発生した蒸気を積極的に外部に排出させることができる。またこれにより、結露によるスリップジャムの抑制や画像不良の防止を行いスムーズな紙搬送を実現することができる。
〔第2実施形態〕
第2実施形態においては、前述した第1実施形態の構成に加えて更に、通紙状態に応じて開口部を開閉するようにしている。これにより、定着装置内全体の断熱をより保持することができる。詳しくは、通紙前のウォームアップ時間や連続通紙時の紙間中など記録材が定着ニップ部を通過していない時間は開口部を閉じておくことにより定着装置内の断熱性を高めるものである。
具体的な動作について図6、図7を用いて説明する。図6、図7において、各部材の基本的な機能については第1実施形態と同様である。23は検知手段としての排出センサであり、定着ニップ部Nの近傍においてフラグの動作に応じて不図示のフォトインタラプタがON/OFFすることにより、記録材の有無をチェックするものである。この排出センサ23は、記録材Pが定着ニップ部Nを通過して排出センサ23の位置まで到達したことを検知する役目を果たしている。そのほか、それ以降の排出処理部分で、記録材Pを両面パスへ送るためのタイミングを取るための役目を果たしたり、定着直後に記録材Pが詰まってジャムになっていることを検知時間で判断する役目を果たしている。なお、この排出センサは第1実施形態においても不図示ではあるが設けられているものである。
排出センサ23のフラグは、図6の回転方向に回転可能となっており、図7に示すように記録材Pが通過して排出センサ23のフラグを倒すことによって、同図回転方向に回転する構成となっている。24は遮蔽板であり、排出センサ23の検知情報に応じて開口部22を開閉する開閉部材である。本例の遮蔽板24は、排出センサ23の回転動作と連動して同図同方向に回転するものである。つまり、非通紙状態の場合は、排出センサ23及び遮蔽板24は図6に示す位置にある。この時、遮蔽板24は排出分離ガイド20の開口部22を塞いでいる状態となっている。通紙が開始されると、定着ニップ部Nを通過した記録材Pが排出センサ23のフラグを同図回転方向に回転し、これに追随して遮蔽板24も同方向に回転する。これによって開口部22が開放状態にとなる。
本例において、開口部22を開閉する遮蔽板24を、排出センサ23のフラグ動作に応じたメカ的な機構で開閉させる構成を例示したが、これに限定されるものではない。例えば排出センサ23のフォトインタラプタのON/OFFに応じて動作するソレノイドを用いて遮蔽板24を開閉するなど、記録材Pの通紙タイミングに併せて開閉制御をすればその他の構成であっても良い。
上述したように、通紙状態に応じて開口部22の開閉制御を行うことにより、排出分離ガイド20の開口部22は記録材Pが定着ニップ部Nを通過している時のみ開放される。これにより、前述した実施形態の効果に加えて更に、定着ニップ部Nで発生する蒸気を効率良く排出させることができる。また例えば通紙前のウォームアップ状態や連続通紙中の紙間において、遮蔽板24が排出分離ガイド20の開口部22を塞ぐことから、定着装置内の熱を外部に逃がさない働きを成している。これにより、加圧ローラの断熱性能を更に高めるだけでなく、加熱部(ヒータ)において余分な熱を与える必要が無くなることから省エネを確保することができる。
〔第3実施形態〕
第3実施形態では、定着装置内部の蒸気を開口部22から定着装置外部、更には画像形成装置本体外部に排出するような風路構成をとっている。これによって、画像形成装置本体の高速化や耐久に応じた最適な蒸気排出を行うことができる。
具体的には、図9に示すように、定着装置11の下側に本体内部を冷却する冷却ファン25を設けている。更に、前記冷却ファン25から送られてくる風が、定着装置11の底穴28から排出分離ガイド20を沿って開口部22を通過して定着装置外部、更にはルーバー26から本体外部に蒸気を排出させる風路(図中の矢印)29を構成している。
冷却ファン25の風力は、強ければ強いほど結露スリップに対して効果があることは当然であるが、風力が強すぎる場合、加圧ローラ34が本来持つべき断熱性能を損なう可能性がある。本例では、定格電圧で0.35〜0.44m/分の風力を持つ冷却ファンを用いて、定着装置11の底穴28から入り込む風速が0.4〜0.6m/secとなるように冷却ファン25の風力を制御している。これにより、加圧ローラ34の断熱性能と結露スリップの両立を図っている。
このような構成を用いることにより、定着ニップ部Nで発生した蒸気を即座に本体外部へと排出することから、本体のスピードアップにも対応することができる。また、定着装置内部の蒸気を常に本体外部に排出することから、連続通紙や耐久に寄らず常に安定した画像と搬送性を提供することができる。
また図10は、第2実施形態と同様に、定着ニップ部Nを通過した記録材Pが排出センサ23のフラグを倒したと同時に遮蔽板24が開口部22を開放することによって初めて風路構成が成り立つことを示している。ここでは、定着装置11の底穴28にも新たな遮蔽板27を設けている。本例では、排出センサ23の不図示のフォトインタラプタのON/OFFに応じて動作するソレノイドを用いて遮蔽板24,27を開閉するものである。
このような構成を用いることにより、加圧ローラ34や定着装置内部の断熱性能を保持しつつ、結露スリップに対する効果を得ることができ、安定した画像と搬送性を提供することができる。
本例において、定着装置11の底穴28から入り込む風速が0.4〜0.6m/secとなるように冷却ファン25の風力を制御しているが、これは本体のプリントスピードや性能によって適宜変更可能であるものとする。但し、加圧ローラ34の断熱性能と結露スリップを両立させるためには、定着装置11の底穴28から入り込む風速を0.3m/secから0.8m/secの範囲に制御することが好ましい。
上述したように、冷却ファン25を用いて定着装置内部の蒸気を開口部22から定着装置外部、更には本体外部に排出するような風路構成をとることによって、更なる結露スリップの防止を図ることができ、安定した画像と搬送性を提供することができる。また、定着ニップ部Nで発生した蒸気を即座に本体外部に排出することから、本体の高速化にも対応することができる。また、定着装置内部の蒸気を常に本体外部に排出することから、本体の耐久に対しても効果を発揮することができる。更に、排出センサを用いて記録材が通過しているときのみ遮蔽板を開放することにより、加圧ローラや定着装置の断熱性能をより保持することができる。
なお、前述した実施の形態では、像加熱装置として、画像形成装置の画像加熱定着装置を例示したが、これに限定されるものではなく、画像面加熱つや出し装置、仮定着装置などの他の像加熱装置としても効果的に活用することができる。
また、前述した実施の形態では、画像形成装置としてプリンタを例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば複写機、ファクシミリ装置等の他の画像形成装置や、或いはこれらの機能を組み合わせた複合機等の他の画像形成装置であっても良い。これらの画像形成装置に用いられる像加熱装置に本発明を適用することにより同様の効果を得ることができる。
第1〜3実施形態における画像形成装置の排出分離ガイドを示す正面図及び斜視図 第1実施形態における画像形成装置を示す概略図 第1実施形態における画像形成装置の定着装置の横断面図 開口部を持たない定着装置の蒸気の循環を示す概略図 第1実施形態における定着装置の蒸気の循環を示す概略図 第2実施形態における画像形成装置の排出分離ガイド及び遮蔽板の動作を示す概略図 第2実施形態における画像形成装置の排出分離ガイド及び遮蔽板の動作を示す概略図 定着ニップ部で発生した蒸気の循環を示す概略図 第3実施形態における定着装置の蒸気の循環を示す概略図 第3実施形態における遮蔽板を用いた場合の蒸気の循環を示す概略図 (a)は従来例の定着装置を示す概略断面図、(b)は従来例の定着装置を示す長手方向概略図
符号の説明
N …定着ニップ部(圧接ニップ部)
P …記録材
11 …定着装置(像加熱装置)
16 …定着入口ガイド
20 …排出分離ガイド(ガイド部材)
21 …分離ガイドリブ
22 …開口部
23 …排出センサ(検知手段)
24 …遮蔽板(開閉部材)
25 …冷却ファン
26 …ルーバー
27 …遮蔽板
28 …底穴
29 …風路
30 …発熱手段
31 …ヒータステー
32 …フィルム
33 …ヒータ
34 …加圧ローラ(加圧部材)

Claims (8)

  1. 記録材の記録面側に位置し発熱する発熱手段と、前記発熱手段に圧接しつつ回転駆動する加圧部材と、前記発熱手段と前記加圧部材の圧接ニップ部を通過した記録材を案内するガイド部材と、を有し、記録材上の画像を加熱処理する像加熱装置であって、
    前記ガイド部材は、前記圧接ニップ部の下流側であって且つ記録材の非記録面側に設けられ、像加熱装置の外部に繋がる開口部を有することを特徴とする像加熱装置。
  2. 前記ガイド部材は、前記記録材と接触する複数のガイドリブを有し、前記ガイドリブの間に前記開口部を設けたことを特徴とする請求項1に記載の像加熱装置。
  3. 前記開口部は、記録材の搬送方向の長さが3mm以上、搬送方向と直交する記録材の幅方向の長さが2mm以上の大きさを持つことを特徴とする請求項1又は2に記載の像加熱装置。
  4. 前記ガイド部材の前記圧接ニップ部側の端部と前記加圧部材との間隔が2mm以下であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の像加熱装置。
  5. 前記圧接ニップ部の近傍で記録材の有無を検知する検知手段と、前記検知手段の検知情報に応じて前記開口部を開閉する開閉部材と、を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の像加熱装置。
  6. 記録材上に画像を形成する画像形成手段と、前記記録材上の画像を加熱する像加熱手段と、を有する画像形成装置において、前記像加熱手段として請求項1乃至5のいずれか1項に記載の像加熱装置を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  7. 前記像加熱装置の内部に風を送り込む冷却ファンと、前記冷却ファンによって前記開口部から排出された前記像加熱着装置内の蒸気を画像形成装置外に排出させるための風路と、を有することを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記冷却ファンから前記像加熱装置の内部に入り込む風の風速が0.3m/secから0.8m/secの範囲であることを特徴とする請求項6又は7に記載の画像形成装置。
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