JP2008115011A - 画像形成システム - Google Patents

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Abstract

【課題】フェイスアップモード排紙及びフェイスダウンモード排紙が可能な高速画像形成システムを提供する。
【解決手段】反転排紙路を備える画像形成装置と、反転搬送部を備える中間搬送ユニットと、後処理装置とで画像形成システムを構成し、画像形成装置の反転排紙路及び中間搬送ユニットの反転搬送部を用いることにより、フェイスアップモードで用紙を排紙する。
【選択図】図14

Description

本発明は、画像形成装置及び画像形成された用紙に対して処理を行う後処理装置を有する画像形成システムに関する。
電子写真画像形成装置のように、高速で用紙に画像を形成する画像形成装置では、様々な後処理機能を有する後処理装置が接続されて、幅広いユーザニーズに応えることが出来る画像形成システムの提供が可能となる。
例えば、特許文献1においては、画像形成装置に、穿孔処理機能、綴じ止め処理機能及び折り処理機能を有する後処理装置を有する画像形成システムが開示されている。
特許文献2では、画像形成装置と、複数種類の後処理装置のうち少なくとも1種類の後処理装置との間に、共通の単シート処理機を配置した画像形成システムが開示されている。
特許文献1に記載の画像形成システムの場合、種々の後処理装置能が1つの後処理装置で対応可能に構成されているため、例えばオフィス等のように、様々なユーザーが様々な使い方をする環境に設置される場合に有効である。また、かかる後処理装置は比較的コンパクトであるため、省スペース化が求められるオフィス等には、その点でも有効である。
一方、例えば軽印刷等の画像形成システムでは、あらゆる後処理機能を備える画像形成システムである必要は必ずしもなく、ある特定の後処理機能のみがあれば十分にニーズが満たされるばあいが少なくない。即ち、軽印刷等の画像形成システムとして用いる場合は、オフィスで用いられる場合のように、様々のユーザーによって様々な使い方がなされるよりも、特定のユーザーが特定の後処理装置能のみを使う頻度の方が高い。
前述の画像形成装置は、1つの比較的コンパクトな後処理装置で種々の後処理装置能を有して様々な使用形態に対応可能にしているが、個々の後処理装置能に特化して着目すると、機能的に必ずしも十分なレベルであるとは言えない。例えば、画像形成装置を軽印刷等の画像形成装置として用いる場合には、オフィス等で用いられる画像形成装置に求められる後処理装置能のレベルよりも高く、それを十分に満足させられるレベルには達していない。
最近では、電子写真方式の画像形成装置が軽印刷の分野に使用されるようになってきた。即ち、前述のような後処理装置を備えた画像形成装置を用いる事により、「必要なときに必要な部数だけプリントを行う」プリントオンデマンド方式の製本が可能になる。
しかも、従来の印刷で行われていた印刷版起しの手間もないので、製本作業の効率アップと、コストダウンに大きな期待が寄せられている。
特許文献2に示された画像形成システムは、そのような要求を満たし得る装置であり、画像形成装置の排紙部側に後処理装置の一種である単シート処理機を接続し、更に、複数種類の後処理装置のうち少なくとも1種類の後処理装置を単シート処理機に接続した構成の画像形成システムである。
特開2002−128384号公報 特開2005−15225号公報
画像形成装置や画像形成装置に後処理装置が接続された画像形成システムにおいては、単位時間当たりの処理枚数が多いことが望まれる。そして、画像形成システムの処理枚数は画像形成装置の能力よりも後処理装置の能力により決定される場合が多い。
すなわち、後処理装置においては、用紙の搬送を一時停止して処理する場合が多いために、後処理装置内の搬送速度を上げた場合でも、処理枚数は画像形成装置に比較して低くなる場合が多く、画像形成システムの処理枚数は後処理装置の処理枚数により決まることになる。
従って、画像形成装置の処理枚数を後処理装置の処理枚数に合わせることが必要になり、画像形成装置の高速性能をある程度犠牲にすることが必要になる。
このような問題を解決するために、出願人は、特願2005−324588において、画像形成装置と後処理装置との間に中間搬送ユニットを介在させ、該中間搬送ユニットにおいて、1枚ずつ画像形成装置から排出される用紙を2枚以上集積し、後処理装置に集積した複数枚単位で用紙を送ることにより、画像形成装置を高速で作動させ、且つ、後処理装置における処理を可能にした画像形成システムを提案した。
この画像形成システムにより、中間搬送ユニットのバッファ機能で画像形成装置の能力を落とすことなく、各種の後処理が可能となる。
ところで、画像が形成された用紙の排紙モードとしては、画像担持面を下にして排紙するフェイスダウンモードと画像担持面を上にして排紙するフェイスアップモードがある。
フェイスダウンモードでは、1頁を先頭に印刷し、最終頁を最後に印刷する1toNモードで画像を形成するのが一般的であり、フェイスアップモードでは、最終頁を先頭に印刷し、1頁を最後に印刷するNto1モードで画像を形成するのが一般的である。
前記先願の画像形成システムは、高速モードの場合、中間搬送ユニットにおいて用紙の表裏が反転される構成となっている。一方、画像形成装置では、用紙の上面に画像を形成するために、高速モードにおいては、画像担持面が上の状態で画像形成装置から排紙された用紙が中間搬送ユニット内で表裏反転されて、画像担持面を下にして中間搬送ユニットから排紙されることになり、高速モードにおける排紙モードは必然的にフェイスダウンとなってしまい、フェイスアップモードでの高速処理ができないという問題がある。
本発明は、このような問題を解決することを目的とし、高速モードにおいてフェイスアップモードで排紙することが可能な画像形成システムを提供することを目的とする。
前記目的は下記の発明により達成される。
1.
画像形成装置、後処理装置及び前記画像形成装置と前記後処理装置との間に介在する中間搬送ユニットを有し、前記画像形成装置から排出された用紙を前記中間搬送ユニットに送り、前記中間搬送ユニットから排出された用紙を前記後処理装置に送る画像形成システムであって、
前記画像形成装置は、上面に画像が形成された用紙を反転し、画像担持面を下にして排紙する反転排紙路を備えるとともに、前記中間搬送ユニットは、用紙を表裏反転する反転搬送部を備え、
前記画像形成装置において画像が形成された用紙を前記反転排紙路及び前記反転搬送部を経て排紙するフェイスアップモードを有することを特徴とする画像形成システム。
2.
前記画像形成装置は、前記フェイスアップモードにおいて、Nto1モードで画像を形成することを特徴とする前記1に記載の画像形成システム。
3.
前記画像形成装置において、前記後処理装置の処理枚数よりも高い処理枚数で画像形成を行い、前記反転搬送部において、複数枚の用紙を集積し、前記中間搬送ユニットから前記後処理装置に、集積された複数枚単位で用紙が送られる画像形成モードを有することを特徴とする前記1に記載の画像形成システム。
4.
前記画像形成装置は画像担持面を上にして排紙するストレート排紙路を備え、前記画像形成装置において画像が形成された用紙を、前記ストレート排紙路及び前記反転搬送部を経て排紙するフェイスダウン排紙モードを有することを特徴とする前記1〜3のいずれか1項に記載の画像形成システム。
5.
前記画像形成装置は画像担持面を上にして排紙するストレート排紙路を備えるとともに、前記中間搬送ユニットはストレート搬送路を備え、前記ストレート排紙路及び前記ストレート搬送路を経て用紙を排紙するフェイスアップモードを有することを特徴とする前記1〜3のいずれか1項に記載の画像形成システム。
本発明によれば、画像形成装置において反転排紙した後に更に中間搬送ユニットにおいて反転搬送することによりフェイスアップモード排紙を行うので、画像形成装置における最高の速度で画像形成する場合でも、フェスアップモード排紙が可能となり、高速で画像形成を行い、且つ、後処理を行ってフェイスアップモード排紙を行うことができる画像形成システムが実現される。
以下に本発明の実施の形態に基づいて、本発明を説明するが、本発明は該実施の形態に限られない。
<画像形成装置>
図1は画像形成装置A、中間搬送ユニットB及び後処理装置Cを備えた本発明の実施の形態に係る画像形成システムの全体構成図である。
図示の画像形成装置Aは、着脱可能な構成部として自動原稿搬送装置DF及び大容量給紙装置LTを有するとともに、画像読取部1、画像処理部2、画像書込部3、画像形成部4、給紙搬送部5、定着装置6、を有する。
画像形成部4は、感光体ドラム4A、帯電手段4B、現像手段4C、転写手段4D、分離手段4E、クリーニング手段4F等から構成されている。
給紙搬送部5は給紙カセット5A、第1給紙手段5B、第2給紙手段5C、搬送手段5D、排紙部5E、両面画像形成時の裏面画像形成において表面に画像が形成された用紙Sを画像形成部4に再給紙する再給紙を行う再給紙部(ADU)5Fを備えている。
画像形成装置本体Aの上部前面側には、入力手段及び表示手段から成る操作表示部8が配置されている。
画像形成装置本体Aの図示の左側面の排紙部5E側には、中間搬送ユニットBが、さらにその左側には後処理装置Cが連結されている。
自動原稿送り装置DFの原稿台上に載置された原稿は画像読取部1の光学系により原稿の片面又は両面の画像が読みとられ、光電変換されたアナログ信号は、画像処理部2におけるアナログ処理、A/D変換、シェーディング補正、画像圧縮処理等の処理後に、画像書込部3に送られる。
画像書込部3においては、半導体レーザからの出力光が画像形成部4の感光体ドラム4Aに照射され、潜像を形成する。画像形成部4においては、帯電、露光、現像、転写、分離、クリーニング等の処理が行われる。
第1給紙手段5Bにより給送された用紙Sは転写手段4Dにより画像が用紙Sに転写される。画像を担持した用紙Sは、定着装置6により定着処理され、排紙部5Eから中間搬送ユニットBに送り込まれる。或いは、再給紙部5Fに送り込まれた片面画像処理済みの用紙Sは再び画像形成部4において両面画像処理後、排紙部5Eにより排出され、中間搬送ユニットBに送り込まれる。
排紙部5Eは、定着装置6から排出された用紙Sをストレートに水平搬送し排紙するストレート排紙路SH及び定着装置6から排出された用紙Sを表裏反転して排紙する反転排紙路Hを有する。反転排紙路HHは再給紙部5Fの用紙導入部と再給紙部5Fから排紙部5Eにスイッチバックする搬送路とで構成される。
大容量給紙装置LTは、用紙積載手段7A、第1給紙手段7B等から成り、連続して大量の用紙Sを給送して画像形成装置本体Aに送り込む。
なお、大容量給紙装置LTを後述の中間搬送ユニットBに接続して、大容量給紙装置LTに収容した印刷済みの大量の用紙Sを直接、中間搬送ユニットBに送り込むようにしても良い。
<中間搬送ユニット>
図2は、中間搬送ユニットBの正面断面図である。
中間搬送ユニットBは、画像形成装置Aから排出された用紙Sを受け取る搬入部B0、複数枚の用紙を集積する第2搬送路としての反転搬送部B1、用紙Sを水平に搬送する第1搬送路といてのストレート搬送部B2及び用紙Sを後処理装置Cに排出する排紙部B3を備える。
搬入部B0は上下一対のガイド板111により形成され、反転搬送部B1は、搬入部B0からの用紙Sを斜め下方に案内する一対のガイド板131、用紙Sが集積される垂直な一対のガイド板121及び用紙Sを左上方に案内する一対のガイド板132により形成され、ストレート排紙部B2は上下に配置されて水平な一対のガイド板141により形成され、排紙部B3は上下に配置された一対のガイド板134により形成される。
113は実線の位置113Aと点線の位置113Bとに設定され、反転搬送部B1またはストレート搬送部B2とに搬送路を切り換える切り換えゲートであり、軸113Cを中心に回転して搬送路を切り換える。133は用紙Sの上端を整合する整合部材であり、実線の位置133Aと点線の位置133Bとに軸133Cを中心に回転して設定される。実線133Aの位置において、搬送路に先端が臨むことにより、整合部材133は用紙の整合を行い、点線の位置に退避して、用紙Sが左上方に進行可能となる。なお、反転搬送部B1の上部、ストレート搬送部B2及び排紙部B3を図3に拡大して示す。
搬入部B0に一対のローラからなる搬送ローラR1が、反転搬送部B1に搬送ローラR2、R3及び従動ローラR4が、排紙部B3に一対のローラからなる搬送ローラR5がそれぞれ設けられる。
従動ローラR4は図3に示すように、実線の得位置と点線の位置とに変位し、搬送ローラR2はバネ135により従動ローラR4に圧接しており、従動ローラR4の変位に従って、実線の位置と点線の位置と移動する(図3参照)。
図4は幅整合板122の駆動機構を示す断面図である。
左右一対の幅整合板122は、モータM4によって駆動され回動するベルト127に固定されたピン128A,128Bに固定されており、ベルト127の回動で移動するピン128A、128Bとともに移動して、搬送方向に直角な幅方向の用紙整合を行う。
図5〜8は反転搬送部B1における用紙の集積、整合及び反転搬送部B1から排紙部B3への用紙の搬送における中間搬送ユニットBの動作を示す。
(1)図5(a)において、切り換えゲート113は113Aの位置に設定されているとともに、搬送ローラR2及び従動ローラR4は図3の実線位置にある。
画像形成装置Aの排紙部5Eの排紙ローラ50Eと同一の線速で回転する搬送ローラR1、R2に挟持されて搬送される1枚目の用紙S1は、切り換えゲート113により反転搬送部B1にガイドされ、下方に進行する。
(2)図5(b)において、反転搬送部B1に搬送された1枚目の用紙S1の先端(下端)は、支持部材123の水平なストッパ123Aに当接して停止する。
(3)図6(a)において、モータM3(図9参照、後に説明)により支持部材123のストッパ123Aが初期位置V0から所定距離L1(例えば、30mm)上方の第1位置V1に移動する。
(4)図6(b)において、2枚目の用紙S2が搬送ローラR1、R2により搬送されて反転搬送部B1へと搬送される。2枚目の用紙S2の搬入時に、支持部材123の図6(a)に示す上昇により、1枚目の用紙S1の上端が上昇しているので、用紙S1、S2間の衝突が防止される。
(5)図7(a)において、2枚目の用紙S2の下端がストッパ123Aに到達し、2枚の用紙S1、S2が反転搬送部B1に集積される。
この時、支持部材123は第1位置V1から初期位置V0に下降している。
また、従動ローラR4が右方に移動して、搬送ローラR3と従動ローラR4との間に間隙が形成される。搬送ローラR3は従動ローラR4におkされて右方に移動する。
(6)図7(b)において、支持部材123がモータM3(図9参照、後に説明)の駆動で、第1位置V1より更に上方で、初期位置V0から所定距離L2(例えば、50mm)上方の第2位置V2に移動し、重ね合わされた2枚の用紙S1,S2の上端部が縦整部材133に当接し停止して、縦整合、即ち、搬送方向の整合が行われる。縦整合された2枚の用紙S1,S2の上端部停止位置は、搬送ローラR3よりも搬送方向下流側(上方)である。縦整合と同時又は終了後に、幅整合板122がモータM4(図4、9参照)により駆動されて、用紙S1、S2の幅方向の側縁を押圧して横整合、即ち、幅方向の整合を行う。
(7)図8(a)において、従動ローラR4が左方に移動し搬送ローラR3に圧接し、用紙S1、S2が搬送ローラR3と従動ローラR4とにより挟持される。搬送ローラR2は従動ローラR4に追従して左方に移動する。
これにより、次の用紙を反転搬送部B1に導入可能な状態となる。
(8)図8(b)において、支持部材123が、そのストッパ123Aの位置がV0となる位置まで下降し元の位置に復帰し、整合部材133が退避位置に変位して用紙の通過を可能にする。
整合部材133が退避した状態で、搬送ローラR3、R5が回転して用紙S1、S2を排紙する。
さらに、用紙S1、S2の排紙と同時に3枚目の用紙S3が搬送ローラR1、R2により搬送されて、反転搬送部B1に搬入される。
用紙S1,S2の排紙完了により、整合部材133が図3の実線で示す位置に復帰して、図5(a)の状態となる。
反転搬送部B1を用いず、ストレート搬送部B2を用いて用紙搬送を行う場合には、切り換えゲート113が図3の113Bで示す位置に移動して、用紙Sをストレート排紙部B2にガイドする。
反転搬送部B1に用紙Sを搬送し排紙する搬送モードでは、用紙Sを集積することなく、1枚ずつ排紙することも可能であり、3枚以上の用紙を集積し、排紙することも可能である。
図5から図8を用いて説明したように反転搬送部B1を用いた搬送においては、用紙Sは表裏反転される。
ストレート搬送部B2を用いた搬送モードでは、表裏反転がなく、1枚ずつ画像形成装置Aから排紙された用紙Sは1枚ずつ後処理装置Cに排紙される。
なお、画像形成装置Aの排紙ローラ50E(図2参照)の最高搬送速度は570mm/secであり、後処理装置C内における搬送速度は1000mm/secである。
搬送ローラR1及び排紙ローラR5は用紙Sの後端が画像形成装置Aの排紙部5Eに設けられたセンサSE(図2参照)で検知されるまでは、画像形成装置Aにおける搬送速度、たとえば、570mm/secで搬送し、センサSEの用紙後端通過検知信号に基づいて、搬送ローラR1及び排紙ローラR5の搬送速度は1000mm/secに切り換えられる。画像形成装置Aの排紙ローラ50Eはワンウェイクラッチを内蔵しており、10000mm/secで搬送される用紙に従動して回転する。
図9は中間搬送ユニットBの駆動系を示す図である。
SOL1は切り換えゲート113を実線の位置113Aと点線の位置113Bとに切り換えるソレノイド、SOL2は整合部材133の実線の一133Aと点線の位置133Bとに切り換えるソレノイド、SOL3は従動ローラR4を変位させるソレノイド、M1は搬送ローラR1、R2を回転駆動するモータ、M2は搬送ローラR3及び排紙ローラR5を駆動するモータ、M3は、支持部材123を上下に駆動するモータ、M4は幅整合板122を水平方向に駆動するモータである。
下端の水平部が用紙の支持面を形成する支持部材123はモータM3の駆動で回動するベルト125に固定されており、モータM3の駆動で、垂直なガイド棒126によりガイドされ上下に移動する。
図10は画像形成システムの用紙搬送制御を行う制御系のブロック図である。
画像形成システム全体の制御及び画像形成装置Aの制御を行うメイン制御部MCは中間搬送ユニットBにおける用紙搬送制御を行う制御手段としてのRU制御部RUC及び後処理装置Cにおける制御を行う後処理制御部FSCと双方向通信を行う。
メイン制御部MCには、操作部OP及び通信部TCが接続され、メイン制御部MCはオペレータによる設定情報を操作部OP又は通信部TCから取得するとともに、システム状態の情報等の各種の情報を操作部OP及び通信部OPに送信する。
画像形成装置Aと、中間搬送ユニットBと、後処理装置Cとの間における用紙の受け渡しは次のようにして行われる。
画像形成装置Aにおける用紙の搬送速度は基本的には、最高搬送速度、たとえば、570mm/secであり、用紙の種類や厚さにより、たとえば、490mm/secのように最高搬送速度よりも低く設定される場合もある。
中間搬送ユニットBにおいては、用紙を画像形成装置Aから受け取った段階では、画像形成装置Aにおける搬送速度と同一搬送速度で用紙を搬送し、用紙が画像形成装置Aを離れた段階で後処理装置Cの搬送速度に増速して用紙を搬送する。
この中間搬送装置Bにおける搬送速度の切り換えは、画像形成装置Aの排紙部5E(図2参照)に設けられたセンサSEの用紙後端検知信号に基づいて行われる。
なお、画像形成装置Aの排紙部5Eに設けられた排紙ローラ50Eはワンウェイクラッチを内蔵しており、中間搬送ユニットBにおける前記の増速時に、排紙ローラ50は用紙の動きに従動する。
後処理装置Cにおける搬送速度は画像形成装置Aにおける搬送速度よりも高く、例えば、1000mm/secである。
このように、後処理装置C内での搬送速度は画像形成装置Aにおける搬送速度よりも高速であるが、後処理装置Cにおいては、用紙の搬送を停止した処理が行われるために、例えば、毎分100枚のように表示される単位時間当たりの処理枚数としては、画像形成装置Aにおける最高処理枚数よりも後処理装置内での処理枚数の方が少なくなる。
即ち、画像形成装置Aにおける最高処理枚数をN1、後処理装置Cにおける処理枚数をN2とすると、画像形成装置Aが最も高い効率で作動するときには、N1>N2という関係で画像形成システムが作動する。
また、画像形成装置Aは紙質等により、低い効率で作動する場合もあり、この場合の画像形成装置Aにおける単位時間当たりの処理枚数のN3とすると、N3=N2という関係で画像形成システムが作動する。
N1>N2の関係で画像形成システムが作動する場合には、中間搬送ユニットBにおいて、反転搬送部B1に複数枚の用紙を集積し、集積した複数枚の用紙を後処理装置Cに送ることにより、画像形成装置Aにおける処理枚数N1と後処理装置Cにおける処理枚数のと間の差が中間搬送装置Bにより吸収される。
一方、画像を形成した用紙を後処理装置Cの排紙部に排出する排紙モードとしては、フェイスダウンモード及びフェイスアップモードがある。
フェイスダウンモードでは、1ページから昇順にNページへと画像が形成されるので、1とNモードとも呼ばれる。また、フェイスアップモードでは、Nページから1頁へと降順に画像が形成されるので、Nto1モードとも呼ばれる。
画像形成装置Aにおいて、ストレート排紙路SHを用いて排紙する場合、用紙Sは画像担持面を上にして画像形成装置Aから排出される。従って、中間搬送ユニットBの反転搬送部B1を経て用紙を搬送し、後処理装置Cの排紙部10に排出するとフェイスダウンモードとなるので、多くの場合フェイスダウンモードで用紙が排出される。
しかしながら、後処理装置Cにおける処理の種類や画像形成され、集積された用紙の用途によっては、フェイスアップモードが望まれる場合がある。
例えば、後処理装置Cとして、数千枚以上の多数枚を集積する大容量スタッカが接続され、大量の用紙をスタックし、スタックした用紙を別の用紙処理装置を用いて処理する場合があるが、このような場合には、用紙処理装置は通常、1頁の用紙が最上位置となる順にスタックされていることを前提に設計されているので、用紙がフェイスアップでスタックされていることが望まれる。
また、画像形成された用紙を排出し集積する場合に、画像を監視しながら排出することがあり、このために、フェイスアップモードが望まれる。
このような事情から、画像形成装置における処理枚数を最高のN1に設定して画像形成を行う場合でも、フェイスダウンモード排紙とフェイスアップモード排紙が可能であることが望ましい。
本発明においては、以下に説明するように、画像形成装置Aにおけるストレート排紙路SH及び反転排紙路HH、中間搬送ユニットBにおける反転搬送部B1との組み合わせにより、高速画像形成の場合にも前記に条件を満足させている。
フェイスダウンモード及びファイスアップモードにおける画像形成システムの作動を後処理装置として大容量スタッカが接続された画像形成システムの例で説明する。
<フェイスダウンモード>
図11以下の図において、1〜4枚目の用紙に対して、1〜4の数字を付し、用紙の画像担持面を数字が付されている側の面で表す。また、()内の数字は、画像が形成される前の用紙を示す。
図11に示すように、1〜4の用紙が1を先頭に順に画像形成部に供給されて、用紙の上面に1toNモードで画像が形成される。
画像が形成された用紙は、画像形成装置Aのストレートは排紙路SHを経て用紙1を先頭にして、中間搬送装置Bに送られる(図12)。
中間搬送ユニットBの反転搬送部B1に用紙1、2が集積される(図13)。
2枚の用紙1、2が中間搬送ユニットBから後処理装置Cに送られ(図14)、後処理装置Cのスタック部C1に集積される。
図11〜14に示す用紙1、2に続いて、用紙3、4が搬送され、図15に示すように、用紙1〜4が画像担持面を下にしたフェイスダウンモードでスタック部C1に下から1、2、3、4の順にスタックされる。
<フェイスアップモード>
図16に示すように、1〜4の用紙が4を先頭に順に画像形成部に供給されて、用紙の上面にNto1モードで画像が形成される。
画像が形成された用紙は、反転排紙路HHを経て、中間搬送ユニットBの反転搬送部B1に用紙4を先頭にして送られる(図17、18)。
反転搬送部Bには、2枚の用紙4、3が集積される(図19)。
2枚の用紙4、3が中間搬送ユニットBから後処理装置Cに送られる(図20)。
後続の用紙2、1も2枚に纏まった形態で中間搬送ユニットBから後処理装置Cに送られ、図21に示す用に後処理装置Cのスタック部C1にフェイスアップモードで、下から4、3、2、1の順に用紙がスタックされる。
画像形成装置Aにおける処理枚数N1が低く、後処理装置Cにおける処理枚数N2に対して、N1=N2の関係で画像が形成される場合には、フェイスダウンモード排紙及びフェイスアップモード排紙は次のようにして行われる。
フェイスダウンモードにおいては、1toNモードで画像が形成された用紙は、画像形成装置Aの反転排紙路HHを経て中間搬送ユニットBに送られ、中間搬送ユニットBのストレート搬送部B2を経て後処理装置Cに送られ、後処理装置Cのスタック部C1にスタックされる。
フェイスアップモードにおいては、Nto1モードで画像が形成された用紙は、画像形成装置Aのストレート排紙路SHを経て中間搬送ユニットBに送られ、中間搬送ユニットBのストレート搬送部B2を経て後処理装置Bに送られ、後処理装置Cのスタック部C1にスタックされる。
本発明の実施の形態に係る画像形成システムの全体構成図である。 中間搬送ユニットの正面断面図である。 反転搬送部B1の上部、ストレート搬送部B2及び排紙部B3を示す拡大図である。 幅整合板の駆動機構を示す断面図である。 中間搬送ユニットにおける用紙搬送過程を示す断面図である。 中間搬送ユニットにおける用紙搬送過程を示す断面図である。 中間搬送ユニットにおける用紙搬送過程を示す断面図である。 中間搬送ユニットにおける用紙搬送過程を示す断面図である。 中間搬送ユニットの駆動系を示す図である。 本発明の実施の形態に係る画像形成システムにおける制御系のブロック図である。 フェイスダウンモードにおける用紙搬送を示す図である。 フェイスダウンモードにおける用紙搬送を示す図である。 フェイスダウンモードにおける用紙搬送を示す図である。 フェイスダウンモードにおける用紙搬送を示す図である。 フェイスダウンモードにおける用紙搬送を示す図である。 フェイスアップモードにおける用紙搬送を示す図である。 フェイスアップモードにおける用紙搬送を示す図である。 フェイスアップモードにおける用紙搬送を示す図である。 フェイスアップモードにおける用紙搬送を示す図である。 フェイスアップモードにおける用紙搬送を示す図である。 フェイスアップモードにおける用紙搬送を示す図である。
符号の説明
A 画像形成装置
B 中間搬送ユニット
C 後処理装置
B1 反転搬送部
B2 ストレート搬送部
B3 排紙部
M1〜M4 モータ
SOL1〜SOL3 ソレノイド
MC メイン制御部
RUC RU制御部
FSC 後処理制御部
SH ストレート排紙路
HH 反転排紙路

Claims (5)

  1. 画像形成装置、後処理装置及び前記画像形成装置と前記後処理装置との間に介在する中間搬送ユニットを有し、前記画像形成装置から排出された用紙を前記中間搬送ユニットに送り、前記中間搬送ユニットから排出された用紙を前記後処理装置に送る画像形成システムであって、
    前記画像形成装置は、上面に画像が形成された用紙を反転し、画像担持面を下にして排紙する反転排紙路を備えるとともに、前記中間搬送ユニットは、用紙を表裏反転する反転搬送部を備え、
    前記画像形成装置において画像が形成された用紙を前記反転排紙路及び前記反転搬送部を経て排紙するフェイスアップモードを有することを特徴とする画像形成システム。
  2. 前記画像形成装置は、前記フェイスアップモードにおいて、Nto1モードで画像を形成することを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
  3. 前記画像形成装置において、前記後処理装置の処理枚数よりも高い処理枚数で画像形成を行い、前記反転搬送部において、複数枚の用紙を集積し、前記中間搬送ユニットから前記後処理装置に、集積された複数枚単位で用紙が送られる画像形成モードを有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
  4. 前記画像形成装置は画像担持面を上にして排紙するストレート排紙路を備え、前記画像形成装置において画像が形成された用紙を、前記ストレート排紙路及び前記反転搬送部を経て排紙するフェイスダウン排紙モードを有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像形成システム。
  5. 前記画像形成装置は画像担持面を上にして排紙するストレート排紙路を備えるとともに、前記中間搬送ユニットはストレート搬送路を備え、前記ストレート排紙路及び前記ストレート搬送路を経て用紙を排紙するフェイスアップモードを有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像形成システム。
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