JP2008113725A - ドラム式洗濯乾燥機 - Google Patents

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真二 松岡
Koichi Yagi
功一 八木
Yoshitomo Kato
義朋 加藤
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Abstract

【課題】乾燥工程を実施する循環送風経路に設けられる送風手段及びフィルタを振動の問題なくユニット化する。
【解決手段】送風手段15により水槽3内の空気をフィルタ室36、除湿手段31及び加熱手段32を備えた循環送風経路5を通して循環させ洗濯物の乾燥工程を実施するのに、送風手段15は、フィルタ室36の循環空気排出口72側に吸気口121側を相互間の防振構造部43を有して結合し一体化することにより、上記の目的を達成する。
【選択図】図6

Description

本発明は、水槽内に水平方向もしくは水平方向から傾斜した方向に回転自在に支持された回転ドラム内で洗濯、すすぎ、脱水、乾燥の各工程を行うドラム式洗濯乾燥機に関するものである。
このようなドラム式洗濯乾燥機は、図1に示す本発明の実施の形態のドラム式洗濯乾燥機1を参照して説明すると、多数の透孔8が形成され洗濯物を収容して回転駆動される回転ドラム2が水槽3内に設けられ、一般に、この水槽3内の給水、排水及び前記回転ドラム2の回転の制御により洗濯、すすぎ、脱水の各工程を実施すると共に、送風手段15により水槽3内の空気を、除湿手段31、加熱手段32を備えた循環送風経路5を通して循環させることにより洗濯物の乾燥工程を実施するようになっている(例えば、特許文献1、2参照)。
ここで、除湿手段31、加熱手段32は、送風手段15により水槽3内の空気を循環送風経路5に導入して除湿手段31及び加熱手段32を順次に通して熱交換することで除湿後に加熱した渇いた高温空気とし、これを水槽3内に送風して回転ドラム2内の洗濯物に曝すことを繰り返し効率よく乾燥させられるようにしている。
この乾燥工程で循環送風経路5を循環する循環空気には回転ドラム2内の洗濯物から分離した糸くずなどの異物が混入し、これが除湿手段31や加熱手段32に目詰まりしたり、送風手段の軸受部に噛み込んだり送風手段内各部に堆積したりして、機能不全を招く。このため、特許文献1、2に開示されているように循環送風経路の途中に異物を捕集するフィルタが設けられる。このフィルタは多くの場合特許文献1に開示されているように、ドラム、水槽からの循環空気を導入する循環空気導入管路における送風手段、除湿手段、加熱手段に対する上流側に設けられる。しかし、特許文献2は除湿手段を冷却水注入による凝縮方式を採用し、循環空気の除湿と同時に異物を加湿落下させられるようにしている技術上、注水熱交換部、送風手段、フィルタ、加熱手段の順に配置する構成を開示している。
いずれにしても、フィルタは捕集する異物が堆積して循環空気の通過抵抗が増大していくので、着脱できるように設けられる。特許文献1は洗濯乾燥機本体の前面の着脱口から、この着脱口を塞ぐ天板を有して直接着脱されるフィルタを開示している。また、特許文献1は乾燥風循環通路の吸込口側となるダクトを下方に延長した部分の途中を洗濯乾燥機本体の前面に開口させることで、フィルタを前面から着脱できるようにしたフィルタを開示している。特許文献2は洗濯乾燥機本体の天面に設けられた蓋付きの出し入れ口を通じ、蓋を開けた状態で加熱手段とフィルタ室が一体になった加熱・フィルタユニットに対してその着脱口から着脱されるフィルタを開示している。
特に、特許文献2に記載された加熱・フィルタユニットのように、乾燥工程に必要な機器をユニット化すると、洗濯乾燥機本体の組み立てにおける取り扱い部品が少なくなるし、コンパクト化ができ狭いスペースへの組み込みが楽になる。しかも、相互間の通路長さが短くなるので熱効率が向上する。
特開平8−243292号公報 特開2002−200395号公報
そこで、本発明者は送風手段について他の機器であるフィルタ室とユニット化することを着想した。しかし、送風手段は駆動モータと共に振動源であることから、特にボックス型となるフィルタ室との共鳴や共振があり、循環送風経路など他に影響しやすい問題に遭遇した。フィルタ室や送風手段が循環送風経路における周囲から浮いた途中部分に設けられる場合はそのような問題は特に顕著である。これにつき、本発明者は種々に実験をし検討を重ねた結果、好適に対応できる技術を開発するに至った。
本発明の目的はそのような開発に基づき、乾燥工程を実施する循環送風経路に設けられる送風手段及びフィルタを振動の問題なくユニット化したドラム式洗濯乾燥機を提供することにある。
上記目的を達成するための本発明のドラム式洗濯乾燥機は、多数の透孔が形成され洗濯物を収容して回転駆動される回転ドラムが水槽内に設けられ、この水槽内の給水、排水及び前記回転ドラムの回転の制御により洗濯、すすぎ、脱水の各工程を実施すると共に、送風手段により水槽内の空気を除湿手段及び加熱手段を備えた循環送風経路を通して循環させることにより洗濯物の乾燥工程を実施し、循環送風経路の途中に主として糸くずなどの異物を捕集するフィルタを着脱できるように装着するフィルタ室を備えてなるドラム式洗濯乾燥機において、送風手段は、フィルタ室の循環空気排出口側に吸気口側を相互間の防振構造部を有して結合し一体化したことを特徴とする。
このような構成によれば、乾燥工程において循環送風経路を循環する循環空気を、循環送風経路途中のフィルタ室に装着したフィルタに通して、糸くずなどの異物を捕集するのに、送風手段がその吸気口側でのフィルタ室の循環空気排出口側への互いに直結できるような一体化で、洗濯乾燥機本体の組み立て時の取り扱い部品点数を低減すると共に、コンパクト化を図り狭いスペースへの組み込みが容易となる。また、相互間の通路長さが短くなる分だけ熱効率が向上する。しかも、このような一体化の結合部分間に介在した防振構造部によって振動源である送風手段とフィルタ室との間で防振作用、吸振作用を発揮する。
送風手段とフィルタ室とは、フィルタ室の循環空気排出口と送風手段の吸気口との間にシール構造部を有し、このシール構造部の外まわりの複数箇所間を相互間の防振構造部を有して分離可能に締結し結合した、さらなる構成によれば、
送風手段はフィルタ室に対し、循環空気排出口と吸気口との間にシール構造部を有するだけで、その外まわりの複数箇所間の締結によりシール性を満足して接続し、かつ締結部分間に防振構造部を構成することができる。また、送風手段およびフィルタ室は締結部分で分離してそれぞれ個別に補修や交換などのメンテナンスができる。
締結は、送風手段とフィルタ室との互いに対向し合う締結座の一方に前記対向し合う方向に設けた凸軸と他方に設けた締結穴との嵌め合せ構造と、締結穴を有した締結座の反締結側に当てがう座金と前記凸軸との間で座金側からねじ締めして両締結座の対向部間を締結する締結構造とを有してなされ、防振構造部は、前記凸軸と締結穴との嵌まり合い部間と、前記両締結座の対向部間と、前記締結穴を有した締結座及び座金間と、に防振部材が介在している、さらなる構成によれば、
送風手段とフィルタ室との締結し合う締結座同士の、凸軸と締結穴との嵌め合せとその嵌め合い部間への防振部材の挿入圧とを利用した防振部材による径方向の逃げの少ない弾性支持作用と、締結構造及びその締結される締結座同士の対向部間と締結穴を持った締結座と座金間での締結圧を利用した防振部材による締結方向ないしは軸方向の逃げの少ない弾性支持作用と、によって、送風手段はフィルタ室に対しどの方向にも防振部材によって振動の伝達を断たれ、また送風手段自身に対する吸振がなされるので、効果的な防振が図れる。
防振部材は、前記締結穴と凸軸との嵌まり合い部間に位置する筒部と、この筒部の両端部から外方に張り出し前記両締結座の対向部間と、前記締結穴を有した締結座及び座金間とに位置する2つのフランジ部と、を一体に有している、さらなる構成によれば、
1つの防振部材によって締結し合う締結座同士の嵌め合い構造における軸穴嵌め合い部間には筒部が、締結構造における締結座間及び締結座と座金間には前記筒部の両端部のフランジ部が位置して前記防振作用を営ませることができ、締結座の締結穴の一方から防振部材の一方のフランジ部などを他方へ潜らせて装着し締結に供するだけで前記のように効果的な相互間防振作用、および送風手段に対する吸振作用が得られる。
2つのフランジ部は、その一方が全周に、他方は周方向複数箇所で放射状に、それぞれ張り出している、さらなる構成によれば、
放射状に張り出す複数のフランジ部の側で締結穴に潜らせやすくすることができる。
送風手段及びフィルタ室は、相互の一体化によってフィルタ・送風ユニットをなしている、さらなる構成によれば、
送風手段及びフィルタ室がフィルタ・送風ユニットをなすことで、洗濯乾燥機本体の組み立てにおける取り扱い部品点数の削減が図れる。
送風手段は、そのケーシングに一体形成されて加熱手段を内蔵した加熱通路部と共にフィルタ室に結合されて、フィルタ・送風・加熱ユニットをなしている、さらなる構成によれば、
送風手段が加熱手段とケーシングを共有して短い通路で繋がるいわば送風・加熱ユニットをなしてフィルタ室と一体化され、3つの機器が短い通路で繋がるフィルタ・送風・加熱ユニットとなることで、洗濯乾燥機本体の組み立て時の取り扱い部品点数をさらに低減することができるし、さらなるコンパクト化、高熱効率化が図れる。
加熱通路部は、送風手段の排気口からフィルタ室との結合面方向に拡張して延びた拡張域に、それを横断するように短冊形の加熱手段を内蔵し、加熱手段より下流は加熱手段の下流側面が側方から臨む筒状通路としてある、さらなる構成によれば、
送風手段及びその下流の加熱通路部が極めて短くコンパクトに繋がり、しかも、循環空気の加熱手段に対する通過面積を大きくとって熱交換域効率を高めながら、熱交換後の高温空気を水槽を介して回転ドラム内に供給することができる。
フィルタ室は、フィルタが出入りする上端開口部が洗濯乾燥機本体天面の着脱口に開口して洗濯乾燥機本体に固定され、前記上端開口部から下に設けられる循環空気を導入する循環空気導入口、および導入した循環空気をフィルタを通して排出する循環空気排出口よりも低位となる水溜め部を設け、この水溜め部に循環送風経路の加熱手段よりも下流に開口する水流出口を設け、この水流出口に循環送風経路の内面側から閉じる逆止弁を設けた、さらなる構成によれば、
フィルタは比較的背の高い洗濯乾燥機本体の天面にて着脱することにより人などが不用意に引っ掛かって弛むようなことを回避しやすい条件を満足して、かつ、洗濯乾燥機本体の天面に開口した着脱口からそこに上端開口部が開口するフィルタ室内に上方から直接、容易かつ簡単に着脱することができる。特に、フィルタ室は洗濯乾燥機本体に固定されて防振構造部を介しモータが付帯した比較的重量のある送風手段を確固に支持してそれら及びそれらに繋がる循環送風経路を振動し難くし、しかも防振構造部によって送風手段側の振動が影響するのを防止されて、フィルタ室は勿論、フィルタ室に繋がる除湿通路部、フィルタ室を固定している洗濯乾燥機本体などが共鳴や共振などしないし、防振構造部は洗濯乾燥機本体に固定されたフィルタ室上で送風手段自体に対しての吸振作用も発揮するので、送風手段に繋がる加熱通路部に及ぶ振動も低減でき、高い静音性が確保できる。
本発明によれば、乾燥工程において循環送風経路を循環する循環空気をフィルタ室に装着したフィルタに通して糸くずなどの異物を捕集するのに、送風手段及びフィルタ室の吸気口および循環空気排出口が対向し合う直結できるような一体化で、洗濯乾燥機本体の組み立て時の取り扱い部品点数を低減できるし、コンパクト化により狭いスペースへの組み込みが容易となり、また、相互間の通路長さが短くなる分だけ熱効率が向上する。しかも、一体化の結合部分間に介在させるだけの簡単な防振構造部によって振動源である送風手段とフィルタ室との間の防振作用、送風手段に対する吸振作用を発揮して、それらに繋がる循環送風経路部分を含めた振動および共振を抑え静音性が確保される。
本発明の実施形態に係る図1に示すドラム式洗濯乾燥機1は、洗濯乾燥機本体44内に図示しないサスペンション構造によって水槽3が宙吊り状態に配設され、水槽3内に有底円筒形に形成された回転ドラム2がその軸心方向を正面側から背面側に向けて下向きに傾斜させて配設されている。水槽3の正面側には回転ドラム2の開口端に通じる衣類出入口11が形成され、洗濯乾燥機本体44の正面側に形成された上向き傾斜面に設けられた開口部を開閉可能に閉じる扉9を開くことにより、前記衣類出入口11を通じて回転ドラム2内に対して洗濯物を出し入れすることができる。扉9が上向き傾斜面に設けられているため、洗濯物を出し入れする作業を腰を屈めることなく実施でき、一般には横向きにある開口部から洗濯物を出し入れするドラム式洗濯機の作業性の悪さが改善されている。
回転ドラム2には、その周面に水槽3内に通じる多数の透孔8が形成され、内周面の複数位置に攪拌突起(図示せず)が設けられている。この回転ドラム2は水槽3の背面側に取り付けられたモータ7によって正転及び逆転方向に回転駆動される。また、水槽3には、図示しに注水管路及び排水管路が配管接続され、注水弁及び排水弁の制御によって水槽3内への注水及び排水がなされる。
扉9を開いて回転ドラム2内に洗濯物及び洗剤を投入してドラム式洗濯乾燥機1の運転を開始させると、水槽3内には注水管路から所定量の注水がなされ、モータ7により回転ドラム2が回転駆動されて洗濯工程が開始される。回転ドラム2の回転により、回転ドラム2内に収容された洗濯物は回転ドラム2の内周壁に設けられた攪拌突起によって回転方向に持ち上げられ、持ち上げられた適当な高さ位置から落下する攪拌動作が繰り返されるので、洗濯物には叩き洗いの作用が及んで洗濯がなされる。所要の洗濯時間の後、汚れた洗濯液は排水管路から排出され、回転ドラム2を高速回転させる脱水動作により洗濯物に含まれた洗濯液を脱水し、その後、水槽3内に注水管路から注水してすすぎ工程が実施される。このすすぎ工程においても回転ドラム2内に収容された洗濯物は回転ドラム2の回転により攪拌突起により持ち上げられて落下する攪拌動作が繰り返されてすすぎ洗いが実施される。
このドラム式洗濯乾燥機1には、回転ドラム2内に収容した洗濯物を乾燥する機能が設けられ、図1に示すような水槽3内の空気を排気して除湿し、加熱した乾燥した空気を再び水槽3内に送風する既述した循環送風経路5が形成されている。この循環送風経路5の途中には図1に示すように除湿手段31、加熱手段32及び送風手段15が設けられるのが既述したように一般的であり、この送風手段15を回転駆動することにより、循環送風経路5に空気の流れが発生して洗濯物を収容した回転ドラム2内の空気は透孔8を通じて水槽3から送風手段15側へ排気され、送風手段15の上流に位置する除湿手段31に水分を結露させて除湿することと、加熱手段32との熱交換により加熱することとで常に乾燥した高温の空気とされる。この乾燥した高温の空気は送風手段15から水槽3へ送り出されて水槽3内に送風される。水槽3内に送風された高温の乾燥空気は透孔8を通じて回転ドラム2内に入って衣類などの洗濯物に曝されながら水槽3へと抜け、再度送風手段15の側へと導入され、以上の循環送風経路5での空気の図1に矢印で示すような循環の繰り返しにより乾燥工程が実施される。
また、この循環送風経路5を利用した乾燥工程では、循環送風経路5を循環される循環空気中に主として衣類などの洗濯物から発生する糸くずなどの異物が混じって循環し、除湿手段31や加熱手段32の目詰まり、送風手段15の回転部への噛み込み、送風手段15の内面への堆積といった乾燥工程を実施するのに支障を来しやすく、面倒なメンテナンスを頻繁に行う必要があることから、循環送風経路5の途中、一例としては除湿手段31、加熱手段32、送風手段15の上流側となる、例えば図1に示すような送風手段15の上流側に、循環空気中の異物を除去する主フィルタ35を収容したフィルタ室36を設けることが一般的になっている。これによって、洗濯物を乾燥させた後の空気に異物が混入して除湿手段31側に導入されてきても、フィルタ室36を通る際に主フィルタ35によって捕集され、下流側への循環空気に混入することはない。従って、送風手段15、加熱手段32、除湿手段31の機能が長期に保全される。しかし一方では、フィルタ室36内の主フィルタ35には捕集された異物が堆積して循環空気の通過抵抗が徐々に増していき、乾燥機能を低下させる問題があるので、主フィルタ35は既述した特許文献1、2に記載のように着脱できるように設けられる。
なお、除湿手段31、加熱手段32は蒸発器、凝縮器の組み合わせとして冷媒を循環させる冷媒回路で接続した圧縮機と共に空気調和機を構成するものとしてもよいが、本実施の形態では除湿手段31は図示しない給水弁からの水の噴霧等により冷却された熱交換板としてあり、水分を含む循環空気と接触して水分を結露させて除湿する。加熱手段32はヒータとしてある。送風手段15は図2に示すようなシロッコタイプのブロワとしてある。
前記主フィルタ35を設けるのに、本実施の形態では、特に、特許文献1、2に記載のもののような問題を解消するため、主フィルタ35で代表するフィルタ91は、洗濯乾燥機本体44の天面44aに開口する図2、図3に示す着脱口51から、下部より上部へ前方に傾斜した着脱経路52でフィルタ室36に対し着脱するようにしている。このようにすれば、乾燥工程において循環送風経路5を循環する循環空気を、循環送風経路5途中のフィルタ室36に装着した主フィルタ35に通して、糸くずなどの異物を捕集するのに、主フィルタ35は比較的背の高い洗濯乾燥機本体44の天面44aにて着脱することにより人などが不用意に引っ掛かって弛むようなことを回避しやすい条件を満足して、しかも、洗濯乾燥機本体44の天面44aに開口した着脱口51から、特許文献2に記載のもののような垂直な着脱経路での着脱であることによりその着脱力に前方への拗れ成分が生じやすいものに比し、拗れの生じ難い下部より上部へ前方に傾斜した着脱経路52に沿った方向で難なくスムーズに着脱できる。それには、着脱口51からこれに続くフィルタ室36が主フィルタ35の所定位置への着脱ストロークの全長にて傾斜した着脱経路52により案内できるようにするのが好適である。
また、主フィルタ35は図2に示すように、前記着脱口51を塞ぐ天板53を有し、この天板53に閉じばね54に抗して上方から押し開く蓋55を持った手掛り凹部56を有したものとしている。これにより、主フィルタ35の着脱口51を通じた装着によって、その最終に着脱口51を天板53で塞いで外観を図に示すようなほぼ面一状態にするなど、美観よく整え、また、人などがより引っ掛かり難くすることができるし、天板53に設けた手掛り凹部56に手指を掛けて安定に引き出し装着できる。特に、この手掛り凹部56に閉じばね54が働く蓋55によって常時閉じておくので、手掛り凹部56が人などの不用意な引っ掛かりの原因になりにくいし、主フィルタ35の着脱時は手掛り凹部56に手指をかける動作で蓋55を押し開けるので特別な作業なしに手指を掛けて主フィルタ35を容易かつ簡単に着脱できる。しかも、手掛り凹部56はその開口の前部に手指を掛ける後ろ向きの手掛り縁56aを形成し、この手掛り縁56aは天板53の前後方向ほぼ中央ないしはやや前部寄りに位置している関係から、手掛り凹部56に手指を掛けるのに、その開口の前部に後ろ向きになった手掛り縁56aを有していることにより、前方から洗濯乾燥機本体44の天面44a上に腕を延ばして手掛り凹部56に手指を入れて折り曲げる自然な動作で簡単に、しかも滑りなく手掛り縁56aに引っ掛かって主フィルタ35を容易かつ確実に引き出せるし、手掛り縁56aに引っ掛けた手指部と天板53の外面に沿う掌部とで天板53を挟み持ち主フィルタ35を安定に把持して、引出し後の持ち運びなどの取り扱いもフィルタ室36への装着も容易に安定してできる。さらに、蓋55はその後部が手掛り凹部56の開口の後部にヒンジピン57によりヒンジ連結されているので、手掛り凹部56に手指を入れる際の蓋55の押し開きにより手掛り縁56aを開放してそのまま手指を掛けられるので、着脱のための手掛り凹部56、手掛り縁56aに対する指掛け作業が連続した一挙動にて簡単に行える。
さらに詳述すると主フィルタ35は図2に示すように、天板53からフィルタ室36の内面に沿って下方に延びるように一体成形するか連結した籠形の主支持枠71に主フィルタ材79を支持してフィルタ室36の循環空気排出口72の内側に位置させ、主支持枠71の天板53下部分の外周にシリコンゴムなどよりなるシールパッキン73を装着して、主フィルタ35のフィルタ室36の所定位置への装着時に前記シールパッキン73が着脱口51の内側の内周にある段部74に圧接してフィルタ室36を密閉するようにしてあり、主フィルタ35とフィルタ室36との間には主フィルタ35の所定位置への装着時に弾性的に係合し合う図示しない弾性係合部を設けてある。これにより、天板53で着脱口51を塞ぐように主フィルタ35をフィルタ室36に装着するだけで、天板53から下方に延びる主支持枠71が主フィルタ材79を伴いフィルタ室36に挿入でき、所定の装着位置で主支持枠71の天板53下部分の外周に設けたシールパッキン73の着脱口51の内側の内周の段部74への圧接と、弾性係合部の弾性係合とによってフィルタ室36を密閉状態に維持するとともに、主フィルタ材79をフィルタ室36の循環空気排出口72の内側に正しく位置決めできる。
天面44aをなす上面板44bに開口する着脱口51は図2、図3に示すように、天面44aから立ち上がる堰き部44cを全周囲に有し、この堰き部44cの内側に装着した主フィルタ35の天板53を嵌め合わせる凹部44dを有したものとしている。これにより、天板53が凹部44dから単独で天面44aに突出しないようにして人などが引っ掛からないようにできるし、天面44a上に水が少々こぼれ落ちても堰き部44cにて堰き止め着脱口51に進入するのを阻止し、洗濯乾燥機本体44内の電気装備品を損なうのを防止できる。また、天板53は、外周に下向きに突出する凸壁53aを有し、凹部44dはその周壁44eと内周の上向き凸部44fとの間に前記凸壁53aを受け入れる印籠合わせとなる嵌め合せを有して天板53を受載するようになっており、万一にも着脱口51に水が侵入してきても、凹部44dでの天板53との印籠嵌め構造によるシール機能にて着脱口51の内側にまで及ぶのを防止でき、電気装備品のさらなる安全が図れる。さらに、天板53は、前記堰き部44cよりもやや低くなるようにしている。これによって、水が堰き部44cの上に及んでも水の表面張力によって段落ちしている天板53側への濡れ移りを抑止することができ、これによっても電気装備品の安全が高まる。図示しないが着脱口51とフィルタ室36の上端の開口36dとの間もシールパッキンなどでシールするのが循環送風経路5外に水が漏れ出すのを防止するのに好適である。
しかし、着脱口51のまわりに堰き部44cを乗り越える程度の水がこぼれ落ちると、堰き部44cと天板53との間に容易に及んで着脱口51からフィルタ室36に侵入しやすいし、天板53は着脱口51を覆うことと、着脱口51との間の印籠合わせ構造とによって、着脱口51を通じたフィルタ室36への水の侵入を防止するが、天板53上に水がこぼれ落ちると着脱口51を通じフィルタ室36に水が侵入しやすい。
フィルタ室36に水が侵入すると、それが循環送風経路5を通じ水に対して問題となる電気装備品である送風手段15やヒータである加熱手段32などに及んで損なうことが考えられる。特に、本実施の形態では図1、図2、図4、図5に示すように、加熱手段32を内蔵した加熱通路部5aが送風手段15と共通のケーシング101を有した一体構造とし、これをフィルタ室36とねじ48により結合して加熱手段32、送風手段15及びフィルタ室36の3つが短い通路で接続したコンパクトなフィルタ・加熱・送風ユニット102となるようにしてあり、洗濯乾燥機本体44の組み立てにおける取り扱い部品点数の削減が図れるほか、図1に示すように加熱通路部5aは水槽3の近い部分に接続できるし、残るフィルタ室36と水槽3との間は除湿手段31を内蔵した短い除湿通路部5bで接続できるので、循環送風経路5が短くなり、熱効率のよいものとなる利点はあるが、フィルタ室36に侵入した水が送風手段15や加熱手段32に及びやすい。
これに対処するため、本実施の形態では図1、図2、図3に示すように、フィルタ室36はフィルタ91を出入りさせる上端の開口36d部が洗濯乾燥機本体44の天面44aの着脱口51に開口する条件の基に、開口36d部から下に設けられる循環空気を導入する循環空気導入口78、および導入した循環空気をフィルタ91を通して排出する循環空気排出口72よりも低位となる水溜め部103を設け、この水溜め部103に循環送風経路5の加熱手段32よりも下流に通じる水流出口104を設け、この水流出口104に循環送風経路5の内面側から閉じる逆止弁105を設けている。これにより、フィルタ室36はその上端の開口36dが洗濯乾燥機本体44の天面44aの着脱口51に開口していることで、天面44aへの落ち水などが着脱口51を通じて侵入しても、図2に破線矢印で示すようにフィルタ室36の開口36d部から下に設けられる循環空気導入口78および循環空気排出口72よりも低位に有した水溜め部103へ伝い落ちてそこに溜められやすくしながら、溜まった水を水流出口104を通じ逆止弁105をその開き方向に通過して循環送風経路5の加熱手段32の下流に流れ込ませることができる。従って、進入した水が水槽3内に及ぶことはあっても上流側となる加熱手段32や送風手段15には除湿手段31を経ずに及んで問題となる確率を低減することができる。併せ、循環送風経路5外の電気装備機器に及ぶようなことを回避することができる。また、逆止弁105は循環送風経路5側からフィルタ室36側への循環空気の逆流を閉止習性またはおよび循環空気の送風圧による閉止にて防止するので、乾燥した高温空気の循環による乾燥工程を阻害することはない。具体的には、水流出口104は図2に示すように、フィルタ室36における貯留部103aの後部壁に後方へ突出した筒状に開口して設け、加熱通路部5aの対向壁に設けた前方に突出する筒状に開口した導入口106に嵌め合わせて相互間をシール107によりシールして加熱通路部5aにおける加熱手段32の下流直後の位置に開口ないしは通じるようにしてある。逆止弁105は、弾性による閉じ習性を有した板部材、具体的にはゴム板よりなり、水流出口104またはおよび導入口106に加熱通路部5aの内側から当てがい外周一部の図2、図4、図5に示す矩形なフック部105aを加熱通路部5aの取り付け穴108に弾性的に嵌め入れて止着している。
また、水溜め部103は図2、図6に示すように、フィルタ室36の循環空気導入口78が設けられる前部壁と循環空気排出口72が設けられる後部壁との間の底部全範囲がなし、循環空気排出口よりも側方に外れた範囲が深い貯留部103aとなり、そこに水流出口104を有したものとしている。このようにすると、フィルタ室36が循環空気導入口78から循環空気を導入してフィルタ91を通し循環空気排出口72から排出するための循環空気導入スペースおよびフィルタ収容スペースの全容量に見合う底部広さを利用した水溜め部103にて比較的多くの侵入水を溜められる。特に、水溜め部103が循環空気排出口72の側方に外れて深くなる貯留部103aを有することでさらに容量を増して多量な水の侵入にも対応できるようにしながら、その貯留部103aに優先的に水を溜めることで水位が高くなってもフィルタ室36から循環空気排出口72へ排出される循環空気に随伴されにくくして、しかも、貯留部103aの水を優先的に水流出口104から加熱通路部5aへ流出させて水が溜まりにくくすることができる。
さらに、フィルタ室36の循環空気導入口78と循環空気排出口72とは図5、図6に示すように、互いに対向し合わない位置関係を満足していることにより、循環送風経路5を循環空気が循環している乾燥工程においてフィルタ室36に水が侵入して循環空気導入口78から導入される循環空気に吹き飛ばされるにしても、導入された循環空気が循環空気導入口78に対向していない循環空気排出口72へはストレートに向わず、図2、図6に実線矢印で示すように曲がった経路で向うので、吹き飛ばされる水は衝突や遠心による気液分離を受けてフィルタ室36内に残って水溜め部103、貯留部103aに溜められやすく、その分だけ送風手段15や加熱手段32に及びにくくなる。
特に、循環空気導入口78および循環空気排出口72は、左右方向に位置ずれし、循環空気導入口78は水溜め部103の特に貯留部103aの上に位置しているので、循環空気は循環空気導入口78からフィルタ室36の左右方向における循環空気排出口72のない側に導入されてから循環空気排出口72の側に向うときの後部壁への衝突と進路の左右方向への屈曲時の遠心力とによる気液分離をして水溜め部103の特に深い貯留部103aの側で図って、水溜め部103の特に貯留部103aに伝い落ちさせてそこに優先的に貯留されやすくすること、及びフィルタ室36の循環空気導入口78側から循環空気排出口72側に至って排出されるときの側壁との衝突と進路の前後方向への曲り時の遠心力による気液分離を図って水溜め部103に伝い落せて、その伝い落ち位置が貯留部103aから循環空気排出口72側になっても、貯留部103aでの水位の方が低い間は貯留部103aへ流れ落ちさせて貯留し循環空気排出口72から排出される循環空気に再度随伴するようなことを防止しやすくすることが、フィルタ室36の左右の拡がりを利用した長い経路にて有利に行える。
併せ、循環空気導入口78は循環空気排出口72よりも上に位置ずれしていることにより、循環空気導入口78からフィルタ室36に導入された循環空気が循環空気排出口72に向う循環気流の進路はフィルタ室36の上部から下部へも変化するので、フィルタ室36の左右上下の拡がりを利用したさらに長い経路での衝突、遠心力により気液分離機能が高まる。
なお、既述したようにフィルタ室36の内面に沿って主フィルタ材79を支持する主支持枠71を持った主フィルタ35は、以上のようなこのようなフィルタ室36内の上下左右の拡がりを利用した気液分離を阻害せず好適である。具体的には図1に示すように、主支持枠71は、フィルタ室36の上半部36bに設けられた循環空気導入口78から循環空気を導入する上半部71bと、フィルタ室36の下半部36cに設けられた循環空気排出口72に対応する主フィルタ材79を支持した下半部71cとを有し、循環空気導入口78からフィルタ室36および主支持枠71の上半部36b、71bに循環空気を導入してフィルタ室36および主支持枠71の下半部71cへとフィルタ室36の少なくとも上下左右の拡がりを利用した曲がった経路にて気液分離を伴い向わせながら循環空気排出口72からスムーズに排出させられる。
また、主フィルタ材79は必要に応じ、循環空気導入口78に掛からず、またバイパスさせないことを条件に、循環空気排出口72に対応する範囲はもとより、図2に示すように循環空気排出口72を外れる広域に主フィルタ材79を設けて図2に実線矢印で示すように循環空気排出口72に向う循環空気を通すのにフィルタ室36の広さを利用することができる。これにより、主フィルタ材79の循環空気の通過面積が増大する分だけ目詰まりしにくいものとなっている。
しかも、本実施の形態のフィルタ91は図2に示すように、フィルタ室36の循環空気導入口78から入り循環空気排出口72へ排出される循環空気に対し先に働くようにした主フィルタ35に対し、その後に働くバックアップフィルタ82との二重フィルタ構造としてある。これにより、バックアップフィルタ82は主フィルタ35よりも先に装着して後で取り出され、主フィルタ35はバックアップフィルタ82よりも後で装着され先に取り出される関係を有して設けてあり、バックアップフィルタ82のフィルタ室36の奥側となる下半部36cからの単独の取り出しのために、前部壁に内側から手指を掛けられる手掛り凹部133を設けてある。バックアップフィルタ82の装着はフィルタ室36に上方から滑り込ませるだけで着脱経路52によって所定位置まで案内される。
このために、主フィルタ35における主支持枠71の下半部71cの外まわりにバックアップフィルタ82におけるフィルタ室36の下半部36cの内面に沿う籠形の副支持枠110を持ったバックアップフィルタ82が被さって主フィルタ材79の外側に副フィルタ材83を支持するようにしてある。これによってバックアップフィルタ82がフィルタ室36の下半部36cに装着された後主フィルタ35がフィルタ室36の上半部36bとそれに続くバックアップフィルタ82の内側に装着されて、フィルタ室36に導入した循環空気は主フィルタ35の主フィルタ材79、バックアップフィルタ82の副フィルタ材83を二重に通過して循環空気排出口72に抜ける二重フィルタ構造を満足することができる。これによって、薄く空気抵抗の少ない主フィルタ材79および副フィルタ材83にて細かな糸くずなどの異物を確実に捕集するので、除湿手段31、加熱手段32、送風手段15などの機器の機能の高い保全性能が得られるし、ほとんどの異物は先に通過する主フィルタ材79によって捕集されるので、目詰まりは主フィルタ材79の側で頻繁に生じ、副フィルタ材83の側での目詰まりの回数は主フィルタ材79の場合に比し極端に少なくなる。
このような、主フィルタ35と、バックアップフィルタ82との二重フィルタ構造に対応して、バックアップフィルタ82には図2に示すように、バックアップフィルタ82とフィルタ室36の循環空気排出口72側とを独立排気スペース95とし、主フィルタ35とバックアップフィルタ82との間を独立排気スペース96とするためのシールパッキン94を設けている。これにより、フィルタ室36、主支持枠71の上半部71bに導入した循環空気は、バイパスすることなく主フィルタ35とバックアップフィルタ82との間の独立排気スペース96、バックアップフィルタ82とフィルタ室36の循環空気排出口72側との間の独立排気スペース95を図5に矢印で示すように順次に通過して二重フィルタ構造の異物除去後に循環空気排出口72へと抜けて循環する。
さらに、主フィルタ35及びバックアップフィルタ82は図2に示すように、それぞれマグネット111、112を内蔵するなどして備え、フィルタ室36は図6に示すように、主フィルタ35及びバックアップフィルタ82が所定位置に装着されたときそれらのマグネット111、112と個別に対向して応動し外部に電気信号を出力する1対のフィルタ検出スイッチを内蔵したフィルタ検知装置113を備えている。これにより、操作パネル66の内側に設けた制御基板67などによる制御で、主フィルタ35、バックアップフィルタ82の双方が装着されていなければ、使用を禁止するようにすることができ、天板53のない状態で水がストレートに進入してしまうような状態での使用も禁止できる。
ここで、フィルタ室36が洗濯乾燥機本体44における天面44aの着脱口51に上端の開口36dを開口させる構造に関連して、フィルタ室36は洗濯乾燥機本体44に固定している。具体的には、図9に示すように洗濯乾燥機本体44の金属製の枠組みである筐体151に固定される上面板44bに対してねじ155により上方から固定するようにしている。さらに詳述すると、フィルタ室36は筐体151にどの方向にも移動できるように仮置きしておき、着脱口51とフィルタ室36とは前記センタリングのために上方から挿入する位置決め治具153によって互いをセンタリングした状態でねじ155によりねじ止めし固定できるようにしている。位置決め治具153は位置決め用脚部153aの上端に位置決め用脚部153aのまわりへフランジ状に張り出す頭部153bを有して、この頭部153bが着脱口51の凹部44dに嵌り合って当接した状態とすることでセンタリングが完了したことを示すようにしてあり、センタリング不良となるのを防止しやすくしている。この結果、位置決め治具153の頭部153bは上面板44bに設けられる取付孔156を覆ってしまうことになるので、取り付け孔156を露出させねじ155によるねじ止め作業を可能にする切り欠き153cを設けてある。フィルタ室36のねじ155によるねじ止め部はボス部157としてねじ155による締結強度を高めてある。
一方、筐体151と上面板44bとの締結は、上面板44bに設けた取り付け孔156を通じ、筐体151に設けられたねじ孔159に対しねじ158を上方からねじ込んで行うようにしてある。取り付け孔156に対しても位置決め治具153の頭部153bに切り欠き153cを設けてねじ止めが行えるようにしている。
ここで、上面板44bは筐体151に固定されて洗濯乾燥機本体44の天面部を含む上部まわりを形成する上面基板44b1と、この上面基板44b1の上に当てがって洗濯乾燥機本体44の天面44aをなす補助上面板44b2とで構成してあり、前記着脱口51まわりでのねじ158による固定は、上面基板44b1および補助上面板44b2を二重にして筐体151に対し同時に固定している。また、フィルタ室36のねじ155による上面板44bに対する固定も、二重になった上面基板44b1および補助上面板44b2に対して同時に固定している。もっとも、上面基板44b1や補助上面板44b2は着脱口51に対して広いので、着脱口51まわり以外においても必要に応じ筐体151などにねじや嵌め合わせなどを利用して固定することができる。また、フィルタ室36の固定は、上面板44bを筐体151に対し上方からねじ158により締結したときの筐体151と上面板44bとの挟み付けを伴なって行うことができ、上面板44bを筐体151にねじ158により締結して固定する際の上面板44bと筐体151とに生じる挟持力を利用して、フィルタ室36を直接または間接に挟み付け本固定することで、フィルタ室36の上面板44bへのねじ155の締結による本固定の箇所を少なくし、あるいは無くすこともできる。
さらに、送風手段15は駆動モータ122と併せ振動源であることに対し、それ単独または加熱手段32を含んだケーシング101の図1、図2、図4〜図6に示し、既述したフィルタ室36との一体化において、フィルタ室36の循環空気排出口72側に吸気口121側を相互間の防振構造部43を有してねじ48の締結により結合し一体化している。これにより、送風手段15がその吸気口121側でのフィルタ室36の循環空気排出口72側への互いに直結できるような一体化で、洗濯乾燥機本体44の組み立て時の取り扱い部品点数を低減すると共に、コンパクト化を図り狭いスペースへの組み込みが容易となる。また、相互間の通路長さが短くなる分だけ熱効率が向上する。また、このような一体化の結合部分間に介在した防振構造部43によって振動源である送風手段15とフィルタ室36との間で防振作用、吸振作用を発揮し、それらに繋がる循環送風経路5の部分を含めた振動および共振を抑え静音性が確保される。しかも、ねじ48による締結を解いて送風手段15及びフィルタ室36を分離して、必要な側の交換や補修といったメンテナンスが個別にできる。
特に、フィルタ室36は洗濯乾燥機本体44に固定されていることで、それに結合している駆動モータ122を持った比較的重量のある送風手段15をそれらに繋がる循環送風経路5の部分と共に振動し難く安定に支持することができるし、防振構造部43によって送風手段15側の振動がフィルタ室36の側に影響するのを防止されて、フィルタ室36やそれに繋がる除湿通路部5b、フィルタ室36を固定している洗濯乾燥機本体44が共鳴や共振などしない。また、防振構造部43は洗濯乾燥機本体44に固定された安定なフィルタ室36上で送風手段15自体に対しての吸振作用も発揮するので、加熱通路部5aに及ぶ振動も低減でき、高い静音性が確保できる。
前記のねじ48による締結は、図2に示すような送風手段15およびフィルタ室36における循環空気排出口72と吸気口121との間のシール123を設けたシール構造部の外まわりの、図4に示すような複数箇所間、具体的には3箇所間を相互間にて行っている。このため、送風手段15は単独または加熱通路部5aを伴ってフィルタ室36に対し、循環空気排出口72と吸気口121との間にシール構造部を有するだけで、その外まわりの複数箇所間のねじ48の締結によりシール性を満足して接続されるし、その締結を利用して防振構造部43が得られる。
さらに詳述すると、図7に示すように、締結は、送風手段15とフィルタ室36との互いに対向し合う締結座15g、36gの一方具体的にはフィルタ室36に前記対向し合う方向に設けた凸軸36hと他方具体的には送風手段15に設けた締結穴15hとの嵌め合せ構造を有してなされる。このような締結構造に対応して防振構造部43は、締結穴15hを有した締結座15gの反締結側に当てがう座金46と前記凸軸36hとの間で座金46側からねじ48にてねじ締めして両締結座15g、36gの対向部間を締結する締結構造とを有してなされ、防振構造部43は、前記凸軸36hと締結穴15hとの嵌まり合い部間と、前記両締結座15g、36gの対向部間と、前記締結穴15hを有した締結座15g及び座金34間と、にブチレンゴムなどよりなる防振部材47が介在して構成している。
これにより、送風手段15とフィルタ室36との締結し合う締結座15g、36g同士の、凸軸36hと締結穴15hとの嵌め合せとその嵌め合い部間への防振部材47の挿入圧とを利用した防振部材47による径方向の逃げの少ない弾性支持作用と、締結構造及びその締結される締結座15g、36g同士の対向部間と締結穴15hを持った締結座15gと座金46間での締結圧を利用した防振部材47による軸方向の逃げの少ない弾性支持作用と、によって、送風手段15はフィルタ室36に対しどの方向にも防振部材47によって振動の伝達を断たれ、また送風手段15自身に対する吸振がなされるので、効果的な防振が図れる。
さらに、防振部材47は図8に示すような形状をなし、図6に示すように前記締結穴15hと凸軸36hとの嵌まり合い部間に位置する筒部47aと、この筒部47aの両端部から外方に張り出し前記両締結座15g、36gの対向部間と、前記締結穴15hを有した締結座15g及び座金46間とに位置する2つのフランジ部47b、47cと、を一体に有したゴム成形品としてある。従って、1つの防振部材47によって締結し合う締結座15g、36g同士の嵌め合い構造における軸穴嵌め合い部間には筒部47aが、締結構造における締結座15g、36g間及び締結座15gと座金46間には前記筒部47aの両端部のフランジ部47b、47cが位置して前記防振作用を営ませることができ、締結座15gの締結穴15hの一方から防振部材47の一方のフランジ部47cなどを他方へ潜らせて装着し締結に供するだけで前記のように効果的な相互間防振作用、および送風手段15に対する吸振作用が得られる。
しかも、2つのフランジ部47b、47cの一方が全周に、他方は周方向複数箇所で放射状に張り出した形態としてあり、放射状に張り出す複数のフランジ部47cの側で締結穴15hに潜らせやすくなる。図示例では連続したフランジ部47bが締結座15g、36gの対向部間に位置して、周方向に分割したフランジ部47cが位置する場合よりも、送風手段15およびフィルタ室36間の直接の防振性が高まるようにしている。
一方、加熱通路部5aは図4、図5に示すように、送風手段15の排気口124からフィルタ室36との結合面方向に拡張して延びた拡張域5a1に、それを横断するように短冊形の加熱手段32を内蔵し、加熱手段32より下流は加熱手段32の下流側面が側方から臨む筒状通路5a2としてある。これにより、送風手段15およびその下流の加熱通路部5aが極めて短くコンパクトに繋がり、しかも、循環空気の加熱手段32に対する通過面積を大きくとって熱交換域効率を高めながら、熱交換後の高温空気を水槽3を介して回転ドラム2内に供給することができる。
本発明は、ドラム式洗濯乾燥機における洗濯物乾燥のための循環送風系に実用して、フィルタ室と送風手段との一ユニット化が送風手段の振動による問題なく実現し、小型化および通路の短縮による熱効率の向上を達成できる。
本発明の実施の形態に係るドラム式洗濯乾燥機の要部構成を示す断面図。 図1のフィルタ・加熱・送風ユニットと、洗濯乾燥機本体の天面、着脱口、フィルタ室、主フィルタ、バックアップフィルタの関係を示す断面図。 図2の洗濯乾燥機本体の天面、操作パネル、着脱口、主フィルタの天板の関係を示す斜視図。 フィルタ・加熱・送風ユニットを送風ファン側から見た背面図。 フィルタ・加熱・送風ユニットを加熱通路部側から見た斜視図。 フィルタ・加熱・送風ユニットを上方やや前面側からフィルタ室を覗き込む状態で見た斜視図。 フィルタ・加熱・送風ユニットにおける送風手段とフィルタ室との防振構造部を有した締結部を示す断面図。 防振構造部の防振部材を示す斜視図。 フィルタ室の洗濯乾燥機の着脱口まわりへの固定構造を示す断面図。
符号の説明
1 ドラム式洗濯乾燥機
2 回転ドラム
3 水槽
5 循環送風経路
5a 加熱通路部
5b 除湿通路部
7、122 モータ
8 透孔
15 送風手段
15g 締結座
15h 締結穴
31 除湿手段
32 加熱手段
35 主フィルタ
36 フィルタ室
36d 開口
36g 締結座
36h 凸軸
43 防振構造部
44 洗濯乾燥機本体
44a 天面
44b 上面板
46 座金
47 防振部材
47a 筒部
47b、47c フランジ部
48、155、156 ねじ
51 着脱口
72 循環空気排出口
78 循環空気導入口
82 バックアップフィルタ
91 フィルタ
101 ケーシング
102 フィルタ・加熱・送風ユニット
121 吸気口
123 シール

Claims (9)

  1. 多数の透孔が形成され洗濯物を収容して回転駆動される回転ドラムが水槽内に設けられ、この水槽内の給水、排水及び前記回転ドラムの回転の制御により洗濯、すすぎ、脱水の各工程を実施すると共に、送風手段により水槽内の空気を除湿手段及び加熱手段を備えた循環送風経路を通して循環させることにより洗濯物の乾燥工程を実施し、循環送風経路の途中に主として糸くずなどの異物を捕集するフィルタを着脱できるように装着するフィルタ室を備えてなるドラム式洗濯乾燥機において、
    送風手段は、フィルタ室の循環空気排出口側に吸気口側を相互間の防振構造部を有して結合し一体化したことを特徴とするドラム式洗濯乾燥機。
  2. 送風手段とフィルタ室とは、フィルタ室の循環空気排出口と送風手段の吸気口との間にシール構造部を有し、このシール構造部の外まわりの複数箇所間を相互間の防振構造部を有して分離可能に締結し結合した請求項1に記載のドラム式洗濯乾燥機。
  3. 締結は、送風手段とフィルタ室との互いに対向し合う締結座の一方に前記対向し合う方向に設けた凸軸と他方に設けた締結穴との嵌め合せ構造と、締結穴を有した締結座の反締結側に当てがう座金と前記凸軸との間で座金側からねじ締めして両締結座の対向部間を締結する締結構造とを有してなされ、防振構造部は、前記凸軸と締結穴との嵌まり合い部間と、前記両締結座の対向部間と、前記締結穴を有した締結座及び座金間と、に防振部材が介在している請求項2に記載のドラム式洗濯乾燥機。
  4. 防振部材は、前記締結穴と凸軸との嵌まり合い部間に位置する筒部と、この筒部の両端部から外方に張り出し前記両締結座の対向部間と、前記締結穴を有した締結座及び座金間とに位置する2つのフランジ部と、を一体に有している請求項3に記載のドラム式洗濯乾燥機。
  5. 2つのフランジ部は、その一方が全周に、他方は周方向複数箇所で放射状に、それぞれ張り出している請求項4に記載のドラム式洗濯乾燥機。
  6. 送風手段及びフィルタ室は、相互の一体化によってフィルタ・送風ユニットをなしている請求項1〜5のいずれか1項に記載のドラム式洗濯乾燥機。
  7. 送風手段は、そのケーシングに一体形成されて加熱手段を内蔵した加熱通路部と共にフィルタ室に結合されて、フィルタ・送風・加熱ユニットをなしている請求項6に記載のドラム式洗濯乾燥機。
  8. 加熱通路部は、送風手段の排気口からフィルタ室との結合面方向に拡張して延びた拡張域に、それを横断するように短冊形の加熱手段を内蔵し、加熱手段より下流は加熱手段の下流側面が側方から臨む筒状通路としてある請求項7に記載のドラム式洗濯乾燥機。
  9. フィルタ室は、フィルタが出入りする上端開口部が洗濯乾燥機本体天面の着脱口に開口して洗濯乾燥機本体に固定され、前記上端開口部から下に設けられる循環空気を導入する循環空気導入口、および導入した循環空気をフィルタを通して排出する循環空気排出口よりも低位となる水溜め部を設け、この水溜め部に循環送風経路の加熱手段よりも下流に開口する水流出口を設け、この水流出口に循環送風経路の内面側から閉じる逆止弁を設けた請求項8に記載のドラム式洗濯乾燥機。
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