JP2008110352A - ヘム加工装置およびヘム加工方法 - Google Patents

ヘム加工装置およびヘム加工方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ヘム加工を複雑な装置を用いることなく効率的に行うことを可能にする。
【解決手段】 ヘム加工装置において、ロボットアーム2と、ロボットアームに取り付けたフレーム3と、フレームに設けた複数種の機能を有するハンド、例えば、ワーク搬送用クランプ機構ハンド10、10a、10b、10c、ワーク位置決め固定クランプ・ヘム加工機構ハンド30、30a、30b、30cを備える。共通するフレームに備えられた複数種機能のハンドによって、ワークの搬送、位置決め固定などを行うことができ、搬送、位置決め、ヘム加工などの作業を同時期に一つの装置で行うことができ、効率的な加工作業が可能になる。ヘム加工時の加工反力を、クランプしている同一フレームで受けることができ、ロボットへ負担を軽減して小型、軽量化ができ、更には加工精度への悪影響も排除できる。
【選択図】図1

Description

この発明は、二つのワークのうち一方の板状のワークを折り曲げることで二つのワーク同士を固着するヘム加工装置および加工方法に関するものである。
車両の組み立て工程などにおいては、例えば、キャブのアンダーフロアとボディサイドのドアフレームとフロントパネルとをタブ折り曲げにより押圧して互いに仮固定するヘム加工が通常行われる。このヘム加工においては、搬送装置(例えば搬送ロボット)によってワークを加工位置にまで搬送し、その後、治具に固定された曲げ装置(例えば加工ロボット)にて曲げ加工を行っている。上記ワークの搬送、加工は、一般にそれぞれの機能を有する別個のロボットを用いることによって行っている(例えば、特許文献1、2参照)。
また、上記のヘム加工では、一般には、ワークの端部(タブなど)を曲げた予備曲げ加工を予備加工装置など行っておき、この予備加工をされた端部を折り返す本曲げ加工を本曲げ加工装置によって行って折り曲げ加工を完了している(例えば特許文献1、3参照)。
特開2005−14069号公報 特許第3563349号明細書 特開平7−47429号公報
しかしながら、従来の装置では、搬送装置と曲げ加工装置(さらには予備曲げ加工用と本曲げ加工用の装置)とを別々に備えることにより装置が大型化し、多品種生産への適応も困難になる。また、搬送されたワークを曲げ装置にセットする際に人手にて行う必要があり、さらに上記のように予備曲げ加工と本曲げ加工の工程が必要になり、生産効率が悪いという問題がある。なお、特許文献2では、予備曲げ加工用ローラと本曲げ加工用ローラとをそれぞれ異なるロボットアームに備えることにより、一つの装置で曲げ加工を行うことを可能にしているが、装置が複雑になり、装置コストが増大するという問題がある。
本発明は、上記事情を背景としてなされたものであり、装置を複雑にすることなく、複数種のロボットハンドによって効率よくワークの搬送やヘム加工を行うことが可能となるヘム加工装置および加工方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため本発明のヘム加工装置のうち請求項1記載の発明は、ワークの折り曲げ加工により2つのワークを固着させるヘム加工装置において、ロボットアームと、該ロボットアームに取り付けられたフレームと、該フレームに設けられた複数種の機能を有するハンドとを備えることを特徴とする。
上記発明によれば、ロボットアームに取り付けられた共通のフレームに複数種機能を有するハンドが備えられていることにより、複雑な装置構造を要することなく複数の作業工程を行うことができる。ハンドの数は、本発明としては特定されるものではなく、作業内容により適宜の数のハンドをフレームに備えることができる。また、ハンドの機能もヘム加工を行うために必要とされる機能を果たすものを複数備えるものであればよく、本発明としては特に限定をされない。
請求項2記載のヘム加工装置の発明は、請求項1記載の発明において、前記複数種のハンドが、ワークの搬送用クランプ機構と、2つのワークを位置決め固定するクランプ機構と、一方のワークの端部を折り曲げ、他方のワークと一体化させるヘム加工機構であることを特徴とする。
上記発明によれば、共通するフレームに備えるハンドのうち、ワークの搬送用クランプ機構によってワーク搬送に際しワークをクランプすることができ、ワークの位置決め固定用クランプ機構により、二つのクランプをヘム加工に備えて位置決め固定することができ、前記ワークの搬送用クランプ機構によってクランプされて搬送され、前記ワーク位置決め固定用クランプ機構によりクランプされて位置決め固定された二つのワークのうち一方のワークの端部を、前記前記ヘム加工機構によって折り曲げ加工してワーク同士を効率よく固着することができる。
請求項3記載のヘム加工装置の発明は、請求項1または2に記載の発明において、前記ヘム加工機構は、一つのアクチュエータと、前記ワーク端部の折り曲げを行う加工部と、前記アクチュエータの駆動力を前記加工部に伝達するとともに前記アクチュエータの1動作により前記ワーク端部の折曲げを完了可能とするリンク機構とを備えることを特徴とする。
上記発明によれば、アクチュエータの駆動力がリンク機構によって加工部に伝達され、この加工部の動作によって前記ワークの端部が折り曲げ加工されてヘム加工がアクチュエータの一動作によって完了される。リンク機構は種々の構成が考えられるが、アクチュエータの動作の当初では、前記加工部を前記ワークの端部面に向けて押し進めてワーク端部を曲げ、その後は、加工部が上記ワーク端部面の反対面側から内側に回転することでワーク端部を折り曲げ加工するものが挙げられる。これによりアクチュエータの一動作によってワーク端部の折り曲げ加工を良好に完了することができる。
請求項4記載のヘム加工装置の発明は、請求項3記載の発明において、前記リンク機構が、前記フレーム側に基端が回動可能に枢止された第1のリンクと、該第1のリンクの他方端に一端側が回動可能に枢止された第2のリンクとを備え、該第2のリンクの他端側に前記アクチュエータの駆動側が係止され、前記第2のリンクに前記加工部としてヘム加工用ヘッドが一体化されていることを特徴とする。
上記発明によれば、アクチュエータによって移動される第2のリンクは、第1のリンクで基端側が回動可能に枢止され、第1のリンクが基端側でフレーム側に回動可能に枢止されていることによって、第2のリンクが回転を伴いつつ横方向にも移動し、第2のリンクに一体化されているヘム加工用ヘッドが同じく移動してワークの端部をヘム加工用ヘッドの前進方向に曲げる。さらにヘム加工用ヘッドが前進することでワークの端部を折り返す。これによりアクチュエータの一動作によってワーク端部が折り曲げられる。なお、第2のリンクへのヘム加工用ヘッドの一体化は、第2のリンクとヘム加工用ヘッドを一体に成形するものであってもよく、また、第2のリンクにヘム加工用ヘッドを適宜の方法によって固定して一体化したものであってもよい。
請求項5記載のヘム加工装置の発明は、請求項4記載の発明において、前記リンク機構は、前記第2のリンクの回転移動を所定回転位置で規制するストッパを備えることを特徴とする。
上記発明によれば、第1のリンクの回転が許容される範囲では、第2のリンクは回転を伴いながら横方向に移動し、第1のリンクの回転がストッパで規制されることにより第2のリンクは回転移動する。このストッパによる第1のリンクの回転規制位置を定めることで、アクチュエータの駆動の当初では、加工用ヘッドを主として横方向に移動させ、その後、ストッパの作用によって加工用ヘッドを回転移動させることでワークの端部を円滑かつ一動作で良好に折り曲げ加工(例えば180度)することができる。
請求項6記載のヘム加工方法の発明は、ワークの折り曲げ加工により2つのワークを固着させるヘム加工方法において、加工装置の一つのフレームに設けられた複数のハンドで二つのワークをクランプおよび位置決めしておき、前記フレーム側に基端が回動可能に枢止されたリンク機構を介して前記ワークのうちの一方における端部に加工力を加えて一動作により前記ワーク端部を折り曲げ完了に至るまで加工することを特徴とする。
上記発明によれば、一つのフレームに設けられた複数のハンドで、二つのワークのクランプおよび位置決めがなされ、さらに、前記二つのワークのうちの一方のワークの端部をリンク機構を介して一動作で折り曲げ加工することができる。
請求項7記載のヘム加工方法の発明は、請求項6記載の発明において、前記リンク機構は、前記フレーム側に基端が回動可能に枢止された第1のリンクと、該第1のリンクの他方端に一端側が回動可能に枢止された第2のリンクとを備えており、前記第2のリンクの他端側に駆動力を与えて前記第1のリンクと第2のリンクとを移動させ、該駆動力により移動する第2のリンクを介して前記ワークのうちの一方における端部に加工力を加えることを特徴とする。
上記発明によれば、フレームに回転可能に枢止された第1のリンクに対し、回転可能に枢止された第2のリンクを介して回転力がワーク端部に加えられ、回転を伴いつつ横方向に移動する第2のリンクを介してワーク端部が曲げられ、その後、折り返されて、一動作でワーク端部の折り曲げ加工が行われる。
請求項8記載のヘム加工方法の発明は、請求項6または7に記載の発明において、前記リンク機構により、加工力付与の当初では、加工力を前記ワーク端部に略向けて該ワーク端部を曲げ、その後、前記ワーク端部に回転力を加えてワーク端部を折り返して折り曲げ加工を行うことを特徴とする。
上記発明によれば、加工力付与の当初では、ワーク端部を主として横方向に曲げ、その後、ワーク端部に回転力を加えて折り返すことで、ワーク端部を一動作で円滑に折り曲げ加工することができる。
以上説明したように、本発明のヘム加工装置によれば、ワークの折り曲げ加工により2つのワークを固着させるヘム加工装置において、ロボットアームと、該ロボットアームに取り付けられたフレームと、該フレームに設けられた複数種の機能を有するハンドとを備えるので、共通するフレームに備えられた複数種機能のハンドによって、ワークの搬送、位置決め固定などを行うことができ、ワークセットによって搬送、位置決め、ヘム加工などの作業を同時期に一つの装置で行うことができ、別々の装置、ロボットを備える必要がなく、多品種生産にもクランプ位置の変更などにより容易に対応可能であるとともに、効率的な加工作業を行うことを可能にする。
また、ヘム加工時に加工反力を、クランプしている同一フレームにて受けることができ、ロボットアームには反力が掛からないので、ロボットの小型、軽量化ができ、更には加工精度への悪影響も排除できる。
また、ハンドの一つの機能であるヘム加工機構において、一つのアクチュエータと、前記ワーク端部の折り曲げを行う加工部と、前記アクチュエータの駆動力を前記加工部に伝達するとともに前記アクチュエータの1動作により前記ワーク端部の折曲げを完了可能とするリンク機構とを備えるものとすれば、前記同時期の作業に際し、ワーク端部を予備曲げ加工を要することなく一動作で折り曲げ完了にまで至らせることができ、作業効率をさらに向上させる効果がある。
さらに、本発明のヘム加工方法によれば、ワークの折り曲げ加工により2つのワークを固着させるヘム加工方法において、加工装置の一つのフレームに設けられた複数のハンドで二つのワークをクランプおよび位置決めしておき、前記フレーム側に基端が回動可能に枢止されたリンク機構を介して前記ワークのうちの一方における端部に加工力を加えて一動作により前記ワーク端部を折り曲げ完了に至るまで加工するので、ワークの搬送、位置決め固定、ヘム加工の作業を同時期に一つの装置で行うことができ、効率的な加工作業を可能にする。
以下に、本発明の一実施形態を図1〜図7に基づいて説明する。
ヘム加工装置1は、図1に示すように、ロボット(図示しない)のロボットアーム2に取り付けられたフレーム3を有しており、該フレーム3は、ヘム加工装置1によってクランプしてヘム加工されるワーク(この形態ではボディサイドドアフレーム100)の形状に沿った形状を有している。すなわち、水平片と傾斜片とから成る逆へ字形状の上フレーム3aと、水平片からなる下フレーム3bと両端および中央に位置する縦フレーム3c、3d、3eを有している。また、上フレーム3aの水平片側は、端部の縦フレーム片3cを僅かに超えて伸張し、端部側の縦フレーム3cは、上フレーム3aを僅かに超えて伸張して、ボディサイドドアフレーム100に対するクランプ位置等に合わせている。また、上フレーム3aと中央の縦フレーム3dの交差部において前記アーム2に取り付けがなされている。
上記フレーム3では、上記ボディサイドドアフレーム100の一部をクランプできるように、上フレーム3aを超えた縦フレーム3cの上端部にワーク搬送用クランプ機構ハンド10が取り付けられ、上フレーム3aと縦フレーム3eの交差部にワーク搬送用クランプ機構ハンド10aが取り付けられ、上フレーム3aのやや下方位置の縦フレーム3c中央部にワーク搬送用クランプ機構ハンド10bが取り付けられ、縦フレーム3eの中央部やや上方位置にワーク搬送用クランプ機構ハンド10cが取り付けられている。
上記ワーク搬送用クランプ機構ハンド10、10a、10b、10cは、クランプ位置が異なるため姿勢が異なり、また、フレーム3への固定方法が僅かに異なるが、構成は異なるところがない。
さらに、上記フレーム3では、縦フレーム3cを超えた上フレーム3aの端部に、ワーク位置決め固定クランプ・ヘム加工機構ハンド30が取り付けられ、縦フレーム3c下端部にワーク位置決め固定クランプ・ヘム加工機構ハンド30aが取り付けられ、縦フレーム3eの中央部やや下方にワーク位置決め固定クランプ・ヘム加工機構ハンド30bが取り付けられ、縦フレーム3e下端部にワーク位置決め固定クランプ・ヘム加工機構ハンド30cが取り付けられている。
上記ワーク位置決め固定クランプ・ヘム加工機構ハンド30、30a、30b、30cは、クランプ位置およびヘム加工位置が異なるため姿勢が異なり、また、フレーム3への固定方法が僅かに異なるが、構成そのものは異なるところがない。
以下にワーク搬送用クランプ機構ハンド10の詳細な構成について図2に基づいて説明をする。なお、ワーク搬送用クランプ機構ハンド10a〜10cは、上記したようにワーク搬送用クランプ機構ハンド10と同様の構成を有しているので、その説明は省略する。
ワーク搬送用クランプ機構ハンド10は、固定部11を介してフレーム3に固定されており、該固定部11に流体シリンダからなるアクチュエータ12が固定されいる。また固定部11には、前記アクチュエータ12の作動ロッド12aに沿うように、固定クランプ本体部13が立設されている。上記作動ロッド12aの先端には、連結部14が固定されており、該連結部14には、上記固定クランプ本体部13の上方側に位置するように横方向に伸びるクランプ部材15の一端が回転可能に枢止されている。該クランプ部材15の中央部は、上記固定クランプ本体部13の上面側で該固定クランプ本体部13に設けた軸受け部16に回転可能に枢止されている。またクランプ部材15の先端側には、固定クランプ本体部13側に向けたクランプ部15aが設けられ、該クランプ部15aに対向するように、固定クランプ本体部13にクランプ部13aが設けられている。上記構成によりワーク搬送用クランプ機構が構成されている。
上記ワーク搬送用クランプ機構ハンド10では、アクチュエータ12の動作によって作動ロッド12aが後退すると、連結部14が作動ロッド12aに連れて後退し、該連結部14に軸止されたクランプ部材15は、前記軸受け部16による軸止部分を中心にして図示反時計回りに回転し、クランプ部材15の先端にあるクランプ部15aを固定クランプ本体部13のクランプ部13aから遠ざける(図2(b))。
一方、クランプ部15aをクランプ部13aから離した状態でクランプ部13aとクランプ15aとの間にワーク(例えばボディサイドドアフレーム100)の一部を位置させ、前記アクチュエータ12の動作によって作動ロッドを前進させると、クランプ動作がなされる。すなわち、作動ロッド12aの前進に伴って連結部14が前進し、クランプ部材15を上記軸受け部16による軸止部を中心として図示時計回りに回転させる。この回転によって、クランプ部材15のクランプ部15aは、固定クランプ本体部13のクランプ部13a側に近接するように移動し、遂にはワークを確実にクランプすることができる。
次に、ワーク位置決め固定クランプ・ヘム加工機構ハンド30の詳細な構成について図3、4に基づいて以下に説明をする。なお、ワーク位置決め固定クランプ・ヘム加工機構ハンド30a〜30cは、ワーク位置決め固定クランプ・ヘム加工機構ハンド30と同様の構成を有しているので、その説明は省略する。
ワーク位置決め固定クランプ・ヘム加工機構ハンド30は、フレーム3に固定する基台31を有し、該基台31が横方向に伸びる一端側先端に、固定側クランプ部32が横方向に突出するように設けられている。該基台31には、図示上方に伸びる支持柱部33が固定されており、該支持柱部33の図示上方側に直角に屈曲した屈曲リンク34の一端が回転可能に枢止されている。また、支持柱部33は、一部で図示横方向に伸張する横支持杆33aを有し、該横支持杆33aに流体シリンダからなるアクチュエータ35の本体が固定されている。アクチュエータ35は、その作動ロッド35aを上記屈曲リンク片34側に向け、作動ロッド35aの先端が上記屈曲リンク片34の他端側に回転可能に枢止されている。
また、屈曲リンク34の中央の屈曲部分には、短尺リンク36の一端が回転可能に枢止され、該短尺リンク36は、図示前方(作動ロッド35aの前進方向、以下同じ)方向に伸張して、その先端に、クランプ部材37の基端が回転可能に枢止されている。クランプ部材37は、基台31の基部側に伸張するとともに、前記基端のやや先端側で、基台31の軸止部33bに回転可能に枢止されている。クランプ部材37の先端側は、基台31に設けた固定側クランプ部32付近にまで伸張し、該固定側クランプ部32と対向する側に、クランプ部37aが突部状に設けられている。上記によりワーク位置決め固定クランプ機構が構成されている。
また、基台31には、前記固定側クランプ部32のやや後方(前記作動ロッド35aの後退側)であって、支持柱部33のやや前方で、コ字形状の第1リンク40が開放側を前方に向けて配置され、その基端が基台31に回転可能に枢止されている。なお、該第1リンク40が直立した状態では、その前面に当接するストッパ46が基台31に設けられている。
上記第1リンク40の他端側には、第2リンク41の基端が回転可能に枢止されており、該第2リンク41は、図示上方に伸張して、その他端に流体シリンダからなるアクチュエータ45の作動ロッド45aが回転可能に枢止されている。アクチュエータ45の本体は後方に位置して、上記作動ロッド45aが前方に伸張するように配置されており、アクチュエータ45の本体は基台31に固定されている。
また、第2リンク41の前方側には、ヘム加工用ヘッド42が一体化されており、該ヘム加工用ヘッド42は、基台31の基部側に伸張して、その先端内面側に加工用突部42aが設けられている。上記によりヘム加工機構におけるリンク機構が構成されている。
なお、ヘム加工用ヘッド42と前記したクランプ部材37とは、互いに干渉をしないように、横方向(リンクの軸方向に沿った方向)において位置をずらして配置されており、この形態では、2枚のヘム加工用ヘッド42が、クランプ部材37を挟むように両側に位置している。上記のようにクランプ部材37に近接してヘム加工用ヘッドを配置したことにより、ヘム加工時のタブ部等の折れ曲がりを精度良く容易に加工できる。
次に、上記ワーク位置決め固定クランプ・ヘム加工機構ハンド30の動作のうち、ワークの位置決め固定クランプ動作について図5に基づいて説明をする。
アクチュエータ35では、作動ロッド35aを後退させると、これに連れて屈曲リンク34が支持柱部33に対する軸止部分を中心にして図示時計回りに回転する。この屈曲リンク34の回転に伴って、短尺リンク36が後方に向けて斜め上方に移動する。短尺リンク36の移動に伴ってクランプ部材37が軸止部33bを中心にして図示時計回りに回転し、その結果、クランプ部37aは、固定側クランプ部32から遠ざかるように移動する(図5(a))。
位置あわせされたワークのクランプでは、先ず、クランプ部37aと固定側クランプ部32とが離隔した状態で、両者間にヘム加工を行う二つのワーク(例えばボディサイドドアフレーム100、フロントパネル200)が位置するようにする。次いで、アクチュエータ35を動作させて作動ロッド35aを前進させる。すると屈曲リンク34が支持柱部33との軸止部を中心にして図示反時計回りに回転し、これに連れて短尺リンク36が前方に押し出される。短尺リンク36の移動により、クランプ部材37が支持柱部33との軸止部33bを中心にして図示反時計回りに回転し、クランプ部37aが次第に固定側クランプ部32に近接する。クランプ37aがさらに移動すると、該クランプ部37aは固定側クランプ部32と協働して、ワーク200、100を挟持するに至り、ワーク200、100を所定の位置合わせ位置でクランプして固定する(図5(b))。
次に、上記ワーク位置決め固定クランプ・ヘム加工機構ハンド30の動作のうち、ヘム加工の動作について図6に基づいて説明をする。
なお、上記のようにして二つのワークを位置決め固定クランプする際には、アクチュエータ45の作動ロッド45aを後退させておく。該作動ロッドの後退により第2リンク41の一端が後方に引かれ、その結果、第2リンク41の基端は、第1リンク40の軸止部を中心にして回転する。また、作動ロッド45aの後退駆動力は、第2リンク41を介して第1リンク40にも伝達され、第1リンク40も図示時計回りに回転する。これらの移動において、第2リンクに一体化されているヘム加工用ヘッド42も図示時計方向に回転しつつ後退する。この結果、ヘム加工ヘッド42の加工用突部42aは、最終的には固定側クランプ部32のほぼ後方側に位置している。
上記のように二つのワークがワーク位置決め固定クランプ機構により固定された後、ヘム加工を行う際には、アクチュエータ45を動作させて、後退している作動ロッド45aを前進させる。この前進に伴って第2リンク41が前方に押し出され、これに連れて第1リンク40が基台31との軸止部を中心にして僅かに回転する。これらの動作により、第2リンク41は、回転を伴うものの、主として前方に移動する(図6工程1)。
さらに、アクチュエータ45による作動ロッド45aの前進が進むと、ヘム加工用ヘッド42は、さらに前進および回転をし、先端内側にある加工用突部42aがフロントパネル200の端部200aに押し当たり、該端部200aを前方に押し曲げる(工程2)。さらに、作動ロッド45aの前進によってヘム加工用ヘッド42が前進および回転をすると、フロントパネル200の端部200aは、ボディサイドドアフレーム100との重なり端縁を境にして折り曲がり始め、ほぼ90度の曲がり角度になる(工程3〜5)。
すると、屈曲リンク40は、ほぼ直立した状態になり、その前面側がストッパ46に当たり、それ以上の回転が阻止される。この結果、作動ロッド45aの前進に伴い、第2リンク41は、第1リンク40との軸止部を中心にして回転のみがなされ、第2リンク41と一体化されているヘム加工用ヘッド42も図示反時計回りの回転のみの移動となり、フロントパネル200の端部200aを内側へと円滑に折り曲げて、ワーク100とワーク200との固着がなされる(工程6〜8)。
上記動作では、曲げの初動では、シリンダの軸線と略平行(水平)にリンクが移動し、ワーク端部を曲げていく。第1リンク40が所定角度回動後、ストッパ46に当接し回動が阻止されると、第2リンク41が、第1リンク40との軸止部を支点として回動するので、ヘム加工用ヘッドが円弧を書くように作動し、ワーク両者を強く押圧し固着させることができる。上記のように、本実施形態では、アクチュエータの一動作によってワークの端部が円滑に折り曲げ(180度)加工されてヘム加工が完了されている。
従来のヘミング加工においては、一旦90°に曲げて置いたものを、1乃至2工程でヘム加工しているが、加工硬化が大きく、曲げた先端のRが大きくなる。これに対し、本発明のように1度に180度を一気に曲げることにより、加工硬化が少なく、先端Rを小さくすることができる。
ヘム加工後は、各クランプ機構によるクランプを開放してロボット動作により各ハンドは原位置に戻して、次のワークの組み立てを行うことができる。
上記ヘム加工装置を、製造ラインで用いる際の使用例を図7に基づいて説明する。
この例では、トラック用のキャブの組み立てラインにおいて、ワークとしてアンダーフロアー300を供給するキャブメインラインと、ワークとして右サイドのボディサイドドアフレーム100を供給する右ボディサイドサブラインと、ワークとして左サイドのボディサイドドアフレーム101を供給する左ボディサイドサブラインと、ワークとしてフロントパネル200を供給するフロントパネルサブラインとを備えている。各ラインによりワークが集合する地点には、それぞれのラインを供給されるワークの形状等に合わせて、ヘム加工装置1、1a、1bが設置されている。
各ヘム加工装置は、それぞれ共通するフレームに、ワーク搬送用クランプ機構ハンド、ワーク位置決め固定クランプ機構ハンド、ヘム加工機構ハンドを備えており、各ハンドで、複数の機構を有するものであっても良い。また、前記ヘム加工装置1bにはヘム加工機構ハンドを設けず搬送用クランプ機構のみとし、その分を前記ヘム加工装置1、1aに分担させても良い。
各ラインを供給されるワークは、それぞれのヘム加工装置のワーク搬送用クランプ機構ハンドによって上記で説明したようにクランプされて、組み立て用の位置に搬送されて位置決めされる。ヘム加工を行うワーク同士では、上記したようにワーク位置決め固定クランプ機構ハンドによってワーク同士がクランプされる。このクランプされたワークに対し、同じフレームに備えるヘム加工機構ハンドによって上記で説明したようにヘム加工を行う。なお、ヘム加工を行う際の反力は、ワークをクランプしている共通するフレームで受けるため、ロボットアームに加わることはなく、したがって、ロボットに必要以上の高剛性化を求めることがなく、ロボットの小型軽量化が可能になり、さらに反力による加工精度への悪影響も排除できる。
上記実施形態では、自動車用キャブの組み立てに際し、本発明のヘム加工装置を用いるものとして説明をしたが、本発明の用途がこれに限定をされるものではなく、ヘム加工を行う種々の用途への適用が可能である。また、ワークとしては、少なくともヘム加工部が板状であれば良い。
以上、本発明について、上記実施形態に基づいて説明を行ったが、本発明は上記実施形態の説明の内容に限定されるものではなく、本発明の範囲内で適宜の変更が可能である。
本発明の一実施形態のヘム加工装置を示す斜視図である。 同じく、ワーク搬送用クランプ機構ハンドを示す図である。 同じく、ワーク位置決め固定クランプ・ヘム加工機構ハンドを示す図である。 同じく、図3におけるヘム加工機構を示す拡大図である。 同じく、ワーク位置決め固定クランプ・ヘム加工機構ハンドにおけるワーク位置決め固定クランプの動作を説明する図である。 同じく、ワーク位置決め固定クランプ・ヘム加工機構ハンドにおけるヘム加工の動作を説明する図である。 同じく、製造ラインにおける使用例を示す図である。
符号の説明
1 ヘム加工装置
2 ロボットアーム
3 フレーム
10 ワーク搬送用クランプ機構ハンド
10a ワーク搬送用クランプ機構ハンド
10b ワーク搬送用クランプ機構ハンド
10c ワーク搬送用クランプ機構ハンド
12 アクチュエータ
12a 作動ロッド
13 固定クランプ本体部
13a クランプ部
15 クランプ部材
15a クランプ部
30 ワーク位置決め固定クランプ・ヘム加工機構ハンド
30a ワーク位置決め固定クランプ・ヘム加工機構ハンド
30b ワーク位置決め固定クランプ・ヘム加工機構ハンド
30c ワーク位置決め固定クランプ・ヘム加工機構ハンド
32 固定側クランプ部
33 支持柱部
34 屈曲リンク
35 アクチュエータ
35a 作動ロッド
36 短尺リンク
37 クランプ部材
37a クランプ部
40 第1リンク
41 第2リンク
42 ヘム加工用ロッド
42a 加工用突部
45 アクチュエータ
45a 作動ロッド
46 ストッパ
100 ボディサイドドアフレーム
200 フロントパネル
300 アンダーフロアー

Claims (8)

  1. ワークの折り曲げ加工により2つのワークを固着させるヘム加工装置において、ロボットアームと、該ロボットアームに取り付けられたフレームと、該フレームに設けられた複数種の機能を有するハンドとを備えることを特徴とするヘム加工装置。
  2. 前記複数種のハンドが、ワークの搬送用クランプ機構と、2つのワークを位置決め固定するクランプ機構と、一方のワークの端部を折り曲げ、他方のワークと一体化させるヘム加工機構であることを特徴とする請求項1記載のヘム加工装置。
  3. 前記ヘム加工機構は、一つのアクチュエータと、前記ワーク端部の折り曲げを行う加工部と、前記アクチュエータの駆動力を前記加工部に伝達するとともに前記アクチュエータの1動作により前記ワーク端部の折曲げを完了可能とするリンク機構とを備えることを特徴とする請求項1または2に記載のヘム加工装置。
  4. 前記リンク機構は、前記フレーム側に基端が回動可能に枢止された第1のリンクと、該第1のリンクの他方端に一端側が回動可能に枢止された第2のリンクとを備え、該第2のリンクの他端側に前記アクチュエータの駆動側が係止され、前記第2のリンクに前記加工部としてヘム加工用ヘッドが一体化されていることを特徴とする請求項3記載のヘム加工装置。
  5. 前記リンク機構は、前記第2のリンクの回転移動を所定回転位置で規制するストッパを備えることを特徴とする請求項4記載のヘム加工装置。
  6. ワークの折り曲げ加工により2つのワークを固着させるヘム加工方法において、加工装置の一つのフレームに設けられた複数のハンドで二つのワークをクランプおよび位置決めしておき、前記フレーム側に基端が回動可能に枢止されたリンク機構を介して前記ワークのうちの一方における端部に加工力を加えて一動作により前記ワーク端部を折り曲げ完了に至るまで加工することを特徴とするヘム加工方法。
  7. 前記リンク機構は、前記フレーム側に基端が回動可能に枢止された第1のリンクと、該第1のリンクの他方端に一端側が回動可能に枢止された第2のリンクとを備えており、前記第2のリンクの他端側に駆動力を与えて前記第1のリンクと第2のリンクとを移動させ、該駆動力により移動する第2のリンクを介して前記ワークのうちの一方における端部に加工力を加えることを特徴とする請求項6記載のヘム加工方法。
  8. 前記リンク機構により、加工力付与の当初では、加工力を前記ワーク端部に略向けて該ワーク端部を曲げ、その後、前記ワーク端部に回転力を加えてワーク端部を折り返して折り曲げ加工を行うことを特徴とする請求項6または7に記載のヘム加工方法。
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