JP2008108133A - 情報伝達システム - Google Patents

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Hitomi Sato
仁美 佐藤
Setsuko Murata
節子 村田
Kaori Fujimura
香央里 藤村
Naoyoshi Kanamaru
直義 金丸
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Abstract

【課題】煩雑な操作を必要とせず簡単にリアルタイム性のある情報伝達を可能にする。
【解決手段】送信側端末装置TM1において、送り元、宛先及び通信内容の一部を構成する定型文の種類を表す識別子を記載したIDシールが貼付された送信シートST1をスキャナ17により読み取る。そして、その電子化データから上記各識別子を認識して、そのIDコードを上記電子化データと共にサーバ装置SVへ送信する。サーバ装置SVでは、上記送信側端末装置TM1から送られたIDコードをもとにデータベース25をアクセスして、該当する送り元及び宛先の利用者属性情報と定型文のコンテンツ情報を検索し、これらの情報もとに受信側の利用者に提示するための平文からなる提示データを編集して、受信側端末装置TM2へ送信する。受信側端末装置TM2では、上記サーバ装置SVから送られた提示データを受信シートST2として印刷出力する。
【選択図】図9

Description

この発明は、送信側の端末装置から受信側の端末装置へ文字や絵などのメッセージを通信ネットワークを介して伝送する情報伝達システムに関する。
近年、到達までに時間がかかる葉書や封書などの手紙に代わり、シートに記載された文字や絵などのメッセージをファクシミリや電子メールを利用して電子的に送受信する手法が多く利用されている。ファクシミリは、送信メッセージを手書きなどにより別途作成したのち、宛先の端末の電話番号をダイヤル入力することにより送信される。電子メールは、送信メッセージを別途電子的に作成した上で、宛先の電子メールアドレスと自己の電子メールアドレスをそれぞれキー入力することで送信される。
また、他の情報伝達システムとして、利用者がサーバを介して、ゲームのキャラクタと手紙によるコミュニケーションを行うことができるネットワーク機能を使用したゲームシステムも知られている(例えば、特許文献1を参照。)。
特許第3466573号公報
ところが、これらの従来から利用されている情報伝達システムには、次のような解決すべき課題があった。すなわち、先ず電子メールは、パーソナル・コンピュータや携帯電話機などの端末を使用して電子化されたメッセージ文を作成したり、また宛先アドレス及び送り元アドレスの入力操作等、送信に必要な一連の操作を端末上で行わなければならない。このため、コンピュータ操作に不慣れな年配者等のIT弱者と呼ばれる人々からは敬遠されているのが現状である。また、ゲームシステムについてもコンピュータ操作が必要なため、年配者等にとってはハードルが高かった。一方、ファクシミリは電話番号をダイヤルするだけで比較的簡単に送信することが可能であるが、年配者の中にはダイヤル操作でさえ抵抗感を感じる人が多く、必ずしも使い易いものとは云えなかった。
この発明は上記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、煩雑な操作を必要とすることなく簡単にかつリアルタイム性の高い情報伝達を可能にする情報伝達システムを提供することにある。
上記目的を達成するために、第1の発明は次のように構成したものである。すなわち、送り元となる利用者が使用する第1の端末装置は、送り元を表す第1の識別子、宛先を表す第2の識別子、及び通信内容の少なくとも一部を表す第3の識別子が記載された送信シートを読み取って、その電子化データから上記各識別子を認識し、この認識された識別子のデータと上記送信シートの電子化データを通信ネットワークを介してサーバ装置へ送信する。これに対しサーバ装置には、上記第1及び第2の識別子のデータに対応付けて送り元及び宛先の各利用者を表す属性情報を記憶した利用者情報記憶手段と、上記第3の識別子のデータに対応付けて上記通信内容を表すコンテンツ情報を記憶した通信内容記憶手段を備える。そしてサーバ装置は、上記送り元の第1の端末装置から送信された上記送信シートの電子化データ及び各識別子の認識データを受信して、この受信されたデータのうち上記第2の識別子のデータをもとに上記利用者情報記憶手段から該当する利用者の属性情報を検索すると共に、上記受信されたデータのうち上記第3の識別子のデータをもとに上記通信内容記憶手段から該当するコンテンツ情報を検索する。そして、この検索された利用者の属性情報及びコンテンツ情報をもとに提示データを編集し、この編集された提示データを上記検索された宛先となる利用者の属性情報をもとに宛先となる利用者が使用する第2の端末装置へ送信する。第2の端末装置は、上記サーバ装置から送信された提示データを受信して、この受信された提示データを宛先の利用者に提示するべく出力する。
したがって第1の発明によれば、送信側の利用者は、所望の通信メッセージを記載した送信シートに送り元及び宛先の識別子を表示したのち、この送信シートを端末装置に読み取らせるだけで、煩雑なダイヤル操作やメールアドレスの入力操作をまったく行うことなく簡単に、しかも宛先などを誤ることなく正確にメッセージ情報を送信することが可能となる。また、上記送信シートの電子化データは、サーバ装置において受信側利用者が直接判読可能な平文の提示データに編集されたのち受信側の端末装置に伝送されて提示出力される。このため、受信側の利用者は提示データにより、送り元及び宛先の利用者名と通信内容をそのまま判読することが可能となる。さらに、識別子に対応する利用者の属性情報及び通信内容を表すコンテンツ情報はサーバ装置において一括管理されるので、識別子の追加や変更に容易に対応することが可能となる。
上記目的を達成するために、第2の発明は次のように構成したものである。すなわち、第1の端末装置は、送り元を表す第1の識別子、宛先を表す第2の識別子、及び通信内容の少なくとも一部を表す第3の識別子が記載された送信シートを読み取って、その電子化データを通信ネットワークを介してサーバ装置へ送信する。これに対しサーバ装置は、利用者情報記憶手段及び通信内容記憶手段を備え、上記第1の端末装置から送信シートの電子化データを受信すると、この電子化データから各識別子を認識する。そして、認識された第2の識別子のデータをもとに上記利用者情報記憶手段から該当する利用者の属性情報を検索すると共に、認識された第3の識別子のデータをもとに上記通信内容記憶手段から該当するコンテンツ情報を検索し、この検索された利用者の属性情報及びコンテンツ情報をもとに宛先となる利用者に提示するための提示データを編集して、この編集された提示データを宛先の第2の端末装置へ送信する。第2の端末装置は、上記サーバ装置から送信された提示データを受信し、この受信された提示データを宛先の利用者に提示するべく出力する。
したがって、この第2の発明においても、上記第1の発明と同様に、送信側の利用者は煩雑なダイヤル操作やメールアドレスの入力操作をまったく行うことなく、簡単かつ確実にメッセージ情報を送信することが可能となる。また受信側の端末装置では、平文に編集された提示データが提示出力されるので、受信側の利用者は提示データをそのまま判読することが可能となる。さらに、識別子に対応する利用者の属性情報及び通信内容を表すコンテンツ情報の管理がサーバ装置で一括管理され、しかも識別子の認識から受信シートの編集までの一切の処理もサーバ装置で一括して行われるので、端末装置の負担を軽減することが可能となる。
上記目的を達成するために、第3の発明は次のように構成したものである。すなわち、サーバ装置に利用者情報記憶手段及び通信内容記憶手段を設ける。送信側の第1の端末装置は、第1、第2及び第3の各識別子が記載された送信シートを読み取って、その電子化データから前記各識別子を認識し、この認識データをもとに上記サーバ装置の利用者情報記憶手段及び通信内容記憶手段に対しアクセスして、第2の識別子に対応する利用者の属性情報及び第3の識別子の認識データに対応するコンテンツ情報を取得する。そして、この取得された宛先の利用者属性情報及びコンテンツ情報をもとに、当該情報を宛先となる利用者に提示するための提示データを編集し、この編集された提示データを上記取得された宛先の利用者の属性情報をもとに受信側の第2の端末装置へ送信する。第2の端末装置は、上記第1の端末装置から送信された提示データを受信して、宛先の利用者に提示するべく出力する。
したがって、この第3の発明においても、上記第1及び第2の発明と同様に、送信側の利用者は煩雑なダイヤル操作やメールアドレスの入力操作をまったく行うことなく、簡単かつ確実にメッセージ情報を送信することが可能となる。また受信側の利用者は、平文に編集された提示データをそのまま判読することが可能となる。さらに、送信シートの読み取り処理から識別子の認識処理、利用者属性情報及びコンテンツ情報の検索処理、提示データの編集処理、受信側の端末装置への提示データの送信処理までの一切の処理を、送信側の端末装置において一括して行うことができる。
上記目的を達成するために、第4の発明は次のように構成したものである。すなわち、サーバ装置には利用者情報記憶手段及び通信内容記憶手段を設ける。送信側の第1の端末装置は、第1、第2及び第3の各識別子が記載された送信シートを読み取って、その電子化データから上記第2の識別子を認識し、この認識された第2の識別子のデータをもとに上記サーバ装置の利用者情報記憶手段をアクセスして対応する利用者の属性情報を取得する。そして、この取得された第2の識別子に対応する利用者の属性情報をもとに、上記読み取った送信シートの電子化データを受信側の第2の端末装置へ送信する。これに対し第2の端末装置は、上記第1の端末装置から送信された送信シートの電子化データを受信すると、この送信シートの電子化データから通信内容を表す第3の識別子を認識し、この認識された第3の識別子のデータをもとに上記サーバ装置の通信内容記憶手段に対しアクセスして、該当するコンテンツ情報を取得する。そして、この取得されたコンテンツ情報及び第2の識別子に対応する利用者の属性情報をもとに、当該情報を宛先となる利用者に提示するための提示データを編集し、この提示データを利用者に提示するべく出力する。
したがって、この第4の発明においても、上記第1乃至第3の発明と同様に、送信側の利用者は煩雑なダイヤル操作やメールアドレスの入力操作をまったく行うことなく、簡単かつ確実にメッセージ情報を送信することが可能となる。また受信側の利用者は、平文に編集された提示データをそのまま判読することが可能となる。さらに、コンテンツ情報の検索処理及び提示データの編集処理が受信側の端末装置で行われる。このため、サーバ装置及び送信側の端末装置の処理負荷を分散することが可能となる。
また、上記第1乃至第4の発明は、受信側の第2の端末装置において、返信シートの作成要求が入力された場合に、送信側の第1の端末装置から送信される送信シートの電子化データから第1の識別子の電子化データを抽出し、この抽出された第1の識別子の電子化データをもとに上記返信シートに上記第1の識別子を返信宛先を表す識別子として印刷することを特徴とする。
したがって、受信側の端末装置では、返信宛先の識別子が表記された返信シートが自動的に作成される。このため受信者は、返信を行う際に返信宛先の識別子を別途返信シートに記載する必要がなく、これにより誤送信を起こすことなく返信を行うことが可能となる。
さらに、上記第1乃至第4の発明は、提示データを提示出力する手段が、提示データが記載された受信シートを印刷出力する機能を備える場合に、受信側の第2の端末装置において、返信シートの作成要求に応じて、送信側の第1の端末装置から送信される送信シートの電子化データから第1の識別子を抽出する。そして、この抽出された第1の識別子を、上記受信シートに予め設けられたシール領域に印刷させることも特徴とする。
したがって、受信側の端末装置では、受信シートのシール領域に送り元の第1の識別子が印刷される。このため、受信側の利用者は返信シートを作成する際に、受信シートから第1の識別子が印刷されたシールを剥離して返信シートに貼付することにより、簡単に返信宛先を表記することが可能となる。
さらに、第1乃至第4の発明は、提示データを提示出力する手段が、当該提示データが記載された受信シートを印刷出力する機能を備える場合に、受信側の第2の端末装置において、上記印刷出力される受信シートに、送信側の第1の端末装置から送られた送信シートの電子化データに含まれる第1の識別子を印刷させる。そして、返信シートを読み取ってその電子化データを返送する際に、上記印刷出力された受信シートを上記返信シートと関連付けて読み取って、その電子化データから上記第1の識別子を上記返信シートの返信宛先を表す識別子として認識することも特徴とする。
したがって、受信シートと返信シートを関連付けて第2の端末装置に読み込ませることで、受信側の利用者は返信の宛先を自身で入力する必要がなくなり、これにより返信時の操作負担を軽減すると共に誤送信も防止することができる。
要するに上記各発明によれば、煩雑な操作を必要とすることなく簡単にかつリアルタイム性の高い情報伝達を可能にする情報伝達システムを提供することができる。
以下、図面を参照してこの発明に係わる実施形態を説明する。
(第1の実施形態)
図1は、この発明の第1の実施形態に係る情報伝達システムの概略構成図である。このシステムは、送り元の利用者が使用する送信側端末装置TM1と、宛先の利用者が使用する受信側端末装置TM2と、サーバ装置SVとを、通信ネットワークNWを介して接続可能としたものである。送信側端末装置TM1は、送信シートST1に識別子を用いて表記されたメッセージ情報を読み取ってサーバ装置SVへ送信する。サーバ装置SVは、上記送信側端末装置TM1から送信された、識別子により表されるメッセージ情報を平文からなるメッセージ情報に変換して、宛先の受信側端末装置TM2に送信する。受信側端末装置TM2は、自端末宛に送られた平文のメッセージ情報を受信シートST2に印刷して出力する。
通信ネットワークNWは、例えばインターネットに代表されるIP(Internet Protocol)網と、このIP網にアクセスするための複数のアクセス網とから構成される。アクセス網としては、例えばDSL(Digital Subscriber Line)や光伝送路を使用する有線加入者網、LAN(Local Area Network)、無線LAN、移動通信網、専用線網、CATV(Cable Television)網が用いられる。
送信シートST1は、例えば図3に示すように構成される。すなわち、送信シートST1は例えば葉書又は手紙の便箋に対応する定型サイズの用紙からなり、その読み取り面には送り元IDエリアE1と、宛先IDエリアE2と、通信内容エリアE3が設けられる。これらのエリアE1,E2,E3の位置は、図3に例示したように座標(Xi,Yj)(i=0〜5、j=0〜6)により定義される。
上記送り元IDエリアE1には、送り元の識別子が印刷された送り元IDシールSL1が貼付される。宛先IDエリアE2には、宛先の識別子が印刷された宛先IDシールSL2が貼付される。一方、上記通信内容エリアE3にはシールエリアE4と手書きエリアE5が設けられる。このうちシールエリアE4には、通信内容のうち定型文を表す識別子が印刷された通信内容IDシールが貼付される。手書きエリアE5は、利用者が所望の文字や絵などを手書きするために使用される。上記各識別子としては例えば二次元バーコードが用いられる。上記送り元IDシールSL1、宛先IDシールSL2及び通信内容IDシールSL3は、図示しないIDシール帳として別途用意される。
ところで、送信側端末装置TM1は、例えばオフィスや家庭などに設置されたパーソナル・コンピュータからなるもので、次のように構成される。図2はその構成を示すブロック図である。
すなわち、送信側端末装置TM1は中央処理ユニット(CPU;Central Processing Unit)11を備える。CPU11には、バス12を介してプログラムメモリ13Aと、データメモリ14と、通信インタフェース(通信I/F)15と、スキャナインタフェース(スキャナI/F)16と、入出力インタフェース(入出力I/F)18がそれぞれ接続されている。
スキャナI/F16にはスキャナ17が接続される。スキャナ17及びスキャナI/F16は、上記CPU11の制御の下、スキャナ17にセットされた送信シートST1の記載情報を光学的に読み取って、イメージデータからなる電子化データに変換する。
入出力I/F18には、入力デバイス19及び表示デバイス20が接続されている。入力デバイス19は、送受信ボタンなどの機能キーと、キーボードと、マウス等のポインティングデバイスからなる。表示デバイス20は、例えば液晶ディスプレイ(LCD;Liquid Crystal Devise)からなり、端末装置の動作状態等を表示するために用いられる。
通信I/F15は、上記CPU11の制御の下、上記スキャナ17及びスキャナI/F16により読み取られた送信シートST1の電子化データ等を、通信ネットワークNWを介してサーバ装置SVへ送信する。なお、通信プロトコルとしては、例えばTCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)が使用される。
データメモリ14は、スキャナ17及びスキャナI/F16により読み取られた送信シートST1の電子化データを、後述する識別子の認識処理や送信処理を行うために一時保存する。
プログラムメモリ13Aには、この発明を実施するために必要なアプリケーション・プログラムとして、読み取り制御プログラム131と、識別子認識処理プログラム132と、送信制御プログラム133が格納されている。
読み取り制御プログラム131は、入力デバイス19において送信ボタンが操作された場合に、スキャナI/F16を介してスキャナ17を動作させ、スキャナ17にセットされた送信シートST1を読み取らせてその電子化データをデータメモリ14に保存させる処理を、上記CPU11に実行させる。
識別子認識処理プログラム132は、上記送信シートST1に設けられた送り元IDエリアE1、宛先IDエリアE2、通信内容エリアE3のシールエリアE4の位置座標(Xi,Yj)に基づいて、上記データメモリ14に保存された送信シートST1の電子化データから、送り元、宛先及び通信内容を表す各識別子のコード(ID;Identificationコード)を認識する処理を、上記CPU11に実行させる。
送信制御プログラム133は、上記データメモリ14に保存された送信シートST1の電子化データを符号化し、この符号化された電子化データと、上記識別子認識処理プログラム132により認識された各識別子のIDコードとをパケット化したのち、通信I/F15からサーバ装置SVに向け通信ネットワークNWへ送信させる処理を、上記CPU11に実行させる。
次に、サーバ装置SVは、例えば通信事業者又はサービス提供事業者が運用するWebサーバからなるもので、次のように構成される。図4はその構成を示すブロック図である。
すなわち、サーバ装置SVは中央処理ユニット(CPU;Central Processing Unit)21を備える。CPU21には、バス22を介してプログラムメモリ23Aと、通信インタフェース(通信I/F)24と、データベース25がそれぞれ接続されている。
通信I/F24は、上記CPU21の制御の下、通信ネットワークNWを介して上記送信側端末装置TM1及び受信側端末装置TM2との間でデータの送受信を行う。通信プロトコルとしては、先に述べたようにTCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)が使用される。
データベース25には、利用者情報テーブル251と、通信内容テーブル252が設けられている。利用者情報テーブル251には、例えば図5に示すように、送り元及び宛先となるすべての利用者の識別子コード(IDコード)に対応付けて、当該利用者の属性情報U1,U2,…が記憶されている。利用者の属性情報には利用者の名称やアドレス等が含まれる。通信内容テーブル252には、例えば図6に示すように、利用者が使用する通信内容の定型文の全種類を表す識別子コード(IDコード)に対応付けて、当該定型文を表すコンテンツ情報C1,C2,…が記憶されている。コンテンツ情報は、例えばテキストデータからなる。なおコンテンツ情報には、画像や写真のイメージデータを含めることも可能である。
プログラムメモリ23Aには、この発明を実施するために必要なアプリケーション・プログラムとして、受信制御プログラム231と、データベース検索プログラム232と、提示データ編集プログラム233と、送信制御プログラム234が格納されている。
受信制御プログラム231は、送信側端末装置TM1から送信された送信シートST1の電子化データ及び各識別子のIDコードを通信I/F24に受信させる処理を、上記CPU21に実行させる。
データベース検索プログラム232は、上記受信された送り元及び宛先を表す各識別子のIDコードをもとにデータベース25をアクセスし、その利用者テーブル251から該当する利用者の属性情報を検索する処理と、上記受信された通信内容を表す識別子のIDコードをもとにデータベース25をアクセスし、その通信内容テーブル252から該当するコンテンツ情報を検索する処理を、上記CPU21に実行させる。
提示データ編集プログラム233は、上記データベース検索プログラム232により検索された利用者の属性情報及びコンテンツ情報と、上記受信された送信シートST1の電子化データに含まれる手書き自由文データとをもとに、当該利用者の属性情報及びコンテンツ情報を受信側の利用者に提示するための平文からなる提示データを編集する処理を、上記CPU21に実行させる。
送信制御プログラム233は、上記提示データ編集プログラム233により編集された提示データを符号化したのちパケット化し、上記利用者情報テーブル251から検索した宛先となる利用者の属性情報(アドレス)をもとに、通信I/F24から宛先の受信側端末装置TM2に向けて通信ネットワークNWへ送信させる処理を、上記CPU21に実行させる。
受信側端末装置TM2も、上記送信側端末装置TM1と同様に、例えばオフィスや家庭などに設置されたパーソナル・コンピュータからなり、次のように構成される。図7はその構成を示すブロック図である。
すなわち、受信側端末装置TM2は中央処理ユニット(CPU;Central Processing Unit)31を備える。CPU31には、バス32を介してプログラムメモリ33Aと、データメモリ34と、通信インタフェース(通信I/F)35と、入出力インタフェース(入出力I/F)36がそれぞれ接続されている。
入出力I/F36には、入力デバイス37、表示デバイス38及びプリンタ39が接続されている。入力デバイス37は、送受信ボタン及び印刷ボタンなどの機能キーと、キーボードと、マウス等のポインティングデバイスからなる。表示デバイス38は、例えば液晶ディスプレイからなり、端末装置の動作状態や送受信データ等を表示するために用いられる。プリンタ39は、受信シートST2をプリントアウトするために用いられる。
通信I/F35は、上記CPU31の制御の下、サーバ装置SVから送信された提示データを受信する。なお、通信プロトコルとしては、前記送信側端末装置TM1と同様にTCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)が使用される。
データメモリ34は、サーバ装置SVから送られた提示データを、後述する受信シートのプリントアウト処理を行うために一時保存する。
プログラムメモリ33には、この発明を実施するために必要なアプリケーション・プログラムとして、受信制御プログラム331と、受信シート出力制御プログラム332が格納されている。
受信制御プログラム331は、サーバ装置SVから送信された提示データを上記通信I/F35に受信させ、受信された提示データをデータメモリ34に記憶させる処理を、上記CPU31に実行させる。
受信シート出力制御プログラム332は、上記データメモリ34に保存された提示データを表示デバイス38に表示させるか、又はプリンタ39により受信シートST2に印刷させる処理を、上記CPU31に実行させる。
次に、以上のように構成された情報伝達システムの動作を説明する。図9は、送信端末装置TM1、サーバ装置SV、受信側端末装置TM2の処理手順と処理内容を示すフローチャートである。
情報の送信に先立ち、送信側の利用者は送信シートST1を作成する。例えば、先ず送信しようとする通信内容の定型文の種類を表す識別子が印刷された通信内容IDシールSL3をIDシール帳から選択し、この選択した通信内容IDシールSL3を用紙の通信内容エリアE3内におけるシールエリアE4に貼付する。続いて、必要に応じて通信内容エリアE3内の手書きエリアE5に自由文を手書きで記載する。自由文には絵や写真を含めることも可能である。次に、IDシール帳から自身の識別子が印刷された送り元IDルールSL1と、送り先となる相手利用者の識別子が印刷された宛先IDシールSL2を選び、これらの送り元IDルールSL1及び宛先IDシールSL2をそれぞれ、用紙の送り元IDエリアE1及び宛先IDエリアE2に貼付する。
そうして送信シートST1が作成されると、送信側の利用者は当該送信シートST1を送信側端末装置TM1のスキャナ17にセットし、この状態で入力デバイス19の送信ボタンを押下する。そうすると送信側端末装置TM1のCPU11は、図9に示すようにステップS91においてスキャナ17を動作させて上記送信シートST1を読み取らせ、その電子化データをスキャナI/F16からデータメモリ14に転送し保存させる。
次にCPU11は、ステップS92において、上記送信シートST1に対し予め設定された送り元IDエリアE1、宛先IDエリアE2及び通信内容エリアE3のシールエリアE4の各位置座標(Xi,Yj)に基づいて、上記データメモリ14に保存された送信シートST1の電子化データから、送り元、宛先及び通信内容を表す各識別子のコード(IDコード)を認識する。そして、この認識処理が終了すると、ステップS93において、上記データメモリ14に保存された送信シートST1の電子化データを符号化し、この符号化された電子化データと、上記認識処理により得られた各識別子のIDコードをパケット化する。そして、この送信パケットを、予め記憶してあるサーバ装置SVのアドレスをもとに、通信I/F15から通信ネットワークNWへ送信させる。
これに対しサーバ装置SVのCPU21は、上記送信側端末装置TM1から自装置宛てのパケットが到来すると、このパケットをステップS94で受信したのちデパケットして図示しないバッファメモリに一時記憶させる。そして、ステップS95において、上記バッファメモリに記憶された受信データのうち、送り元及び宛先を表す識別子の各IDコードを用いてデータベース25をアクセスし、これにより利用者情報テーブル251から該当する利用者の属性情報を検索する。またそれと共に、上記受信された通信内容を表す識別子のIDコードをもとにデータベース25をアクセスし、通信内容テーブル252から該当する定型文のコンテンツ情報を検索する。
次にサーバ装置SVのCPU21はステップS96に移行し、ここで受信側の利用者に提示するための平文からなる提示データを編集する。例えば、受信シートST2として予め指定された葉書又は手紙の便箋に相当する定型サイズのページに、「送り元」、「宛先」、「通信内容の定型文」及び「自由文」の記載エリアを設定する。そして、上記「送り元」及び「宛先」のエリアに、上記利用者情報テーブル251から検索した送り元となる利用者の属性情報及び宛先となる利用者の属性情報を電子的に貼り付ける。また、「通信内容の定型文」のエリアには、上記通信内容テーブル252から検索した通信内容の定型文のコンテンツ情報を電子的に貼り付ける。さらに、上記受信されたパケットに挿入されている電子化データを復号し、この電子化データに含まれる自由文のデータを上記「自由文」の記載エリアに電子的に貼り付ける。図8に、このようにして編集された提示データの一例を示す。
そうして提示データの編集が終了すると、サーバ装置SVのCPU21は続いてステップS97に移行し、上記提示データ編集プログラム233により編集された提示データを符号化したのちパケット化する。そして、上記利用者情報テーブル251から検索した宛先となる利用者の属性情報(アドレス)をもとに、上記パケットを通信I/F24から宛先の受信側端末装置TM2に向けて通信ネットワークNWへ送信させる。
これに対し受信側端末装置TM2のCPU31は、上記サーバ装置SVから上記提示データが挿入された自端末宛てのパケットが到来すると、このパケットをステップS98で受信してデパケットしたのちデータメモリ34に記憶させる。そして、ステップS99において、上記データメモリ34に記憶された提示データを復号したのち、入出力I/F36を介してプリンタ39に供給して受信シートST2に印刷させる。また、入力デバイス37において表示操作が行われた場合には、CPU31は上記提示データをデータメモリ34から読み出して表示デバイス38に表示させる。
かくして、受信側端末装置TM2では、送り元及び宛先の利用者属性情報と通信内容の一部を構成する定型文のコンテンツ情報が平文により表わされた提示データが、図8に示すように受信シートST2にプリントアウトされるか、又は表示デバイス39に表示される。
以上述べたように第1の実施形態では、送信側端末装置TM1から受信側端末装置TM2へ、メッセージ情報を以下のように伝達している。すなわち、送信側端末装置TM1において、送り元の識別子を記載したIDシールSL1及び宛先の識別子を記載したIDシールSL2が貼付されると共に、通信内容の一部を構成する定型文の種類を表す識別子が記載された通信内容IDシールSL3が貼付され、さらに手書きエリアE5に自由文が記載された送信シートST1をスキャナ17により読み取る。そして、その電子化データから上記各識別子を認識し、この認識された各識別子のIDコードを上記電子化データと共にサーバ装置SVへ送信する。サーバ装置SVでは、上記送信側端末装置TM1から送られたIDコードをもとにデータベース25をアクセスして、該当する送り元の利用者属性情報、宛先の利用者属性情報及びコンテンツ情報を検索する。そして、この検索された各情報と上記電子化情報に含まれる自由文の情報をもとに受信側の利用者に提示するための平文からなる提示データを編集し、この編集された提示データを受信側端末装置TM2へ送信する。受信側端末装置TM2では、上記サーバ装置SVから送られた提示データを受信シートST2として印刷出力するようにしている。
したがって、送信側の利用者は送信シートST1に、送り元及び宛先の識別子が記載されたIDシールを貼付したのち、この送信シートST1を端末装置TM1に読み取らせるだけで、煩雑なダイヤル操作やメールアドレスの入力操作をまったく行うことなく、簡単にメッセージ情報を送信することが可能となる。すなわち、葉書や手紙を投函するような感覚でメッセージ情報を宛先へ伝達することができる。このため、コンピュータ操作に不慣れな年配者等のIT弱者と呼ばれる人々であっても、それほど抵抗を感じることなく使用することが可能となる。
また、例えば年賀の挨拶や暑中見舞い、寒中見舞い、入学や卒業のお祝い、冠婚葬祭のメッセージ等のような定型文を通信内容に含める場合には、その種類を表す識別子が記載されたIDシールを貼付するだけで、当該定型文を逐一送信シートST1に記載することなく簡単に送信することができる。
さらに、上記送信シートの電子化データは、サーバ装置SVにおいて受信側利用者が判読可能な平文の提示データに編集されたのち、受信側端末装置TM2に伝送されて受信シートST2にプリントアウトされる。このため、受信側の利用者は上記受信シートST2に印刷された平文の提示データにより、送り元及び宛先の利用者名と通信内容をそのまま判読することが可能となる。
さらに、送り元及び宛先を表す識別子に対応する利用者の属性情報と、定型文の内容を表すコンテンツ情報はサーバ装置SVにおいて一括管理されるので、識別子の追加や変更、利用者属性情報及びコンテンツ情報の追加や変更に容易に対応することができる。
さらに、送信シートSL1に送り元、宛先等のIDエリアE1,E2,…を設け、これらのエリア内に貼付された識別子のみを認識するようにしている。このため、識別子をサーバ装置SVで認識する場合でも、通信内容に含まれる個人情報等が不用意に開示されないようにすることができる。
(第2の実施形態)
この発明の第2の実施形態は、送信シートの電子化データより各識別子のコードを認識する処理から、認識したIDコードをもとにデータベースから利用者属性情報及びコンテンツ情報を検索する処理、提示データを編集して受信側端末装置へ送信する処理までの一切の処理を、サーバ装置において一括して行うようにしたものである。
図10は、この発明の第2の実施形態に係わる情報伝達システムで使用されるサーバ装置の構成を示すブロック図であり、前記図4と同一部分には同一符号を付してある。なお、送信側端末装置TM1及び受信側端末装置TM2については、前記図2及び図7を用いて説明を行う。
サーバ装置SVのプログラムメモリ23Bには、この発明を実施するために必要なアプリケーション・プログラムとして、受信制御プログラム231と、データベース検索プログラム232と、提示データ編集プログラム233と、送信制御プログラム234に加えて、識別子認識処理プログラム235が新たに格納されている。
識別子認識処理プログラム235は、送信側端末装置TM1から送られた送信シートST1の電子化データから、送り元、宛先及び通信内容を表す各識別子のコード(IDコード)を認識する処理を、上記CPU21に実行させる。上記各識別子の記載エリアの特定は、予め記憶しておいた各エリアE1,E2,E4の座標(図3に図示した(Xi,Yj))をもとに行う。
データベース検索プログラム232は、次のような処理を上記CPU11に実行させる。すなわち、先ず上記識別子認識処理プログラム235により認識された送り元及び宛先を表す各識別子のIDコードをもとにデータベース25をアクセスし、その利用者テーブル251から該当する利用者の属性情報を検索する。またそれと共に、上記認識された通信内容を表す識別子のIDコードをもとにデータベース25をアクセスし、その通信内容テーブル252から該当するコンテンツ情報を検索する。
次に、上記サーバ装置SVを用いたシステムの情報伝達動作を説明する。図11は、当該システムの送信端末装置TM1、サーバ装置SV、受信側端末装置TM2の処理手順と処理内容を示すフローチャートである。
送信側端末装置TM1のCPU11は、ステップS111において送信シートST1をスキャナ17により読み取り、この読み取りにより得られた電子化データをステップS112により符号化しかつパケット化したのちサーバ装置SVへ送信する。
サーバ装置SVのCPU21は、上記送信側端末装置TM1から自装置宛てのパケットが到来すると、このパケットをステップS113により受信したのちデパケットして図示しないバッファメモリに一時記憶させる。そして、ステップS114において、上記バッファメモリに記憶された受信データを復号し、この復号された送信シートST1の電子化データから、送り元、宛先及び通信内容を表す各識別子のコード(IDコード)をそれぞれ認識する。そして、ステップS115において、上記認識された各識別子のIDコードのうち、送り元及び宛先を表す識別子の各IDコードを用いてデータベース25をアクセスし、これにより利用者情報テーブル251から送り元及び宛先となる利用者の属性情報を検索する。またそれと共に、上記認識された各識別子のIDコードのうち、通信内容を表す識別子のIDコードをもとにデータベース25をアクセスし、通信内容テーブル252から該当する定型文のコンテンツ情報を検索する。
次にサーバ装置SVのCPU21はステップS116に移行し、ここで上記検索された送り元及び宛先となる利用者の属性情報と、定型文のコンテンツ情報と、上記受信された送信シートST1の電子化データの手書きエリアE5に記載された自由文を表すデータとをもとに、受信側の利用者に提示するための平文からなる提示データを編集する。この提示データの編集には、前記第1の実施形態で述べた処理と同じ処理が用いられる。そして、サーバ装置SVのCPU21はステップS117に移行し、ここで上記編集された提示データを符号化したのちパケット化する。そして、上記利用者情報テーブル251から検索した宛先となる利用者の属性情報(アドレス)をもとに、上記パケットを通信I/F24から宛先の受信側端末装置TM2に向けて通信ネットワークNWへ送信させる。
これに対し受信側端末装置TM2のCPU31は、上記サーバ装置SVから自端末宛てのパケットが到来すると、このパケットをステップS118で受信してデパケットしたのちデータメモリ34に記憶させる。そして、ステップS119において、上記データメモリ34に記憶された提示データを復号したのち、入出力I/F36を介してプリンタ39に供給して受信シートST2に印刷させる。
以上述べたように第2の実施形態によれば、前記第1の実施形態と同様に、送信側の利用者は煩雑なダイヤル操作やメールアドレスの入力操作をまったく行うことなく、簡単かつ正確に通信文を送信することが可能となる。また、通信内容に定型文を含める場合には、その種類を表す識別子が記載されたIDシールSL3を貼付するだけで、定型文を入力操作や手書き操作を行うことなく簡単に送信することができる。
また、受信側端末装置TM2では、受信側利用者が判読可能なように平文に編集された提示データが受信シートST2に印刷されて出力される。このため、受信側の利用者は上記受信シートST2に印刷された平文の提示データにより、送り元及び宛先の利用者名と通信内容をそのまま判読することが可能となる。
さらに第2の実施形態では、送信シートST1の電子化データより各識別子のコードを認識する処理から、認識したIDコードをもとにデータベース25から利用者属性情報及びコンテンツ情報を検索する処理、提示データを編集して受信側端末装置TM2へ送信する処理までの一切の処理が、サーバ装置SVにおいて一括して行われる。このため、端末装置TM1,TM2の処理負荷を軽減すると共に、新たなアプリケーション・プログラムの追加を不要にして利用者の負担を軽減することができる。
(第3の実施形態)
この発明の第3の実施形態は、送信シートの読み取り処理から、識別子コードの認識処理、認識したIDコードをもとにサーバ装置のデータベースから宛先及び送り元の利用者属性情報及び定型文のコンテンツ情報を検索し取得する処理、提示データを編集して受信側端末装置へ送信する処理までの一切の処理を、送信側端末装置において一括して行うようにしたものである。
図12は、この発明の第3の実施形態に係わる情報伝達システムで使用される送信側端末装置TM1の構成を示すブロック図であり、前記図2と同一部分には同一符号を付してある。なお、サーバ装置SV及び受信側端末装置TM2については、前記図4及び図7を用いて説明を行う。
送信側端末装置TM1のプログラムメモリ13Bには、この発明を実施するために必要なアプリケーション・プログラムとして、読み取り制御プログラム131と、識別子認識処理プログラム132と、送信制御プログラム133に加えて、データベース検索プログラム134と、提示データ編集プログラム135が新たに格納されている。
このうち、先ずデータベース検索プログラム134は次のような処理をCPU11に実行させる。すなわち、上記識別子認識処理プログラム132により認識された送り元及び宛先を表す各識別子のIDコードをもとに、通信ネットワークNWを介してサーバ装置SVのデータベース25をアクセスし、その利用者テーブル251から該当する利用者の属性情報を検索して取得する。またそれと共に、上記認識された定型文の種類を表す識別子のIDコードをもとに、通信ネットワークNWを介してサーバ装置SVのデータベース25をアクセスし、その通信内容テーブル252から該当する定型文のコンテンツ情報を検索して取得する。
提示データ編集プログラム135は、上記データベース検索プログラム134によりサーバ装置SVのデータベース25から取得された利用者の属性情報及びコンテンツ情報と、上記スキャナ17により読み取った送信シートST1の電子化データに含まれる手書き自由文データとをもとに、受信側の利用者に提示するための平文からなる提示データを編集する処理を、上記CPU11に実行させる。
送信制御プログラム133は、次のような処理を上記CPU11に実行させる。すなわち、先ず上記提示データ編集プログラム135により編集された提示データを符号化したのちパケット化する。そして、このパケットを上記サーバ装置SVのデータベース25から取得した宛先となる利用者の属性情報(アドレス)をもとに、通信I/F15から宛先の受信側端末装置TM2に向けて通信ネットワークNWへ送信させる。
次に、上記サーバ装置SVを用いたシステムの情報伝達動作を説明する。図13は、当該システムの送信端末装置TM1、サーバ装置SV及び受信側端末装置TM2の処理手順と処理内容を示すフローチャートである。
利用者が送信シートST1を送信側端末装置TM1のスキャナ17にセットし、この状態で入力デバイス19の送信ボタンを押下すると、送信側端末装置TM1のCPU11は、図13に示すように先ずステップS131においてスキャナ17を動作させて上記送信シートST1を読み取らせ、その電子化データをスキャナI/F16からデータメモリ14に転送し保存させる。
次に送信側端末装置TM1のCPU11は、ステップS132において、上記送信シートST1に対し予め設定された送り元IDエリアE1、宛先IDエリアE2及び通信内容エリアE3のシールエリアE4の各位置座標(Xi,Yj)に基づいて、上記データメモリ14に保存された送信シートST1の電子化データから、送り元、宛先及び定型文の種類を表す各識別子のコード(IDコード)を認識する。
続いて送信側端末装置TM1のCPU11は、ステップS133において、送り元及び宛先を表す識別子の各IDコードをキーとして、通信ネットワークNWを介してサーバ装置SVのデータベース25をアクセスする。これに対しサーバ装置SVのCPU21は、上記IDコードが到来すると、ステップS134により利用者情報テーブル251から該当する送り元及び宛先の利用者属性情報を読み出し、この読み出した利用者属性情報を送信側端末装置TM1へ返送する。またそれと共に、送信側端末装置TM1のCPU11が、定型文の種類を表す識別子のIDコードをキーとしてサーバ装置SVのデータベース25をアクセスすると、サーバ装置SVのCPU21は、ステップS134において通信内容テーブル252から該当する定型文のコンテンツ情報を読み出し、この読み出したコンテンツ情報を送信側端末装置TM1へ返送する。
上記利用者属性情報及びコンテンツ情報の取得を終了すると、送信側端末装置TM1のCPU11はステップS135において、上記データベース25の検索処理により取得された送り元及び宛先となる利用者の属性情報と、定型文のコンテンツ情報と、上記送信シートST1の手書きエリアE5に記載された自由文の電子化データとをもとに、受信側の利用者に提示するための平文からなる提示データを編集する。この提示データの編集には、前記第1の実施形態で述べた処理と同じ処理が用いられる。そして、CPU11はステップS136に移行し、上記編集された提示データを符号化したのちパケット化する。そして、上記利用者情報テーブル251から検索した宛先となる利用者の属性情報(アドレス)をもとに、上記パケットを通信I/F15から宛先の受信側端末装置TM2に向けて通信ネットワークNWへ送信させる。
これに対し受信側端末装置TM2のCPU31は、上記送信側端末装置TM1から自端末宛てのパケットが到来すると、このパケットをステップS137で受信してデパケットしたのちデータメモリ34に記憶させる。そして、ステップS138において、上記データメモリ34に記憶された提示データを復号したのち、入出力I/F36を介してプリンタ39に供給して受信シートST2に印刷させる。
以上述べたように第3の実施形態によれば、前記第1及び第2の実施形態と同様に、送信側の利用者は煩雑なダイヤル操作やメールアドレスの入力操作をまったく行うことなく、簡単かつ正確に通信文を送信することが可能となる。また、通信内容に定型文を含める場合には、その種類を表す識別子が記載されたIDシールSL3を貼付するだけで、定型文を入力操作や手書き操作を行うことなく簡単に送信することができる。
また、受信側端末装置TM2では、受信側利用者が判読可能なように平文に編集された提示データが受信シートST2に印刷されて出力される。このため、受信側の利用者は上記受信シートST2に印刷された平文の提示データにより、送り元及び宛先の利用者名と通信内容をそのまま判読することが可能となる。
さらに第3の実施形態では、送信シートST1の読み取り処理から、この読み取り処理により得られた電子化データから各識別子のコードを認識する処理、認識したIDコードをもとにサーバ装置SVのデータベース25をアクセスして利用者属性情報及びコンテンツ情報を検索して取得する処理、提示データを編集して受信側端末装置TM2へ送信する処理までの一切の処理が、送信側端末装置TM1において一括して行われる。このため、利用者数が増加してトラフィックが増加した場合でも、サーバ装置SVの処理負荷の増加を抑制して伝送遅延が発生しにくい安定したシステムを提供することができる。
(第4の実施形態)
この発明の第4の実施形態は、送信シートの読み取り処理、宛先を表す識別子コードの認識処理、認識したIDコードをもとにサーバ装置のデータベースから宛先の利用者属性情報を検索し取得する処理、及び上記読み取った送信シートの電子化データを受信側端末装置へ送信する処理を送信側端末装置において行い、送信側端末装置から伝送されたデータを受信する処理、受信した電子化データから識別子コードを認識する処理、認識したIDコードをもとにサーバ装置のデータベースから利用者属性情報及び定型文のコンテンツ情報を検索し取得する処理、取得した利用者属性情報及びコンテンツ情報等をもとに提示データを編集して受信シートを印刷出力する処理を受信側端末装置で行うようにしたものである。
図14は、この発明の第4の実施形態に係わる情報伝達システムで使用される受信側端末装置TM2の構成を示すブロック図であり、前記図7と同一部分には同一符号を付してある。なお、送信側端末装置TM1及びサーバ装置SVについては、前記図12及び図4を用いて説明を行う。
送信側端末装置TM1は、識別子認識プログラム132により、読み取った送信シートST1の電子化データから宛先を表す識別子コードのみを認識する。そして、データベース検索プログラム134により、上記認識された宛先のIDコードをもとにサーバ装置SVのデータベース25から宛先の利用者属性情報を検索して取得する。さらに、送信制御プログラム133により、上記読み取った送信シートの電子化データ及び上記データベース25から取得した宛先の利用者属性情報を、当該宛先の利用者属性情報をもとに受信側端末装置TM2へ送信する。
受信側端末装置TM2のプログラムメモリ33Bには、この発明を実施するために必要なアプリケーション・プログラムとして、受信制御プログラム331と、受信シート出力制御プログラム332に加えて、識別子認識処理プログラム333と、データベース検索プログラム334と、提示データ編集プログラム335が新たに格納されている。
このうち、先ず識別子認識処理プログラム333は、送信側端末装置TM1から送られた送信シートST1の電子化データから、送り元及び定型文の種類を表す各識別子のコード(IDコード)を認識する処理を、上記CPU31に実行させる。上記各識別子の記載エリアの特定は、予め記憶しておいた各エリアE1,E4の座標(図3に図示した(Xi,Yj))をもとに行う。
データベース検索プログラム334は次のような処理をCPU31に実行させる。すなわち、上記識別子認識処理プログラム333により認識された送り元を表す識別子のIDコードをもとに、通信ネットワークNWを介してサーバ装置SVのデータベース25をアクセスし、その利用者テーブル251から該当する利用者の属性情報を検索して取得する。またそれと共に、上記認識された定型文の種類を表す識別子のIDコードをもとに、通信ネットワークNWを介してサーバ装置SVのデータベース25をアクセスし、その通信内容テーブル252から該当する定型文のコンテンツ情報を検索して取得する。
提示データ編集プログラム335は、上記データベース検索プログラム334によりサーバ装置SVのデータベース25から取得した送り元の利用者の属性情報及び定型文のコンテンツ情報と、送信側を端末装置TM1から送られた宛先の利用者属性情報と、同じく送信側端末装置TM1から送られた送信シートST1の電子化データに含まれる手書き自由文データとをもとに、受信側の利用者に提示するための平文からなる提示データを編集する処理を、上記CPU31に実行させる。
受信シート出力制御プログラム332は、上記提示データ編集プログラム335により編集された提示データを用紙に印刷してこれを受信シートST2として出力する。
次に、上記受信側端末装置TM2を用いたシステムの情報伝達動作を説明する。図15は、当該システムの送信端末装置TM1、サーバ装置SV及び受信側端末装置TM2の処理手順と処理内容を示すフローチャートである。
利用者が送信シートST1を送信側端末装置TM1のスキャナ17にセットし、この状態で入力デバイス19の送信ボタンを押下すると、送信側端末装置TM1のCPU11は、図15に示すように先ずステップS151においてスキャナ17を動作させて上記送信シートST1を読み取らせ、その電子化データをスキャナI/F16からデータメモリ14に転送し保存させる。
次にCPU11は、ステップS152において、上記送信シートST1に対し予め設定された宛先IDエリアE2の位置座標(Xi,Yj)に基づいて、上記データメモリ14に保存された送信シートST1の電子化データから、宛先を表す識別子のコード(IDコード)を認識する。そしてステップS153において、宛先を表す識別子のIDコードをキーとして、通信ネットワークNWを介してサーバ装置SVのデータベース25をアクセスする。
これに対しサーバ装置SVのCPU21は、ステップS154により上記IDコードに対応する利用者属性情報を利用者情報テーブル251から読み出し、この利用者属性情報を送信側端末装置TM1へ返送する。送信側端末装置TM1のCPU11は、ステップS155により、先に読み取った送信シートST1の電子化データを符号化する。そして、この符号化された電子化データと上記サーバ装置SVのデータベース25から取得した宛先の利用者属性情報とをパケット化し、このパケットを上記宛先の利用者属性情報(アドレス)をもとに受信側端末装置TM2へ向け通信ネットワークNWへ送信する。
一方、受信側端末装置TM2のCPU31は、上記送信側端末装置TM1から自端末宛てのパケットが到来すると、このパケットをステップS156で受信してデパケットしたのちデータメモリ34に記憶させる。次に受信側端末装置TM2のCPU31は、ステップS157において、上記データメモリ14に保存された送信シートST1の電子化データから、送り元及び定型文の種類を表す各識別子のコード(IDコード)を認識する。なお、この認識処理は、予め記憶されている送り元IDエリアE1及びシールエリアE4の座標をもとに行われる。
続いて受信側端末装置TM2のCPU31は、ステップS158において、送り元を表す識別子のIDコードをキーとして、通信ネットワークNWを介してサーバ装置SVのデータベース25をアクセスする。これに対しサーバ装置SVのCPU21は、上記IDコードが到来すると、ステップS159により利用者情報テーブル251から該当する送り元の利用者属性情報を読み出し、この読み出した利用者属性情報を受信側端末装置TM2へ返送する。またそれと共に、受信側端末装置TM2のCPU31が、定型文の種類を表す識別子のIDコードをキーとしてサーバ装置SVのデータベース25をアクセスすると、サーバ装置SVのCPU21は、ステップS159において通信内容テーブル252から該当する定型文のコンテンツ情報を読み出し、この読み出したコンテンツ情報を受信側端末装置TM2へ返送する。
上記利用者属性情報及びコンテンツ情報の取得を終了すると、受信側端末装置TM2のCPU31は、ステップS160において、上記データベース25の検索処理により取得された送り元となる利用者の属性情報と、定型文のコンテンツ情報と、先に送信側端末装置TM1から送られた宛先の利用者属性情報と、同じく送信側端末装置TM1から送られた送信シートST1の電子化データとをもとに、受信側の利用者に提示するための平文からなる提示データを編集する。この提示データの編集には、前記第1の実施形態で述べた処理と同じ処理が用いられる。そして、CPU31はステップS161に移行し、上記編集された提示データを入出力I/F36を介してプリンタ39に供給して用紙に印刷させ、この用紙を受信シートST2として出力させる。
以上述べたように第4の実施形態によれば、前記第1乃至第3の実施形態と同様に、送信側の利用者は煩雑なダイヤル操作やメールアドレスの入力操作をまったく行うことなく、簡単かつ正確に通信文を送信することが可能となる。また、通信内容に定型文を含める場合には、その種類を表す識別子が記載されたIDシールSL3を貼付するだけで、定型文を入力操作や手書き操作を行うことなく簡単に送信することができる。
また、受信側端末装置TM2では、受信側利用者が判読可能なように平文に編集された提示データが受信シートST2に印刷されて出力される。このため、受信側の利用者は上記受信シートST2に印刷された平文の提示データにより、送り元及び宛先の利用者名と通信内容をそのまま判読することが可能となる。
さらに第4の実施形態では、識別子の認識処理及びサーバ装置SVのデータベース25に対するアクセス処理を送信側端末装置TM1と受信側端末装置TM2とで分担し、かつ提示データの編集処理を受信側端末装置TM2で行うようにしたので、送信側端末装置TM1、受信側端末装置TM2及びサーバ装置SVのいずれか一つに対する処理負荷の集中を防止することができる。
(第5の実施形態)
この発明の第5の実施形態は、受信側端末装置に返信シートの編集・出力機能を設け、返信シートの出力操作が行われた場合に、送信側端末装置から送られた送信シートの電子化データより送り元の識別子の電子化データを抽出して、これを返信シートの宛先IDエリアに印刷するようにしたものである。
図16は、この発明の第5の実施形態に係わる情報伝達システムで使用される受信側端末装置TM2の構成を示すブロック図である。なお、同図において前記図7と同一部分には同一符号を付して詳しい説明は省略する。
この実施形態に係わる受信側端末装置TM2は、スキャナインタフェース(スキャナI/F)40と、このスキャナI/F40に接続されるスキャナ41を備えている。これらのスキャナ41及びスキャナI/F40は、セットされた返信シートを読み取ってその電子化データを出力する。
プログラムメモリ33Cには、この発明を実施するために必要なアプリケーション・プログラムとして、受信制御プログラム331と、受信シート出力制御プログラム332に加えて、返信シート編集・出力プログラム336が新たに格納されている。
返信シート編集・出力プログラム336は、入力デバイス37の返信ボタンが押下された場合に、送信側端末装置TM1から送られた送信シートの電子化データより送り元を表す識別子の電子化データを抽出し、この抽出した電子化データを返信シートの宛先IDエリアにプリンタ39で印刷させる処理を、上記CPU31に実行させる。
次に、以上のように構成された受信側端末装置TM2の動作を説明する。図17はその処理手順と処理内容を示すフローチャートである。
受信側端末装置TM2のCPU31は、サーバ装置SV又は送信側端末装置TM1から提示データが挿入された自端末宛てのパケットが到来すると、このパケットをステップS171で受信してデパケットしたのちデータメモリ34に記憶させる。そして、ステップS172において、上記データメモリ34に記憶された提示データを復号したのち、入出力I/F36を介してプリンタ39に供給して受信シートST2に印刷させる。また、入力デバイス37において表示操作が行われた場合には、CPU31は上記提示データをデータメモリ34から読み出して表示デバイス38に表示させる。
さて、この状態で受信側の利用者が、返信文を記載した返信シートを送信するべく、入力デバイス37において返信ボタンを押下したとする。そうすると受信側端末装置TM2のCPU31は、ステップS173からステップS174に移行し、ここで先ずデータメモリ34に記憶されている送信シートST1の電子データ中から、送り元の識別子の電子化データを抽出する。
次に、ステップS175において、上記抽出された送り元の識別子の電子化データを宛先を表す識別子として含む返信用データを編集する。例えば、葉書又は手紙の便箋に相当する定型サイズの印刷ページを設定し、この印刷ページの宛先IDエリアに上記送り元の識別子の電子化データが位置するように編集する。なお、上記返信用データを編集する際に、受信側利用者を表す識別子の電子化データを受信された送信シートST1の電子化データから抽出し、この電子化データを上記印刷ページの送り元IDエリアに配置してもよい。
以上のようにして返信シートがプリントアウトされると、受信側の利用者はこのプリントアウトされた返信シートの定型文用シールエリアに、所望の定型文の種類を表す識別子が印刷された通信内容IDシールを貼付する。なお、この通信内容IDシールは、別途用意されたシール帳から選択される。また、必要に応じて上記返信シートの手書きエリアに自由文を手書きする。そうして返信シートの作成が終了すると、利用者はこの返信シートをスキャナ41にセットし、送信ボタンを押下する。
そうすると受信側端末装置TM2のCPU31は、スキャナ41及びスキャナI/F40により上記返信シートを読み取り、その電子化データを符号化しさらにパケット化したのち、サーバ装置SV経由で或いは直接送信側端末装置TM1へ送信する。この受信側端末装置TM2による返信シートの返信処理手順及び処理内容は、前記第1乃至第4の実施形態で述べた送信側端末装置TM1による送信シートST1の送信処理手順及び処理内容と同じである。また、上記返信シートの電子化データが送信側端末装置TM1に伝送されて表示又はプリントアウトされるまでのサーバ装置SV及び送信側端末装置TM1の動作も、前記第1乃至第4の実施形態で述べたものと同じである。
以上述べたように第5の実施形態では、返信ボタンの押下に応じて、送信側端末装置TM1から送られた送信シートST1の電子化データより送り元の識別子の電子化データを抽出し、これを返信シートの宛先IDエリアに印刷するようにしている。したがって、受信側の利用者が返信シートを作成して返送しようとする場合に、利用者は自ら宛先IDシールを貼付する必要がなくなる。また、同時に上記受信された送信シートST1の電子化データより宛先の識別子の電子化データを抽出し、これを返信シートの送り元IDエリアに印刷することにより、利用者は返信シートに送り元IDシールを貼付する必要もなくなる。このため、返信メッセージについても、端末装置におけるキー操作等を行うことなく簡単に、かつ宛先を誤ることなく常に正確に送信することが可能となる。
(その他の実施形態)
前記第5の実施形態では、返信ボタンの押下に応じて、送信側端末装置TM1から送られた送信シートST1の電子化データより送り元の識別子の電子化データを抽出し、これを返信シートの宛先IDエリアに印刷するようにしたが、必ずしもこれに限定されるものではない。
例えば、受信シートの特定エリアに剥離可能なシールエリアを設ける。そして、送信側端末装置TM1から送られた送信シートST1の電子化データより送り元の識別子の電子化データを抽出し、上記受信シートを印刷する際に、上記抽出した識別子の電子化データを上記シールエリアに印刷する。このようにすると、返信シートを作成する際に利用者は、上記受信シートのシールエリアに印刷された送り元の識別子のシールを剥離して、これを返信シートの宛先IDエリアに貼付することが可能となる。また、同様に送信シートST1の電子化データより宛先の識別子の電子化データを抽出して、これを受信シートのシールエリアに印刷するようにしてもよい。このようにすると、上記受信シートのシールエリアに印刷された宛先の識別子のシールを剥離して、これを返信シートの送り元IDエリアに貼付することが可能となる。
また、送信シートST1の電子化データから送り元の識別子の電子化データを抽出し、この抽出した識別子の電子化データを受信シートの特定エリアに印刷する。そして、返信シートをスキャナで読み取らせる際に、上記印刷された受信シートを上記返信シートと関連付けて読み取らせる。具体的には、返信シートと受信シートとを連続するページとして読み取らせる。受信側端末装置は、上記読み取られた受信シートの電子化データから上記特定エリアに印刷された送り元の識別子の電子化データを抽出し、この抽出した識別子の電子化データを上記読み取られた返信シートの宛先IDエリアに電子的に貼り付ける。
同様に、送信シートST1の電子化データから宛先の識別子の電子化データを抽出し、この抽出した宛先の識別子の電子化データを受信シートの特定エリアに印刷する。そして、返信シートと受信シートとをスキャナにより連続して読み取らせ、この受信シートの特定エリアに印刷された宛先の識別子の電子化データを抽出して、これを返信シートの送り元IDエリアに電子的に貼り付ける。
以上のようにすると利用者は、返信シートを作成する際に、宛先の識別子が印刷された宛先IDシールや、送り元の識別子が印刷されたIDシールを返信シートに貼付する作業が不要となる。
前記各実施形態では、送信シートST1に送り元IDエリアE1、宛先IDエリアE2、通信内容エリアE3、シールエリアE4及び手書エリアE5を設定し、これらの決められたエリアにIDシールを貼付するか又は自由文を記載するようにした。しかし、これに限定されるものではなく、IDシートにその種別を表すコード、つまり送り元、宛先、通信内容を表すコードを付加し、この種別付きIDシートを送信シートに貼付するようにしてもよい。このようにすると、送信シートにエリアを設ける必要がなくなり、利用者が送信シートの任意の位置にIDシールを貼付することが可能となる。
また、前記各実施形態では上記各エリアE1〜E5を座標(Xi,Yj)により定義し、識別子を認識する際にはこの座標をもとに各エリアE1〜E5を認識して識別子コードを認識するようにした。しかし、これに限定されるものではなく、座標を定義する代わりに送信シートST1上に各エリアE1〜E5を表すマークを印刷しておき、このマークをもとに各エリアE1〜E5を認識して当該エリア内の識別子コードを認識するようにしてもよい。
さらに、前記各実施形態では識別子と利用者属性情報とを1対1に対応付けたが、一つの識別子に複数の両者属性情報を対応付けてもよく、また1枚の送信シートに複数の識別子を貼付してもよい。さらに、前記各実施形態では送り元、宛先及び定型文の種類を表す各識別子をシールとしてシール帳に用意しておき、利用者が所望のシールを選択して送信シートST1に貼付するようにした。しかし、送信シートに予め上記送り元、宛先及び定型文の種類を表す各識別子を印刷しておいてもよい。さらに、IDシールとして二次元バーコードを使用する以外に、QRコードなどの二次元コードを使用してもよい。その他、識別子としてはバーコード等の光学的に読み取るもの以外に、無線タグに記憶させた無線コードとし、これを無線タグリーダにより読み取らせるようにしてもよい。また、識別子としてはコード以外にマークやサムネイル画像、利用者のニックネームを用いてもよく、さらに画像としては四季を表す草花や風景、犬や猫などのペット、イラスト、図柄を用いてもよい。また色を異ならせるようにしてもよい。
また、前記各実施形態では利用者情報テーブル251及び通信内容テーブル252を1個のデータベース25に設けたが、別々のデータベースに設けてもよく、さらには複数のサーバ装置SVに分散して配置してもよい。また、データベース25を設けたサーバ装置と、提示データを編集する機能を備えたサーバ装置とを別にしてもよい。
さらに、識別子の認識時、又は識別子コードに基づくデータベース検索時にエラーが発生した場合には、送信側端末装置TM1にエラーメッセージを表示させるようにしてもよい。エラーが発生した場合の例としては、送信シートST1に識別子が貼付又は印刷されていない、該当する識別コードがデータベースに登録されていない等がある。
また、前記各実施形態では送信側端末装置及び受信側端末装置として、通信ネットワークに対し有線回線を介して接続されるパーソナル・コンピュータを使用した場合を例にとって説明したが、通信ネットワークに対し無線回線を介して接続される携帯電話機やPDA(Personal Digital Assistant)、ノート型パーソナル・コンピュータなどの携帯端末を使用してもよい。
その他、送信シート、受信シート及び返信シートのフォーマットや、各端末装置及びサーバ装置の種類や構成、その処理手順と処理内容、通信ネットワークの構成などについても、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。
要するにこの発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、各実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記各実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、各実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
この発明の第1の実施形態に係る情報伝達システムの構成を示す概略構成図である。 図1に示したシステムで使用される送信側端末装置の構成を示すブロック図である。 図1に示したシステムで使用される送信シートのフォーマットを示す図である。 図1に示したシステムで使用されるサーバ装置の構成を示すブロック図である。 図4に示したサーバ装置に設けられる利用者情報テーブルの一例を示す図である。 図4に示したサーバ装置に設けられる通信内容情報テーブルの一例を示す図である。 図1に示したシステムで使用される受信側端末装置の構成を示すブロック図である。 図4に示したサーバ装置で編集される受信シートの一例を示す図である。 図1に示したシステムにおける送信端末装置、サーバ装置、受信側端末装置の処理手順と処理内容を示すフローチャートである。 この発明の第2の実施形態に係る情報伝達システムで使用されるサーバ装置の構成を示すブロック図である。 この発明の第2の実施形態に係る情報伝達システムにおける送信端末装置、サーバ装置、受信側端末装置の処理手順と処理内容を示すフローチャートである。 この発明の第3の実施形態に係る情報伝達システムで使用される送信側端末装置の構成を示すブロック図である。 この発明の第3の実施形態に係る情報伝達システムにおける送信端末装置、サーバ装置、受信側端末装置の処理手順と処理内容を示すフローチャートである。 この発明の第4の実施形態に係る情報伝達システムで使用される受信側端末装置の構成を示すブロック図である。 この発明の第4の実施形態に係る情報伝達システムにおける送信端末装置、サーバ装置、受信側端末装置の処理手順と処理内容を示すフローチャートである。 この発明の第5の実施形態に係る情報伝達システムで使用される受信側端末装置の構成を示すブロック図である。 図16に示した受信側端末装置の処理手順と処理内容を示すフローチャートである。
符号の説明
TM1…送信側端末装置TM1…受信側端末装置、SV…サーバ装置、NW…通信ネットワーク、ST1…送信シート、ST2…受信シート、11,21,31…CPU、12,22,32…バス、13A,13B,23A,23B,33A,33B,33C…プログラムメモリ、14,34…データメモリ、15,24,35…通信インタフェース、16,40…スキャナインタフェース、17,41…スキャナ、18,36…入力インタフェース、19,37…入力デバイス、20,38…表示デバイス、25…データベース、39…プリンタ、131…読み込み制御プログラム、132,235,333…識別子認識処理プログラム、133,234,…送信制御プログラム、231,331…受信制御プログラム、134,232,334…データベース検索プログラム、135,233,335…受信シート編集プログラム、332…受信シート出力制御プログラム、336…返信シート送信制御プログラム。

Claims (7)

  1. 送り元となる利用者が使用する第1の端末装置と、宛先となる利用者が使用する第2の端末装置と、サーバ装置とを通信ネットワークを介して接続可能とした情報伝達システムであって、
    前記第1の端末装置は、
    送り元を表す第1の識別子、宛先を表す第2の識別子、及び通信内容の少なくとも一部を表す第3の識別子が記載された送信シートを読み取って、当該送信シートの電子化データを出力する手段と、
    前記出力された送信シートの電子化データから前記各識別子を認識する手段と、
    前記送信シートの電子化データ及び前記認識された各識別子のデータを、前記通信ネットワークを介して前記サーバ装置へ送信する手段と
    を備え、
    前記サーバ装置は、
    前記第1及び第2の識別子のデータに対応付けて前記送り元及び宛先に対応する利用者の属性情報を記憶した利用者情報記憶手段と、
    前記第3の識別子のデータに対応付けて前記通信内容を表すコンテンツ情報を記憶した通信内容記憶手段と、
    前記第1の端末装置から送信されたデータを受信する手段と、
    前記受信された第1の及び第2の識別子のデータをもとに、前記利用者情報記憶手段から該当する利用者の属性情報を検索する手段と、
    前記受信された第3の識別子の認識データをもとに、前記通信内容記憶手段から該当するコンテンツ情報を検索する手段と、
    前記検索された利用者の属性情報及びコンテンツ情報をもとに、当該情報を宛先となる利用者に提示するための提示データを編集する編集手段と、
    前記編集された提示データを、前記検索された宛先となる利用者の属性情報をもとに前記通信ネットワークを介して前記第2の端末装置へ送信する手段と
    を備え、
    前記第2の端末装置は、
    前記サーバ装置から送信された提示データを受信する手段と、
    前記受信された提示データを提示出力する手段と
    を備えることを特徴とする情報伝達システム。
  2. 送り元となる利用者が使用する第1の端末装置と、宛先となる利用者が使用する第2の端末装置と、サーバ装置とを通信ネットワークを介して接続可能とした情報伝達システムであって、
    前記第1の端末装置は、
    送り元を表す第1の識別子、宛先を表す第2の識別子、及び通信内容の少なくとも一部を表す第3の識別子が記載された送信シートを読み取って、当該送信シートの電子化データを出力する手段と、
    前記出力された送信シートの電子化データを前記通信ネットワークを介して前記サーバ装置へ送信する手段と
    を備え、
    前記サーバ装置は、
    前記第1及び第2の識別子のデータに対応付けて前記送り元及び宛先を表す利用者の属性情報を記憶した利用者情報記憶手段と、
    前記第3の識別子のデータに対応付けて前記通信内容を表すコンテンツ情報を記憶した通信内容記憶手段と、
    前記第1の端末装置から送信された、前記送信シートの電子化データを受信する手段と、
    前記受信された送信シートの電子化データに含まれる各識別子をそれぞれ認識する手段と、
    前記認識された第1及び第2の識別子のデータをもとに、前記利用者情報記憶手段から該当する利用者の属性情報を検索する手段と、
    前記認識された第3の識別子のデータをもとに、前記通信内容記憶手段から該当するコンテンツ情報を検索する手段と、
    前記検索された利用者の属性情報及びコンテンツ情報をもとに、当該情報を宛先となる利用者に提示するための提示データを編集する編集手段と、
    前記編集された提示データを、前記検索された宛先となる利用者の属性情報をもとに前記通信ネットワークを介して前記第2の端末装置へ送信する手段と
    を備え、
    前記第2の端末装置は、
    前記サーバ装置から送信された提示データを受信する手段と、
    前記受信された提示データを提示出力する手段と
    を備えることを特徴とする情報伝達システム。
  3. 送り元となる利用者が使用する第1の端末装置と、宛先となる利用者が使用する第2の端末装置と、サーバ装置とを通信ネットワークを介して接続可能とした情報伝達システムであって、
    前記サーバ装置は、
    前記送り元を表す第1の識別子及び前記宛先を表す第2の識別子のデータに対応付けて、当該送り元及び宛先となる各利用者の属性情報を記憶した利用者情報記憶手段と、
    前記通信内容の少なくとも一部を表す第3の識別子のデータに対応付けて、当該通信内容を表すコンテンツ情報を記憶した通信内容記憶手段と
    を備え、
    前記第1の端末装置は、
    前記第1、第2及び第3の各識別子が記載された送信シートを読み取って、当該送信シートの電子化データを出力する手段と、
    前記出力された送信シートの電子化データに含まれる前記各識別子を認識する手段と、
    前記認識された各識別子のデータをもとに前記サーバ装置の利用者情報記憶手段及び通信内容記憶手段に対しアクセスし、これらの記憶手段からそれぞれ前記第1及び第2の識別子に対応する利用者の属性情報と、前記第3の識別子に対応するコンテンツ情報を取得する手段と、
    前記取得された利用者の属性情報及びコンテンツ情報をもとに、当該情報を宛先となる利用者に提示するための提示データを編集する編集手段と、
    前記編集された提示データを、前記取得された宛先となる利用者の属性情報をもとに前記通信ネットワークを介して前記第2の端末装置へ送信する手段と
    を備え、
    前記第2の端末装置は、
    前記第1の端末装置から送信された提示データを受信する手段と、
    前記受信された提示データを提示出力する手段と
    を備えることを特徴とする情報伝達システム。
  4. 送り元となる利用者が使用する第1の端末装置と、宛先となる利用者が使用する第2の端末装置と、サーバ装置とを通信ネットワークを介して接続可能とした情報伝達システムであって、
    前記サーバ装置は、
    前記送り元を表す第1の識別子及び前記宛先を表す第2の識別子のデータに対応付けて、当該送り元及び宛先となる各利用者の属性情報を記憶した利用者情報記憶手段と、
    前記通信内容の少なくとも一部を表す第3の識別子のデータに対応付けて、当該通信内容を表すコンテンツ情報を記憶した通信内容記憶手段と
    を備え、
    前記第1の端末装置は、
    前記第1、第2及び第3の各識別子が記載された送信シートを読み取って、当該送信シートの電子化データを出力する手段と、
    前記出力された電子化データから前記第2の識別子を認識する手段と、
    前記認識された第2の識別子のデータをもとに前記サーバ装置の利用者情報記憶手段に対しアクセスし、この利用者情報記憶手段から前記第2の識別子に対応する利用者の属性情報を取得する手段と、
    前記出力された送信シートの電子化データを、前記取得された第2の識別子に対応する利用者の属性情報をもとに前記通信ネットワークを介して前記第2の端末装置へ送信する手段と
    を備え、
    前記第2の端末装置は、
    前記第1の端末装置から送信された送信シートの電子化データを受信する手段と、
    前記受信された送信シートの電子化データから前記第3の識別子を認識する手段と、
    前記認識された第3の識別子のデータをもとに前記サーバ装置の通信内容記憶手段に対しアクセスし、当該通信内容記憶手段から該当するコンテンツ情報を取得する手段と、
    前記受信された第2の識別子に対応する利用者の属性情報及び前記取得されたコンテンツ情報をもとに、当該情報を宛先となる利用者に提示するための提示データを編集する編集手段と、
    前記編集された提示データを提示出力する手段と
    を備えることを特徴とする情報伝達システム。
  5. 前記第2の端末装置は、
    返信シートの作成要求の入力を受け付ける手段と、
    前記返信シートの作成要求が入力された場合に、前記第1の端末装置から送信される送信シートの電子化データから第1の識別子を抽出する手段と、
    前記返信シートを印刷出力する際に、当該返信シートに前記抽出された第1の識別子を返信宛先を表す識別子として印刷させる手段と、
    を、さらに備えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の情報伝達システム。
  6. 前記提示データを提示出力する手段が、当該提示データが記載された受信シートを印刷出力する機能を備え、かつ当該受信シートの少なくとも一部に剥離可能なシール領域が設けられている場合に、
    前記第2の端末装置は、
    返信シートの作成要求の入力を受け付ける手段と、
    前記返信シートの作成要求が入力された場合に、前記第1の端末装置から送信される送信シートの電子化データから第1の識別子を抽出する手段と、
    前記受信シートを印刷出力する際に、当該受信シートのシール領域に前記抽出された第1の識別子を返信宛先を表す識別子として印刷させる手段と
    を、さらに備えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の情報伝達システム。
  7. 前記提示データを提示出力する手段が、当該提示データが記載された受信シートを印刷出力する機能を備える場合に、
    前記第2の端末装置は、
    前記第1の端末装置から送信される送信シートの電子化データから第1の識別子を抽出する手段と、
    前記受信シートを印刷出力する際に、当該受信シートに前記抽出された第1の識別子を印刷させる手段と、
    返信シートを読み取ってその電子化データを返送する際に、前記印刷出力された受信シートを前記返信シートと関連付けて読み取ってその電子化データから前記第1の識別子を前記返信シートの返信宛先を表す識別子として認識する手段と
    を、さらに備えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の情報伝達システム。
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