JP2014241111A - 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】煩雑な操作を必要とすることなく、投稿コンテンツの適切な投稿先を決定する仕組みを提供することを目的とする。【解決手段】投稿対象の投稿コンテンツからキーワードを抽出するキーワード抽出手段と、投稿コンテンツの投稿ユーザが利用する複数のサービスそれぞれに登録されている複数の登録コンテンツの中から、キーワードを含む登録コンテンツを検索する検索手段と、サービス毎の検索結果に基づいて、複数のサービスの中から、投稿コンテンツの投稿先となるサービスを決定する投稿先決定手段とを有することによって課題を解決する。【選択図】図4

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
従来、PC等の情報処理装置は、ネットワーク上のWebサーバに接続し、Webサーバにより提供されるコンテンツ又は機能を、自身が備えるWebブラウザ又は専用のアプリケーションを介して利用することができる。
最近では、スキャナやプリンタ等を備えたMFP(Multi Function Peripheral)の中にも、上述したようなWebブラウザ又は専用のアプリケーションを備えているものがある。このようなMFPは、Webサーバにより提供されるコンテンツを操作画面に表示し、ユーザからの各種指示を受け付ける。
ところで、情報処理装置を取り巻くネットワーク環境は、近年大きく変化している。例えば、多数のWebサービス提供者による様々なサービスがインターネットを介して提供されている。コミュニケーション手段を提供するソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)もその一つである。
SNSとは、社会的ネットワークをインターネット上で構築するサービスの事である。SNSの主目的は、人と人のコミュニケーション手段を提供することである。ユーザは、SNSを利用して、文書ファイル等の情報を他のユーザとの間で共有することができる。
従来から多くのユーザに利用されているコミュニケーションツールとして、電子メールが知られている。電子メールとSNSとを比べると、電子メールにはいくつかの問題点が存在する。まず、電子メールは、手紙を電子的に置き換えたものであり、1対1の対話が基本である。このため、電子メールは、多くの人に同時にその内容を伝えることや(1対多)、多くの人が同時にコミュニケーションすること(多対多)が不得意である。
さらに電子メールにおいては、1対多の場合、送信先をユーザが自ら指定する必要があり、手間がかかる。一方、SNSでは、ユーザは、相手を意識することなく情報を発信することができる。
また、電子メールは、リアルタイム性に欠ける。ユーザは、送信した電子メールに対する返信がいつ届くかわからず、不便である。一方、SNSにおいては、ユーザは、相手がリアルタイムに情報を閲覧することができる状況かどうか容易に把握することができる。
さらに、電子メールは、他のアプリケーションとの融合も難しい。一方、SNSは、タスク管理、スケジュール管理、文書編集等のツールと簡単にコラボレーションすることが可能である。
SNSは以上のような利点を有しており、SNSをコミュニケーションツールとして利用する個人又は企業は、近年かなり増加している。SNSの普及により、インターネット上では様々なSNSが続々と登場している。例えば、一般的なユーザの間のコミュニケーションを促進するSNSとしては、Twitter(登録商標)、Facebook(登録商標)等が挙げられる。また、社員同士等限られたコミュニティにおけるコミュニケーションを促進するSNSとしては、Chatter(登録商標)、Yammer(登録商標)等が挙げられる。
ユーザは、複数のSNSサイトのアカウントを所有し、利用する場面に合わせて希望のSNSサービスを選択することが可能となっている。1人のユーザが複数のSNSサービスを利用する例としては、ある一般ユーザがTwitter及びFacebook両方のアカウントを所有し、趣味毎に使い分けるような場合がある。
MFPが、SNSサービスと連携処理を行う例としては、複数のSNSサービスを利用するユーザが、MFPを使用してイベントの開催案内をスキャンし、スキャン内容を投稿する例が挙げられる。この場合、複数のSNSサービスを利用するユーザは、いずれのサービスにスキャン内容を投稿するか選択したい場合もある。
また、ある企業の社員が社内でのコミュニケーションにはChatterを利用し、連携先とのやり取りにはYammerを利用する場合もある。このような社員がMFPを利用してファクスを送信する際に、送信ファクス文書の内容に応じて、適切な通知先のSNSサービスを選択することを希望する場合もある。
これらの要望に対応すべく、情報処理装置においては、様々なWebサービスと連携してユーザのニーズに応じることのできるソリューションを提供することが重要となっている。
例えば、特許文献1には、様々なWebサービスが提供するネットワーク・インターフェースを専用の外部装置において共通の形式に変換する通信方法が開示されている。この方法を利用することにより、ユーザは複数のWebサービス間の違いを意識することなく、複数のWebサービスを利用することが可能となる。また、特許文献2には、文書ファイルの内容に従い、転送先を自動的に判断する方法が開示されている。
特開2012−63972号公報 特開平7−273922号公報
しかしながら、特許文献1の方法では、ユーザは利用するWebサービスを選択する必要があり、手間がかかるという問題がある。また、例えば受信したファクス文書の内容に応じて自動的に異なるWebサービスに転送する等自動的に投稿先を選択する技術の提供が望まれている。
これに対し、特許文献2には、転送先を自動的に判断する方法が開示されている。しかしながら、特許文献2の方法では、受信者の氏名等の情報を予め登録し、登録した情報を適宜更新する必要があり、手間がかかるという問題がある。
本発明はこのような問題点に鑑みなされたもので、煩雑な操作を必要とすることなく、投稿コンテンツの適切な投稿先を決定する仕組みを提供することを目的とする。
そこで、本発明は、情報処理装置であって、投稿対象の投稿コンテンツからキーワードを抽出するキーワード抽出手段と、前記投稿コンテンツの投稿ユーザが利用する複数のサービスそれぞれに登録されている複数の登録コンテンツの中から、前記キーワードを含む登録コンテンツを検索する検索手段と、前記サービス毎の検索結果に基づいて、前記複数のサービスの中から、前記投稿コンテンツの投稿先となるサービスを決定する投稿先決定手段と有することを特徴とする。
本発明によれば、煩雑な操作を必要とすることなく、投稿コンテンツの適切な投稿先を決定する仕組みを提供することができる。
情報処理システムを示す図である。 MFPを示す図である。 Webサーバ装置を示す図である。 MFPを示す図である。 ログイン画面の一例を示す図である。 メイン画面の一例を示す図である。 投稿画面の一例を示す図である。 投稿処理を示すフローチャートである。 検索処理を示すフローチャートである。 検索結果管理テーブルの一例を示す図である。 投稿先判断処理を示すフローチャートである。 第2の実施形態にかかるMFPを示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。
(第1実施形態:スキャン)
図1は、第1実施形態にかかる情報処理システムの全体構成を示す図である。情報処理システムは、情報処理装置としてのMFP(Multi Function Peripheral)100と、Webサーバ装置101a,101bとを備えている。MFP100と、Webサーバ装置101a,101bとは、それぞれ互いに通信可能にLAN110に接続されている。MFP100は、さらに公衆回線120に接続し、ファクスの送受信を行う。
Webサーバ装置101a,101bは、SNSを提供するSNSサーバの一例である。図1においては、MFP100が連携するWebサーバ装置として、2つのWebサーバ装置101a,101bを示す。しかし、MFP100が連携するWebサーバ装置の数は、実施の形態に限定されるものではない。以下、「Webサーバ装置101a,101b」を、適宜単に「Webサーバ装置101」と称することとする。
第1実施形態にかかる情報処理システムは、MFP100のスキャン処理により文書データを得る。そして、情報処理システムは、文書データの内容と複数のWebサービスそれぞれに登録されている情報とに応じて、複数のWebサービスのうち適切なWebサービスを決定する。ここで、Webサービスは、Webサーバ装置101により提供されるサービスであり、本実施の形態においては、SNSサービスである。情報処理システムは、決定したWebサービスを提供するWebサーバ装置101に対し、文書データを転送し、又はスキャン操作の旨を通知する。
なお、以下、SNSサービス提供サーバとしてのWebサーバ装置101へのコンテンツの転送及び情報の通知を「投稿」と称することとする。また、投稿対象となるコンテンツを投稿コンテンツと称する。投稿コンテンツとしては、文書データの他、画像データ、ユーザにより入力されたコメント等がある。
本実施形態においては、スキャン処理を例に、情報処理システムが投稿コンテンツの投稿先を決定する処理について説明する。情報処理システムは、MFP100におけるファクス送信、プリント等の対象となるコンテンツを投稿コンテンツとして、同様の処理を行うこともできる。
<MFPの構成>
図2は、MFP100の構成を示す図である。CPU201を含む制御部200は、MFP100全体の動作を制御する。CPU201は、ROM202に記憶された制御プログラムを読み出して読取制御や送信制御等の各種制御を行う。RAM203は、CPU201の主メモリ、ワークエリア等の一時記憶領域として用いられる。
HDD204は、画像データや各種プログラム、各種情報テーブル等を記憶する。操作部I/F205は、操作部209と制御部200とを接続する。操作部209は、タッチパネル機能を有する液晶表示部やキーボード等を有している。モデム213は、公衆回線120及びシステムバス212に接続し、公衆回線120により接続された外部のファクス端末(不図示)とファクス送受信の通信を行う。
後述するMFP100の機能や処理は、CPU201がROM202又はHDD204に格納されている制御プログラムを読み出し、この制御プログラムを実行することにより実現されるものである。
プリンタI/F206は、プリンタ210と制御部200とを接続する。プリンタ210で印刷すべき画像データは、制御部200からプリンタI/F206を介してプリンタ210に転送され、プリンタ210において記録媒体上に印刷される。スキャナI/F207は、スキャナ211と制御部200とを接続する。スキャナ211は、原稿上の画像を読み取って画像データを生成する。スキャナ211は、生成した画像データをスキャナI/F207を介して制御部200に送信する。
ネットワークI/F208は、制御部200(MFP100)をLAN110に接続する。ネットワークI/F208は、LAN110上の外部装置(例えば、Webサーバ装置101)に画像データや情報を送信する処理と、LAN110上の外部装置から各種情報を受信する処理を行う。
<Webサーバ装置の構成>
図3は、Webサーバ装置101の構成を示す図である。CPU301を含む制御部300は、Webサーバ装置101全体の動作を制御する。CPU301は、ROM302に記憶された制御プログラムを読み出して各種制御処理を実行する。RAM303は、CPU301の主メモリ、ワークエリア等の一時記憶領域として用いられる。HDD304は、画像データや各種プログラム、後述する各種情報等を記憶する。
後述するWebサーバ装置101の機能や処理は、CPU301がROM302又はHDD304に格納されている制御プログラムを読み出し、この制御ログラムを実行することにより実現されるものである。
ネットワークI/F305は、制御部300(Webサーバ装置101)をLAN110に接続する。ネットワークI/F305は、LAN110上の他の装置との間で各種情報を送受信する。
<MFP100のソフトウェア構成>
図4は、MFP100の機能構成を示す図である。MFP100は、アプリケーション400を搭載している。より具体的には、アプリケーション400は、MFP100のOS上で動作する。
ただし、アプリケーション400は、直接MFP100のOS上で動作するのではなく、MFP100内の仮想マシン上で動作するアプリケーションであってもよい。アプリケーション400は、例えば、Java(登録商標)の仮想マシン上で動作するアプリケーションであってもよい。
UI制御部401は、操作部209に操作画面を表示するための制御処理を行うソフトウェアモジュールである。UI制御部401は、例えば操作部209から受け取ったユーザの操作に応じて画面を遷移させる。UI制御部401はまた、他のモジュールに操作を依頼する。画像受信部402は、HDD204に格納されている画像データや、スキャナI/F208から受け取った画像データ等を取得するソフトウェアモジュールである。
判断通信モジュール410は、Webサーバ装置101と通信を行うソフトウェアモジュールである。判断通信モジュール410はまた、画像受信部402から画像データを受け取り、受け取った画像データの内容に従って投稿先のWebサービスを決定する。
文字認識部411は、画像受信部402が受信した、投稿コンテンツとしての画像データからテキスト情報を抽出するソフトウェアモジュールである。文字認識部411による文字認識処理については、図8を参照しつつ後述する。キーワード抽出部412は、文字認識部411により抽出されたテキスト情報からキーワードを抽出するソフトウェアモジュールである。なお、キーワードは、投稿コンテンツとしての画像データの投稿先を決定するために利用される。キーワード抽出部412によるキーワード抽出処理については、図8を参照しつつ後述する。
検索部413は、キーワード抽出部412で抽出したキーワードを含む登録コンテンツを検索するソフトウェアモジュールである。ここで、登録コンテンツとは、Webサーバ装置101に投稿され、登録されているコンテンツである。検索部413による検索処理については、図9を参照しつつ後述する。
投稿先判断部414は、検索部413により得られた検索結果に基づいて、投稿先の決定等、投稿先判断にかかる処理を行うソフトウェアモジュールである。投稿先判断部414による投稿先判断処理については、図11を参照しつつ後述する。
通信部415は、Webサーバ装置101と通信を行うソフトウェアモジュールである。通信部415は、他のソフトウェアモジュールからWebサーバ装置101との通信依頼を受け取る。通信部415は、通信依頼を受け取ると、Webサーバ装置101に通信用のリクエストメッセージを生成し、生成したリクエストメッセージを送信する。そして、通信部415は、Webサーバ装置101からリクエストメッセージに対するレスポンスメッセージを受信し、受信したメッセージを解析して依頼元のソフトウェアモジュールに通知する。
なお、通信部415は、通信用のリクエストメッセージを生成する際に必要となる認可情報は、ユーザ情報管理部417から取得する。通信部415が生成する通信用のリクエストメッセージは、Webサービスによりフォーマットが異なることがある。この場合には、通信部415は、適宜フォーマットの変換を行う。
検索結果管理部416は、検索部413で取得した検索結果を格納及び管理するソフトウェアモジュールである。検索結果は、ユーザ毎、SNSサービス毎に格納されている。検索結果管理部416の管理対象の情報については、図10を参照しつつ後述する。
ユーザ情報管理部417は、ユーザがアプリケーションにログインする際の情報、ユーザが利用するWebサーバ装置101の情報、及びWebサーバ装置101と通信するための認可情報を格納及び管理するソフトウェアモジュールである。本実施形態にかかる情報処理システムにおいて利用される認可情報は、認可プロトコルOAuthに従った文字列形式のアクセストークンとする。
<アプリケーションの画面構成>
図5は、アプリケーション400のログイン画面の例を示す図である。ログイン画面は、MFP100のCPU201が制御プログラムを実行することにより、操作部209に表示される。後述するメイン画面及び投稿画面も、同様に、MFP100のCPU201が制御プログラムを実行することにより、操作部209に表示される。ログイン画面500は、アプリケーション400が起動された時に、UI制御部401により操作部209の液晶画面に表示される。
501は、アプリケーション終了ボタンである。ユーザがアプリケーション終了ボタン501を押下すると、アプリケーション400は終了する。502は、ユーザ名入力エリアであって、ユーザがユーザ名を入力するエリアである。503は、パスワード入力エリアであって、ユーザがパスワードを入力するエリアである。入力されたパスワードは自動的に内容が判別できない文字(例えば「*」マーク)に変換される。
504は、ログインボタンである。ユーザがログインボタン504を押下すると、UI制御部401はその押下イベントを受け付ける。UI制御部401は、ユーザ名入力エリア502及びパスワード入力エリア503内の内容に基づいて、ユーザ情報管理部417にユーザの確認を依頼する。ユーザ情報管理部417により、ユーザがアプリケーション400を利用できると判断された場合、操作部209の表示は、ログイン画面500からメイン画面(サービス選択画面)600に遷移する。
505は、メッセージ表示エリアであって、ユーザに対する指示メッセージ、入力されたユーザ名及びパスワードの確認結果を示すメッセージを表示するエリアである。ログインボタン504が押下され、入力されたユーザ名及びパスワードが有効ではない場合、表示エリア505には、有効でない旨を表すメッセージが表示される。
図6は、アプリケーション400のメイン画面を示す図である。図6に示すメイン画面600は、ユーザによりログイン画面500のログインボタン504が押下され、且つユーザ名入力エリア502及びパスワード入力エリア503に有効な値が入力された際に表示される。
601は、アプリケーション終了ボタンであって、ログイン画面500のアプリケーション終了ボタン501と同様の機能を有する。610は、ユーザ情報表示エリアであって、ログインしたユーザの情報(ユーザ名、Eメールアドレス等)を表示するエリアである。611,612は、それぞれユーザ名及びEメールアドレスを表示するエリアである。表示エリア611,612に表示されるユーザ情報は、UI制御部401がメイン画面600を生成する際、ログイン画面500で入力されたユーザ名に基づいて、ユーザ情報管理部417から取得した情報である。
620は、ログインしたユーザが利用するWebサービスのリスト(SNSサイトリスト)を表示するエリアである。621,622,623は、ログインしたユーザが利用するWebサービス(SNSサイト)の名称(SNSサイト名)及びSNSサイトの利用状況を表示するエリアである。SNSサイトの利用状況は、ユーザ情報管理部417に格納されているSNSサイトの認可情報の有効性を示すものである。
UI制御部401は、アプリケーションのメイン画面600を生成する際、ユーザ情報管理部417からユーザが利用するSNSサイトの情報及び認可情報を取得する。そして、UI制御部401は、通信部415に認可情報の有効性の確認依頼を行う。通信部415は、確認依頼を受け取り、認可情報を確認するリクエストメッセージを生成する。そして、通信部415は、リクエストメッセージをWebサーバ装置101に送信する。
通信部415は、Webサーバ装置101からレスポンスメッセージを受信し、受信したメッセージ内容に従い認可情報の有効性を判断し、判断結果をUI制御部401に通知する。UI制御部401は、判断結果に従い、認可情報が有効の場合、「利用可能」のラベルを表示し、無効の場合には、「認証する」のボタンを表示する。なお、UI制御部401は、判断結果を表示するとともに、ユーザ情報管理部417に登録する。
ユーザが「認証する」ボタンを押下すると、UI制御部401は、対応する押下イベントを受け付け、通信部415に認可情報を取得する処理を依頼する。認可情報を取得する処理は、OAuthの認可情報取得処理に従うものとする。
630は、操作リストエリアであって、アプリケーション400が利用可能なMFP100の機能を表示するエリアである。631は、スキャンボタンである。ユーザがスキャンボタン631を押下すると、UI制御部401は、対応する押下イベントを受け付ける。そして、UI制御部401は、操作部209の表示をMFP100のスキャン画面(不図示)に遷移させる。ユーザは、MFP100のスキャン画面を参照し、MFP100にスキャンを指示することができる。MFP100は、スキャン処理において、原稿上の画像を読み取り画像データを生成する。スキャン処理が終了すると、UI制御部401は、終了イベントを受け付け、投稿画面(図7)を表示する。
632は、ファクス送信ボタンである。633は、プリントボタンである。ユーザがファクス送信ボタン632及びプリントボタン633を押下すると、スキャンボタン631を押下した場合の処理と同じように、操作部209の表示は、MFP100のファクス送信画面(不図示)又はプリント画面(不図示)に遷移する。そして、ファクス送信及びプリント処理が終了すると、投稿画面が表示される。
図7は、アプリケーション400の投稿画面を示す図である。図7に示す投稿画面700は、スキャン、ファクス送信又はプリント処理が終了した際に表示される。701は、アプリケーション終了ボタンであって、ログイン画面500のアプリケーション終了ボタン501と同様の機能を有する。
710は、投稿エリアであって、SNSサイトに投稿する際のコメント及びファイルの添付を入力するエリアである。投稿エリアに入力されるコメント及びファイルは、投稿コンテンツの一例である。711は、コメント入力エリアであって、SNSサイトに投稿する際のコメントを入力するエリアである。712は、添付ファイル選択チェックボックスである。ユーザは、添付ファイル選択チェックボックス712において、スキャン、ファクス送信又はプリント処理の対象となる画像データを添付ファイルとしてSNSサイトに投稿するか否かを選択することができる。
720は、投稿先判断結果表示エリアであって、投稿先の判断結果を表示するエリアである。ユーザによるコメント入力エリア711へのコメント入力が完了すると、UI制御部401は、入力終了イベントを受け取る。そして、UI制御部401は、入力終了イベントに基づいて、投稿先判断部414に投稿先判断処理(図8参照)を依頼する。投稿先判断処理において、投稿先として決定されたSNSサイトのチェックボックス721には、チェックが表示される。
なお、投稿先判断結果により、複数の投稿先のチェックボックスがチェックされる場合と、複数の投稿先いずれのチェックボックスもチェックされない場合とがある。ユーザは、チェックボックスを確認し、投稿先の変更を希望する場合には、チェックボックス721,722,723のチェックを変更することにより、投稿先の変更をMFP100に指示することができる。
730は、投稿ボタンである。ユーザが投稿ボタン730を押下すると、UI制御部401がその押下イベントを受け取り、通信部415に投稿処理を依頼する。通信部415は、投稿依頼を受け取る。通信部415は、投稿依頼に従い、712のチェックボックスがチェックされている場合、コメント入力エリア711に入力されているコメント及び添付ファイルを投稿先判断結果表示エリア720にチェックされている投稿先に投稿する。通信部415が投稿処理を行う場合や、通信部415による投稿処理が終了した場合には、UI制御部401は、その旨をメッセージボックスとして投稿画面700上に表示する(不図示)。
また、投稿処理が終了した際に表示されたメッセージボックス上の確認ボタンがユーザにより押下されると、UI制御部401は、対応する押下イベントを受け取る。そして、UI制御部401は、押下イベントに従い、操作部209の表示をアプリケーション400のメイン画面600に遷移させる。
731は、投稿しないボタンである。ユーザが投稿しないボタン731を押下すると、UI制御部401は、対応する押下イベントを受け取る。そして、UI制御部401は、押下イベントに従い、操作部209の表示をアプリケーション400のメイン画面600に遷移させる。
<投稿処理>
図8は、MFP100による投稿処理を示すフローチャートである。ステップS801では、文字認識部411は、画像受信部402を介して受信した、投稿コンテンツとしての画像データからテキスト情報を抽出する。文字認識部411は、テキスト情報を抽出する処理において、OCR(文字認識)処理を利用する。なお、本実施形態においては、OCRの認識精度が機械で作成した一般的なフォントの文字を問題なく認識できる程度であるものとする。
ステップS802では、キーワード抽出部412は、ステップS801で抽出したテキスト情報及びコメント入力エリア711(図7)に入力されたテキスト情報から投稿先を判断するためのキーワードを抽出する(キーワード抽出処理)。なお、コメント入力エリア711に入力されたテキスト情報は、投稿コメントの一例である。すなわち、CPU201は、キーワード処理においては、投稿コメントを含む投稿コンテンツからキーワードを抽出する。
キーワード抽出部412は、キーワードの抽出処理において、名詞辞書、文法辞書等の辞書を利用してテキスト情報から名詞の意味の単語を抽出する一般的な手法を用いることができる。キーワード抽出部412は、さらに抽出した各キーワードに対し、所定のルールに従い、優先度を意味する重み情報を付与する。
重み情報を付与する処理において、キーワード抽出部412は、例えばコメント入力エリア711に入力されたテキスト情報から抽出したキーワードに対し、他のキーワードに比べて高い第1重み値を付与する。コメント入力エリア711に入力された内容は、ユーザが積極的に他人に伝えたい内容である可能性が高いためである。
また、コメント入力エリア711に入力されたテキスト情報中から「#」タグ(ハッシュタグ)が付いているキーワードが抽出されたとする。この場合には、キーワード抽出部412は、第2重み値を付与する。ここで、第2重み値は、第1重み値よりも大きい値である。例えば、図7に示すコメント入力エリア711に入力されている「AA」(書籍名)には、ハッシュタグが付与されている。
キーワード抽出部412はまた、ステップS801で抽出した投稿コンテンツとしての画像データのテキスト情報から抽出したキーワードに対しては、キーワードが出現する場所に応じて異なる重みを付与する。例えば、タイトル、宛名及び署名部分から抽出したキーワードに対し、他の部分から抽出したキーワードに比べてやや大きい第3重み値を付与する。ただし、第3重み値は、第1重み値に比べて小さい値とする。
キーワード抽出部412はさらに、タイトル、宛名、署名以外の本文部分から抽出したキーワードの出現頻度により重みを付与する。キーワード抽出部412は、以下に示す降順に出現頻度に対して、その降順に従ってより小さくなるような重み値を付与する。降順は、例えば、コメント入力エリア711に入力されたハッシュタグ付きキーワード、その他入力されたキーワード、画像データのタイトル・宛名・署名中のキーワード及び本文中のキーワードの順とする。
キーワード抽出部412は、重み付与が完了すると、重みが付与されたキーワードの中の重みの高い上位5位のキーワードをSNSサイトに検索する候補の検索キーワードとして選択する。そして、キーワード抽出部412は、検索キーワードを次のステップS803に渡す。
ステップS803では、検索部413は、ステップS802において抽出した検索キーワードにより、投稿コンテンツの投稿を指示する投稿ユーザが利用する各SNSサイトに対する検索処理を行う。検索処理の詳細については、図9を参照しつつ後述する。ステップS804では、投稿先判断部414は、ステップS803において得られた検索結果から投稿先を判断する投稿先判断処理を行う。投稿先判断処理の詳細は図11の説明で後述する。
図9は、検索処理を示すフローチャートである。ステップS901では、検索部413は、ステップS802で抽出した各キーワードの検索履歴情報の確認を検索結果管理部416に依頼する。検索結果管理部416は、依頼を受け付けると、検索履歴情報を検索部413に提供する。検索部413は、受け取った検索履歴情報から処理対象とする検索キーワードの最終更新日時を特定する。なお、検索結果管理部416は、ユーザ毎、SNSサイト毎及び検索対象分類毎にキーワードの出現・更新日時及び最後検索日時を管理している。
ステップS902では、検索部413は、ステップS901で取得した各キーワードの最後検索日時に基づいて、SNSサイトでキーワードを検索する際の検索範囲を特定する。より具体的には、最後検索日時が、S902を実施している時点(検索タイミング)から過去1ヶ月以内の日時であるとする。この場合、検索部413は、最後検索日時から検索タイミングまでの間を更新日時とする登録コンテンツの範囲を検索範囲として特定する。
また、最後検索日時が検索タイミングから過去1ヶ月よりも過去の日時であるとする。この場合、検索部413は、検索タイミングから過去1ヶ月の間を更新日時とする登録コンテンツの範囲を検索範囲として特定する。また、検索キーワードが検索結果管理部416に存在しない場合にも、検索部413は、検索タイミングから過去1ヶ月の間を更新日時とする登録コンテンツの範囲を検索範囲として特定する。
このように、ステップS902において、検索部413は、登録コンテンツの更新日時、最後検索日時及び検索タイミングに基づいて検索範囲を決定する。すなわち、ステップS902は、検索範囲決定処理の一例である。
なお、本実施形態にかかる検索部413には、1ヶ月の検索範囲の最大値が予め設定されているものとする。ただし、検索範囲の最大値は、任意の値である。検索範囲を縮小した場合には、検索処理のパフォーマンスが向上する。
主流なSNSサイトが提供する検索API(アプリケーション・プログラミング・インターフェース)は、日時範囲を指定できるオプション機能を有している。したがって、検索部413は、このオプション機能を利用することにより日時範囲を指定した検索を依頼することができる。
例えば、FacebookのGraph APIを利用して検索を行う場合、検索部413は、HTTPメッセージのクエリーの「since」、「until」パラメータに値を設定することにより検索範囲を指定できる。
投稿先のSNSサイトが提供するAPIにおいて、検索範囲を指定できない場合には、検索部413は、検索範囲を指定せず、検索を依頼する。そして、検索部413は、検索結果を受け取り、受け取った検索結果を解析することにより、検索範囲内の検索結果を取得する。
ステップS903では、検索部413は、ユーザ情報管理部417から検索対象のSNSサイト(検索SNSサイト)を特定する。なお、ユーザ情報管理部417には、メイン画面600(図6)を生成する処理において、UI制御部401により、利用状況の確認結果が格納されている。このため、検索部413は、ユーザ情報管理部417を参照することにより、投稿ユーザが利用可能なSNSサイトだけを検索SNSとして特定することができる。
ステップS904では、検索部413は、通信部415に対し検索依頼を送る(検索処理)。検索依頼には、ステップS903において特定された検索SNSサイト、ステップS802において抽出された各キーワード及びS902で特定された検索範囲が含まれている。通信部415が検索の依頼を受け取り、依頼に基づいて検索用のHTTPメッセージを生成する。そして、通信部415は、Webサーバ装置101に、検索用のHTTPメッセージを送信する。
検索用のHTTPメッセージを受信したWebサーバ装置101は、自装置に投稿され、既に登録されている登録コンテンツを検索キーワード及び検索範囲に基づいて検索する。そして、Webサーバ装置101は、検索キーワードに一致する登録コンテンツを検出する。そして、Webサーバ装置101は、検索結果を示す返信メッセージをMFP100に送信する。
MFP100の通信部415は、Webサーバ装置101から返信メッセージを受信する。通信部415は、返信メッセージの内容から検索結果を抽出し、検索部413に通知する。ただし、SNSサイトが提供するAPIにおいて、1回の検索ですべての検索結果を得られない場合がある。この場合には、通信部415は、SNSサイトのAPIに従い、検索用HTTPメッセージを複数回生成し、各検索用HTTPメッセージをWebサーバ装置101に送信することとする。この場合には、通信部415は、Webサーバ装置101から複数回に渡り返信メッセージを受信する。そして、通信部415は、複数の返信メッセージの内容に基づいて、1つの検索結果を生成し、これを検索部413に通知する。
ステップS905では、検索部413は、ステップS903において得られた検索結果を項目毎に分類する。分類する項目は、投稿ユーザのプロファイル、投稿ユーザの投稿・コメント(それらに対するコメントも含む)で使用されているハッシュタグ及び自分の投稿・コメント(それらに対するコメントも含む)の本文の3つの項目である。
ステップS906では、検索部413は、検索結果管理部416にステップS905で分類した検索結果を格納する処理を依頼する。検索結果管理部416は、格納の依頼を受け取り、検索結果管理テーブルのうち、対象ユーザの検索キーワードの各SNSサイトの結果分類項目の日時欄(図10の1006の列)に検索結果となるレコードの更新日時を追記する。なお、検索結果管理部416に、対象となるレコードの行が存在しない場合には、検索結果管理部416は、検索結果管理テーブルにレコードの行を新たに生成する。そして、検索結果管理部416は、新たに生成したレコードの日時欄(図10の1006の列)に対象とするSNSサイトに対応付けて検索結果の更新日時を検索履歴として格納する(検索履歴管理処理)。検索結果管理部416はまた、検索結果管理テーブルの最終検索日時欄(図10の1004の列)に、検索部413による検索日時を格納する。
ステップS907では、検索部413は、ステップS903で特定した検索対象SNSサイトの中にまだ検索されていないSNSサイトが存在するかどうかを確認する。まだ検索されてないSNSサイトが存在する場合、検索部413は、まだ検索されてないSNSサイトを検索対象として、ステップS904に戻る。ステップS903で特定したすべての検索対象SNSサイトが全部検索済みの場合、検索部413は、検索処理を完了する。
図10は、検索結果管理部416が管理する検索結果管理テーブルの構成を示す図である。検索結果管理テーブル1000には、ユーザ毎の検索結果の履歴が格納されている。1001の列は、アプリケーション400を利用するユーザのユーザ名を保持する列である。1002の列は、検索キーワードを保持する列である。
1003の列は、SNSサイト名を保持する列である。1004の列は、検索キーワードがSNSサイト内で検索された最後の検索日時を保持する列である。1005の列は、検索結果の分類を保持する列である。1006の列は、結果分類のレコードの更新日時を保持する列である。各更新日時は、「,(カンマ)」により区切られている。1006の列にデータがないことは検索条件に該当するレコードが存在しないことを意味する。
1010、1011の行は、一つの検索結果を示す行である。例えば、1010の行は、ユーザAが利用するSNSサイトAのプロファイルの中に「読書」というキーワードを含む登録コンテンツが存在し、この登録コンテンツは2012/9/14に更新されていることを示している。
図11は、投稿先判断処理の動作を説明するフローチャートである。ステップS1101では、投稿先判断部414は、検索結果管理部416に対し、各検索キーワードのSNSサイト毎の検索結果を取得する処理を依頼する。検索結果管理部416は、投稿先判断部414から依頼を受け取ると、投稿先判断部414に各キーワードのSNSサイト毎の検索結果を通知する。
ステップS1102では、投稿先判断部414は、ステップS1101で取得した検索結果に基づくSNSサイト毎のマッチング度を計算する。本実施形態におけるマッチング度とは、画像受信部402で受信した画像データとSNSサイトとの間の内容の一致具合を示す値である。投稿先判断部414は、対象となるSNSサイトとのマッチング度が高いほど、ユーザが画像データを対象となるSNSサイトに投稿する可能性が高いと認識する。より具体的には、投稿先判断部414は、(式1)により、マッチング度を算出する。
マッチング度
=Σ全キーワート゛(プロファイルのヒット件数*プロファイルの重み
+ハッシュタグのヒット件数*ハッシュタグの重み
+本文のヒット件数*本文の重み)*キーワード重み ・・・(式1)
(式1)において、「全キーワード」は、ステップS802で抽出したすべての検索キーワードである。「キーワード重み」は、ステップS802で抽出した検索キーワードの重みである。「プロファイルのヒット件数」は、全キーワードの中の一の検索キーワードが対象SNSサイトのプロファイルにヒットする件数である。図10に示す検索結果1010においては、日時1006の列においてヒットする件数は1件である。プロファイルは、頻繁に変更されることが少ない。このため、投稿先判断部414は、検索範囲内の件数を抽出しなくともよい。
「ハッシュタグのヒット件数」及び「本文のヒット件数」は、それぞれ検索範囲内で、対象SNSサイトのハッシュタグ及び本文においてヒットした件数である。検索タイミングを基準とする過去1ヶ月の日時が検索範囲として特定され、図10に示す検索結果1011において、例えば、2012/9/24時点で検索する場合、最上段の2012/8/10は検索対象外となる。したがって、「ハッシュタグのヒット件数」は、5件となる。
「プロファイルの重み」、「ハッシュタグの重み」及び「本文の重み」は、それぞれ「プロファイル」、「ハッシュタグ」及び「本文」それぞれの結果分類に対する重みである。重みの値は、「プロファイルの重み」が最も高く、続いて、「ハッシュタグの重み」、「本文の重み」の順番となる。各重みの値は、予めROM202又はHDD204に記憶されているものとする。
本実施形態にかかるMFP100においては、プロファイルの結果分類に対し、一番高い重みが設定されている。これは、ユーザが、自身の趣向に応じて各SNSサイトの利用範囲を指定することが多いことに対応したものである。例えば、ユーザが趣味毎にSNSサイトを使い分けている場合、SNSサイトのプロファイルの自己紹介部分に当該SNSサイトに関連する趣味を記載することが多い。
SNSサイトのハッシュタグは、ユーザが投稿を分類するために、自身の趣向に応じて付けた情報である。このため、本実施形態のMFP100においては、ハッシュタグの結果分類に対し、やや高い重みが設定されている。SNSサイトの投稿・コメント本文は、量が多く、その内容には規則性がない。したがって、本実施形態のMFP100においては、本文の結果分類に対し、低い重みが設定されている。
以上のように、投稿先判断部414は、(式1)により、画像データの内容とSNSサイトとのマッチング度を計算することができる。図10の検索結果管理テーブル1000においては、ユーザAが読書に関するコミュニケーションはSNSサイトAを利用する傾向がわかる。これに対応し、(式1)により、ユーザAの投稿コンテンツである画像データに対しては、SNSサイトAとのマッチング度が他のSNSサイトとのマッチング度に比べて高い値となる。
図11の説明に戻り、ステップS1103では、投稿先判断部414は、ステップS1103で計算した各SNSサイトのマッチング度に基づき投稿先を判断する。マッチング度が一番高く且つマッチング度の値が閾値(T1)より大きい場合、投稿先判断部414は、計算対象のSNSサイトを投稿先として決定する。ここで、マッチング度の値が閾値(T1)よりも大きいというのは、MFP100に予め設定された規定条件である。
また、マッチング度が二番目以下のマッチング度と一番高いマッチング度の間の差が閾値(T2)以内且つマッチング度の値が閾値(T1)より大きいとする。この場合、投稿先判断部414は、2番目以下のマッチング度に対応するSNSサイトも投稿先として決定する。つまり、投稿先判断部414は、マッチング度の値が近い複数のSNSサイトを同時に投稿先として決定することができる。ユーザがスキャン・ファクス送信・プリントした文書内容により複数のSNSサイトへの投稿を希望するケースに対応するものである。
一方で、一番高いマッチング度の値が閾値(T3)以下の場合、投稿先判断部414は、該当する投稿先がないと判断する。なお、S1103は、投稿先決定処理の一例である。上記閾値(T1〜T3)は、MFP100に予め設定された値である。
以上で、MFP100による投稿先判断処理が完了し、すなわち投稿処理が完了する。そして、UI制御部401は、ステップS1103の判断結果を受け取り、投稿先判断結果表示エリア720(図7)において、投稿先として判断されたSNSサイトに対応するチェックボックスをチェックする。すなわち、UI制御部401は、投稿先のサービスをユーザに確認させるための画面としての投稿画面を表示する(表示制御処理)。
以上のように、第1の実施形態にかかるMFP100は、スキャンした文書の内容(投稿コンテンツの内容)に応じて、複数のSNSサイトの中から、投稿コンテンツの適切な投稿先を判断することができる。さらに、MFP100においては、投稿先SNSサイトを判断するための情報を予め登録するための煩雑な操作を不要とすることができる。さらに、MFP100においては、SNSサイトへの検索範囲を限定することにより、検索効率を向上させることができ、さらに投稿先判断に有用な検索結果を得ることができる。
(第2の実施形態:ファクス受信)
図12は、第2の実施形態にかかるMFP100の機能構成を示す図である。アプリケーション1300は、MFP100のOS上で動作するアプリケーションである。アプリケーション1300は、受信したファクス文書の内容に応じて、自動的にファクス文書を投稿コンテンツとして適切なSNSサイト(Webサーバ装置101のサービス)に投稿する。
アプリケーション制御部1301は、ファクス受信する際の処理及び投稿先判断結果に対する処理を行う。アプリケーション制御部1301は、モデム213がファクスを受信した際に、受信にかかる受信イベントを受け取り、ファクス画像受信部1302にファクス画像取得の依頼を行う。
アプリケーション制御部1301は、投稿先判断部414から投稿先の判断結果を受け取ると、ファクス画像を投稿先に投稿する処理を通信部415に依頼する。投稿する際のコメント及びファクス画像を添付するか否かについては、ユーザ等によりMFP100に予め設定されているものとする。投稿先判断部414が該当する投稿先がないと判断した場合、アプリケーション制御部1301は、メール送信部1303に適切な投稿先がない旨のメールの送信処理を依頼する。
ファクス画像受信部1302は、アプリケーション制御部1301からファクス画像取得の依頼を受け取り、モデム213からファクスの画像データを受信する。ファクス画像受信部1302は、さらにファクスの画像データの受信を完了すると、判断通信モジュール410に対し、投稿処理(図8)を依頼する。投稿処理において参照されるユーザ情報は、予め指定されているものとする。なお、本実施形態においては、ユーザは管理者であることとする。
メール送信部1303は、アプリケーション制御部1301からメール送信処理の依頼を受け取り、事前設定したユーザ(管理者)に事前設定した内容のメールを送信する。
以上の構成により、第2の実施形態にかかるMFP100は、被動的に文書を受け取る場合においても、受け取った文書の投稿先を判断することができる。なお、第2の実施形態にかかる情報処理システムのこれ以外の構成及び処理は、第1の実施形態にかかる情報処理システムと同様である。
<その他の実施形態>
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給する。そして、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
以上、上述した各実施形態によれば、煩雑な操作を必要とすることなく、投稿コンテンツの適切な投稿先を決定する仕組みを提供することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。

Claims (10)

  1. 投稿対象の投稿コンテンツからキーワードを抽出するキーワード抽出手段と、
    前記投稿コンテンツの投稿ユーザが利用する複数のサービスそれぞれに登録されている複数の登録コンテンツの中から、前記キーワードを含む登録コンテンツを検索する検索手段と、
    前記サービス毎の検索結果に基づいて、前記複数のサービスの中から、前記投稿コンテンツの投稿先となるサービスを決定する投稿先決定手段と
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記登録コンテンツと、前記登録コンテンツの更新日時とを対応付けて記憶する検索履歴管理手段と、
    前記登録コンテンツの更新日時及び前記検索手段による検索タイミングに基づいて、前記複数の登録コンテンツのうち検索対象とする登録コンテンツの検索範囲を決定する検索範囲決定手段と
    をさらに有し、
    前記検索手段は、前記検索範囲内の前記登録コンテンツの中から前記キーワードを含む前記登録コンテンツを検索することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記検索範囲決定手段は、前記検索タイミングより後の前記更新日時に対応付けられている前記登録コンテンツを前記検索範囲として決定することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記検索履歴管理手段は、前記登録コンテンツに対応付けて、前記登録コンテンツに対する検索が実行された検索日時をさらに記憶し、
    前記検索範囲決定手段は、さらに前記検索日時に基づいて、前記検索範囲を決定することを特徴とする請求項2又は3に記載の情報処理装置。
  5. 各ユーザが利用する前記複数のサービスを、ユーザ毎に記憶するユーザ情報管理手段をさらに有し、
    前記検索手段は、前記ユーザ情報管理手段において前記投稿ユーザに対応付けられている前記複数のサービスを検索対象として、検索することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  6. 前記投稿先決定手段は、前記検索手段により検出された前記登録コンテンツが規定条件を満たす場合に、前記投稿コンテンツの投稿先を決定することを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記投稿コンテンツは、前記投稿ユーザにより入力された投稿コメントを含むことを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の情報処理装置。
  8. 前記投稿先決定手段で決定された前記投稿コンテンツの投稿先となるサービスを、ユーザに確認させるための画面を表示させる表示制御手段を更に有することを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載の情報処理装置。
  9. 情報処理装置が実行する情報処理方法であって、
    投稿対象の投稿コンテンツからキーワードを抽出するキーワード抽出ステップと、
    前記投稿コンテンツの投稿ユーザが利用する複数のサービスそれぞれに登録されている複数の登録コンテンツの中から、前記キーワードを含む登録コンテンツを検索する検索ステップと、
    前記サービス毎の検索結果に基づいて、前記複数のサービスの中から、前記投稿コンテンツの投稿先となるサービスを決定する投稿先決定ステップと
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
  10. コンピュータを、
    投稿対象の投稿コンテンツからキーワードを抽出するキーワード抽出手段と、
    前記投稿コンテンツの投稿ユーザが利用する複数のサービスそれぞれに登録されている複数の登録コンテンツの中から、前記キーワードを含む登録コンテンツを検索する検索手段と、
    前記サービス毎の検索結果に基づいて、前記複数のサービスの中から、前記投稿コンテンツの投稿先となるサービスを決定する投稿先決定手段と
    して機能させるためのプログラム。
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