JP2008107284A - 反射型光電センサ - Google Patents

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Abstract

【課題】応差性能の悪化を避けつつ設定距離が長距離化された反射型光電センサを提供する。
【解決手段】被検出物体までの距離を検出する反射型光電センサであって、被検出物体からの反射光を第1、第2の受光領域で受光する光検出器20と、被検出物体に向けて光を投光する投光素子(LED)14とを備える。投光素子14は、第1、第2の受光領域における受光量差がゼロになる距離(設定距離)から被検出物体が遠近方向に動いた場合の受光量差の変動量が最大となるように、投光軸まわりに回転させた回転角が決定されている。
【選択図】図1

Description

この発明は、被検出物体までの距離を検出する反射型光電センサに関する。
産業機械に組み込まれ、被検出物体の有無を検知する光電センサには、近年、検出距離の長距離化、位置決め精度の向上、応答速度の高速化、小型化という要求がある。
図16は、光電センサの種類について説明するための図である。
光電センサの種類は、図16(A)に示す透過形、図16(B)に示す回帰形、図16(C)に示す拡散形、図16(D)に示す距離設定形がある。
図16(A)に示す透過型には、検出距離が最も長く(〜30m)、投光器と受光器の2個で構成され、センサ間の距離が長くなると光軸合わせが難しいといった特徴がある。
図16(B)に示す回帰形には、検出距離が透過形の次に長く(〜4m)、センサ1つで投光受光の機能を備えており、反射板が必要であるといった特徴がある。
図16(C)に示す拡散形には、検出距離が回帰形の次に長く(〜1m)、被検出物体の色の違いで検出距離が異なり、被検出物体の色と背景の色とにより誤動作することがあるといった特徴がある。
図16(D)に示す距離設定形には、検出距離が最も短く(〜0.5m)、検出距離が被検出物体の色に影響されにくく、背景の色の影響が無いといった特徴がある。
近年の産業機械では、限られたスペースを最大限に利用するため、周辺機器の小型化の要求がある。その中で、光電センサの透過形、回帰形はセンサ2台分またはセンサ本体と反射板の取り付けスペースが必要であり、省スペースが要求される用途に向かないが、拡散形と距離設定形は各々がセンサ1台で構成されることから、省スペース化の要求を満たすことができる。
しかし、拡散形は被検出物体の色で検出距離が異なることや、背景の色で誤動作してしまうことから、顧客側で被検出物体の背景をセンサから遠ざけたり、背景の色を変更したりする必要があった。したがって、被検出物体の色が様々である場合等は、小型化要求を実現するには距離設定型の光電センサを採用することが有利である。
特開平6−162885(特許文献1)および特開2001−336929(特許文献2)は、距離設定型の光電センサに関する従来技術を開示している。
特開平6−162885 特開2001−336929
距離設定形は検出物体の色や背景の影響を受けないが、検出距離が短い。このため、大きな貨物を搬送するラインや、自動倉庫等の2重在荷検知等の用途では、検出距離の不足が生じており、検出距離を長距離化するという要求がある。
すなわち、光電センサの中でも距離設定形センサは検出距離(設定距離)が最も短いため、設定距離の長距離化の要求がある。しかし、距離設定形センサで設定距離を長距離化すると、検出性能の1つである応差が著しく悪化するため、容易な長距離化が不可能であった。この応差についてすこし説明しておくこととする。
図17は、距離設定形光電センサの概略構成を示す図である。
図17を参照して、距離設定形センサ510は、投光素子である発光ダイオード(LED)514と、投光レンズ516と、受光レンズ518と、受光素子である光検出器520とを含む。受光素子520は、受光領域520Nと受光領域520Fとを含む。
LED514からの光は、投光レンズ516で整形され、投光ビームSBとなる。投光ビームSBは、被検出物体に照射される。被検出物体によって反射された光は受光レンズで光検出器(2分割PD)520上に集光され、結像される。
図18は、図17における各点における光分布を示す図である。
図17、図18を参照して、LED514の形状は、矩形であり、投光スポットも矩形である。被検出物体が設定距離から前後に移動すると、光検出器520上の受光スポットは上下に移動する。受光スポットが移動した際、受光スポットのまたがる2つの受光領域520N,520Fの各々に入光する光強度を演算して、被検出物体が設定距離の前後どちらかに位置するか判別する。
距離設定形センサの設定距離とは、2分割光検出器520の分割線と受光スポットの強度を2分割する線が一致するときの、センサから被検出物体までの距離のことである。
近い(Near)側受光領域520Nで受光される光強度をBN、遠い(Far)側受光領域520Fで受光される光強度をBFとすると、被検出物体が設定距離にあるときにBN=BFとなる。
被検出物体が設定距離よりもセンサに近づくと、受光スポットは図17で上方(Near側)に移動し、光強度はBN>BFとなる。逆に、被検出物体が設定距離よりもセンサから遠ざかると、受光スポットは図17で下方(Far側)に移動し、光強度はBN<BFとなる。
図19は、応差を説明するための図である。
図19を参照して、設定距離の近傍でのチャタリングを避けるためや、ホワイトノイズによる誤動作を防止するために、光検出器520からの光強度信号の信号処理にヒステリシス幅を設けている。そのため、ON→OFF、OFF→ONの距離の差が発生する。これを応差と呼ぶ。
検出物体の色が白と黒の場合では反射率が異なるため、応差が異なる。その理由は、黒色は白色と比べて光の反射率が低いため、光量変化の割合(図中直線L1,L2の傾き)が小さくなり、ヒステリシス幅の閾値を超えるまでの検出物体の移動距離が長くなるためである。これを白黒誤差と呼び、その誤差が少ないほど良い。
距離設定形センサの応差は、設定距離に対する割合で規定される(例:設定距離:200mm、応差:設定距離の10%以内)。白色被検出物体も黒色被検出物体もこの規定された応差を満たす必要がある。
先に述べたように、距離設定形センサは検出距離が短いので、検出距離の不足が生じる場合があり、検出距離を長距離化するという要求がある。しかし、距離設定形センサは同じ大きさのまま設定距離を長距離化すると、応差が著しく悪化(低下)する。
図20は、長距離化に伴う応差の悪化を説明するための第1の図である。
図20(A)は基準となる場合(設定距離a)を示し、図20(B)は同じ大きさのセンサ本体に対して設定距離を2倍にした場合(設定距離2a)を示す。
図20(B)は図20(A)に対して、投光レンズから検出物体側の距離は全て2倍となるが、受光レンズから受光素子の距離が変わらないため受光スポットの移動量は1/2となる。また長距離化により光量が距離の二乗に反比例して1/4に減少する。
図21は、長距離化に伴う応差の悪化を説明するための第2の図である。
図21に示すように、同じ色の被検出物体で比較すると、被検出物体の位置に対する光量の差の変化を示す直線は、元の設定距離の場合が直線L3であるのに対し、光量の減少と受光スポットの移動量の減少の相乗効果で、設定距離を2倍にすると直線L4に示すように傾きが少なくなる。
図22に示すように、設定距離100mmの場合の応差を1とした場合、設定距離を200mmに伸ばすと応差は8まで悪化する。
ヒステリシス幅を決めている光量の差のしきい値レベルが同じであれば、設定距離を2倍にすると、応差は8倍になる。(内訳:長距離化による光量減少→1/4、検出物体の移動量に対する受光スポットの移動量の比率→1/2)
図22は、長距離化に伴う応差の悪化を説明するための第3の図である。
センサを同じ大きさのまま長距離化した際の応差の著しい悪化を低減するための対策としては、1)LEDの発光パワーを上げる、2)光検出器のゲインを上げる、等で可能である。しかし、1)の場合はLEDの性能で限界が決まり、材料等の検討が必要であり、2)の場合はノイズ等に弱くなり、回路定数の変更が必要となる等の検討が必要で、品質低下、コスト高を招く恐れがあり、効果的な改善とならない。
ところで、現在、距離設定形センサの投光素子は、LEDチップをリード(フレーム)に実装し、樹脂で封止したものが一般的に使用されている。
図23は、LEDチップの一般的な形状の例を示す図である。
図23(A)は平面図であり、図23(B)は正面図である。実装されるLEDは図23のように発光部の中心にワイヤボンディング用の電極が設けられているものが一般的である。
図24は、図23に示したLEDチップを使用した場合の投光、受光スポットの形状を示した図である。
距離設定形センサの光源として、中心部分にワイヤボンディング用電極のあるLEDを使用することが多いので、各面におけるLEDの投影像は光検出器の分割線に対して図24に示す関係になるように設置、実装されている。
図17、図24を参照して、投光レンズ516を通過した光は、被検出物体にLEDの発光形状のまま照射されるため、中心部の光強度がゼロとなる。したがって、検出物体からの反射光を受光レンズで集光して光検出器520に投影される受光スポットも、同様に中心部の光強度が低くなる。
被検出物体が設定距離、設定距離よりNear側(センサ方向)、設定距離よりFar側(センサ反対方向)に移動したときの受光スポットの形状と位置は図24に示すようになる。
図25は、図24で示した受光スポットと受光量分布の関係を示す図である。
中心部分の光強度がゼロのLEDを用いた場合、LEDの強度分布を光検出器の分割線と直交する軸に沿った光強度の変化を示すと図25のように示される。強度分布から、中心部(分割線付近)の光強度が周囲と比較して低いことがわかる。
このとき、検出物体が設定距離の前後に一定距離移動したときの受光スポットの移動は、図25のNear側、Far側と示されたの受光量分布のようになる。Near側に移動したときのパワー変動量は、面積ΔN0で示され、Far側に移動したときのパワー変動量は、面積ΔF0で示される。LED発光領域の周囲部分と比較して中央部分のパワー変動量が小さいことがわかる。これは、図21の直線L4に示したように設定距離付近の受光量変化の傾きが小さくなる要因となるため、ヒステリシス幅を超えるまでの検出物体の移動距離が長くなり、結果として応差が大きくなる。
つまり、中心部の光量が低いLEDを使用すると、光検出器の分割線付近のパワー変動量が少なくなり、距離設定形センサの応差が悪くなってしまうという問題がある。
一方、受光スポットの中心部の光量が周囲と比較して低いことを改善するため、投光レンズと受光レンズで対策する方法がある。投光レンズで意図的に投光スポットをぼやけさせることで受光スポットもぼやけさせ、中央部の光量低下を改善することができる。しかし、ぼやかした分受光スポット全体の径が拡大し、受光スポットの光密度が低下する。したがって、検出物体が前後移動した際の光量変化量が小さくなるため、効果が得られない。さらに、投光スポットが拡大するため、エッジによる誤動作の領域が広がり、信頼性が低下してしまうという新たな問題も発生する。
また、受光レンズで意図的にぼやけさせることで、中央部の光量低下を改善することができる。しかし、投光レンズでの対策と同様、ぼやかした分受光スポットが拡大し受光スポットの光密度が低下する。したがって、検出物体が前後移動した際の、光量変化量が小さくなり効果が得られない。
中心部にワイヤボンディング用電極のあるLEDを使用する場合このような課題があり、距離設定センサの長距離化、応差の向上が困難であった。
この発明の目的は、応差の悪化を避けつつ設定距離が長距離化された反射型光電センサを提供することである。
この発明は、要約すると、被検出物体までの距離を検出する反射型光電センサであって、第1、第2の受光領域を有し、被検出物体からの反射光を第1、第2の受光領域で受光する受光手段と、被検出物体に向けて光を投光する投光手段とを備える。投光手段は、第1、第2の受光領域における受光量差がゼロになる距離から被検出物体が遠近方向に動いた場合の受光量差の変動量が最大となるように、投光手段の投光軸まわりに回転させた回転角が決定されている。
好ましくは、反射型光電センサは、決定された回転角を満たす関係になるように、受光手段と投光手段とが配置されている支持部材をさらに備える。
この発明の他の局面に従うと、被検出物体までの距離を検出する反射型光電センサであって、分割線で分割された第1、第2の受光領域を有し、被検出物体からの反射光を第1、第2の受光領域で受光する受光手段と、被検出物体に向けて光を投光する投光手段とを備える。投光手段は、発光領域が形成された矩形状の半導体チップを含む。第1、第2の受光領域における受光量差がゼロになる距離に配置された被検出物体上に投影され受光手段上に結像される半導体チップの像は、分割線と交わり、かつ外形の四辺が分割線に対して傾斜する。
好ましくは、反射型光電センサは、半導体チップの像が、分割線と交わり、かつ外形の四辺が分割線に対して傾斜することを満たす関係になるように、受光手段と投光手段とが配置されている支持部材をさらに備える。
好ましくは、反射型光電センサは、半導体チップの四辺が分割線と非平行になるように、受光手段と投光手段とが配置されている支持部材をさらに備える。
より好ましくは、半導体チップの対向する二辺は、分割線に対して45°±15°の範囲以内の角をなす。
この発明のさらに他の局面に従うと、被検出物体までの距離を検出する反射型光電センサであって、分割線で分割された第1、第2の受光領域を有し、被検出物体からの反射光を第1、第2の受光領域で受光する受光手段と、被検出物体に向けて光を投光する投光手段とを備える。投光手段は、発光領域と電極とが投光側主表面に形成された半導体チップを含む。第1、第2の受光領域における受光量差がゼロになる距離に配置された被検出物体上に投影され受光手段上に結像される半導体チップの像は、分割線と交わり、かつ電極に対応する位置が分割線から外れている。
好ましくは、反射型光電センサは、半導体チップの像が、分割線と交わり、かつ電極に対応する位置が分割線から外れることを満たす関係になるように、受光手段と投光手段とが配置されている支持部材をさらに備える。
好ましくは、電極は、半導体チップの像上の対応する位置が分割線で区切られた一方側と他方側に1つずつ配置されるように、投光側の主表面に2つ設けられる。
本発明によれば、応差の悪化を避けつつ、反射型光電センサの設定距離を長距離化することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰返さない。
[実施の形態1]
図1は、光電センサの断面図である。
図1を参照して、光電センサ10は、ケースの前面にカバーレンズ26がはめ込まれた窓が設けられている。投光レンズ16と受光レンズ18とは、ホルダ部材24によって支持されている。
投光素子(LED)1は、投光レンズ16の焦点位置に発光部分が位置するように配置されている。受光レンズ18の焦点位置には、受光素子である2分割型の光検出器(PD)20が配置されている。
LED1および2分割型の光検出器20が基板12の一方側の面に搭載され、駆動および検出制御用のIC22が基板12の他方側の面に搭載されている。
ボリュームシャフト28は、受光レンズ18の位置を基板12と平行に移動させるようにねじが刻まれており、受光レンズ18にはボリュームシャフト28と噛み合うようなねじが刻まれている。ボリュームシャフト28を回すと、光検出器20上に結像される光スポットの位置が移動するので、光電センサ10の設定距離を変更することができる。
ロータリースイッチ30は、IC22に電気的に接続されており、検出結果の極性を切替える。すなわち、設定距離より近い側をONとするかOFFとするかをロータリースイッチ30によって切替えることができる。このON/OFF信号は、コード32から他の制御機器に出力される。
光電センサ10は、被検出物体までの距離を検出する反射型光電センサであって、被検出物体からの反射光を第1、第2の受光領域で受光する光検出器20と、被検出物体に向けて光を投光する投光素子(LED)14とを備える。投光素子14は、第1、第2の受光領域における受光量差がゼロになる距離(設定距離)から被検出物体が遠近方向に動いた場合の受光量差の変動量が最大となるように、投光軸まわりに回転させた回転角が決定されている。
好ましくは、反射型光電センサは、決定された回転角を満たす関係になるように、光検出器20と投光素子14とが配置されている支持部材(ホルダ部材24および基板12)をさらに備える。
図2は、図1の距離設定形光電センサの光学要素を概略的に示した図である。
図2を参照して、距離設定形光電センサ10は、投光素子である発光ダイオード(LED)14と、投光レンズ16と、受光レンズ18と、受光素子である光検出器20とを含む。光検出器20は、受光領域20Nと受光領域20Fとを含む。
LED14からの光は、投光レンズ16で整形され、ほぼ平行な投光ビームSBとなる。投光ビームSBは、被検出物体に照射される。被検出物体によって反射した光(拡散反射光)は受光レンズで光検出器(2分割PD)20上に集光され、結像される。
なお、図2では光電センサ10前面の下側に投光部、上側に受光部が設けられているが、投光部と受光部の位置を逆にしてもよい。
図3は、図1および図2で示されるLED14を拡大して示した図である。
図4は、図3の半導体チップ46を拡大して示した図である。
図3、図4を参照して、LED14は、半導体チップ(発光ダイオードチップ)46と、半導体チップ46がマウントされ半導体チップの主表面上の電極56とワイヤ49で接続されたリード44と、半導体チップ46の主表面上の電極54とワイヤ48で接続されたリード42と、リード42,44、半導体チップ46、ワイヤ48,49を封止した透明樹脂部41とを含む。
半導体チップ46は、矩形状であり、その主表面に発光領域52とワイヤボンド用の電極54,56とが形成されている。電極54にはその中央部分にワイヤ48が電気的に接続される。電極56には破線58で示す部分にワイヤ49が電気的に接続される。リード44の半導体チップ46がマウントされている面には、光を反射するリフレクタが形成されている。
図2の設定距離D0に被検出物体があるときに、被検出物体上の光スポットは、受光レンズ18を介して光検出器20の表面に結像されると、図4に示すように光検出器20の分割線PDVがチップ46の四辺と45°をなす。
図1において、この関係を満たすように基板12上にLED14用のリードを挿入するスルーホールが設けられている。なお、光検出器20の分割線PDVは、LED14と光検出器が並ぶ方向に直交し、かつ、分割線PDVに対してチップ46の辺が傾斜するようにLED14が基板12に固定されている。また、チップの対角線と分割線PDVの位置が一致する。
実施の形態1に係る光電センサは、被検出物体までの距離を検出する反射型光電センサであって、図1,図2に示すように分割線で分割された第1、第2の受光領域20N,20Fを有し、被検出物体からの反射光を第1、第2の受光領域20N,20Fで受光する光検出器20と、被検出物体に向けて光を投光する投光素子14とを備える。図3、図4に示すように、投光素子14は、発光領域52と電極54,56とが投光側主表面に形成された半導体チップ46を含む。第1、第2の受光領域20N,20Fにおける受光量差がゼロになる距離(設定距離)に配置された被検出物体上に投影され光検出器20上に結像される半導体チップ46の像は、分割線PDVと交わり、かつ電極54,56に対応する位置が分割線PDVから外れている。受光領域20Nは、Near側の受光領域であり,受光領域20Fは、Far側の受光領域である。被検出物体がセンサに近づくと光検出器上の光スポットは、受光領域20Fから20Nに向かう向きに移動する。被検出物体がセンサから遠ざかると光検出器上の光スポットは、受光領域20Nから20Fに向かう向きに移動する。
好ましくは、反射型光電センサは、半導体チップ46の像が、分割線PDVと交わり、かつ電極54,56に対応する位置が分割線PDVから外れることを満たす関係になるように、光検出器20と投光素子14とが配置されている支持部材(ホルダ部材24および基板12)をさらに備える。
好ましくは、電極54,56は、半導体チップ46の像上の対応する位置が分割線PDVで区切られた一方側と他方側に1つずつ配置されるように、投光側の主表面に2つ設けられる。
図5は、実施の形態1の光電センサの受光スポットと受光量分布を示した図である。
図5上段は、受光スポット形状を示し、図5下段は受光スポットの移動方向に沿って位置を特定して表示した受光量分布を示す。
図5上段に示すように、距離設定形センサの光検出器20のPD分割線と、距離設定形センサの光検出器20のPD分割線に平行な短冊状の中央領域で光強度の高い部分とを一致させるように、半導体発光素子を設置、実装する。(図中のLEDは1例である)。
図5下段に示すように、検出物体に照射される投光スポットの受光量分布は、中央が凸となった光強度分布となる。光検出器上に結像される受光スポットも同様の光強度分布を持つ。
検出物体が一定距離動いたときのパワー変動量は、図5中のΔN、ΔFの面積である。従来のLEDを使用した図25に示した場合と比較して、発光量の総量が等しい場合でも光量変化量が多くなることがわかる。
図6は、投光軸まわりのチップの配置について説明するための図である。
図6を参照して、LEDのチップは、投光軸に対して発光面が直交するように配置される。そして投光軸まわりの回転角θは、図25で示した場合(配置P1)を0°とすると、図5に示した場合(配置P2)は45°である。被検出物体が設定距離にある場合に、被検出物体を遠近方向に微小変動させたときの2つの受光領域の光量差の変動量が最大となるように回転角θを決定すればよい。
図7は、実施の形態1の技術を使用した場合の、設定距離が等しいときの検出物体の位置とパワー変動量のグラフを示した図である。
図7に示すように、設定距離が等しければ、本願実施の形態1の技術の応差が従来技術の応差よりも精度が高くなっていることがわかる。
図8は、実施の形態1の技術を使用した場合の、設定距離が2倍であるときの検出物体の位置とパワー変動量のグラフを示した図である。
図8に示すように、設定距離が従来、本願ともに2倍であるときも、本願実施の形態1の技術の応差が従来技術の応差よりも精度が高くなっていることがわかる。
[実施の形態2]
発光素子の発光面はいくつかの変形が考えられる。
図9は、発光素子の発行面のバリエーションを示した図である。
図9において、チップAは、図23で説明した中央部にワイヤボンディング用電極が1つ形成されているもの、チップBは、図4で説明した2箇所にワイヤボンディング用電極が形成されているもの、チップCは、発光面の裏面2箇所にフリップチップ接続用電極が形成されているものである。実施の形態2の光電センサは、チップAを使用するものである。
図10は、実施の形態2で用いられるLED114を拡大して示した図である。実施の形態2では、図1の構成においてLED14に代えてLED114が用いられる。
図11は、図10の半導体チップ146を拡大して示した図である。
図10、図11を参照して、LED114は、半導体チップ146と、半導体チップ146がマウントされたリード144と、半導体チップ146の主表面上の電極154とワイヤ148で接続されたリード142と、リード142,144,半導体チップ146、ワイヤ148を封止した透明樹脂部141とを含む。
半導体チップ146は、矩形状であり、その主表面に発光領域152とワイヤボンド用の電極154とが形成されている。電極154は、発光領域152のほぼ中央に配置されている。電極154にはその中央部分にワイヤ48が電気的に接続される。リード144の半導体チップ146がマウントされている面には、光を反射するリフレクタが形成されている。
図2の設定距離D0に被検出物体があるときに、被検出物体上の光スポットは、受光レンズ18を介して光検出器20の表面に結像されると、図11に示すように光検出器20の分割線PDVがチップ146の四辺と45°をなす。
図1において、この関係を満たすように基板12上にLED114用のリードを挿入するスルーホールが設けられている。なお、光検出器20の分割線PDVは、LED114と光検出器が並ぶ方向に直交し、かつ、分割線PDVに対してチップ146の辺が傾斜するようにLED114が基板12に固定されている。
図12は、実施の形態2の光電センサの受光スポットと受光量分布を示した図である。
図12上段は、受光スポット形状を示し、図12下段は受光スポットの移動方向に沿って位置を特定して表示した受光量分布を示す。
図12上段に示すように、距離設定形センサの光検出器20のPD分割線と、距離設定形センサの光検出器20のPD分割線に平行な短冊状の中央領域で光強度の高い部分とを一致させるように、半導体発光素子を設置、実装する。
図12下段に示すように、検出物体に照射される投光スポットの受光量分布は、中央が凸となった光強度分布W1となる。光検出器上に結像される受光スポットも同様の光強度分布を持つ。図25では同じ半導体チップを回転角θ=0°で配置していたが、実施の形態2では回転角θ=45°で配置する。これにより光強度分布は、波形W2から波形W1に示すように改善される。
実施の形態2の場合でも、従来のLED配置を使用した図25に示した場合と比較して、発光量の総量が等しいときでも光量変化量が多くなることがわかる。
[実施の形態3]
実施の形態3では図9のチップCに示した裏面に電極が形成されているものを使用する場合について説明する。
図13は、実施の形態3で用いられるLED214を拡大して示した図である。実施の形態3では、図1の構成においてLED14に代えてLED214が用いられる。
図14は、図13の半導体チップ246を拡大して示した図である。
図13、図14を参照して、LED114は、半導体チップ246と、半導体チップ246がマウントされた基板250と、基板250に形成される電極248,249と、リフレクタ247とを含む。半導体チップ146は、基板にフリップチップ実装され、透明樹脂部241で封止されている。
半導体チップ146は、矩形状であり、その主表面に発光領域252が形成され、裏面に電極248,249とそれぞれ接続されるフリップチップ接続用電極258,254が形成されている。電極258,254が裏面に形成されているので、電極による影が生じず、発光スポットは暗部のない矩形となる。
図2の設定距離D0に被検出物体があるときに、被検出物体上の光スポットは、受光レンズ18を介して光検出器20の表面に結像されると、図14に示すように光検出器20の分割線PDVがチップ246の像の四辺と45°をなす。
図1において、この関係を満たすように基板12上にLED214を表面実装するための電極が設けられている。なお、光検出器20の分割線PDVは、LED214と光検出器が並ぶ方向に直交し、かつ、分割線PDVに対してチップ246の辺が傾斜するようにLED214が基板12に固定されている。
[LEDの実装向きを変えることの効果]
図15は、LEDの実装向きを変えることの効果を説明するための図である。
図15を参照して、No.1に示されるのは、ワイヤボンド用電極が中央に設けられた矩形の半導体チップを、PD分割線に対して2辺が直交し、他の2辺が平行となるように配置した例である。このような配置を実装角度(図6の回転角θ)0°と表現することにする。No.2に示されるのは、ワイヤボンド用電極が中央に設けられた矩形の半導体チップを、PD分割線に対して4辺が45°の角度をなすように配置した例である(実施の形態2に対応)。このような配置を実装角度45°と表現する。矩形が正方形では、設定距離に被検出物体があるときにPD分割線がチップ(受光スポット)の対角線に一致する。
No.3に示されるのは、表面にワイヤボンド用電極がない矩形の半導体チップを、実装角度0°で配置した例である。No.4に示されるのは、表面にワイヤボンド用電極がない矩形の半導体チップを、実装角度45°で配置した例である(実施の形態3に対応)。No.5に示されるのは、表面に2つのワイヤボンド用電極が形成された矩形の半導体チップを、実装角度45°で配置した例である(実施の形態1に対応)。
PD分割線が発光領域を横切る長さを単純計算して比較すると、効果の計算値は、No.1に示す例を1にするとNo.2〜4は、それぞれ1.62倍、1.50倍、2.12倍となる。
光学シミュレーションソフトウエアを使用して本願発明者が計算したN−F変化量(Near側からFar側に被検出物体を変化させたときのNear側PD受光量とFar側PD受光量の差の変化量)は、No.1〜5に示す例は、それぞれ1.08、1.68、1.50、2.55、2.72(×10-7nW)となる。この値に基づいた効果は、No.1に示す例を1にするとNo.2〜4は、それぞれ1.55倍、1.39倍、2.36倍、2.52倍となる。
したがって、No.2、No.4、No.5に示したLEDの実装角度にすれば、光量変動が大きくなり、図7、図8で説明したグラフの傾きが大きくなり、応差が従来技術と比較して小さくなることがわかる。
つまり、実施の形態1〜3に示した技術を用いると、被検出物体が設定距離付近で前後移動したときのパワー変動量が大きくなり、応差が向上する。
以上説明したように、実施の形態1〜3に係る光電センサは、ある局面に従うと、被検出物体までの距離を検出する反射型光電センサであって、図2に示すように、分割線PDVで分割された第1、第2の受光領域20N,20Fを有し、被検出物体からの反射光を第1、第2の受光領域20N,20Fで受光する光検出器20と、被検出物体に向けて光を投光する投光素子とを備える。図3、図10、図13に示すように、投光素子14,114,214は、発光領域が形成された矩形状の半導体チップ46,146,246をそれぞれ含む。図4、図11、図14に示すように、第1、第2の受光領域20N,20Fにおける受光量差がゼロになる距離(設定距離)に配置された被検出物体上に投影され光検出器20上に結像される半導体チップ46,146,246の像は、分割線PDVと交わり、かつ外形の四辺が分割線に対して傾斜する。
好ましくは、反射型光電センサは、半導体チップの像が、分割線と交わり、かつ外形の四辺が分割線に対して傾斜することを満たす関係になるように、受光手段と投光手段とが配置されている支持部材(ホルダ部材24および基板12)をさらに備える。
好ましくは、反射型光電センサは、矩形状の半導体チップの四辺が分割線と非平行になるように、受光手段と投光手段とが配置されている支持部材(ホルダ部材24および基板12)をさらに備える。
より好ましくは、矩形状の半導体チップの対向する二辺は、分割線に対して45°±15°の範囲の角をなす。
実施の形態1〜3によれば、以下の1〜4の効果が得られる。
1.設定距離を長距離化した場合の応差の著しい悪化を発明技術で低減できる。
2.応差の値を設定距離に対する割合で設定した場合、従来製品と同じ光学配置で、LEDの実装に本技術を用いるだけで、同レベルの応差で設定距離の長距離化が可能である。
3.応差の値を設定距離に対する割合で設定した場合、従来製品と同じ光学配置で、LEDの実装に本技術を用いるだけで、応差の向上が可能である。
4.応差の値を設定距離に対する割合で設定した場合、同レベルの応差と設定距離で光電センサの小型化が可能である。
なお、図15では、実装角度を45°にした場合を説明したが、これに限られるものではなく、45°±15°の範囲内であれば、実装角度が0°の場合と比べて応差が向上するという効果が得られる。
また、本実施の形態では、LEDは、図3,図10ではリード付き砲弾型形状のLED14,141を示し、図13では表面実装タイプを例に挙げて説明した。しかし、投光素子はこれに限られるものではなく、種々の変形した素子を用いても良い。たとえば、外形は、図13のような表面実装タイプ型であっても、基板(ガラスエポキシ基板など)上に上部を電極面にして半導体チップをマウントし、チップ表面の電極と基板上の電極とをワイヤボンドして透明樹脂で被覆したような構成の投光素子であっても良い。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
光電センサの断面図である。 図1の距離設定形光電センサの光学要素を概略的に示した図である。 図1および図2で示されるLED14を拡大して示した図である。 図3の半導体チップ46を拡大して示した図である。 実施の形態1の光電センサの受光スポットと受光量分布を示した図である。 投光軸まわりのチップの配置について説明するための図である。 実施の形態1の技術を使用した場合の、設定距離が等しいときの検出物体の位置とパワー変動量のグラフを示した図である。 実施の形態1の技術を使用した場合の、設定距離が2倍であるときの検出物体の位置とパワー変動量のグラフを示した図である。 発光素子の発行面のバリエーションを示した図である。 実施の形態2で用いられるLED114を拡大して示した図である。 図10の半導体チップ146を拡大して示した図である。 実施の形態2の光電センサの受光スポットと受光量分布を示した図である。 実施の形態3で用いられるLED214を拡大して示した図である。 図13の半導体チップ246を拡大して示した図である。 LEDの実装向きを変えることの効果を説明するための図である。 光電センサの種類について説明するための図である。 距離設定形光電センサの概略構成を示す図である。 図17における各点における光分布を示す図である。 応差を説明するための図である。 長距離化に伴う応差の悪化を説明するための第1の図である。 長距離化に伴う応差の悪化を説明するための第2の図である。 長距離化に伴う応差の悪化を説明するための第3の図である。 LEDチップの一般的な形状の例を示す図である。 図23に示したLEDチップを使用した場合の投光、受光スポットの形状を示した図である。 図24で示した受光スポットと受光量分布の関係を示す図である。
符号の説明
10 光電センサ、12 基板、14,114,214 投光素子、16 投光レンズ、18 受光レンズ、20 光検出器、20N,20F 受光領域、24 ホルダ部材、26 カバーレンズ、28 ボリュームシャフト、30 ロータリースイッチ、32 コード、41,141,241 透明樹脂部、42,44,142,144 リード、46,146,246 半導体チップ、48,49,148 ワイヤ、52,152,252 発光領域、54,56,154,248,249,258,254 電極、58 破線、247 リフレクタ。

Claims (9)

  1. 被検出物体までの距離を検出する反射型光電センサであって、
    第1、第2の受光領域を有し、前記被検出物体からの反射光を前記第1、第2の受光領域で受光する受光手段と、
    前記被検出物体に向けて光を投光する投光手段とを備え、
    前記投光手段は、前記第1、第2の受光領域における受光量差がゼロになる距離から前記被検出物体が遠近方向に動いた場合の前記受光量差の変動量が最大となるように、前記投光手段の投光軸まわりに回転させた回転角が決定されている、反射型光電センサ。
  2. 決定された前記回転角を満たす関係になるように、前記受光手段と前記投光手段とが配置されている支持部材をさらに備える、請求項1に記載の反射型光電センサ。
  3. 被検出物体までの距離を検出する反射型光電センサであって、
    分割線で分割された第1、第2の受光領域を有し、前記被検出物体からの反射光を前記第1、第2の受光領域で受光する受光手段と、
    前記被検出物体に向けて光を投光する投光手段とを備え、
    前記投光手段は、
    発光領域が形成された矩形状の半導体チップを含み、
    前記第1、第2の受光領域における受光量差がゼロになる距離に配置された前記被検出物体上に投影され前記受光手段上に結像される前記半導体チップの像は、前記分割線と交わり、かつ外形の四辺が前記分割線に対して傾斜する、反射型光電センサ。
  4. 前記半導体チップの像が、前記分割線と交わり、かつ外形の四辺が前記分割線に対して傾斜することを満たす関係になるように、前記受光手段と前記投光手段とが配置されている支持部材をさらに備える、請求項3に記載の反射型光電センサ。
  5. 前記半導体チップの四辺が前記分割線と非平行になるように、前記受光手段と前記投光手段とが配置されている支持部材をさらに備える、請求項3に記載の反射型光電センサ。
  6. 前記半導体チップの対向する二辺は、前記分割線に対して45°±15°の範囲以内の角をなす、請求項5に記載の反射型光電センサ。
  7. 被検出物体までの距離を検出する反射型光電センサであって、
    分割線で分割された第1、第2の受光領域を有し、前記被検出物体からの反射光を前記第1、第2の受光領域で受光する受光手段と、
    前記被検出物体に向けて光を投光する投光手段とを備え、
    前記投光手段は、
    発光領域と電極とが投光側主表面に形成された半導体チップを含み、
    前記第1、第2の受光領域における受光量差がゼロになる距離に配置された前記被検出物体上に投影され前記受光手段上に結像される前記半導体チップの像は、前記分割線と交わり、かつ前記電極に対応する位置が前記分割線から外れている、反射型光電センサ。
  8. 前記半導体チップの像が、前記分割線と交わり、かつ前記電極に対応する位置が前記分割線から外れることを満たす関係になるように、前記受光手段と前記投光手段とが配置されている支持部材をさらに備える、請求項7に記載の反射型光電センサ。
  9. 前記電極は、前記半導体チップの像上の対応する位置が前記分割線で区切られた一方側と他方側に1つずつ配置されるように、投光側の主表面に2つ設けられる、請求項7に記載の反射型光電センサ。
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