JP2008106550A - 排水口カバー - Google Patents

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Shinya Tanada
慎哉 棚田
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Abstract

【課題】吐水時の水の飛散を抑えるとともに、排水口カバー表面の残水を低減できる排水口カバーを提供する。
【解決手段】手洗いボウル3の底面31の排水口4とそれに内嵌される排水栓5およびそれら周辺部を上方から覆う略板状のカバー本体1の裏面に脚部2が形成されて手洗いボウル3の底面31に設置される排水口カバーであって、カバー本体1の表面全体に凹凸11が形成されていることとする。
【選択図】図1

Description

本発明は、排水口カバーに関するものである。
手洗いボウルの底面の排水口にポップアップ式の排水栓が設けられた洗面化粧台の排水構造が知られている。この排水構造は、排水栓が上方にポップアップするため手洗いボウル内に排水栓の上下動を妨げるものを置くことができず、また排水栓の上下動が見えるため外観上の見栄えが悪かった。このため、排水栓の作動を妨げないように、排水口および排水栓とそれら周辺部を上方から覆うように排水カバーを設置することが提案されている。例えば、特許文献1では、手洗いボウルの底面に段落部が形成され、この段落部の底面に排水口が設けられた手洗いボウルにおいて、排水栓が上下動することができる空間を有する排水口カバーを段落部に設けている。
特開平11−107341号公報
しかしながら、上記の排水栓が上下動することができる空間を有する排水口カバーは、手洗いボウル内に物を置いた状態で排水できるとともに外観を向上させることができるが、別の問題が生じた。すなわち、洗面化粧台のカランから排水口カバーの方向に向かって吐水された水は、排水口カバー表面に接触した後、排水口カバー表面を滑って手洗いボウルの内壁面へと向かうが、このとき、カランからの吐水の勢いが強いと排水口カバー表面に接触した後も強い勢いのまま排水口カバー表面を滑り手洗いボウルの内壁面とぶつかって水が飛散してしまい、使用者に不快感を与えるという問題が生じた。また、止水時には排水口カバー表面に水が残ってしまい、外観上、見栄えが悪くしかも使用者に不快感を与えてしまうという問題もあった。
そこで、本発明は、以上の通りの事情に鑑みてなされたものであり、吐水時の水の飛散を抑えるとともに、排水口カバー表面の残水を低減できる排水口カバーを提供することを課題としている。
本発明の排水口カバーは、上記の課題を解決するために、以下のことを特徴としている。
第1に、手洗いボウルの底面の排水口とそれに内嵌される排水栓およびそれら周辺部を上方から覆う略板状のカバー本体の裏面に脚部が形成されて手洗いボウルの底面に設置される排水口カバーであって、カバー本体の表面全体に凹凸が形成されていることを特徴とする。
第2に、上記第1の排水口カバーにおいて、カバー本体の表面全体に複数の凹溝が一方向に形成されて、凹凸が形成されていることを特徴とする。
上記第1の発明によれば、カバー本体の表面全体に凹凸が形成されていることにより、カバー本体に接触した吐水はカバー本体表面の凸部にぶつかってその水の勢いが弱まる。したがって、カバー本体表面の流れが手洗いボウルの内壁面にぶつかっても水の勢いが弱まっているので水の飛散を防ぐことができる。また、止水時には、カバー本体表面の凹凸によって表面張力による水溜りが形成しにくくなっている。このため、カバー本体表面の残水を低減することができる。
上記第2の発明によれば、カバー本体の表面全体に複数の凹溝が一方向に形成されていることにより、カバー本体表面の水の流れが凹溝と凹溝との間の凸部にぶつかって、水の流れの勢いをより一層弱めることができる。また、止水時には、カバー本体表面の水が凹溝により排水口カバーの外へ流出するため、カバー本体表面の残水をより一層低減することができる。
以下に、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の排水口カバーを洗面化粧台の手洗いボウルに設置した状態を示した斜視図である。図2は、本発明の排水口カバーの一実施形態を示した模式図であり、(a)は平面図、(b)は断面図、(c)は(b)の要部拡大図である。図3は、図1中のA−A断面図である。
本発明の排水口カバーは、平面視略矩形で略板状のカバー本体1と、そのカバー本体1の裏面の四隅に形成されている脚部2とから構成されている。
本発明はカバー本体1表面の全面にわたって凹凸11が形成されていればよく、例えば、図1、図2(a)に示すように、複数の凹溝12を一方向に形成してカバー本体1表面に凹凸11を形成してもよい。複数の凹溝12が形成されると、隣接する凹溝12間に凸部13が形成されることになり(図2(c))、断面視でカバー本体1の表面は凹凸状となる(図2(b)、図3)。凹溝12の深さや幅、隣接する凹溝12間の距離は、後述するように、カラン6からの吐水が凸部13にぶつかってカバー本体1表面上の水流の勢いを弱めることができ、凹溝12よりカバー本体1表面上の水を流すことができるように適宜に設定される。カバー本体1表面の凹凸11は、上記のように凹溝12によるものに限定されるものではなく、カバー本体1表面を粗面化して凹凸11を形成してもよい。
本発明における脚部2は、カバー本体1の裏面から突出されており、その下端部を手洗いボウル3の底面31に接触させることにより、カバー本体1と手洗いボウル3の底面31との間に空間7を形成している。
手洗いボウル3の底面31には手洗いボウル3内の水を排水管41に排出する排水口4と、その排水口4に内嵌され手洗いボウル3内の水を貯める排水栓5が設けられている。これら排水口4と排水栓5およびそれら周辺部は、後述するように排水口カバーのカバー本体1で上方から覆われ、洗面化粧台の使用者からは見えないようになっている。
排水栓5は手洗いボウル3の外に設けられた操作レバーの操作により支持軸51によって上下自在に作動し、最下位置において排水口4に内嵌される、いわゆるポップアップ式の排水栓5である。操作レバーの操作により支持軸51を押し上げて排水栓5を上方にポップアップさせたときには、手洗いボウル3内の水はカバー本体1と手洗いボウル3の底面31との間の空間7に流れ込み、排水口4から排水される。なお、排水栓5が最上位置に移動したときにカバー本体1と接触しないように脚部2の高さが調整されている。
本発明の排水口カバーは、図1に示すように、排水口4と排水栓5およびそれら周辺部を覆うように上方から手洗いボウル3の底面31に設置される。このとき、カバー本体1の表面の凹溝12がカラン6からの吐水と直交するように、例えば、カバー本体1の凹溝12が手洗いボウル3の左右方向に向かうように排水口カバーを設置する。カラン6から排水口カバーに向けて吐水された水は、カバー本体1と接触した後その表面を使用者側に向かって流れ手洗いボウル3の内壁面32にぶつかるが、本発明では、カバー本体1の表面に複数の凹溝12が形成されていることにより、カバー本体1表面の流れが隣接する凹溝12間の凸部13にぶつかって勢いが弱まる。また、凸部13にぶつかった水は凹溝12に流れ込み、カバー本体1の左右方向に向かって排水口カバーの外に排出される。すなわち、カラン6からの吐水がカバー本体1に接触した後は、カバー本体1表面の凹溝12によってカバー本体1表面の流れの勢いが弱まり水量も分散されることになる。このため、カバー本体1表面の流れが使用者側の手洗いボウル3の内壁面32にぶつかっても、水が飛散することはない。さらに、止水時には、カバー本体1表面に形成された複数の凹溝12により水が排水口カバーの外へ流出し、カバー本体1表面では水溜りが形成しにくくなっている。このため、カバー本体1表面の残水を防止することができる。
図4は、本発明の排水口カバーにおける脚部の一実施形態を説明するための分解斜視図である。
本発明における脚部2は、例えば、カバー本体1裏面の四隅に形成される螺合部21と、その下端部に螺着され前記手洗いボウル3に設置される設置部22とから構成されていてもよい。
この実施形態では、螺合部21はインサートナット211でカバー本体1と一体とされており、設置部22はインサートナット211に螺着されるように外周にネジ222が切られ、インサートナット211へのねじ込み側と反対側の一端にゴムや樹脂製の滑り止め部221を備えている。設置部22の長さは螺合部21にねじ込むねじ込み量によって調整することができ、カバー本体1裏面の四隅に形成された脚部2のそれぞれの長さを個別に調整することができる。したがって、この排水口カバーを前記手洗いボウル3の底面31に設置するにあたっては、各脚部2における設置部22の滑り止め部221が確実に前記手洗いボウル3の底面31に接触するように設置部22の長さをそれぞれ調整することができるので、ガタツキがなく安定して排水口カバーを前記手洗いボウル3の底面31に設置することができる。また、滑り止め部221を備えているため、排水口カバーの設置状態はより安定し、カランから吐水したときの流水によってズレたり、ガタついて音が発生したりすることもない。さらに、排水口カバーの設置のために手洗いボウルの形状が制約されることはなく、幅広い製品に対して排水口カバーを設置することができる。
なお、本発明の排水口カバーにおいて、カバー本体の形状は、平面視略矩形に制限されない。平面視で円形、楕円形などの各種のものとすることができる。さらに、カバー本体の側面は、手洗いボウルの底部の形状に合わせることができ、手洗いボウルとの間に排水用の隙間が形成されるように、手洗いボウルの底部に向かって傾斜させるなどが可能である。
また、脚部については、排水口カバーを手洗いボウルの底面に安定して設置することができる限り、その本数や配置位置はカバー本体の形状に合わせて適宜に設定することができる。
本発明の排水口カバーを洗面化粧台の手洗いボウルに設置した状態を示した斜視図である。 本発明の排水口カバーの一実施形態を示した模式図であり、(a)は平面図、(b)は断面図、(c)は(b)の要部拡大図である。 図1中のA−A断面図である。 本発明の排水口カバーにおける脚部の一実施形態を説明するための分解斜視図である。
符号の説明
1 カバー本体
11 凹凸
12 凹溝
2 脚部
3 手洗いボウル
31 底面
4 排水口
5 排水栓

Claims (2)

  1. 手洗いボウルの底面の排水口とそれに内嵌される排水栓およびそれら周辺部を上方から覆う略板状のカバー本体の裏面に脚部が形成されて手洗いボウルの底面に設置される排水口カバーであって、カバー本体の表面全体に凹凸が形成されていることを特徴とする排水口カバー。
  2. カバー本体の表面全体に複数の凹溝が一方向に形成されて、凹凸が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の排水口カバー。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011117229A (ja) * 2009-12-05 2011-06-16 Maruichi Corp オーバーフロー装置
JP2013185390A (ja) * 2012-03-09 2013-09-19 Toto Ltd 洗面器
KR20190105697A (ko) * 2018-03-06 2019-09-18 엘지전자 주식회사 배수구용 플라즈마 살균 장치

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