JP2010155722A - 流し用の三角コーナー - Google Patents

Abstract

【課題】 三角コーナーから、ゴミ容器に移す場合、ほぼ底面全体に水切り孔があるため、水切り孔から水滴などが落ちた。
【解決手段】 流し用の三角コーナーの、一辺の一番長い部分の底面を低く傾斜させ、その底面の一部と、その上の横面に水切り孔を設け、底面の大部分は水切り孔を設けないで、底面の水切り孔を設けない部分の上面に複数の丸みを帯びた細長い凸部を設けることを特徴とする、流し用の三角コーナー。
【選択図】図１

Description

本発明は、流し用の三角コーナーに関するものである。

従来、流し用の三角コーナーは、丸みを帯びた二等辺直角三角形で底面が平らで、ほぼ底面全体に水切り孔があり、横面の中央より下の方にも水切り孔があるのが一般的だった。また、底面に傾斜を設けて水切りをし易くした考案（特許文献１）が知られている。

登録実用新案第３０５５７０７号公報

それには次のような問題点があった。
三角コーナーから、ゴミ容器に移す場合、ほぼ底面全体に水切り孔があるため、水切り孔から水滴などが落ちた。

流し用の三角コーナーの、一辺の一番長い部分の底面を低く傾斜させ、その底面の一部と、その上の横面に水切り孔を設け、底面の大部分は水切り孔を設けないで、底面の水切り孔を設けない部分の上面に複数の丸みを帯びた細長い凸部を設けることを特徴とする、流し用の三角コーナーである。

三角コーナーの底面が傾斜していて、流し台の縁の方に設置しない方の一辺の一番長い部分を低くしてあり、その底面の一部と横面に水切り孔を設けているので、傾斜の効果と複数の凸部が複数の隙間を作るダブル効果で水などの堰き止めを防止して、水はけも早い。もし水滴などが残っているようなら三角コーナーを揺すってしばらく置おけばよい。ゴミ容器に移す場合はゴミを水切り孔の無い方に傾けて、流し台で軽く叩いてすぐ、ゴミ容器に移せば水滴などが落ちずに移せる。多少底面に水滴が付いていても傾けた底面を這うだけで落ちない。水切り孔がない部分は蛇口や流し台の中央から遠い場所にあり、水切り孔の横面が壁になり、しかも尻すぼみになっているため、横面や底面に水がはねにくく付きにくい。
また、凸部は丸みを帯びているので三角コーナー本体の掃除もし易い。

本発明の斜視図 本発明の上から見た図 本発明の傾斜が分かる横面図 本発明のその他の実施例の斜視図 本発明のその他の実施例の流し台に設置の斜視図

以下、本発明の実施の形態を説明する
（イ）図１、２、４のように三角コーナー（１）の脚の短い方（３）の底面の一部とその 上の横面だけに、水切り孔（２）を設け脚の長い方（４）には水切り孔は設けない 。また、水切り孔を設ける底面と横面の交わる部分は特に水切り孔を設ける。
（ロ）図３のように三角コーナー（１）の底面部の脚の長さを変える。
（ハ）図４のように複数の丸みを帯びた細長い凸部（５）を水切り孔の方行に向かって設 ける。
本発明は、以上の構成よりなっている。
本発明を使用するときは、指でつまんでゴミを水切り孔の無い方に移動して流し台で軽く叩き、水切り孔が下にならないように注意してゴミ容器に移す。

また、図４のように、底面の水切り孔を設けない部分の上面に複数の丸みを帯びた細長い凸部（５）の代わりに複数の半球体（６）を設ける。

また、図５の設置図のように、取って（７）を、流しでの作業の邪魔にならない、流し台（８）の縁に沿った場所に来るように設ければ、コストは若干かかるがゴミ容器に移す作業が容易になる。
１ 三角コーナー
２ 水切り孔
３ 脚の短い方
４ 脚の長い方
５ 丸みを帯びた細長い凸部
６ 半球体
７ 取っ手
８ 流し台

Claims (3)

1. 流し用の三角コーナーの、一辺の一番長い部分の底面を低く傾斜させ、その底面の一部と、その上の横面に水切り孔を設け、底面の大部分は水切り孔を設けないで、底面の水切り孔を設けない部分の上面に複数の丸みを帯びた細長い凸部（５）を設けることを特徴とする、流し用の三角コーナー。
2. 底面の水切り孔を設けない上面に複数の丸みを帯びた細長い凸部の代わりに、複数の半球体（６）を設けることを特徴とする、請求項１記載の、流し用の三角コーナー。
3. 取っ手（７）を流しでの作業の邪魔にならない流し台（８）の縁に沿った場所に来るように設けることを特徴とする、請求項１記載の、流し用の三角コーナー。

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