JP2009189530A - 流し台 - Google Patents

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Kazunori Hanaoka
和紀 花岡
Katsuhiko Mizutani
勝彦 水谷
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Abstract

【課題】水栓取り付け面からシンク部側方の天板部の水切り溝方向に、又はその逆方向に水分が流れ込むようなことを抑制して、シンク部まわりの水分の付着による汚れを少なくして、清潔感を損なうことがないようにする。
【解決手段】流し台1の天板部に形成され一端がシンク部3につながる水切り溝4と、シンク部3で使用する水栓5を取り付ける水栓取付面6とを備えており、水切り溝4はシンク部3に向かって傾斜する傾斜部を備えるとともに、水栓取付面6はシンク部3に向かって傾斜する傾斜面16が形成されており、水切り溝4の傾斜部と、水栓取付面6の傾斜面16との間には、水切り溝4の傾斜部を流れる水分と、水栓取付面の傾斜部を流れる水分とを区分けする境界部17が形成されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、流し台に関し、特に、天板からシンク部への水切り溝と、傾斜面に取り付けられた水栓取付面とを備えた流し台において、その境界部に壁を形成して成る流し台に関する。
従来、流し台において、シンクにつながる凹溝を備えた構成は公知である(特許文献1、2参照)。また、キッチン用シンクにおいて、水栓取付面を傾斜面とし、水が溜まって垢がつくようなことを防止する防汚性、清掃性の高めるという構成も公知である(特許文献3参照)。
特開昭62−295611号 実開昭62−203635号 特開2002−294782号公報
流し台において、シンク横の天板等のスペースの外周に溝(水切り溝)を設けることにより、そのスペース上でまな板やザル等を使用する作業で生じた水分を、水切り溝を経由してシンクに排水することが可能となる。この水切り溝は、次の理由によりその深さには制約がある(例えば、5〜10mm程度)。
即ち、この水切り溝は、上記スペースと水切り溝よりさらに外側のスペースにかけて、皿、箸、フォーク、その他の食器等を載置した場合に、その載置の安定性を考慮すると、あまり深くできない。また、水切り溝をあまり深くしすぎると底面まで十分清掃できない。さらに、水切り溝を形成するシンク横の天板等のスペースは、その下部には通常のキャビネット(シンク用キャビネットのように上部がオープンスペース仕様ではない)が設けられているので、水切り溝をあまり深くできない。
一方、流し台において、シンクの正面奥側に位置する水栓取付面、特に水栓が取り付けられている周辺は、水栓からはねた水分で汚れ易い、という問題がある。そこで、水栓取付面における水汚れをなるべく少なくするために、水栓取付面に傾斜面(水勾配)を設けると、水分が滞留することなく汚れにくいという利点が生じる。
そこで、このような水栓取付面に傾斜面を設けた流し台において、上記のように、シンク横の天板等のスペースに水切り溝を組み合わせて設ける構成を採用することが好ましい。ところが、このように水栓取付面を傾斜面とする構成と、シンク横の天板等のスペースの外周に水切り溝を設ける構成とを組み合わせると、次のような問題が生じる。
即ち、水切り溝は上記のとおりあまり深くすることができないので、比較的浅く高い位置にあり、水切り溝がシンクに流れ込む排水部は、水栓取付面は傾斜面の下端より高い位置となるので、水切り溝から流れ込む水分が、水栓取付面に流れてしまい、清潔感を損なうという問題が生じる。
他方、水栓取付面に傾斜面を設けたので、付着した水分が流下し易く水分の付着による汚れが生じにくいが、水分の流下が水切り溝側にも流れると、水分の流れが散って流下の勢いも悪くなり、場合によっては水切り溝内に流れ込み水切り溝内の水分がオーバーフローしたり逆流したりしてしまう問題も生じる。
本発明は、流し台において、水栓取付面を傾斜面とし、シンク横の天板等のスペースの外周に水切り溝を組み合わせて設けた場合に生じる上記問題を解決する手段を実現することを課題とする。
本発明は上記課題を解決するために、天板部に形成されたシンク部と、天板部に形成され一端がシンク部につながる水切り溝と、シンク部で使用する水栓を取り付ける水栓取付面とを備えた流し台であって、水切り溝はシンク部に向かって傾斜する傾斜部が形成されているとともに、水栓取付面はシンク部に向かって傾斜する傾斜面が形成されており、水切り溝の傾斜部と水栓取付面の傾斜面との間には、水切り溝の傾斜部を流れる水分と、水栓取付面の傾斜面を流れる水分とを区分けする境界部が形成されていることを特徴とする流し台を提供する。
境界部は、水切り溝の溝壁の上縁の方向からシンク部に向けて低くなる傾斜壁面を備えていることが好ましい。
水切り溝の傾斜部の水平方向に対する傾斜角度より、水栓取付面の傾斜面の水平方向に対する傾斜角度の方が大きく設定されていることが好ましい。
本発明の流し台によれば、水栓取付面を傾斜面とし、シンク部側方の天板部における領域(水切り台部)等の外周に水切り溝を組み合わせて設けた構成としても、水切り溝から流れ込む水分が、水栓取付面に流れこむようなことはなく、清潔感を損なうことがないという効果が生じる。
本発明に係る流し台を実施するための最良の形態を実施例に基づき図面を参照して、以下説明する。
本発明に係る流し台の実施例を、図1〜4において説明する。図1は、本発明に係る流し台の特徴を説明するため図であり、図1(a)は平面図であり、図1(b)は斜視図である。
本発明に係る流し台1は、天板部2に形成されたシンク部3と、天板部2に形成され、その両端がシンク部3につながる水切り溝4と、シンク部3で使用する水栓5を取り付ける水栓取付面6とを備えている。天板部2におけるシンク部3の側方に隣接した領域は、水切り台部7となっている。なお、水栓5は浄水用の水栓であり、原水用の水栓5’は図1(a)に示すように別に設けられている。
シンク部3は、図1(a)に示すように、平面視で略長方形であるが、その奥側の側部において水切り台部7側に突出するように突出部8(水切り台部7側に入り込む湾部)が形成されている。
水切り溝4は、本実施例では、図1(a)、(b)に示すように、シンク部3の左側に隣接する水切り台部7を囲うように、平面視で略C形に形成されている。水切り台部7は、全体が平坦な面でもよいし、一部が平坦な面で他の部分が水切り溝4に向かって低くなるよう傾斜している面でもよいし、全体的に水切り溝4に向かって低くなるよう傾斜している面でもよい。
そして、この水切り溝4は、図2(a)、(b)に示すように、所定の高所位置9から長手方向の両側に向かって勾配(水勾配)を有する傾斜部10が形成されている。水切り溝4の両端は、それぞれシンク部3につながっており、このシンク部3へつながっている水切り溝4の両端は、図1(a)、(b)に示すように、シンク部3への排水口11、12となっている。
即ち、水切り溝4の傾斜部10によって、高所位置9から両端の排水口11、12に向けて、水切り溝4内の水分を流下させ、両端の排水口11、12からシンク部3に排水させることができる。水切り溝4の高所位置9からその両端の排水口11、12に向けて低くなる勾配の傾斜角度α(図2(b)参照)は、例えば、1.5度程度とする。
図3(a)に示すように、流し台1に向かって正面奥側に位置し、奥側の端の排水口11に通じる水切り溝4の部分(以下、「排水溝部分」という)13は、その奥側溝壁14により、水切り溝4内を流下する水分が水栓取付面6側に流れ出ないように構成されている。
水栓取付面6は、シンク部3の正面に向かって奥側の上縁15に沿って形成されており、この水栓取付面6は、図2(d)、図3(a)、図4(a)に示すように、シンク部3に向けて低くなるように所定の傾斜角度βで傾斜する傾斜面16が形成されている。この実施例では、水栓5は、水切り溝4の排水溝部分13に比較的近い位置において、水栓取付面6に起立して設けられている。
水栓取付面6の傾斜面16の傾斜角度βは、水切り溝4の傾斜部10の傾斜角度αとは異なって形成されている。水栓取付面6の傾斜面16の傾斜角度βは、水切り溝4の傾斜部10の傾斜角度αより大きい角度で形成されている。例えば、水切り溝4の傾斜部10の傾斜角度αは、1.5度程度であるのに対して、水栓取付面6の傾斜面16の傾斜角度βは18度程度とする。
水栓取付面6の傾斜面16の傾斜角度βを水切り溝4の傾斜部10の傾斜角度αより大きくする理由は、水栓取付面6における水栓5の付近は、水分が付着し汚れやすいので、傾斜角度βをより大きくして水分が流下し汚れにくくするためである。
水切り溝4において、奥側に位置し奥側の端の排水口11に通じる部分(水切り溝4の排水溝部分)13は、その排水溝部分13を構成する奥側の溝壁14により、水栓取付面6側に排水が流れ出ないように構成されている。
具体的には、排水溝部分13の奥側の溝壁14の上縁と水栓取付面6との間には、境界壁17(境界部)が形成されている。この境界壁17は、図3(a)に示すように、シンク部3及び水栓取付面6に対して下方に傾斜する傾斜壁面18から構成されている。
図3(a)、(b)に示すように、排水溝部分13の奥側溝壁14は、その上縁14’が、隣接面19に隣接しているが、境界壁17を構成する傾斜壁面18は、図3(a)、(b)に示す例では、隣接面19を介して、シンク部3及び水栓取付面6方向に低くなるように形成されている。
或いは、図4(a)、(b)に示すように、境界壁17を構成する傾斜壁面18は、隣接面19等を設けることなく、奥側溝壁14の上縁14’に隣接し、上縁14’から、直接、シンク部3及び水栓取付面6方向に低くなるように形成されていてもよい。このような境界壁17を構成する傾斜壁面18は、その高低差によって、水栓取付面6を流下する水分が水切り溝4の排水溝部分13方向へ流れ込むことを抑制する。
(作用)
以上の構成から成る本発明に係る流し台1の作用を説明する。天板部2におけるシンク部3の側方の水切り台部7上に付着した水分、例えば、水切り台部7上で野菜の水切り作業等をしたことに伴って生じた水分は、周囲の水切り溝4に流れ込むと、図1(b)の矢印に示すように、水切り溝4の傾斜部10に沿って流下し、その両端の排水口11、12からシンク部3に排水される。この際、水切り溝4の奥側溝壁14により水栓取付面6側に水分が流れるようなことを防止する。
そして、水栓取付面6に付着した水分は、その傾斜面16に沿って流下しシンク部3内に流れ込む(図3(a)、図4(a)の矢印f参照)。この際、水栓取付面6に付着した水分が、その傾斜面16に沿って水切り溝4方向に流下しても、境界壁17の傾斜壁面18によりその流れが阻止され戻されて、シンク部3に流れ落ちる(図3、図4の矢印g参照)。
そのため、水栓取付面6に付着した水分は、水切り溝4方向に流れ散って水分で汚すことがなく、また、水切り溝4内に流入して水切り溝4を逆流したりオーバーフローして周辺を水分で汚したりするようなことなく、確実にシンク部3内に排水される。
以上、本発明に係る流し台を実施するための最良の形態を実施例に基づいて説明したが、本発明はこのような実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された技術的事項の範囲内でいろいろな実施例があることは言うまでもない。
本発明に係る流し台は上記のような構成であるから、キッチンの流し台、洗面用の流し台、作業用の流し台等に適用可能である。
本発明に係る流し台の実施例を説明する図であり、(a)は平面図、(b)は斜視図である。 本発明に係る流し台の実施例の要部を説明する図であり、(a)は図1(a)のA−A断面図であり、(b)は(a)における要部の拡大図であり、(c)は図1(a)のB−B断面図であり、(d)は(c)における要部の拡大図である。 (a)は本発明に係る流し台の実施例の要部を説明する図であり、(b)は(a)における境界壁の部分の拡大図である。 (a)は本発明に係る流し台の実施例の別の態様の要部を説明する図であり、(b)は(a)における境界壁の部分の拡大図である。
符号の説明
1 流し台
2 天板部
3 シンク部
4 水切り溝
5 浄水用の水栓
5’ 原水用の水栓
6 水栓取付面
7 水切り台部
8 突出部
9 水切り溝の所定の高所位置
10 傾斜部
11、12 水切り溝の排水口
13 排水溝部分
14 奥側溝壁
14’ 奥側溝壁の上縁
15 シンク部奥側の縁
16 傾斜面
17 境界壁(境界部)
18 傾斜壁面
19 隣接面
α 水切り溝の傾斜角度
β 水栓取付面の傾斜角度
f、g 水栓取付面における水分の流れ

Claims (3)

  1. 天板部に形成されたシンク部と、天板部に形成され一端がシンク部につながる水切り溝と、シンク部で使用する水栓を取り付ける水栓取付面とを備えた流し台であって、水切り溝はシンク部に向かって傾斜する傾斜部が形成されているとともに、水栓取付面はシンク部に向かって傾斜する傾斜面が形成されており、水切り溝の傾斜部と水栓取付面の傾斜面との間には、水切り溝の傾斜部を流れる水分と、水栓取付面の傾斜面を流れる水分とを区分けする境界部が形成されていることを特徴とする流し台。
  2. 請求項1記載の流し台であって、境界部は、水切り溝の溝壁の上縁の方向からシンク部に向けて低くなる傾斜壁面を備えていることを特徴とする流し台。
  3. 請求項1または2記載の流し台であって、水切り溝の傾斜部の水平方向に対する傾斜角度より、水栓取付面の傾斜面の水平方向に対する傾斜角度の方が大きく設定されていることを特徴とする流し台。
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