JP2008106229A - インクジェット記録用インクセット - Google Patents

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    • C09D11/00Inks
    • C09D11/30Inkjet printing inks
    • C09D11/40Ink-sets specially adapted for multi-colour inkjet printing

Abstract

【課題】顔料系インクセットを用いてインクジェット記録を行う場合に、吐出安定性に優れ、普通紙におけるフェザリングやブリーディングを抑制し、光沢紙におけるカラーインクの発色性や透明性を向上させ、普通紙及び光沢紙におけるベタ部分のムラも抑制し、また、普通紙における黒インク記録部のOD値を低下させないインクジェット記録用インクセットを提供する。
【解決手段】インクジェット記録用インクセットの黒インクの黒顔料として平均粒径が100nm〜150nmのものを使用し、カラーインクのカラー顔料として平均粒径が60nm〜90nmのものを使用する。更に、黒インクとして、25℃の条件下で最大泡圧法(バブルプレッシャー法)によりライフタイム100msで測定された動的表面張力が40mN/m〜45mN/mのものを使用し、カラーインクとして35mN/m〜40mN/mであるものを使用する。
【選択図】なし

Description

本発明は、インクジェット記録用インクセットに関する。
インクジェット記録用インクセットの各インクの着色剤としては、染料よりも耐光性、耐水性及び耐オゾン性の点で一般的に優れている顔料が広く用いられている。このような顔料系のインクセットを用いてインクジェット記録を行う場合、顔料粒子の分散安定性を向上させて高い吐出安定性を実現することが求められている。また、フェザリング(中でも、黒インク記録部のフェザリング)やブリーディング(中でも、黒インク記録部とイエローインク記録部との間のブリーディング)の抑制、カラーインクの発色性や透明性の向上が求められている。
このような観点から、黒インクの顔料粒子とカラーインクの顔料粒子との間の粒径の相対的サイズを調整したインクジェット記録用インクセットが提案されている(特許文献1)。
特開2003−82267号公報
しかしながら、黒インクの顔料粒子とカラーインクの顔料粒子との間の粒径の相対的サイズを調整しただけでは、意図したような印字品質のインクジェット記録物は得られなかった。具体的には、普通紙紙面上でのフェザリングやブリーディングが充分に抑制されない。また、カラーインクの顔料粒径が大きいとレッド、グリーン、ブルー等の二次色に関して光沢紙における発色性、透明感に問題が生じ、くすんだ画像となっていた。また、ベタ部分のムラも問題となっていた。更に、普通紙における黒色のOD(光学濃度)値に関しては、顔料粒径が小さいと隠ぺい力に問題がありOD値が低下するといった課題があった。
本発明は、前述した問題点を解決するためになされたものであり、顔料系のインクジェット記録用インクセットを用いてインクジェット記録を行う場合に、吐出安定性に優れ、普通紙におけるフェザリングやブリーディングを抑制し、光沢紙におけるカラーインクの発色性や透明性を向上させ、普通紙及び光沢紙におけるベタ部分のムラも抑制し、また、普通紙における黒インク記録部のOD値を低下させないインクジェット記録用インクセットを提供することを目的とする。
本発明の発明者等は、黒インクの着色剤である黒顔料の粒径と、カラーインクの着色剤であるカラー顔料の粒径とをそれぞれ特定し、それに加えて、最大泡圧法(バブルプレッシャー法)によって特定の条件下で測定した各インクの動的表面張力を特定することにより上述した目的を達成できることを見出し、本発明を完成させた。
即ち、本発明は、黒顔料を含有する黒インク、イエロー顔料を含有するイエローインク、マゼンタ顔料を含有するマゼンタインク及びシアン顔料を含有するシアンインクを有するインクジェット記録用インクセットにおいて、
前記黒顔料の平均粒径が100nm〜150nm(100nm以上150nm以下)であり、前記イエロー顔料、前記マゼンタ顔料及び前記シアン顔料の平均粒径がいずれも60nm〜90nm(60nm以上90nm以下)であり、
前記黒インクの25℃の条件下で最大泡圧法(バブルプレッシャー法)によりライフタイム100msで測定された動的表面張力が、40mN/m〜45mN/m(40mN/m以上45mN/m以下)であり、前記イエローインク、前記マゼンタインク及び前記シアンインクの同法同条件で測定した動的表面張力が、いずれも35mN/m〜40mN/m(35mN/m以上40mN/m以下)であることを特徴とするインクジェット記録用インクセットを提供する。
また、本発明は、上述のインクジェット記録用インクセットを、インクジェットヘッドを備えたインクジェットプリンタに装着し、該インクセットを構成する少なくとも一つのインクを、印字情報に応じて被記録材に向けてインクジェットヘッドから吐出させ、被記録材に画像を形成することを特徴とするインクジェット記録方法を提供する。
本発明の顔料系のインクジェット記録用インクセットは、黒インクに所定の平均粒径の黒顔料を使用するので、普通紙におけるOD値を高く維持しながらフェザリングを抑制し、エッジをシャープなものとしつつ、良好な吐出安定性を確保できる。また、黒インク以外のカラーインク、即ち、イエローインク、マゼンタインク及びシアンインクそれぞれに、平均粒径が60nm〜90nmのカラー顔料を使用するので、光沢紙におけるカラーの高い発色性と透明性とを実現し、普通紙及び光沢紙におけるベタ部分のムラも抑制することができる。また、カラー顔料の粒径が黒顔料の粒径よりも小さく、普通紙の繊維を目止めする目止め効果が期待できるので、黒インク記録部とカラーインク記録部との間のブリーディングを抑制することができる。更に、黒インクとして、所定範囲の動的表面張力のものを使用するので、黒顔料粒径を特定したことに加えて、更にフェザリングを抑制することができる。また、カラーインクとして、黒インクの動的表面張力よりも低い所定範囲の動的表面張力のものを使用することに加え、黒顔料よりも小さい所定の平均粒径の顔料を使用するため、カラーインクが黒インクより早く被記録材に浸透し好ましい目止め効果が得られ、更に黒インク記録部とカラーインク記録部との間のブリーディングを抑制することができる。
本発明のインクジェット記録用インクセットは、黒インク、イエローインク、マゼンタインク及びシアンインクの少なくとも4色の顔料インクから構成される。
黒インクはテキスト印字で多く用いられるため、印字品質としてフェザリングが少なく、OD値が高いことが求められる。そのため、黒インクにおいては、着色剤として平均粒径100nm〜150nm、好ましくは120nm〜150nmの黒顔料を使用する。黒顔料の平均粒径が100nm未満であるとフェザリングが目立つようになり、そのためOD値が低下する傾向があり、一方、150nmを超えるとインクジェットヘッドからの吐出性安定性が低下する傾向がある。
イエローインク、マゼンタインク及びシアンインクはデジタル写真画像印字で多く用いられるため、印字品質として良好な発色性、透明性、ベタ部分のムラがないこと等が求められる。そのため、これらのカラーインクにおいては、着色剤としていずれも平均粒径60nm〜90nm、好ましくは60nm〜75nmのカラー顔料、即ちイエロー顔料、マゼンタ顔料及びシアン顔料を使用する。カラー顔料の平均粒径が60nm未満であると隠ぺい力の低下によって発色性が低下する傾向があり、90nmを越えると発色性、透明感、特にレッド、グリーン、ブルー等の二次色における発色性、透明感が低下し、暗い色調になる傾向がある。
以上の各顔料の平均粒径の値は、動的光散乱式の粒度分布計によって測定された体積平均径である。例えば、堀場製作所(株)製の動的光散乱式粒径分布測定装置LB−500を用いて測定可能である。
前述の所定の平均粒径の黒顔料を含有する黒インクの25℃の条件下で最大泡圧法(バブルプレッシャー法)によりライフタイム100msで測定された動的表面張力は、40mN/m〜45mN/m、好ましくは40mN/m〜43mN/mである。一方、前述の所定の平均粒径のイエロー顔料、マゼンタ顔料及びシアン顔料をそれぞれ含有するイエローインク、マゼンタインク及びシアンインクの25℃の条件下で最大泡圧法(バブルプレッシャー法)によりライフタイム100msで測定された動的表面張力は、35mN/m〜40mN/m、好ましくは36mN/m〜38mN/mである。
このような動的表面張力を示す顔料インクセットが好ましい詳細な理由を以下に示す。
インク等の液体の動的表面張力は、一般に振動ジェット法、メニスカス法、最大泡圧法等によって測定されることは知られているが、本発明で規定する動的表面張力の値は、最大泡圧法(バブルプレッシャー法)によるものである(協和界面科学(株)製の自動動的表面張力計BP−D4を用いて測定可能)。最大泡圧法による動的表面張力測定では、気体供給源から気体をプローブに送り、インクに浸したプローブ先端から気泡を発生させる。この際の気体流量を変化させることで、気体発生速度を変え、それに伴い変化するインクからその気泡にかかる圧力により表面張力を測定する。気泡の半径がプローブ先端部分の半径に等しくなるとき、最大圧力(最大泡圧)を示す。このときのインクの表面張力σは、以下式で表される。
Figure 2008106229
ここで、rはプローブ先端部分の半径、ΔPは気泡にかかる圧力の最大値と最小値との差であり、その最大値は気泡の曲率半径がプローブ先端部分の半径と等しい時の最大圧力(最大泡圧)である。ライフタイムとは、最大泡圧後に気泡がプローブから離れて、新しい表面が形成されてから次の最大泡圧に達するまでの時間を示す。
ところで、インク等の液体の動的表面張力は、静的表面張力と異なり、ライフタイム数10ms〜数1000msオーダーでの表面張力であり、付着(着弾)した際のインクの被記録材への浸透性に大きな影響があると考えられる。動的表面張力が高いとインクの被記録材への浸透性が低いため、フェザリングは良好となり、また、着色剤である顔料も被記録材表面に多く残るためOD値も高くなるが、インクの被記録材に対する乾燥性は低下し、ベタ部分のムラ等も生じやすくなる。特に、レッド、グリーン、ブルー等の二次色においては顕著である。また、逆に動的表面張力が低いとインクの被記録材への浸透性が高いため、フェザリングは悪化し、OD値も低下するが、インクの被記録材に対する乾燥性は良好となり、ベタ部分のムラ等かなり低減される。なお、一般的なインクジェット記録方法において、インクが被記録材に着弾した際のインクの被記録材に対する浸透現象は数10msオーダーである。従って、本発明においては、動的表面張力測定装置の誤差等を勘案し、その測定精度が安定するライフタイム100msでの動的表面張力値を採用する。また、測定温度25℃は、インクの通常使用温度である。
発明者らによるインク組成の研究の結果によれば、カラーインクよりフェザリング、OD値が重視される黒インクの場合、25℃の条件下で最大泡圧法(バブルプレッシャー法)によりライフタイム100msにおいて測定された動的表面張力が、40mN/m〜45mN/mの黒インクを用いることにより、フェザリングが少なく、OD値も高く、被記録材に対する乾燥性も良好なテキストデータの印字品質を達成することが解った。なお、動的表面張力が40mN/m未満であるとフェザリングが目立ち、OD値が低下する傾向があり、45mN/mを超えるとインクの被記録材に対する乾燥性が悪くなる傾向があり、またインクジェットヘッドからの吐出安定性が悪くなる傾向も見受けられる。
また、カラーインクは、黒インクと異なり、被記録材上でレッド、グリーン、ブルー等の二次色等を表現するにあたり混色させる場面が多くなるため、ベタ部分のムラ等が生じやすくなる。このベタ部分のムラを解消するには、被記録材に対する乾燥性を高める必要がある。よって、25℃の条件下で最大泡圧法(バブルプレッシャー法)によりライフタイム100msにおいて測定された動的表面張力が、35mN/m〜40mN/mのカラーインクを用いることにより、被記録材に対する乾燥性が向上し、ベタ部分のムラが少ない印字品質を達成することが解った。さらに、カラーの被記録材に対する乾燥性が向上したため、黒とカラー間に生じるブリーディングもより改善することが解った。なお、動的表面張力が40mN/mを越えるとベタ部分のムラが目立ち、35mN/m未満になるとインクジェットヘッドからの吐出性安定性が低下する傾向がある。
次に、顔料の具体例を示す。黒インクに使用される黒顔料としては、例えば、MA8、MA100(三菱化学(株)製)、カラーブラックFW200(デグサ製)等のカーボンブラックが挙げられる。イエローインクに使用される顔料としては、C.I.ピグメントイエロー3、13、74、83及び154等が挙げられる。マゼンタインクに使用される顔料としては、C.I.ピグメントレッド5、48、112、122、177、202及び207等が挙げられる。シアンインクに使用される顔料としては、C.I.ピグメントブルー15、15:3、15:4、16及び60等が挙げられる。なお、これらは本発明に好適な顔料の一例の記載であり、これらによって本発明が限定されるものではない。
本発明のインクジェット記録用インクセットの顔料系の各インクに含まれる顔料の含有量は、所期の印字濃度及び色彩等により異なるが、少なすぎると被記録材上での発色が不充分であり、多すぎるとインクジェットヘッドのノズルの目詰まりが起きやすくなるので、各インク全量に対して好ましくは0.1重量%〜10重量%、より好ましくは1重量%〜7重量%の範囲である。
顔料系の各インクには、その分散安定性を維持するために顔料用分散剤を添加しても良い。分散剤としては、例えば、高分子分散剤、界面活性剤等を挙げることができる。高分子分散剤としては、ゼラチン、アルブミン等の蛋白質;アラビアゴム、トラガントゴム等の天然ゴム類;サポニン等のグルコシド類;メチルセルロース、カルボキシセルロース、ヒドロキシメチルセルロース等のセルロース誘導体;リグニンスルホン酸塩、セラック等の天然高分子;ポリアクリル酸塩、スチレン−アクリル酸共重合物の塩、ビニルナフタレン−アクリル酸共重合物の塩、スチレン−マレイン酸共重合物の塩、ビニルナフタレン−マレイン酸共重合物の塩、β−ナフタレンスルホン酸ホリマリン縮合物のナトリウム塩及びリン酸塩等の陰イオン性高分子;ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリエチレングリコール等の非イオン性高分子等が挙げられる。界面活性剤としては、高級アルコール硫酸エステル塩類、液体脂肪油硫酸エステル塩類、アルキルアリルスルホン酸塩類等の陰イオン界面活性剤;ポリオキシエチレンアルキルエーテル類、ポリオキシエチレンアルキルエステル類、ソルビタンアルキルエステル類、ポリオキシエチレンソルビタンアルキルエステル類等の非イオン性界面活性剤が挙げられる。分散剤は、1種又は2種以上を適宜選択して使用できる。
これらの分散剤は、顔料の種類や分散剤の種類によって、分散剤として機能する適切な量が適宜決定されるが、少なすぎると顔料の分散安定性が不充分であり、多すぎるとインクの粘度が上昇してインクジェットヘッドからの吐出が困難となるため、好ましくは顔料に対して5〜50重量%、より好ましくは10〜40重量%である。顔料系の各インクに分散剤を添加する場合、分散装置を使用して更に分散させた顔料を使用することが好ましい。顔料の分散に使用する分散装置としては、一般的な分散機であれば特に限定はされないが、例えば、ボールミル、ロールミル、サンドミル等が挙げられる。その中でも高速型のサンドミルが好ましい。
本発明のインクジェット記録用インクセットにおいて、各インクに用いる水としては、脱イオン水を使用することが好ましい。水の含有量は、併用する水溶性有機溶剤の種類、組成及び所望とされるインクの特性に依存して広い範囲で決定されるが、少なすぎるとインクの粘度が上昇してインクジェットヘッドからの吐出が困難となり、多すぎると水分蒸発によって着色剤の沈澱、凝集等が生じてインクジェットヘッドのノズルの目詰まりが起きやすくなるので、各インク全量に対して好ましくは10〜95重量%、より好ましくは10〜80重量%の範囲である。
本発明のインクジェット記録用インクセットにおいて、各インクに用いる水溶性有機溶剤は、湿潤剤と浸透剤に大別される。湿潤剤として使用される水溶性有機溶媒は、インクジェットヘッドのノズルの目詰まりを防止するためにインクに添加されるものである。また、浸透剤として使用される水溶性有機溶媒は、印字した際、インクを速やかに被記録材内部に浸透させるためにインクに添加される。
湿潤剤としては、例えば、メチルアルコール、エチルアルコール、n−プロピルアルコール、イソプロピルアルコール、n−ブチルアルコール、sec−ブチルアルコール、tert−ブチルアルコール等の低級アルコール;1,3−ブタンジオール、1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、グリセリン、1,2,6−ヘキサントリオール、1,2,4−ブタントリオール、1,2,3−ブタントリオール、ペンタントリオール等の多価アルコール類;エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコール、ブチレングリコール、チオジグリコール、ヘキシレングリコール等のアルキレングリコール;ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール等のポリアルキレングリコール;ホルムアミド、N−メチルホルムアミド、N,N−ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド等のアミド;モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、モノエチルアミン、ジエチルアミン、トリエチルアミン等のアミン;アセトン、ジアセトンアルコール等のケトン又はケトアルコール;テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル;2−ピロリドン、N−メチル−2−ピロリドン、N−ヒドロキシエチル−2−ピロリドン等;1,3−ジメチルイミダゾリジノン、ε−カプロラクタム等の含窒素複素環化合物;ジメチルスルホキシド、スルホラン、チオジエタノール等の含硫黄化合物;等が挙げられる。中でも、アルキレングリコール、グリセリン等の多価アルコールが好ましい。これら湿潤剤は、単独又は2種類以上を混合して用いることも可能である。
本発明のインクジェット記録用インクセットにおいて、湿潤剤としての水溶性有機溶剤の含有量は、少なすぎるとインクジェットヘッドのノズルの目詰まりを防止するために不充分であり、多すぎるとインクの粘度が上昇してインクジェットヘッドからの吐出が困難となるので、好ましくは各インク全量に対して5〜50重量%、より好ましくは10〜40重量%の範囲である。
一方、浸透剤としては、例えば、エチレングリコールメチルエーテル、エチレングリコールエチルエーテル、エチレングリコールプロピルエーテル、エチレングリコールブチルエーテル、ジエチレングリコールメチルエーテル、ジエチレングリエチルエーテル、ジエチレングリコールプロピルエーテル、ジエチレングリコールブチルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコールジエチルエーテル、ジエチレングリコールジプロピルエーテル、ジエチレングリコールジブチルエーテル、トリエチレングリコールメチルエーテル、トリエチレングリコールエチルエーテル、トリエチレングリコールプロピルエーテル、トリエチレングリコールブチルエーテル、トリエチレングリコールジメチルエーテル、トリエチレングリコールジエチルエーテル、トリエチレングリコールジプロピルエーテル、トリエチレングリコールジブチルエーテル、プロピレングリコールメチルエーテル、プロピレングリコールエチルエーテル、プロピレングリコールプロピルエーテル、プロピレングリコールブチルエーテル、ジプロピレングリコールメチルエーテル、ジプロピレングリコールエチルエーテル、ジプロピレングリコールプロピルエーテル、ジプロピレングリコールブチルエーテル、ジプロピレングリコールジメチルエーテル、ジプロピレングリコールジエチルエーテル、ジプロピレングリコールジプロピルエーテル、ジプロピレングリコールジブチルエーテル、トリプロピレングリコールメチルエーテル、トリプロピレングリコールエチルエーテル、トリプロピレングリコールプロピルエーテル、トリプロピレングリコールブチルエーテル、トリプロピレングリコールジメチルエーテル、トリプロピレングリコールジエチルエーテル、トリプロピレングリコールジプロピルエーテル、トリプロピレングリコールジブチルエーテル等が挙げられる。これら浸透剤は、単独又は2種類以上を混合して用いることも可能である。
本発明のインクジェット記録用インクセットにおいて、浸透剤としての水溶性有機溶剤の含有量は、少なすぎると浸透性が不充分であり、多すぎると過剰な浸透性によってフェザリング等の滲みを生じやすくなるので、各インク全量に対して好ましくは0.1〜10重量%、より好ましくは0.5〜7重量%の範囲である。
本発明のインクジェット記録用インクセットにおいて、黒インク、イエローインク、マゼンタインク及びシアンインクの基本組成は以上の通りであるが、その他従来公知の界面活性剤;ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン及び水溶性樹脂等の粘度調製剤;表面張力調整剤;防黴剤;防錆剤;pH調整剤等を必要に応じて添加することができる。
本発明のインクジェット記録用インクセットは、常法により各インクを調製し、それらを所望のインクカートリッジに収容することにより製造することができる。
本発明のインクジェット記録用インクセットを用いてインクジェット記録を行う場合、インクセットをインクジェットヘッドを備えたインクジェットプリンタに装着し、該インクセットを構成する少なくとも一つのインクを、印字情報に応じてインクジェット被記録材に向けてインクジェットヘッドから吐出させ、被記録材に画像を形成すればよい。
本発明のインクジェット記録方法において用いられる、被記録材、インクジェットヘッド、インクジェットプリンタとしては、従来のインクジェット記録において用いられているものを適宜使用することができる。例えば、インクジェットヘッドとしては、圧電吐出タイプ、静電吐出タイプ、サーマル吐出タイプ等のヘッドを使用することができる。また、インクジェットヘッドの吐出ノズル径としては、10〜50μmのものを使用できる。
以下に、実施例及び比較例により本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。また、本発明は、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて、当業者の知識に基づいて、種々なる変更、修正及び改良等を加え得るものである。
インクジェット記録用インクセットの調製
(黒顔料インク1)
カーボンブラック(MA8,三菱化学(株)製):20重量部、ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸アンモニウム(オキシエチレン平均重合度=12):6重量部、グリセリン:10重量部、水(イオン交換水):64重量部を混合した後、直径0.3mmのジルコニアビーズを媒体とした湿式サンドミルにて分散処理を行い、カーボンブラック分散体を得た。さらに、水(イオン交換水):54重量部、グリセリン:24重量部、ジプロピレングリコール−n−プロピルエーテル:2重量部を混合してインク溶媒:80重量部を調製した。その後、調製したインク溶媒:80重量部を攪拌中のカーボンブラック分散体:20重量部に徐々に加え、さらに、30分間撹拌した後に、孔径1μmのメンブランフィルターにて濾過し、インクを調製した。なお、インク全量に対するカーボンブラックの含有量は、4重量%であった。
(黒顔料インク2〜6、イエロー顔料インク、マゼンタ顔料インク及びシアン顔料インク)
黒顔料インク1の調整方法に従い、表1及び表2に示されたインク組成を有するインクを調製した。なお、表1及び表2に示されたインク組成は、インク全量に含まれる実際のインク組成を重量%で示したものである。
調製したインクについて顔料含有量が0.02重量%〜0.2重量%となるように水で希釈し得たサンプル液を、動的光散乱式粒径分布測定装置(堀場製作所(株)製;LB−500)を用いて、顔料体積平均粒径を測定した。得られた結果は、表1及び表2に示した。
また、インクについて、自動動的表面張力計(協和界面科学(株)製;BP−D4)を用いて、25℃、ライフタイム20ms〜5000msの範囲で動的表面張力測定を行ない、ライフタイム100msにおける動的表面張力の測定値を読み取った。得られた結果を表1及び表2に示した。
Figure 2008106229







Figure 2008106229

実施例1〜3、比較例1〜4
(印字方法)
表1及び表2に示したインクを所望のインクカートリッジに充填し、このインクカートリッジを表3に示したインクセットを構成するようにインクジェットプリンタ搭載デジタル複合機(ブラザー工業(株)製;DCP−110C)に装着し、印字評価を行った。黒インク、イエローインク、マゼンタインク及びシアンインクの各インクを用いてテキスト印字パターンをm−real製DATA COPY紙(普通紙)に作成した。また、黒インク、イエローインク、マゼンタインク及びシアンインクの混合割合を変えてカラーパッチをm−real製DATA COPY紙(普通紙)及びブラザー工業(株)製専用紙(写真光沢紙:BP61GLA)(光沢紙)に作成した。評価は以下のように行った。
(a)吐出安定性評価
テキスト印字パターン(普通紙)を作成する際に、インクの吐出性を目視にて観察し、評価した。評価結果を表1及び2に示した。
G …印字サンプルにインクのしぶき、抜けが見られなかった
NG…印字サンプルにインクのしぶき、抜けが見られた
(b)フェザリング評価
テキスト印字パターン(普通紙)について、黒インク記録部のフェザリングを目視にて観察し、以下の評価基準に従って評価した。評価結果を表3に示した。
AA…フェザリングが認められなかった
A …フェザリングがほとんど目立たなかった
B …フェザリングが目立ち、実用上問題あった
C …明らかにフェザリングが目立ち、実用には向かなかった
(c)ブリーディング評価
テキスト印字パターン(普通紙)について、黒インク記録部とイエローインク記録部間のブリーディングを目視にて観察し、以下の評価基準に従って評価した。黒インク記録部とイエローインク記録部間で行なった理由は、この組合わせが最もブリーディングが目立つからである。評価結果を表3に示した。
AA…ブリーディングが認められなかった
A …ブリーディングがほとんど目立たなかった
B …ブリーディングが目立ち、実用上問題あった
C …明らかにブリーディングが目立ち、実用には向かなかった
(d)OD値評価
テキスト印字パターン(普通紙)について、黒インク記録部のOD値をMacbeth社製RD914濃度計を用いて、以下の評価基準に従って測定した。評価結果を表3に示した。
AA…OD値が1.3以上であり、見た目にも良好であった
A …OD値が1.1以上であり、問題ないレベルであった
C …OD値が1.1未満であり、見た目にも明らかに薄く見えた
(e)乾燥性評価
テキスト印字パターン(普通紙)について、黒インク記録部の乾燥性評価を行なった。黒インク記録部を印字後15秒後に指で擦り、インクの擦れを目視にて観察し、画像に与える影響を以下の評価基準に従って評価した。評価結果を表3に示した。
AA…インクの擦れが認められなかった
A …インク擦れがほとんど目立たなかった
B …インク擦れが目立ち、実用上問題あった
C …明らかにインク擦れが目立ち、実用には向かなかった
(f)カラーベタ部分のムラ評価
カラーパッチ(普通紙及び光沢紙)について、カラーインク(イエローインク、マゼンタインク及びシアンインク)記録部のカラーベタ部分のムラを目視にて観察し、以下の評価基準に従って評価した。評価結果を表3に示した。
AA…カラーベタ部分のムラが認められなかった
A …カラーベタ部分のムラがほとんど目立たなかった
B …カラーベタ部分のムラが目立ち、実用上問題あった
C …明らかにカラーベタ部分のムラが目立ち、実用には向かなかった
(g)カラー発色性評価
カラーパッチ(光沢紙)の色をGretag Macbeth製Spectro Scan(光源:D65;視野:2°)で測定し、1976年に国際照明委員会(CIE)で規格化されたL表色系(CIE1976(L)表色系)に基づき、彩度Cを求めた。Cは、測定の結果得られた知覚色度指数(a及びb;以下、それぞれa,bという)を用いて下記式(1)により算出した。また、目視でも確認して、発色性を以下の評価基準に従って評価した。評価結果を表3に示した。
Figure 2008106229
AA…鮮やかな発色性を有した
A …発色性に問題なかった
B …若干発色性に問題があり、実用上問題あった
C …明らかに発色性に問題があり、実用には向かなかった

Figure 2008106229

(考察)
実施例1のインクセットの場合、カラーインクの動的表面張力が38mN/m程度と若干高かったため、カラーベタ部分のムラ評価(普通紙及び光沢紙)及びブリーディング評価が「A」であったが、他の評価項目は全て「AA」であった。
実施例2のインクセットの場合、黒インクの動的表面張力が40mN/mに近い値だったため、黒インク記録部のフェザリング評価のみが「A」となったが、他の評価項目は全て「AA」であった。
実施例3のインクセットの場合、黒インクの動的表面張力が44mN/m程度と若干高かったため、黒インク記録部の乾燥性評価及びカラーベタ部分のムラ評価(普通紙及び光沢紙)が「A」、また、黒インクに加えてカラーインクの動的表面張力が若干高かったため、ブリーディング評価が「A」であったが、他の評価項目は「AA」であった。
一方、比較例1のインクセットの場合、黒インクの動的表面張力が40mN/m未満であったため、黒インク記録部のフェザリング評価が「C」であった。また、カラーインクの動的表面張力が40mN/mを超えていたため、ブリーディング評価が「B」、カラーベタ部分のムラ評価(普通紙及び光沢紙)が「B」又は「C」であった。
比較例2のインクセットの場合、黒インクの動的表面張力が45mN/mを超えていたため、黒インク記録部の乾燥性評価が「C」であった。さらに、黒インクの顔料平均粒径が150nmを超えていたため、黒インクの吐出安定性評価が「NG」であった。また、カラーインクの顔料平均粒径が90nmを超えていたため、カラーベタ部分のムラ評価(普通紙)が「B」であり、カラー発色性評価(光沢紙)が「C」であった。
比較例3のインクセットの場合、黒インクの顔料平均粒径が100nm未満であり、動的表面張力も40mN/m未満であったため、黒インク記録部のフェザリング評価及び黒インク記録部のOD値評価が「C」であった。また、カラーインクの動的表面張力が35mN/m未満であったため、カラーインクの吐出安定性評価が「NG」であった。それに加え、カラーインク顔料の平均粒径が60nm未満であったため、カラー発色性評価(光沢紙)が「B」、ブリーディング評価が「B」であった。
比較例4のインクセットの場合、黒インクの動的表面張力が45mN/mを越えていたため、黒インク記録部の乾燥性評価が「C」であった。それに加え、黒インクの顔料平均粒径が150nmを越えていたため、黒インク吐出安定性評価が「NG」であった。カラーインクの動的表面張力が48mN/m程度と高い値であるため、カラーインクの吐出安定性評価が「NG」であった。それに加え、カラーインクの顔料平均粒径が90nmを超えていたため、カラーベタ部分のムラ評価が普通紙で「C」、光沢紙で「B」であり、カラー発色性評価(光沢紙)も「C」であった。また、黒インク及びカラーインク共に高い動的表面張力であったため、ブリーディング評価は「C」であった。
本発明のインクジェット記録用インクセットは、普通紙における黒インク記録部のOD値を高く維持しながらフェザリングを抑制し、エッジをシャープなものとしつつ、良好な吐出安定性を確保できる。また、光沢紙におけるカラーの高い発色性と透明性とを実現し、普通紙及び光沢紙におけるベタ部分のムラも抑制することができる。しかも、黒インク記録部とカラーインク記録部との間のブリーディングを抑制することができる。よって、本発明のインクジェット記録用インクセットは、被記録材が光沢紙であるか普通紙であるかによらず、良好な印字品質のインクジェット記録物を得ることができる。

Claims (2)

  1. 黒顔料を含有する黒インク、イエロー顔料を含有するイエローインク、マゼンタ顔料を含有するマゼンタインク及びシアン顔料を含有するシアンインクを有するインクジェット記録用インクセットにおいて、
    前記黒顔料の平均粒径が100nm〜150nmであり、前記イエロー顔料、前記マゼンタ顔料及び前記シアン顔料の平均粒径がいずれも60nm〜90nmであり、
    前記黒インクの25℃の条件下で最大泡圧法(バブルプレッシャー法)によりライフタイム100msで測定された動的表面張力が、40mN/m〜45mN/mであり、前記イエローインク、前記マゼンタインク及び前記シアンインクの同法同条件で測定した動的表面張力が、いずれも35mN/m〜40mN/mであることを特徴とするインクジェット記録用インクセット。
  2. 請求項1記載のインクジェット記録用インクセットを、インクジェットヘッドを備えたインクジェットプリンタに装着し、該インクセットを構成する少なくとも一つのインクを、印字情報に応じて被記録材に向けてインクジェットヘッドから吐出させ、被記録材に画像を形成することを特徴とするインクジェット記録方法。
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