JP2008105792A - シート処理装置と画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】シートを処理するとき長さの異なっているシートが送られてきたとき、その長さの異なるシートを取り出し易くする。
【解決手段】シート処理装置2は、シートが積載されるシート位置決め部材23と、シート位置決め部材23にシートを搬送する搬送ローラ13、搬送ころ14と、シートの長さを検知する搬送パスセンサ83と、を備え、シートの長さ情報に基づく長さと、搬送パスセンサ83が検知したシートの長さとが異なるとき、搬送ローラ13、搬送ころ14が当該シートの搬送を停止するようになっている。
【選択図】図2

Description

本発明は、シートを処理するとき長さの異なっているシートが送られてきたとき、その長さの異なるシートを取り出し易くしたシート処理装置と、このシート処理装置を装置本体に備えた画像形成装置とに関する。
従来は、シートに画像を形成する画像形成装置は、装置本体にシートを処理するシート処理装置が装備されていることがある(特許文献1参照)。
シート処理装置は、装置本体で画像を形成されて順次送られてきたシートを束状にして整合する整合処理、整合したシート束を綴じる綴じ処理、綴じられたシート束を冊子状に折り曲げる折り曲げ処理等の少なくとも1つの処理をするようになっている。
特開2002−255438号公報
しかし、従来のシート処理装置は、順次送られてくるシートに長さの異なっているシートがあるとき、そのことに気が付かないでそのまま処理してしまうことがあった。このため、従来のシート処理装置は、処理し終わったシート束を調べるまで異なった長さのシートが入っていることに気が付かないことがあったり、調べなければそのままになっていたりしていたという課題があった。
また、このようなシート処理装置を備えた画像形成装置は、再度、シートに画像を形成し直さなければならないことが多く、画像形成効率が悪かった。
本発明は、シートを処理するとき長さの異なっているシートが送られてきたとき、その長さの異なるシートを取り出し易くしたシート処理装置を提供することにある。
本発明は、長さの異なるシートを取り出し易くしたシート処理装置を備えて、再度、シートに画像を形成し直さなす必要を少なくし、画像形成効率を高めた画像形成装置を提供することにある。
本発明のシート処理装置は、シートが積載される積載手段と、前記積載手段にシートを搬送する搬送手段と、前記シートの長さを検知する検知手段と、を備え、前記シートの長さ情報に基づく長さと、前記検知手段が検知したシートの長さとが異なるとき、前記搬送手段が当該シートの搬送を停止する、ことを特徴としている。
本発明のシート処理装置は、シートが積載される第1積載手段と、前記シートが積載される第2積載手段と、前記第1積載手段と前記第2積載手段とに前記シートを選択的に案内可能であり、通常、前記シートを前記第1積載手段に案内する案内手段と、前記案内手段のシート搬送方向の上流側で前記シートの長さを検知する検知手段と、を備え、前記シートの長さ情報に基づく長さと、前記検知手段が検知したシートの長さとが異なるとき、前記案内手段が、当該シートに続くシートを前記第2積載手段に案内する、ことを特徴としている。
本発明の画像形成装置は、シートに画像を形成する画像形成部と、前記画像を形成されたシートを処理するシート処理装置と、を備え、前記シート処理装置が、上記いずれかのシート処理装置である。
本発明のシート処理装置は、シートの長さ情報に基づく長さと、検知手段が検知したシートの長さとが異なるとき、搬送手段が当該シートの搬送を停止するようになっている。このため、本発明のシート処理装置は、長さの異なるシートを取り出し易くすることができる。また、本発明のシート処理装置は、長さの異なるシートが搬送されてきたとき、その場で除去して、長さの異なるシートが混ざった状態で、シートの処理を行うことを防止することができる。
本発明のシート処理装置は、シートの長さ情報に基づく長さと、検知手段が検知したシートの長さとが異なるとき、案内手段が、当該シートに続くシートを第2搬送手段に案内するようになっている。このため、本発明のシート処理装置は、長さの異なるシートを取り出し易くすることができる。また、本発明のシート処理装置は、長さの異なるシートが搬送されてきたとき、その場で除去して、長さの異なるシートが混ざった状態で、シートの処理を行うことを防止することができる。
本発明は、長さの異なるシートを取り出し易くしたシート処理装置を備えて、再度、シートに画像を形成し直さなす必要を少なくし、画像形成効率を高めることができる。
以下、本発明の実施形態のシート処理装置と、このシート処理装置を装置本体に備えた画像形成装置とを図に基づいて説明する。なお、本実施形態において取り上げる数値は、参考数値であり、本発明を限定するものではない。
(画像形成装置)
図1は、本発明の実施形態である画像形成装置のシート搬送方向に沿った断面図である。
画像形成装置は、シートに画像を形成するようになっており、具体的には、複写機、プリンタ、ファクシミリ、及びこれらの複合機能を備えた複合機等がある。
画像形成装置1は、装置本体101とシート処理装置(フィニッシャ)2とを備えている。シート処理装置2は、装置本体101の側部にオプションとして装備されて、装置本体101から送り込まれてきた画像形成済みのシートを束状にして綴じて、2つに折り曲げ、冊子状にするようになっている。なお、シート処理装置2は、装置本体101内に組み込まれていてもよい。
画像形成装置1は、装置本体上部のプラテンガラス面102に置かれた原稿をスキャナ部103で光学的に読み取り、CCDイメージセンサ部107で画像データを光電変換等の電気処理をして、デジタル信号に変換する。そして、デジタル処理された画像信号は、露光制御部108で、変調された光信号に変換されて、帯電器109で帯電された感光ドラム110にレーザ光Lとして照射して潜像として形成される。この潜像は、現像器111によって現像されて、感光ドラム110上にトナー画像に変換される。
そして、このトナー画像の先端とタイミングを合わせて、カセット105a,105bから給送されたシートSは、搬送部106を通して感光ドラム110と転写器112との間に搬送されて、トナー画像を転写される。トナー画像が転写されたシートは、定着器113の一対の定着ローラ113a,113b間に搬送されて、定着ローラ113a,113bの加熱、加圧によりトナー画像を定着される。最後、シートは、排紙ローラ対1a,1bにより装置本体101から排出されて、シート処理装置2に受け渡される。感光ドラム110、現像器111等は、画像形成部104を構成している。
なお、装置本体101の上面に自動原稿給装装置(ADF)を設けて、複数の原稿を自動搬送するようにしてもよい。
(シート処理装置)
図2は、本発明の実施形態であるシート処理装置のシート搬送方向に沿った断面図である。図3は、シート処理装置の駆動系を示す図である。
[スタックモード]
画像形成装置1の装置本体101の排紙ローラ対1a,1bから排出されたシートは、入口フラッパ3に案内されて排紙ガイド4を通過してスタッカ排出ローラ5とスタッカ排出ころ6とによって、スタッカトレイ7に排出される。
スタッカ排出口ーラ5は、口ーラ5の軸5a(図3)に固着されたプーリ98とスタッカ排出モータ95の出力軸に固着されたプーリ96とに掛け渡されたタイミングベルト97によって、スタッカ排出モータ95の回転力が伝達されて回転するようになっている。
入口フラッパ3は、入口ソレノイド3d(図3)によって回転して、排紙ガイド4と、ガイド11,12とに、シートを選択的に案内できるようになっている。
[製本モード]
入口フラッパ3によってガイド11,12に案内されたシートは、搬送ローラ13と搬送ころ14により、半月形状をした半月ローラ17aに搬送されてステープラ18を通過する。そして、シートは、ガイド20,21を案内にして半月形状をした半月ローラ22aに搬送されてストッパとしてのシート位置決め部材23に先端(下端)を受け止められて先端を整合される。半月ローラ17a,22aには、弾性部材17d,22dが圧接しており、シートは、弾性部材17d,22dによって半月ローラ17a,22aに圧接されて搬送される。
シート位置決め部材23は、ガイド20,21間に進入してきたシート先端を受け止めて、シートを一時的に、載置収納するようになっている。シート位置決め部材23は、ガイド20,21間を、昇降するようになっている。シート位置決め部材23上には、シートの先端を検知するシート先端検知センサ33が配設されている。
シート位置決め部材23を設けた目的は2つある。1つは、ステープラ18が針打ちを行うときのシートの位置決めのためである。2つには、後述する綴じたシート束を折り曲げるときの位置決めのためである。
シート位置決め部材23は、ガイド20,21の下方で、シート束を受け止めたときシート束の綴じる部分がステープラ18に対向させることのできる位置に待機している。シート位置決め部材23に所定枚数のシートが積載される間に、送り込まれてくるシートは、後述する幅寄せ装置60の1対の幅寄せ部材24a,24b(図4)によって幅整合される。幅整合とは、シート搬送方向に沿ったシートの側端を整合することである。所定枚数のシートがシート位置決め部材23に積載されると、ステープラ18は、シート束を綴じる。
ステープラ18は、シートの幅方向の奥側と手前側とに2箇所に配設されている。ステープラ18は、内部には板状のステープル針と、駆動用モータを有している。ステープラ18は、回転軸18aを中心に揺動してシート束にコ字状のステープル針を貫通させて、アンビル19によってステープル針の先端を折り曲げてシート束を綴じる。
シート束が綴じられると、シート位置決め部材23は、下降して、シート束の綴じられた部分を折り曲げ装置34の突き出しユニット25に対向させる。突き出しユニット25は、シート束に接近して、突き出しユニット25の突き板25aでシート束を突いて、折りローラ26,27にシート束を押し込む。折りローラ26,27は、シート束を折り曲げながら搬送して冊子状にする。冊子状になったシート束は、排紙ガイド28をへて排出ローラ30と排出ころ31に送り込まれて、排出トレイ32に排出される。排出ローラ30と排出ころ31の始動停止は、シート束の先端と後端を検知する排紙センサ29によって行われる。
(搬送ローラ、半月ローラの駆動機構)
搬送ローラ13の中心軸13a上には、搬送プーリ13bが固着され、半月ローラ17a、22aの中心軸17b,22bには半月ローラプーリ17c,22cが固着されている。搬送モータ51の出力軸には搬送モータプーリ52が固着されている。
搬送モータプーリ52、搬送プーリ13b、半月ローラプーリ17cの外周にはタイミングベルト53が巻き回されている。半月ローラプーリ17c,22c間にはタイミングルベルト54が巻き回されている。
搬送モータ51の回転は、搬送モータプーリ52からタイミングベルト53を介して、搬送プーリ13b及び半月ローラプーリ17cに伝達される。さらに、タイミングベルト54を介して半月ローラ22cに伝達される。このような回転力の伝達によって、搬送ローラ13、半月ローラ17a,22a(図2)が回転する。
(幅寄せ装置)
図4は、幅寄せ装置60とシート位置決め駆動機構92とを図2の左側から見た図である。
幅寄せ部材24a,24bは、シートの搬送方向と水平な支持面と、シートの両サイドに垂直な壁面とを有して、中央部にラック24f,24gを互いに向き合うように形成され、ラック24f,24g間にはピニオンギア24cが噛合している。幅寄せモータ24dは、ステッピングモータであり、出力軸上にはピニオンギア24cが固着されている。
幅寄せホームポジションセンサ24eは、幅寄せ部材24a,24bが整合しうる最大シートの幅よりも5mm〜10mm外側に待避しているときに、幅寄せ部材24aの一部に形成されたフラグ24hを検知する位置に配設されている。幅寄せホームポジションセンサ24eには、フォトインタラプタが使用されている。
このような構成の幅寄せ装置60において、幅寄せモータ24dが回転すると、幅寄せ部材24a,24bは、ホームポジションからシートの幅に相当する位置に移動して、シート位置決め部材23に積載されているシートの幅整合をする。シートの幅整合は、シート位置決め部材23にシートが積載される度に、あるいは、所定枚数が積載されたときに行われる。
(シート位置決め駆動機構)
図4に示すシート位置決め駆動機構92における、シート位置決め部材23は、ガイド20,21の間に進入してきたシートの先端を受け止めるようになっている。シート位置決め部材23は、両端の上下に突設された複数のころ23aがフレーム8に形成された不図示の溝に係合していることによって、昇降できるようになっている。
シート位置決め部材23の両端にはラック23fが形成されており、ラックは左右2つのピニオンギア23bに係合している。
2つのピニオンギア23bは、軸23cによって連結されて、軸23cの一端にはシート突き当てギア23dが固着されている。シート突き当てギア23dは、シート位置決めモータ61の出力軸上のギア62に噛合している。シート位置決めモータ61には、ステッピングモータが使用されている。
シート位置決め部材23の一部には、フラグ23e(図2)が形成されている。フラグ23eは、シート位置決め部材23がホームポジションに下降したときに、シート位置決めホームポジションセンサ63(図2)で検知されるようになっている。
(シート取り出し機構)
図2において、ガイド11,12の下流側の搬送パス301は、シート処理装置2の不図示のフロントドアを開いた後、支点302を中心にして、上流端側を実線の位置から破線の位置に開閉できるようになっている。搬送パス301を開くと、シートを取り出す取り出し口303から、半月ローラ17aの上に出ているシート束を手で掴んで取り出すことができる。搬送パス301の開閉は、開閉検知センサ225によって検知される。
(シート処理装置の制御関係)
図5は、シート処理装置の制御ブロック図である。
中央演算処理装置(以下、「CPU」と称する)150は、通信手段231aによって、装置本体の制御部231に接続されている。CPU150と制御部231は、いずれか一方が他方に組み込まれていてもよい。
CPU150には、CPUl50が実行する制御手順を予め記憶しているリードオンリメモリ(ROM)152が接続されている。また、CPU150には、CPUl50の演算データ、画像形成装置1から受信した制御データ等の各種データを記憶するランダムアクセスメモリ(RAM)153が接続されている。さらに、CPU150には、画像形成装置にシートに関する種々の情報を入力したり、画像形成装置の動作状態を表示したりする入力手段である例えば表示部202も接続されている。
CPU150の入力側にはセンサが接続され、出力側にはモータ等が接続されている。
CPU150の入力側に接続されたセンサには、次のセンサがある。
画像形成装置の装置本体101から排出されてきたコピーシートが、シート処理装置2内に進入してきたことを検知する搬送パスセンサ83。シートがシート処理装置2の所定の位置に到着したことを検知するシート先端検知センサ33。シートが排出トレイ32に排出されたことを検出する排紙センサ29。折りローラ26,27のシート束速度を検知するための折りローラCLKセンサ216。シート位置決め部材23のホームポジションを検知するシート位置決めホームポジションセンサ63。シートの整合を行う幅寄せ部材24a、24bのホームポジションを検知する幅寄せホームポジションセンサ24e。突き板25aの位置を検知する突き出し位置検知センサ82。半月ローラ17a,22aの回転位置を検知する半月ローラセンサ217。スタックトレイ7と排出トレイ32のシート積載オーバーを検知するトレイリミットセンサ218。ジャム処理用の扉の開閉を検知するドアスイッチ219。ステープラの針交換処理等用扉の開閉を検知するドアスイッチ220。奥側のステープラの針の有無を検知する針無しセンサ212。奥側のステープラの針打ち待機位置を検知するステープラモータHPセンサ211。手前側ステープラの針の有無を検知する針無しセンサ215。手前側のステープラの針打ち待機位置を検知するステープラモータHPセンサ214。搬送パス301の開閉を検知する開閉検知センサ225。
CPU150の出力側にドライバーD1乃至D8を介して接続されるモータ等に、次のモータ等がある。
シートを搬送する搬送モータ51。シートを指定位置で保持させるシート位置決めモータ61。シートを整合する幅寄せモータ24d。シート束を折るための突きモータ64。突き板25aを作動させる折りクラッチ74a。奥側のステープラを駆動するステープラモータ210。手前側のステープラを駆動するステープラモータ213。
次に、シート処理装置2が、シート束を綴じて折り曲げるとき、長さの異なるシートが画像形成装置の装置本体から搬送されてきたとき、その長さの異なるシートの取扱方法を説明する。
(実施形態1)
実施形態1は、装置本体からシート処理装置に送り込まれたシートが、装置本体からのシート情報によるシートの長さと異なっている場合、その異なった長さのシートをシート位置決め部材23で受け止めて、シート処理装置の動作を停止するようになっている。また、ジャムシートがある場合も、シート処理装置の動作を停止するようになっている。
図6において、シート処理装置2のCPU150は、画像形成装置1の制御部231から、先頭シートに関するシート情報を受信する(S100)。シート情報は、シート1枚ごとに画像形成装置1の制御部231から送信される情報であり、その情報には、シートサイズコード、紙種、後処理指定(処理モードの指定)、ジョブの始めの先頭シート、終わりの最終シート等の情報が含まれている。シートサイズコードからシートの長さが分かるようになっている。
シート処理装置2のCPU150は、画像形成装置の装置本体101から最初のシートが送り込まれてくると、シート情報が製本モードであるか否かを判断する(S102)。
CPU150は、シート情報が製本モードでないとき、入口ソレノイド3dをOFFのままにして、シートを搬送ガイド4(図1)に案内して、スタックトレイ7に排出するスタック処理を実行する(S104)。
処理S102において製本モードであるとき、装置本体の制御部231から、先頭シートが搬入される搬入予告信号がCPU150に送られてくる(S106)。CPU150は、搬入予告信号に基づいて、入口ソレノイド3dをONにして(S108)、フラッパ3を切換えて、シートをガイド11,12に案内できるようにする。そして、CPU150は、装置本体から搬入されるシートをシート位置決め部材23に搬送するため、搬送モータ51をONにする(S110)。シート位置決め部材23は、積載手段の一例である。
CPU150は、幅寄せモータ24dを正転させて、ホームポジションに待機している幅寄せ部材24a,24bを先に受信したシート情報により入手したシート幅より約10mm広い位置へ移動させ、幅寄せ部材の間隔を狭める(S112)。
次に、CPU150は、シート位置決めモータ61によって、シート位置決め部材23を昇降させて、シート位置決め部材23に受け止められるシートの長さ方向半分の位置がステープル18のステープルポイント19aと一致するようにする(S114)。
画像形成装置より、フラッパ3を通して搬入されたシートは、搬送ローラ13と搬送ころ14とにより下流へと搬送され、搬送パスセンサ83をONする(S116)。搬送パスセンサ83は、検知手段の一例である。搬送ローラ13と搬送ころ14は、搬送手段の一例である。
ここで、CPU150は、搬送パスセンサ83がOFFになるまで、シートの長さをカウントし、そのカウントに相当する時間とシートの搬送速度とから、シートの長さ(Ln)を算出する(S118乃至S126)。
なお、この場合、長さのみの検知ではなく、シートの長さと幅を検知して、制御部231からの上記シートサイズコードに基づくシートサイズと比較して、異なるサイズのシートを検知してもよい。
処理S118乃至処理S126において、搬送パスセンサ83がONになったままOFFにならないとき(ジャムタイマがタイムアップしたとき。S122のYES)、CPU150は、シートにジャムが発生したものと判断する。この場合、CPU150は、搬送モータ51をOFFにして、表示部202(図1)にジャムが発生したことを表示し(S128)、装置本体に処理中断信号を送り、画像形成装置の動作を一旦停止させる(S130)。ユーザは、ジャムシート除去作業を行う。ジャムシートは、ユーザがシート処理装置2の不図示のフロントドアを開いた後、搬送パス301を、支点302を中心にして、上流端側を実線の位置から破線の位置に開くことによって取り出し口303から取り出すことができる。ジャムシートが除去された後、ユーザが表示部202のスタート釦を押すと、画像形成装置は再起動する(S132)。CPU150は、処理116から処理を継続し、最後のシートまで処理を継続する。
したがって、本実施形態のシート処理措置は、ジャムシートが発生した場合、その場で除去できるようにして、ジャムシートが混ざった状態で、シートの束の整合、綴じ、折り曲げ処理等を行うことを防止することができる。
CPU150は、処理S100で受信したシート情報で入手したシートの長さ(Lg)と、処理S126で算出したシートの長さ(Ln)とを比較(S134)する。CPU150は、その差(Lg−Ln)が誤差の範囲内であれば、シート情報で入手したシートと同じシートが送られてきたと判断する。そして、CPU150は、そのシートが最終シートであるか否かを判断する(S136)。CPU150は、最終シートでなければ処理S116に戻って、処理を継続し、最終シートであれば製本処理(S138)をして、一連の処理を終了する。
製本処理は、前述したように、次のようにして行われる。すなわち、シート位置決め部材23に所定枚数のシートが積載されるとステープラ18がシート束を綴じる。そして、シート位置決め部材23が下降して、シート束の綴じ位置を突き板25aに対向させる。その後、突き出しユニット25がシート束を突く動作と、突かれたシート束を折りローラ26,27が受け入れて搬送しながら折り曲げる動作とによって、シート束が冊子状に製本される。
処理S134において、誤差が所定の範囲を超えている場合、CPU150は、シート情報で入手した情報とは別の長さのシートが搬入されたものと判断する。この場合、CPU150は、搬送モータ51をOFFにして、表示部202(図1)に長さの異なるシートが搬入されたことを表示し(S140)、装置本体に処理中断信号を送り、画像形成装置の動作を一旦停止させる(S142)。
ユーザは、長さの異なるシートを除去する作業を行う。長さの異なるシートは、ユーザがシート処理装置2の不図示のフロントドアを開いた後、搬送パス301を、支点302を中心にして、上流端側を実線の位置から破線の位置に開くことによって取り出し口303から取り出すことができる。長さの異なるシートが除去された後、ユーザが表示部202のスタート釦を押すと、画像形成装置は再起動する(S144)。CPU150は、処理116から処理を継続し、最後のシートまで処理を継続する。
なお、画像形成装置は、処理S140において、受信した通知により画像形成装置の表示部202で、ユーザに対して、カセット内のシートを正しい長さのサイズのシートと取り変えることを促してもよい。
以上説明したように、本実施形態のシート処理措置は、長さの異なるシートが搬送されてきたとき、その場で除去できるようにして、長さの異なるシートが混ざった状態で、シートの束の整合、綴じ、折り曲げ等の処理を行うことを防止することができる。
(実施形態2)
実施形態1において、搬送パス301を開いてシートを取り出す場合、長さの短いシートは、取り出しにくい。また、後続のシートが、長さの短いシートの後端に当接してジャムを起こすおそれがある。
そこで、実施形態2では、取り出しにくいシートの長さ(Ls)を予めROM152(図5)に入力しておく。そして、CPU150は、処理S134において、誤差が所定の範囲を超えたシートを検知したとき、そのシートの長さ(Ln)と入力されている取出しにくいシートの長さ(Ls)と比較する。Ln≦Lsの場合、CPU150は、シート位置決めモータ61を制御してシート位置決め部材23を、誤差が所定の範囲を超えたシートを取り出し口303から取り出し易い位置に上昇させる。
これによって、長さの短いシートを取り出し易くなる。また、後続のシートが、長さの短いシートの後端に当接してジャムを起こすことが少なくなる。
(実施形態3)
また、実施形態1の処理S122において、ジャムを起こしたシートが長さの異なるシートであって長さが長い場合、そのシートの後端が搬送ローラ13と搬送ころ14から抜ないうちに、タイムアップ時間になり、ローラ13ところ14が停止することがある。このような場合、ジャムシートは、搬送ローラ13と搬送ころ14に挟まれているため、取り出しにくい。
そこで、実施形態3では、処理S122におけるタイムアップ時間を、シート処理装置において、取り扱うことのできる最大長さのシートが搬送ローラ13と搬送ころ14を通過する時間より長く設定してある。
これによって、長さの長いジャムシートが、搬送ローラ13と搬送ころ14を通過して、搬送ローラ13と搬送ころ14に挟まれることがなく、長さの長いジャムシートを容易に取り出すことができる。
(実施形態4)
図9に示すように、シート処理装置は、上記処理S134において、誤差が所定の範囲を超えている場合(S134でNO)、シート位置決め部材23に積載されているシートをステープラ18で綴じて(S200)、動作を終了してもよい。この場合、取り出し口303からシートを一度にまとめて取り出すことができる。
(実施形態5)
以上の実施形態において、シートの長さを検知する搬送パスセンサ83は、入口フラッパ3の下流側に配設されている。図10に示すように、シート処理装置402が、シートに孔をあける穿孔装置400を有しているような場合、その穿孔装置400に搬送パスセンサ83に相当する中継搬送パスセンサ401を入口フラッパ3の上流側に設けてもよい。中継搬送パスセンサ401は、検知手段の一例である。入口フラッパ3は案内手段の一例である。なお、入口フラッパ3を有してシート束を綴じて折り曲げる部分等の構造は、図2と同様であるので、図示及び説明を省略する。
この場合、CPU150は、中継搬送パスセンサ401がONしている間、シートの長さをカウントし、そのカウントに相当する時間とシートの搬送速度とから、シートの長さ(Ln)を算出する(S1301乃至S1305)。
CPU150は、S100で受信したシート情報で入手したシートの長さ(Lg)と、S1305で計算したシートの長さ(Ln)を比較(S1306)して、誤差が所定の範囲内であれば、シート情報で入手した情報が正しいと判断する。そして、CPU150は、シートが積載される第1積載手段である例えばシート位置決め部材23にシートを積載させて、製本の処理を継続する(S136以降の処理)。
処理S1306において、誤差が所定の範囲を超える場合、CPU150は、シート情報で入手した情報とは長さの異なるシートが搬入されたものと判断する。この場合、CPU150は、入口ソレノイド3dを用いて切換フラッパ3を排紙ガイド4側に切り換えて(S1307)、上記別長さのシートを搬送ガイド4へ案内する。スタッカ排出ローラ5とスタッカ排出ころ6は、長さの異なるシートを第2積載手段である例えばスタッカトレイ7へシートを排紙する(S1308)。
CPU150は、搬送モータ51をOFFにして、表示部202(図1)に長さの異なるシートが搬入されたことを表示し装置本体に処理中断信号を送り(S1309)、画像形成装置の動作を一旦停止させる。
ユーザは、スタッカトレイ7上の長さの異なるシートを取り除く。長さの異なるシートが除去された後、ユーザが表示部202のスタート釦を押すと、画像形成装置は再起動する。CPU150は、処理S1301から処理を継続し、最後のシートまで処理を継続する。
なお、画像形成装置は、処理S1309において、受信した通知により画像形成装置の表示部202で、ユーザに対して、カセット内のシートを正しい長さのサイズのシートと取り変えることを促してもよい。
以上説明したように、本発明のシート処理装置は、サイズの異なるシートを取り出し易くすることができる。また、本発明のシート処理措置は、長さの異なるシートが搬送されてきたとき、その場で除去できるようにして、長さの異なるシートが混ざった状態で、シートの束の整合、綴じ、折り曲げ等の処理を行うことを防止することができる。
本発明の実施形態である画像形成装置のシート搬送方向に沿った断面図である。 本発明の実施形態であるシート処理装置のシート搬送方向に沿った断面図である。 図2のシート処理装置の駆動系を示す図である。 幅寄せ装置とシート位置決め駆動機構とを図2の左側から見た図である。 図2のシート処理装置の制御ブロック図である。 図2のシート処理装置における動作説明用のフローチャートである。 図6に続くフローチャートである。 図7に続くフローチャートである。 他の実施形態におけるシート処理のフローチャートである。 他の実施形態のシート処理装置の概略図であり、図2に相当する図である。 図10のシート処理装置における動作説明用のフローチャートである。
符号の説明
1 画像形成装置
2 シート処理装置(フィニッシャ)
3 入口フラッパ(案内手段)
3d 入口ソレノイド
7 スタッカトレイ(第2積載手段)
13 搬送ローラ(搬送手段)
14 搬送ころ(搬送手段)
18 ステープラ
19a ステープルポイント
23 シート位置決め部材(積載手段、第1積載手段)
34 折り曲げ装置
51 搬送モータ
60 幅寄せ装置
83 搬送パスセンサ(検知手段)
101 画像形成装置の装置本体
104 画像形成部
150 中央演算処理装置(CPU)
202 表示部(入力手段)
303 取り出し口
401 中継搬送パスセンサ(検知手段)
402 シート処理装置

Claims (6)

  1. シートが積載される積載手段と、
    前記積載手段にシートを搬送する搬送手段と、
    前記シートの長さを検知する検知手段と、を備え、
    前記シートの長さ情報に基づく長さと、前記検知手段が検知したシートの長さとが異なるとき、前記搬送手段が当該シートの搬送を停止する、
    ことを特徴とするシート処理装置。
  2. 前記長さの異なるシートを取り出す取り出し口を備え、
    前記積載手段は、前記長さの異なるシートを前記取り出し口に対向する位置まで移動させることが可能である、
    ことを特徴とする請求項1に記載のシート処理装置。
  3. 前記積載手段に積載されたシートを綴じるステープラを備え、
    前記シートの長さ情報に基づく長さと、前記検知手段が検知したシートの長さとが異なるとき、前記搬送手段が当該シートの搬送を停止した後、前記ステープラが前記積載手段に積載したシートを綴じる、
    ことを特徴とする請求項1に記載のシート処理装置。
  4. シートが積載される第1積載手段と、
    前記シートが積載される第2積載手段と、
    前記第1積載手段と前記第2積載手段とに前記シートを選択的に案内可能であり、通常、前記シートを前記第1積載手段に案内する案内手段と、
    前記案内手段のシート搬送方向の上流側で前記シートの長さを検知する検知手段と、を備え、
    前記シートの長さ情報に基づく長さと、前記検知手段が検知したシートの長さとが異なるとき、前記案内手段が、当該シートに続くシートを前記第2積載手段に案内する、
    ことを特徴とするシート処理装置。
  5. 前記シートの長さ情報を入力する入力手段を備えた、
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のシート処理装置。
  6. シートに画像を形成する画像形成部と、
    前記画像を形成されたシートを処理するシート処理装置と、を備え、
    前記シート処理装置が、請求項1乃至5のいずれか1項に記載のシート処理装置である、
    ことを特徴とする画像形成装置。
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JP2017065849A (ja) * 2015-09-29 2017-04-06 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 シート処理装置、画像形成装置、シート処理方法

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