JP2008104481A - 洗濯乾燥機のモータ駆動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数のモータを同時に駆動する洗濯乾燥機のモータ駆動装置を小型化する。
【解決手段】直流電源母線から直流電力を供給して第1のインバータ回路3A、第2のインバータ回路3Bからなる複数のインバータ回路により交流電力に変換し、第1のインバータ回路3Aによりヒートポンプ用圧縮機モータ4Aを駆動し、第2のインバータ回路3Bにより回転ドラム駆動モータ4Bを駆動し、第3のインバータ回路3Cにより送風ファンモータ4Cを駆動し、正と負の直流電源母線間に複数のインバータ回路を並列関係に配置し、制御手段をインバータ回路の近傍に配置することにより少なくとも1つのプロセッサにより複数モータ同時駆動する駆動装置を小型化できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数のインバータ回路により複数のモータを同時に駆動するヒートポンプ式洗濯乾燥機等のモータ駆動装置に関するものである。
従来、この種のモータ駆動装置は、複数のインバータ回路により複数のモータを同時に制御手段により回転駆動していた(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−116066号公報
しかし、このような従来のモータ駆動装置は、洗濯脱水モータを駆動する第1のインバータ回路と、ヒートポンプの圧縮機モータを駆動する第2のインバータ回路の直流電源を共用しているため、インバータ回路のグランドラインに流れる共通電流やスイッチングノイズが相互に影響して電流検出手段、あるいは、電流信号をディジタル信号に変換するA/D変換手段にノイズ信号が侵入して電流検知精度が低下する課題があった。さらに、インバータ回路相互干渉を減らすために共通インピーダンスを無くすように配線パターンをスター配線にすると基板面積が増大し、インバータ回路制御信号配線パターンが長くなって誤動作し易くなる課題があった。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、インバータ回路の正負直流電源母線間に複数のインバータ回路を並列関係に接続し、インバータ回路近傍にインバータ制御プロセッサを配置するもので、共通インピーダンスによるインバータ回路相互干渉を減らして電流検出精度を高め、インバータ回路制御信号の配線を短くして配線パターンに重畳するスイッチングノイズを減らし、制御基板の実装密度を高め制御基板を小型化するものである。
上記従来の課題を解決するために、本発明のモータ駆動装置は、直流電力を複数のインバータ回路により交流電力に変換して複数のモータを同時に正弦波駆動するもので、直流電源の直流電力を供給する正と負の直流電源母線間にヒートポンプの圧縮機モータ、回転ドラムを駆動する洗濯脱水モータ、および送風ファンモータを同時にそれぞれ駆動する複数のインバータ回路を並列関係に接続してキャリヤ周期を同期させ、複数のインバータ回路のそれぞれの負電圧側端子側にモータ電流を検出するシャント抵抗を設け、キャリヤ信号に同期してモータ電流を検出し複数のインバータ回路を同時に制御する制御手段のプロセッサをインバータ回路近傍に配置するようにしたものである。
本発明のモータ駆動装置は、インバータ回路と制御手段の配線を短くしキャリヤ信号とA/D変換手段を同期させることにより電流検出精度を向上させ、インバータ回路の配線による共通インピーダンスの影響やスイッチングノイズの影響をほとんど受けずに電流検出できるので、複数のモータを同時にベクトル制御、あるいはセンサレス正弦波駆動することができ、小型、安価、高信頼性のモータ駆動装置を実現することができる。
第1の発明は、直流電源と、前記直流電源の直流電力を供給する正と負の直流電源母線と、前記直流電源の直流電力を交流電力に変換する第1、第2および第3のインバータ回路と、前記第1、第2および第3のインバータ回路に接続した複数の電流検出手段と、前記第1、第2および第3のインバータ回路を制御する制御手段とを備え、前記第1のインバータ回路によりヒートポンプ式熱交換器の圧縮機を駆動する圧縮機モータを駆動し、前記第2のインバータ回路により洗濯あるいは乾燥衣類を収納する回転ドラムを駆動する回転ドラム駆動モータを駆動し、前記第3のインバータ回路により前記ヒートポンプ式熱交換器から前記回転ドラムへ温風を送風する送風ファンモータを駆動するものであって、前記複数のインバータ回路を前記正と負の直流電源母線間に並列関係に配置するようにした洗濯乾燥機のモータ駆動装置としたものであり、電流検出手段と制御手段の配線インピーダンスと共通インピーダンスを減らして電流検出精度を向上させ、さらに、インバータ回路と制御手段の配線を短くすることによりインバータ回路ゲート信号へのスイッチングノイズの重畳を減らして誤動作を防ぐことができるので、1つの直流電源と、少なくとも1つのプロセッサにより複数のモータを同時にベクトル制御、あるいはセンサレス正弦波駆動することができ、制御基板を安価、小型化、高信頼性化できる。
第2の発明は、第1の発明における洗濯乾燥機のモータ駆動装置は、圧縮機モータを駆動する第1のインバータ回路を、直流電源に最も近接して配置するようにしたものであり、直流電源と圧縮機モータを駆動するインバータ回路の共通インピーダンスを減らすことにより、スイッチングノイズ相互干渉と配線インピーダンスの発熱を減らすことができる。
第3の発明は、第1の発明における洗濯乾燥機のモータ駆動装置は、制御手段は、ヒートポンプ式熱交換器の圧縮機モータを駆動する第1のインバータ回路と、回転ドラム駆動モータを駆動する第2のインバータ回路を直接制御する少なくとも1つのプロセッサを備え、前記第1および第2のインバータ回路の近傍に前記プロセッサを配置するようにしたものであり、プロセッサと第1および第2のインバータ回路間の配線距離を短くできるので配線に重畳されるスイッチングノイズを減らすことができ、電流検知精度を高めインバータ回路の破壊と誤動作を防止できる。
第4の発明は、第1の発明における洗濯乾燥機のモータ駆動装置は、制御手段は、ヒートポンプ式熱交換器の圧縮機モータを駆動する第1のインバータ回路を直接制御する第1のプロセッサと、回転ドラム駆動モータを駆動する第2のインバータ回路と温風を送風する送風ファンモータを駆動する第3のインバータ回路を直接制御する第2のプロセッサとを備え、前記第1のインバータ回路の近傍に前記第1のプロセッサを配置し、前記第2および第3のインバータ回路の近傍に前記第2のプロセッサを配置するようにしたものであり、2プロセッサ3インバータ駆動方式において、第1のプロセッサと第1のインバータ回路間の配線距離、及び第2のプロセッサと第2および第3のインバータ回路の配線距離を短くできるので配線に重畳されるスイッチングノイズを減らすことができ、電流検知精度を高めインバータ回路の破壊と誤動作を防止できる。
第5の発明は、第1の発明における洗濯乾燥機のモータ駆動装置は、制御手段は、回転ドラム駆動モータを駆動する第2のインバータ回路を直接制御する第1のプロセッサと、ヒートポンプ式熱交換器の圧縮機モータを駆動する第1のインバータ回路と温風を送風する送風ファンモータを駆動する第3のインバータ回路を直接制御する第2のプロセッサとを備え、前記第2のインバータ回路の近傍に前記第1のプロセッサを配置し、前記第1および第3のインバータ回路の近傍に前記第2のプロセッサを配置するようにしたものであり、2プロセッサ3インバータ駆動方式において、第1のプロセッサとドラム駆動モータを駆動する第2のインバータ回路間の配線距離、及び第2のプロセッサとヒートポンプ式熱交換器の圧縮機モータおよび送風ファンモータを駆動する第1および第3のインバータ回路の配線距離を短くできるので配線に重畳されるスイッチングノイズを減らすことができ、センサレス駆動する圧縮機モータと送風ファンモータの電流検知精度を高めることができ、センサレスベクトル制御の如き高精度の制御が可能となる。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における洗濯乾燥機のモータ駆動装置のブロック図を示すもので、ヒートポンプ式洗濯乾燥機への実施例を示している。
図1において、交流電源1より全波整流回路20と電解コンデンサ21より構成される整流回路に交流電力を加えて直流電力に変換する直流電源2を構成し、直流電源2の正と負の直流電源母線2A、2Bより直流電力を供給し、第1のインバータ回路3A、第2のインバータ回路3B、および第3のインバータ回路3Cにより直流電力を3相交流電力に変換して、ヒートポンプ用圧縮機モータ(第1のモータ)4A、回転ドラム駆動モータ(第2のモータ)4B、および送風ファンモータ(第3のモータ)4Cを同時に駆動する。それぞれのインバータ回路の下アームスイッチングトランジスタのエミッタ端子に接続されモータ電流を検出する第1の電流検出手段5A、第2の電流検出手段5B、および第3の電流検出手段5Cと、制御手段6により、ヒートポンプ用圧縮機モータ(第1のモータ)4A、回転ドラム駆動モータ(第2のモータ)4B、および送風ファンモータ(第3のモータ)4Cのそれぞれのモータ電流を検出してセンサレスベクトル制御、ベクトル制御、あるいはセンサレス正弦波駆動する。
第1のインバータ回路3Aはヒートポンプ式熱交換器の圧縮機モータ4Aを駆動して圧縮機モータ4Aと一体の冷媒圧縮機(図示せず)より凝縮器7から蒸発器8に冷媒を送り熱交換し、第2のインバータ回路3Bは、回転ドラム駆動モータ4Bを駆動して洗濯あるいは乾燥衣類を収納する回転ドラム9を回転駆動し、第3のインバータ回路3Cは送風ファンモータ4Cに直結された送風ファン10を回転駆動し、凝縮器7から回転ドラム9内に温風を送風し回転ドラム9内の衣類を乾燥させる。回転ドラム9からの高温高湿排気空気は蒸発器8により除湿熱交換されて送風ファン10の吸気側に戻される。
制御手段6は、回転ドラム駆動モータ4Bのロータ位置検出手段40bからの位置信号と電流検出手段5Bにより検出したモータ電流信号によりインバータ回路3Bを駆動して回転ドラム駆動モータ4Bをベクトル制御し、ヒートポンプ用圧縮機モータ(第1のモータ)4Aおよび送風ファンモータ4Cのそれぞれのモータ電流を電流検出手段5A、5Cにより検出してインバータ回路3A、3Cをそれぞれ制御しセンサレス正弦波駆動することにより低騒音、高効率化運転を行う。
制御手段6は、インバータ回路3A、3B、3CをPWM制御するPWM制御手段(図示せず)および高速A/D変換手段(図示せず)を複数個内蔵する少なくとも1ヶ、あるいは2ヶの高速プロセッサにより構成され、インバータ回路3A、3B、3Cを同時に制御して正弦波駆動するもので、圧縮機モータ4A、回転ドラム駆動モータ4B、送風ファンモータ4Cはそれぞれ異なる回転速度で制御する。
第1のインバータ回路3Aは、圧縮機モータ4Aをセンサレスベクトル制御するもので、第1の電流検出手段5Aにより圧縮機モータ4Aのモータ電流を検出してセンサレス正弦波駆動し、制御手段6に記憶されるモータパラメータとモータへの印加電圧より演算で求めた電流と、検知電流を比較してロータ位置を推定演算し、制御プログラム内の仮想d−q軸を修正しロータ位相制御する。圧縮機モータ4Aは圧縮機構の構造的な要因により機械的なロータ位置によりトルクが変動するため、できるだけ正確な位置推定演算が必要であり、特にq軸よりも電流位相を進める、いわゆる進角制御(弱め界磁制御)においては位置推定演算の精度が問題となるので電流検出精度の確保とモータパラメータの精度確保、および位置推定アルゴリズムが課題となる。
第2のインバータ回路3Bは、回転ドラム駆動モータ4Bをベクトル制御するものであり、位置検出手段40bによりロータ永久磁石の位置を検出し、第2の電流検出手段5Bにより回転ドラム駆動モータ4Bのモータ電流を検出して、ロータ永久磁石のd軸方向と直角のq軸方向のベクトルに座標変換(d−q変換)して、回転ドラム駆動モータ4Bをベクトル制御する。また、回転ドラム駆動モータ4Bが表面磁石モータの場合、電流検知しないオープンループベクトル制御により正弦波駆動し、電流値を演算により求めて制御することも可能である。回転ドラム駆動モータ4Bをベクトル制御する、あるいは、モータ電流をベクトル演算することによりトルク電流Iqとd軸電流Idが瞬時に求まるので、瞬時トルクを検知でき、回転ドラム7の負荷状態、あるいは、アンバランス状態を判定することが可能となる。さらに、高速脱水運転時には電流検出により進角制御の進め角を正確に制御することができる。
第3のインバータ回路3Cは、送風ファンモータ4Cを無効電流一定制御により位置センサレス正弦波駆動するものであり、送風ファンモータ4Cに正弦波電流を流してモータ印加電圧に対する無効電流を積分制御して安定化制御する。永久磁石同期モータの回転速度は駆動周波数fを一定にすると、電源電圧変動や負荷変動とは無関係に送風ファンモータ4Cの回転速度は一定となるので、無効電流一定制御にすると駆動周波数一定制御が可能となり回転数変動をほとんど零にすることができる。送風ファンモータ4Cを無効電流一定制御の如きオープンループ駆動周波数一定制御(V/f制御方式)にした場合、直流電源電圧変動に関わらず送風ファン10を駆動する送風ファンモータ4Cの回転速度を一定とすることができるので、送風ファン10のファン騒音は変化せず、回転速度変動による耳障りなファン騒音変動を無くすことができる。
電流検出手段5A、5B、5Cは後ほど詳細に説明するように3シャント式電流検知方式で、3ヶ又は2ヶのシャント抵抗と電流信号増幅手段より構成し、電流検出手段5A、5B、5Cの基本構成は全く同じであり、全てのインバータ回路のキャリヤ周波数を整数倍にしてキャリヤ信号の同期をとることにより、電流検出時のスイッチングノイズ相互干渉を防ぐことができる。
圧縮機モータ4A出力は600〜750W、回転数は1000〜6500r/m、最大出力電流は3〜5Armsであり、回転ドラム駆動モータ4B出力は50〜500W、回転数は30〜1600r/m、最大出力電流は5〜8Armsであり、送風ファンモータ4C出力は30〜150W、回転数は4000〜6000r/m、最大出力電流は0.5〜1.5Armsなので、インバータ回路出力は、インバータ回路3A、3B、3Cの順となる。回転ドラム駆動モータ4Bは、洗浄あるいは乾燥運転の低速回転ではモータ出力は50W程度と非常に少なく、脱水高速運転で250〜500Wの最大出力となるが、運転時間は他の行程に比べて短い。しかし、ヒートポンプを駆動する圧縮機モータ4Aの出力は大きく、かつ、運転時間が数時間と非常に長いので温度上昇の問題が発生する。特に、シャント抵抗、配線パターン、パワー半導体の発熱とその放熱が課題となる。さらに、インバータ回路スイッチングノイズが大きいので、放射ノイズを減らすためにはインバータ回路電流が流れるループ面積をできるだけ減らし発生電磁界を減らす必要がある。
制御手段6は、インバータ回路3A、3B、3CをPWM制御するPWM制御手段(図示せず)および高速A/D変換手段(図示せず)を内蔵するマイクロコンピュータ、あるいは、ディジタルシグナルプロセッサ(略してDSPと称す)等の高速プロセッサ(図示せず)により構成され、ゲート信号GAによりインバータ回路3Aを制御して圧縮機モータ4Aを制御し、ゲート信号GBによりインバータ回路3Bを制御して回転ドラム駆動モータ4Bを駆動し、ゲート信号GCによりインバータ回路3Cを制御して送風ファンモータ4Cを駆動し、それぞれ異なる回転速度で同時に制御する。ここで、電流検知手段5A、5B、5Cからプロセッサに内蔵されるA/D変換手段への電流信号は図示していない。プロセッサの構成については後ほど説明するが、少なくとも1つのプロセッサに複数のPWM制御回路と複数のA/D変換手段を内蔵し、プロセッサ内部で複数のキャリヤ信号の同期をとることにより1プロセッサ3インバータ駆動方式を実現することが可能である。
2プロセッサ3インバータ駆動方式の場合は、プロセッサ間でキャリヤ信号の同期を取る必要があるが、プロセッサが負担するタスク量が軽減する特長があり、複雑なセンサレスベクトル制御の実効が容易となる。
図2は、本発明の第1の実施の形態におけるインバータ回路の詳細回路図であり、6個のトランジスタとダイオード、および制御用ICよりなるパワーモジュールよりインバータ回路を構成している。ここで、3相アームの1つのU相アーム30Aについて説明すると、絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(以下、IGBTと略す)よりなる上アームトランジスタ31a1と逆並列ダイオード32a1の並列接続体と、IGBTよりなる下アームトランジスタ31a2と逆並列ダイオード32a2の並列接続体を直列関係に接続し、上アームトランジスタ31a1のコレクタ端子はインバータ回路の正側直流電源母線端子Pに接続し、上アームトランジスタ31a1のエミッタ端子はモータ4への出力端子Uに接続し、下アームトランジスタ31a2のエミッタ端子Nuは電流検出手段5を構成するU相シャント抵抗50aを介して負側直流電源母線2Bに接続する。また、制御IC(ゲート駆動回路)のグランド端子Nは負側直流電源母線2Bに接続される。
上アームトランジスタ31a1は上アーム駆動信号Upに応じて上アームゲート駆動回路33a1により駆動され、下アームトランジスタ31a2は下アーム駆動信号Unに応じて下アームゲート駆動回路33a2によりオンオフスイッチング制御される。上アームゲート駆動回路33a1は、微分信号によりセットリセットされるRSフリップフロップ回路を内蔵し、上アーム駆動信号Upの立ち上がりで上アームトランジスタ31a1をオン動作させ、上アーム駆動信号Upの立ち下がりで上アームトランジスタ31a1をオフ動作させる。下アームゲート駆動回路33a2にはRSフリップフロップ回路は不必要であり、内蔵していない。
IGBTのゲート印加電圧は10〜15V必要であり、下アームトランジスタ31a2をオンさせると、15Vの直流電源制御端子VBよりブートストラップ抵抗34a、ブートストラップダイオード35aを介してブートストラップコンデンサ36aが充電されるので、ブートストラップコンデンサ36aの蓄積エネルギーにより上アームトランジスタ31a1をオンオフスイッチングできる。また、下アームの逆並列ダイオード32a2が導通した場合にも同様にブートストラップコンデンサ36aが充電される。
インバータ回路3の遮断信号端子Ofに過電流検知信号を加えることによりインバータ回路3のU相、V相、W相各下アームトランジスタが瞬時にターンオフする。
V相アーム30B、W相アーム30Cも同様の接続であり、各アームの下アームトランジスタのエミッタ端子Nv、Nwは電流検出手段5を構成するV相シャント抵抗50b、W相シャント抵抗50cに接続し、V相シャント抵抗50b、W相シャント抵抗50cの他方の端子は直流電源負電位端子Nに接続している。IGBT、あるいはパワーMOSFETにより下アームトランジスタを構成すると、ゲート電圧を制御することによりスイッチング制御できるので、IGBTの場合はエミッタ端子、パワーMOSFETの場合にはソース端子に接続するシャント抵抗の電圧が1V以下となるように抵抗値を選定すればスイッチング動作にはほとんど影響することなく電圧制御によりオンオフスイッチング制御でき、UVW各相シャント抵抗50a、50b、50cの電圧veu、vev、vewを検出することによりインバータ回路出力電流、すなわちモータ電流を検出できる。
図3は、本発明による電流検出手段5の電流信号増幅手段を単電源増幅回路より構成した詳細回路図であり、UVW各相シャント抵抗50a、50b、50cにより検出した交流の電流信号を非反転増幅器により変換増幅し、プロセッサに内蔵するA/D変換器が検出できるDC電圧レベルVccにレベル変換するものである。
UVW各相電流信号増幅手段51a、51b、51cは同一の回路なので、U相電流信号増幅手段51aについて説明する。U相シャント抵抗50aに発生する電圧veuのピーク値はインバータ回路3のU相出力電流に対応しており、U相シャント抵抗電圧veuは電流信号増幅手段の接地電位に対して正と負に変化する。マイクロコンピュータ等に内蔵のA/D変換器は所定の直流電圧Vccで動作するので、直流電圧Vccのセンター値(1/2・Vcc)を電流零としセンター値に対して変化するように増幅レベルシフトさせる必要がある。言い換えれば、A/D変換器の入力ダイナミックレンジ内で、モータ電流信号が変化するように設定する。
U相シャント抵抗50aと並列関係にコンデンサ500aを接続し、U相シャント抵抗50aより第1の入力抵抗501aと第2の入力抵抗502aを直列関係に接続し、U相電流信号増幅手段51aの直流電源端子55に第2の入力抵抗502aをプルアップ接続する。第1の入力抵抗501a(抵抗値R2)と第2の入力抵抗502a(抵抗値R1)の接続点を演算増幅器503aの非反転入力端子に接続し、演算増幅器503aの出力端子と反転入力端子間に帰還抵抗504a(抵抗値R4)を接続し、反転入力端子と接地電位間に抵抗505a(抵抗値R3)を接続し非反転増幅器を構成する。U相シャント抵抗50aの抵抗値をRoとすると、シャント抵抗50aの電圧veuは抵抗値Roと電流Iuの積(veu=Ro×Iu)となり、第1の入力抵抗501aと第2の入力抵抗502aの分圧比kをk=R2/(R1+R2)、帰還増幅率KをK=R4/R3とすると、電流信号増幅手段51aの出力電圧vauは式1で表される。
Figure 2008104481
ここで、分圧比kと帰還増幅率Kの積、すなわち、k×K=0.5となるようにすれば、A/D変換器の直流電源電圧Vccの1/2を中心にして電流Iuに対応した電圧信号に変換される。
例えば、分圧比k=0.1、帰還増幅率K=5、シャント抵抗値Ro=0.2Ω、直流電源端子に加える電圧Vcc=5Vとすると、電流信号増幅手段51aの出力電圧はvau=0.9×Iu+2.5で表される。すなわち、A/D変換器のDC電圧が5Vの場合、センター値2.5Vが0Aに相当し、ダイナミックレンジは±2.5Vに対してほぼ±2.5Aまでの電流を検出することができる。
抵抗506aとダイオード507a、508aはA/D変換回路の過電圧保護のために接続している。
図3に説明した非反転増幅器を使用した電流信号増幅手段51aは、前述したように、プルアップ接続する直流電源電圧とA/D変換器の直流電源電圧(Vcc)と等しくし、第1の入力抵抗とプルアップ接続する第2の入力抵抗の分圧比kと帰還増幅率Kの積(k×K)をほぼ0.5となるようにすれば、A/D変換回路の直流電源電圧(Vcc)のセンター値にレベル変換できる。
以上述べたように、本発明による電流検出手段は少ない部品点数と単電源の演算増幅器により電流検出が容易、かつ安価に行うことができる。また、演算増幅器によりシャント抵抗の電流信号を増幅するので低抵抗のシャント抵抗でも電流検出可能となり、シャント抵抗の損失を減らすことができ、シャント抵抗を小型化にしてシャント抵抗と電流信号増幅手段を一体化した電流検出モジュールを小型化することができる。また、シャント抵抗と演算増幅器の配線を短くすることができるので、配線による電流検出誤差をほとんど無くすことができる。さらに、電流信号増幅手段がバッファとなって高速スイッチングノイズはA/D変換器に直接入力されないのでA/D変換器が誤動作したりラッチアップする恐れがない。また、図3に示した非反転増幅器によると、単電源で動作するので制御回路直流電源を簡素化することができる。
図4は図1に示したモータ駆動装置の制御手段のキャリヤ信号、PWM制御信号と電流検出A/D変換のタイミングチャートを示す。Caはインバータ回路3Aのキャリヤ信号、Cbはインバータ回路3Bのキャリヤ信号、Ccはインバータ回路3Cのキャリヤ信号を示し、キャリヤ信号Cb、Ccのキャリヤ周波数は全く同じで同期しており、キャリヤ信号Ca、Cbのキャリヤ周波数は1対4の整数比に同期設定している。
Gpa1、Gna1はインバータ回路3AのU相上アームと下アームのPWM制御信号で、A/Daは電流検出手段5Aの電流信号を検出するA/D変換手段のトリガー信号を示しており、キャリヤ信号Caのピークとなる時間t3でA/D変換動作する。Gpb1、Gnb1はインバータ回路3BのU相上アームと下アームのPWM制御信号で、A/Dbは電流検出手段5Bの電流信号を検出するA/D変換手段のトリガー信号を示し、キャリヤ信号Cbのピークとなる時間t1、t3、t5でA/D変換を行う。Gpc1、Gnc1はインバータ回路3CのU相上アームと下アームのPWM制御信号で、A/Dcは電流検出手段10cの電流信号を検出するA/D変換手段のトリガー信号を示し、キャリヤ信号Ccのピークとなる時間t2、t4でA/D変換動作する。インバータ回路3Bと3Cはキャリヤ信号交互にA/D変換され、インバータ回路3AのA/D変換タイミングは、インバータ回路3B、3Cのキャリヤ信号のピーク(t3)のタイミングでA/D変換するので、スイッチングノイズによる相互干渉を除くことができる。
図4のタイミングチャートにおいて、インバータ回路3CのA/D変換タイミングt2、t4とインバータ回路3Aのスイッチングタイミングが重なる場合があるが、インバータ回路3Cのシャント抵抗を大きくすると共通インピーダンスによる電流検出誤差をほとんど除くことができる。言い換えれば、インバータ回路3A、3Bに比較してインバータ回路3Cの出力電流を小さくし、シャント抵抗を大きくすることによりA/D変換タイミングをずらすことができる。インバータ回路3A、3B、3C全ての出力電流が大きい場合には、インバータ回路3A、3BのA/D変換タイミングはt1、t3、t5のいずれかに設定するとスイッチングノイズ相互干渉による電流検出誤差を完全に除くことができる。
図5は、電流検出手段に過電流検知手段を追加した電流検出モジュールのブロック図を示すもので、図3に示した電流検出手段5に過電流検知手段56を追加してシャント抵抗50a、50b、50cに流れる電流を検出することにより、インバータ回路3A、3B、3Cあるいはモータ4A、4B、4Cのそれぞれの過電流の検知を行い、過電流検知信号Foを出力するものである。過電流検知信号Foはプロセッサ60aの外部割り込み入力端子IRQとインバータ回路の出力禁止端子Ofに与えられインバータ回路出力を瞬時に遮断させる。他の構成は図3と同様であり、詳細な説明は省略する。
電流検出手段5aは、シャント抵抗50a、50b、50cと電流信号増幅手段51a、51b、51cおよびその他の端子に追加して、過電流検知手段56と、過電流出力信号端子57および過電流設定端子58を設けてモジュールとしたもので、プロセッサ60aにより過電流設定値に対応した信号Vrefを過電流設定端子58に印加し、過電流設定値以上の電流がシャント抵抗に流れると、過電流検知手段56が過電流を検知して過電流出力信号端子57より過電流信号Foが制御手段60aの異常信号割り込み端子IRQに加えられ、制御手段60aは異常割り込み信号によりインバータ回路3Aの制御信号GA(Up、Un、Vp、Vn、Wp、Wn)をオフする。
また、過電流信号Foは、図2で説明したと同様のインバータ回路3Aの遮断信号端子Ofにも加えられ、瞬時にインバータ回路3Aの出力を停止させるので、インバータ回路3Aの遮断機能と制御手段6の異常割り込み信号による遮断機能よりなる2重の保護機能により過電流から保護される。モータ4の過負荷による過電流、あるいは、脱調による過電流に対しては、制御手段6の異常割り込み信号からの遮断応答速度で問題ないが、インバータ回路3Aの上下アーム短絡の場合には数マイクロ秒以内の遮断応答速度が必要であり、過電流信号Foにより直接インバータ回路3Aを遮断させる。
図6は、過電流検知手段56の詳細な回路図である。過電流検知手段56は、シャント抵抗50a、50b、50cそれぞれの端子電圧を電圧比較器により検出し、3ヶの電圧比較器の出力端子をオア接続し、いずれかの過電流信号が過電流出力信号端子57に出力される。
U相シャント抵抗50aの電流を検知するU相過電流検知手段56aは、電圧比較器560aの反転入力端子に、シャント抵抗50aに接続された抵抗561aとコンデンサ562aよりなる積分回路を介して電圧信号veuを電圧比較器560aの反転入力端子に加え、電圧比較器560aの非反転入力端子に加えられた設定電圧信号Vrefと比較し、電圧信号veuが設定電圧信号Vrefよりも高くなると出力端子電圧はLoに低下する。電圧比較器560aの反転入力端子と回路電源電圧端子Vccに抵抗563aを接続し、正のバイアス電圧を加えることにより、モータに異常電流が流れて電圧比較器560aの反転入力端子に−0.3V以上の負の異常電圧が印加されないようにしている。
電圧比較器560aの出力段は、通常オープンコレクタトランジスタより構成されており、出力抵抗564aはプルアップ接続されて容易に論理OR回路を構成できる。V相過電流検知手段56b、W相過電流検知手段56c(図示せず)も同様の接続であり、出力端子を直接接続してオア回路が構成できる。また、それぞれの非反転入力端子には設定電圧信号Vrefが加えられるので、UVW相各シャント抵抗50a、50b、50cのいずれか電圧が設定電圧信号Vref以上となると過電流出力信号端子57にアクティブLoの過電流信号Foが出力される。
以上述べたように、本発明による電流検出手段は、複数のシャント抵抗、複数の電流信号増幅のための演算増幅器、複数の過電流検知のための電圧比較器、および抵抗、コンデンサ等の回路部品を一体化した電流検出モジュールを構成することにより、シャント抵抗と演算増幅器間の配線、および、シャント抵抗と電圧比較器間の配線が短くなりパターン配線インピーダンスを減らすだけではなく、配線パターンに誘起するノイズも減らすことができるので、ノイズによる誤動作を減らし、正確な電流検出、および過電流検知が可能となる。
図7は、洗濯乾燥機のモータ駆動装置の制御基板上のパワーモジュール、電流検出モジュールおよびプロセッサの実装配置図を示すもので、正と負の直流電源母線2A、2Bの配線パターン、インバータ回路3A、3B、3Cを構成するパワーモジュール3a、3b、3cと、それぞれの電流検出モジュール5a、5b、5c、および制御手段6のプロセッサ60aを部品面から見た配置図である。なお、正と負の直流電源母線2A、2Bの配線パターンとプロセッサ60aは通常半田面に実装されるが、リフロー方式による半田付けの場合は部品面でも構わない。
図の正面左側に直流電源(図示せず)を構成する電解コンデンサを配置し、正と負の直流電源母線2A、2B間にインバータ回路出力の大きい順、すなわち、圧縮機モータ4Aを駆動する第1のインバータ回路3Aのパワーモジュール3a、回転ドラム駆動モータ4Bを駆動する第2のインバータ回路3Bのパワーモジュール3b、送風ファンモータ4Cを駆動する第3のインバータ回路3Cのパワーモジュール3cの順に配置し、パワーモジュール3a、3bを制御して圧縮機モータ4A、および回転ドラムモータ4Bを駆動するプロセッサ60aはパワーモジュール3a、3bの近傍に近接して配置され、パワーモジュール3a、3bに内蔵される制御ICの負電源端子とプロセッサ60aのグランド端子は負の直流電源母線2Bに接続されグランド共通となるように配線される。
パワーモジュール3a、3bはそれぞれ図2に示した部品(コンデンサを除く)から構成され、形状はDIP(Dual In Line)タイプで、パッケージの両端にそれぞれ端子が配置されている。パッケージ片側に高圧直流電源端子P、U相出力端子U、V相出力端子V、W相出力端子W、下アームトランジスタエミッタ端子Nu、Nv、Nwが設けられ、対するパッケージ片側に各ゲート制御端子Up、Un、Vp、Vn、Wp、Wnと遮断信号端子Of(図示せず)、及び、制御IC電源端子VB(図示せず)が設けられている。パワーモジュール3a、3bに近接してそれぞれの電流検出モジュール5a、5bを配置し、パワーモジュール3a、3bを制御するプロセッサ60aはパワーモジュール3a、3bに対して配線が最も短くなる位置に配置する。
送風ファンモータ4Cを駆動する第3のインバータ回路3Cのパワーモジュール3cは電流検出手段5C等を内蔵してモータを正弦波駆動するモータ制御ICを内蔵しており、正と負の直流電源母線2A、2Bから直流電力と、プロセッサ60aから回転数制御信号を加えるだけで送風ファンモータ4Cを正弦波駆動することができるインテリジェントパワーモジュールを構成している。送風ファンモータ4Cを駆動する場合、電流検出用シャント抵抗は比較的大きな値であり、かつ、トルク変動が少ないのでファンモータ制御は比較的容易となり、他のインバータ回路とキャリヤ信号の同期を正確にとる必要がないので、モータ制御ICを内蔵したインテリジェントパワーモジュールを構成でき、プロセッサ60aは圧縮機モータ4A、および回転ドラムモータ4Bの制御に専念できる。
インバータ回路の下アームトランジスタエミッタ端子からシャント抵抗を介して負の直流電源母線2Bに配線をする場合、配線が長くなるとインダクタンスが増加し浮遊インダクタンスによるスイッチング時の逆起電力によってIGBTあるいはMOSFETがラッチアップし破壊する。また、シャント抵抗と増幅回路の配線が長くなると、スイッチングノイズが信号線に乗りやすくなり、さらに共通インピーダンスによって同時動作するインバータ回路電流により検知精度が低下する。
しかし、正と負の直流電源母線2A、2Bの配線パターン間に複数のパワーモジュール3a、3b、3cを配置することにより、複数のパワーモジュール全て、下アームトランジスタエミッタ端子からシャント抵抗を介して負の直流電源母線2Bへの配線が容易となり、複数のパワーモジュールを同時に駆動するプロセッサとの配線距離を最も短くでき、浮遊インダクタンスなどの配線インピーダンスを減らすことができ、共通インピーダンスもほとんどなく、電流検出手段とプロセッサのA/D変換手段への配線も短くなり電流検知精度を高めることができる。
さらに、パワーモジュール近傍にプロセッサを配置して配線を短くすることにより負の直流電源母線2Bから発生する高周波電磁界の影響を受けにくいため、パワーモジュールへのゲート信号配線と電流検出手段からの電流信号配線へ重畳する誘導ノイズ(di/dtノイズ)がほとんど発生しない特長がある。
以上述べたように、本発明はヒートポンプ式洗濯乾燥機の正と負の直流電源母線間に、圧縮機モータ駆動インバータ回路と、回転ドラムモータ駆動インバータ回路と、送風ファンモータ駆動インバータ回路、及び、それぞれのインバータ回路に接続した電流検出手段、を並列関係に配置し、複数のインバータ回路を同時に制御する少なくとも1つのプロセッサを圧縮機モータ駆動インバータ回路と、回転ドラムモータ駆動インバータ回路の近傍に配置するもので、インバータ回路とプロセッサのグランド配線を短くして共通インピーダンスを減らし、インバータ回路とプロセッサ間のゲート信号と及び電流検知信号の配線距離を短くしたものである。
これにより、複数のインバータ回路と複数のインバータ回路を同時に制御するプロセッサとインバータ回路間の配線距離を短くすると同時にグランド電位の共通化と共通インピーダンスの低減、さらに、インバータ回路のスイッチングによる誘導ノイズ(di/dtノイズ)の信号線への重畳を低減できるので、過電流検知手段、あるいは、プロセッサに内蔵されたA/D変換手段の誤動作を防ぎ、電流検知信号に重畳されるスイッチングノイズを低減でき、複数のインバータ回路同時駆動時の相互干渉を防ぐことができる。また、プロセッサとインバータ回路間の配線距離を短くできるので、プロセッサからのゲート駆動信号に重畳されるスイッチングノイズを低減できインバータ回路の誤動作、あるいは、ノイズによる破壊を防止できる。
また、モータ過電流、あるいはインバータ回路過電流を検出してインバータ回路を瞬時遮断する過電流検知手段のノイズによる誤動作を減らし、正確な過電流保護動作が可能となる。
なお、電流検出手段は3シャント電流検知方式について説明したが、1シャント方式でも基本的に効果は同じであり、スッチングノイズの影響を減らすために、全てインバータ回路のキャリヤ周期を同期させて電流検出するとよい。また、回転ドラム駆動モータは位置センサがあるので、印加電圧と回転数より電流推測する場合には電流検出する必要がなく、1シャント方式で十分制御可能である。
(実施の形態2)
図8は、本発明の第2の実施の形態における洗濯乾燥機のモータ駆動装置の制御手段のプロセッサ構成を示すもので、図9は本発明の第2の実施の形態における洗濯乾燥機のモータ駆動装置の制御基板上のパワーモジュール、電流検出モジュールおよびプロセッサの実装配置図を示すものである。
図8は2プロセッサ構成を示すもので、第1のプロセッサ60A1は第1の電流検出手段5Aからの電流検出信号(図示せず)により第1のインバータ回路(圧縮機モータ駆動インバータ回路)3Aを制御して圧縮機モータ4Aを駆動するもので、第2のプロセッサ60B1は第2と第3の電流検出手段5B、5Cからの電流検出信号(図示せず)により第2のインバータ回路(回転ドラムモータ駆動インバータ回路)3Bと第3のインバータ回路(送風ファンモータ駆動インバータ回路)3Cを制御して回転ドラム駆動モータ4Bおよび送風ファンモータ4Cを駆動するものである。
クロック回路61より第1および第2のプロセッサ60A1、60B1それぞれに同一のクロック信号ckが加えられ、第2のプロセッサ60B1から第1のプロセッサ60A1の割込端子にキャリヤ同期信号sycを加えることにより、図4に示すように全てのPWM制御回路のキャリヤ信号とA/D変換手段の同期をとることができる。通常、回転ドラム駆動モータ4Bおよび送風ファンモータ4Cのキャリヤ周波数は16kHz、圧縮機モータ4Aのキャリヤ周波数はちょうど1/4となる4kHzに設定し、キャリヤ周波数の高い方から低い方に同期信号を加えることにより同期タイミング精度を高くすることができる。
図9において、図の正面左側に直流電源(図示せず)を配置し、図7と同じように正と負の直流電源母線2A、2B間にインバータ回路出力の大きい順、すなわち、圧縮機モータ4Aを駆動する第1のインバータ回路3Aのパワーモジュール3a、回転ドラム駆動モータ4Bを駆動する第2のインバータ回路3Bのパワーモジュール3b、送風ファンモータ4Cを駆動する第3のインバータ回路3Cのパワーモジュール3c1の順に配置し、パワーモジュール3a、3b、3c1と負の直流電源母線2Bの間に電流検出モジュール5a、5b、5cを接続し、プロセッサ60a1によりパワーモジュール3aを制御して圧縮機モータ4Aを駆動し、プロセッサ60b1によりパワーモジュール3b、3c1を制御して回転ドラム駆動モータ4Bと送風ファンモータ4Cを駆動する。プロセッサ60a1はパワーモジュール3aの近傍で、かつ、パワーモジュール3a、3bの間に配置し、プロセッサ60b1はパワーモジュール3bの近傍で、かつ、パワーモジュール3b、3c1の間に配置することにより、プロセッサ60a1とパワーモジュール3aの配線距離、プロセッサ60b1とパワーモジュール3b、3c1の配線距離を最短にできるので、スイッチングノイズの影響、あるいはインバータ回路相互干渉を減らすことができる。
以上述べたように、本発明はヒートポンプ式洗濯乾燥機の正と負の直流電源母線間に、圧縮機モータ駆動インバータ回路と、回転ドラムモータ駆動インバータ回路と、送風ファンモータ駆動インバータ回路を並列関係に配置し、直流電源に最も接近して圧縮機モータ駆動インバータ回路、回転ドラムモータ駆動インバータ回路、送風ファンモータ駆動インバータ回路の順に配置し、圧縮機モータを制御する第1のプロセッサを圧縮機モータ駆動インバータ回路の近傍に配置し、回転ドラム駆動モータと送風ファンモータを制御する第2のプロセッサを回転ドラムモータ駆動インバータ回路と送風ファンモータ駆動インバータ回路の近傍に配置するもので、インバータ回路とそのプロセッサのグランド配線を短くして共通インピーダンスを減らし、インバータ回路とプロセッサ間のゲート信号と及び電流検知信号の配線距離を短くしたものである。
そのため、プロセッサへのコモンモードノイズと、インバータ回路とプロセッサ間のノルマルモードノイズを減らすことが可能となり、インバータ回路の誤動作を防ぎ、電流検知信号に重畳するノイズを減らして電流検知精度を高めることができ、1枚の制御基板に複数のインバータ回路を実装でき、安価で高信頼性の制御基板を実現できる。
また、直流電源と圧縮機モータ駆動インバータ回路の配線距離を短くすることにより、配線パターンの発熱と共通インピーダンスを低下させることができるので、ノイズ耐量を高め制御基板の温度上昇を減らすことができ、信頼性の高いヒートポンプ式洗濯乾燥機の制御基板を実現できる。
(実施の形態3)
図10は、本発明の第3の実施の形態における洗濯乾燥機のモータ駆動装置の制御手段のプロセッサ構成を示すもので、図11は本発明の第3の実施の形態における洗濯乾燥機のモータ駆動装置の制御基板上のパワーモジュール、電流検出モジュールおよびプロセッサの実装配置図を示すものである。
図10は2プロセッサ構成を示すもので、第1のプロセッサ60A2は第2のインバータ回路(回転ドラムモータ駆動インバータ回路)3Bをゲート信号GBにより制御して回転ドラム駆動モータ4Bを駆動するもので、第2のプロセッサ60B2は第1のインバータ回路(圧縮機モータ駆動インバータ回路)3Aと第3のインバータ回路(送風ファンモータ駆動インバータ回路)3Cのゲート信号GA、GCを制御して圧縮機モータ4Aおよび送風ファンモータ4Cを駆動するものである。クロック回路61より第1および第2のプロセッサ60A2、60B2それぞれに同一のクロック信号ckが加えられ、第1のプロセッサ60A2から第2のプロセッサ60B2の割込端子にキャリヤ同期信号sycを加えることにより、図4に示すように全てのPWM制御回路のA/D変換手段とキャリヤ信号の同期をとることができる。もちろん、同期信号sycの発信側を第2のプロセッサ60B2にしても構わない。
図11において、図の正面左側に直流電源(図示せず)を配置し、正と負の直流電源母線2A、2B間にインバータ回路瞬時電流の大きい順、すなわち、回転ドラム駆動モータ4Bを駆動する第2のインバータ回路3Bのパワーモジュール3b、圧縮機モータ4Aを駆動する第1のインバータ回路3Aのパワーモジュール3a、送風ファンモータ4Cを駆動する第3のインバータ回路3Cのパワーモジュール3c1の順に配置し、パワーモジュール3a、3b、3c1と負の直流電源母線2Bの間に電流検出モジュール5a、5b、5cを接続し、第1のプロセッサ60a2によりパワーモジュール3bを制御して回転ドラム駆動モータ4Bを駆動し、第2のプロセッサ60b2によりパワーモジュール3a、3c1を制御して圧縮機モータ4Aと送風ファンモータ4Cを駆動する。第1のプロセッサ60a2はパワーモジュール3bの近傍で、かつ、パワーモジュール3a、3bの間に配置し、プロセッサ60b2はパワーモジュール3aの近傍で、かつ、パワーモジュール3a、3c1の間に配置することにより、プロセッサ60a2とパワーモジュール3bの配線距離、プロセッサ60b2とパワーモジュール3a、3c1の配線距離を最短にできるので、スイッチングノイズの影響、あるいはインバータ回路相互干渉を減らすことができる。
以上述べたように、本発明の第3の実施の形態における洗濯乾燥機のモータ駆動装置は直流電源に最も接近して回転ドラムモータ駆動インバータ回路、圧縮機モータ駆動インバータ回路、送風ファンモータ駆動インバータ回路の順に配置し、回転ドラム駆動モータを制御する第1のプロセッサを回転ドラムモータモータ駆動インバータ回路の近傍に配置し、圧縮機モータと送風ファンモータを制御する第2のプロセッサを圧縮機モータ駆動インバータ回路と送風ファンモータ駆動インバータ回路の近傍に配置するもので、インバータ回路とそのプロセッサのグランド配線を短くして共通インピーダンスを減らし、インバータ回路とプロセッサ間のゲート信号と及び電流検知信号の配線距離を短くしたものである。
回転ドラム駆動モータの洗濯、あるいは脱水行程の電流は圧縮機モータ駆動電流よりはるかに大きいため、負の直流電源母線2Bの電圧降下も大きいが、圧縮機モータが動作する乾燥運転において回転ドラム駆動モータの電流は少ないので、圧縮機モータ駆動インバータ回路へのスッチングノイズの影響は少なく、圧縮機モータ駆動インバータ回路の電流検出精度はほとんど低下しない。洗濯、あるいは脱水行程におけるスイッチングノイズ低減するには直流電源に回転ドラムモータ駆動インバータ回路を最も接近して配置させるとよい。
以上述べたように、本発明はヒートポンプ式洗濯乾燥機の正と負の直流電源母線間に、圧縮機モータ駆動インバータ回路と、回転ドラムモータ駆動インバータ回路と、送風ファンモータ駆動インバータ回路を並列関係に配置し、直流電源に最も接近して圧縮機モータ駆動インバータ回路、回転ドラムモータ駆動インバータ回路、送風ファンモータ駆動インバータ回路の順、あるいは、回転ドラムモータ駆動インバータ回路、圧縮機モータ駆動インバータ回路、送風ファンモータ駆動インバータ回路の順に配置するもので、駆動するそれぞれのインバータ回路に近傍にプロセッサを配置することにより、インバータ回路とそのプロセッサのグランド配線を短くして共通インピーダンスを減らし、インバータ回路とプロセッサ間のゲート信号と及び電流検知信号の配線距離を短くしたものである。
そのため、プロセッサへのコモンモードノイズと、インバータ回路とプロセッサ間のノルマルモードノイズを減らすことが可能となり、インバータ回路の誤動作を防ぎ、電流検知信号に重畳するノイズを減らして電流検知精度を高めることができ、1枚の制御基板に複数のインバータ回路を実装でき、安価で高信頼性の制御基板を実現できる。
また、直流電源と圧縮機モータ駆動インバータ回路、あるいは回転ドラムモータ駆動インバータ回路の配線距離を短くすることにより、配線パターンの発熱と共通インピーダンスを低下させることができ、大電流ループによる輻射ノイズを減らすことができるので、ノイズ耐量を高め制御基板の温度上昇を減らすことができ、複数のインバータ回路が同時運転しても信頼性の高いヒートポンプ式洗濯乾燥機の制御基板を実現できる。
以上のように、本発明にかかるモータ駆動装置は、複数モータを同時に正弦波駆動する場合のインバータ回路相互干渉を低減して一枚の基板に複数のインバータ回路を実装するので、制御基板を小型化、高密度実装でき、安価で信頼性の高い複数モータ同時駆動のモータ駆動装置を実現でき、ヒートポンプ用圧縮機モータと複数の送風ファンを同時駆動する空調機の制御装置、ヒートポンプ式給湯器の圧縮機と複数の送風ファン駆動装置、自動車のパワーウィンドウ駆動装置、複数の圧縮機モータを同時に駆動する大型冷蔵庫の駆動装置、複数モータを同時駆動するサーボモータやロボットのモータ駆動装置等の用途にも適用できる。
本発明の実施の形態1における洗濯乾燥機のモータ駆動装置のブロック図 同洗濯乾燥機のモータ駆動装置のインバータ回路の詳細回路図 同洗濯乾燥機のモータ駆動装置の電流信号増幅手段の詳細回路図 同洗濯乾燥機のモータ駆動装置の制御手段のキャリヤ信号、PWM制御信号と電流検出A/D変換のタイミングチャート 同洗濯乾燥機のモータ駆動装置の電流検出手段に過電流検知手段を追加したブロック図 同洗濯乾燥機のモータ駆動装置の電流検出手段の過電流検知手段の詳細回路図 同洗濯乾燥機のモータ駆動装置の制御基板上のパワーモジュール、電流検出モジュールおよびプロセッサの配置図 本発明の実施の形態2における洗濯乾燥機のモータ駆動装置のプロセッサの構成図 同洗濯乾燥機のモータ駆動装置の制御基板上のパワーモジュール、電流検出モジュールおよびプロセッサの配置図 本発明の実施の形態3における洗濯乾燥機のモータ駆動装置のプロセッサの構成図 同洗濯乾燥機のモータ駆動装置の制御基板上のパワーモジュール、電流検出モジュールおよびプロセッサの配置図
符号の説明
2 直流電源
2A 正の直流電源母線
2B 負の直流電源母線
3A 第1のインバータ回路
3B 第2のインバータ回路
3C 第3のインバータ回路
4A 圧縮機モータ(第1のモータ)
4B 回転ドラム駆動モータ(第2のモータ)
4C 送風ファンモータ(第3のモータ)
5A 第1の電流検出手段
5B 第2の電流検出手段
5C 第3の電流検出手段
6 制御手段

Claims (5)

  1. 直流電源と、前記直流電源の直流電力を供給する正と負の直流電源母線と、前記直流電源の直流電力を交流電力に変換する第1、第2および第3のインバータ回路と、前記第1、第3のインバータ回路に接続した複数の電流検出手段と、前記第1、第2および第3のインバータ回路を制御する制御手段とを備え、前記第1のインバータ回路によりヒートポンプ式熱交換器の圧縮機を駆動する圧縮機モータを駆動し、前記第2のインバータ回路により洗濯あるいは乾燥衣類を収納する回転ドラムを駆動する回転ドラム駆動モータを駆動し、前記第3のインバータ回路により前記ヒートポンプ式熱交換器から前記回転ドラムへ温風を送風する送風ファンモータを駆動するものであって、前記複数のインバータ回路を前記正と負の直流電源母線間に並列関係に配置するようにした洗濯乾燥機のモータ駆動装置。
  2. 圧縮機モータを駆動する第1のインバータ回路を、直流電源に最も近接して配置するようにした請求項1記載の洗濯乾燥機のモータ駆動装置。
  3. 制御手段は、ヒートポンプ式熱交換器の圧縮機モータを駆動する第1のインバータ回路と、回転ドラム駆動モータを駆動する第2のインバータ回路を直接制御する少なくとも1つのプロセッサを備え、前記第1および第2のインバータ回路の近傍に前記プロセッサを配置するようにした請求項1記載の洗濯乾燥機のモータ駆動装置。
  4. 制御手段は、ヒートポンプ式熱交換器の圧縮機モータを駆動する第1のインバータ回路を直接制御する第1のプロセッサと、回転ドラム駆動モータを駆動する第2のインバータ回路と温風を送風する送風ファンモータを駆動する第3のインバータ回路を直接制御する第2のプロセッサとを備え、前記第1のインバータ回路の近傍に前記第1のプロセッサを配置し、前記第2および第3のインバータ回路の近傍に前記第2のプロセッサを配置するようにした請求項1記載の洗濯乾燥機のモータ駆動装置。
  5. 制御手段は、回転ドラム駆動モータを駆動する第2のインバータ回路を直接制御する第1のプロセッサと、ヒートポンプ式熱交換器の圧縮機モータを駆動する第1のインバータ回路と温風を送風する送風ファンモータを駆動する第3のインバータ回路を直接制御する第2のプロセッサとを備え、前記第2のインバータ回路の近傍に前記第1のプロセッサを配置し、前記第1および第3のインバータ回路の近傍に前記第2のプロセッサを配置するようにした請求項1記載の洗濯乾燥機のモータ駆動装置。
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