JP2008100953A - メラニン生成抑制剤及び美白化粧料 - Google Patents

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Abstract

【課題】メラニン生成を効果的に抑制するメラニン生成抑制剤、及び紫外線による皮膚の黒化を抑制する美白効果に優れた安全性の高い美白化粧料を提供する。
【解決手段】下記一般構造式(1)で示される化合物を有効成分とするメラニン生成抑制剤、及び該メラニン生成抑制剤を含有することを特徴とする美白化粧料。
【化1】
Figure 2008100953

(式中、R及びRは、水素原子又は炭素数2から11の直鎖若しくは分岐鎖状の飽和若しくは不飽和のアシル基である。但し、R、Rが同時に水素原子となる場合を除く。)
【選択図】なし

Description

本発明は、紫外線による皮膚の黒化を抑制するメラニン生成抑制剤、並びに美白効果に優れ、安全性の高い美白化粧料に関する。更に本発明は、紫外線による皮膚の黒化を抑制する美白効果に優れ且つ安全性の高い美白化粧料における、チロソール誘導体のメラニン生成抑制剤としての使用に関する。
皮膚が紫外線に曝露されると、皮膚が種々の影響を受ける。即ち、紫外線曝露により皮膚内で発生する活性酸素、過酸化脂質等は、炎症を引き起こし、皮膚組織に大きなダメージを与える。そのダメージは、皮膚の潤いやつや、きめ等を失わせ、更にその影響が真皮にまで及ぶとシワ等が形成され、光加齢の原因となる。また、紫外線により発生する活性酸素やその影響により皮膚の細胞から放出される種々の因子は、メラノサイトにおけるチロシナーゼ活性を亢進させる。皮膚の色調に関与するメラニンは、メラノサイトでチロシンがチロシナーゼによって酸化されることにより産生される。そのため、紫外線によりチロシナーゼが活性化されると、メラニンが過剰に産生されて表皮細胞に受け渡される結果、皮膚の色調が変化し、黒化すると考えられている。
従って、美白化粧料において美白効果を発揮させるためには、メラニン生成を抑制することが肝要である。従来、皮膚の黒化やしみ、そばかすを防ぎ、本来の白い肌を保つために、コウジ酸、アルブチン、ハイドロキノンモノベンジルエーテル、過酸化水素等を配合した美白化粧料が提案されている。また、紫外線による炎症を抑制するために、ビタミンC等の配合が提案されている。
アルブチン、コウジ酸、ハイドロキノンモノベンジルエーテル等を配合すると、若干色黒の肌を淡色化する効果はあるが、望むレベルには達していない。また、これら化合物には紫外線による炎症抑制効果はなく、皮膚に対する安全性上にも問題がある場合がある。ビタミンC等は美白効果及び抗炎症効果を有するが、効果の程度及び安定性の面で改善すべき余地があった。この様に、炎症抑制効果、美白効果に優れ、且つ皮膚安全性が高く、十分な保存安定性を有する美白化粧料を得ることは困難を極めている。
2−(4−ヒドロキシフェニル)エタノールは下記構造式(2)で示されるフェニルエタノイドで、アルコール発酵の際、酵母の作用によりチロシンから生成する。例えば、日本酒中には苦味成分の一つとして含まれている。またオリーブ果実にも、苦味成分として微量に含まれている。そして、オリーブ果実から作成される果実水の皮膚外用剤などの応用などが提案されているが(特許文献1参照)、2−(4−ヒドロキシフェニル)エタノールの誘導体にまで言及したものではない。2−(4−ヒドロキシフェニル)エタノール誘導体については、心血管、肝臓および腎疾患の予防および治療法に関して提案はなされているが(特許文献2参照)、メラニン生成抑制効果については何ら検討がされていない。
Figure 2008100953
特開2000−319161号公報 特表2005−521720号公報
斯かる状況下、本発明の目的とするところは、紫外線による皮膚の黒化を抑制する美白効果に優れた安全性の高い美白化粧料を提供することにある。
本発明者等は、このような状況に鑑み、従来技術の難点を改良せんとして鋭意研究を重ねた結果、2−(4−ヒドロキシフェニル)エタノールのアシル化誘導体が優れたメラニン生成抑制効果を有することを見いだし、安定性および安全性が高い美白化粧料を提供できるに至った。即ち本願第1の発明は、下記一般構造式(1)で表される化合物を有効成分とするメラニン生成抑制剤にある。
Figure 2008100953
(式中、R及びRは、水素原子又は炭素数2から11の直鎖状若しくは分岐鎖状の飽和若しくは不飽和のアシル基である。但し、R、Rが同時に水素原子となる場合を除く。)
また、本願第2の発明は、上記メラニン生成抑制剤を配合することを特徴とする美白化粧料にある。
さらに、本願第3の発明は、美白化粧料の製造における、上記化合物のメラニン生成抑制の有効成分としての使用にある。
本発明により、2−(4−ヒドロキシフェニル)エチルアルコールにアシル化誘導体に優れたメラニン生成抑制効果が見出され、該誘導体を美白化粧料に配合することにより、メラニン色素の産生抑制効果に優れ、皮膚刺激が無いなど安全性にも優れた美白化粧料を
提供することが可能となる。
以下、本発明の実施形態について詳述する。
本発明に用いる前記一般構造式(1)で表される化合物は、アシル化反応として既に公知の方法を用いて得ることができる。例えば、ピリジン中において2−(4−ヒドロキシフェニル)エチルアルコールと酸クロライドまたは酸無水物とを反応させることにより、容易に得ることができる。尚、アシル基としては、内部に不飽和結合を有するものでも問題無く、また芳香環を有していてもよい。また、アミノ基等の官能基を有するものであっても構わない。具体的には、アセチル、プロピオニル、ブチリル、イソブチリル、バレリル、ヘキサノイル、カプリロイル、カプリノイル等を挙げることができる。それらの中でも効果の点より、前記一般構造式(1)のアシル基の炭素原子数(アシル炭素を含む)が3〜8の化合物が好ましい。
本発明における2−(4−ヒドロキシフェニル)エタノールのアシル化誘導体の配合量は、メラニン生成抑制剤又は美白化粧料の総量を基準としてそれぞれ0.0005〜10.0質量%(以下、単に%と記する)が好ましい。この下限未満の配合量では、本発明の目的とする効果が十分でなく、一方、上限を超えて配合してもその増加分に見合った効果の向上がなく好ましくない。
また、本発明において、美白化粧料を製造するにあたり、2−(4−ヒドロキシフェニル)エタノールのアシル化誘導体をメラニン生成抑制の有効成分として使用する場合、その配合量は、上記と同様、美白化粧料の総量を基準として0.0005〜10.0%が好ましい。配合する2−(4−ヒドロキシフェニル)エタノールのアシル化誘導体は、固体状、溶液状等、いかなる性状であってもよく、美白化粧料の製造工程中の適当な時期に添加して配合すればよい。
本発明の美白化粧料は、一般に皮膚に塗布する形の化粧料の他、入浴剤として用いてもよい。剤型としては、一般に用いられる水溶液、W/O型又はO/W型エマルション、適当な賦形剤等を用いて顆粒剤その他の粉末、錠剤等とすることが考えられ、具体的にはクリーム、乳液、化粧水、パック、ジェル、スティック、シート、パップ等が挙げられる。この本発明の美白化粧料は、例えば、乳液等の場合、油相及び水相をそれぞれ加熱溶解し、乳化分散して冷却する通常の方法により製造することができる。
また、本発明の美白化粧料は、既に公知である、他の美白剤であるハイドロキノン、アルブチン、エラグ酸、ビタミンC誘導体、ビフェニル誘導体、4−(4-ヒドロキシフェニル)-2-ブタノール等を適宜組み合わせて配合し、その効果を増強あるいは補強させるなどしてもよい。
尚、本発明の皮膚化粧料には、上記の他、ヒアルロン酸、グリセリン、多価アルコール、糖アルコール等の保湿剤、タール系色素、酸化鉄等の着色顔料、パラベン等の防腐剤、脂肪酸セッケン、セチル硫酸ナトリウム等の陰イオン性界面活性剤、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン多価アルコール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、多価アルコール脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル等の非イオン性界面活性剤、テトラアルキルアンモニウム塩等の陽イオン性界面活性剤、ベタイン型、スルホベタイン型、スルホアミノ酸型、N−ステアロイル−L−グルタミン酸ナトリウム等の両イオン性界面活性剤、レシチン、リゾフォスファチジルコリン等の天然系界面活性剤、ゼラチン、カゼイン、デンプン、アラビアガム、カラヤガム、グアガム、ローカストビーンガム、ドラガカントガム、クインスシード、ペクチン、カラギーナン、アルギン酸ソーダ等の天然高分子、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム、エチルセルロース等の半合成高分子、ポリビニルアルコール、ポリビニルメチルエーテル及びコーポリマー、ポリビニルピロリドン、ポリアクリル酸ソーダ、カルボキシビニルポリマー、ポリエチレンオキシドポリマー等の合成高分子、キサンテンガム等の増粘剤、酸化チタン等の顔料、ジブチルヒドロキシトルエン等の抗酸化剤等を、本発明の目的を損なわない範囲内で適宜配合することができる。
以下、実施例、製造例及び比較例に基づいて本発明を詳細に説明する。尚、本発明はこれらに限定されるものではない。
製造例1〔2−(4−ヒドロキシフェニル)エチルアセテートの製造〕
2−(4−ヒドロキシフェニル)エタノール5.0gを無水エーテル100mL中に溶解させた。氷冷下で撹拌しながらピリジン1.0mL、塩化アセチル4.0gを順次加え、4時間後、定法に従い後処理を行い、粗生成物を4.3g得た。
得られた生成物を関東化学社製シリカゲル60N(100−210μm)を用い、シリカゲルクロマトグラフィー(移動相:酢酸エチル/n−ヘキサン=1:4)により分画し、2−(4−ヒドロキシフェニル)エチルアセテート4.2gを得た。
〔2−(4−ヒドロキシフェニル)エチルアセテートの同定〕
精製した2−(4−ヒドロキシフェニル)エチルアセテートは、1H−NMR、13C−NMR(100MHz、CDCl3)により確認した。
1H−NMR(400MHz、CDCl3)により次のシグナル[δ(ppm); 2.04(s、3H)、2.86(t、J=4.0Hz、2H)、4.24(t、J=4.0Hz、2H)、6.78(d、J=8.0Hz、2H)、7.04(d、J=8.0Hz、2H)]を検出した。
13C−NMR(100MHz、CDCl3)により次のシグナル[δ(ppm); 21.0、34.1、65.6、115.5、129.3、129.9、154.7、172.1]を検出した。
製造例1で得られた2−(4−ヒドロキシフェニル)エチルアセテート、並びに製造例1に準じて製造したその他のアシル化誘導体を用いて、下記のメラニン生成抑制試験を行った。尚、比較対照として、アシル化前の2−(4−ヒドロキシフェニル)エタノールを用いた。
実施例1〔メラニン生成抑制試験〕
B16メラノーマ細胞を、10%(v/v)牛胎児血清含有MEM培地で、12穴培養プレートに1×10個/wellとなるように播種し、常法にて24時間前培養した。前培養後、評価試料を添加した試験培地に培地交換し、72時間培養を行なった。試験培地としては、上記前培養用培地にテオフィリンを2mmol/Lとなるように添加したものを使用した。培養終了後、細胞を10%(v/v)トリクロロ酢酸、次いでエタノール/ジエチルエーテル(1:1(v/v))で処理した。処理後、10%(v/v)ジメチルスルホキシドを含有する1mol/L水酸化ナトリウム水溶液に溶解し、溶解液のOD475値を測定した。次いで溶解液の総タンパク質量をCoomasie Plus Protein Assay Reagent Kit(PIERCE社製)を用いて定量し、タンパク質量当たりのOD475値を算出してメラニン量の指標とした。評価試料を添加しない場合のメラニン量を100として、評価試料を添加した場合のメラニン生成抑制率(%)を求めた。
〔結果〕
結果を表1に示す。本願発明の2−(4−ヒドロキシフェニル)エタノールのアシル化誘導体は、濃度依存的で顕著なメラニン生成抑制効果を示した。またアシル化前の2−(4−ヒドロキシフェニル)エタノールと比較して、アシル化によりメラニン生成抑制効果が高まることが示された。
〔表1〕
本願発明に係る2−(4−ヒドロキシフェニル)エタノールのアシル化誘導体のメラニン生成抑制率(%)
Figure 2008100953
以下の実施例及び比較例において実施した美白実用試験の方法は次の通りである。
〔美白実用試験方法〕
夏期の太陽光に3時間(1日1.5時間で2日間)曝された被験者20名の前腕屈側部の皮膚を試験部位として、左前腕屈側部皮膚には太陽光に曝された日より試料を、右前腕屈側部皮膚には試料を含まないベースを朝夕それぞれ1回ずつ13週間連続塗布した。塗布期間中における皮膚刺激性、並びに連用塗布前後における美白効果について専門判定員により評価した。尚、美白効果の評価結果ついては、ベース塗布部より試料塗布部において美白効果が確認された被験者の人数として示した。
実施例2、比較例1〔スキンローション〕
下記表2の原料組成にてスキンローションを以下に従って調製し、前記美白実用試験を実施した。
・調製法
B成分をC成分中に、均一に溶解した後、A成分とC成分を均一に混合攪拌、分散し次いで容器に充填した。
〔表2〕
―――――――――――――――――――――――
原料成分 配合量(質量%)
―――――――――――――――――――――――
(A)
エタノール 10.0
モノラウリン酸 5.0
ポリオキシエチレン(20)ソルビタン
ジブチルヒドロキシトルエン 0.01
香料 0.05
(B)
表3に記載
(C)
グリセリン 5.0
キサンタンガム 0.1
ヒドロキシエチルセルロース 0.1
精製水 残 量
―――――――――――――――――――――――
〔表3〕
――――――――――――――――――――――――――――――――
配合量 美白効果
(B)成分 (質量%) 評価結果(人)
――――――――――――――――――――――――――――――――
実施例2 2−(4−ヒドロキシフェニル) 1.0 15
エチルアセテート(製造例1)

比較例1 アルブチン 3.0 4
――――――――――――――――――――――――――――――――
・特性
専門判定員による美白効果の評価結果を表3に記載した。表3から明らかなように、本願発明の2−(4−ヒドロキシフェニル)エチルアセテートを配合した実施例2のスキンローションは、従来公知の美白成分であるアルブチンを配合した比較例1のスキンローションと比較して、美白化粧料として非常に優れた結果を示した。また、実施例2のスキンローションにおいては皮膚刺激反応又は皮膚感作反応を示した被験者はいなかった。
実施例3、比較例2〔スキンクリーム〕
下記表4の原料組成にて、スキンクリームを以下に従って調製し、前記美白実用試験を実施した。
・調製法
表4に記載のA成分とB成分を混合したものとを、それぞれ均一に加熱溶解して温度を80℃にする。次いで、これにC成分を注入乳化した後、攪拌しながら30℃まで冷却した。
〔表4〕
―――――――――――――――――――――――
原料成分 配合量(質量%)
―――――――――――――――――――――――
(A)
グリセリンモノステアレート 2.0
蜜ロウ 1.0
モノオレイン酸 6.0
ポリオキシエチレンソルビタン
ワセリン 4.0
流動パラフィン 12.0
(B)
表5に記載
(C)
N−ステアロイル 1.0
−L−グルタミン酸ナトリウム
カラギーナン 0.3
メチルパラベン 0.1
精製水 残 量
―――――――――――――――――――――――
〔表5〕
――――――――――――――――――――――――――――――――
配合量 美白効果
(B)成分 (質量%) 評価結果(人)
――――――――――――――――――――――――――――――――
実施例3 2−(4−ヒドロキシフェニル) 0.5 17
エチルプロピオネート
比較例2 アルブチン 3.0 5
――――――――――――――――――――――――――――――――
・特性
専門判定員による美白効果の評価結果を表5に記載した。表5から明らかなように、本願発明の2−(4−ヒドロキシフェニル)エチルプロピオネートを配合した実施例3のスキンクリームは、従来公知の美白成分であるアルブチンを配合した比較例2のスキンクリームと比較して、美白化粧料として非常に優れた結果を示した。また、実施例3のスキンクリームにおいては皮膚刺激反応又は皮膚感作反応を示した被験者はいなかった。
本願発明のメラニン生成抑制剤は、メラニン生成抑制効果に優れ、美白を目的とする各種美白化粧料に適用でき、剤型的には例えばローション類、乳液類、クリーム類、パック類等とすることが可能で、皮膚の美容の面から非常に有用である。

Claims (3)

  1. 下記一般構造式(1)で表される化合物を有効成分とするメラニン生成抑制剤。
    Figure 2008100953
    (式中、R及びRは、水素原子又は炭素数2から11の直鎖状若しくは分岐鎖状の飽和若しくは不飽和のアシル基である。但し、R、Rが同時に水素原子となる場合を除く。)
  2. 請求項1に記載のメラニン生成抑制剤を配合することを特徴とする美白化粧料。
  3. 美白化粧料の製造における、請求項1に記載された化合物のメラニン生成抑制の有効成分としての使用。
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