JP2008098962A - 情報記録再生装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】録画予約時に記録媒体の容量を有効に使用して最適な録画モードに設定することができ、これによりユーザの録画予約の設定操作が簡単に行える情報記録再生装置を提供する。
【解決手段】1週間内のテレビ番組の録画予約が行われると、システムコントローラは、HDの残容量を算出し、録画予約による録画で消費される分のデータ容量を前記残容量から引いた残容量内で、最も高画質の録画モードを割り出す。次に、HDに録画されたタイトルで1週間内に録画されたタイトルを対象に最も多く用いられている録画モードを候補として設定する。この後、設定された候補の録画モードで録画した場合にHDの容量が足りるか否かを判定する。容量が足りないと判定された場合には、残容量の範囲内で出来るだけ録画できる最も高画質の録画モードで録画予約の内容を確定する。
【選択図】図2
【解決手段】1週間内のテレビ番組の録画予約が行われると、システムコントローラは、HDの残容量を算出し、録画予約による録画で消費される分のデータ容量を前記残容量から引いた残容量内で、最も高画質の録画モードを割り出す。次に、HDに録画されたタイトルで1週間内に録画されたタイトルを対象に最も多く用いられている録画モードを候補として設定する。この後、設定された候補の録画モードで録画した場合にHDの容量が足りるか否かを判定する。容量が足りないと判定された場合には、残容量の範囲内で出来るだけ録画できる最も高画質の録画モードで録画予約の内容を確定する。
【選択図】図2
Description
本発明は、テレビ放送信号を受信して選局するチューナを有し、チューナで選局されたテレビ番組やその他の情報を記録媒体に記録したり、記録媒体に記録されたテレビ番組やその他の情報を再生したりする情報記録再生装置に関し、特に、録画予約時に適切な録画モードに設定する自動録画モード設定機能に関する。
従来から、この種の情報記録再生装置として、DVD(デジタルバーサタイルディスク)に対して情報の記録/再生を行う光ディスク装置(DVDレコーダ)や、ハードディスクに対して情報の記録/再生を行うハードディスク装置(ハードディスクレコーダ)、あるいは光ディスク装置とハードディスク装置とを搭載した複合型記録再生装置が知られている。
ところで、光ディスク装置では、テレビ番組を録画予約する際に、DVDのディスク残容量と録画予約している内容(録画時間)から、ディスク残容量を無駄なく使用でき最も画質の良い録画モードを自動で選択し録画を行う自動録画モード設定機能が備えられている。また、ハードディスク装置においても、テレビ番組を録画予約する際に、ハードディスクの残容量と録画予約している内容(録画時間)から、ディスク残容量を無駄なく使用でき最も画質の良い録画モードを自動で選択し録画を行う自動録画モード設定機能を採用することができる。
特開2001−160281号公報
特開平8−65616号公報
しかし、ハードディスクの場合、記憶容量が多いため、自動で録画モードが設定された場合に、必要以上の高画質モードでテレビ番組などが記録され、無駄にハードディスクの容量を消費してしまう可能性があるという課題が生じる。
特許文献1に記載の従来技術は、タイマ予約(録画予約)の際には、コンテナ情報ファイルに基づいて、ハードディスクの残り記録可能が算出され、表示され、タイマ予約しようとする記録時間が残り記録可能時間より短い場合には、タイマ予約が受け付けられるが、そうでない場合には、タイマ予約を受け付ける前に、その旨をユーザに知らせ、録画モードの変更や不要なタイトルの削除などの処理をユーザに選択させるようにしているが、特に、録画モードの変更を行うのに、記録時間と残り記録可能時間を考えてユーザが手動で録画モードを設定しなければならないので、ユーザにとっては録画モードの設定操作が煩わしいという課題が生じる。
特許文献2に記載の従来技術は、記録媒体の残容量に応じて記録モード(録画モード)を切り換え、また、所望の放送の時間長を算出して記録モードを切り換えて記録することにより、常時最適な画質および最適な記録モードで記録を行うようにしているが、記録媒体の残容量が少なくなってきた場合に、所望の番組を出来るだけ多く記録することができなくなるという課題が生じる。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、録画予約時に記録媒体の容量を有効に使用して最適な録画モードに設定できるようにし、これによりユーザの録画予約の設定操作が簡単に行える情報記録再生装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、テレビ放送信号を受信して選局するチューナを有し、チューナで選局されたテレビ番組やその他の情報を記録媒体に記録したり、記録媒体に記録されたテレビ番組やその他の情報を再生したりする情報記録再生装置において、テレビ番組の録画予約が設定されたときに、録画予約による録画で消費される分のデータ容量を記録媒体としてのハードディスクの残容量から引いたハードディスクの残容量内で最も高画質の録画モードを割り出す録画モード割出手段と、ハードディスクに録画されたタイトルで1週間内に録画されたタイトルを対象に最も多く用いられている録画モードを候補として設定する録画モード候補設定手段と、前記設定された候補の録画モードで録画した場合にハードディスクの容量が足りるか否かを判定する容量判定手段と、前記ハードディスクの容量が足りると判定された場合に、候補の録画モードで録画予約の内容を確定し、前記ハードディスクの容量が足りないと判定された場合には、前記ハードディスクの残容量の範囲内で出来るだけ録画できる最も高画質の録画モードで録画予約の内容を確定する録画予約内容確定手段と、前記録画予約された日時になったときに、前記候補の録画モード、または前記ハードディスクの残容量の範囲内で出来るだけ録画できる最も高画質の録画モードで、ハードディスクへのテレビ番組の予約録画を実行させる録画実行制御手段と、を有するシステムコントローラを備えたことを特徴とする情報記録再生装置を提供する。
この構成において、1週間内のテレビ番組の録画予約が行われると、録画モード割出手段は、ハードディスクの残容量を算出し、録画予約による録画で消費される分のデータ容量をハードディスクの残容量から引いたハードディスクの残容量内で、最も高画質の録画モードを割り出す。次に、録画モード候補設定手段は、ハードディスクに録画されたタイトルで1週間内に録画されたタイトルを対象に最も多く用いられている録画モードを候補として設定する。
この後、容量判定手段は、前記設定された候補の録画モードで録画した場合にハードディスクの容量が足りるか否かを判定する。ハードディスクの容量が足りると判定された場合、録画予約内容確定手段は、候補の録画モードで録画予約の内容を確定する。ハードディスクの容量が足りないと判定された場合には、録画予約内容確定手段は、ハードディスクの残容量の範囲内で出来るだけ録画できる最も高画質の録画モードで録画予約の内容を確定する。そして、録画予約された日時になったときに、録画実行制御手段は、候補の録画モードで録画予約の内容が確定されている場合、候補の録画モードで、ハードディスクへのテレビ番組の予約録画を実行させる。また、録画予約された日時になったときに、録画実行制御手段は、ハードディスクの残容量の範囲内で出来るだけ録画できる最も高画質の録画モードで、録画予約の内容が確定されている場合、前記最も高画質の録画モードで、ハードディスクへのテレビ番組の予約録画を実行させる。
この構成によれば、録画予約時にハードディスクの容量を有効に使用して最適な録画モードに設定することができ、これにより、ユーザは録画予約の設定操作を簡単に行うことができ、また、ハードディスクの残容量が少なくなってきた場合でも、所望のテレビ番組を出来るだけ多く記録することができる。
請求項2の発明は、テレビ放送信号を受信して選局するチューナを有し、チューナで選局されたテレビ番組やその他の情報を記録媒体に記録したり、記録媒体に記録されたテレビ番組やその他の情報を再生したりする情報記録再生装置において、テレビ番組の録画予約が設定されたときに、録画予約による録画で消費される分のデータ容量を記録媒体の残容量から引いた記録媒体の残容量内で最も高画質の録画モードを割り出す録画モード割出手段と、記録媒体に録画されたタイトルで所定期間内に録画されたタイトルを対象に最も多く用いられている録画モードを候補として設定する録画モード候補設定手段と、前記設定された候補の録画モードで録画した場合に記録媒体の容量が足りるか否かを判定する容量判定手段と、前記記録媒体の容量が足りると判定された場合に、候補の録画モードで録画予約の内容を確定し、前記記録媒体の容量が足りないと判定された場合には、前記記録媒体の残容量の範囲内で出来るだけ録画できる最も高画質の録画モードで録画予約の内容を確定する録画予約内容確定手段と、前記録画予約された日時になったときに、前記候補の録画モード、または前記記録媒体の残容量の範囲内で出来るだけ録画できる最も高画質の録画モードで、記録媒体へのテレビ番組の予約録画を実行させる録画実行制御手段と、を有するシステムコントローラを備えたことを特徴とする情報記録再生装置を提供する。
この構成において、所定期間内のテレビ番組の録画予約が行われると、録画モード割出手段は、記録媒体の残容量を算出し、録画予約による録画で消費される分のデータ容量を記録媒体の残容量から引いた記録媒体の残容量内で、最も高画質の録画モードを割り出す。次に、録画モード候補設定手段は、記録媒体に録画されたタイトルで所定期間内に録画されたタイトルを対象に最も多く用いられている録画モードを候補として設定する。
この後、容量判定手段は、前記設定された候補の録画モードで録画した場合に記録媒体の容量が足りるか否かを判定する。記録媒体の容量が足りると判定された場合、録画予約内容確定手段は、候補の録画モードで録画予約の内容を確定する。記録媒体の容量が足りないと判定された場合には、録画予約内容確定手段は、記録媒体の残容量の範囲内で出来るだけ録画できる最も高画質の録画モードで録画予約の内容を確定する。録画予約された日時になったときに、録画実行制御手段は、候補の録画モードで録画予約の内容が確定されている場合、候補の録画モードで、記録媒体へのテレビ番組の予約録画を実行させる。また、録画予約された日時になったときに、録画実行制御手段は、記録媒体の残容量の範囲内で出来るだけ録画できる最も高画質の録画モードで、録画予約の内容が確定されている場合、前記最も高画質の録画モードで、記録媒体へのテレビ番組の予約録画を実行させる。
この構成によれば、録画予約時に記録媒体の容量を有効に使用して最適な録画モードに設定することができ、これにより、ユーザは録画予約の設定操作を簡単に行うことができ、また、記録媒体の残容量が少なくなってきた場合でも、所望のテレビ番組を出来るだけ多く記録することができる。
請求項3の発明では、請求項2の発明において、前記録画モード候補設定手段は、記録媒体に録画されたタイトルで1週間内に録画されたタイトルを対象に最も多く用いられている録画モードを候補として設定することを特徴とする。したがって、テレビ番組のプログラムは、日曜日から土曜日までの1週間単位で組み立てられているので、当該前回の録画予約により1週間内に録画されたタイトルを対象に最も多く用いられている録画モードを候補に設定すれば、次の1週間分の番組の録画予約において設定される録画モードが最適なものとなる。
請求項4の発明では、請求項2の発明において、前記記録媒体としてはハードディスクを用いることを特徴とする。したがって、ハードディスクは、1週間分のテレビ番組でも十分に録画できるので、ハードディスクに録画されたタイトルで1週間内に録画されたタイトルを対象に最も多く用いられている録画モードを候補として設定することもできる。
以上のように本発明によれば、テレビ放送信号を受信して選局するチューナを有し、チューナで選局されたテレビ番組やその他の情報を記録媒体に記録したり、記録媒体に記録されたテレビ番組やその他の情報を再生したりする情報記録再生装置において、テレビ番組の録画予約が設定されたときに、録画予約による録画で消費される分のデータ容量を記録媒体としてのハードディスクの残容量から引いたハードディスクの残容量内で最も高画質の録画モードを割り出す録画モード割出手段と、ハードディスクに録画されたタイトルで1週間内に録画されたタイトルを対象に最も多く用いられている録画モードを候補として設定する録画モード候補設定手段と、前記設定された候補の録画モードで録画した場合にハードディスクの容量が足りるか否かを判定する容量判定手段と、前記ハードディスクの容量が足りると判定された場合に、候補の録画モードで録画予約の内容を確定し、前記ハードディスクの容量が足りないと判定された場合には、前記ハードディスクの残容量の範囲内で出来るだけ録画できる最も高画質の録画モードで録画予約の内容を確定する録画予約内容確定手段と、前記録画予約された日時になったときに、前記候補の録画モード、または前記ハードディスクの残容量の範囲内で出来るだけ録画できる最も高画質の録画モードで、ハードディスクへのテレビ番組の予約録画を実行させる録画実行制御手段とを有するシステムコントローラを備えたので、録画予約時にハードディスクの容量を有効に使用して最適な録画モードに設定することができ、これにより、ユーザは録画予約の設定操作を簡単に行うことができ、また、ハードディスクの残容量が少なくなってきた場合でも、所望のテレビ番組を出来るだけ多く記録することができる。
また、本発明によれば、テレビ放送信号を受信して選局するチューナを有し、チューナで選局されたテレビ番組やその他の情報を記録媒体に記録したり、記録媒体に記録されたテレビ番組やその他の情報を再生したりする情報記録再生装置において、テレビ番組の録画予約が設定されたときに、録画予約による録画で消費される分のデータ容量を記録媒体の残容量から引いた記録媒体の残容量内で最も高画質の録画モードを割り出す録画モード割出手段と、記録媒体に録画されたタイトルで所定期間内に録画されたタイトルを対象に最も多く用いられている録画モードを候補として設定する録画モード候補設定手段と、前記設定された候補の録画モードで録画した場合に記録媒体の容量が足りるか否かを判定する容量判定手段と、前記記録媒体の容量が足りると判定された場合に、候補の録画モードで録画予約の内容を確定し、前記記録媒体の容量が足りないと判定された場合には、前記記録媒体の残容量の範囲内で出来るだけ録画できる最も高画質の録画モードで録画予約の内容を確定する録画予約内容確定手段と、前記録画予約された日時になったときに、前記候補の録画モード、または前記記録媒体の残容量の範囲内で出来るだけ録画できる最も高画質の録画モードで、記録媒体へのテレビ番組の予約録画を実行させる録画実行制御手段とを有するシステムコントローラを備えたので、録画予約時に記録媒体の容量を有効に使用して最適な録画モードに設定することができ、これにより、ユーザは録画予約の設定操作を簡単に行うことができ、また、記録媒体の残容量が少なくなってきた場合でも、所望のテレビ番組を出来るだけ多く記録することができる。
以下、添付図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。図1は本発明の一実施形態に係る情報記録再生装置としての複合型記録再生装置の構成を示すブロック図である。ここでは、情報記録再生装置としては、ハードディスク装置と光ディスク装置とが組み込まれた複合型記録再生装置について説明するが、本実施形態の特徴とする自動録画モード設定機能は、複合型記録再生装置に限らず、単体のハードディスク装置や光ディスク装置に設ければ、同様な効果を得ることができる。
図1において、複合型記録再生装置1は、光ディスクとしてのDVD15などに対して情報の記録/再生を行うDVDレコーダである光ディスク装置2と、HD(ハードディスク)14に対して情報の記録/再生を行うHDD(ハードディスクドライブ)であるハードディスク装置3と、図示しないアンテナからのテレビ放送信号を受信し、所望のチャンネルのテレビ放送信号を選択して映像音声信号として出力するチューナ4と、光ディスク装置2またはハードディスク装置3またはチューナ4から出力された映像音声信号を復号するデコーダ5と、チューナ4が受信可能な放送チャンネルを記憶すると共にシステムコントローラ10の動作に必要なプログラムなどを記憶するフラッシュメモリ6とを備えている。
また、この複合型記録再生装置1は、デコーダ5で復号された映像信号をモニタ装置(テレビ受信機など)13のディスプレイ装置131で表示可能な映像信号に変換する映像出力部7と、タイトルリスト画面などをモニタ装置13のディスプレイ装置131に表示させるためのOSD回路12と、デコーダ5で復号された音声信号をモニタ装置13のスピーカ132で出力可能な音声信号に変換する音声出力部8と、リモコン11から送信された赤外光の各種の指令信号を受信し、受信した赤外光の指令信号を電気信号の指令信号に変換し、この指令信号をシステムコントローラ10に入力するリモコン受信部9と、装置全体を制御する前記システムコントローラ10とを備えている。
システムコントローラ10は、本実施形態の特徴として、テレビ番組の録画予約が設定されたときに、録画予約による録画で消費される分のデータ容量を記録媒体としてのHD14の残容量から引いたHD14の残容量内で最も高画質の録画モードを割り出す録画モード割出手段と、HD14に録画されたタイトルで1週間内に録画されたタイトルを対象に最も多く用いられている録画モードを候補として設定する録画モード候補設定手段と、前記設定された候補の録画モードで録画した場合にHD14の容量が足りるか否かを判定する容量判定手段と、前記HD14の容量が足りると判定された場合に、候補の録画モードで録画予約の内容を確定し、HD14の容量が足りないと判定された場合には、HD14の残容量の範囲内で出来るだけ録画できる最も高画質の録画モードで録画予約の内容を確定する録画予約内容確定手段と、前記録画予約された日時になったときに、前記候補の録画モード、またはHD14の残容量の範囲内で出来るだけ録画できる最も高画質の録画モードで、HD14へのテレビ番組の予約録画を実行させる録画実行制御手段とを有する。
図2は本実施形態において録画予約(タイマ予約)時の適切な録画モードの自動割り出しを行う処理を説明するためのフローチャートである。このフローチャートおよび図1を参照して録画予約(タイマ予約)時の適切な録画モードの自動割り出しを行う処理について説明する。
ユーザがリモコン11を操作して1週間内のテレビ番組の録画予約が行われると、システムコントローラ10は、録画予約が設定されたことを検知し(ステップS1)、システムコントローラ10の録画モード割出手段は、ハードディスク装置3を駆動させ、HD14の残容量を算出し、録画予約による録画で消費される分のデータ容量をHD14の残容量から引いたHD14の残容量内で、最も高画質の録画モードを割り出す(ステップS2)。即ち、録画モード割出手段は、録画予約時の録画時間とHD14の残容量内で最も画質の良い録画モードを割り出す。例えば、HD14の残容量が録画モードXPで8時間録画可能であれば、録画時間が1時間の場合、録画モードXPで録画されるので、割り出される録画モードはXPになる。
次に、システムコントローラ10の録画モード候補設定手段は、HD14に録画されたタイトルで1週間内に録画されたタイトルを対象に最も多く用いられている録画モードを候補として設定する(ステップS3)。即ち、録画モード候補設定手段は、ハードディスク装置3を駆動させ、HD14に録画されているタイトルを参照し、このタイトル内から1週間以内に録画されたタイトルを録画日時から検索し、それらの録画モードを割り出し、この割り出した録画モードで最も使用回数の多い録画モードを自動録画モードの候補として設定する。
この後、システムコントローラ10の容量判定手段は、前記設定された候補の録画モードで録画した場合にHD14の容量が足りるか否かを判定する(ステップS4)。このとき、前記設定された候補の録画モード(自動録画モード)がHD14の残容量内で最も画質の良い録画モードよりも、ビットレートが以下の場合、候補の録画モードが録画予約時の録画モードして扱われる。即ち、HD14の容量が足りると判定された場合に、システムコントローラ10の録画予約内容確定手段は、候補の録画モードで録画予約の内容を確定する(ステップS5)。
しかし、前記設定された候補の録画モード(自動録画モード)がHD14の残容量内で最も画質の良い録画モードよりも、ビットレートが高い場合には、HD14の残容量内で最も画質の良い録画モードが、そのまま予約録画時の録画モードとして扱われる。即ち、HD14の容量が足りないと判定された場合には、システムコントローラ10の録画予約内容確定手段は、HD14の残容量の範囲内で出来るだけ録画できる最も高画質の録画モードで録画予約の内容を確定する(ステップS6)。
ところで、1週間分の録画予約の内容を出来る限り漏れないように録画し、なお且つ自動録画モードが設定されている録画予約の内容を、最適な録画モードで録画したい場合も、ステップS6の処理を適用する。先ず、自動録画モードを設定した日付から1週間以内の録画予約による録画時間を算出する。録画モードが指定されている内容が録画予約に含まれる場合は、HD14の残容量から録画モードが指定されている内容のデータ容量を引いておく。ただし、録画映像は、高ビットレートの信号(約10、0Mbps)が含まれる映像とする。このような処理により、容量が残ったHD14の容量から、自動録画モードの候補を選択したり、HD14の残容量内で最も画質の良い録画モードを選択したりすることができる。なお、HD14の残容量から録画モードが指定されている録画予約の内容のデータ容量を引いた結果が0Byte以下の場合は、最小の録画モードとして予約録画を行う。
ステップS5またはステップS6の処理の後、録画予約された日時になったときに、システムコントローラ10の録画実行制御手段は、候補の録画モードで録画予約の内容が確定されている場合、ハードディスク装置3を駆動させ、候補の録画モードで、HD14へのテレビ番組の予約録画を実行させる(ステップS8)。また、録画予約された日時になったときに、システムコントローラ10の録画実行制御手段は、HD14の残容量の範囲内で出来るだけ録画できる最も高画質の録画モードで、録画予約の内容が確定されている場合、ハードディスク装置3を駆動させ、前記最も高画質の録画モードで、HD14へのテレビ番組の予約録画を実行させる(ステップS8)。録画が終了すれば(ステップS9)、本処理は終える。
次に、本実施形態における自動録画モード設定機能により行われる録画モードの割り出しの具体例について説明する。
HD14を初めて使用する場合は、HD14の記録容量と残容量とは同じであるので、例えば、或る月における1週目の1週間内の番組の録画予約による録画内容が高画質で全て録画されるようにする場合、ハードディスク装置3において最も高画質の録画モードである録画モードXPが割り出される。そして、録画予約された日時になって、録画が実行され、1週間分の録画が終了する。
次に、2週目の1週間内の録画予約による録画内容が全て録画されるようにする場合、1週目でHD14に録画されたタイトル(番組)で1週間以内に録画されたタイトルを対象に、最も多く用いられている録画モード(この場合、録画モードXP)を、設定すべき録画モードの候補とする。そして、候補の録画モードXPで録画した場合に、HD14の容量が足りるか否かが判定される。
このHD14の容量が足りるか否かの判定は、HD14の残容量(全容量から1週目で録画したデータ容量を引いて得られた残容量)から2週目において録画モードXPで録画予約されているデータ容量を引いて、HD14の残容量が有れば、録画モードは録画モードXPに設定されるが、HD14の残容量が不足する場合には、録画モードSPで録画すると仮定したときのHD14の残容量を調べ、残容量が不足しない場合には、録画モードを録画モードSPに設定し、不足する場合には、更に録画モードを下げる。このように、所望の番組が出来る限り録画できるように、録画モードを下げて行く。なお、HD14の残容量が無くなれば、タイトルリストをモニタ装置13のディスプレイ装置131に表示させ、ユーザが消去しても構わないタイトルをリモコン操作により選択して消去したり、また、保存しておきたいタイトルをDVD15に移したりすることによって、HD14の残容量を確保することができる。
以上説明したように本実施形態によれば、録画予約時にHD14の容量を有効に使用して最適な録画モードに設定することができ、これにより、ユーザは録画予約の設定操作を簡単に行うことができ、また、HD14の残容量が少なくなってきた場合でも、所望のテレビ番組を出来るだけ多く記録することができる。
本発明は、DVDレコーダとハードディスクレコーダとの複合機、あるいはハードディスクレコーダにおける自動録画モード設定機能に利用可能である。
1 複合型記録再生装置(情報記録再生装置)
4 チューナ
10 システムコントローラ(録画モード割出手段、録画モード候補設定手段、容量判定手段、録画予約内容確定手段、録画実行制御手段)
14 ハードディスク(記録媒体)
4 チューナ
10 システムコントローラ(録画モード割出手段、録画モード候補設定手段、容量判定手段、録画予約内容確定手段、録画実行制御手段)
14 ハードディスク(記録媒体)
Claims (4)
- テレビ放送信号を受信して選局するチューナを有し、チューナで選局されたテレビ番組やその他の情報を記録媒体に記録したり、記録媒体に記録されたテレビ番組やその他の情報を再生したりする情報記録再生装置において、
テレビ番組の録画予約が設定されたときに、録画予約による録画で消費される分のデータ容量を記録媒体としてのハードディスクの残容量から引いたハードディスクの残容量内で最も高画質の録画モードを割り出す録画モード割出手段と、
ハードディスクに録画されたタイトルで1週間内に録画されたタイトルを対象に最も多く用いられている録画モードを候補として設定する録画モード候補設定手段と、
前記設定された候補の録画モードで録画した場合にハードディスクの容量が足りるか否かを判定する容量判定手段と、
前記ハードディスクの容量が足りると判定された場合に、候補の録画モードで録画予約の内容を確定し、前記ハードディスクの容量が足りないと判定された場合には、前記ハードディスクの残容量の範囲内で出来るだけ録画できる最も高画質の録画モードで録画予約の内容を確定する録画予約内容確定手段と、
前記録画予約された日時になったときに、前記候補の録画モード、または前記ハードディスクの残容量の範囲内で出来るだけ録画できる最も高画質の録画モードで、ハードディスクへのテレビ番組の予約録画を実行させる録画実行制御手段と、を有するシステムコントローラを備えたことを特徴とする情報記録再生装置。 - テレビ放送信号を受信して選局するチューナを有し、チューナで選局されたテレビ番組やその他の情報を記録媒体に記録したり、記録媒体に記録されたテレビ番組やその他の情報を再生したりする情報記録再生装置において、
テレビ番組の録画予約が設定されたときに、録画予約による録画で消費される分のデータ容量を記録媒体の残容量から引いた記録媒体の残容量内で最も高画質の録画モードを割り出す録画モード割出手段と、
記録媒体に録画されたタイトルで所定期間内に録画されたタイトルを対象に最も多く用いられている録画モードを候補として設定する録画モード候補設定手段と、
前記設定された候補の録画モードで録画した場合に記録媒体の容量が足りるか否かを判定する容量判定手段と、
前記記録媒体の容量が足りると判定された場合に、候補の録画モードで録画予約の内容を確定し、前記記録媒体の容量が足りないと判定された場合には、前記記録媒体の残容量の範囲内で出来るだけ録画できる最も高画質の録画モードで録画予約の内容を確定する録画予約内容確定手段と、
前記録画予約された日時になったときに、前記候補の録画モード、または前記記録媒体の残容量の範囲内で出来るだけ録画できる最も高画質の録画モードで、記録媒体へのテレビ番組の予約録画を実行させる録画実行制御手段と、を有するシステムコントローラを備えたことを特徴とする情報記録再生装置。 - 前記録画モード候補設定手段は、記録媒体に録画されたタイトルで1週間内に録画されたタイトルを対象に最も多く用いられている録画モードを候補として設定することを特徴とする請求項2に記載の情報記録再生装置。
- 前記記録媒体としてはハードディスクを用いることを特徴とする請求項2に記載の情報記録再生装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010206305A (ja) * | 2009-02-27 | 2010-09-16 | Sharp Corp | 番組録画装置、記録番組録画方法、プログラム、および、記録媒体 |
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2006
- 2006-10-12 JP JP2006278325A patent/JP2008098962A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2010206305A (ja) * | 2009-02-27 | 2010-09-16 | Sharp Corp | 番組録画装置、記録番組録画方法、プログラム、および、記録媒体 |
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