JP2007234137A - 記録再生装置及びダビング方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】動画データが優先的に記録するように選択されていない記録媒体に記録するオルタネート記録を行った後に、簡単な操作で、ユーザに無駄な時間を取らせることなく、オルタネート記録されたデータをユーザが選択した記録媒体に自動的にダビングすることができる記録再生装置及びこの記録再生装置を用いたダビング方法を提供する。
【解決手段】第1記録媒体(DVDメディア91)に動画データを記録できない場合、第2記録媒体(HDD13)に代替記録し、その代替記録された動画データに代替記録を識別する情報を付加するとともに、後ほど代替記録された動画データを第1記録媒体(DVDメディア91)にダビングするダビング方法であって、識別情報が付加されているかどうかを確認し(S21)、ユーザによって予め設定されている設定事項を確認し(S22)、確認された設定事項に基づいて自動的にダビングをおこなう(S211)。
【選択図】図8

Description

本発明は、HDD(Hard Disk Drive)を内蔵したDVD(Digital Versatile Disk)レコーダに関するものであり、特にDVDメディア(第1記録媒体)に対する記録が実施不可能である状況においてHDD(第2記録媒体)に代替記録されたコンテンツ(動画データ)を、その後、DVDメディアへダビングする記録再生装置及びダビング方法。
近年、テレビ等の映像装置において処理されるコンテンツ(番組)の記録および再生を行うための装置として、記録媒体に着脱可能な光ディスクを用いたDVDレコーダ、或いは記録媒体に磁気記録媒体を用いたHDDレコーダ等の記録再生装置が広く普及している。このうち、DVDおよびHDDの両方を搭載した記録再生装置であるハードディスク内蔵DVDレコーダにおいては、DVDメディアが挿入されていなかったり、挿入されているDVDメディアが再生専用であったりしてDVDメディアへの記録が実施不可である場合に、一時的に記録コンテンツをHDD等の別記録媒体に記録するオルタネート記録機能(代替記録機能)を備えているものが存在する。
オルタネート記録機能は、ユーザより記録指示を受け、かつ記録媒体としてDVDメディアが指定されている場合において用いられる機能である。この機能は、例えばDVDスロットにDVDメディアが存在しない場合に、自動的に記録媒体をDVDメディアからHDD等の他記憶媒体に変更して動画データを記録を行うものである。また例えば、書き込み不可状態のDVDメディアがDVDスロットに収納されている場合や、DVDメディアダビング中に予約記録が実行された場合等に、オルタネート記録機能を用いれば、DVDメディアに記録される予定であった動画データを一時的にHDDに記録することが可能である。
HDDにオルタネート記録された動画データはほとんどの場合、ユーザの選択によって、後ほどDVDメディアにダビングされる。
また、特開2005−174391号公報に記載の発明においては、2つの記録媒体(光ディスクとHDD)にまたがってコンテンツを記録した場合(以下リレー記録という)に、簡単な操作で一方のメディアにリレー記録されたコンテンツを移動することができる記録再生装置が示されている。
特開2005−174391号公報
しかしながら、オルタネート記録をした動画データはその後DVDメディアへのダビングを行われるが、ダビングを行うときには、動画データの詳細情報、或いは記録履歴等を確認し、手動でDVDメディアにダビングしなくてはならず、手間がかかるという問題があった。
また、特開2005−174391号公報に記載の発明はリレーコンテンツをひとつにまとめるものであり、2つの記録媒体にまたがったリレーコンテンツを結合するものであり、2つの記録媒体に記録されたコンテンツの部分に記録された情報をもとに、コンテンツを結合するものであり、オルタネート記録を行ったコンテンツをダビングすることはできない。
そこで本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、オルタネート記録された動画データを、ユーザの指示に基づいて、自動的にダビングするものであり、ダビングを行うときにその都度ユーザが記録再生装置に指示を行わなくても良く、それだけユーザの手間を省くことができる記録再生装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、記録媒体としてDVDメディアを用いて動画データの記録処理を行うDVDメディア記録手段と、前記DVDメディアを用いた動画データの記録処理が実施不可能である状況において前記DVDメディア記録手段を用いた前記動画データの記録指示をユーザより受け付けた際に、記録処理に用いる前記記録媒体を前記DVDメディアからハードディスクに切り替えることにより前記動画データの代替記録処理を行う代替記録手段と、前記代替記録手段を用いて記録された前記動画データに対して、前記動画データが前記代替記録手段によって記録されたものであることを示す識別情報を付加する識別情報付加手段とを備えたハードディスク内蔵DVDレコーダにおいて、前記動画データが前記識別情報付加手段により前記識別情報が付加されているかどうかを確認する識別情報確認手段と、前記識別情報確認手段にて識別情報が付加されていると確認された動画データをDVDメディアにダビングするためにユーザによって予め設定された設定事項を確認する代替ダビング確認手段と、前記代替ダビング確認手段にて確認された設定事項に基づいて前記識別情報が付加された動画データを前記ハードディスクより前記DVDメディアに自動的にダビングする代替ダビング手段を有し、前記代替ダビング確認手段は、前記代替記録手段にて代替記録された動画データをダビングするかどうかの設定を確認するするダビング設定確認手段と、ダビングを行うタイミングの設定を確認するタイミング設定確認手段と、ダビングを行う動画データの選択設定を確認するダビング選択確認手段とを有していることを特徴とする。
この構成によると、予め設定して置けば、ハードディスクに代替記録を行った動画データを検出し、自動的にDVDメディアにダビングすることができるので、それだけ、ユーザの手間を省くことが可能である。
上記目的を達成するために本発明は、記録媒体として第1記録媒体を用いて動画データの記録処理を行う第1記録媒体記録手段と、前記第1記録媒体を用いた記録処理が実施不可能である状況において前記第1記録媒体記録手段を用いた前記動画データの記録指示をユーザより受け付けた際に、記録処理に用いる前記記録媒体を前記第1記録媒体から第2記録媒体に切り替えることにより前記動画データの代替記録処理を行う代替記録手段と、前記代替記録手段を用いて記録された前記動画データに対して、前記動画データが前記代替記録手段によって記録されたものであることを示す識別情報を付加する識別情報付加手段とを備えた記録再生装置であって、前記動画データが前記識別情報付加手段により前記識別情報が付加されているかどうかを確認する識別情報確認手段と、前記識別情報確認手段にて前記識別情報が付加されていると確認された動画データを前記第1記録媒体にダビングするためにユーザによって予め設定されている設定事項を確認する代替ダビング確認手段と、前記代替ダビング確認手段にて確認された設定事項に基づいて前記識別情報が付加された動画データを前記第2記録媒体より前記第1記録媒体に自動的にダビングする代替ダビング手段を有することを特徴とする。
上記構成において、前記代替ダビング確認手段は、ダビングを行うタイミングの設定を確認するタイミング設定確認手段を備えていてもよく、ダビングを行う動画データの選択設定を確認するダビング選択確認手段を備えていてもよい。
上記目的を達成するために本発明は、記録媒体としてDVDメディアを用いて動画データの記録処理を行うDVDメディア記録ステップと、前記DVDメディアを用いた記録処理が実施不可能である状況において前記DVDメディア記録ステップにおいて前記動画データの記録指示をユーザより受け付けた際に、記録処理に用いる前記記録媒体を前記DVDメディアからハードディスクに切り替えることにより前記動画データの代替記録処理を行う代替記録ステップと、前記代替記録ステップによって記録された前記動画データに対して、前記動画データが前記代替記録ステップによって記録されたものであることを示す識別情報を付加する識別情報付加ステップとを備えたハードディスク内蔵DVDレコーダにおけるダビング方法であって、前記動画データが前記識別情報付加ステップにより前記識別情報が付加されているかどうかを確認する識別情報確認ステップと、前記識別情報確認ステップにて識別情報が付加されていると確認された動画データをDVDメディアにダビングするためにユーザによって予め設定された設定事項を確認する代替ダビング確認ステップと、前記代替ダビング確認ステップにて確認された設定事項に基づいて前記識別情報が付加された動画データを前記ハードディスクより前記DVDメディアに自動的にダビングする代替ダビングステップを有し、前記代替ダビング確認ステップは、前記代替記録ステップにて代替記録された動画データをダビングするかどうかの設定を確認するするダビング設定確認ステップと、ダビングを行うタイミングの設定を確認するタイミング設定確認ステップと、ダビングを行う動画データの選択設定を確認するダビング選択確認ステップとを有していることを特徴とする。
上記目的を達成するために本発明は、記録媒体として第1記録媒体を用いて動画データの記録処理を行う第1記録媒体記録ステップと、前記第1記録媒体を用いた記録処理が実施不可能である状況において前記第1記録媒体記録ステップを用いた前記動画データの記録指示をユーザより受け付けた際に、記録処理に用いる前記記録媒体を前記第1記録媒体から第2記録媒体に切り替えることにより前記動画データの代替記録処理を行う代替記録ステップと、前記代替記録ステップを用いて記録された前記動画データに対して、前記動画データが前記代替記録手段によって記録されたものであることを示す識別情報を付加する識別情報付加手段とを備えた記録再生装置におけるダビング方法であって、前記動画データが前記識別情報付加ステップにより前記識別情報が付加されているかどうかを確認する識別情報確認ステップと、前記識別情報確認ステップにて前記識別情報が付加されていると確認された動画データを前記第1記録媒体にダビングするためにユーザによって予め設定されている設定事項を確認する代替ダビング確認ステップと、前記代替ダビング確認ステップにて確認された設定事項に基づいて前記識別情報が付加された動画データを前記第2記録媒体より前記第1記録媒体に自動的にダビングする代替ダビングステップを有することを特徴とする。
上記構成において、前記代替ダビング確認ステップは、ダビングを行うタイミングの設定を確認するタイミング設定確認ステップを備えていてもよく、ダビングを行う動画データの選択設定を確認するダビング選択確認ステップを備えていてもよい。
本発明によると、オルタネート記録された動画データを、ユーザの指示に基づいて、自動的にダビングするものであり、ダビングを行うときにその都度ユーザが記録再生装置に指示を行わなくても良く、それだけユーザの手間を省くことができる記録再生装置及びダビング方法を提供することができる。
以下に本発明の実施形態を図面を参照して説明する。図1に本発明のHDD内蔵DVDレコーダの一例のブロック図を示す。
図1のブロック図に示すように、本発明のHDD内蔵DVDレコーダ1は、少なくとも、制御部11、メモリ12、HDD13、データ入力部14、エンコーダ部15、デコーダ部16、データ出力部17、制御プログラム記憶部18、操作ボタン群21、フロントパネル22、およびDVDスロット23を含むように構成されている。
制御部11は、HDD内蔵DVDレコーダ1の各部材の駆動を有機的に制御することにより映像情報処理(コンテンツの記録、或いは再生等)を統括制御するための中央処理装置である。また制御部11は、各装置(例えばHDD13等)の制御やデータの計算、加工処理等を行う中枢部分となっている。
メモリ12は、HDD内蔵DVDレコーダ1が保持する各種データを一時的に記憶する媒体であり、例えば書込可能なRAM(Random Access Memory)等により構成されている。メモリ12は、例えば制御部11によって各種情報処理が行われる際の処理データや、ユーザから受けた指示命令等を一時的に記憶しておくためのバッファメモリとしての役割を持つ。
HDD13は、HDD内蔵DVDレコーダ1が保持する各種データ(映像情報、コンテンツ情報等)を記録するための磁気記録媒体である。なお、HDD13は、複数の領域(パーティション)に物理的に分割することが可能であり、記憶するデータの種別(映像情報、コンテンツ情報等)に応じて領域別に記憶することがより望ましい。
データ入力部14は、例えばデジタルチューナーなどの外部装置からデジタルデータ(映像情報)を入力するための入力インターフェースである。また、例えばアナログデータを入力する場合は、A/Dコンバータを用いてアナログの映像データおよび音声データをデジタルデータに変換して入力することが可能である。
エンコーダ部15は、映像データをMPEG2等の動画圧縮方式により圧縮(エンコード)を行ったり、音声データをDolby AC−3やLPCM等の音声圧縮方式により圧縮を行うための処理回路である。なお、圧縮を行うデータとしては、例えばデータ入力部14より入力された映像データおよび音声データ等が対象となる。
デコーダ部16は、前記エンコーダ部15等により圧縮された映像データおよび音声データを伸長(デコード)するための処理回路である。伸張が行われたデータは、例えば後述するデータ出力部17等を用いて外部機器に対して出力される。
データ出力部17は、例えばモニターなどの外部装置に対して映像データおよび音声データを出力するための出力インターフェースである。なお、例えば出力先の機器がアナログインタフェースしか備えていない場合は、D/Aコンバータを用いてデジタルの映像データおよび音声データをアナログデータに変換して出力することが可能である。
制御プログラム記憶部18は、例えば制御部11を用いた各種処理(例えば映像データの入出力制御等)を行うためのプログラムデータを記憶するための媒体であり、例えば情報の読み出しのみが可能なROM(Read Only Memory)等が用いられる。
操作ボタン群21は、ユーザが番組の記録および記録予約等の各種指示をHDD内蔵DVDレコーダ1に対して行うための入力インターフェースである。フロントパネル22は、HDD内蔵DVDレコーダ1の各種情報をユーザに対して表示するためのユーザーインタフェースである。
DVDスロット23は、DVDメディア91を格納し、DVDメディア91に対して光学的に各種データの読み込み、または書き込みを行うための光学装置である。なお、DVDには複数の規格が存在するため、DVDスロット23の規格に準拠したDVDメディア91を使用しなければ、各種処理(記録、再生等)を行うことができない。
ここで、図2に本発明にかかるHDD内蔵DVDレコーダ1におけるコンテンツ記録処理の処理工程のフローチャートを示す。
図2に示すように、制御部11がユーザより、放送コンテンツの記録指示を検知することにより本処理が開始される(ステップS11)。なお、放送コンテンツの記録指示は、例えばユーザが操作ボタン群21を用いてコンテンツの記録操作を行った場合、或いは記録予約設定により定められた記録時刻が到来した場合等により開始される。
コンテンツ記録指示を受けた制御部11は、記録指示において指定されている記録対象の記録媒体として、DVDメディア91が指定されているかどうかを確認する(ステップS12)。DVDメディア91が指定されている場合、次の処理へ移行する。DVDメディア91が指定されていない場合は、通常通りHDD13に記録処理を行い(ステップS13)、本処理を終了する。なおHDD13に対する通常記録処理は従来技術と同様であるため、ここでは説明を省略する。
DVDメディア91への記録指示を受けた制御部11は、記録可能状態のDVDメディア91がDVDスロット23に収納されているかの確認を行う(ステップS14)。例えば、DVDメディア91がスロット23に存在するか、或いはDVDメディア91に書き込み禁止設定がなされていないか、或いは記録可能な規格のDVDメディア91であるか、或いはDVDメディア91がダビング等の他処理に使用されていないか、等の確認を行う。また例えば、予約記録機能等により記録時間の指定がなされている場合は、記録処理に必要な記憶容量を算出し、DVDメディア91に十分な空き容量があるかの確認を行うことも可能である。
DVDメディア91の認識に成功した場合(ステップS14でYESの場合)、DVDメディア91に対して通常のコンテンツ記録処理を行い(ステップS15)、本処理を終了する。なおDVDメディア91に対する通常のコンテンツ記録処理の処理内容については従来技術と同様であるため、ここでは説明を省略する。
DVDメディア91の認識に失敗した場合(ステップS14でNOの場合)、制御部11は、記憶対象メディアをDVDメディア91からHDD13に切り替え、HDD13を用いてオルタネート記録(代替記録)処理を行う(ステップS16)。オルタネート記録によってHDD13に作成されたコンテンツには、属性情報としてオルタネート識別データ(オルタネート記録により作成されたコンテンツであることを示すための識別情報)が付加される(ステップS17)。
また、図3にオルタネート識別データの付加ステップの付加方法の他の例のフローチャートを示す。図3に示すフローチャートは図2に示すフローチャートのステップS16の跡にステップS17にかえて配置されるものである。オルタネート記録(ステップS16)を完了した制御部11は、作成されたコンテンツに対してジャンル情報の指定がユーザよりなされているかどうかの確認を行う(ステップS171)。ジャンル情報の指定がなされている場合は、既に指定されているジャンル情報(例えば、映画、スポーツ、ドラマ等)に、オルタネート識別データ(当該コンテンツがオルタネート記録により作成されたものであることを示すジャンル情報)を追加し、HDD13に記憶する(ステップS172)。ジャンル情報の指定がなされていない場合は、オルタネートジャンルを新規にジャンル情報として設定し、記憶する(ステップS173)。その後、オルタネート識別データをオルタネートジャンルの1つとしてコンテンツ記録する(ステップS174)。
次にオルタネート記録された動画データを自動でハードディスクからDVDメディアにダビングするオルタネートダビングについて説明する。図4にオルタネート記録された動画データをDVDメディアにダビングの選択画面の一例を、図5にハードディスクに記録されている動画データの一覧表示の画面の一例を示す。
図4に示す選択画面9は、ハードディスクにオルタネート記録を行った画像データをDVDメディアに自動ダビング(以下オルタネートダビングという)するかどうか決定する「実行決定」の項目と、ダビングを行う時間「実行時間」の項目と、オルタネート記録を行った動画データのうち、ダビングする動画データを選択する「実行タイトル選択」の項目とを有している。
オルタネートダビングの設定は図5に示すような設定画面表示にて行う。ユーザは記録再生装置Aに備えられるキー入力装置及び(又は)リモートコントローラ(いずれも不図示)を用いて、設定画面表示上でオルタネートダビングを行うかどうかを「実行決定」のON又はOFFに選択マークMkあわせ、設定する。ここでONに選択マークを合わせるとオルタネートダビングの実行を設定しているものであり、OFFに選択マークMkを合わせるとオルタネートダビングの実行を設定していないものである。又この表示方法に限定されるものではなく、ON及びOFFを選択できるものを広く採用することができる。
次にユーザは、「実行時間」に移動して、オルタネートダビングを行う時間を設定する(図4中では、午後3時が選択されている)。このとき、ユーザによって選択された時間が、別途、記録予約されている時間と重なる場合、点滅し、図示を省略した記録予約時間と重なっている旨を示すメッセージを表示して実行時間の変更を促す。本実施例では、「実行時間」として、時刻の設定のみを行うものを例示しているが、それに限定されるものではなく、年月日、曜日、時間等のオルタネートダビングを行うタイミングを限定できるものを広く採用することができる。また、これらのうち、複数を選択できるようにしていても構わない。さらには、「実行時間」に移ったときに、カレンダーやスケジュール表等が現れるようになっていても良い。
最後に「実行タイトルの選択」にて、オルタネートダビングを行う動画データのタイトルを選択する。「実行タイトルの選択」の項目としては、それに限定されないが、「全タイトル」、「1タイトル」及び「タイトル選択」の3個が用意されている。実行タイトルのうち「全タイトル」は、ハードディスクに記録されている動画データのうち、オルタネート記録された(オルタネート識別データを有する)動画データ全てをDVDメディアにダビングするときに用いられるものであり、「1タイトル」は直近にオルタネート記録された動画データのみDVDメディアにダビングするときに用いられるものであり、「タイトル選択」は複数あるオルタネート記録された動画データのうちユーザが任意に選択するものをDVDメディアにダビングするときに用いられるものである。
このなかで、ユーザによって「タイトル選択」が選ばれたときには、図5に示すハードディスクに記録されている動画データの一覧表示100に切り替わる。この動画データの一覧表示100は、動画データの一部の画像(例えば最初のフレームの画像)を画面上に整列して配置している。このとき、カーソル101を移動することで、その動画データを識別するタイトル等の詳細が表示されるとともに、オルタネート記録した動画データの場合オルタネート表示102が表示される。
図6にハードディスクに記録されている動画データの一覧表示の画面の他の例を示す。図6に示すように、動画データの一覧表示100bでは、動画データの一部の画像のみを整列して配置し、オルタネート表示102bを画像の中に重ねて示している。この場合も、カーソルを画像に重ねることでその画像に関連付けられた動画データを識別するタイトル等が表示されるものである。このように常にオルタネート表示102bが常に表示されている場合オルタネート記録された動画データを見つけ出しやすい。上記例では、動画データを識別するデータとしてタイトルを例に説明しているが、それに限定されるものではなく、個別データを羅列するものであっても良い。
図7にハードディスクに記録されている動画データの一覧表示の画面のさらに他の例を示す。図7に示す動画データの一覧表示100cは、ジャンルわけされて表示されるものである。上部にジャンル表示部104c(ジャンルタブ104c)を選択することで、各ジャンルタブ104cに表示されているジャンルに属する画像データの一覧を表示することができる。
例えば図7に示すように映画のタブが選択されているとすると、動画データ内に含まれる任意の画像を一覧表示し、オルタネート記録の場合はオルタネート記録である旨を示すオルタネート表示102cが表示される。画像にカーソルを合わせることで動画データのタイトル等の識別データを表示する。また、ジャンルタブにはオルタネート記録のタブもあり、オルタネート記録された動画データのみを抽出し、一覧表示することも可能である。
図8に本発明にかかる記録再生装置で行われるオルタネートダビングのフローチャートを示す。まず、ハードディスク内にオルタネート記録されたことを識別する識別情報を備えた動画データ(オルタネート記録された動画データ)が存在するかどうか検出する(ステップS21)。オルタネート記録された動画データがハードディスク内に存在しない場合(ステップS21でNOの場合)オルタネートダビングは行わない。オルタネート記録された動画データがハードディスク内に含まれている場合(ステップS21でYESの場合)、ユーザによって設定されたオルタネートダビング設定が、オルタネートダビングを行う設定になっているかどうか判別する(ステップS22)。オルタネートダビングを行わない設定になっている(図4において、「実行設定」OFF)場合(ステップS22でNOの場合)、オルタネートダビングは行わない。オルタネートダビングを行う設定になっている(図4において「実行設定」ON)場合(ステップS22でYESの場合)、オルタネートダビングを行うタイミング(ここでは時刻)を検出する(ステップS23)。
ステップS22にて検出されたオルタネートダビングを行う時刻になったとき、記録再生装置Aの電源をONにする(ステップS24)。オルタネート記録を行った動画データのうち、ユーザによりオルタネートダビングする動画データとして選択されているものがあるかどうかチェックする(ステップS25)。選択された動画データがない場合(ステップS25でNOの場合)、オルタネートダビングは終了する。選択された動画データがある場合(ステップS25でYESの場合)、DVDドライブ5にDVDメディアが挿入されているか検知する(ステップS26)。DVDドライブ5にDVDメディアが挿入されていない場合(ステップS26でNOの場合)オルタネートダビングは行わず電源OFF(ステップS212)にして終了する。
DVDドライブ5のDVDメディアが挿入されている場合(ステップS26でYESの場合)、DVDドライブ5に挿入されているDVDメディアが記録可能かどうか判別する(ステップS27)。DVDドライブ5に挿入されているDVDメディアが記録可能でない場合(ステップS27でNOの場合)オルタネートダビングは行わず電源をOFF(ステップS212)にして終了する。DVDドライブ5に挿入されているDVDメディアが記録可能な場合(ステップS27でYESの場合)、DVDドライブ5に挿入されたDVDメディアの記録可能な空き容量をチェックする(ステップS28)。
ユーザに選択されている動画データのデータ量を検出する(ステップS29)。ステップS28にて検出されたDVDドライブ5に挿入されているDVDメディアの空き容量と、ステップS29で検出されたオルタネートダビングする動画データのデータ容量とを比較する(ステップS210)。DVDメディアの記録可能なデータ容量がダビングする動画データの容量よりも小さい場合(ステップS210でNOの場合)、オルタネートダビングは行わず終了する。
DVDメディアの記録可能な空き容量がオルタネートダビングする動画データのデータ容量よりも大きい場合(ステップS210でYESの場合)、ハードディスクからDVDメディアへのオルタネートダビングを行う(ステップS211)。オルタネートダビングが終了した後、システムの電源をOFFにし(ステップ212)、オルタネートダビングを終了する。
以上の手順で、ハードディスクにオルタネート記録されている動画データを、DVDメディアにダビングするときに、ユーザが外出していたり、就寝していたりする、換言すると、記録再生装置Aが使用されていないときにダビングを行うので、ユーザが無駄な時間を費やしたり、ダビングのために別の動作を仕損じることを防ぐことができる。
上記実施例において、記録再生装置の記録媒体としてハードディスク及びDVDメディアを採用しているものをもとに説明しているが、それに限定されるものではなく、大容量の固定型記録媒体及びリムーバブル記録媒体を用いるものを広く採用することができる。また、記録を行うことができるドライブとしてハードディスクドライブと光ディスクドライブの2種類のドライブを用いているものを例に説明しているが、2種類のドライブに限定されるものではなく、複数個の記録再生手段を備えているものを広く採用することができる。
複数の記録再生手段を備える記録再生装置の場合、オルタネート記録された動画データを任意の記録再生手段にオルタネートダビングできるものを挙げることができる。
本発明は、ハードディスク等の大容量の記録媒体と、DVD、CD、メモリカード等のリムーバブル記録媒体を用いるハイブリッド型の記録再生装置において適用することができる。
本発明にかかる記録再生装置の一例であるHDD内蔵DVDレコーダ内部の要部構成を示したブロック図である。 図1に示すHDD内蔵DVDレコーダにおいてオルタネート記録を行うときのフローチャートである。 図1に示すHDD内蔵DVDレコーダにおいてオルタネート記録を識別するための識別情報を付加するフローチャートである。 オルタネート記録された動画データをDVDメディアにダビングの選択画面の一例を示す図である。 ハードディスクに記録されている動画データの一覧表示画面の一例を示す図である。 ハードディスクに記録されている動画データの一覧表示の画面の他の例を示す図である。 ハードディスクに記録されている動画データの一覧表示の画面のさらに他の例を示す図である。 本発明にかかる記録再生装置で行われるオルタネートダビングのフローチャートである。
符号の説明
1 HDD内蔵DVDレコーダ(記録再生装置)
11 制御部
12 メモリ
13 HDD(内部記録媒体)
14 データ入力部
15 エンコーダ部
16 デコーダ部
17 データ出力部
23 DVDスロット
91 DVDメディア(外部光学記録媒体)

Claims (8)

  1. 記録媒体としてDVDメディアを用いて動画データの記録処理を行うDVDメディア記録手段と、
    前記DVDメディアを用いた動画データの記録処理が実施不可能である状況において前記DVDメディア記録手段を用いた前記動画データの記録指示をユーザより受け付けた際に、記録処理に用いる前記記録媒体を前記DVDメディアからハードディスクに切り替えることにより前記動画データの代替記録処理を行う代替記録手段と、
    前記代替記録手段を用いて記録された前記動画データに対して、前記動画データが前記代替記録手段によって記録されたものであることを示す識別情報を付加する識別情報付加手段とを備えたハードディスク内蔵DVDレコーダにおいて、
    前記動画データが前記識別情報付加手段により前記識別情報が付加されているかどうかを確認する識別情報確認手段と、
    前記識別情報確認手段にて識別情報が付加されていると確認された動画データをDVDメディアにダビングするためにユーザによって予め設定された設定事項を確認する代替ダビング確認手段と、
    前記代替ダビング確認手段にて確認された設定事項に基づいて前記識別情報が付加された動画データを前記ハードディスクより前記DVDメディアに自動的にダビングする代替ダビング手段を有し、
    前記代替ダビング確認手段は、前記代替記録手段にて代替記録された動画データをダビングするかどうかの設定を確認するするダビング設定確認手段と、ダビングを行うタイミングの設定を確認するタイミング設定確認手段と、ダビングを行う動画データの選択設定を確認するダビング選択確認手段とを有していることを特徴とするハードディスク内臓DVDレコーダ。
  2. 記録媒体として第1記録媒体を用いて動画データの記録処理を行う第1記録媒体記録手段と、
    前記第1記録媒体を用いた記録処理が実施不可能である状況において前記第1記録媒体記録手段を用いた前記動画データの記録指示をユーザより受け付けた際に、記録処理に用いる前記記録媒体を前記第1記録媒体から第2記録媒体に切り替えることにより前記動画データの代替記録処理を行う代替記録手段と、
    前記代替記録手段を用いて記録された前記動画データに対して、前記動画データが前記代替記録手段によって記録されたものであることを示す識別情報を付加する識別情報付加手段とを備えた記録再生装置であって、
    前記動画データが前記識別情報付加手段により前記識別情報が付加されているかどうかを確認する識別情報確認手段と、
    前記識別情報確認手段にて前記識別情報が付加されていると確認された動画データを前記第1記録媒体にダビングするためにユーザによって予め設定されている設定事項を確認する代替ダビング確認手段と、
    前記代替ダビング確認手段にて確認された設定事項に基づいて前記識別情報が付加された動画データを前記第2記録媒体より前記第1記録媒体に自動的にダビングする代替ダビング手段を有することを特徴とする記録再生装置。
  3. 前記代替ダビング確認手段は、ダビングを行うタイミングの設定を確認するタイミング設定確認手段を備えていることを特徴とする請求項2に記載の記録再生装置。
  4. 前記代替ダビング確認手段は、ダビングを行う動画データの選択設定を確認するダビング選択確認手段を備えていることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の記録再生装置。
  5. 記録媒体としてDVDメディアを用いて動画データの記録処理を行うDVDメディア記録ステップと、
    前記DVDメディアを用いた記録処理が実施不可能である状況において前記DVDメディア記録ステップにおいて前記動画データの記録指示をユーザより受け付けた際に、記録処理に用いる前記記録媒体を前記DVDメディアからハードディスクに切り替えることにより前記動画データの代替記録処理を行う代替記録ステップと、
    前記代替記録ステップによって記録された前記動画データに対して、前記動画データが前記代替記録ステップによって記録されたものであることを示す識別情報を付加する識別情報付加ステップとを備えたハードディスク内蔵DVDレコーダにおけるダビング方法であって、
    前記動画データが前記識別情報付加ステップにより前記識別情報が付加されているかどうかを確認する識別情報確認ステップと、
    前記識別情報確認ステップにて識別情報が付加されていると確認された動画データをDVDメディアにダビングするためにユーザによって予め設定された設定事項を確認する代替ダビング確認ステップと、
    前記代替ダビング確認ステップにて確認された設定事項に基づいて前記識別情報が付加された動画データを前記ハードディスクより前記DVDメディアに自動的にダビングする代替ダビングステップを有し、
    前記代替ダビング確認ステップは、前記代替記録ステップにて代替記録された動画データをダビングするかどうかの設定を確認するするダビング設定確認ステップと、ダビングを行うタイミングの設定を確認するタイミング設定確認ステップと、ダビングを行う動画データの選択設定を確認するダビング選択確認ステップとを有していることを特徴とするダビング方法。
  6. 記録媒体として第1記録媒体を用いて動画データの記録処理を行う第1記録媒体記録ステップと、
    前記第1記録媒体を用いた記録処理が実施不可能である状況において前記第1記録媒体記録ステップを用いた前記動画データの記録指示をユーザより受け付けた際に、記録処理に用いる前記記録媒体を前記第1記録媒体から第2記録媒体に切り替えることにより前記動画データの代替記録処理を行う代替記録ステップと、
    前記代替記録ステップを用いて記録された前記動画データに対して、前記動画データが前記代替記録手段によって記録されたものであることを示す識別情報を付加する識別情報付加手段とを備えた記録再生装置におけるダビング方法であって、
    前記動画データが前記識別情報付加ステップにより前記識別情報が付加されているかどうかを確認する識別情報確認ステップと、
    前記識別情報確認ステップにて前記識別情報が付加されていると確認された動画データを前記第1記録媒体にダビングするためにユーザによって予め設定されている設定事項を確認する代替ダビング確認ステップと、
    前記代替ダビング確認ステップにて確認された設定事項に基づいて前記識別情報が付加された動画データを前記第2記録媒体より前記第1記録媒体に自動的にダビングする代替ダビングステップを有することを特徴とするダビング方法。
  7. 前記代替ダビング確認ステップは、ダビングを行うタイミングの設定を確認するタイミング設定確認ステップを備えていることを特徴とする請求項6に記載のダビング方法。
  8. 前記代替ダビング確認ステップは、ダビングを行う動画データの選択設定を確認するダビング選択確認ステップを備えていることを特徴とする請求項6又は請求項7に記載のダビング方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102369575A (zh) * 2009-03-31 2012-03-07 夏普株式会社 驱动装置、内容记录重放装置、同步方法、程序及记录介质

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