JP2008096659A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】この発明は、電源オン時において、画像内容による画像の濃さを考慮した履歴に基づいて、定着温度設定を行なうことができる画像形成装置を提供することを目的とする。
【解決手段】定着装置を備えた画像形成装置において、JOBが行なわれる毎に、原稿1枚当たりの黒ドット数の平均値を算出する手段、ならびに電源オン時には、過去に算出された原稿1枚当たりの黒ドット数の平均値のうち、最新の原稿1枚当たりの黒ドット数の平均値または最新側からの過去複数回分の原稿1枚当たりの黒ドット数の平均値の平均に基づいて、定着装置の設定温度を決定する手段を備えている。
【選択図】図1
【解決手段】定着装置を備えた画像形成装置において、JOBが行なわれる毎に、原稿1枚当たりの黒ドット数の平均値を算出する手段、ならびに電源オン時には、過去に算出された原稿1枚当たりの黒ドット数の平均値のうち、最新の原稿1枚当たりの黒ドット数の平均値または最新側からの過去複数回分の原稿1枚当たりの黒ドット数の平均値の平均に基づいて、定着装置の設定温度を決定する手段を備えている。
【選択図】図1
Description
この発明は、複写機、プリンタ等の定着装置を備えた画像形成装置に関する。
定着装置を備えた複写機として、電源オン時に過去1週間分の履歴データから1JOB当たりのコピー枚数を予測し、予測した1JOB当たりの平均コピー枚数に基づいて定着温度設定を行なうことにより、ウォーミングアップ完了までの待ち時間を短くしたものが既に開発されている(特開平10−149051号公報参照)。
上記従来技術では、1JOB当たりのコピー枚数の履歴に基づいて定着温度設定を行なっているが、画像内容による画像の濃さなどは考慮されていない。
特開平10−149051号公報
この発明は、電源オン時において、画像内容による画像の濃さを考慮した履歴に基づいて、定着温度設定を行なうことができる画像形成装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、定着装置を備えた画像形成装置において、JOBが行なわれる毎に、原稿1枚当たりの黒ドット数の平均値を算出する手段、ならびに電源オン時には、過去に算出された原稿1枚当たりの黒ドット数の平均値のうち、最新の原稿1枚当たりの黒ドット数の平均値または最新側からの過去複数回分の原稿1枚当たりの黒ドット数の平均値の平均に基づいて、定着装置の設定温度を決定する手段を備えていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、定着装置を備えた画像形成装置において、JOBが行なわれる際には、当該JOBの画像形成処理前に、原稿1枚当たりの黒ドット数の平均値および原稿1枚当たりの黒ドット数の最大値を算出する手段、原稿1枚当たりの黒ドット数の最大値に基づいて、当該JOBの画像形成処理前に、定着装置の設定温度を決定し、定着装置の定着温度が決定した設定温度に到達してから、当該JOBの画像形成処理を行なう手段、ならびに電源オン時には、過去に算出された原稿1枚当たりの黒ドット数の平均値のうち、最新の原稿1枚当たりの黒ドット数の平均値または最新側からの過去複数回分の原稿1枚当たりの黒ドット数の平均値の平均に基づいて、定着装置の設定温度を決定する手段を備えていることを特徴とする。
この発明によれば、電源オン時において、画像内容による画像の濃さを考慮した履歴に基づいて、定着温度設定を行なうことができるようになる。
以下、図面を参照して、この発明を複写機に適用した場合の実施例について説明する。
図1は、複写機の電気的構成を示している。
複写機は、CPU10によって制御される。CPU10は、そのプログラム等を記憶するROM11、必要なデータを記憶するRAM12および必要なデータを記憶する不揮発性メモリ13を備えている。
複写機は、原稿画像を読み取る画像読取部1、画像読取部1で読み取られた画像を記録紙に印刷する画像形成部2ならびに各種操作キーおよびタッチパネル付表示器を有する操作パネル4を備えている。画像形成部2は、定着装置2aを含んでいる。定着装置2aは、1対の定着ローラ(図示略)を備えており、その一方の定着ローラ内部にはヒータが内蔵されている。また、複写機は、上記一方の定着ローラの表面温度を検出するための定着温度センサ3を備えている。画像読取部1、画像形成部2、定着温度センサ3および操作パネル4は、CPU10に接続されている。
図2は、CPU10による制御処理手順を示している。
ここでは、原稿サイズは全てA4であるとする。電源がオンされると、定着温度設定処理を行なう(ステップS1)。定着温度設定処理では、直近の履歴データとして保持されている原稿1枚当たりの黒ドット数の平均値ΔBに基づいて、定着装置2aの設定温度Tadjを決定する。具体的には、次式(1)に基づいて、定着装置2aの設定温度Tadjを決定する。
if 0≦ΔB≦n then Tadj=T1
if ΔB>n then Tadj=T2 …(1)
if ΔB>n then Tadj=T2 …(1)
ただし、nは、予め定められた閾値である。また、T2<T1である。
このようにして、設定温度Tadjが決定されると、CPU10は、定着装置2aのヒータに単位時間当たりの通電時間の割合(デューティ比)を100%にして給電させる。これにより、ウォームアップが開始される。
そして、定着温度センサ3の検出温度が設定温度Tadjに達すると(ステップS2でYES)、ウォームアップが完了したと判断し、待機状態となる(ステップS3)。待機状態においては、CPU10は、定着温度センサ3の検出温度が設定温度Tadjに維持されるように、上記デューティ比を制御する。
待機状態において、コピーJOB実行のための入力操作が行なわれると(ステップS4)、原稿画像読取処理を行なう(ステップS5)。
原稿画像の読み込みが開始されると、原稿枚数と各原稿毎の黒ドット数とを算出する(ステップS6)。そして、全ての原稿の画像が読み取られた後、原稿1枚当たりの黒ドット数の平均値ΔBを算出して直近の履歴データとして不揮発性メモリ13に保持するとともに、原稿1枚当たりの黒ドット数の最大値Bmax を算出してRAM12に保持する(ステップS7)。
次に、ステップS7で算出された原稿1枚当たりの黒ドット数の最大値Bmax がn以下であるか否かを判別する(ステップS8)。最大値Bmax がn以下である場合には、画像形成処理(プリント処理)を行なう(ステップS11)。画像形成処理が終了すると、ステップS3の待機状態に移行する。
上記ステップS8において、最大値Bmax がnより大きいと判別した場合には、たとえ、原稿1枚当たりの黒ドット数の平均値ΔBがn以下であったとしても、定着装置2aでの熱消費量が多くなると予想されるので、定着装置2aの設定温度TadjをT2に設定する(ステップS9)。この場合には、CPU10は、定着温度センサ3の検出温度が設定温度Tadj(=T2)になるように温度制御を行なう。そして、定着温度センサ3の検出温度が設定温度Tadj(=T2)に達すると(ステップS10)、画像形成処理(プリント処理)を行なう(ステップS11)。画像形成処理が終了すると、ステップS3の待機状態に移行する。
上記実施例では、電源オン時には、最も直近に行なわれたJOBでの原稿1枚当たりの黒ドット数の平均値ΔBに基づいて、定着装置2aの設定温度Tadjが決定されている。つまり、最も直近に行なわれたJOBでの原稿1枚当たりの黒ドット数の平均値ΔBがn以下である場合には、定着装置2aの設定温度TadjをT1に決定し、平均値ΔBがnより大きい場合には、定着装置2aの設定温度TadjをT1より高いT2に決定している。このため、定着装置2aの設定温度Tadjを常に最大値(T2)に設定する場合に比べて、ウォームアップ完了までの時間の短縮化が図れるとともに電力消費の低減化が図れる。
上記実施例では、定着装置2aの設定温度Tadjは2段階の温度T1,T2間で切り替えられているが、3段階以上に温度間で切り替えるようにしてもよい。
上記実施例では、電源オン時には、最も直近に行なわれたJOBでの原稿1枚当たりの黒ドット数の平均値ΔBに基づいて、定着装置2aの設定温度Tadjを決定しているが、最新側から過去複数回分のJOBにおける原稿1枚当たりの黒ドット数の平均値ΔBを保持しておき、これらの平均値ΔBの平均値に基づいて定着装置2aの設定温度Tadjを決定するようにしてもよい。
1 画像読取部
2 画像形成部
2a 定着装置
3 定着温度センサ
4 操作パネル
10 CPU
11 ROM
12 RAM
13 不揮発性メモリ
2 画像形成部
2a 定着装置
3 定着温度センサ
4 操作パネル
10 CPU
11 ROM
12 RAM
13 不揮発性メモリ
Claims (2)
- 定着装置を備えた画像形成装置において、
JOBが行なわれる毎に、原稿1枚当たりの黒ドット数の平均値を算出する手段、ならびに
電源オン時には、過去に算出された原稿1枚当たりの黒ドット数の平均値のうち、最新の原稿1枚当たりの黒ドット数の平均値または最新側からの過去複数回分の原稿1枚当たりの黒ドット数の平均値の平均に基づいて、定着装置の設定温度を決定する手段、
を備えていることを特徴とする画像形成装置。 - 定着装置を備えた画像形成装置において、
JOBが行なわれる際には、当該JOBの画像形成処理前に、原稿1枚当たりの黒ドット数の平均値および原稿1枚当たりの黒ドット数の最大値を算出する手段、
原稿1枚当たりの黒ドット数の最大値に基づいて、当該JOBの画像形成処理前に、定着装置の設定温度を決定し、定着装置の定着温度が決定した設定温度に到達してから、当該JOBの画像形成処理を行なう手段、ならびに
電源オン時には、過去に算出された原稿1枚当たりの黒ドット数の平均値のうち、最新の原稿1枚当たりの黒ドット数の平均値または最新側からの過去複数回分の原稿1枚当たりの黒ドット数の平均値の平均に基づいて、定着装置の設定温度を決定する手段、
を備えていることを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006277732A JP2008096659A (ja) | 2006-10-11 | 2006-10-11 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006277732A JP2008096659A (ja) | 2006-10-11 | 2006-10-11 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008096659A true JP2008096659A (ja) | 2008-04-24 |
Family
ID=39379581
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006277732A Pending JP2008096659A (ja) | 2006-10-11 | 2006-10-11 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2008096659A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018116186A (ja) * | 2017-01-19 | 2018-07-26 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
JP2021021886A (ja) * | 2019-07-30 | 2021-02-18 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
-
2006
- 2006-10-11 JP JP2006277732A patent/JP2008096659A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP6991715B2 (ja) | 2017-01-19 | 2022-01-12 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
JP2021021886A (ja) * | 2019-07-30 | 2021-02-18 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
JP7286462B2 (ja) | 2019-07-30 | 2023-06-05 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
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