JP2008093921A - 複層アクリル系樹脂フィルム - Google Patents

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Abstract

【課題】含有される紫外線吸収剤の揮発やブリードアウトが効果的に抑制されたアクリル系樹脂フィルムを提供する。
【解決手段】メタクリル樹脂20〜100重量%及びアクリルゴム粒子0〜80重量%からなるアクリル系樹脂で構成され、紫外線吸収剤の含有量がアクリル系樹脂100重量部に対し0.2重量%以下である2つの表層と、メタクリル樹脂20〜100重量%及びアクリルゴム粒子0〜80重量%からなるアクリル系樹脂で構成され、紫外線吸収剤の含有量がアクリル系樹脂100重量部に対し0.3重量%以上である中間層を有する複層アクリル系樹脂フィルムとする。
【選択図】なし

Description

本発明は、紫外線吸収性能を有する複層アクリル系樹脂フィルムに関するものである。また、本発明は、この複層アクリル系樹脂フィルムを用いてなる積層成形体にも関係している。
従来より、自動車の内装や家庭電器製品の外装等には、射出成形による樹脂成形体が広く用いられており、かかる成形体を装飾するために、例えば、射出成形同時貼合法と呼ばれる手法が採用されている。射出成形同時貼合法には、装飾が施された樹脂フィルムを予備成形することなく射出成形金型内に挿入し、そこに溶融樹脂を射出して、射出成形体を形成すると同時にその成形体に上記フィルムを貼合する方法、装飾が施された樹脂フィルムを真空成形や圧空成形等により予備成形してから射出成形金型内に挿入し、そこに溶融樹脂を射出して、射出成形体を形成すると同時にその成形体に上記フィルムを貼合する方法、装飾が施された樹脂フィルムを射出成形金型内で真空成形や圧空成形等により予備成形した後、そこに溶融樹脂を射出して、射出成形体を形成すると同時にその成形体に上記フィルムを貼合する方法等がある。このような射出成形同時貼合法は、例えば、特公昭63−6339号公報(特許文献1)、特公平4−9647号公報(特許文献2)、特開平7−9484号公報(特許文献3)等に記載されている。
一方、フィルムへの装飾方法としては、印刷により絵柄を付与する方法や、蒸着法により金属又は金属酸化物からなる薄膜を形成させて金属光沢を付与する方法等が知られている。そして、上記の射出成形同時貼合法には、耐候性に優れるとともに、表面光沢、表面硬度及び表面平滑性も良好であることから、アクリル系樹脂フィルムが好ましく採用されている。
上記の射出成形同時貼合法による積層成形体においては、表層となるアクリル系樹脂フィルムの紫外線吸収性能が、フィルム下面に配された装飾層の紫外線による劣化を防ぐために重要となる。そこで、アクリル系樹脂フィルムとしては、紫外線吸収剤を含有するものが有利に用いられるが、フィルムの製膜時や形状賦型加工時に、また経時変化により、紫外線吸収剤が揮発したり、ブリードアウトしたりして、設備の汚染や作業環境の悪化、フィルムの紫外線吸収性能の低下等を招くことがある。このような問題を解決するため、例えば特開平8−323934号公報(特許文献4)や特開平10−45854号公報(特許文献5)には、紫外線吸収剤として高分子量のものを使用することが提案されているが、必ずしも満足できるものではなかった。
特公昭63−6339号公報 特公平4−9647号公報 特開平7−9484号公報 特開平8−323934号公報 特開平10−45854号公報
そこで、本発明の目的は、含有される紫外線吸収剤の揮発やブリードアウトが効果的に抑制されたアクリル系樹脂フィルムを提供することにある。
本発明者らは鋭意研究を行った結果、所定のアクリル系樹脂で少なくとも3層からなる複層アクリル系樹脂フィルムを構成し、両表層には紫外線吸収剤を含有させず、また含有させても少なめにし、中間層には紫外線吸収剤を多めに含有させることにより、上記目的を達成できることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、メタクリル樹脂20〜100重量%及びアクリルゴム粒子0〜80重量%からなるアクリル系樹脂で構成され、紫外線吸収剤の含有量がアクリル系樹脂100重量部に対し0.2重量%以下である2つの表層と、メタクリル樹脂20〜100重量%及びアクリルゴム粒子0〜80重量%からなるアクリル系樹脂で構成され、紫外線吸収剤の含有量がアクリル系樹脂100重量部に対し0.3重量%以上である中間層を有することを特徴とする複層アクリル系樹脂フィルムを提供するものである。
また、本発明によれば、上記の複層アクリル系樹脂フィルムが樹脂成形体に積層一体化されてなる積層成形体も提供される。
本発明の複層アクリル系樹脂フィルムは、含有される紫外線吸収剤の揮発やブリードアウトが効果的に抑制されており、これを用いることにより、積層成形体を有利に得ることができる。
本発明のアクリル系樹脂フィルムは、2つの表層及び中間層を有する少なくとも3層構成の複層アクリル系樹脂フィルムである。
表層及び中間層を構成するアクリル系樹脂は、メタクリル樹脂20〜100重量%及びアクリルゴム粒子0〜80重量%からなる。このアクリル系樹脂は、フィルムの耐衝撃性や製膜性の点からは、アクリルゴム粒子を含有するのが好ましく、その量は、通常5重量%以上、好ましくは10重量%以上、より好ましくは20重量%以上である。ただし、アクリルゴム粒子があまり多いと、フィルムの表面硬度や耐溶剤性が低下するので、その量は、上記のとおり80重量%以下であり、好ましくは50重量%以下、より好ましくは40重量%以下である。なお、2つの表層及び中間層を構成するアクリル系樹脂の組成は、互いに同一であってもよいし、異なっていてもよい。
メタクリル樹脂は、メタクリル酸エステルを主体とする重合体であり、メタクリル酸エステルの単独重合体であってもよいし、メタクリル酸エステル50重量%以上とこれ以外の単量体50重量%以下との共重合体であってもよい。メタクリル樹脂の好ましい単量体組成は、メタクリル酸アルキルが50〜100重量%、アクリル酸アルキルが0〜50重量%、及びこれら以外の単量体が0〜49重量%である。
ここで、メタクリル酸アルキルとしては、例えば、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸ブチル等が挙げられ、そのアルキル基の炭素数は通常1〜4程度である。中でもメタクリル酸メチルが好ましい。また、アクリル酸アルキルとしては、例えば、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチル、アクリル酸2−エチルへキシル等が挙げられ、そのアルキル基の炭素数は通常1〜8程度である。また、メタクリル酸アルキル及びアクリル酸アルキル以外の単量体は、分子内に重合性炭素−炭素二重結合を少なくとも1個有する化合物であり、例えば、スチレンのような芳香族ビニル化合物や、アクリロニトリルのようなビニルシアン化合物等が挙げられる。
アクリルゴム粒子は、アクリル酸エステルを主体とする弾性重合体を必須とする粒子であり、実質的にこの弾性重合体のみからなる単層構造のものであってもよいし、この弾性重合体を1つの層とする多層構造のものであってもよい。また、この弾性重合体は、アクリル酸エステルの単独重合体であってもよいし、アクリル酸エステル50重量%以上とこれ以外の単量体50重量%以下との共重合体であってもよい。この弾性重合体の好ましい単量体組成は、アクリル酸アルキルが50〜99.9重量%、これ以外の単官能単量体が0〜49.9重量%、多官能単量体0.1〜10重量%である。
ここで、アクリル酸アルキルとしては、例えば、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチル、アクリル酸2−エチルへキシル等が挙げられ、そのアルキル基の炭素数は通常1〜8、好ましくは4〜8である。また、アクリル酸アルキル以外の単官能単量体は、分子内に重合性炭素−炭素二重結合を1個有する化合物であり、例えば、メタクリル酸メチルのようなメタクリル酸エステル、スチレンのような芳香族ビニル化合物、アクリロニトリルのようなビニルシアン化合物等が挙げられる。また、多官能単量体は、分子内に重合性炭素−炭素二重結合を少なくとも2個有する架橋性の化合物であり、例えば、エチレングリコールジ(メタ)アクリレートやブタンジオールジ(メタ)アクリレートのような多価アルコールの(メタ)アクリレート、(メタ)アクリル酸アリルや(メタ)アクリル酸メタリルのような(メタ)アクリル酸のアルケニルエステル、ジビニルベンゼン等が挙げられる。なお、本明細書において、(メタ)アクリレートとはメタクリレート又はアクリレートをいい、(メタ)アクリル酸とはメタクリル酸又はアクリル酸をいう。
アクリルゴム粒子として多層構造のものを使用する場合、2層構造のアクリルゴム粒子としては、例えば、アクリル酸エステルを主体とする弾性重合体を内層とし、メタクリル酸エステルを主体とする重合体を外層とするものが挙げられる。また、3層構造のアクリルゴム粒子としては、例えば、メタクリル酸エステルを主体とする重合体を内層とし、アクリル酸エステルを主体とする弾性重合体を中間層とし、メタクリル酸エステルを主体とする重合体を外層とするものが挙げられる。多層構造のアクリルゴム粒子は、例えば特公昭55−27576号公報等に記載の方法により、調製することができる。特に、同公報の実施例3に記載のものは、3層構造のアクリルゴム粒子として好ましい組成のひとつである。
アクリルゴム粒子としては、フィルムの柔軟性や製膜性の点からは、単層構造又は2層を有するものが好ましく用いられ、フィルムの表面硬度の点からは、少なくとも3層の多層構造を有するものが好ましく用いられる。なお、アクリルゴム粒子は、1種単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。
単層構造又は2層構造を有するアクリルゴム粒子を用いる場合は、フィルムの耐衝撃性の点から、その平均粒子径が10nm以上であるのが好ましく、30nm以上であるのがより好ましい。また、フィルムの透明性や貼合性の点から、その平均粒子径が150nm以下であるのが好ましく、80nm以下であるのがより好ましい。一方、少なくとも3層の多層構造を有するゴム粒子を用いる場合は、フィルムの耐衝撃性の点から、その平均粒子径が100nm以上であるのが好ましく、一方、フィルムの透明性の点から、その平均粒径が400nm以下であるのが好ましく、300nm以下であるのがより好ましい。
これらのアクリルゴム粒子の平均粒子径は、重合開始剤の種類や量、また重合時間等を調節することによって、好ましい値に設定することができる。なお、ここで取り上げるアクリルゴム粒子の平均粒子径は、そのゴム粒子をメタクリル樹脂と混合してフィルム化し、その断面において酸化ルテニウムによるゴム成分の染色を施し、電子顕微鏡で観察して、染色された部分の直径から求めることができる。すなわち、アクリル酸エステルを主体とする弾性重合体層を含むゴム粒子をメタクリル樹脂に混合し、その断面を酸化ルテニウムで染色すると、母相のメタクリル樹脂は染色されず、弾性重合体層の外側にメタクリル酸エステルを主体とする重合体が存在する場合は、この外層重合体も染色されず、弾性重合体層のみが染色されるので、こうして染色され、電子顕微鏡でほぼ円形状に観察される部分の直径から、平均粒子径を求めることができる。弾性重合体層の内側にメタクリル酸エステルを主体とする重合体が存在する場合は、この内層重合体も染色されず、その外側の弾性重合体層が染色された2層構造の状態で観察されることになるが、この場合のゴム粒子の平均粒子径は、2層構造の外側、すなわち弾性重合体層の外径で考えればよい。
以上説明した所定のアクリル系樹脂で少なくとも3層からなる複層アクリル系樹脂フィルムを構成するが、ここで、2つの表層に含まれる紫外線吸収剤の量は、フィルムの製膜時や形状賦形加工時に、また経時変化により、紫外線吸収剤が揮発したり、ブリードアウトしたりするのを抑制するために、アクリル系樹脂100重量部に対し、0.2重量部以下である必要があり、好ましくは0.1重量部以下であり、全く含まれないことがより好ましい。一方、中間層に含まれる紫外線吸収剤の量は、フィルムの紫外線吸収性能を高めるために、アクリル系樹脂100重量部に対し、0.3重量部以上である必要があり、好ましくは0.4重量部以上、より好ましくは0.5重量%以上であるが、あまり多いと、アクリル系樹脂に完全に溶解し難くなり、フィルムの透明性や強度が低下し易くなるうえ、コスト高にもなるので、通常5重量部以下、好ましくは3重量部以下である。なお、2つの表層に含まれる紫外線吸収剤の量は、互いに同一であってもよいし、異なっていてもよい。
表層及び中間層に含まれる紫外線吸収剤の例としては、2,2′−メチレンビス〔4−(1,1,3,3−テトラメチルブチル)−6−(2H−ベンゾトリアゾール−2−イル)フェノール〕、2−(2−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)−2H−ベンゾトリアゾール、2−〔2−ヒドロキシ−3,5−ビス(α,α−ジメチルベンジル)フェニル〕−2H−ベンゾトリアゾール、2−(3,5−ジ−tert−ブチル−2−ヒドロキシフェニル)−2H−ベンゾトリアゾール、2−(3−tert−ブチル−5−メチル−2−ヒドロキシフェニル)−5−クロロ−2H−ベンゾトリアゾール、2−(3,5−ジ−tert−ブチル−2−ヒドロキシフェニル)−5−クロロ−2H−ベンゾトリアゾール、2−(3,5−ジ−tert−アミル−2−ヒドロキシフェニル)−2H−ベンゾトリアゾール、2−(2′−ヒドロキシ−5′−tert−オクチルフェニル)−2H−ベンゾトリアゾールのようなベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−オクチルオキシベンゾフェノン、2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシ−4′−クロロベンゾフェノン、2,2′−ジヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2,2′−ジヒドロキシ−4,4′−ジメトキシベンゾフェノンのような2−ヒドロキシベンゾフェノン系紫外線吸収剤、p−tert−ブチルフェニルサリチル酸エステル、p−オクチルフェニルサリチル酸エステルのようなサリチル酸フェニルエステル系紫外線吸収剤等が挙げられ、必要に応じてそれらの2種以上を用いてもよい。なお、2つの表層及び中間層に含まれる紫外線吸収剤の種類は、互いに同一であってもよいし、異なっていてもよい。
複層アクリル系樹脂フィルム全体としての紫外線吸収性能は、自信の耐候黄変を防ぐ目的に加え、下地意匠や基材樹脂の耐候劣化を防ぐために、厚み方向における波長380nmの光の透過率が15%以下であるのが好ましい。長期間の耐候性を求める場合等には、この透過率は10%以下であるのが好ましく、より好ましくは5%以下である。また、屋外使用等で強い太陽光線を受ける場合に必要な紫外線吸収性能としては、この透過率を2%以下とすることが望ましい。このように高い紫外線吸収性能を満たしながらも、含有される紫外線吸収剤の揮発やブリードアウトが効果的に抑制された複層アクリル系樹脂フィルムが、本発明により有利に提供される。
なお、表層及び中間層を構成するアクリル系樹脂にはそれぞれ、通常の添加剤、例えば、有機系染料、顔料、無機系色素、酸化防止剤、帯電防止剤、界面活性剤等を添加してもよい。
以上説明したアクリル系樹脂及び紫外線吸収剤を用いて、上記所定の各層を有する複層構成になるようにフィルム化することにより、本発明の複層アクリル系樹脂フィルムが製造される。その際、2つの表層の厚みはそれぞれ通常5〜200μmとし、中間層の厚みは通常5〜400μmとし、かつ、全体の厚みは通常50〜500μmとする。なお、2つの表層の厚みは、互いに同一であってもよいし、異なっていてもよい。
ここで、表層の厚みをあまり小さくすると、中間層に含まれる紫外線吸収剤が表層を越えてフィルム表面へ移行し易くなるため、フィルム製膜時のロール汚れや賦形時の金型汚染、また長期保管後の表面へのブリードアウトが起こりやすくなり、好ましくない。したがって、表層の厚みはそれぞれ、上記のとおり通常5μm以上、好ましくは10μm以上とする。一方、中間層の厚みは、紫外線吸収剤の添加濃度の観点からは厚みが大きい程混合操作が容易となり有利であるので、上記のとおり通常5ミクロン以上、好ましくは20μm以上、より好ましくは50μm以上である。また、フィルム全体の厚みは、上記のとおり通常500μm以下であるが、金型内同時貼合法に用いる際には、形状賦形性の観点から300μm以下であるのが好ましい。
本発明の複層アクリル系樹脂フィルムを得るための製膜方法としては、例えば、フィードブロックを用いる方法、マルチマニホールドダイを用いる方法等、一般に知られる種々の方法を用いることができる。中でも、表層用材料及び中間層用材料を、例えばフィードブロックを介して積層し、Tダイから多層溶融押出成形し、得られる積層フィルム状物の少なくとも片面をロール又はベルトに接触させて製膜する方法は、表面性状の良好なフィルムが得られる点で好ましい。フィルムの表面平滑性及び表面光沢性を向上させる観点からは、上記多層溶融押出成形して得られる積層フィルム状物の両面をロール表面又はベルト表面に接触させて製膜する方法が好ましい。またこれらのロール表面又はベルト表面は、フィルム表面への平滑性付与の為に、その表面が鏡面となっているものが好ましい。
こうして得られる複層アクリル系樹脂フィルムは、通常、無色透明であって、JIS K7015に従って測定される全光線透過率が60%以上、さらには80%以上であるのがよい。
本発明の複層アクリル系樹脂フィルムは、各種成形体、例えば、自動車の内装や家庭電器製品の外装、表示部材の透明基板等に対する貼合用フィルムとして好適に用いられる。その際、フィルムの少なくとも一方の面には、装飾を施すこともでき、その方法としては、例えば、印刷により絵柄を付与する方法や、蒸着法により金属又は金属酸化物からなる薄膜を形成させて金属光沢を付与する方法等が挙げられる。そして、フィルムの貼合には、射出成形同時貼合法が有利に採用される。
射出成形同時貼合法としては、例えば、上記フィルムを予備成形することなく射出成形金型内に挿入し、そこに溶融樹脂を射出して、射出成形体を形成すると同時にその成形体に上記フィルムを貼合する方法(狭義の射出成形同時貼合法と呼ばれることもある)、上記フィルムを真空成形や圧空成形等により予備成形してから射出成形金型内に挿入し、そこに溶融樹脂を射出して、射出成形体を形成すると同時にその成形体に上記フィルムを貼合する方法(インサート成形法と呼ばれることもある)、装飾が施された樹脂フィルムを射出成形金型内で真空成形や圧空成形等により予備成形した後、そこに溶融樹脂を射出して、射出成形体を形成すると同時にその成形体に上記フィルムを貼合する方法(インモールド成形法と呼ばれることもある)等が挙げられる。
こうして得られる積層成形体は、含有される紫外線吸収剤の揮発やブリードアウトが効果的に抑制された本発明の複層アクリル系樹脂フィルムが、樹脂成形体に積層一体化されてなるので、長期間にわたり不具合なく耐光性を維持することができる。
以下、本発明の実施例を示すが、本発明はこれらによって限定されるものではない。例中、含有量ないし使用量を表す%及び部は、特記ないかぎり重量基準である。
メタクリル樹脂として、メタクリル酸メチルと少量のアクリル酸メチルを用いて重合させた熱可塑性重合体(ガラス転移温度104℃)のペレットを用いた。
アクリルゴム粒子として、特公昭55−27576号公報の実施例3に準じて製造され、最内層がメタクリル酸メチルと少量のメタクリル酸アリルを用いて重合させた硬質重合体、中間層がアクリル酸ブチルを主成分としてさらにスチレン及び少量のメタクリル酸アリルを用いて重合させた弾性重合体、最外層がメタクリル酸メチルと少量のアクリル酸メチルを用いて重合させた硬質重合体からなる球形3層構造であり、平均粒子径が0.22μmのものを用いた。
紫外線吸収剤(A)として、2−(2−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)−2H−ベンゾトリアゾール〔住化ケムテック(株)のスミソーブ200〕を使用した。
紫外線吸収剤(B)として、2,2′−メチレンビス〔4−(1,1,3,3−テトラメチルブチル)−6−(2H−ベンゾトリアゾール−2−イル)フェノール〕〔旭電化工業(株)のアデカスタブLA−31〕を使用した。
実施例1
メタクリル樹脂のペレット80部、アクリルゴム粒子20部、及び紫外線吸収剤(A)0.1部を、スーパーミキサーで混合した後、シリンダー設定温度240℃の二軸押出機で溶融混練して樹脂組成物のペレットを得、これを表層材料とした。
メタクリル樹脂のペレット80部、アクリルゴム粒子20部、及び紫外線吸収剤(B)0.9部を、スーパーミキサーで混合した後、シリンダー設定温度240℃の二軸押出機で溶融混練して樹脂組成物のペレットを得、これを中間層材料とした。
上で得た表層材料及び中間層材料を、それぞれ65mmφ一軸押出機〔東芝機械(株)製〕及び45mm一軸押出機〔東芝機械(株)製〕に投入して溶融させた後、フィードブロック方式にて中間層材料の両面に表層材料が配された3層構成になるように、設定温度275℃のT型ダイスを介して押し出し、次いでポリシングロールに片面が接するようにして冷却し、複層フィルムを作製した。この時、両表層の厚みがそれぞれ20μmになり、中間層の厚みが85μmになり、複層フィルム全体の厚みが125μmになるように、各押出機の回転数を調整した。
上記の複層フィルム作製の際、紫外線吸収剤のブリードアウトによるポリシングロールの汚れの有無を目視で観察し、結果を表1に示した。
得られた複層フィルムの全光線透過率をJIS K7105に従って測定し、結果を表1に示した。
また、得られた複層フィルムについて、(株)島津製作所のUV3100PCを用いて、波長200〜800nmの範囲で光線透過率を測定し、波長380nmの光線透過率を表1に示した。
また、得られた複層フィルムに対して、岩崎電気(株)のアイスーパーUVテスターを用いて、48時間紫外線照射(70mW/cm2)による促進耐候試験を行った。試験前後のYI(黄色度)をJIS K7105に従って測定し、その差(試験後−試験前)をΔYIとして表1に示した。
実施例2
メタクリル樹脂のペレット80部及びアクリルゴム粒子20部を、紫外線吸収剤を添加することなく、スーパーミキサーで混合した後、シリンダー設定温度240℃の二軸押出機で溶融混練して樹脂組成物のペレットを得、これを表層材料とした。
メタクリル樹脂のペレット80部、アクリルゴム粒子20部、及び紫外線吸収剤(B)2.0部を、スーパーミキサーで混合した後、シリンダー設定温度240℃の二軸押出機で溶融混練して樹脂組成物のペレットを得、これを中間層材料とした。
上で得た表層材料及び中間層材料を、それぞれ65mmφ一軸押出機〔東芝機械(株)製〕及び45mm一軸押出機〔東芝機械(株)製〕に投入して溶融させ後、フィードブロック方式にて中間層材料の両面に表層材料が配された3層構成になるように、設定温度275℃のT型ダイスを介して押し出し、次いでポリシングロールに片面が接するようにして冷却し、複層フィルムを作製した。この時、両表層の厚みがそれぞれ10μmになり、中間層の厚みが105μmになり、複層フィルム全体の厚みが125μmになるように、各押出機の回転数を調整した。こうして得られた複層フィルムについて、実施例1と同様の評価を行い、結果を表1に示した。
比較例1
メタクリル樹脂のペレット80部、アクリルゴム粒子20部、及び紫外線吸収剤(B)0.5部を、スーパーミキサーで混合した後、シリンダー設定温度240℃の二軸押出機で溶融混練して樹脂組成物のペレットを得た。
上で得たペレットを65mmφ一軸押出機〔東芝機械(株)製〕に投入して溶融させ、設定温度275℃でT型ダイスを介して押し出し、次いでポリシングロールに片面が接するようにして冷却し、単層フィルムを作製した。この時、フィルムの厚みが125μmになるように、押出機の回転数を調整した。得られた単層フィルムについて、実施例1と同様の評価を行い、結果を表1に示した。
Figure 2008093921

Claims (11)

  1. メタクリル樹脂20〜100重量%及びアクリルゴム粒子0〜80重量%からなるアクリル系樹脂で構成され、紫外線吸収剤の含有量がアクリル系樹脂100重量部に対し0.2重量部以下である2つの表層と、メタクリル樹脂20〜100重量%及びアクリルゴム粒子0〜80重量%からなるアクリル系樹脂で構成され、紫外線吸収剤の含有量がアクリル系樹脂100重量部に対し0.3重量部以上である中間層を有することを特徴とする複層アクリル系樹脂フィルム。
  2. 厚み方向における波長380nmの光の透過率が15%以下である請求項1に記載の複層アクリル系樹脂フィルム。
  3. 表層の厚みがそれぞれ10μm以上である請求項1又は2に記載の複層アクリル系樹脂フィルム。
  4. 全体の厚みが300μm以下である請求項1〜3のいずれかに記載の複層アクリル系樹脂フィルム。
  5. 表層が紫外線吸収剤を含有しない層である請求項1〜4のいずれかに記載の複層アクリル系樹脂フィルム。
  6. 表層を構成するアクリル系樹脂が、メタクリル樹脂20〜95重量%及びアクリルゴム粒子5〜80重量%からなるものである請求項1〜5のいずれかに記載の複層アクリル系樹脂フィルム。
  7. 中間層を構成するアクリル系樹脂が、メタクリル樹脂20〜95重量%及びアクリルゴム粒子5〜80重量%からなるものである請求項1〜6のいずれかに記載の複層アクリル系樹脂フィルム。
  8. メタクリル樹脂が、メタアクリル酸アルキルを50〜100重量%、アクリル酸アルキルを0〜50重量%、及びこれら以外の単量体を0〜49重量%の割合で重合させてなる重合体である請求項1〜7のいずれかに記載の複層アクリル系樹脂フィルム。
  9. アクリルゴム粒子が、アクリル酸アルキルを50〜99.9重量%、これ以外の単官能単量体を0〜49.9重量%、及び多官能単量体を0.1〜10重量%の割合で重合させてなる弾性重合体を含有する粒子である請求項1〜8のいずれかに記載の複層アクリル系樹脂フィルム。
  10. 少なくとも一方の表面に装飾が施されている請求項1〜9のいずれかに記載の複層アクリル系樹脂フィルム。
  11. 請求項1〜10のいずれかに記載の複層アクリル系樹脂フィルムが、樹脂成形体に積層一体化されてなる積層成形体。
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