JP2008093335A - 金属製ゴルフクラブヘッド - Google Patents

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Abstract

【課題】打感および打音の両方を向上させた金属製ゴルフクラブヘッドを提供する。
【解決手段】金属製ヘッド本体10の所定箇所に防食処理を施したマグネシウム合金のネジ32を取り付ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、打感および打音が良い金属製ゴルフクラブヘッドに関する。
中空部を有する金属製のゴルフクラブヘッドは大型化が進み、ロフト角が13度以下のいわゆるドライバーヘッドは、ヘッド体積が300ccを越え、350cc〜500ccのものが主流となってきた。ドライバーヘッドの場合、ヘッド重量は200g以下、好ましくは180g〜195g程度であり、チタニウム合金の比重が4.2〜5.0であるため、クラウン部、サイド部およびソール部の肉厚を薄くすることが行われており、場合によってはフェース部の肉厚も部分的に薄くすることが行われている。
以前は、鋳造で製造されるチタニウム合金(例えば、Ti−6Al−4V)製の中空部を有するドライバーヘッドは、クラウン部、ソール部およびサイド部の肉厚は1.2mm程度、フェース部の肉厚は3mm程度であった。最近では、β型チタニウム合金などにより板材をプレス成形してゴルフクラブヘッドの各部分(ソール部、サイド部、クラウン部、フェース部、あるいはこれらの2つ以上を一体にしたものなど)を作製した後、これらを溶接により固定して中空部を有するゴルフクラブヘッドを製造することが行われている(例えば、特許文献1参照)。鋳造では、ロストワックス製法(インベストメントキャスティング法)により金属を溶かしてセラミック製の型に流し込む方法が採られ、各部分を薄肉化するのは難しかったが、プレス成形によりゴルフクラブヘッドの各部分を作製する方法では、各部分の肉厚を薄くすることができるため、1mm以下の肉厚も可能となり、より大型のゴルフクラブヘッドを製造することが可能となった。
特開2003−52866号公報
しかし、ゴルフクラブヘッドの薄肉化、大型化により、ゴルフボールを打ったときのゴルフクラブヘッドの振動が大きくなり、打感および打音に関して好ましくない影響が生じてきた。
本発明は、前述した事情に鑑みてなされたもので、打感および打音の両方を向上させた金属製ゴルフクラブヘッドを提供することを目的とする。
本発明は、前記目的を達成するため、金属製ヘッド本体の所定箇所に防食処理を施したマグネシウム合金のネジを取り付けたことを特徴とする金属製ゴルフクラブヘッドを提供する。
本発明の金属製ゴルフクラブヘッドは、防食処理を施したマグネシウム合金のネジによってゴルフボールを打ったときのゴルフクラブヘッドの振動が効果的に減衰され、打感と打音の両方が向上するものである。
以下、本発明につきさらに詳しく説明する。本発明において、金属製ヘッド本体の材質に限定はないが、例えば、チタニウム合金、ステンレス鋼、アルミニウム合金、低炭素鋼(例えば、S15CやS25C)等が挙げられる。また、金属製ヘッド本体は、鋳造により一体に成形したものでもよく、複数のパーツを溶接などによって接合したものでもよい。
本発明に用いる金属製ヘッド本体の種類に限定はないが、肉厚が薄く軽量のドライバーヘッドが特に好ましく、例えば、チタニウム合金(例えば、比重約4.5)あるいはアルミニウム合金(例えば、比重約2.7)からなるヘッド体積が300〜500ccのドライバーヘッドを好適に用いることができる。また、比重の大きいステンレス鋼(例えば、比重7.8)製ヘッドでは、ヘッド体積が200〜300ccのドライバーヘッドを好適に用いることができる。ヘッドの肉厚は、クラウン部、ソール部、サイド部の最も薄い部分を0.5〜1.0mm、特に0.6mm〜0.9mmとすることが適当である。さらに、本発明に用いる金属製ヘッド本体は、中空ゴルフクラブヘッドのみならず、アイアンクラブヘッドのような中実ゴルフクラブヘッドであってもよい。
本発明において、マグネシウム合金の種類に限定はないが、マグネシウムにアルミニウムおよび亜鉛を添加したものを好適に用いることができる。より具体的には、マグネシウムにアルミニウムを3質量%、亜鉛を1質量%添加したAZ31合金、マグネシウムにアルミニウムを6質量%、亜鉛を1質量%添加したAZ61合金、マグネシウムにアルミニウムを9質量%、亜鉛を1質量%添加したAZ91合金などを好適に用いることができるが、これらに限定されるものではない。
本発明に用いるマグネシウム合金のネジの重さは、1個あたり1〜5gであることが好ましい。ネジが軽すぎるとヘッドの振動の抑制に効果がなく、重すぎるとヘッド重量に影響が出るので好ましくない。なお、マグネシウム合金は比重が1.7〜2.0程度である。また、マグネシウム合金はヤング率が44〜45GPaとチタニウム合金の半分以下の値、アルミニウム合金の6〜7割程度の値である。
マグネシウム合金は腐食し易いため、ネジの表面には防食処理を施す。具体的には、クロメ−ト(6価クロム酸塩)処理、過マンガン酸塩処理、陽極酸化処理、リン酸亜鉛処理等によってネジ表面の防食処理を行ったり、ネジ表面に絶縁塗料や絶縁樹脂をコーティングすることによってネジ表面の防食処理を行ったりすることができる。なお、本発明において、防食処理とは防錆処理を含むものとする。
防食処理として特に好ましいのは、陽極酸化処理法などを用いてネジ表面に酸化被膜を形成することである。また、マグネシウム合金は異種金属との接触により電解腐蝕が起きやすいので、マグネシウム合金のネジの少なくとも雄ネジ部には塗装を施すことが好ましい。さらに、マグネシウム合金のネジが接触するヘッド本体の雌ネジ部にも塗装を施すことが好ましい。塗装は、表面に酸化被膜を形成したマグネシウム合金との密着性の良いエポキシ系塗料を用いることが適当である。
本発明において、マグネシウム合金のネジは、マグネシウム合金の丸棒を用いて、機械加工により作製することができる。マグネシウム合金は、アルミニウム合金やステンレス鋼に比べて切削抵抗が低いので、機械加工が容易である。マグネシウム合金のネジは、機械加工により作製し、アルカリ洗浄により表面の汚れを除去した後、防食処理のために酸洗浄を行うことができる。
本発明では、マグネシウム合金のネジの雄ネジ部、あるいはマグネシウム合金のネジの雄ネジ部が螺合されるヘッド本体の雌ネジ部に接着剤を塗布することができ、これによりマグネシウム合金のネジがヘッド本体からはずれることを効果的に防止することができる。接着剤としては、例えばエポキシ系接着剤を用いることができる。なお、本発明では、マグネシウム合金のネジに防食処理を施すことにより、ネジとヘッド本体との接着性を向上させることができる。
本発明では、ヘッド本体にマグネシウム合金のネジを取り付けた後、ヘッド本体の表面に塗装を施すことができる。このようにすると、ヘッド本体とマグネシウム合金のネジとの間の隙間を塗膜が覆うので、上記隙間に埃や水分が入ることを防ぐことができる。また、アクリル系接着剤などの浸透性の優れた嫌気性接着剤をヘッド本体とマグネシウム合金のネジとの間の隙間に注入してもよい。嫌気性接着剤は、ヘッド本体記とマグネシウム合金のネジとの間の隙間に入って硬化するため、ネジの緩みや、上記隙間に埃や水分が入ることを防止する効果を得ることができる。
本発明では、金属製ヘッド本体のサイド部にマグネシウム合金のネジを取り付けること、特に金属製ヘッド本体のサイド部に凹部を設け、この凹部内にマグネシウム合金のネジを凹部から突出しないように取り付けることが好ましい。ソール部にマグネシウム合金のネジを取り付けた場合は、ソール部はスイング中に地面と接触するため、マグネシウム合金のネジに傷が付いて酸化被膜や塗料が剥がれ、その傷の部分からマグネシウム合金のネジが腐食する可能性があるが、サイド部にマグネシウム合金のネジを取り付けた場合は、上記のような不都合が生じない。また、ヘッド本体のサイド部に設けた凹部内にマグネシウム合金のネジを凹部から突出しないように取り付けることにより、マグネシウム合金のネジに傷が付くことを効果的に防止することができる。この場合、金属製ヘッド本体のサイド部に肉厚の厚い厚肉部分を形成し、この厚肉部分に上記凹部を設けることが好ましい。また、上記凹部は、ヘッド本体の外面からヘッド本体の中空部に突出していることが好ましい。
本発明の金属製ゴルフクラブヘッドによれば、好ましい打感、打音を得るこができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明するが、本発明は下記例に限定されるものではない。図1(a)は本発明の一実施形態に係る金属製ゴルフクラブヘッドのヘッド本体を示す斜視図、図1(b)は同ヘッド本体の図1(a)T1−T1断面図、図2(a)は同ヘッド本体の図1(a)とは別の方向から見た斜視図、図2(b)は同ヘッド本体の図2(a)T2−T2断面図である。
本例のヘッド本体10は、ソール部12、クラウン部14、トウ側サイド部16、ヒール側サイド部18およびバック側サイド部20を有し、内部には中空部22が形成され、フェース側にはフェース部材により閉塞される開口部23が形成されている。また、本例のヘッド本体10は、トウ側サイド部16、ヒール側サイド部18にそれぞれ凹部24、26が設けられている。凹部24、26は、ヘッド本体10の外面からヘッド本体10の中空部22に突出し、先端は開口している。また、凹部24、26は、ヘッド本体10の外面側に大径部28を有し、その先方に小径部30を有し、小径部30の周面には雌ネジ39が形成されている。なお、図中38はシャフト挿入部である。
そして、凹部24、26には、それぞれマグネシウム合金のネジ32が嵌合されている。ネジ32は、図3に示すように、凹部24、26の大径部28、小径部30に対応する大径部34、小径部36を有し、小径部36の周面に雄ネジ37が形成されたネジであり、凹部24、26の小径部30に形成された雌ネジ39に小径部36を螺合することにより、ヘッド本体10に固定されている。なお、本例では、凹部24、26の大径部28の内周面とネジ32の大径部34の外周面との間には若干の隙間が形成されている。
本例では、ネジ32の表面に陽極酸化処理により酸化被膜が形成されているとともに、その上にエポキシ系塗料が塗工されている。また、凹部24、26の内周面にもエポキシ系塗料が塗工されている。さらに、ヘッド本体10とネジ32との間の隙間(凹部24、26の段部とネジ32の段部との間の隙間)には嫌気性接着剤41が注入されている。
なお、上記例では、トウ側サイド部およびヒール側サイド部にネジを配置したが、本発明におけるネジの配置箇所はこれに限定されるものではなく、トウ側サイド部16、ヒール側サイド部18およびバック側サイド部20から選ばれる1箇所または2箇所以上に適宜ネジを配置することができる。
図1、図2に示した実施形態の金属製ゴルフクラブヘッドのヘッド本体を作製した。この場合、ヘッド本体は、Ti−6Al−4Vチタニウム合金を用いてインベストメント鋳造により作製した。フェース部材は、β型チタニウム合金を用いてプレス成形により作製した。ネジは、マグネシウム合金(AZ61合金)により作製した。ネジは、全長が15.5mm、大径部の長さが10mm、大径部の直径が9.8mm、小径部の直径が5.75mm、質量が1.5gであった。ヘッド本体にフェース部材を溶接により固定するとともに、ヘッド本体の2つの凹部にネジをそれぞれ固定してゴルフクラブヘッドを完成させた。本例の金属製ゴルフクラブヘッドは、ヘッド体積が460cc、クラウン部の最も薄い部分の厚みが0.6mm、ソール部の最も薄い部分の厚みが0.9mm、サイド部の最も薄い部分の厚みが0.7mmであった。フェース部材は、厚さ2.6〜3.6mmの部分肉厚フェース部材であった。また、サイド部の凹部を設けた部分は肉厚にした。
上記金属製ゴルフクラブヘッドを用いてゴルフクラブを作製し、ゴルファーの実打により打感、打音を評価した。また、2つの凹部にネジとしてそれぞれナイロン製のネジを固定した中空アイアンゴルフクラブヘッド(比較例1)と、2つの凹部にネジとしてそれぞれステンレス鋼製のネジを固定した中空アイアンゴルフクラブヘッド(比較例2)を用いて同様の評価を行った。マグネシウム合金製ネジの重量は1.5g/個、ナイロン製ネジの重量は0.9g/個、ステンレス鋼製ネジの重量は6.5g/個であった、その結果、ゴルファーによる評価は下記のようなものになった。
(実施例の金属製ゴルフクラブヘッド)
・ステンレス鋼製ネジを用いたクラブヘッドとナイロン製ネジを用いたクラブヘッドの中間の打音である。
・音がこもらず、高い音が響く。
・音だけ響く感じ。
・フェース面にボールの弾き感があり、丁度よい。
(比較例1の金属製ゴルフクラブヘッド)
・音がこもる。
・マイルドな打感だが、多少物足りない。
・打った感じがしっかり伝わらない。
・響き感が無く、弾き感が少ないので、ボールが遠くへ飛んでいく感じがしない。(比較例2の金属製ゴルフクラブヘッド)
・音が響き、ヘッドが硬い感じがする。
・音が高い。
・フェース面で球の弾き感があり、球離れが早く感じる。
・ボールをコントロールして飛ばすのが難しく感じる。
また、実施例、比較例1、比較例2のゴルフクラブヘッドを用い、ヘッドの振動周波数と減衰比との関係をモーダル解析により調べた。モーダル解析とは、以下に説明する解析方法である。すなわち、構造物に外部から力が加わると、構造物は振動し始め、継続的に振動する。この振動は、固有の形(固有モード)を持ち、特有の振動数(固有振動)で振動し、減衰(モード減衰比)していく。モーダル解析は、この固有の動的性質(モーダルパラメータ)、つまり固有モード、固有振動、モード減衰比を求める解析方法である。本実験では、インパクトハンマーを用いたモーダル解析により、ゴルフクラブヘッドの振動特性の評価を行った。結果を図4のグラフに示す。
マグネシウム合金製ネジを用いた実施例のゴルフクラブヘッドは、低周波領域ではステンレス鋼製ネジを用いた比較例2のゴルフクラブヘッドより減衰比が高く、5000Hz以上の高周波領域ではステンレス鋼製ネジを用いた比較例2のゴルフクラブヘッドと減衰比が同等であり、適当な振動減衰特性を有することがわかる。これに対し、ナイロン製ネジを用いた比較例1のゴルフクラブヘッドは、全周波数領域で減衰比が高く、振動抑制効果が高すぎることがわかる。また、ステンレス鋼製ネジを用いた比較例2のゴルフクラブヘッドは、全周波数領域で減衰比が低く、振動抑制効果が低いことがわかる。
図1(a)は本発明の一実施形態に係る金属製ゴルフクラブヘッドのヘッド本体を示す斜視図、図1(b)は同ヘッド本体の図1(a)T1−T1断面図である。 図2(a)は同ヘッド本体の図1(a)とは別の方向から見た斜視図、図2(b)は同ヘッド本体の図2(a)T2−T2断面図である。 ヘッド本体にマグネシウム合金のネジを取り付けた状態を示す拡大断面図である。 実施例、比較例のゴルフクラブヘッドにおけるヘッドの振動周波数と減衰比との関係を示すグラフである。
符号の説明
10 ヘッド本体10
12 ソール部
14 クラウン部
16 トウ側サイド部
18 ヒール側サイド部
20 バック側サイド部
22 中空部
24 凹部
26 凹部
32 ネジ

Claims (7)

  1. 金属製ヘッド本体の所定箇所に防食処理を施したマグネシウム合金のネジを取り付けたことを特徴とする金属製ゴルフクラブヘッド。
  2. 前記防食処理を施したマグネシウム合金のネジは、表面に酸化被膜を形成したものであることを特徴とする請求項1に記載の金属製ゴルフクラブヘッド。
  3. 前記防食処理を施したマグネシウム合金のネジは、機械加工により雄ネジ部を作製した後、表面に酸化被膜を形成したものであることを特徴とする請求項1または2に記載の金属製ゴルフクラブヘッド。
  4. 前記防食処理を施したマグネシウム合金のネジは、雄ネジ部に塗装が施されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の金属製ゴルフクラブヘッド。
  5. 金属製ヘッド本体の所定箇所に防食処理を施したマグネシウム合金のネジを取り付けた後、金属製ヘッド本体の表面に塗装を施したことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の金属製ゴルフクラブヘッド。
  6. 金属製ヘッド本体のサイド部に防食処理を施したマグネシウム合金のネジを取り付けたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の金属製ゴルフクラブヘッド。
  7. 金属製ヘッド本体のサイド部に凹部を設け、前記凹部内にマグネシウム合金のネジを該凹部から突出しないように取り付けたことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の請求項1に記載の金属製ゴルフクラブヘッド。
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