JP2008090987A - 光ディスクの製造装置および製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】例えばブルーレーザにより情報の記録もしくは再生を行なうことができる光ディスクにおいて、光記録層を保護するカバー層を、より均一な厚さに形成させることができる光ディスクの製造装置および製造方法を提供すること。
【解決手段】回転駆動された状態のディスク基板11に対して、カバー層12の素材となる紫外線硬化樹脂が塗布され、続いてディスク基板をより高速回転させて前記紫外線硬化樹脂をディスク基板の外周に向かって広げるスピンコートが実行される。この時同時に紫外線照射手段22によるディスク基板11に対する紫外線の照射領域を、ディスク基板の内周から外周に向かって除々に同心円状に広げる照射工程が実行される。
【選択図】図6C

Description

この発明は、信号基板の少なくとも一面にピットもしくはグルーブを形成した光記録領域を備え、レーザ光により情報の記録もしくは再生を行なうことができる光ディスクの製造装置および製造方法に関する。
近年、データ記録の分野においては特に光学式データ記録方式(光ディスク)に関する開発が進展し、産業用から民生用に至る幅広い分野において実用化されている。この光学式のデータ記録方式は非接触の状態で、高い記録密度をもってデータの記録・再生が行なえること、再生専用型、追記型、書き換え可能型などのそれぞれのメモリー形態に対応できるという利点を有しており、安価で大容量のデータファイルの実現を可能にしている。
特に現状において広く利用されているDVD(Digital Versatile Disc)は、厚さ約0.6mmの2枚の基板を、その信号記録面を内側にして接着剤で貼り合わせた構造にされている。そして、初期のCD(Compact Disc)に比べてより短波長の650nmのレーザ光を用い、光学系を構成する対物レンズの開口数(NA=Numerical Aperture)も高開口数化されている。
また、さらに最近においては、例えばHDTV(High Definition Television)の実用化に伴って、その映像を記録または再生するために、さらなる高密度化の要求が高まり、DVDの次世代に位置するさらに高密度記録の光ディスクの提案がなされている。これによると、高密度記録に対応させるために情報を記録再生するためのレーザビームの集光スポット径をより小さくする必要に迫られる。ここで、レーザビームの波長をλ、対物レンズの開口数をNAとすると、レーザビームの集光スポット径は、λ/NAに比例することが知られている。
したがって、レーザビームの集光スポット径をより小さくするためには、レーザビームの波長λをより短く、対物レンズの開口数NAをできるだけ大きくすることが必要となる。これには、前記したDVDへの記録または再生に利用されるレーザ光よりもさらに短波長のブルー(青色)レーザ光(波長が例えば410nm)を用い、これにより記録・再生を行なう光ディスクの構造が提案されている。
一方、光学系のコマ収差に着目した場合、このコマ収差はディスク基板の実質的な厚さに比例し、またレーザビームの波長λに反比例して増大することが知られている。したがって、前記したブルーレーザのように波長が極端に短いレーザビームを用いる場合において、コマ収差の増大を抑制させようとするには、前記したディスク基板の実質的な厚さを薄く構成させる必要が生ずる。
そこで、前記したブルーレーザを利用する光ディスク(Blue Lay Disc )によると、従来のDVDの構成とは逆に、基板とは逆の記録層側からレーザビームを照射する方式が提案されており、前記記録層を保護するために、記録層よりも外側(レーザビームが照射される側)に厚さ0.1mm(100μm)程度のカバー層(保護層)を設けた構成が提案されている。これによると、レーザビームは約0.1mm厚のカバー層を透過して、記録層に照射されるようになされる。
図1は、前記したブルーレーザを利用する光ディスクの一部を拡大断面図で模式的に示したものである。図1における符号1はその一面に多数のピット1aが形成されたディスク基板を示しており、符号2はディスク基板1におけるピット1aの形成面を覆う光反射膜を示している。そして、前記ピット1aと反射膜2とにより前記した記録層3を構成しており、前記記録層3を保護するために、厚さ0.1mm程度のカバー層(保護層)4が記録層3上に重畳されている。一方、符号5は光学系を構成する対物レンズを示しており、この対物レンズ5を介したレーザビームが、前記したとおりカバー層4を透過して、記録層3に照射されるようになされる。
図1に示す光ディスクにおいては、前記したとおりカバー層4側から、信号の読み取り動作を行なうために、カバー層の厚さの管理は前記したコマ収差との関連できわめて重要な課題となる。すなわち、前記したカバー層の厚さは、高度な均一性が要求されることになる。そこで、前記したカバー層を均一な厚さに形成させるために幾つかの提案がなされている。
従来から行われているカバー層の形成方法における代表的な手段は、ディスク基板を回転させることにより遠心力により紫外線硬化樹脂(UV硬化樹脂)をディスクの外周に向かって広げるスピンコート法を用い、この後に紫外線を照射させることでディスク基板面にカバー層を形成させるものである。
図2はその基本的な例を模式的に示したものであり、(A)に示すようにディスク基板11を低速度で回転させながらディスク基板の中心孔11a付近にノズル13よりUV硬化樹脂12aを吐出させる。続いて(B)に示すようにディスク基板11を高速度で回転させてディスク基板の中心孔11a付近に吐出されたUV硬化樹脂12aを、遠心力によりディスク基板の外側に広げることで樹脂12aをディスク基板の全面にコーティングし、この状態で紫外線を照射させることでディスク基板11上にカバー層12を形成させるようになされる。
図2に示すUV硬化樹脂のスピンコート法によると、遠心力により基板表面の最外周までUV硬化樹脂がコーティングされた時には、すでに樹脂の膜厚はディスクの内周側から外周側に向かって厚くなっており、この状態で紫外線を照射した場合には膜厚が不均一になるという問題を招来させる。
そこで、図3に示すようにディスクの中心孔11aにセンターキャップ14を装着させた状態で、ディスクのセンター付近にノズル13よりUV硬化樹脂12aを吐出させる手段、図4に示すようにディスクの中心孔11aを閉塞するようにシール15を貼り、同様にディスクのセンター付近にノズル13よりUV硬化樹脂12aを吐出させる手段、さらに図5に示すようにディスクの中心孔11aをカットしないスプール16付きディスクの状態で、ディスクのセンター付近にノズル13よりUV硬化樹脂12aを吐出させる手段などを採用することで、膜厚の均一化を図る提案がなされている。
例えば図3に示す膜厚の均一化手段については、次に示す特許文献1および2に開示されている。
特開2003−242689号公報 特開2004−95108号公報
ところで、前記した従来における膜厚の均一化手段においては、UV硬化樹脂をスピンコートする場合において、ディスク基板に対するUV硬化樹脂の吐出位置およびUV硬化樹脂の注入量について工夫することで、膜厚を均一化させようとしているものである。このために、スピンコートの工程においてディスクの中心孔を閉塞する蓋体等を用意する構成にされており、装置自体の構成が複雑かつ高価になることは免れない。
また、UV硬化樹脂に照射する紫外線の照射強度がディスクの内周外周に係らず一定であるため、ディスク上に塗布されているUV硬化樹脂の選択的な硬化ができない。このため膜厚を均一化させるための条件を見出すのが難しいという欠点を有する。
この発明は、前記した従来のものの問題点に着目してなされたものであり、ディスク基板にコーティングされたUV硬化樹脂に対する紫外線の照射領域を時間と共に変化させるように工夫することで、カバー層をより均一な厚さに形成させることができる光ディスクの製造装置および製造方法を提供することを課題とするものである。
前記した課題を解決するためになされたこの発明にかかる光ディスクの製造装置は、請求項1に記載のとおり、円盤状にして光記録領域が形成されたディスク基板に対して薄膜層を形成する光ディスクの製造装置であって、前記ディスク基板を載置した状態で回転駆動すると共に、その回転数を制御することができるディスクの回転駆動手段と、前記回転駆動手段に載置されたディスク基板に対して、前記薄膜層の素材となる紫外線硬化樹脂を塗布する塗布手段と、前記塗布手段により紫外線硬化樹脂が塗布されたディスク基板に対して紫外線を照射する紫外線照射手段と、前記紫外線照射手段と前記回転駆動手段に載置されたディスク基板との間に配置され、前記紫外線照射手段とディスク基板との間で位置が移動されることにより、ディスク基板に塗布された紫外線硬化樹脂に対する紫外線の照射領域を変化させることができる光遮蔽マスクとを具備した点に特徴を有する。
また、この発明にかかる光ディスクの製造方法は、請求項6に記載のとおり、円盤状にして光記録領域が形成されたディスク基板に対して薄膜層を形成する光ディスクの製造方法であって、回転駆動された状態のディスク基板に対して、前記薄膜層の素材となる紫外線硬化樹脂を塗布する塗布工程と、前記ディスク基板をより高速回転させて前記紫外線硬化樹脂をディスク基板の外周に向かって広げる過程において、紫外線照射手段からのディスク基板に対する紫外線の照射領域を、ディスク基板の内周から外周に向かって除々に同心円状に広げる紫外線の照射工程とが実行される点に特徴を有する。
以下、この発明にかかる光ディスクの製造装置および製造方法について、図6A〜図6Cに示す実施の形態に基づいて説明する。なお、図6A〜図6Cに示す実施の形態は、すでに図1に基づいて説明したように、ディスク基板に形成された光記録層を覆うカバー層を形成させる場合を例にしている。
前記したとおり光記録層が形成されたディスク基板11は、図6Aに示すようにディスクの回転駆動手段を構成するスピンスタンド21上に装着される。なお、前記スピンスタンド21にはその上面の回転中心位置にボス21aが形成されており、ディスク基板11はその中心孔11aがボス21aに嵌め込まれた状態でスピンスタンド21に装着される。この状態で、UV硬化樹脂の塗布手段として機能するノズル13より、前記UV硬化樹脂12aがディスク基板11上に吐出される。
この時のノズル13からのUV硬化樹脂は、ディスク基板11の中心孔11aよりもわずかに外側の位置に吐出(塗布)される。前記スピンスタンド21は、その回転数を制御することができるように構成されており、この時の回転数は、1〜300rpm程度の比較的低速度の回転駆動がなされる。これにより、ノズル13から吐出されるUV硬化樹脂は、ディスク基板11の内周位置にリング状に塗布される。
続いて、前記ノズル13はスピンスタンド21の上部から退避し、スピンスタンド21の上部には図6Bに示すように紫外線照射手段22と光遮蔽マスク23のユニットが移動する。前記紫外線照射手段22には例えばメタルハライドランプが内装され、スピンスタンド21に装着されたディスク基板11の直上に位置して、符号UVで示すようにディスク基板11の全面に対して紫外線が照射することができるような光学特性に設定されている。
また、光遮蔽マスク23は例えば円盤状に形成されており、前記紫外線照射手段22とスピンスタンド21上のディスク基板11との間に配置される。そしてマスク23は支持部材24を介して、前記紫外線照射手段22とディスク基板11との間で位置が垂直方向に移動できるように構成されている。前記光遮蔽マスク23には、前記紫外線照射手段22からの紫外線UVが、ディスク基板11に向かって通過する円形状の1つの貫通孔23aが形成されており、その貫通孔23aの直径は、ディスク基板11の中心孔11a(直径15mm)よりも若干大きな径に設定されている。
そして、光遮蔽マスク23の貫通孔23aは、その中心位置が前記紫外線照射手段22と前記スピンスタンド21上のディスク基板11の中心部を結ぶ鉛直線上に位置するようにして、前記支持部材24により垂直方向に移動されるように構成されている。
したがって、前記光遮蔽マスク23を図6Bから図6Cに示すように、ディスク基板11の直近(最低位置)から紫外線照射手段22の直近(最高位置)まで移動させた場合、前記貫通孔23aを介してディスク基板に対して照射される紫外線UVの照射領域は、ディスク基板11の内周位置、すなわち中心孔11aよりもわずかに外側を含む領域より、ディスク基板11の外周に向かって除々に同心円状に広がるように領域が拡大される。そして、マスク23が紫外線照射手段22の直近(最高位置)まで移動した図6Cに示す状態においては、ディスク基板11の全面に対して紫外線が照射されるようなされる。
図6Aに基づいてすでに説明したように、ディスク基板11の内周位置にリング状にUV硬化樹脂が塗布された状態において、前記した構成の紫外線照射手段22と光遮蔽マスク23のユニットがディスク基板11の上部に移動する。そして、ディスク基板11はスピンスタンド21の駆動により、今度は高速回転(300〜10000rpm)を受ける。これにより、UV硬化樹脂は遠心力を受けてディスク基板11の外周に向かって広げられるスピンコートが実行される。
この時、同時に図6Cに示すように光遮蔽マスク23は、ディスク基板11の直近位置から紫外線照射手段22の直近位置まで矢印で示すように除々に移動(上昇)する。これにより、前記したとおり紫外線照射手段22からのディスク基板11に対する紫外線の照射領域は、ディスク基板の内周から外周に向かって除々に同心円状に広げられる。
したがって、UV硬化樹脂は遠心力を受けてディスク基板11の外周に向かって広げられつつ、紫外線の照射領域が除々に同心円状に広げられるので、樹脂は基板11の内周から外周に向かって順次硬化される。これにより、ディスク基板の全面にわたって均一な厚さの薄膜層、すなわちカバー層12をディスク基板11の上面に形成させることができる。
すなわち、従来のように樹脂をスピンコートをした後に紫外線を照射する場合においては、スピンコートにより樹脂がディスク基板の外周に寄ってしまうことで、カバー層に厚さの不均一が生じていたものを、前記した手段の採用によりこれを効果的に是正することが可能となる。
なお、この発明にかかる装置においては、図6Cに示すようにディスク基板11に対する光遮蔽マスク23の最大移動距離hが、ディスク基板の半径rの値よりも大きく制御されるように構成されている。このような構成を採用することで、光源の強さを制御しなくても、ディスクに照射する紫外線の照射強度を幅広く制御できる。
なお、以上の説明はブルーレーザを利用する光ディスク(Blue Lay Disc )において、記録層を保護する厚さ0.1mm程度のカバー層(保護層)を均一な厚さに成形する例を示しているが、この発明は例えばDVD−R(Digital Versatile Disc-Recordable )などのように2層ディスク構成における中間層を形成する場合においても、好適に採用することができる。
ブルーレーザを利用する光ディスクの一部を拡大して示した断面図である。 従来のスピンコート法の例を示した模式図である。 図2に示すスピンコート法による問題点を是正する従来の方法を示した模式図である。 同じく従来の他の方法を示した模式図である。 同じく従来のさらに他の方法を示した模式図である。 この発明にかかる光ディスクの製造方法における塗布工程を説明する模式図である。 同じく紫外線の照射工程を説明する模式図である。 同じく紫外線の照射工程における光遮蔽マスクの移動状態を説明する模式図である。
符号の説明
11 ディスク基板
11a 中心孔
12 カバー層(薄膜層)
12a UV硬化樹脂
13 ノズル
21 スピンスタンド
21a ボス
22 紫外線照射手段
23 光遮蔽マスク
23a 貫通孔
24 支持部材
UV 紫外線

Claims (7)

  1. 円盤状にして光記録領域が形成されたディスク基板に対して薄膜層を形成する光ディスクの製造装置であって、
    前記ディスク基板を載置した状態で回転駆動すると共に、その回転数を制御することができるディスクの回転駆動手段と、
    前記回転駆動手段に載置されたディスク基板に対して、前記薄膜層の素材となる紫外線硬化樹脂を塗布する塗布手段と、
    前記塗布手段により紫外線硬化樹脂が塗布されたディスク基板に対して紫外線を照射する紫外線照射手段と、
    前記紫外線照射手段と前記回転駆動手段に載置されたディスク基板との間に配置され、前記紫外線照射手段とディスク基板との間で位置が移動されることにより、ディスク基板に塗布された紫外線硬化樹脂に対する紫外線の照射領域を変化させることができる光遮蔽マスクと、
    を具備したことを特徴とする光ディスクの製造装置。
  2. 前記薄膜層が、前記ディスク基板に形成された光記録層を覆うカバー層であることを特徴とする請求項1に記載された光ディスクの製造装置。
  3. 前記光遮蔽マスクには、前記紫外線照射手段からの紫外線がディスク基板に向かって通過する1つの貫通孔が形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載された光ディスクの製造装置。
  4. 前記貫通孔を通過する前記紫外線照射手段からの紫外線の照射領域が、前記光遮蔽マスクの移動に伴ってディスク基板上において同心円状に変化するように構成されていることを特徴とする請求項3に記載された光ディスクの製造装置。
  5. 前記ディスク基板に対する前記光遮蔽マスクの最大移動距離hが、前記ディスク基板の半径rの値よりも大きく制御されるように構成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載された光ディスクの製造装置。
  6. 円盤状にして光記録領域が形成されたディスク基板に対して薄膜層を形成する光ディスクの製造方法であって、
    回転駆動された状態のディスク基板に対して、前記薄膜層の素材となる紫外線硬化樹脂を塗布する塗布工程と、
    前記ディスク基板をより高速回転させて前記紫外線硬化樹脂をディスク基板の外周に向かって広げる過程において、紫外線照射手段からのディスク基板に対する紫外線の照射領域を、ディスク基板の内周から外周に向かって除々に同心円状に広げる紫外線の照射工程と、
    を実行することを特徴とする光ディスクの製造方法。
  7. 前記紫外線照射手段からの紫外線がディスク基板に向かって通過する1つの貫通穴が形成された光遮蔽マスクを利用し、前記光遮蔽マスクの位置をディスク基板側から前記紫外線照射手段側に移動させることで、紫外線の照射領域をディスク基板の内周から外周に向かって除々に同心円状に広げることを特徴とする請求項6に記載された光ディスクの製造方法。
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