JP2008087960A - 紙送り用ローラ - Google Patents

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Abstract

【課題】うち粉が撒かれた紙を紙送りする場合であっても、紙送り性能の維持期間を長くすることができる紙送り用ローラを提供する。
【解決手段】ハブ1の外周面に弾性層2が形成され、弾性層2の外周面に軸方向に延びる凹溝21が周方向に所定ピッチで複数形成されているとともに、上記弾性層2の表面(凹溝以外の部分の外周面ならびに凹溝の底面および側壁面)が山状部と谷状部とからなるシボ表面に形成されており、上記弾性層2のうち凹溝21以外の部分の外周面積に対する凹溝21の底面の面積の割合が10〜20%の範囲内に設定され、かつ、上記凹溝の深さが0.2〜1.5mmの範囲内に設定され、かつ、上記シボ表面を構成する山状部の高さが20〜70μmの範囲内に設定されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、複写機,プリンタ,ファクシミリ等の機器に用いられている給紙ローラ,搬送ローラ等の紙送り用ローラおよびその製法に関するものである。
複写機等に用いられている紙送り用ローラは、摩擦係数が長期にわたって維持されることが要求される。しかしながら、紙送りを繰り返すと、紙から発生する紙粉が紙送り用ローラの表面に溜まり、それにより、摩擦係数が低下し、紙送り性能が低下するという問題が起こる。
そこで、従来より、紙送り用ローラとして、外周面に、軸方向と平行な凹溝を周方向に所定ピッチで形成したり、シボ形成により凹部と凸部とを形成したりして、紙粉をその凹溝や凹部に取り込むようにしたものが提案されている(例えば、特許文献1,2参照)。
特開平11−106067号公報 特許第3744337号公報
一方、印刷方法として、カラー印刷された紙に対して追い刷り印刷(重ね印刷)を行う印刷方法がある。この場合、追い刷り印刷に先立って、紙の表面にうち粉を撒き、重なる紙同士の密着を防止している。しかしながら、うち粉が撒かれた状態で追い刷り印刷を行うと、うち粉が紙送り用ローラに付着するため、上記特許文献1,2の紙送り用ローラ(外周面に凹溝やシボが形成されたもの)を用いても、通常の印刷よりも早く紙送り性能が低下する。このため、紙送り用ローラの交換サイクルが短くなり、メンテナンス費用が高くなる。
本発明は、このような事情に鑑みなされたもので、うち粉が撒かれた紙を紙送りする場合であっても、紙送り性能の維持期間を長くすることができる紙送り用ローラおよびその製法の提供をその目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明は、ハブと、このハブの外周面に形成された弾性層とからなる紙送り用ローラであって、上記弾性層の外周面に軸方向に延びる凹溝が周方向に所定ピッチで複数形成されているとともに、上記弾性層の凹溝以外の部分の外周面ならびに凹溝の底面および側壁面が山状部と谷状部とからなるシボ表面に形成されており、上記弾性層のうち凹溝以外の部分の外周面積に対する凹溝の底面の面積の割合が10〜20%の範囲内に設定されている紙送り用ローラを第1の要旨とし、成形金型を用いて円筒状の弾性層を形成した後、その弾性層の中空部にハブを内嵌することにより、そのハブの外周面に弾性層を形成して上記紙送り用ローラを作製する紙送り用ローラの製法であって、上記成形金型として、金属ブロックに成形空間となる貫通孔を形成し、この貫通孔に、外周面に軸方向に延びる凹溝が周方向に所定ピッチで複数形成されている円柱状の電極を、揺動および押しの動作を伴いながら入れて貫通孔の内周面に放電加工を施し凹溝とシボ表面に対応する粗面とを形成して型面に形成したものを用いる紙送り用ローラの製法を第2の要旨とする。
すなわち、本発明の紙送り用ローラは、弾性層の外周面に軸方向に延びる凹溝が周方向に所定ピッチで複数形成され、その凹溝の形成割合(弾性層のうち凹溝以外の部分の外周面積に対する凹溝の底面の面積の割合)が10〜20%の範囲内になるよう設定されている。これにより、紙送り用ローラの弾性層が紙と当接した際に、弾性層の外周面部分が適正に変形し、紙を適正にグリップするようになっている。しかも、弾性層の表面(凹溝以外の部分の外周面ならびに凹溝の底面および側壁面)がシボ表面に形成されていることによっても、グリップし易くなっているため、これら特定の割合で形成された凹溝とシボ表面とが相俟って、紙の搬送能力を向上させている。また、上記特定の割合で形成された凹溝とシボ表面とが相俟って、うち粉や紙粉が凹溝に取り込まれ、さらに、凹溝内にも形成されているシボ表面により、凹溝内に蓄積されず凹溝外に排出されるようになっている。これにより、紙送り性能の維持期間が飛躍的に長くなる。
本発明の紙送り用ローラは、弾性層の外周面に軸方向に延びる凹溝が周方向に所定ピッチで複数形成されているとともに、上記弾性層の表面が山状部と谷状部とからなるシボ表面に形成されており、上記弾性層のうち凹溝以外の部分の外周面積に対する凹溝の底面の面積の割合が10〜20%の範囲内に設定されているため、これら特定の面積割合で形成された凹溝とシボ表面とが相俟って、紙の搬送能力を向上させることができるとともに、うち粉や紙粉を凹溝内に蓄積させず凹溝外に排出させるようにすることができる。このため、紙送り性能の維持期間を飛躍的に長くすることができる。
特に、上記山状部の面積(S1)と谷状部の面積(S2)との面積比(S1/S2)が0.25〜0.70の範囲内に設定されている場合には、弾性層の表面(シボ表面)にうち粉や紙粉がより付着し難くなり、好適な摩擦係数を得ることができる。
また、上記弾性層のJIS−A硬度が30〜60°の範囲内に設定されている場合には、弾性層の成形性に優れ、しかも、弾性層の摩擦係数が好適となる。
つぎに、本発明の実施の形態を図面にもとづいて詳しく説明する。
図1(a),(b)は、本発明の紙送り用ローラの一実施の形態を示している。この紙送り用ローラは、円筒状のハブ1と、このハブ1の外周面に形成された弾性層2とから構成されている。そして、図1および図2に示すように、上記弾性層2の外周面には、軸方向に延びる凹溝21が周方向に所定ピッチで複数形成されている。その凹溝21の形成割合(以下「凹溝面積割合」という)は、凹溝21の底面の面積の割合が、弾性層2のうち凹溝21以外の部分(隣り合う凹溝21と凹溝21との間の凸条22の部分)の外周面積に対して10〜20%の範囲内になるよう設定されている。また、図3に示すように、上記弾性層2の表面(凸条22の外周面ならびに凹溝21の底面および側壁面)は、山状部23と谷状部24とからなるシボ表面に形成されている。
ここで、上記凹溝面積割合は、下記の式(1)により算出される。なお、図2に示すように、下記の式(1)における、凹溝21の幅W1および数ならびに凸条22の幅W2および数は、弾性層2を厚み方向に切断し、その断面をマイクロスコープ等により拡大して測定することにより得ることができる。
Figure 2008087960
より詳しく説明すると、上記弾性層2の形成材料としては、特に限定されないが、通常、ポリウレタン,エチレン−プロピレン−ジエンゴム(EPDM),ノルボルネンゴム(NOR)等があげられる。なかでも、耐久性および信頼性に優れる点で、ポリウレタンが好ましい。また、上記弾性層2の寸法は、紙送り用ローラとして適正なものにする観点から、通常、外径10〜40mmの範囲内、厚み(凸条22の部分の厚み)2〜10mmの範囲内に設定される。さらに、上記弾性層2の硬度は、弾性層2の成形性に優れ、しかも、摩擦係数が好適となる観点から、JIS−A硬度30〜60°の範囲内に設定することが好ましく、より好ましくはJIS−A硬度45〜55°の範囲内である。このJIS−A硬度の調整は、上記形成材料内の成分調整により行うことができる。例えば、上記形成材料として、ポリエーテルポリオール〔ポリプロピレングリコール(PPG)とポリテトラメチレンエーテルグリコール(PTMG)とを混合したもの〕,ポリイソシアネート,鎖延長剤,可塑剤等の各成分を含有するものを用いる場合、JIS−A硬度を好ましい範囲(30〜60°の範囲)に設定するためには、ポリテトラメチレンエーテルグリコール(PTMG)とポリプロピレングリコール(PPG)とを、PTMG/PPG=95/5〜60/40の重量比で混合し、JIS−A硬度をより好ましい範囲(45〜55°の範囲)に設定するためには、PTMG/PPG=80/20〜70/30の重量比で混合する。
そして、上記凹溝21の寸法および数は、上記式(1)で算出される凹溝面積割合が5〜30%(好適には10〜20%)の範囲内になるよう適宜設定される。すなわち、上記凹溝21の寸法は、弾性層2の外径等にもよるが、通常、幅W10.2〜1.0mm(好適には0.4〜0.7mm)の範囲内、深さ0.2〜1.5mm(好適には0.4〜1.0mm)の範囲内に設定される。また、上記凹溝21の数は、凹溝21の寸法等にもよるが、通常、10〜30本(好適には15〜25本)の範囲内に設定される。なお、上記凸条22の寸法および数は、上記凹溝21の寸法および数が決まれば自動的に決まる。
また、図3に示すように、上記弾性層2の表面に形成されるシボ表面は、特に限定されないが、山状部23の面積(S1)と谷状部24の面積(S2)との面積比(S1/S2)を0.25〜0.70の範囲内に設定することが好ましい。上記面積比(S1/S2)が0.25を下回ると、弾性層2と紙との接触面積が少なくなり、その結果、弾性層2の摩擦係数が小さくなる傾向にあり、上記面積比(S1/S2)が0.70を上回ると、うち粉や紙粉が付着し易くなり、その結果、弾性層2の摩擦係数が小さくなる傾向にあるからである。すなわち、山状部23と谷状部24の面積比(S1/S2)が上記範囲を外れると、弾性層2の摩擦係数が小さくなり、紙の不送りが発生し易い傾向になるからである。ここで、山状部23の面積(S1)および谷状部24の面積(S2)は、弾性層2の表面(シボ表面)にインク等を付着させ、荷重2.9Nをかけて紙に転写した後、紙に転写されたインク付着部分の面積を山状部23の面積(S1)とし、インクが付着していない部分の面積を谷状部24の面積(S2)としており、これら面積(S1,S2)は、画像処理装置により測定して求めることができる。
さらに、上記山状部23の高さHは、20〜70μmの範囲内に設定することが好ましく、また、隣り合う山状部23の頂部間の距離Dは、30〜100μmの範囲内に設定することが好ましい。その理由は、山状部23の高さHも頂部間の距離Dも上記範囲から外れると、弾性層2の表面のうち粉や紙粉が移動し難くなり、それにより、うち粉や紙粉が凹溝21に取り込まれ難くなったり、凹溝21外に排出され難くなったりして、うち粉や紙粉が弾性層2の表面に蓄積し易くなる傾向にあるからである。なお、上記山状部23の高さHおよび頂部間の距離Dは、弾性層2を厚み方向に切断し、その断面を顕微鏡等により拡大して測定することにより得ることができる。
上記円筒状のハブ1(図1参照)としては、特に限定されず、通常のものが用いられる。すなわち、ハブ1の形成材料としては、例えば、ポリアセタール(POM),アクリロニトリルブタジエンスチレン共重合体(ABS),ポリカーボネート,ナイロン等の合成樹脂、または鉄,ステンレス,アルミニウム等の金属材料があげられる。また、上記ハブ1の寸法は、紙送り用ローラとして適正なものにする観点から、通常、外径7〜30mmの範囲内、厚み1.0〜3.0mmの範囲内に設定される。
つぎに、本発明の紙送り用ローラの製法の一例について説明する。
まず、弾性層2を成形するための成形金型を作製する。すなわち、直方体状の金属ブロックに貫通孔を形成し、この貫通孔よりも僅かに直径が大きい円柱状の電極を用い、放電加工を施す。この円柱状の電極の外周面には、軸方向に延びる凹溝が周方向に所定ピッチで複数形成されており、放電加工機(例えば、三菱電機社製、DIAX VX10)を用い、金属ブロックと電極との間に電圧を印加するとともに金属ブロックと電極とを相対的に揺動、垂直押しさせる。これにより、上記貫通孔の内周面が放電加工され、その内周面の内径が上記電極の直径よりも僅かに大きくなり、かつ、その内周面が電極の外周面形状に対応した形状に形成されるとともに、その内周面の表面が粗面(転写により弾性層2の表面をシボ表面に形成する面)に形成される。このようにして、上記凹溝と粗面とが形成された内周面を型面とする成形金型が作製される。
つぎに、上記成形金型の貫通孔に芯金を同軸的にセットするとともに、両端開口部をキャップ型で閉栓する。そして、上記芯金と貫通孔内周面との間の空間に、弾性層2の形成材料である未架橋のゴムを充填した後、オーブン等に入れ、所定の条件で加熱することにより、上記芯金の外周面に、円筒状に架橋硬化された上記弾性層2が形成される。その後、脱型するとともに、上記芯金から上記弾性層2を抜き取る。この弾性層2の外周面には、上記成形金型の貫通孔の内周面が転写されており、軸方向に延びる凹溝21が周方向に所定ピッチで複数形成されて上記凹溝面積割合が10〜20%の範囲内になっているとともに、弾性層2の表面がシボ表面に形成されている。
そして、上記弾性層2を所定の長さに切断した後、その中空部に、予め準備していたハブ1を加圧内嵌することにより、上記紙送り用ローラを作製することができる。
このような紙送り用ローラの製法において、弾性層2として、外径32mm,凹溝21の幅W10.5mm,凹溝21の深さ0.5mm,凹溝21の数24本,凸条22の幅W23.5mm,凸条22の数24本のものを得る場合は、上記金属ブロックに形成する貫通孔の直径を30.5mm、円柱状の電極の外径を31.9mm,その電極の外周面に形成される凹溝の幅を0.9mm,深さを0.5mm,凹溝のピッチを15°とし、放電条件として、放電加工機の表面粗度指定を十点平均粗さ〔Rz:JIS B 0601(1994年)〕40μmにすればよい。
なお、複写機等の機器において、本発明の紙送り用ローラの使用中に、弾性層2がハブ1の外周面において周方向に空転しないよう、ハブ1の外周面に接着剤やプライマー等を塗布してもよいし、また、ハブ1として、その外周面に条溝が軸方向に沿って形成されたものを用いてもよい。
そして、本発明の紙送り用ローラは、複写機等における給紙装置に用いられるピックアップローラ,フィードローラ,セパレートローラ等の給紙ローラ,給紙装置から送り出された紙を出口まで順に搬送する搬送ローラとして好適であるが、自動販売機,自動改札機,現金自動引き取り装置,両替機,計数機,キャッシュディスペンサー等の紙送り用ローラとして使用することも可能である。
つぎに、実施例について実験例,比較例および従来例と併せて説明する。但し、本発明は、実施例に限定されるわけではない。
〔実施例1,2,2’,2”および実験例1,2ならびに比較例1,2〕
〔弾性層の形成材料(未架橋の熱硬化性ウレタンゴム)の調製〕
ポリテトラメチレンエーテルグリコール(PTMG)70重量部、ポリプロピレングリコール(PPG)〔旭硝子社製、PREMINOL S 3005(モノオール含有量:0.8重量%、Mn:5000、官能基数:3、総不飽和度:0.0048meq/g)〕30重量部を80℃にて1時間真空脱泡、脱水した後、ポリイソシアネート〔トリレンジイソシアネート(TDI)〕を適量混合し、窒素雰囲気下で80℃にて3時間反応させ、末端にNCO基を有するウレタンプレポリマー(NCO含有率:3.0重量%、NCOインデックス:105)を調製した。そして、このウレタンプレポリマーを90℃にて30分間真空脱泡した後、鎖延長剤〔1,4−ブタンジオール(1,4−BD)〕1.8重量部、鎖延長剤〔トリメチロールプロパン(TMP)〕1.5重量部、触媒(DBU−ギ酸塩)0.01重量部を配合して、減圧下で2分間攪拌混合し、弾性層の形成材料である未架橋の熱硬化性ウレタンゴムを調製した。このような調製により、成形される弾性層のJIS−A硬度が45°になるようにした。
〔弾性層成形金型の作製〕
上記実施の形態と同様にして、放電加工機(三菱電機社製、DIAX VX10)を用い、成形金型を作製した。成形金型の型面の凹溝の幅および表面粗さは、各実施例および各実験例ならびに各比較例で適宜に設定し、成形される弾性層の凹溝面積割合およびシボ表面の状態が下記の表1,2に設定されるようにした。
〔紙送り用ローラの作製〕
上記実施の形態と同様にして、まず、弾性層成形金型の貫通孔に芯金(外径17mm)を同軸的にセットするとともに、両端開口部をキャップ型で閉栓し、その成形空間内に、弾性層の形成材料である上記未架橋の熱硬化性ウレタンゴムを充填した後、その成形金型をオーブン内に入れ、架橋した(150℃×60分間)。そして、上記芯金の外周面に架橋硬化された熱硬化性ウレタンゴムの弾性層を形成し、その後、脱型するとともに、芯金から弾性層を抜き取った。そして、その弾性層を長さ30mmに切断した後、その中空部に円筒状のポリアセタール(POM)製のハブ(長さ32.5mm、外径18mm)を加圧内嵌した。このようにして、各実施例および各実験例ならびに各比較例の紙送り用ローラを得た。得られた紙送り用ローラの弾性層はいずれも、JIS−A硬度45°,外径32mm,凹溝の深さ0.5mm,凹溝の数24本,凸条の数24本であり、凹溝の幅および凹溝面積割合は、下記の表1,2に示すものであった。上記凹溝の幅の測定は、弾性層の断面をマイクロスコープ(オリンパス社製、PV10−CB)により拡大して行い、その測定値と上記弾性層の外径(32mm)と凹溝の数(24本)とから、上記凹溝面積割合を算出した。
また、上記紙送り用ローラの弾性層の表面は、山状部と谷状部とからなるシボ表面に形成されており、その山状部の面積(S1)と谷状部の面積(S2)との面積比(S1/S2),山状部の高さ,隣り合う山状部の頂部間の距離を測定し、下記の表1,2に示した。そのうち、山状部の高さおよび頂部間の距離の測定は、弾性層の断面を顕微鏡(日立社製、S−3000N)により拡大して行い、面積比(S1/S2)の測定は、下記のようにして行った。
まず、図4(a)に示すインク転写治具を準備した。このインク転写治具は、長方形の台座41の長手方向に沿う一側縁(紙面の奥側)から支持柱42が立設され、その支持柱42の頂部から、軸体43が紙面の手前側に延びており、その軸体43に、細長状支持板44の回転筒45が周動自在に係合され、細長状支持板44が軸体43を中心に上下動自在になっている。この細長状支持板44の先端側の裏面から保持板46が垂下し、保持板46の下端には、紙面に対して手前側に延びる支持軸47が設けられ、この支持軸47に紙送り用ローラ48の中空状芯金49が回転自在に嵌合されている。そして、細長状支持板44の先端側には質量300gの重り(荷重2.9N)50がかけられている。
つぎに、インク転写治具の支持軸47に、回転自在に取付けられた紙送り用ローラ48の下に、平板状のインクスタンプ台(図示せず)を配置し、図示のように質量300gの重り50をかけながら、インクスタンプ台を図の左方に移動させた。これにより、紙送り用ローラ48が連れまわる。そして、紙送り用ローラ48の、外周層である弾性層2の表面にインクを一回転分付けた。つぎに、インク付きの紙送り用ローラ48の下に、複写用紙(NBSリコー社製、マイペーパーA4)51をセットし、複写用紙51を図示の矢印方向にゆっくり引き抜きながら複写用紙51に、紙送り用ローラ48を一回転、連れまわりさせ、インク〔シャチハタ社製、スタンプ台専用インキ、顔料系:SG−40(色)〕を複写用紙51の表面に転写し、図4(b)に示すインク転写用紙を得た。
そして、得られたインク転写用紙を、画像処理装置(日本アビオニクス社製,スピカII)により二値化処理し、複写用紙51に転写されたインク部61の面積(S1:図示した円内の面積の合計)をもとめ、インクが付着していない部分62の面積(S2)との比(S1/S2)を算出した。
〔実施例3〜6〕
上記実施例1,2,2’,2”および実験例1,2の弾性層の形成材料の調整において、混合するPTMGとPPGの重量比(PTMG/PPG)を下記の表3に示すようにすることにより、成形される弾性層のJIS−A硬度を各実施例で変えた。それ以外は、上記実施例1と同様にした。なお、下記の表3には、その実施例1も併せて示している。
〔従来例1〕
既存品である、弾性層がポリウレタン製であり、外周面がシボ表面に形成され、凹溝が形成されていない紙送り用ローラを従来例1とした。シボ表面の山状部の面積(S1)と谷状部の面積(S2)との面積比(S1/S2),山状部の高さ,隣り合う山状部の頂部間の距離の測定は、上記と同様にして行い、その結果を下記の表1,2に示した。
〔従来例2〕
既存品である、弾性層がEPDM製であり、外周面がシボ表面に形成され、凹溝が形成されていない紙送り用ローラを従来例2とした。シボ表面の山状部の面積(S1)と谷状部の面積(S2)との面積比(S1/S2)等の測定は行わなかった。
〔摩擦係数の測定〕
このようにして得られた実施例1〜6、実験例1,2、比較例1,2および従来例1,2の各紙送り用ローラについて、下記の耐久試験を行う前(初期)と行った後とで弾性層の外周面の摩擦係数を測定した(但し、実施例3〜6の各紙送り用ローラは、初期の摩擦係数のみを測定した)。この測定方法は、図5に示すようにして行った。すなわち、紙送り用ローラ30に、その下方から、PPC用紙31を、テフロン(登録商標)シート32を介して平板33で押圧〔押圧荷重(W)2.94N〕した。上記平板33は、紙送り用ローラ30の軸と平行な一端縁33aを軸に回動自在となっており、上記テフロン(登録商標)シート32は、上記平板33の他端側33bの表面に固定され、PPC用紙31が滑るようにする役割をしている。また、PPC用紙31の一端部をロードセル34に接続し、PPC用紙31が上記ロードセル34から遠ざかるよう、上記紙送り用ローラ30を回転させた(紙送り用ローラ30の弾性層の外周面の周速度180mm/秒)。そして、紙送り用ローラ30がPPC用紙31上を滑るときのPPC用紙31にかかる引っ張り力(F:単位N)を上記ロードセル34で測定し、摩擦係数(μ=F/W)を算出し、その結果を下記の表1〜3に併せて表記した。なお、耐久試験後の摩擦係数の測定(実施例3〜6以外)は、紙送り用ローラ30が寿命に達した(不送りが発生した)場合は、その時点で行い、20万枚紙送りしても寿命に達しない場合は、その20万枚紙送り後で行った。
〔耐久試験〕
実施例1,2,2’,2”、実験例1,2および比較例1,2ならびに従来例1,2の各紙送り用ローラをピックアップローラとして、3本ローラFRR(Feed and Reverse Roller )給紙方式ベンチ試験機に組み込み、紙送りを行った。すなわち、積層された多くの紙の上に上記ピックアップローラを接触させ、そのピックアップローラの回転により、最上の紙を送り出し、その前方で互いに圧接して回転しているフィードローラとセパレートローラとの間に通す試験を行った。この紙送りに用いた紙は、OKトップコート紙(王子製紙社製)にカラー印刷をした後、その表面にうち粉を撒いた紙とした。そして、不送りが発生した時の紙の枚数を測定した。なお、20万枚紙送りを行った時点で不送りが発生していない場合は、その時点で耐久試験を打ち切った。その結果を下記の表1,2に併せて表記した。
〔弾性層の成形性〕
上記実施例1,3〜6の弾性層の成形性について評価した。すなわち、成形金型内で所定時間硬化後、ウレタン硬化物(芯金付き弾性層)の脱型が容易なものを◎、ウレタン硬化物(芯金付き弾性層)の脱型が若干困難だが可能なものを○と評価し、下記の表3に併せて表記した。
〔耐久試験とその後の摩擦係数についての総合評価〕
下記の表1,2において、耐久試験後の摩擦係数が1.6もあり、さらに、20万枚紙送りを行った時点で不送りが発生していないものを◎、耐久試験後の摩擦係数が1.6を下回るものの、20万枚紙送りを行った時点で不送りが発生していないものを○、耐久試験後の摩擦係数が1.2を下回り、しかも、不送りが10万枚紙送りに達する前に発生するものを×と評価し、下記の表1,2に併せて表記した。
〔弾性層の成形性と成形後の摩擦係数についての総合評価〕
下記の表3において、初期の摩擦係数が1.8もあり、かつ、弾性層の成形性がより好適(◎の評価)なものを◎、初期の摩擦係数が1.8を下回るか、または弾性層の成形性が好適(○の評価)なものを○と評価し、下記の表3に併せて表記した。
Figure 2008087960
Figure 2008087960
Figure 2008087960
上記表1,2の結果から、実施例1,2,2’,2”の紙送り用ローラは、実験例1,2および比較例1,2ならびに従来例1,2の紙送り用ローラと比較して、紙送り性能の維持期間が飛躍的に長くなっていることがわかる。しかも、実施例1,2,2’,2”の紙送り用ローラは、長期間使用しても摩擦係数がより低下し難いことがわかる。また、上記表3の結果から、弾性層のJIS−A硬度は、30〜60°の範囲内であれば、弾性層の成形性に優れ、しかも、摩擦係数が大きいことがわかる。特に、実施例1,4,5(弾性層のJIS−A硬度が45〜55°)の紙送り用ローラは、弾性層の成形性も摩擦係数も、より好適であることがわかる。
本発明の紙送り用ローラの一実施の形態を示し、(a)は一部が破断した正面図、(b)は側面図である。 上記紙送り用ローラの外周面部分を拡大した断面図である。 上記紙送り用ローラの表面部分をさらに拡大して模式的に示した断面図である。 シボ表面における山状部の面積(S1)と谷状部の面積(S2)との面積比(S1/S2)を測定する方法を模式的に示し、(a)はそれに用いるインク転写治具の説明図、(b)はそのインク転写治具によりインクが転写されたインク転写用紙の説明図である。 上記紙送り用ローラの弾性層の外周面の摩擦係数の測定方法を模式的に示した説明図である。
符号の説明
1 ハブ
2 弾性層
21 凹溝

Claims (8)

  1. ハブと、このハブの外周面に形成された弾性層とからなる紙送り用ローラであって、上記弾性層の外周面に軸方向に延びる凹溝が周方向に所定ピッチで複数形成されているとともに、上記弾性層の凹溝以外の部分の外周面ならびに凹溝の底面および側壁面が山状部と谷状部とからなるシボ表面に形成されており、上記弾性層のうち凹溝以外の部分の外周面積に対する凹溝の底面の面積の割合が10〜20%の範囲内に設定されていることを特徴とする紙送り用ローラ。
  2. 上記シボ表面を構成する山状部の高さが、20〜70μmの範囲内に設定され、隣り合う山状部の頂部間の距離が、30〜100μmの範囲内に設定されている請求項1記載の紙送り用ローラ。
  3. 上記山状部の面積(S1)と谷状部の面積(S2)との面積比(S1/S2)が0.25〜0.70の範囲内に設定されている請求項1または2記載の紙送り用ローラ。
  4. 上記弾性層のJIS−A硬度が30〜60°の範囲内に設定されている請求項1〜3のいずれか一項に記載の紙送り用ローラ。
  5. 凹溝の幅W1が0.4〜0.7mmである請求項1〜4のいずれか一項に記載の紙送り用ローラ。
  6. 紙送り用ローラが、カラー印刷のなされた紙の給紙に用いるものである請求項1〜5のいずれか一項に記載の紙送り用ローラ。
  7. 弾性層が、ポリテトラメチレンエーテルグリコール(PTMG)とポリプロピレングリコール(PPG)とを、PTMG/PPG=70〜80/30〜20の割合で用い、これらとポリイソシアネートとを反応させたウレタンプレポリマーと、鎖延長剤とを反応させてなる熱硬化性ウレタンゴムの架橋体で構成されている請求項1〜6のいずれか一項に記載の紙送り用ローラ。
  8. 成形金型を用いて円筒状の弾性層を形成した後、その弾性層の中空部にハブを内嵌することにより、そのハブの外周面に弾性層を形成して請求項1記載の紙送り用ローラを作製する紙送り用ローラの製法であって、上記成形金型として、金属ブロックに成形空間となる貫通孔を形成し、この貫通孔に、外周面に軸方向に延びる凹溝が周方向に所定ピッチで複数形成されている円柱状の電極を、揺動および押しの動作を伴いながら入れて貫通孔の内周面に放電加工を施し凹溝とシボ表面に対応する粗面とを形成して型面に形成したものを用いることを特徴とする紙送り用ローラの製法。
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