JPS6265859A - 紙送りロ−ラ - Google Patents

紙送りロ−ラ

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Publication number
JPS6265859A
JPS6265859A JP60204006A JP20400685A JPS6265859A JP S6265859 A JPS6265859 A JP S6265859A JP 60204006 A JP60204006 A JP 60204006A JP 20400685 A JP20400685 A JP 20400685A JP S6265859 A JPS6265859 A JP S6265859A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
roller
paper feed
feed roller
fine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP60204006A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsushi Morishita
森下 克司
Saburo Hayashi
三郎 林
Yoshihiro Wago
好広 和合
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Riko Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Riko Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Riko Co Ltd filed Critical Sumitomo Riko Co Ltd
Priority to JP60204006A priority Critical patent/JPS6265859A/ja
Publication of JPS6265859A publication Critical patent/JPS6265859A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、電子写真複写機等に用いる紙送りローラに
関するものである。
〔従来の技術〕
電子写真複写機の紙送りローラ1 (第5図参照)は、
複写機本体2の給紙口3に逆転捌きローラ4と対設され
、上記捌きローラ(2枚−緒に用紙が供給されることを
防止する)4とともに、用紙カセット(図示せず)内の
複写用の用紙5を1枚づつ複写機構部へ移送する作用を
するものであり、常時一定スピードで用紙5を移送させ
ることが要求される。そのため、従来、第6図に示すよ
うに、金属製軸芯1aの外周に、高摩擦係数をもち、耐
摩耗性の大なゴム材1bを巻回し、かつそのゴム材1b
表面を研磨加工により粗面化することが行われている。
しかしながら、この種紙送りローラ1は、摩擦係数的に
は優れているものの、ローラ面の粗面における凸部が摩
耗し耐用期間が短く、しかも、しばしば紙送り不良を招
くという難点を有していた。特に、上記ローラ面の研磨
加工には高度な技術を要し精密な作業を要するのである
が、ローラ面全体を均一な粗度に調整することは至難で
あり、ローラ面の粗面の粗度の不均一性も上記紙送り不
良の要因となっていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
このように従来の紙送りローラは、耐久性2紙送り不良
の発生ならびに製造の困難性の点で問題があり、この改
善が強く望まれている。
この発明は、このような事情に鑑みなされたもので、耐
久性および動作の正確性に優れ、かつ製造の容易な紙送
りローラの提供をその目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、この発明の紙送りローラは
、外周面層が耐摩耗性ゴムで構成されている紙送りロー
ラであって、その外周面に軸方向に延びる紙粉収容、排
出用の微細溝が円周方向に所定間隔で形成されていると
いう構成をとる。
すなわち、本発明者らは、紙送りローラの上記問題を解
決するために一連の研究を重ねた結果、紙送りローラに
要求される紙の搬送性は、ローラの外周面をゴム質で構
成すれば充分であり、それよりもむしろ移送すべき紙面
に付着している微細な紙粉がローラの滑りの原因となっ
ていることをつきとめ、この発明に到達したのである。
つぎに、この発明を実施例にもとづき詳しく説明する。
第1図はこの発明の一実施例を示している。図において
、10は金属製軸芯、1)はその外周に形成されたスポ
ンジ層、12はそのスポンジ層1)のさらに外周に形成
された耐摩耗性ゴム層である。このような紙送りローラ
は、通常、外径(直径)15〜50龍に設定される。そ
して、上記ゴム層12の表面には、ローラの軸方向にお
ける一端から他端に向かって略アーチ状に延びる微細溝
13が、円周方向に所定間隔で形成されている。
上記略アーチ状の微細溝13は、用紙(図示せず)表面
に付着している紙粉を収容、排出する機能を有していて
、ローラの軸方向の中央部を基準にして左右対称となっ
ており、かつローラの中心線に対して5〜45度、好適
には10〜20度の角度で傾斜している。そして、上記
微細溝13の寸法は、紙粉の収容、排出の観点から、溝
幅が50μm〜51謹、溝の深さが20μm〜2龍、周
方向の溝形成ピッチが20μm〜5龍の等ピッチに設定
されている。
この紙送りローラは、上記のように構成されているため
、矢印方向への回転による紙送りの際に、第2図に示す
ように、用紙5の表面に存在する祇粉工4を微細溝13
内に取り込み、紙粉14に起因する滑りを生じない。す
なわち、用紙5上に存在する紙粉14は、ローラの回転
に伴う用紙5の移動により、ローラの外周面と用紙表面
とが接触する部分に達すると、そのままローラの外周面
と紙面との間に挟まれて移動するのではなく、ローラの
回転方向と反対方向に転勤し、そこに存在する溝13内
に入り込む。これを図面に参照して説明すると、第2図
において溝Aには、ローラの外周面部分Cと対応する用
紙5の部分に存在していた紙粉14が転勤して入り込み
、上記部分Cに対応する用紙5の部分には紙粉14が存
在しなくなる。したがって、上記ローラの部分Cは用紙
5と直接接触するようになり、ローラの、紙粉14にも
とづく滑りは生じない。ローラの回転により、同様にし
て、ローラの外周面部分りに対応する用紙5の部分に存
在している紙粉14も第3図に示すように転動して微細
溝Bに入り込み、紙面上に存在しなくなる。このように
して、溝A、B内に入り込んだ紙粉14は、ローラの回
転により用紙5がローラ表面から離れると、溝A、Bが
開放状態になるため再び用紙5上に落下し、溝A、  
B内は空の状態になり、つぎの紙粉14の入り込みに備
える。このようにして、用紙5が確実に移送される。こ
の場合、上記微細溝13が、軸方向に、左右対称のアー
チ状に形成されていて、゛用紙5に対して左右対称な位
置にローラの圧力(ローラの溝と溝の間の部分にもとづ
く)が加わるため、用紙の左右いずれかの一端側が早送
りされ用紙全体が傾いて移送されるという事態の発生が
防止され、上記滑り防止効果と相俟って正確な用紙の移
送が実現される。ところで、溝が幅広で、かつ軸方向に
直線的に形成されていると、用紙の進行方向側端部が溝
内に入り込み、その状態でローラが回転するため、紙折
れが発生しやすいのであるが、この実施例では、?g1
3の幅が極めて狭く、かつ傾斜した状態で形成されてい
るため、用紙の端部が溝13内へ入り込まず、祇折れの
発生が殆ど生じないという利点を有している。しかも、
上記微細溝13の形成は型版等により容易に行いうるた
め、製造上も極めて筒車である。また、ローラの微細溝
13と微細溝13の間の部分が、用紙5を押圧して移送
させるのであるが、この部分はかなりの面積を有してい
るため、長期間の使用によっても殆ど摩耗せず、初期性
能を保持しうるのである。
第4図は他の実施例の要部を示している。すなわち、こ
のローラは、微細溝13を、ローラの軸方向(矢印方向
)における一端側から他端側に向かってジグザグ状に形
成し、ジグザグ溝13の間の部分を矩形の島領域15と
して突出させている。
この場合、上記ジグザグ溝13の寸法は、紙粉の収容、
排出の観点から軸方向に延びる溝の/Z1幅が50μm
〜51m、周方向に延びる溝の溝幅はこれよりも狭く、
また溝の深さが20μm〜2龍、周方向の溝の形成ピッ
チが20μm〜5墓粛の等ピッチに設定され、また上記
矩形の島15の寸法は一辺が20μm〜5龍の範囲に設
定される。
つぎに、上記溝13の寸法および矩形の島領域15の寸
法を適宜に変えた紙送りローラを用い、これを電子写真
複写機に装着し、紙の搬送性等を試験した。その結果を
ローラ表面のゴム層に粗面加工した従来のローラ(第6
図参照)についての同様の試験結果と対照して次表に示
した。
(以下余白) □□] 註1)紙粉付着後の摩擦係数は、紙粉をふりかけた用紙
とふりかけていない用紙を対象とし、それぞれのローラ
を用い、動l♀擦測定法により摩擦係数を求めた値を示
している。
註2) 紙の搬送性は、紙が左右に傾いて一移送された
例が1枚でもあったものについては×とした。
上記の表より、実施例は、紙粉付着前後における摩擦係
数の差が小さくローラの滑りが殆ど起きないのに対し、
従来のローラではその差が大きく、ローラの滑りが起こ
っており、また用紙の搬送についても、実施例は正確に
搬送していることがわかる。
このように、この実施例は、ローラの滑りが生じず、し
かも搬送が正確であるうえ、矩形の島領域15の存在に
より、用紙のもみほぐし効果が得られ、湿った用紙に対
しても充分にもみほぐし、正確に1枚づつ搬送しうるの
である。
なお、以上の実施例から明らかなように、この発明の紙
送りローラにおいて、微細溝が軸方向に延びるとは、軸
に平行に延びる場合は勿論、軸に対して傾斜した状態で
延びる場合およびジグザグ状に延びる場合等を含むので
ある。また、この発明の紙送りローラには、先に述べた
逆転捌きローラを含むものであり、その装着対象は電子
写真複写機に限るものではなく、ワードプロセッサのプ
リンタ、印刷機、ファクシミリのプリンタ等のプリンタ
部に広く適用できるのである。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明の紙送りローラは、耐摩耗性ゴ
ム製の外周面に、軸方向に延びる紙粉収容、排出用の微
細溝を円周方向に所定間隔で形成しているため、ローラ
の外周面を粗面加工した従来例のように凸部が早期に摩
耗したり、また加工に高度な技術を要さず、しかも滑り
の原因となる紙粉を微細溝に取り込むことにより、用紙
を正確に移送できるという優れた効果を奏するものであ
り、実用上極めて有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の外観斜視図、第2図およ
び第3図はその動作説明図、第4図は他の実施例の要部
平面図、第5図は電子写真複写機の一部切欠平面図、第
6図は従来例の外観斜視図である。 10・・・金属製軸芯 1)・・・スポンジ層 12・
・・耐摩耗性ゴム層 13・・・微細溝 1゜ 第1図 第2図 第3図 第4図 a 第6図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)外周面層が耐摩耗性ゴムで構成されている紙送り
    ローラであつて、その外周面に軸方向に延びる紙粉収容
    、排出用の微細溝が円周方向に所定間隔で形成されてい
    ることを特徴とする紙送りローラ。
  2. (2)微細溝が溝幅50μm〜5mm、溝の深さ20μ
    m〜2mmである特許請求の範囲第1項記載の紙送りロ
    ーラ。
  3. (3)微細溝が、紙送りローラの軸方向における一端か
    ら他端に向かつて左右対称のアーチ状に延びている特許
    請求の範囲第1項または第2項記載の紙送りローラ。
  4. (4)微細溝が、紙送りローラの軸方向における一端か
    ら他端に向かつてジグザグ状に延びている特許請求の範
    囲第1項ないし第3項のいずれかに記載の紙送りローラ
JP60204006A 1985-09-13 1985-09-13 紙送りロ−ラ Pending JPS6265859A (ja)

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