JP2008086990A - 塗布方法および塗布装置 - Google Patents
塗布方法および塗布装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008086990A JP2008086990A JP2007225255A JP2007225255A JP2008086990A JP 2008086990 A JP2008086990 A JP 2008086990A JP 2007225255 A JP2007225255 A JP 2007225255A JP 2007225255 A JP2007225255 A JP 2007225255A JP 2008086990 A JP2008086990 A JP 2008086990A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coating
- resin film
- rod
- coating liquid
- coating rod
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Coating Apparatus (AREA)
Abstract
【解決手段】樹脂フィルムの上面側に配置した塗工ロッドを、該塗工ロッドの長手方向に間欠的に配置した複数対のローラを有する支持体で外接支持しながら前記樹脂フィルムに押し付けて前記樹脂フィルムと略同速かつ順方向に回転させると共に、前記塗工ロッドの下流側かつテンターの上流側に配置したガイドロールまたは第2塗工ロッドで前記樹脂フィルムの下面を支持し、前記樹脂フィルムの上面に連続的に計量供給される前記塗液を前記塗工ロッドで平滑化する。
【選択図】図1
Description
[実施例1]
極限粘度(固有粘度ともいう)0.62dl/g(JIS K7367の規格に従い、25℃のo−クロロフェノール中で測定)のポリエチレンテレフタレート(以下PETと省略する)のチップを、180℃で十分に真空乾燥した後、押出機91に供給して285℃で溶融し、T字型口金92よりシート状に押し出し、静電印加キャスト法を用いて表面温度23℃の鏡面キャストドラム93に巻き付けて冷却固化して未延伸フィルムとした。続いて縦延伸機において、この未延伸フィルムを、80℃に加熱したロール群で加熱し、さらに赤外線ヒータにて加熱しながら長手方向に3.2倍延伸し、50℃に調整した冷却ロールで冷却し、一軸延伸の樹脂フィルム1とした。樹脂フィルム1の幅Wは1600mmであった。続いて図1に示す塗布装置を用いて、速度25m/分で走行するこの樹脂フィルム1の上面に塗液14を塗布した。続いて横延伸機95において、塗液14が塗布された樹脂フィルム1の両端をテンター4のクリップ3で把持し、90℃のオーブン内に導いて加熱し、引き続き100℃のオーブン内で幅方向に3.7倍延伸し、さらに220℃のオーブン内で幅方向に5%弛緩処理しつつ塗液14の硬化およびフィルムの熱固定を行い、片面に塗液14の硬化膜を形成した二軸延伸フィルムを得た。縦延伸機94と横延伸機95の間の張力は、フィルムの走行方向にかかる単位幅当たりの張力が8000N/mとなるようにダンサーロールで制御した。
[比較例1]
実施例1における支持体13に代えて、図6に示す支持体63を用いたこと以外は、実施例1と同様にして、片面に塗液14の硬化膜を形成した二軸延伸フィルムを得た。支持体63は、塗工ロッド11の軸方向に延在するV字型溝として構成し、材質は滑り性の良い“テフロン(登録商標)”とした。このとき、塗工ロッド11と支持体13の摩擦抵抗によって塗工ロッド11に回転不良を生じた。得られた積層フィルムの外観を目視で観察した結果、塗工ロッド11に回転不良に起因する横段ムラが視認され、製品としての品質を満たさず不良品となった。
[比較例2]
実施例1におけるガイドロール19を用いないこと以外は、実施例1と同様にして、片面に塗液14の硬化膜を形成した二軸延伸フィルムを得た。このとき、塗工ロッド11と樹脂フィルム1との接触部の直前には液だまりが十分に形成されておらず幅方向に不連続となった。塗工ロッド11で平滑化直後の塗布面には、多数の塗布スジが発生しており、部分的に塗液14が塗られていないところもあった。そこで、ポンプ16の吐出量を800g/分に増やしたが、塗布面の状態は改善しなかった。このことから、塗液14の圧力によって樹脂フィルム1が幅方向に撓み、塗工ロッド11と樹脂フィルム1が離間して、吐出口金18から供給した塗液14を塗工ロッド11で平滑化できていないことがわかった。そこで、塗工ロッド11に対するフィルム1の巻き付け角度θを10度にすると、塗布面の状態が若干改善した。しかし、これ以上巻き付け角度θを増加するのは、塗布装置への負荷が大きく、またクリップ3が樹脂フィルム1の端部を把持できなくなる可能性もあったため塗布の継続を断念した。
[実施例2]
実施例1における塗工ロッド11とガイドロール19の軸中心間距離Laを1200mm、すなわち樹脂フィルム1の幅Wの1/2より大きくした以外は、実施例1と同様にして、片面に塗液14の硬化膜を形成した二軸延伸フィルムを得た。このとき、塗工ロッド11と樹脂フィルム1との接触部の直前には液だまりが十分に形成されておらず幅方向に不連続となり、塗布面には多数の塗布スジが発生していた。
[実施例3]
図2に示す塗布装置を用いて、樹脂フィルム1の上面に塗液14を塗布すると同時に、下面に塗液24を塗布した。実施例1におけるガイドロール19は用いず、代わりに塗工ロッド21で樹脂フィルム1の下面を支持した。第2塗工ロッド21は、材質SUS304、直径D2=19mm、幅1900mmの丸棒に、材質SUS304、直径0.1mmのワイヤー巻いて溝を形成したワイヤーロッド(加納商事株式会社製)とした。塗工ロッド11と第2塗工ロッド21の軸中心間距離Lbは100mmとした。ローラ22は、直径17mm、幅14mmのアルミパイプ材の表面に、厚さ2.5mm、硬度90Aの熱可塑性ポリウレタンエラストマを接着して構成した。支持体23は、2個のローラ22を軸中心間距離24mmで水平に並べ、ローラ22が周方向に回転自在で軸方向と上下方向に拘束されるよう構成した。図4に示す支持手段41は、支持体23を長手方向に配置間隔L2=200mmで8個配置し、ホルダー42を第2塗工ロッド21の両端に配置し、塗工ロッド21が周方向に回転自在で軸方向と上下方向に拘束されるよう構成した。第2塗液供給手段43は、タンク25、ポンプ26、フィルタ27、吐出口金28で構成した。ポンプ26はギアポンプを用い、吐出量を15kg/分とした。吐出口金28はスリット間隙0.3mm、スリット幅1300mmのファウンテンとした。塗工ロッド21で掻き落とした塗液24は、液受け29を介してタンク25に回収して再使用した。塗液24は、ポリエステル共重合体のエマルジョン(含有成分:テレフタル酸90モル%、5−ナトリウムスルホイソフタル酸10モル%、エチレングリコール96モル%、ネオペンチルグリコール3モル%、ジエチレングリコール1モル%)100重量部に対し、メラミン系架橋剤(イミノ基型メチル化メラミンをイソプロピルアルコール10重量%と水90重量%の混合溶媒で希釈した液)を5重量部、平均粒径が0.1μmのコロイダルシリカ粒子を1重量部添加した混合液とした。この塗液24の粘度は、温度25℃、剪断速度10/sにおいて、2mPa・sであった。塗液24は、テンター4のオーブンで幅方向の延伸が開始するまでに乾燥させた。その他は実施例1と同様にして、片面に塗液14の硬化膜を形成し、その反対面に塗液24の乾燥膜を形成した二軸延伸フィルムを得た。
[実施例4]
塗液14の混合比率を、ジペンタエリスリトールヘキサアクリレートとジペンタエリスリトールペンタアクリレートの混合物(商品名:カヤラッドDPHA、日本化薬株式会社製)67重量部(固形分重量比、以下同様)、メチル化メラミン樹脂(商品名:サイメル303、米国Cytec Industries Inc.製)22重量部、エチレンオキサイド変性トリメチロールプロパントリアクリレート(商品名:アロニックスM−350、東亞合成株式会社製)11重量部に変更したこと以外は、実施例3と同様にして、片面に塗液14の硬化膜を形成し、その反対面に塗液24の乾燥膜を形成した二軸延伸フィルムを得た。この塗液14の粘度は、温度25℃、剪断速度10/sにおいて、2500mPa・sであった。このとき、塗工ロッド11で平滑化直後の塗液14の塗布面を目視で観察すると、弱いリブスジが発生していた。また、製品長さ3000mを採取する2時間の間に泡スジが3回発生した。二軸延伸後の積層フィルムの外観を目視で観察した結果、塗液14の塗布面においては、リブスジは視認されない程度にレベリングしていた。また、横段ムラも視認されなかった。しかし、泡スジは視認された。従って、泡スジが発生した部分に不良部分として印を付ければ、製品として出荷可能な品質レベルであった。
[実施例5]
塗液14の供給手段を55℃に加熱したこと以外は、実施例3と同様にして、片面に塗液14の硬化膜を形成し、その反対面に塗液24の乾燥膜を形成した二軸延伸フィルムを得た。この塗液14の粘度は、温度55℃、剪断速度10/sにおいて、200mPa・sであった。このとき、塗工ロッド11で平滑化直後の塗液14の塗布面を目視で観察すると、リブスジは発生しておらず、製品長さ3000mを採取する2時間の間に泡スジも発生しなかった。二軸延伸後の積層フィルムの外観を目視で観察した結果、塗液14の塗布面においては、リブスジ、横段ムラとも視認されなかった。従って、製品として出荷可能な品質レベルであった。
[実施例6]
塗液14の供給手段を65℃に加熱したこと以外は、実施例3と同様にして、片面に塗液14の硬化膜を形成し、その反対面に塗液24の乾燥膜を形成した二軸延伸フィルムを得た。この塗液14の粘度は、温度65℃、剪断速度10/sにおいて、100mPa・sであった。このとき、塗工ロッド11と樹脂フィルム1との接触部の直前に形成された液だまりが変動した。塗工ロッド11で平滑化直後の塗液14の塗布面を目視で観察すると、リブスジは発生していなかったが、製品長さ3000mを採取する2時間の間に泡スジが5回発生した。二軸延伸後の積層フィルム(塗液14の硬化膜+PETフィルム+塗液24の乾燥膜)の厚みは130±4μmであり、厚みムラの大きさは塗液24を片面に塗布しただけの通常のPETフィルムより若干悪化した。この積層フィルムの外観を目視で観察した結果、塗液14の塗布面においては、リブスジ、横段ムラとも視認されなかったが、泡スジは視認された。従って、泡スジが発生した部分に不良部分として印を付けるとともに、厚みムラの許容範囲が広い用途に限定すれば、製品として出荷可能な品質レベルであった。
[まとめ]
上記の実施例および比較例の結果を表1にまとめて示す。実施例1〜6は、塗工ロッド11を複数対のローラ12を有する支持体13で外接支持すると共に、塗工ロッド11の下流側かつテンター4の上流側において樹脂フィルム1の下面を支持し、樹脂フィルム1の上面に塗液14を塗布することで、製品として出荷可能な品質レベルの積層フィルムを得ることができた。 また、実施例1に対し実施例2の厚みムラが大きいことから、塗工ロッド11とガイドロール19との軸中心間距離Laは、樹脂フィルム1の幅Wの半分以下であることがより好ましいといえる。ガイドロール19に代えて第2塗工ロッド21を用いても、樹脂フィルム1の下面を支持するという点で実質的に同じであるため、塗工ロッド11と第2塗工ロッド21との軸中心間距離Lbは、樹脂フィルム1の幅Wの半分以下であることがより好ましいといえる。
2、19 ガイドロール
3 クリップ
4 テンター
11、21 塗工ロッド
12、22 ローラ
13、23 支持体
14、24 塗液
15、25 タンク
16、26 ポンプ
17、27 フィルタ
18、28 吐出口金
29 液受け
31、41 支持手段
32、42 ホルダー
33、43 塗液供給手段
63 V字型溝の支持体
L1、L2 支持体の配置間隔
La 塗工ロッド11とガイドロール19との軸中心間距離
Lb 塗工ロッド11と塗工ロッド21との軸中心間距離
θ 巻き付け角
θ1 塗工ロッド11とガイドロール2との間のフィルムパスに相当する接線の水平からの傾き
θ2 塗工ロッド11とガイドロール19もしくは塗工ロッド21との間のフィルムパスに相当する接線の水平からの傾き
W 樹脂フィルム1の幅
Dc 塗工ロッド11の直径
Dg ガイドロール19の直径
D2 塗工ロッド21の直径
Claims (14)
- 樹脂フィルムの製造工程中で、走行する前記樹脂フィルムの上面に第1塗工ロッドを用いて塗液を塗布したのち、テンター内で前記塗液を乾燥および/または硬化する塗布方法において、前記樹脂フィルムの上面側に配置した前記第1塗工ロッドを、該第1塗工ロッドの長手方向に間欠的に配置した複数対のローラを有する支持体で外接支持しながら前記樹脂フィルムに押し付けて前記樹脂フィルムと略同速かつ順方向に回転させると共に、前記第1塗工ロッドの下流側かつテンターの上流側に配置したガイドロールで前記樹脂フィルムの下面を支持し、前記樹脂フィルムの上面に連続的に計量供給される前記塗液を前記第1塗工ロッドで平滑化することを特徴とする塗布方法。
- 前記樹脂フィルムの幅がW、前記第1塗工ロッドの直径がDc、前記ガイドロールの直径がDgである場合に、前記第1塗工ロッドと前記ガイドロールの軸中心間距離をDc+Dg以上W/2以下とすることを特徴とする請求項1に記載の塗布方法。
- 前記樹脂フィルムの上面に供給される前記塗液として粘度が200〜2000mPa・sの塗液を用いることを特徴とする請求項1または2に記載の塗布方法。
- 押出機によりポリマーを押し出し、該ポリマーをシート状に成形して前記樹脂フィルムとなし、請求項1〜3のいずれかに記載の塗布方法を用いて、前記塗液を前記樹脂フィルムに塗布し、塗膜を形成する、塗膜つき樹脂フィルムの製造方法。
- 前記樹脂フィルムの下面に塗液を塗布し、前記ガイドロールとして第2塗工ロッドを用いることにより、前記樹脂フィルムの下面に過剰量供給される塗液を前記第2塗工ロッドで計量することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の塗布方法。
- 樹脂フィルムの製造工程中で、走行する前記樹脂フィルムの両面に第1および第2の塗工ロッドを用いて塗液を塗布したのち、テンター内で前記塗液を乾燥および/または硬化する塗布方法において、前記樹脂フィルムの上面側に配置した前記第1塗工ロッドを、その長手方向に間欠的に配置した複数対のローラを有する支持体で外接支持しながら前記樹脂フィルムに押し付けて前記樹脂フィルムと略同速かつ順方向に回転させると共に、前記第1塗工ロッドの下流側かつテンターの上流側にあって前記樹脂フィルムの下面側に配置した前記第2塗工ロッドを、その長手方向に間欠的に配置した複数対のローラを有する支持体で外接支持しながら前記樹脂フィルムに押し付けて前記樹脂フィルムと略同速度かつ順方向に回転させ、前記樹脂フィルムの上面に連続的に計量供給される第1塗液を前記第1塗工ロッドで平滑化すると同時に、前記樹脂フィルムの下面に過剰量供給される第2塗液を前記第2塗工ロッドで計量することを特徴とする塗布方法。
- 前記樹脂フィルムの幅がW、前記第1塗工ロッドの直径がDc、前記第2塗工ロッドの直径がD2である場合に、前記第1塗工ロッドと前記第2塗工ロッドの軸中心間距離をDc+D2以上W/2以下とすることを特徴とする請求項5または6に記載の塗布方法。
- 前記樹脂フィルムの上面に供給される前記第1塗液として粘度が200〜2000mPa・sの塗液を用い、前記樹脂フィルムの下面に供給される前記第2塗液として粘度が1〜50mPa・sの塗液を用いることを特徴とする請求項5〜7のいずれかに記載の塗布方法。
- 押出機によりポリマーを押し出し、該ポリマーをシート状に成形して前記樹脂フィルムとなし、請求項5〜8のいずれかに記載の塗布方法を用いて、塗液を前記樹脂フィルムに塗布し、塗膜を形成する、塗膜つき樹脂フィルムの製造方法。
- 樹脂フィルムの製造工程中に配置され、走行する前記樹脂フィルムの上面に第1塗工ロッドを用いて塗液を塗布する塗布装置であって、前記樹脂フィルムの上面側に配置した前記第1塗工ロッドと、複数対のローラからなり前記第1塗工ロッドを回転自在に外接支持する支持体を前記第1塗工ロッドの長手方向に間欠的に複数配置した支持手段と、前記支持手段で支持した前記第1塗工ロッドを前記樹脂フィルムに押し付ける押し付け手段と、前記第1塗工ロッドの下流側かつ前記樹脂フィルムの下面側に配置したガイドロールと、前記樹脂フィルムの上面に塗液を連続的に供給する塗液供給手段とを有することを特徴とする塗布装置。
- 前記樹脂フィルムの幅がW、前記第1塗工ロッドの直径がDc、前記ガイドロールの直径がDgである場合に、前記第1塗工ロッドと前記ガイドロールの軸中心間距離をDc+Dg以上W/2以下とすることを特徴とする請求項10に記載の塗布装置。
- 前記樹脂フィルムの下面にも塗液を塗布する塗布装置であって、前記ガイドロールが第2塗工ロッドであり、前記樹脂フィルムの下面に塗液を連続的に供給する塗液供給手段を有することを特徴とする請求項10または11に記載の塗布装置。
- 樹脂フィルムの製造工程中に配置され、走行する前記樹脂フィルムの両面に第1および第2の塗工ロッドを用いて塗液を塗布する塗布装置であって、前記樹脂フィルムの上面側に配置した前記第1塗工ロッドと、複数対のローラからなり前記第1塗工ロッドを回転自在に外接支持する支持体を前記第1塗工ロッドの長手方向に間欠的に複数配置した支持手段と、前記支持手段で支持した前記第1塗工ロッドを前記樹脂フィルムに押し付ける押し付け手段と、前記第1塗工ロッドの下流側かつ前記樹脂フィルムの下面側に配置した前記第2塗工ロッドと、複数対のローラからなり前記第2塗工ロッドを回転自在に外接支持する支持体を前記第2塗工ロッドの長手方向に間欠的に複数配置した第2支持手段と、前記樹脂フィルムの上面に第1塗液を連続的に供給する第1塗液供給手段と、前記樹脂フィルムの下面に第2塗液を連続的に供給する第2塗液供給手段とを有することを特徴とする塗布装置。
- 前記樹脂フィルムの幅がW、前記第1塗工ロッドの直径がDc、前記第2塗工ロッドの直径がD2である場合に、前記第1塗工ロッドと前記第2塗工ロッドの軸中心間距離をDc+D2以上W/2以下とすることを特徴とする請求項12または13に記載の塗布装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007225255A JP5141147B2 (ja) | 2006-09-08 | 2007-08-31 | 塗布方法および塗布装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006243956 | 2006-09-08 | ||
JP2006243956 | 2006-09-08 | ||
JP2007225255A JP5141147B2 (ja) | 2006-09-08 | 2007-08-31 | 塗布方法および塗布装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008086990A true JP2008086990A (ja) | 2008-04-17 |
JP5141147B2 JP5141147B2 (ja) | 2013-02-13 |
Family
ID=39371694
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007225255A Expired - Fee Related JP5141147B2 (ja) | 2006-09-08 | 2007-08-31 | 塗布方法および塗布装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5141147B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8627781B2 (en) | 2009-03-30 | 2014-01-14 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Coating die and coating apparatus comprising the same |
CN103934162A (zh) * | 2014-05-06 | 2014-07-23 | 太仓万冠涂装设备有限公司 | 一种可快速干燥图层的涂装机 |
KR20190137394A (ko) * | 2018-06-01 | 2019-12-11 | 주식회사 엘지화학 | 필름의 제조 방법 |
JP2020072041A (ja) * | 2018-11-01 | 2020-05-07 | 住友化学株式会社 | 非水電解液二次電池 |
JP2020072042A (ja) * | 2018-11-01 | 2020-05-07 | 住友化学株式会社 | 非水電解液二次電池 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10235269A (ja) * | 1997-02-26 | 1998-09-08 | Toray Ind Inc | 塗布装置および塗布方法 |
JP2001187362A (ja) * | 1999-12-28 | 2001-07-10 | Mitsui Chemicals Inc | 熱硬化性ポリウレタンの連続塗工方法および熱硬化性ポリウレタンシートの製造方法 |
JP2003112102A (ja) * | 2001-10-01 | 2003-04-15 | Toray Ind Inc | コーティング装置およびウェブの製造方法 |
JP2003181357A (ja) * | 2001-10-10 | 2003-07-02 | Toray Ind Inc | 塗布方法および装置 |
-
2007
- 2007-08-31 JP JP2007225255A patent/JP5141147B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10235269A (ja) * | 1997-02-26 | 1998-09-08 | Toray Ind Inc | 塗布装置および塗布方法 |
JP2001187362A (ja) * | 1999-12-28 | 2001-07-10 | Mitsui Chemicals Inc | 熱硬化性ポリウレタンの連続塗工方法および熱硬化性ポリウレタンシートの製造方法 |
JP2003112102A (ja) * | 2001-10-01 | 2003-04-15 | Toray Ind Inc | コーティング装置およびウェブの製造方法 |
JP2003181357A (ja) * | 2001-10-10 | 2003-07-02 | Toray Ind Inc | 塗布方法および装置 |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8627781B2 (en) | 2009-03-30 | 2014-01-14 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Coating die and coating apparatus comprising the same |
CN103934162A (zh) * | 2014-05-06 | 2014-07-23 | 太仓万冠涂装设备有限公司 | 一种可快速干燥图层的涂装机 |
KR20190137394A (ko) * | 2018-06-01 | 2019-12-11 | 주식회사 엘지화학 | 필름의 제조 방법 |
KR102385430B1 (ko) * | 2018-06-01 | 2022-04-12 | 주식회사 엘지화학 | 필름의 제조방법, 이로부터 제조된 봉지 필름, 봉지 필름을 포함하는 유기전자 장치 및 유기전자 장치의 제조방법 |
JP2020072041A (ja) * | 2018-11-01 | 2020-05-07 | 住友化学株式会社 | 非水電解液二次電池 |
JP2020072042A (ja) * | 2018-11-01 | 2020-05-07 | 住友化学株式会社 | 非水電解液二次電池 |
JP7252735B2 (ja) | 2018-11-01 | 2023-04-05 | 住友化学株式会社 | 非水電解液二次電池 |
JP7257773B2 (ja) | 2018-11-01 | 2023-04-14 | 住友化学株式会社 | 捲回型非水電解液二次電池 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5141147B2 (ja) | 2013-02-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101445406B1 (ko) | 도포 방법 및 도포 장치 | |
JP5141147B2 (ja) | 塗布方法および塗布装置 | |
JP5989889B2 (ja) | ラミネート方法 | |
JP3899485B2 (ja) | 塗布方法及び装置 | |
US20030215658A1 (en) | Polyvinyl alcohol films prepared by coating methods | |
JP2003222704A (ja) | 反射防止フィルム、偏光板およびディスプレイ装置 | |
KR20150027685A (ko) | 광학 필름의 제조 방법 | |
KR102155009B1 (ko) | 도포장치, 도포방법 및 도막을 가진 수지 필름의 제조방법 | |
JP2023090816A (ja) | 塗工装置、フィルムの製造システム、および、フィルムの製造方法 | |
CN101116857A (zh) | 薄膜涂层膜的制造方法 | |
WO2021215367A1 (ja) | 塗布装置および塗布方法 | |
JP2007268384A (ja) | 塗布装置、塗布方法、および光学フィルムの製造方法 | |
JP5150907B2 (ja) | 塗布装置 | |
KR20090046715A (ko) | 바 도포 장치 및 도포 방법 | |
KR20080048930A (ko) | 바 도포장치 및 바 도포방법 | |
WO2023176200A1 (ja) | 塗工装置および塗膜付きウェブの製造方法 | |
US20080124477A1 (en) | Apparatus and method for bar coating | |
US20230022144A1 (en) | Polymer film and substrate for communication | |
US8883263B2 (en) | Coated film manufacturing method and coating machine | |
JP2008200632A (ja) | バー塗布装置およびバー塗布方法 | |
TW201105480A (en) | Method for producing optical film, optical film, and apparatus for producing optical film | |
JP2011092826A (ja) | 塗布装置及びそれを用いた塗布フィルムの製造方法並びに塗布フィルム | |
JP2008119656A (ja) | 被膜シートの製造方法 | |
KR20090104738A (ko) | 바 도포 장치, 도포 방법 및 광학 필름의 제조 방법 | |
JP2008036596A (ja) | コート層を有するシートの製造方法、製造装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100826 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20111115 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20111129 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120126 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20121023 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20121105 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151130 Year of fee payment: 3 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5141147 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |