JP2008086241A - 釣り用具及びゴルフ用具 - Google Patents
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Abstract
【課題】装飾層自体が部材本体の表面を隠蔽すると共に光輝性のある優れた外観を形成する釣り用具を提供すること。
【解決手段】外側表面に装飾層28が形成された竿管12,14,16部材を有する釣り用具であって、前記装飾層28は、透明状の樹脂に、光輝性を有する装飾粒子32と光を遮る遮光粒子34とを混入した樹脂層30から形成される釣り用具。
【選択図】 図2
【解決手段】外側表面に装飾層28が形成された竿管12,14,16部材を有する釣り用具であって、前記装飾層28は、透明状の樹脂に、光輝性を有する装飾粒子32と光を遮る遮光粒子34とを混入した樹脂層30から形成される釣り用具。
【選択図】 図2
Description
本発明は、外側表面に装飾層を形成した部材を有する釣り用具およびゴルフ用具に関する。
例えば釣り竿等の釣り用具には、強化繊維に合成樹脂を含浸したプリプレグを巻回して管状の部材本体を形成し、この管状の部材本体の外側の樹脂層等で平滑処理した平滑面上に、例えばアルミニウム、金あるいは銀等の適宜の金属の蒸着層を形成し、この蒸着層に光輝性抑制物質を含ませ、この光輝性抑制物質により、入射した光の一部を吸収あるいは屈折させて入射光の強度を弱め、これにより全体の光輝性を抑えることが知られている(例えば特許文献1参照)。
このような光輝性抑制物質を含む金属蒸着層は、光輝性抑制物質が金属蒸着層の光輝性を抑制することにより、蒸着層の金属本来の色である目的とする色彩が濃く表される。
特開平11−98937号公報
しかし、このような部材では、金属蒸着層の表面に位置する光輝性抑制物質が入射光を吸収・屈折させる等して反射を抑制するものであるため、表面に位置した光抑制物質だけが光の反射を抑制する効果があるだけで、全体的な反射抑制効率はよくない。また、金属蒸着層が光が透過するような薄膜状に形成され、部材本体の表面からの反射光が透過して外部から見える状態では、蒸着層内部の光抑制物質の効果を発揮したとしても、その部材本体の表面に露出した強化繊維、あるいは樹脂の流れによる色むら等の美観を阻害する要因となる美観阻害部が隠蔽されることなく、外部から見えることになる。
このような部材本体の美観阻害部は、下地層を形成することにより、外部から見えなくすることができるとしても、その作業工程が増え、時間と費用が増大する。また、下地を設けたことにより重量が増加する。
本発明は、このような事情に基づいて成されたもので、装飾層自体が部材本体の表面を隠蔽すると共に光輝性のある優れた外観を形成する釣り用具を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明によると、外側表面に装飾層が形成された部材を有する釣り用具であって、前記装飾層は、透明状の樹脂に、光輝性を有する装飾粒子と光を遮る遮光粒子とを混入した樹脂層から形成される釣り用具が提供される。
前記遮光粒子は、単位厚さ当たりの遮光率が部材本体よりも高いことが好ましい。
前記遮光粒子は、前記部材本体の外側表面よりも光吸収率が高いことが好ましい。
また、前記遮光粒子は、前記装飾層内の部材本体側に配置され、前記装飾粒子は、前記装飾層内の表面側に配置してもよい。
更に、前記部材本体は、強化繊維に合成樹脂を含浸したプリプレグを巻回して形成した管状構造を有するものであってもよい。
更に、本発明によると、外側表面に装飾層が形成された部材を有するゴルフ用具であって、前記装飾層は、透明状の樹脂に、光輝性を有する装飾粒子と光を遮る遮光粒子とを混入した樹脂層から形成されるゴルフ用具が提供される。
本発明の釣り用具によると、遮光粒子が部材本体の外側表面からの反射光を遮るための下地層を形成することなく、装飾層で部材本体の表面を隠蔽すると共に装飾粒子による光輝性のある優れた外観を形成することができる。
遮光粒子が部材本体の外側表面よりも光吸収率が高い場合には、反射光を吸収することにより、装飾層の外部に透過させる光を減少させ、光輝性のある穏やかな発色を得ることができる。
また、遮光粒子が部材本体側に配置され、装飾粒子が表面側に配置される場合には、装飾粒子による光輝性が高く、重厚な発色が得られる。
更に、部材本体が強化繊維に合成樹脂を含浸したプリプレグを巻回して形成した管状構造を有する場合には、部材本体を長尺に形成しても、軽量化を図りつつ光輝性のある釣り用具を形成することができる。
また、このような装飾層を有するゴルフ用具も、遮光粒子が部材本体の外側表面からの反射光を遮るための下地層を形成することなく、装飾層で部材本体の表面を隠蔽すると共に装飾粒子による光輝性のある優れた外観を形成することができ、例えばゴルフシャフトとして極めて有益である。
図1は、本発明の好ましい実施形態による釣り用具としての釣り竿10を示す。
本実施形態における釣り竿10は、小径竿管を順に大径の竿管内に収容する例えば振出式の釣り竿として形成してあり、図1の(A)に示すように、先端から順に穂先竿である小径竿管12と、例えば3本である複数本の中竿管14と、最も大径の元竿管16とを有し、釣人が握持する握り部18をこの元竿管16の竿尻側に形成してある。この釣り竿10は、中通し式に形成してあり、元竿管16に配置したリールシート20に釣糸を収容する魚釣用リール(図示しない)を取付け、この魚釣用リールから繰出した釣糸を釣糸導入口22から内部に導入し、穂先に設けたトップガイド24から外部に送り出すことができる。魚釣用リールは、スピニングリールあるいは両軸リールを用いることができる。この釣り竿10は、図示のような振出式の他にも、並継ぎ式あるいは印籠継ぎ式等の他の適宜の継合形式を採用して長尺の釣り竿とすることもできる。
本実施形態の釣り竿10を形成する部材である各竿管12,14,16は、通常と同様に、炭素繊維等の強化繊維にエポキシ樹脂等の合成樹脂を含浸した繊維強化プリプレグ(以下の説明では、単にプリプレグと称する)を、その繊維方向が周方向、軸方向あるいは軸線に対して適宜角度に傾斜した偏向方向となるように引き揃えて、図示しない芯金の上に巻回し、管状構造に積層して形成した本体を備える。
図1の(B)は、このようにプリプレグを積層して形成した管状構造の本体のうち、中竿管14の管状本体26について例示する。このような管状本体26は、管状構造に巻回したプリプレグの外周部に緊締用テープ(図示しない)が側縁部を重ねつつ螺旋状に巻回され、この緊締用テープの締付け力により、管状本体26を芯金上に加圧される。そして、所要温度で所定時間にわたって焼成され、硬化した後、芯金と共に緊締用テープを取外すことにより、管状本体26が形成される。通常、このように形成した管状本体26の外側表面26aには、緊締用テープの厚さによる凹凸、プリプレグの樹脂の流動による強化繊維の蛇行、プリプレグの端部間の接合部、あるいは緊締用テープ24の側縁部による段部等による色むらや凹凸等の美観を害する美観阻害部が発生する。このような美観阻害部は、管状本体26の機能に悪影響を与えるものではないが、優れた美観を形成するためには、排除することが好ましいものである。
本実施形態の管状本体26は、このような美観に悪影響を与える美観阻害部が外部から見えるのを阻止しつつ光輝性のある外観を形成する装飾層28が、外側表面26aに直接形成されている。
図2に示すように、本実施形態の装飾層28は、例えばウレタン系、エポキシ系、アクリル系あるいはフッ素系等の透明状の樹脂からなる樹脂層30中に、光輝性を有する装飾粒子32と、管状本体26の外側表面からの反射光を遮る遮光粒子34とを混入させて形成してある。なお、本明細書中で、透明状とは、入射した光を100%透過するものに限らず、一部のみを透過する半透明のものも含み、更に、色彩についても無色透明および着色透明も含む概念である。また、遮光粒子は、粒子に入射した光を透過することを妨げる粒子をいう。
図3の(A)に模式的に示すように、本実施形態の装飾粒子32は、例えば200nm〜700nm程度の厚さを有する平坦な薄片状の雲母(天然鉱物もしくは合成)等のコア部材36を、例えば100nm〜400nmの厚さを有する二酸化チタン等の透明な被覆層38で覆った光輝性のある顔料の粒子で形成してある。このような装飾粒子32は、コア部材36と被覆層38とが平行な板状に積層され、各層の境界で生じる入射光の規則的かつ多重反射により、天然真珠が発するパール光沢のような光輝性を実現することができる。
また、図3の(B)に模式的に示すように、遮光粒子34も、装飾粒子32と同様に、平坦な薄片状の雲母(天然鉱物もしくは合成)等コア部材40を有し、このコア部材40を酸化鉄42等で被覆形成してある。遮光粒子34が管状本体26の外側表面26aよりも高い光吸収率を有する場合には、管状本体26の外側表面26aからの反射光を遮光粒子34が吸収することによって装飾層28の外部に透過させる光を減少させ、また装飾粒子32を透過する光も減少し、外観としては、光輝性のある穏やかな発色を得ることができる。なお、光吸収率は、通常の反射率測定機を用いて測定することができる。
図2に示すように、このような装飾粒子32と遮光粒子34とが、その平坦状に延在する面が管状本体26の外側表面26aに沿って略平行となるように、装飾層28に配置される。このように遮光粒子34が装飾粒子32と共に樹脂層30内に配置されることにより、外部から入射した光は、符号L1で示すように、一部が装飾粒子32および遮光粒子34で阻害されることなく、その間隙を通して管状本体26の外側表面26aに到達し、更に、この外側表面26aで反射してそのまま外部に透過する。しかし、符号L2およびL3で示すように、装飾粒子32および遮光粒子34間の間隙を介して外側表面26aに到達した光、および、装飾粒子32を透過して外側表面26aに到達した光は、その大部分が、外側表面26aで反射した後に遮光粒子32で遮られ、装飾層28の外部にまでは透過しない。これにより、管状本体26の外側表面26aに形成される凹凸あるいは色むら等の、美観に悪影響を与える表面模様等の美観阻害部が外部から見えなくなる。
一方、装飾粒子32は、外部から入射した光を反射して、例えばパール状光沢の光輝性ある外観を形成する。
図4は、種々の装飾層が管状本体26の外観に及ぼす効果を、外部からの光Lの反射として概略的に示す。
図4の(A)に示すように、管状本体26の外側表面26aに下地塗装層6を形成し、この下地塗装層6の上に、透明樹脂中に顔料4を混入した装飾層8aを重ねた場合には、外部の光は管状本体26の外側表面26aに到達せず、したがって、外側表面26aは外観に悪影響を与えることはない。しかし、下地塗装層6を必要とすることにより、重量が増加し、作業工程の増加によりコストが増大する。また、層間の境界部における剥離の問題も生じる。
また、図4の(B)に示す装飾層8bのように、透明樹脂中に、例えば上述の装飾粒子32と同様な顔料4を混入し、この装飾層8bを管状本体26の外側表面26aに直接形成した場合には、この外側表面26aが反射光として外部に透過し、外観に悪影響を与える。この場合、透明樹脂中に黒い染料を混入すると、外側表面26は隠蔽されるが、装飾層8bの全体が黒ずみ、顔料4の装飾効果も得られなくなる。
これに対し、図4の(C)に示すように、装飾粒子32と遮光粒子34とを透明樹脂中に混入した装飾層28の場合は、外部の光Lのほとんどが外部にまで透過せず、したがって、図4の(A)に示すような下地塗装層6を形成しなくても、外側表面26aが外観に悪影響を及ぼすことはほとんどなく、しかも、装飾粒子32による光輝性のある優れた外観を形成することができる。
このような光輝性のある管状本体26の外側に形成する装飾層28は、厚さ20μm〜150μmに形成し、平坦な面方向に沿う最大寸法である粒径を3μm〜100μm、より好ましくは5μm〜30μmに形成した装飾粒子32および遮光粒子34を、透明状の樹脂層30に対して5〜30重量パーセント混入することが好ましい。この装飾層28の厚さを20μmより薄くすると、装飾粒子32および遮光粒子34の含有量が低下し、150μmより厚くすると、竿管の重量が重くなり、本来の目的である軽量化を達成できない(1回塗りとした利点が得られない)。また、粒径が3μよりも小さいと、隠蔽効果および装飾効果が低下し、100μmよりも大きいと、粒子による塗膜表面の凹凸、塗膜高度、塗膜密着力、樹脂への給水等の悪影響を与えることになる。また、樹脂層30に対するこれらの粒子の全体の混合量を5重量パーセントよりも少なくすると、粒子密度が低下し、30重量パーセントよりも多くなると、装飾層28の物性が低下する。物性の低下とは、具体的には塗膜強度、塗膜密着力、プリスターの発生に悪影響を及ぼす意味である。
樹脂層30内に混入されるこれらの装飾粒子32および遮光粒子34の混合比率は、外側表面26aの掩蔽性と管状本体26の外観の光輝性とを考慮すると、5:5であることが好ましいが、装飾粒子32および遮光粒子34の粒子全体に対する遮光粒子34の比率を3/10から7/10の範囲で増減してもよい。この場合、遮光粒子34の比率が高まると、外側表面26aの隠蔽性は高まるが、光輝性は低下する。逆に、装飾粒子32の比率が高まると、外側表面の隠蔽性は低下するが、光輝性は増大する。
実際に、樹脂層30に対する装飾粒子32および遮光粒子34の全体の混合量を5重量パーセントとし、装飾粒子32と遮光粒子34との配合比率を変え、外観を色調すなわち光輝性と管状本体26の外側表面26aの隠蔽性とから評価した。その結果は、表1に示す。
この表中、Aは最も良好な結果を示し、Eは最も悪い結果を示し、BからDまで、順に評価が悪いことを示す。この結果、Eの評価では、実用上問題があるものの、A〜Dの評価では充分な光輝性を発現すると共に、管状本体26の外側表面26aの充分な隠蔽効果も得られることが判明した。
このような装飾層28を外側表面26aに直接形成した管状本体26は、この外側表面26aの反射光が外部まで到達せず、この外側行面26aが管状本体26の外観に悪影響を与えず、したがって、管状本体26の外側表面26a、特に美観阻害部を隠蔽すると共に装飾粒子32による光輝性のある優れた外観を形成する。しかも、装飾層28が外側表面26aに直接形成されるため、従来の下地塗装層6(図4の(A))は不要であり、このような下地塗装層6の加工工程および加工費用を削減すると共に、重量を低減することができる。特にこのような重量の低減は、釣り竿のように長尺の部材を形成する場合に、穂先側重量を低減することができ、極めて有益である。更に、下地塗装層6と装飾層8aとの間の密着性に関する不安要素も解消される。
図5は、変形例による装飾層28Aを示す。この変形例の装飾層28Aは、樹脂層30内で、遮光粒子34が管状本体26の外側表面26aに近い部位に配置され、装飾粒子32が、装飾層28A内の表面側に配置されている。
このように、遮光粒子34を管状本体26側に配置するには、次のような方法で行うことができる。
先ず、管状本体26の外側表面26aに、樹脂層30の遮光粒子34のみを混入した塗料を、例えばガン吹き、しごき塗り、ハケ塗り等で塗布する。この塗料が乾燥する前に、重ねて、装飾粒子32のみを混入した樹脂層30を同様な方法で塗布する。この後、乾燥させることにより、装飾層28Aを形成することができる。乾燥前の塗り重ねのため、塗布した塗料界面はなじみ合い、同一膜に形成される。
このような装飾層28Aを形成した管状本体26は、外側表面26a側に遮光粒子34が配置されることで、この外側表面26aからの反射光の吸収率が上がり、または、遮光することにより、この外側表面26aの隠蔽効果を増大することに加え、装飾粒子32が装飾層28Aの表面近くに配置されることにより、光輝性が向上する。
上述の実施形態および変形例では、装飾粒子32のコア部材36に雲母を用いたが、雲母の他にも、例えばアルミニウム、金、銀等の金属を用いて金属光沢状の光輝性をもたせることができる。また、被覆層38には、二酸化チタンの他にもフッ化マグネシウム、酸化チタン、酸化クロム、あるいはセラミックス等を用いることができる。また装飾粒子32は、パール光沢あるいは金属光沢のような光輝性のある色彩を有する粒子で形成するだけでなく、透明性粒子で形成することもできる。透明性粒子で形成する場合には、透明金属薄膜チップあるいはガラスフレークの多層構造の薄膜状樹脂チップあるいはホログラムチップ等を用いることができる。更に、装飾粒子32として、金属の紛体などを用いることもできる。
また、遮光粒子34は、遮光機能があって、光吸収率が高いものであればよく、アルミニウム等の金属箔あるいは極薄板材をコア部材36として用いてもよい。
また、このような装飾粒子32および遮光粒子34を混入した装飾層28は管状本体26の外側表面26aに直接形成しなくてもよく、装飾層28は複数層によって形成してもよい。
なお、上述の実施形態あるいは変形例では、釣り竿10を形成する部材である竿管12,14,16に形成する管状本体26を例にとって説明したが、ゴルフクラブのシャフト等のゴルフ用具やテニスラケット等のスポーツ用具を形成する部材にも用いることができる。更に、管状構造の部材に限らず、表面に装飾層を有するものであれば、板状構造であってもよく、その材質も、繊維強化樹脂に限らず、金属あるいは樹脂等であってもよい。
10…釣り竿(釣り具)、12,14,16…竿管、26…部材本体、26a…外側表面、28…装飾層、30…樹脂層、32…装飾粒子、34…遮光粒子。
Claims (6)
- 外側表面に装飾層が形成された部材を有する釣り用具であって、前記装飾層は、透明状の樹脂に、光輝性を有する装飾粒子と光を遮る遮光粒子とを混入した樹脂層から形成されることを特徴とする釣り用具。
- 前記遮光粒子は、単位厚さ当たりの遮光率が部材本体よりも高いことを特徴とする請求項1に記載の釣り用具。
- 前記遮光粒子は、前記部材本体の外側表面よりも光吸収率が高いことを特徴とする請求項1又は2に記載の釣り用具。
- 前記装飾層は、部材本体側に遮光粒子を配置し、装飾層を表面側配置したことを特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載の釣り用具。
- 前記部材本体は、強化繊維に合成樹脂を含浸したプリプレグを巻回して形成した管状構造を有することを特徴とする請求項1から4のいずれか1つに記載の釣り用具。
- 外側表面に装飾層が形成された部材を有するゴルフ用具であって、前記装飾層は、透明状の樹脂に、光輝性を有する装飾粒子と光を遮る遮光粒子とを混入した樹脂層から形成されていることを特徴とする特徴とするゴルフ用具。
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