JP2008085590A - 多機能装置システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 多機能装置が許容データを取得することができなくなる事象が発生することを抑制することができるシステムを提供すること
【解決手段】 多機能装置システム2は、サーバ10と3つの多機能装置30,32,34を備える。サーバ10と多機能装置30,32は、ユーザID52とそのユーザが利用することが許容される多機能装置の機能に関する許容データ56とが対応づけられた対応情報50を記憶する。多機能装置34は、ユーザID52が入力されると、(1)サーバ10にアクセスすることが可能な場合は、そのユーザID52に対応づけられている許容データ56をサーバ10から取得し、(2)サーバ10にアクセスすることが不可能な場合は、そのユーザID52に対応づけられている許容データ56を多機能装置30又は32から取得する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、多数の種類の機能を実行することができる多機能装置を含むシステムに関する。
本発明の背景となる事項を以下に列挙する。
(1)多数の種類の機能を実行することができる多機能装置が広く知られている。例えば、印刷機能、コピー機能、FAX機能等を実行することができる多機能装置(複合機と呼ばれることもある)が知られている。
(2)多機能装置が複数のユーザによって共用されることがある。
(3)ユーザが利用することができる多機能装置の機能をユーザ毎に設定することができるシステムが望まれている。下記の特許文献1の技術では、多機能装置と、その多機能装置と通信可能に接続されているサーバとを備えるシステムが開示されている。サーバは、複数のユーザのそれぞれについて、そのユーザのユーザIDと、そのユーザが利用することが許容される多機能装置の機能に関する許容データとが対応づけられた対応情報を記憶している。ユーザは、ユーザIDを入力して多機能装置にログインする。多機能装置は、ユーザがログインすると、サーバにアクセスし、ユーザIDに対応づけられている許容データを取得する。多機能装置は、取得された許容データにおいて許可されている機能(例えばFAX機能)を実行することを許容し、取得された許容データにおいて許可されていない機能(例えば印刷機能)を実行することを禁止する。このシステムによると、ユーザが利用することができる多機能装置の機能をユーザ毎に設定することができる。
特開平2004−289302号公報
上記の特許文献1のシステムでは、各ユーザの対応情報が1つのデータベース(上記の例ではサーバ)のみに記憶されている。データベースにトラブルが生じると、多機能装置がデータベースにアクセスすることができなくなる。この場合、多機能装置は、許容データを得ることができない。
本発明は、多機能装置が許容データを取得することができなくなる事象が発生することを抑制することができるシステムを提供することを目的とする。
本発明の多機能装置システムは、少なくとも2つのデータベースと、それらのデータベースと通信可能に接続される少なくとも1つの多機能装置とを備える。
各データベースは、複数のユーザのそれぞれについて、そのユーザを特定するデータと、そのユーザが利用することが許容される多機能装置の機能に関する許容データとが対応づけられた対応情報を記憶する。
多機能装置は、ユーザを特定するデータを入力する装置と機能実行装置とを有する。その機能実行装置は、ユーザを特定するデータが入力されると、(1)一方のデータベースにアクセスすることが可能な場合は、そのユーザ特定データに対応づけられている許容データを前記の一方のデータベースから取得し、その許容データにおいて許容されている機能を実行することを許容するとともに、その許容データにおいて許容されていない機能を実行することを禁止し、(2)前記の一方のデータベースにアクセスすることが不可能な場合は、そのユーザ特定データに対応づけられている許容データを他方のデータベースから取得し、その許容データにおいて許容されている機能を実行することを許容するとともに、その許容データにおいて許容されていない機能を実行することを禁止する。
上記の許容データは、ユーザが利用することが許容される多機能装置の機能がわかるデータであれば、どのような形式のデータであってもよい。例えば、機能Xと機能Yが存在する場合、機能Xが許容されることを示すデータと、機能Yが禁止されることを示すデータとが組み合わさった形式のデータであってもよい。また、この場合、例えば、機能Xが許容されることを示すデータのみが記憶されていてもよい。この場合、機能Yが禁止されることを示すデータは記憶されない。逆に、機能Yが禁止されることを示すデータのみが記憶されていてもよい。この場合、機能Xが許容されることを示すデータは記憶されない。上記のいずれの形式のデータであっても、ユーザが利用することが許容される機能(上記の例では機能X)がわかる。
また、上記の「ユーザ特定データに対応づけられている許容データを一方のデータベース(又は他方のデータベース)から取得し」とは、ユーザ特定データに対応づけられている許容データの全体をデータベースから取得することでもよいし、所定の機能についてユーザが利用することが許容されているのか否かをデータベースに問い合わせてその結果を取得することでもよい。前者の場合は、許容データを取得した多機能装置が、ユーザが望む機能が許容されているものであるのか否かを判断することになる。後者の場合は、データベースが、ユーザが望む機能が許容されているものであるのか否かを判断することになる。
上記した多機能装置システムによると、少なくとも2つのデータベースに各ユーザの対応情報が記憶されている。このために、多機能装置は、一方のデータベースにアクセスすることができない場合は、他方のデータベースにアクセスして許容データを取得することができる。多機能装置が許容データを取得することができない事象が発生することを抑制することができる。
前記の一方のデータベースは、サーバに内蔵されていてもよい。そのサーバは、各ユーザの対応情報を入力する装置と、入力された各ユーザの対応情報を記憶する前記の一方のデータベースと、その一方のデータベースに記憶されている各ユーザの対応情報を他方のデータベースに出力する装置を有していてもよい。
前記の他方のデータベースは、前記の一方のデータベースから出力された各ユーザの対応情報を記憶する。
この構成によると、システムの管理者は、各ユーザの対応情報をサーバに入力することができる。管理者は、各ユーザの対応情報をサーバに容易に記憶させることができる。
また、他方のデータベースは、サーバから出力された対応情報を記憶する。このために、管理者は、ユーザの対応情報を手作業によって他方のデータベースに記憶させる必要がない。
このシステムによると、各ユーザの対応情報を各データベースに記憶させるための作業を容易に実行することができる。
ユーザの数が多い場合、複数の多機能装置が共用されるシステムが構築されることがある。このように複数の多機能装置が利用される場合、次の構成が有用である。即ち、前記の他方のデータベースは、前記の多機能装置とは別の多機能装置に内蔵されていることが好ましい。
このシステムでは、ユーザにとって必要とされる多機能装置(上記の別の多機能装置)が、各ユーザの対応情報を記憶するデータベースを兼用している。このために、前記の一方のデータベースにトラブルが生じても、前記の他方のデータベースを備える多機能装置がユーザの対応情報を提供することができる。
なお、上記の別の多機能装置(他方のデータベースを備える多機能装置)は、ユーザを特定するデータを入力する装置と、機能実行装置とをさらに備えてもよい。この場合、その機能実行装置は、ユーザを特定するデータが入力されると、そのユーザ特定データに対応づけられている許容データを前記の一方のデータベースから取得し、その許容データにおいて許容されている機能を実行することを許容するとともに、その許容データにおいて許容されていない機能を実行することを禁止してもよい。
一方において、この機能実行装置は、ユーザを特定するデータが入力されると、そのユーザ特定データに対応づけられている許容データを前記の他方のデータベースから取得してもよい。この場合、上記の別の多機能装置は、一方のデータベースにアクセスすることができなくても、自己が備える他方のデータベースを参照して、ユーザが利用することができる機能を制限することができる。
本発明の技術は、次の構成を持つ多機能装置システムとして表現することもできる。この多機能装置システムは、サーバと、そのサーバと通信可能に接続される少なくとも2つの多機能装置とを備える。
サーバは、複数のユーザのそれぞれについて、そのユーザを特定するデータと、そのユーザが利用することが許容される多機能装置の機能に関する許容データとが対応づけられた対応情報を記憶する装置を有する。また、サーバは、その記憶装置に記憶されている各ユーザの対応情報を少なくとも第1多機能装置に出力する装置を有する。
第1多機能装置は、サーバから出力された各ユーザの対応情報を入力する装置と、入力された各ユーザの対応情報を記憶する装置とを有する。
第2多機能装置は、ユーザを特定するデータを入力する装置と、機能実行装置とを有する。その機能実行装置は、ユーザを特定するデータが入力されると、(1)サーバにアクセスすることが可能な場合は、そのユーザ特定データに対応づけられている許容データをサーバから取得し、その許容データにおいて許容されている機能を実行することを許容するとともに、その許容データにおいて許容されていない機能を実行することを禁止し、(2)サーバにアクセスすることが不可能な場合は、そのユーザ特定データに対応づけられている許容データを第1多機能装置から取得し、その許容データにおいて許容されている機能を実行することを許容するとともに、その許容データにおいて許容されていない機能を実行することを禁止する。
上記の多機能装置システムによると、サーバと第1多機能装置の両方に各ユーザの対応情報が記憶されている。第2多機能装置は、サーバのデータベースにアクセスすることができない場合に、第1多機能装置にアクセスして許容データを取得することができる。第2多機能装置が許容データを取得することができない事象が発生することを抑制することができる。
また、サーバから第1多機能装置に各ユーザの対応情報が送られる。このために、システムの管理者は、各ユーザの対応情報を手作業によって第1多機能装置に記憶させる必要がない。
上記の多機能装置システムは、サーバと、少なくとも3つの多機能装置とを備えていてもよい。
サーバの出力装置は、第1多機能装置を含む多機能装置群に各ユーザの対応情報を出力してもよい。その多機能装置群のそれぞれは、サーバから出力された各ユーザの対応情報を入力する装置と、入力された各ユーザの対応情報を記憶する装置とを有する。
上記の第2多機能装置は、サーバにアクセスすることが不可能な場合に、各ユーザの対応情報を記憶している多機能装置群のいずれかから許容データを取得することができる。
このシステムによると、サーバと多機能装置群(少なくとも2つの多機能装置)のそれぞれに各ユーザの対応情報が記憶されている。第2多機能装置は、サーバにアクセスすることができない場合でも、多機能装置群のいずれかにアクセスすれば許容データを取得することができる。
第2多機能装置は、サーバにアクセスすることが不可能な場合に、最新の対応情報を記憶している多機能装置から許容データを取得することが好ましい。
第1多機能装置は、各ユーザの対応情報において所定の機能を利用することが全てのユーザに許容されている場合に、その所定の機能についての許容データを記憶しなくてもよい。
このようにすると、各ユーザの対応情報を記憶するための記憶容量を圧縮することができる。
次の多機能装置を利用すると、上記の多機能装置システムを実現することができる。この多機能装置は、少なくとも2つのデータベースと通信可能に接続されて利用される。各データベースは、複数のユーザのそれぞれについて、そのユーザを特定するデータと、そのユーザが利用することが許容される多機能装置の機能に関する許容データとが対応づけられた対応情報を記憶する。
この多機能装置は、ユーザを特定するデータを入力する装置と、機能実行装置を有する。その機能実行装置は、ユーザを特定するデータが入力されると、(1)一方のデータベースにアクセスすることが可能な場合は、そのユーザ特定データに対応づけられている許容データを上記の一方のデータベースから取得し、その許容データにおいて許容されている機能を実行することを許容するとともに、その許容データにおいて許容されていない機能を実行することを禁止し、(2)上記の一方のデータベースにアクセスすることが不可能な場合は、そのユーザ特定データに対応づけられている許容データを他方のデータベースから取得し、その許容データにおいて許容されている機能を実行することを許容するとともに、その許容データにおいて許容されていない機能を実行することを禁止する。
また、次の多機能装置も、上記の多機能装置システムを実現するために有用である。この多機能装置は、別の多機能装置と通信可能に接続されて利用される。
この多機能装置は、複数のユーザのそれぞれについて、そのユーザを特定するデータと、そのユーザが利用することが許容される多機能装置の機能に関する許容データとが対応づけられた対応情報を記憶する装置を有する。また、この多機能装置は、上記の別の多機能装置からの要求に応じて、上記の記憶装置に記憶されている各ユーザの対応情報の全部又は一部を上記の別の多機能装置に出力する装置を有する。
ここでは、以下の実施例に記載の技術の主要な特徴をまとめておく。
(形態1)少なくとも2つの多機能装置が、各ユーザの対応情報を記憶する。これらの多機能装置のそれぞれは、各ユーザの対応情報を記憶した時刻を記憶する。
(形態2)サーバは、複数のユーザのそれぞれについて、そのユーザを特定するデータと、パスワードとが対応づけられた情報を記憶している。
(形態3)少なくとも1つの多機能装置は、複数のユーザのそれぞれについて、そのユーザを特定するデータと、パスワードとが対応づけられた情報を記憶している。
(形態4)ユーザは、多機能装置を利用する場合に、そのユーザを特定するデータとパスワードを多機能装置に入力する。
(形態5)多機能装置は、コピー機能と印刷機能とFAX機能を少なくとも実行することができる。
(形態6)多機能装置は、サーバにアクセスすることが不可能であり、自身が各ユーザの対応情報を記憶しておらず、他の多機能装置から各ユーザの対応情報を取得することができない場合に、デフォルト設定を利用する。デフォルト設定は、例えば、FAX機能を利用することを全てのユーザに対して許容し、コピー機能と印刷機能を利用することを全てのユーザに対して禁止するものである。
(形態7)サーバは、自身が記憶している各ユーザの対応情報が更新されると、更新後の各ユーザの対応情報を複数の多機能装置に向けて出力する。
図面を参照して本発明の実施例を説明する。図1は、本実施例の多機能装置システム2の構成を簡単に示す。多機能装置システム2は、サーバ10と3つの多機能装置30,32,34を有する。多機能装置の数は、2つ以上であれば、いくつでもよい。本実施例では、複数のユーザが、多機能装置30,32,34を共用する。
サーバ10と各多機能装置30,32,34は、LAN回線40によって相互に通信可能に接続されている。
(サーバの構成)
サーバ10は、制御装置12と操作装置14と表示装置16と記憶装置18と入出力ポート20等を有する。
制御装置12は、CPU等によって構成されている。制御装置12は、サーバ10が実行する各処理を統括的に制御する。
操作装置14は、マウスやキーボード等によって構成されている。システム2の管理者は、操作装置14を操作することによって、様々な情報をサーバ10に入力することができる。例えば、管理者は、各ユーザの対応情報をサーバ10に入力することができる。
図2は、各ユーザの対応情報50の一例を示す。対応情報は、ユーザID52とパスワード54と許容データ56とが対応づけられた情報である。許容データ56は、コピー機能と印刷機能とFAX機能のそれぞれについて、ユーザが利用することを許容するのか否かを示すデータである。例えば、ユーザID「AAA」には、コピー機能「○」と印刷機能「○」とFAX機能「○」が対応づけられている。これは、コピー機能と印刷機能とFAX機能の全てを利用することがユーザID「AAA」に対して許容されていることを意味する。また例えば、ユーザID「BBB」には、コピー機能「○」と印刷機能「×」とFAX機能「○」が対応づけられている。これは、コピー機能とFAX機能の利用することがユーザID「BBB」に対して許容されているが、印刷機能を利用することがユーザID「BBB」に対して許容されていないことを意味する。
図1に示される表示装置16は、液晶ディスプレイ等によって構成されている。表示装置16は、様々なデータを表示することができる。例えば、表示装置16は、システム2の管理者が対応情報50を入力するための入力画面を表示することができる。入力画面は、図2に例示されるフォーマットの画面である。管理者は、表示装置16に表示された入力画面を見ながら、操作装置14(マウスやキーボード)を利用して対応情報50を入力することができる。
記憶装置18は、ROM、RAM、EEPROM等によって構成されている。記憶装置18は、制御装置12が各処理を実行するためのプログラムを記憶している。また、記憶装置18は、操作装置14を利用して管理者によって入力された各ユーザの対応情報50(図2参照)を記憶する。記憶装置18に記憶されている各ユーザの対応情報50は、3つの多機能装置30,32,34によって共用される。
入出力ポート20には、LAN回線40が接続されている。サーバ10は、LAN回線40を介して各多機能装置30,32,34に接続されている。
(多機能装置の構成)
多機能装置30は、入出力ポート30aと制御装置30bと操作装置30cと記憶装置30dと印刷装置30eとスキャナ装置30fとFAX通信装置30g等を有する。
入出力ポート30aには、LAN回線40が接続されている。多機能装置30は、LAN回線40を介してサーバ10と他の多機能装置32,34に接続されている。
また、図示省略しているが、本システム2には、複数のPC(パーソナルコンピュータ)が含まれている。上記のLAN回線40は、各PCに接続されている。
また、後で再び述べるが、多機能装置30は、FAX機能を実現することができる。FAX機能を実現するために、入出力ポート30aには電話回線やインターネット回線(これらは図示省略)が接続されている。
制御装置30bは、CPU等によって構成されている。制御装置30bは、多機能装置30が実行する各処理を統括的に制御する。
操作装置30cは、複数のキーによって構成されている。ユーザは、操作装置30cを操作することによって、多機能装置30に様々な情報を入力することができる。例えば、ユーザは、操作装置30cを操作することによって、ユーザIDやパスワードを多機能装置30に入力することができる。なお、ユーザは、PCを操作しながら多機能装置30を利用することもできる。この場合、ユーザは、ユーザIDとパスワードをPCに入力する。PCに入力されたユーザIDとパスワードは、多機能装置30に出力される。多機能装置30は、PCから出力されたユーザIDとパスワードを入力することができる。
記憶装置30dは、ROM、RAM、EEPROM等によって構成されている。記憶装置30dは、制御装置30bが各処理を実行するためのプログラムを記憶している。また、記憶装置30dは、サーバ10から送られてくる各ユーザの対応情報50(図2参照)を記憶する。また、記憶装置30dは、システム2の管理者のパスワードを記憶している。この管理者パスワードがどのようにして利用されるのかについては、後で詳しく説明する。
印刷装置30eは、インクジェット方式やレーザ方式の公知の印刷機構を有する。印刷装置30eは、PCから出力された印刷データに対応する描画や文字を印刷用紙に印刷することができる。これにより、多機能装置30の印刷機能が実現される。また、印刷装置30eは、後述するスキャナ装置30fによって得られた画像データを印刷用紙に印刷することができる。これにより、多機能装置30のコピー機能が実現される。
スキャナ装置30fは、CCD(Charge Coupled Device)又はCIS(Contact Image Sensor)を有する。スキャナ装置30fは、原稿をスキャンして画像データを生成する。
FAX通信装置30gは、FAXの受信及び送信を実行するための装置である。多機能装置30のFAX機能は、FAX通信装置30gによって実現される。
多機能装置32は、多機能装置30と同じ構成要素32a〜32gを有する。このために、多機能装置32の構成についての説明を省略する。
多機能装置34は、多機能装置30や32と同じ構成要素34a〜34gを有する。ただし、多機能装置34の記憶装置34dは、各ユーザの対応情報50(図2参照)を記憶することができない。また、多機能装置34の制御装置34bが実行する処理は、多機能装置30,32が実行する処理と若干異なる。これらの相違点については、後で詳しく説明する。
(サーバが実行する処理)
サーバ10が実行する処理について説明する。この処理は、サーバ10の制御装置12(図1参照)によって実行される。図3は、サーバ10が実行する処理のフローチャートを示す。
サーバ10は、ユーザによって操作装置14(図1参照)が操作されて対応情報50(図2参照)が入力されたのか否かを監視している(S12)。ここでYESの場合、サーバ10は、記憶装置18(図1参照)の記憶内容を更新する(S14)。即ち、サーバ10は、各ユーザの対応情報50を更新(記憶)する。S12でNOの場合は、S14がスキップされる。
サーバ10は、対応情報50を出力するように多機能装置30(又は32)から要求されたのか否かを監視している(S16)。この処理は、多機能装置30(又は32)から出力された要求信号を入力するとYESと判断される。S16でYESの場合、サーバ10は、記憶装置30dに記憶されている全ての対応情報50(全ユーザの対応情報)を出力する(S18)。サーバ10は、多機能装置30から要求された場合は、多機能装置30に向けて対応情報50を出力する。この場合、多機能装置32に向けて対応情報50が出力されない。サーバ10は、多機能装置32から要求された場合は、多機能装置32に向けて対応情報50を出力する。この場合、多機能装置30に向けて対応情報50が出力されない。なお、S16でNOの場合は、S18がスキップされる。
サーバ10は、パスワード54と許容データ56を出力するように多機能装置34から要求されたのか否かを監視している(S20)。この処理は、多機能装置34から出力されたユーザIDを入力するとYESと判断される。S20でYESの場合、サーバ10は、入力されたユーザIDをキーとして記憶装置30dを検索し、そのユーザIDに対応するパスワード54と許容データ56を多機能装置34に出力する(S22)。例えば、ユーザID「AAA」が入力された場合、パスワード「XXX」とコピー機能「○」と印刷機能「○」とFAX機能「○」を示す情報が、多機能装置34に出力される。S22では、全てのユーザの対応情報50が出力されるわけではない。入力されたユーザIDに対応するパスワード54と許容データ56のみが出力される。この点がS18と異なる。なお、S20でNOの場合は、S22がスキップされる。
(多機能装置30,32が実行する処理)
多機能装置30,32が実行する処理について説明する。この処理は、多機能装置30,32の制御装置30b,32b(図1参照)によって実行される。多機能装置30が実行する処理と、多機能装置32が実行する処理は、ほぼ同じである。このために、以下では、多機能装置30が実行する処理の内容を説明し、多機能装置32が実行する処理についての説明を省略する。なお、多機能装置34が実行する処理については、後で説明する。図4は、多機能装置30,32が実行する処理のフローチャートを示す。
多機能装置30は、ユーザIDが入力されたのか否かを監視している(S30)。この処理は、ユーザによって操作装置30c(図1参照)が操作されてユーザIDが入力された場合にYESと判断される。また、上述したように、ユーザは、ユーザIDをPCに入力することができる。PCから出力されたユーザIDが多機能装置30に入力された場合も、S30でYESと判断される。
S30でYESの場合、多機能装置30は、サーバ10にアクセスすることが可能か否かを判断する(S32)。この処理は、所定の信号をサーバ10に出力し、その返答を監視することによって実行される。サーバ10から信号が返答されてきた場合は、S32でYESと判断される。サーバ10から信号が返答されてこなかった場合は、S32でNOと判断される。
S32でYESの場合、多機能装置30は、サーバ10に対応情報50を出力するように要求する(S34)。この処理は、要求信号をサーバ10に出力することによって実行される。S34を実行すると、サーバ10から各ユーザの対応情報50が出力されることになる(図3のS18参照)。
多機能装置30は、サーバ10から出力された対応情報50を入力する(S36)。多機能装置30は、入力された対応情報50を記憶装置30d(図1参照)に記憶する(S38)。各ユーザの対応情報50が記憶装置30dに記憶されていなかった場合は、各ユーザの対応情報50が記憶装置30dにはじめて記憶されることになる。また、各ユーザの対応情報50が記憶装置30dに記憶されていた場合は、記憶装置30dの記憶内容が更新されることになる。なお、多機能装置30は、S38の処理を実行した時の時刻を記憶しておく。
多機能装置30は、パスワードが入力されたのか否かを監視している(S40)。この処理は、ユーザによって操作装置30cが操作されてパスワードが入力された場合にYESと判断される。また、上述したように、ユーザは、パスワードをPCに入力することができる。PCから出力されたパスワードが多機能装置30に入力された場合も、S40でYESと判断される。
S40でYESの場合、多機能装置30は、S30で入力されたユーザIDと、S40で入力されたパスワードとが対応づけられている情報が、記憶装置30dに記憶されているのか否かを判断する(S42)。即ち、ユーザ認証を実行する。例えば、S30で入力されたユーザIDが「AAA」であり、S40で入力されたパスワードが「XXX」である場合は、S42でYESと判断される(図2参照)。S42でYESの場合は、S44に進む。S42でNOの場合は、S44〜S48がスキップされる。この場合、多機能装置30は、ユーザ認証が失敗したことをユーザに知らせてもよい(例えば表示してもよい)。
S42でYESの場合、多機能装置30は、コピー機能、印刷機能、及びFAX機能のいずれかを実行するようにユーザから指示されたのか否かを判断する(S44)。ユーザは、多機能装置30の操作装置30c(図1参照)を操作することによって、コピー機能又はFAX機能を実行するように指示することができる。また、ユーザは、PCを操作することによって、印刷機能を実行するように指示することができる。後者の場合、PCから多機能装置30に印刷データが送られることになる。
多機能装置30は、S44でユーザによって指示された機能が、そのユーザに許容されている機能であるのか否かを判断する(S46)。この処理は、記憶装置30dの記憶内容を参照することによって実行される。例えば、ユーザID「BBB」のユーザによってコピー機能を実行するように指示された場合は、S46でYESと判断される(図2参照)。一方において、ユーザID「BBB」のユーザによって印刷機能を実行するように指示された場合は、S46でNOと判断される(図2参照)。
S46でYESの場合、多機能装置30は、S44で指示された機能を実行する(S46)。例えば、コピー機能が指示された場合、多機能装置30は、スキャナ装置30fによって原稿をスキャンして画像データを作成し、その画像データを印刷装置30eによって印刷する。また、印刷機能が指示された場合、多機能装置30は、PCから送られてきた印刷データを印刷装置30eによって印刷する。また、FAX機能が指示された場合、多機能装置30は、スキャナ装置30fによって原稿をスキャンして画像データを作成し、その画像データをFAX通信装置30gによってFAX送信する。なお、S46でNOの場合は、S48がスキップされる。即ち、機能を実行することが禁止される。この場合、多機能装置30は、S44で指示された機能が許容されているものではないことをユーザに知らせてもよい(例えば表示してもよい)。
S48を終えると、多機能装置30は、ログオフし(S50)、S30に戻る。S50では、記憶装置30dの記憶内容が消去されたり、変更されたりすることはない。即ち、多機能装置30は、各ユーザの対応情報50を継続して記憶する。
続いて、S32でNOと判断された後の処理について説明する。図5は、S32でNOと判断された後の処理のフローチャートを示す。
多機能装置30は、記憶装置30dに各ユーザの対応情報50が記憶されているのか否かを判断する(S60)。ここでYESの場合、図4のS40に進む。多機能装置30は、記憶装置30dに記憶されている対応情報50を利用してS40以降の処理を実行する。
一方において、S60でNOの場合、多機能装置30は、他の多機能装置32から各ユーザの対応情報50を取得することができるのか否かを判断する(S62)。この処理は、各ユーザの対応情報50を出力することができるのか否かを多機能装置32に問い合わせることによって実行される。ここでYESの場合、多機能装置32から各ユーザの対応情報50が出力されることになる。この場合、多機能装置30は、多機能装置32から出力された各ユーザの対応情報50を入力し(図4のS36)、それ以降の処理を実行する。
なお、S62の処理が多機能装置32によって実行される場合(即ち図4と図5の処理が多機能装置32によって実行される場合)、多機能装置32は、各ユーザの対応情報50を出力することができるのか否かを多機能装置30に問い合わせることになる。
S62でNOの場合、多機能装置30は、システム2の管理者のパスワードが入力されたのか否かを監視する(S64)。この処理は、ユーザによって操作装置30cが操作されて管理者パスワードが入力された場合にYESと判断される。また、ユーザは、管理者パスワードをPCに入力することができる。PCから出力された管理者パスワードが多機能装置30に入力された場合も、S64でYESと判断される。
上述したように、多機能装置30の記憶装置30dには、管理者パスワードが記憶されている。多機能装置30は、S64で入力された管理者パスワードと、記憶装置30dに記憶されている管理者パスワードが一致するのか否かを判断する(S66)。ここでYESの場合、多機能装置30は、ユーザ(管理者)に対応情報50を入力することを許容する。例えば、管理者は、操作装置30cを操作することによって、各ユーザの対応情報50を多機能装置30に入力することができる。また、例えば、ユーザは、PCを操作することによって、各ユーザの対応情報50を多機能装置30に入力することができる。多機能装置30は、各ユーザの対応情報50を入力し(図4のS36)、それ以降の処理を実行する。
一方において、S66でNOの場合、多機能装置30は、緊急用設定(デフォルト設定)を利用することを決定する(S68)。本実施例の緊急用設定は、FAX機能を利用することを全ユーザに対して許容し、それ以外の機能(コピー機能と印刷機能)を利用することを全ユーザに対して禁止するものである。多機能装置30は、図4のS44に進み、ユーザからの指示を待つ。ユーザからの指示がFAX機能を利用するものである場合、多機能装置30は、S46でYESと判断してFAX機能を実行する、一方において、ユーザからの指示がコピー機能や印刷機能を利用するものである場合、多機能装置30は、S46でNOと判断してそれらの機能を利用することを禁止する。
(多機能装置34が実行する処理)
続いて、多機能装置34が実行する処理について説明する。この処理は、多機能装置34の制御装置34b(図1参照)によって実行される。図6は、多機能装置34が実行する処理のフローチャートを示す。
図6のS80とS82は、図4のS30とS32と同様である。このために、S80とS82についての説明を省略する。S82でYESの場合、多機能装置34は、S80で入力されたユーザIDに対応するパスワード54と許容データ56を出力するようにサーバ10に要求する(S84)。多機能装置34は、全てのユーザの対応情報50を出力するようにサーバ10に要求するわけではない。この点が、多機能装置30,32と異なる。S84が実行されると、サーバ10からパスワード54と許容データ56が出力されることになる(図3のS22)。
多機能装置34は、サーバ10から出力されたパスワード54と許容データ56を入力して記憶装置34dに記憶する(S86)。なお、ここで記憶されたパスワード54と許容データ56は、ログオフされると(S98)、記憶装置34dから消去される。
S88〜S98は、図4のS40〜S50とほぼ同様である。S94の判断は、S86で記憶された許容データ56に基づいて実行される。S98では、S86で記憶されたパスワード54と許容データ56が消去される。S88〜S96についての詳しい説明を省略する。
続いて、S82でNOと判断された後の処理について説明する。図7は、S82でNOと判断された後の処理のフローチャートを示す。
多機能装置34は、多機能装置30と多機能装置32の両者にアクセスし、多機能装置30,32のどちらが最新の対応情報50を記憶しているのかを判断する(S100)。上述したように、多機能装置30,32は、図4のS38の処理を実行した時の時刻を記憶している。多機能装置34は、上記の時刻を各多機能装置30,32に問い合わせる。多機能装置34は、最新の時刻を記憶している多機能装置(30又は32)を特定する。
多機能装置34は、S80で入力されたユーザIDに対応するパスワード54と許容データ56を出力するように、S100で特定された多機能装置(30又は32)に要求する(S102)。これにより、多機能装置(30又は32)からパスワード54と許容データ56が出力されることになる。多機能装置34は、多機能装置(30又は32)から出力されたパスワード54と許容データ56を入力し(図6のS86)、それ以降の処理を実行する。
本実施例によると、サーバ10と多機能装置30と多機能装置32のいずれもが、各ユーザの対応情報50を記憶することができる。多機能装置34は、サーバ10にアクセスすることができない場合に、多機能装置30又は多機能装置32から許容データ56を取得することができる。多機能装置34が許容データ56を取得することができない事象が発生することを抑制することができる。
サーバ10は、自身が記憶している各ユーザの対応情報50を多機能装置30,32に出力することができる。システム2の管理者は、各ユーザの対応情報50をサーバ10に記憶させるだけでよく、各ユーザの対応情報50を手作業によって多機能装置30,32に記憶させる必要がない。このシステム2によると、各ユーザの対応情報50をサーバ10と多機能装置30,32に容易に記憶させることができる。
多機能装置30,32は、コピー機能と印刷機能とFAX機能を実行するもののみとして利用されるのではなく、各ユーザの対応情報50を記憶するデータベースとしても機能する。即ち、多機能装置30,32がデータベースを兼用している。
上記の実施例の変形例を以下に列挙する。
(変形例1)
サーバ10が持つデータベースとしての機能は、多機能装置30,32,34とは別の多機能装置が有していてもよい。この場合、複数の多機能装置のみによってシステム2が構築されることになる。
(変形例2)
サーバ10は、記憶装置18に記憶されている各ユーザの対応情報50が更新されると、更新後の各ユーザの対応情報50を多機能装置30と多機能装置32の両方に出力してもよい。この場合、多機能装置30と多機能装置32の両方が、最新の対応情報50を記憶することができる。
(変形例3)
多機能装置30,32は、全てのユーザに対して許容されている機能が存在する場合、その機能についての許容データ56を記憶しない。例えば、図2の例では、全てのユーザに対してFAX機能が許容されている。この場合、多機能装置30,32は、FAX機能「○」という許容データ56を記憶しない。多機能装置30,32のFAX機能は、いずれのユーザも利用することができるようにする。このようにすると、多機能装置30,32の記憶容量を圧縮することができる。
(変形例4)
多機能装置30は、全てのユーザに対して許容されている機能が存在する場合に、その機能の利用を許容する設定に緊急用設定を書き換えてもよい。このようにすると、対応情報を取得することができない状態(緊急用設定が採用される状態)であっても、全てのユーザに対して許容されている機能を利用することが可能となる。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
実施例の多機能装置システムを示す。 各ユーザの対応情報の一例を示す。 サーバが実行する処理のフローチャートを示す。 多機能装置30,32が実行する処理のフローチャートを示す。 多機能装置30,32が実行する処理のフローチャートを示す(図4の続き)。 多機能装置34が実行する処理のフローチャートを示す。 多機能装置34が実行する処理のフローチャートを示す(図6の続き)。
符号の説明
2:多機能装置システム
10:サーバ
12:制御装置
14:操作装置
16:表示装置
18:記憶装置
20:入出力ポート
30:多機能装置
30a:入出力ポート
30b:制御装置
30c:操作装置
30d:記憶装置
30e:印刷装置
30f:スキャナ装置
30g:FAX通信装置
32:多機能装置
34:多機能装置
40:LAN回線
50:対応情報
52:ユーザID
54:パスワード
56:許容データ

Claims (9)

  1. 少なくとも2つのデータベースと、それらのデータベースと通信可能に接続される少なくとも1つの多機能装置とを備える多機能装置システムであり、
    各データベースは、複数のユーザのそれぞれについて、そのユーザを特定するデータと、そのユーザが利用することが許容される多機能装置の機能に関する許容データとが対応づけられた対応情報を記憶し、
    多機能装置は、ユーザを特定するデータを入力する装置と、機能実行装置とを有し、
    その機能実行装置は、ユーザを特定するデータが入力されると、
    (1)一方のデータベースにアクセスすることが可能な場合は、そのユーザ特定データに対応づけられている前記許容データを前記一方のデータベースから取得し、その許容データにおいて許容されている機能を実行することを許容するとともに、その許容データにおいて許容されていない機能を実行することを禁止し、
    (2)前記一方のデータベースにアクセスすることが不可能な場合は、そのユーザ特定データに対応づけられている前記許容データを他方のデータベースから取得し、その許容データにおいて許容されている機能を実行することを許容するとともに、その許容データにおいて許容されていない機能を実行することを禁止する
    ことを特徴とする多機能装置システム。
  2. 前記一方のデータベースは、サーバに内蔵されており、
    そのサーバは、各ユーザの前記対応情報を入力する装置と、入力された各ユーザの前記対応情報を記憶する前記一方のデータベースと、前記一方のデータベースに記憶されている各ユーザの前記対応情報を前記他方のデータベースに出力する装置とを有し、
    前記他方のデータベースは、前記一方のデータベースから出力された各ユーザの前記対応情報を記憶することを特徴とする請求項1の多機能装置システム。
  3. 前記他方のデータベースは、前記多機能装置とは別の多機能装置に内蔵されていることを特徴とする請求項1又は2の多機能装置システム。
  4. サーバと、そのサーバと通信可能に接続される少なくとも2つの多機能装置とを備える多機能装置システムであり、
    前記サーバは、
    複数のユーザのそれぞれについて、そのユーザを特定するデータと、そのユーザが利用することが許容される多機能装置の機能に関する許容データとが対応づけられた対応情報を記憶する装置と、
    その記憶装置に記憶されている各ユーザの前記対応情報を少なくとも第1多機能装置に出力する装置とを有し、
    前記第1多機能装置は、
    前記サーバから出力された各ユーザの前記対応情報を入力する装置と、
    入力された各ユーザの前記対応情報を記憶する装置とを有し、
    第2多機能装置は、
    ユーザを特定するデータを入力する装置と、
    機能実行装置とを有し、
    その機能実行装置は、ユーザを特定するデータが入力されると、
    (1)前記サーバにアクセスすることが可能な場合は、そのユーザ特定データに対応づけられている前記許容データを前記サーバから取得し、その許容データにおいて許容されている機能を実行することを許容するとともに、その許容データにおいて許容されていない機能を実行することを禁止し、
    (2)前記サーバにアクセスすることが不可能な場合は、そのユーザ特定データに対応づけられている前記許容データを前記第1多機能装置から取得し、その許容データにおいて許容されている機能を実行することを許容するとともに、その許容データにおいて許容されていない機能を実行することを禁止する
    ことを特徴とする多機能装置システム。
  5. 前記サーバと少なくとも3つの多機能装置とを備える請求項4の多機能装置システムであり、
    前記サーバの前記出力装置は、前記第1多機能装置を含む多機能装置群に各ユーザの前記対応情報を出力し、
    その多機能装置群のそれぞれは、前記サーバから出力された各ユーザの前記対応情報を入力する装置と、入力された各ユーザの前記対応情報を記憶する装置とを有し、
    前記第2多機能装置は、前記サーバにアクセスすることが不可能な場合に、各ユーザの前記対応情報を記憶している多機能装置群のいずれかから前記許容データを取得することを特徴とする多機能装置システム。
  6. 前記第2多機能装置は、前記サーバにアクセスすることが不可能な場合に、最新の前記対応情報を記憶している多機能装置から前記許容データを取得することを特徴とする請求項5の多機能装置システム。
  7. 前記第1多機能装置は、各ユーザの前記対応情報において所定の機能を利用することが全てのユーザに許容されている場合に、その所定の機能についての前記許容データを記憶しないことを特徴とする請求項4から6のいずれかの多機能装置システム。
  8. 複数のユーザのそれぞれについて、そのユーザを特定するデータと、そのユーザが利用することが許容される多機能装置の機能に関する許容データとが対応づけられた対応情報を記憶する少なくとも2つのデータベースと通信可能に接続されて利用される多機能装置であり、
    ユーザを特定するデータを入力する装置と、機能実行装置とを有し、
    その機能実行装置は、ユーザを特定するデータが入力されると、
    (1)一方のデータベースにアクセスすることが可能な場合は、そのユーザ特定データに対応づけられている前記許容データを前記一方のデータベースから取得し、その許容データにおいて許容されている機能を実行することを許容するとともに、その許容データにおいて許容されていない機能を実行することを禁止し、
    (2)前記一方のデータベースにアクセスすることが不可能な場合は、そのユーザ特定データに対応づけられている前記許容データを他方のデータベースから取得し、その許容データにおいて許容されている機能を実行することを許容するとともに、その許容データにおいて許容されていない機能を実行することを禁止する
    ことを特徴とする多機能装置。
  9. 別の多機能装置と通信可能に接続されて利用される多機能装置であり、
    複数のユーザのそれぞれについて、そのユーザを特定するデータと、そのユーザが利用することが許容される多機能装置の機能に関する許容データとが対応づけられた対応情報を記憶する装置と、
    前記別の多機能装置からの要求に応じて、前記記憶装置に記憶されている各ユーザの前記対応情報の全部又は一部を前記別の多機能装置に出力する装置とを備える多機能装置。
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