JP4730055B2 - 情報処理装置、設定変更方法、及び設定変更プログラム - Google Patents

情報処理装置、設定変更方法、及び設定変更プログラム Download PDF

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本発明は、情報処理装置、設定変更方法、及び設定変更プログラムに関し、特に、複合機などのデバイスを利用する情報処理装置、及び該情報処理装置を用いた設定変更方法に関する。
複合機などのデバイスは、高機能化に伴って、親展ボックス、ジョブフロー、宛先表など、ユーザのカスタマイズが可能な情報が多数設定されており、PC(Personal Computer)などの情報処理装置とLAN(Local Area Network)などの有線/無線のネットワークを介して接続することにより、親展ボックスに格納された情報を情報処理装置で利用するなど、情報処理装置でこれらの機能を利用するといったことも行われている。
ところで、情報処理装置とデバイスとを接続して利用可能とするには、ドライバなどの設定を行う必要があり、例えば、情報処理装置にインストールされているでプリンタドライバにデバイスのIP(Internet Protocol)アドレスを設定することにより、自動的にスキャナドライバの設定にも反映させる方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、デバイスからバージョン情報や機種情報を取得して、複数のプログラムから適切なプリンタドライバを選択する方法がが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2004−171327号公報 特開平9−152946号公報
しかし、特許文献1記載の方法では、1回の操作でプリンタドライバ、及びスキャナドライバの両方を設定することが可能であるが、デバイスのリプレースやユーザの居室移動などに伴って、デバイスの機種までもが変わるとドライバのインストールからやり直さなければならなかった。
また、特許文献2記載の方法では、機種が変わっても適切なプリンタドライバを選択することが可能であるが、フィニッシャの有無などといったデバイスの構成に関する設定を更新していないため、デバイスの構成に依存した機能を利用することができなかった。
さらに、居室移動などに伴って情報処理装置のIPアドレスが変更された場合や、デバイスの変更前後で親展ボックスのボックス番号が異なる場合など、親展ボックスやジョブフローなどの設定に変更を反映させ、デバイスの設定情報と情報処理装置の設定情報の整合性を維持する必要がある場合であっても、整合性を維持するための処理を行うことができなかった。
そこで本発明では、デバイスのリプレースやユーザの居室移動などに伴って、使用するデバイスや情報処理装置のIPアドレスが変更された場合であっても、簡単な操作で、ユーザが変更前のデバイスに設定していた情報を変更後のデバイスに移動させると共に、情報処理装置の設定情報を更新し、変更前と同様にデバイスを利用可能とする情報処理装置、設定変更方法、及び設定変更プログラムを提供することを目的とする。
本発明では、デバイスと接続し、該デバイスを用いて処理を行う情報処理装置において、これまで使用していた旧デバイスの指定を受け付ける旧デバイス受け付け手段と、前記旧デバイスから該旧デバイスの設定情報を取得して保存するデバイス設定情報取得手段と、前記旧デバイス設定情報取得手段が保存した設定情報に自らの設定情報を反映させるデバイス情報更新手段と、新たに使用する新デバイスの指定を受け付ける新デバイス受け付け手段と、前記デバイス情報更新手段が保存した設定情報に基づいて前記新デバイスに設定情報を設定するデバイス設定情報設定手段と、前記新デバイスから該新デバイスの設定情報を取得して保存する新デバイス設定情報取得手段と、前記新デバイス設定情報取得手段が保存した設定情報に基づき自らの設定情報を変更する設定情報調整手段とを具備し、前記旧デバイスの使用を中止する前に、少なくとも前記デバイス受け付け手段と、前記旧デバイス設定情報取得手段を実行し、前記新デバイスと接続可能となった後に、少なくとも前記新デバイス受け付け手段と、前記デバイス設定情報設定手段と、前記設定情報調整手段とを実行することを特徴とする。
次に、本発明では、デバイスと接続し、該デバイスを用いて処理を行う情報処理装置を備え、これまで使用していた旧デバイスの使用を中止する前に該旧デバイスの指定を旧デバイス受け付け手段で受け付け、前記旧デバイスから該旧デバイスの設定情報をデバイス設定情報取得手段で取得して保存し前記旧デバイス設定情報取得手段が保存した設定情報に自らの設定情報をデバイス情報更新手段で反映させ、新たに使用する新デバイスとの接続が可能となった後に該新デバイスの指定を新デバイス受け付け手段で受け付け、前記デバイス情報更新手段が保存した設定情報に基づいて前記新デバイスにデバイス設定情報設定手段で設定情報を設定し、前記新デバイスから該新デバイスの設定情報を新デバイス設定情報取得手段で取得して保存し、前記新デバイス設定情報取得手段が保存した設定情報に基づき自らの設定情報を設定情報調整手段で変更する処理を前記情報処理装置で行うことを特徴とする。
また、本発明では、デバイスと接続し、該デバイスを用いて処理を行う情報処理装置を備え、これまで使用していた旧デバイスの使用を中止する前に該旧デバイスの指定を旧デバイス受け付け手段で受け付け、前記旧デバイスから該旧デバイスの設定情報をデバイス設定情報取得手段で取得して保存し前記旧デバイス設定情報取得手段が保存した設定情報に自らの設定情報をデバイス情報更新手段で反映させ、新たに使用する新デバイスとの接続が可能となった後に該新デバイスの指定を新デバイス受け付け手段で受け付け、前記デバイス情報更新手段が保存した設定情報に基づいて前記新デバイスにデバイス設定情報設定手段で設定情報を設定し、前記新デバイスから該新デバイスの設定情報を新デバイス設定情報取得手段で取得して保存し、前記新デバイス設定情報取得手段が保存した設定情報に基づき自らの設定情報を設定情報調整手段で変更する処理を前記情報処理装置に実行させることを特徴とする。
本発明では、デバイスと情報処理装置に設定されている設定情報を整合性を維持しながら更新することができる。
以下、本発明に係る情報処理装置、設定変更方法、及び設定変更プログラムを実施するための最良の形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明に係る情報処理装置の構成の一例を示す機能ブロック図である。同図に示すように、本発明に係る情報処理装置には、設定情報設定部10と、設定情報バックアップ部11と、設定情報調整部12と、デバイス設定情報取得部13と、デバイス設定情報更新部14と、デバイス設定情報設定部15と、HDD(Hard Disk Drive)やRAM(Random Access Memory)などからなる記憶部16と、キーボードやマウスなどの操作端末と、LCD(Liquid Crystal Display)などのディスプレイからなる操作・表示部17と、通信インターフェイス(I/F)18と、情報処理装置全体を制御するための処理を行うCPU(Central Processing Unit)などの制御部19とを具備して構成されている。
ここで、設定情報設定部10は、IPアドレスなど、情報処理装置に設定情報を設定するための処理を行う。
設定情報バックアップ部11は、情報処理装置の設定情報(IPアドレスなど)を記憶部にバックアップするための処理を行う。
設定情報調整部12は、以前使用していたデバイスに関連付いた情報処理装置の設定情報(プリンタドライバとその設定情報、スキャナドライバとその設定情報など)と、新しく使用するデバイスとの整合性がとれるように、情報処理装置の設定情報を更新する(IPアドレスが変わっていれば、プリンタドライバの出力先、及びスキャナドライバの入力元を変更し、機種が変わっていれば、その機種にあったプリンタドライバ、及びスキャナドライバに入れ替えるなど)ための処理を行う。
デバイス設定情報取得部13は、デバイスに設定されている親展ボックスやジョブフローなどの設定情報を取得し、記憶部に格納するための処理を行う。
デバイス設定情報更新部14は、情報処理装置の設定情報が変更されると、必要に応じて、記憶部に格納されているデバイスの設定情報に該変更を反映させて更新するための処理を行う。
デバイス設定情報設定部15は、記憶部に格納されているデバイスの設定情報を指定されたデバイスに設定するための処理を行う。
上記構成を用いて、本実施例における情報処理装置は、まず、デバイスリプレースや居室移動などの前に、これまで使用していたデバイスを指定するIPアドレスなどの情報入力をユーザに要求するUI(User Interface)などを操作・表示部17に表示し、デバイスが指定されると、指定されたデバイスに設定されている親展ボックス、ジョブフローなどの設定情報一覧を操作・表示部17に表示する。
次に、ユーザ自身の親展ボックス情報だけを選択するなど、新たなデバイスで利用する設定情報が選択されると、選択された情報をデバイスからSNMP(Simple Network Management Protocol)やSOAP(Simple Object Access Protocol)などを用いてデバイス設定情報取得部13で取得し、記憶部16に格納する。
また、設定情報設定部10で設定されているIPアドレスなどの設定情報を設定情報バックアップ部11で取得し、記憶部16に格納してバックアップする。
そして、デバイスリプレースや居室移動などの後、デバイス設定情報更新部14で、記憶部16にバックアップされている情報処理装置の設定情報と、現時点の情報処理装置の設定情報を比較し、IPアドレスが異なるなど設定情報に変更個所があると、記憶部16に格納したデバイスの設定情報を更新する必要があるか否かを判定する。
ここで、情報処理装置の以前のIPアドレスがジョブフローで指定されていれば、現在のIPアドレスに変更する必要があるなど、更新が必要である場合は、現時点の情報処理装置の設定情報にしたがって、格納されているデバイス設定情報を更新する。
また、新しく使用するデバイスを指定するIPアドレスなどの情報入力をユーザに要求するUIなどを操作・表示部17に表示し、デバイスが指定されると、デバイス設定情報設定部15でEWS(Engineering Workstation)やSOAPなどを用いて、記憶部16に格納されているデバイス設定情報を指定されたデバイスに設定する。
そして、設定情報調整部12で、プリンタドライバとその設定情報やスキャナドライバとその設定情報など、以前使用していたデバイスと関連付けられている情報処理装置の設定情報を検索し、IPアドレスやデバイスの機種など、新しく使用するデバイスとの整合性を判定すると共に、整合性が取れていない場合は、IPアドレスが変わっていれば、プリンタドライバの出力先やスキャナドライバの入力元を変更し、機種が変わっていれば、その機種にあったプリンタドライバやスキャナドライバに入れ替えるなど、整合性がとれるように情報処理装置の設定情報を調整して更新する。
なお、設定情報設定部10、設定情報バックアップ部11、設定情報調整部12、デバイス設定情報取得部13、デバイス設定情報更新部14、デバイス設定情報設定部15は、ソフトウェア等により実現される部分である。
図2は、本実施例において、デバイスのリプレースやユーザの居室移動前の情報処理装置における処理の流れを示すフローチャートである。
まず、これまで使用していた現在のデバイスのIPアドレスの入力をUIなどでユーザに要求し、ユーザIDを受け付ける(ステップ100)と、入力されたユーザIDのデバイスから、ユーザが自身の親展ボックス情報(ボックス名、暗証番号、自動削除設定、関連付けられたジョブフローなど)を取得・格納する(ステップ101)。
また、入力されたユーザIDのデバイスから、ユーザ自身のジョブフローを取得・格納し(ステップ102)、情報処理端末の現在のIPアドレスを設定情報から取得・格納する(ステップ103)。
なお、親展ボックスなどがユーザ自身の設定情報であるか否かは、情報処理装置の設定情報を参照して判断する方法や、表示部に情報を表示し、ユーザ自身の選択で判断する方法など、任意の方法を用いることができる。
図3は、本実施例において、デバイスのリプレースやユーザの居室移動後の情報処理装置における処理の流れを示すフローチャートである。
まず、情報処理装置に格納しているデバイスのジョブフローに、該情報処理装置の以前のIPアドレスへの文書などの転送指示が含まれているか否かの判断を行う(ステップ200)。
そして、情報処理装置の以前のIPアドレスへの転送指示が含まれていないと判断する(ステップ200でNO)と、新たなデバイスのIPアドレスの入力要求をUIなどに表示する(ステップ201)。
また、ステップ200で、情報処理装置の以前のIPアドレスへの転送指示が含まれていると判断する(ステップ200でYES)と、現在のIPアドレスへの転送指示に変更した後(ステップ202)、新たなデバイスのIPアドレスの入力要求をUIなどに表示する(ステップ201)。
次に、IPアドレスが入力されると、以前使用していたデバイスから取得して格納している設定情報に基づいて、入力されたIPアドレスのデバイスに親展ボックスを追加する(ステップ203)と共に、ジョブフローを登録する(ステップ104)。
ここで、以前使用していたデバイスが出力先となっているプリンタアイコンが情報処理装置にあるか否かの判断を行い(ステップ205)、プリンタアイコンがないと判断する(ステップ205でNO)と、新たなデバイスが以前使用していたデバイスと機種が異なるか否かの判断を行う(ステップ206)。
一方、ステップ205でプリンタアイコンがあると判断する(ステップ205でYES)と、出力先を新たなデバイスに変更した後(ステップ207)、新たなデバイスが以前使用していたデバイスと機種が異なるか否かの判断を行う(ステップ206)。
そして、デバイスの機種が同一である(異ならない)と判断する(ステップ206でNO)と、以前使用していたデバイスが参照先となっている親展ボックス参照設定があるか否かの判断を行う(ステップ208)。
また、ステップ206で、デバイスの機種が異なると判断する(ステップ206でYES)と、プリンタアイコンのプリンタドライバを新たなデバイスに対応するプリンタドライバに入れ替えた後(ステップ209)、以前使用していたデバイスが参照先となっている親展ボックス参照設定があるか否かの判断を行う(ステップ208)。
ここで、以前使用していたデバイスが参照先となっている親展ボックス参照設定が存在しないと判断する(ステップ208でNO)と、以前使用していたデバイスが参照先となっているジョブフロー参照設定があるか否かの判断を行う(ステップ210)。
一方、ステップ208で、以前使用していたデバイスが参照先となっている親展ボックス参照設定が存在すると判断する(ステップ208でYES)と、参照先を新たなデバイスのIPアドレス、及び新たに追加した親展ボックス番号に変更した後(ステップ211)、以前使用していたデバイスが参照先となっているジョブフロー参照設定があるか否かの判断を行う(ステップ210)。
そして、以前使用していたデバイスが参照先となっているジョブフロー参照設定がないと判断する(ステップ210でNO)と、スキャナドライバが対応するか否かの判断を行う(ステップ212)。
また、ステップ210で、以前使用していたデバイスが参照先となっているジョブフロー参照設定があると判断する(ステップ210でYES)と、参照先を新たなデバイスのIPアドレス、シリアルナンバ、及び新たに登録したジョブフローのIDに変更した後(ステップ213)、スキャナドライバが対応するか否かの判断を行う(ステップ212)。
ここで、スキャナドライバが対応する場合(ステップ212でYES)は、処理を終了し、スキャナドライバが対応しない場合(ステップ212でNO)は、スキャナドライバを対応するスキャナドライバに更新した後(ステップ214)、処理を終了する。
図4は、リプレイスや居室移動前(更新前)のデバイス、及び情報処理装置における設定情報(印刷設定、Box文書取得設定、Scan文書転送設定)の一例を示す図である。
同図に示すように、情報処理装置からデバイスに印刷を行うために、情報処理装置側にプリンタアイコンが登録されている。
プリンタアイコンには、出力先のデバイスに合った機種XXX用のプリンタドライバ、出力先デバイスのIPアドレス111.111.111.111、出力先デバイスの構成に合わせた指定(Finisher=あり、メモリ=128MB)などが設定されている。
Box文書取得設定では、デバイスでBox保存した文書やFAX受信文書を情報処理装置に取り込むために、情報処理装置側とデバイス側とで整合性がとれた形の設定がされている。
情報処理装置側には、親展ボックスから文書を手動取得するために、参照先デバイスに合った機種XXX用のスキャナドライバ、参照先デバイスのIPアドレス111.111.111.111、参照先のBox番号10などが設定されている。
デバイス側には、Box番号10の親展ボックスが登録されていて、その親展ボックスには、暗証番号****、自動削除=Yesなどが設定されている。
Scan文書転送設定では、デバイスでスキャンした文書を情報処理装置に自動転送するために、デバイス側にジョブフローが登録されている。
ジョブフローには、OwnerのUserID=MMM、SMB転送先の情報処理装置名=AAA、SMB転送時に使用するユーザ名=aaaなどが設定されている。
情報処理装置側には、デバイスが文書を書き込む先として、情報処理装置側には共有フォルダが準備されていて、ユーザaaaによる書き込みが許可されている。
図5は、リプレイスや居室移動後(更新後)のデバイス、及び情報処理装置における設定情報(印刷設定、Box文書取得設定、Scan文書転送設定)の一例を示す図である。
図4で示した状態でデバイスを利用していたユーザが、居室移動などでそのデバイスを利用できなくなった場合、別デバイスで、これまでと同様に印刷やスキャンを利用できるようにするために、図5を用いて示すように、以下のように設定を更新する必要がある。 まず、プリンタアイコン(印刷設定)では、印刷を可能とするために、プリンタドライバを新たに利用するデバイスの機種YYY用のプリンタドライバに入れ替え、出力先IPアドレスやデバイス構成を、新しいデバイスに合わせて更新する。
Box文書取得設定では、親展ボックスを利用可能とするために、デバイスに新しい親展ボックスを登録するととともに、情報処理装置側のスキャナドライバを入れ替えて、参照先のIPアドレスやBox番号の設定を更新する。
Scan文書転送設定では、スキャン文書を自動転送するため、デバイスに新しいジョブフローを登録する。このとき、情報処理装置側の情報処理装置名やユーザ名が変わっていた場合は、ジョブフローの内容を更新する必要がある。
<更新の処理手順>
ここで、図4及び図5で示したデバイス交換時の設定情報更新について、処理手順を説明する。
<<居室移動前>>
1)ユーザに、これまで使用していた(居室移動により使用できなくなる)デバイスのIPアドレス(111.111.111.111)を入力させる。
なお、IPアドレスの入力に代えて、デバイスを検索して一覧を表示し、ユーザに選択させてもよい。
指定/選択するデバイスの数は、1つでも複数でもよく、複数の場合は、(2)〜(4)の処理を1台1台繰り返して行う。
ユーザに指定/選択させずに、検索されたすべてのデバイスを対象としてもよい。もしくは、情報処理装置にプリンタアイコンや親展ボックス参照が存在するデバイス(複数可)を対象としてもよい。
2)印刷設定、Box文書取得設定、Scan文書転送設定を保存する。
<<居室移動後>>
3)新しく利用するデバイスのIPアドレス(111.222.111.222)をユーザに入力させる。
IPアドレスの入力に代えて、デバイスを検索して一覧を表示し、ユーザに選択させてもよい。このとき、そのデバイスがジョブフローをサポートしているかどうかなど、以前のデバイスで利用していた機能が存在するかをチェックしてもよい。
以前使用していたデバイスが複数だった場合、デバイスごとに、置き換えるデバイスを指定させてもよい。
4)印刷設定、Box文書取得設定、Scan文書転送設定を更新する。
<印刷設定の更新>
図4及び図5で示したデバイス交換時の設定情報更新において、印刷設定を更新する際の処理手順を説明する。
<<保存>>
1)ユーザによって入力された、これまで使用していたデバイスのIPアドレス(111.111.111.111)を保存する。
<<更新>>
2)新しく利用するデバイスから機種情報(YYY)を取得する。
3)(1)で保存していたIPアドレス(111.111.111.111)を出力先とするプリンタアイコンを検索する。
4)(3)で検索されたプリンタアイコンが使用しているプリンタドライバ(機種XXX用)が、(2)で取得した機種(YYY)で使用できるかを判断する。
5)機種が異なっていた場合、以下のようにしてプリンタアイコンを更新する。
5.1)印刷設定(2up、両面、など)を保存する。
5.2)機種YYY用のプリンタドライバに入れ替える。なお、この際、印刷設定がデフォルトとなる。
5.3)新しく利用するデバイスから構成情報(Finisher=なし、メモリ=256MB)を取得して、プリンタアイコンに設定する。
5.4)(5.1)で保存しておいた印刷設定をプリンタアイコンに再設定する。
5')機種が同じだった場合、以下のようにしてプリンタアイコンを更新する。
5'.1) 新しく利用するデバイスから構成情報(Finisher=なし、メモリ=256MB)を取得して、プリンタアイコンに設定する。
6)プリンタアイコンの出力先を、新しいデバイスのIPアドレス(111.222.111.222)に変更する。
<Box文書取得設定の更新>
図4及び図5で示したデバイス交換時の設定情報更新において、Box文書取得設定を更新する際の処理手順を説明する。
<<保存>>
1)これまで使用していたデバイス(111.111.111.111)に対する親展ボックス参照設定を検索する。
2)(1)で検索された親展ボックス参照設定が参照している親展ボックス(Box番号=10)の設定情報(自動削除など)をデバイスから取得して保存する。この際、保存した親展ボックスは、デバイスから削除してもよい。
<<更新>>
3)新しいデバイス(111.222.111.222)に新規に親展ボックスを追加してパスワードを設定し、(2)で保存しておいた設定情報(暗証番号や自動削除など)にしたがって設定する。
4)機種が異なっていた場合、機種YYY用のスキャナドライバに入れ替える。
5)親展ボックス参照設定の、参照先IPアドレスを111.222.111.222に変更して、参照先Box番号を(3)で追加したBox番号に変更する。
<Scan文書転送設定>
図4及び図5で示したデバイス交換時の設定情報更新において、Scan文書取得設定を更新する際の処理手順を説明する。
<<保存>>
1)これまで使用していたデバイス(111.111.111.111)でのUserID(MMM:デバイス上のID)をユーザに入力させる。
又は、情報処理装置上のユーザ名(aaa)とデバイス上のUserID(MMM)の対応関係が管理されていた場合は、情報処理装置のログインユーザ名(aaa)から自動でUserID(MMM)を取得する。
そして、デバイス内のジョブフローのファイルをIDをキーに検索する。
なお、デバイスがUserID管理していなかった場合(Auditron Offの場合)は、ジョブフローのリストを表示して、保存するジョブフローをユーザに選択させる。
2)(1)で入力されたUserID(MMM)をOwnerとするジョブフローをデバイスから取得して保存する。この際、保存したジョブフローは、デバイスから削除してもよい。
<<更新>>
3)(2)で保存したジョブフローの転送先情報処理装置名を、新しい情報処理装置名(BBB)に変更して、転送時に使用するユーザ名を、新しいログインユーザ名(bbb)に変更する。
4)(3)で変更したジョブフローを、新しいデバイス(111.222.111.222)に登録する。
5)SMB転送用共有フォルダの書き込み可能ユーザを、(4)でジョブフローに設定したユーザ名(bbb)に変更する。
このように本発明では、デバイスのリプレイスやユーザの居室移動などに伴って使用するデバイスが変更された場合でも、新たに使用するデバイスに必要な設定を容易に行うことができる。
また、デバイスのリプレイスに必要な情報のバックアップや、新たに使用するデバイスへのリプレイスをそれぞれ一括して実行することができるため、抜け漏れを防止することができる。
さらに、デバイスの設定と情報処理装置の設定を一括して更新するため、整合性を維持することができる。
本発明に係る情報処理装置の構成の一例を示す機能ブロック図である。 実施例1において、デバイスのリプレースやユーザの居室移動前の情報処理装置における処理の流れを示すフローチャートである。 実施例1において、デバイスのリプレースやユーザの居室移動後の情報処理装置における処理の流れを示すフローチャートである。 リプレイスや居室移動前のデバイス、及び情報処理装置における設定情報の一例を示す図である。 リプレイスや居室移動後のデバイス、及び情報処理装置における設定情報の一例を示す図である。
符号の説明
10…設定情報設定部
11…設定情報バックアップ部
12…設定情報調整部
13…デバイス設定情報取得部
14…デバイス設定情報更新部
15…デバイス設定情報設定部
16…記憶部
17…操作・表示部
18…通信I/F
19…制御部

Claims (3)

  1. デバイスと接続し、該デバイスを用いて処理を行う情報処理装置において、
    これまで使用していた旧デバイスの指定を受け付ける旧デバイス受け付け手段と、
    前記旧デバイスから該旧デバイスの設定情報を取得して保存するデバイス設定情報取得手段と、
    前記旧デバイス設定情報取得手段が保存した設定情報に自らの設定情報を反映させるデバイス情報更新手段と、
    新たに使用する新デバイスの指定を受け付ける新デバイス受け付け手段と、
    前記デバイス情報更新手段が保存した設定情報に基づいて前記新デバイスに設定情報を設定するデバイス設定情報設定手段と、
    前記新デバイスから該新デバイスの設定情報を取得して保存する新デバイス設定情報取得手段と、
    前記新デバイス設定情報取得手段が保存した設定情報に基づき自らの設定情報を変更する設定情報調整手段と
    を具備し、
    前記旧デバイスの使用を中止する前に、少なくとも前記デバイス受け付け手段と、前記旧デバイス設定情報取得手段を実行し、前記新デバイスと接続可能となった後に、少なくとも前記新デバイス受け付け手段と、前記デバイス設定情報設定手段と、前記設定情報調整手段とを実行することを特徴とする情報処理装置。
  2. デバイスと接続し、該デバイスを用いて処理を行う情報処理装置を備え、
    これまで使用していた旧デバイスの使用を中止する前に該旧デバイスの指定を旧デバイス受け付け手段で受け付け、
    前記旧デバイスから該旧デバイスの設定情報をデバイス設定情報取得手段で取得して保存し
    前記旧デバイス設定情報取得手段が保存した設定情報に自らの設定情報をデバイス情報更新手段で反映させ、
    新たに使用する新デバイスとの接続が可能となった後に該新デバイスの指定を新デバイス受け付け手段で受け付け、
    前記デバイス情報更新手段が保存した設定情報に基づいて前記新デバイスにデバイス設定情報設定手段で設定情報を設定し、
    前記新デバイスから該新デバイスの設定情報を新デバイス設定情報取得手段で取得して保存し、
    前記新デバイス設定情報取得手段が保存した設定情報に基づき自らの設定情報を設定情報調整手段で変更する
    処理を前記情報処理装置で行うことを特徴とする設定変更方法。
  3. デバイスと接続し、該デバイスを用いて処理を行う情報処理装置を制御する設定変更プログラムであって、
    これまで使用していた旧デバイスの使用を中止する前に該旧デバイスの指定を旧デバイス受け付け手段で受け付け、
    前記旧デバイスから該旧デバイスの設定情報をデバイス設定情報取得手段で取得して保存し
    前記旧デバイス設定情報取得手段が保存した設定情報に自らの設定情報をデバイス情報更新手段で反映させ、
    新たに使用する新デバイスとの接続が可能となった後に該新デバイスの指定を新デバイス受け付け手段で受け付け、
    前記デバイス情報更新手段が保存した設定情報に基づいて前記新デバイスにデバイス設定情報設定手段で設定情報を設定し、
    前記新デバイスから該新デバイスの設定情報を新デバイス設定情報取得手段で取得して保存し、
    前記新デバイス設定情報取得手段が保存した設定情報に基づき自らの設定情報を設定情報調整手段で変更する
    処理を前記情報処理装置に実行させることを特徴とする設定変更プログラム。
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