JP2008084506A - 光ディスク装置および光ディスク記録方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】ディスクに最適な記録パワーを正確に決定することができるようにする。
【解決手段】本発明に係る光ディスク装置1においては、PLL回路29は、OPC処理によって第1の記録パワー範囲における各記録パワーで記録された各記録領域を再生する際に、再生信号に基づく再生クロック信号を生成し、CPU35は、第1の記録パワー範囲における各記録領域を再生する際に、PLL回路29のロック状態を検出し、検出されたPLL回路29のロック状態に基づいて、PLL回路29のロック頻度を算出し、算出されたロック頻度に基づいて第2の記録パワー範囲を決定し、ジッタ測定回路33は、決定された第2の記録パワー範囲における各記録パワーで記録された各記録領域を再生する際に、再生信号のジッタを測定し、CPU35は、測定された各記録領域ごとのジッタに基づいて、ディスクにデータを記録する際に用いる記録パワーを決定する。
【選択図】 図1
【解決手段】本発明に係る光ディスク装置1においては、PLL回路29は、OPC処理によって第1の記録パワー範囲における各記録パワーで記録された各記録領域を再生する際に、再生信号に基づく再生クロック信号を生成し、CPU35は、第1の記録パワー範囲における各記録領域を再生する際に、PLL回路29のロック状態を検出し、検出されたPLL回路29のロック状態に基づいて、PLL回路29のロック頻度を算出し、算出されたロック頻度に基づいて第2の記録パワー範囲を決定し、ジッタ測定回路33は、決定された第2の記録パワー範囲における各記録パワーで記録された各記録領域を再生する際に、再生信号のジッタを測定し、CPU35は、測定された各記録領域ごとのジッタに基づいて、ディスクにデータを記録する際に用いる記録パワーを決定する。
【選択図】 図1
Description
本発明は光ディスク装置および光ディスク記録方法に係り、特に、ディスクに最適な記録パワーを決定することができるようにした光ディスク装置および光ディスク記録方法に関する。
近年、CD(Compact Disc)−R/RWやDVD(Digital Versatile Disc)−R/RWなどの記録可能な光ディスクにデータを記録する際、光ディスクの所定の領域(PCA(Power Calibration Area))に記録パワーを変化させてテストデータを試し書きし、試し書きされたテストデータを再生することでそれぞれのディスクに最適な記録パワーを決定する技術(OPC(Optimum Power Control))が提案されている。
最適な記録パワーを決定する技術には、例えば、再生信号の非対称性(アシンメトリ)を用いて最適な記録パワーを設定する技術と、ジッタを用いて最適な記録パワーを決定する技術が知られている。
この再生信号の非対称性(アシンメトリ)を用いて最適な記録パワーを決定する技術では、光ディスク装置の図示せぬフラッシュメモリにディスク製造元コードごとの最適シンメトリ情報を記憶させておき、光ディスク装置1にディスクが挿入され、記録の開始に先立って行われるOPC処理の際に、フラッシュメモリからディスク製造元コードごとの最適シンメトリ情報を読み出し、読み出された最適シンメトリ情報に基づき、再生信号の非対称性(アシンメトリ)を用いてディスクに最適な記録パワーを決定する。
再生信号の非対称性(アシンメトリ)を用いて最適な記録パワーを決定する技術として、例えば、最適な記録パワーを良好に決定することができる技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1提案されている技術によれば、最適な記録パワーの決定の際に再生信号の変調度を用いるようにしたので、最適な記録パワーを良好に決定することができる。
また、ジッタを用いて最適な記録パワーを決定する技術として、例えば、最適な記録パワーの誤選択を防止することができる技術が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特許文献2に提案されている技術によれば、PCAに記録されたテストデータからジッタを演算するとともに、再生テストデータのスペース部分をカウントし、テストデータが誤記録されたか否かを判定し、テストデータが誤記録されたと判定された場合、ジッタを上限値に置き換えるようにしたので、たとえジッタ値が小さい値であってもジッタ値の異常を出力して最適な記録パワーの誤選択を防止することができる。
特開2005−149538号公報
特開2003−91823号公報
しかしながら、再生信号のアシンメトリを用いて最適な記録パワーを決定する技術では、たとえ再生信号のアシンメトリに基づいて決定された最適な記録パワーであったとしても、装置ごとの光パルスの形状の僅かな差異やディスクの記録感度の差異などのために、ユーザデータ記録後の再生時に得られる再生信号のジッタが必ずしもディスクに最適であるとは限らないという課題があった。
一方、ジッタを用いて最適な記録パワーを決定する技術では、記録パワー不足や記録パワー過剰の領域も含めた広範囲の領域の中から最適な記録パワーを決定するようにしているので、ジッタが正常の値として得られない領域において得られたジッタの値を補正しなければならないという課題があった。
このように、再生信号の非対称性(アシンメトリ)を用いて最適な記録パワーを決定する技術や、ジッタを用いて最適な記録パワーを決定する技術などのいずれの技術を用いても、ディスクに最適な記録パワーを決定することは困難であるという課題があった。
本発明は、このような状況に鑑みてなされてものであり、ディスクに最適な記録パワーを正確に決定することができる光ディスク装置および光ディスク記録方法を提供することを目的とする。
本発明の光ディスク装置は、上述した課題を解決するために、OPC処理によって第1の記録パワー範囲における各記録パワーで記録された各記録領域を再生する際に、再生信号に基づく再生クロック信号を生成するPLL回路と、第1の記録パワー範囲における各記録領域を再生する際に、PLL回路のロック状態を検出する検出手段と、検出手段により検出されたPLL回路のロック状態に基づいて、PLL回路のロック頻度を算出する算出手段と、算出手段により算出されたロック頻度に基づいて、第2の記録パワー範囲を決定する記録パワー範囲決定手段と、記録パワー範囲決定手段により決定された第2の記録パワー範囲における各記録パワーで記録された各記録領域を再生する際に、再生信号のジッタを測定するジッタ測定手段と、ジッタ測定手段により測定された第2の記録パワー範囲における記録領域ごとのジッタに基づいて、ディスクにデータを記録する際に用いる記録パワーを決定する記録パワー決定手段とを備えることを特徴とする。
本発明の光ディスク装置の光ディスク記録方法は、上述した課題を解決するために、OPC処理によって第1の記録パワー範囲における各記録パワーで記録された各記録領域を再生する際に、再生信号に基づく再生クロック信号を生成するPLL回路を備える光ディスク装置の光ディスク記録方法において、第1の記録パワー範囲における各記録領域を再生する際にPLL回路のロック状態を検出する検出ステップと、検出ステップの処理により検出されたPLL回路のロック状態に基づいて、PLL回路のロック頻度を算出する算出ステップと、算出ステップの処理により算出されたロック頻度に基づいて、第2の記録パワー範囲を決定する記録パワー範囲決定ステップと、記録パワー範囲決定ステップの処理により決定された第2の記録パワー範囲における各記録パワーで記録された各記録領域を再生する際に、再生信号のジッタを測定するジッタ測定ステップと、ジッタ測定ステップの処理により測定された第2の記録パワー範囲における記録領域ごとのジッタに基づいて、ディスクにデータを記録する際に用いる記録パワーを決定する記録パワー決定ステップとを含むことを特徴とする。
本発明の光ディスク装置においては、OPC処理によって第1の記録パワー範囲における各記録パワーで記録された各記録領域を再生する際に、再生信号に基づく再生クロック信号が生成され、第1の記録パワー範囲における各記録領域を再生する際にPLL回路のロック状態が検出され、検出されたPLL回路のロック状態に基づいてPLL回路のロック頻度が算出され、算出されたロック頻度に基づいて第2の記録パワー範囲が決定され、決定された第2の記録パワー範囲における各記録パワーで記録された各記録領域を再生する際に再生信号のジッタが測定され、測定された第2の記録パワー範囲における記録領域ごとのジッタに基づいて、ディスクにデータを記録する際に用いる記録パワーが決定される。
本発明の光ディスク装置の光ディスク記録方法においては、第1の記録パワー範囲における各記録領域を再生する際に、PLL回路のロック状態が検出され、検出されたPLL回路のロック状態に基づいてPLL回路のロック頻度が算出され、算出されたロック頻度に基づいて第2の記録パワー範囲が決定され、決定された第2の記録パワー範囲における各記録パワーで記録された各記録領域を再生する際に再生信号のジッタが測定され、測定された第2の記録パワー範囲における記録領域ごとのジッタに基づいて、ディスクにデータを記録する際に用いる記録パワーが決定される。
本発明によれば、ディスクに最適な記録パワーを正確に決定することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明に係る光ディスク装置1の構成を表している。
光ディスク装置1は、DVD(Digital Versatile Disc)など情報記録媒体としての光ディスク40に対して情報の記録及び再生を行う。光ディスク40は、同心円状または螺旋状に溝が刻まれており、溝の凹部をランド、凸部をグルーブと呼び、グループまたはランドの一周をトラックと呼ぶ。ユーザデータは、このトラック(グルーブのみ、またはグルーブおよびランド)に沿って、強度変調されたレーザ光が照射されて記録マークが形成されることにより光ディスク40上に記録される。データ再生は、記録時より弱いリードパワー(Read Power)のレーザ光をトラックに沿って照射して、トラック上にある記録マークによる反射光強度の変化を検出することにより行われる。記録されたデータの消去は、リードパワーより強いイレースパワー(Erase Power)のレーザ光をトラックに沿って照射し、記録層を結晶化することにより行われる。
光ディスク40はスピンドルモータ2によって回転駆動される。スピンドルモータ2に付設されたロータリエンコーダ2aからスピンドルモータ駆動回路3に回転角信号が出力される。スピンドルモータ2が1回転すると、回転角信号は例えば5パルス発生する。これにより、スピンドルモータ制御回路4は、スピンドルモータ駆動回路3を介してロータリエンコーダ2aから入力された回転角信号に基づいて、スピンドルモータ2の回転角度および回転数を判定することができる。このスピンドルモータ2はスピンドルモータ制御回路4により制御される。
光ディスク40に対する情報の記録または再生は、光ピックアップ5によって行われる。光ピックアップ5は、ギア18およびスクリューシャフト19を介して送りモータ20と連結されており、この送りモータ20は送りモータ駆動回路21により制御される。送りモータ20が送りモータ駆動回路21から供給された送りモータ駆動電流によって回転することで、光ピックアップ5が光ディスク40の半径方向に移動する。
光ピックアップ5には、図示しないワイヤあるいは板バネによって支持された対物レンズ6が設けられる。対物レンズ6はフォーカスアクチュエータ8の駆動によりフォーカシング方向(レンズの光軸方向)への移動が可能であり、また、トラッキングアクチュエータ7の駆動によりトラッキング方向(レンズの光軸と直交する方向)への移動が可能である。
レーザ駆動回路17は、情報記録時(マーク形成時)に、ホスト装置41からインタフェース回路39を介して供給される記録データに基づいて、書き込み用信号をレーザダイオード(レーザ発光素子)9に供給する。また、レーザ駆動回路17は、情報読取り時に、書き込み信号より小さい読取り用信号をレーザダイオード9に供給する。
フロントモニタ・フォトダイオード10は、レーザダイオード9が発生するレーザ光の一部をハーフミラー11により一定比率だけ分岐し、光量すなわち照射パワーに比例した受光信号を検出し、検出された受光信号をレーザ駆動回路17に供給する。レーザ駆動回路17はフロントモニタ・フォトダイオード10から供給された受光信号を取得し、取得された受光信号に基づいて、CPU35により予め設定された再生時のレーザパワー(照射パワー)、記録時のレーザパワー、および消去時のレーザパワーで発光するようにレーザダイオード9を制御する。
レーザダイオード9は、レーザ駆動回路17から供給される信号に応じてレーザ光を発光する。レーザダイオード9から発光されるレーザ光は、コリメータレンズ12、ハーフプリズム13、および対物レンズ6を介して光ディスク39上に照射される。光ディスク40からの反射光は、対物レンズ6、ハーフプリズム13、集光レンズ14、およびシリンドリカルレンズ15を介して、光検知器16に導かれる。
光検知器16は、例えば4分割の光検知セルからなり、検知信号を生成し、生成された検知信号をRFアンプ23に出力する。RFアンプ23は、光検知器16からの検知信号を処理し、ジャストフォーカスからの誤差を示すフォーカス誤差信号(FE)、レーザ光のビームスポット中心とトラック中心との誤差を示すトラッキング誤差信号(TE)、および検知信号の全加算信号である再生信号(RF)を生成し、生成されたフォーカス誤差信号(FE)、トラッキング誤差信号(TE)、および再生信号(RF)をA/D変換器30に供給する。
フォーカス制御回路25は、RFアンプ23からA/D変換器30を介してDSP38で取り込まれたフォーカス誤差信号(FE)に応じてフォーカス制御信号を生成し、生成されたフォーカス制御信号をフォーカスアクチュエータ駆動回路24に供給する。フォーカスアクチュエータ駆動回路24は、フォーカス制御回路25から供給されたフォーカス制御信号に基づいて、フォーカスアクチュエータ8を駆動するためのフォーカスアクチュエータ駆動電流をフォーカシング方向のフォーカスアクチュエータ8に供給する。これにより、レーザ光が光ディスク40の記録膜上に常時ジャストフォーカスとなるフォーカスサーボが行われる。
トラック制御回路27は、RFアンプ23からA/D変換器30を介してDSP38で取り込まれたトラッキング誤差信号(TE)に応じてトラック制御信号を生成し、生成されたトラック制御信号をトラッキングアクチュエータ駆動回路26に供給する。トラッキングアクチュエータ駆動回路26は、トラッキング制御回路27から供給されたトラッキング制御信号に基づいて、トラッキングアクチュエータ7を駆動するためのトラッキングアクチュエータ駆動電流をトラッキング方向のトラッキングアクチュエータ7に供給する。これにより、レーザ光が光ディスク40上に形成されたトラック上を常にトレースするトラッキングサーボが行われる。
このようなフォーカスサーボおよびトラッキングサーボがなされることで、光検知器16(各光検知セル)からの検知信号の全加算信号である再生信号(RF)には、記録情報に対応して光ディスク40のトラック上に形成されたピットなどからの反射光の変化が反映される。この再生信号は、A/D変換器30を介してデータ再生回路31に供給される。データ再生回路31は、A/D変換器30から供給される再生信号に応じて1もしくは0の2値化信号を生成し、生成された2値化信号をエラー訂正回路32に出力する。また、データ再生回路31は、2値化信号をエラー訂正回路32に出力すると同時に、PLL(Phase Locked Loop)回路29から供給される再生クロック信号と、この2値化信号との位相差をPLL位相比較信号として生成し、生成されたPLL位相比較信号をPLL回路29に出力する。
ジッタ測定回路33は、A/D変換器30から供給される再生信号とPLL回路29で生成される再生クロック信号から再生信号のジッタを測定する。この測定されたジッタ測定信号は、バス34を介してCPU35により読み出し可能となっている。
DSP(Digital Signal Processor)38は、RFアンプ23から出力された後にA/D変換器30を介してディジタル信号に変換されたフォーカス誤差信号(FE)およびトラッキング誤差信号(TE)などのディジタル信号に種々の演算処理を施し、スピンドルモータ制御回路4、送りモータ制御回路22、フォーカス制御回路25、およびトラッキング制御回路27の制御を行う。
スピンドルモータ制御回路4、送りモータ制御回路22、フォーカス制御回路25、およびトラッキング制御回路27は、バス34を介してDSP38によって制御される。
また、レーザ駆動回路17、PLL回路29、A/D変換器30、エラー訂正回路32、ジッタ測定回路33、およびDSP38などは、バス34を介してCPU(Central Processing Unit)35によって制御される。CPU35は、インタフェース回路39を介してホスト装置41から供給される動作コマンドに従うとともに、ROM(Read Only Memory)36に記憶されているプログラムおよびROM36からRAM(Random Access Memory)37にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行し、種々の制御信号を生成し、各部に供給することにより光ディスク装置1を統括的に制御する。
なお、従来においてアシンメトリ情報を用いたOPC処理を実行する場合には、本発明の実施形態とは異なり、ROM36には、CPU35が各部を統括的に制御するためのプログラムのほか、OPC動作に必要なディスク製造元コードごとに最適アシンメトリ情報も記憶されることになる。
ここで、従来のOPC処理では再生信号のアシンメトリ(アイパターンのアシンメトリ)を用いて光ディスク40に最適な記録パワーを決定する場合、粗調整と微調整の2段階で行われていた。まず、粗調整の段階では、例えば図2[A]に示されるように、再生信号のアシンメトリ(非対称性)がゼロクロス近傍でありROM36にディスク製造元コードごとに記憶してある最適アシンメトリ情報を見逃すことがないようにするために、広範囲の記録パワー範囲P1を所定の段階で変化させて記録動作を行う。
この場合、粗調整では1段階あたりに変化させる記録パワーの変化量が粗くなり、最適と判定される記録パワーの誤差も大きくなるため、粗調整で得られたアシンメトリ情報近傍の記録パワーから所定の記録パワー範囲P2を決定し、決定された記録パワー範囲P2において微調整を行う。例えば図2[B]に示されるように、記録パワー範囲P2において微調整を行い、再生信号のアシンメトリ(非対称性)がディスク製造元コードごとにROM36に記憶している最適アシンメトリ情報に最も近似するアシンメトリが得られる記録パワーを算出し、光ディスク40に最適な記録パワーを決定する。
ROM36にディスク製造元コードごとに記憶してある最適アシンメトリ情報は、最適な再生信号のジッタが得られると推定されるアシンメトリ情報として記憶されている。
ところが、たとえ再生信号のアシンメトリに基づいて決定された最適な記録パワーであっても、光ディスク装置1ごとの光パルスの形状の僅かな差異やディスクの記録感度の差異などのために、再生信号のジッタが必ずしも光ディスク装置1に挿入された光ディスク40にとって最適であるとは限らないという課題があった。
一方、従来においてジッタを用いて最適な記録パワーを決定する場合、図3[A]および[B]に示されるように、記録パワー不足や記録パワー過剰の領域も含めた広範囲の領域の中から最適な記録パワーを決定するようにしているが、再生信号のアシンメトリが著しくゼロから離れると、PLL回路29において再生信号から再生クロック信号が正しく生成できず、すなわち、PLL回路29が正しくロックすることができず、その結果、光ディスク40に最適な記録パワーではないにもかかわらず、測定されるジッタが最適な記録パワーで得られるジッタよりも低く測定されてしまう場合があり、誤った記録パワーを最適な記録パワーとして決定されてしまうという課題があった。
このように、再生信号の非対称性(アシンメトリ)を用いて最適な記録パワーを決定する技術や、ジッタを用いて最適な記録パワーを決定する技術などのいずれの技術を用いても、光ディスク40に最適な記録パワーを決定することは困難であった。
そこで、まず、OPC処理における粗調整の段階において、広範囲な第1の記録パワー範囲で記録パワーを所定の段階で変化させてOPC記録処理を行った後、OPC記録部分を再生する。この記録部分の再生時に各所定の段階の記録パワーで記録された記録領域において、PLL回路29のロックの状態を予め設定された所定の回数CPU35によりバス34を介して読み出させ、ロックしていれば+1、ロックしていなければ+0としてカウント(計数)する。そして、各所定の段階で変化させて各記録パワーで記録された記録領域ごとにおけるPLL回路29のロック回数に基づいて微調整で記録動作を行う第2の記録パワー範囲を決定する。
次に、微調整の段階で、粗調整の段階で決定された第2の記録パワー範囲において所定の段階で記録パワーを変化させて粗調整の段階と基本的に同様に記録再生動作を行う。微調整の段階では、PLL回路2のロック状態の代わりに、ジッタ測定回路33を用いて、所定の段階で変化されて記録された各記録パワーで記録された記録領域ごとにジッタを測定し、測定されたジッタが最小となる記録パワーをCPU35で計算することで、光ディスク40に最適な記録パワーを決定する。
このように、粗調整の段階でPLL回路29が正しくロック可能な記録パワーの範囲である第2の記録パワー範囲を絞りこむことにより、微調整の段階でPLL回路29において再生クロック信号が再生信号から正しく生成でき、その結果、再生信号のジッタを正確に測定することができ、光ディスク40に最適な記録パワーを正確に決定することが可能となる。以下、この方法を用いたOPC処理について説明する。
図4のフローチャートを参照して、図1の光ディスク装置1におけるOPC処理について説明する。このOPC処理は、光ディスク装置1においてユーザにより光ディスク40にユーザデータを記録する際に、予め開始される。
ステップS1において、CPU35は、記録パワー番号Nの初期設定を行う。すなわち、例えば図5[A]に示されるように、第1の記録パワー範囲において記録パワーを所定の段階(k段階)で変化させる場合に、変化させるk段階の記録パワーのうち、例えば最も高い記録パワーをもつ番号である記録パワー番号N=1に設定する。
ステップS2において、CPU35は、バス34を介して光ピックアップ5のレーザ駆動回路17などを制御し、所定の記録パワー番号で光ディスク40に記録動作を行う。これにより、光ディスク40に所定のテストデータが所定の記録パワー番号Nで記録される。
ステップS3において、CPU35は、第1の記録パワー範囲のうちの、予め設定された所定の段階(k段階)のすべての記録パワー番号Nで記録動作が行われたか否かを判定する。ステップS3において第1の記録パワー範囲のうちの、予め設定された所定の段階(k段階)のすべての記録パワー番号Nで記録動作が行われていないと判定された場合、CPU35はステップS4で、記録パワー番号Nを1つだけインクリメントする(記録パワー番号Nを変更する)。すなわち、例えば初期設定された記録パワー番号N=1から1つだけインクリメントされると、記録パワー番号N=2に設定される。
その後、処理はステップS2に進み、ステップS2以降の処理が繰り返される。これにより、ステップS1乃至S4の処理が繰り返し実行されることで、第1の記録パワー範囲のうち記録パワー番号Nがk段階目になるまで繰り返し同様の記録動作が実行され、記録パワー番号Nが1乃至kに対応する第1の記録パワー範囲内の各記録パワーで記録動作が実行される。
次に、ステップS5乃至S10の処理において、ステップS1乃至S4の処理により第1の記録パワー範囲内の各記録パワーにより記録された各記録領域の再生動作を実行し、ステップS11において第2の記録パワー範囲(PLL回路29が正しくロック可能な記録パワーの範囲である記録パワー範囲)を決定する。
ステップS5において、CPU35は、第1の記録パワー範囲において記録された記録領域の再生時における初期設定を行う。
ステップS6において、CPU35は、第1の記録パワー範囲において所定の段階(k段階)で変化させて各記録パワー番号Nに対応する各記録パワーで記録された各記録領域の再生動作を所定の段階(k段階)で行い、PLL回路29の図示せぬレジスタを読み出し、各記録パワー番号Nに対応する各記録パワーで記録された各記録領域でのPLL回路29のロック状態を検出する。
PLL回路29のロック状態(すなわち、再生クロック信号が正しく生成されているか否か)を検出する手段として、CPU35が、所定の回数、PLL回路29が正しくロックしているか否かを示すPLL回路29内の図示せぬレジスタを読出すことにより実現される。
例えばPLL回路29が正しくロックしていたならばPLL回路29の図示せぬレジスタは1を示し、ロックしていなければPLL回路29の図示せぬレジスタは0を示すとすると、CPU35は所定の回数だけPLL回路29の図示せぬレジスタを読み出し、PLL回路29の図示せぬレジスタの結果を所定の回数積算する動作を行う。
ステップS7において、CPU35は、予め設定された所定の回数、PLL回路29の図示せぬレジスタを読み出してPLL回路29のロック状態を検出したか否かを判定する。ステップS7において予め設定された所定の回数、PLL回路29の図示せぬレジスタを読み出してPLL回路29のロック状態を検出していないと判定された場合、処理はスステップS6に戻り、ステップS6以降の処理が繰り返される。これにより、予め設定された所定の回数、PLL回路29の図示せぬレジスタが読み出され、PLL回路29のロック状態が検出される。
ステップS7において予め設定された所定の回数、PLL回路29の図示せぬレジスタを読み出してPLL回路29のロック状態を検出したと判定された場合、CPU35は、検出されたPLL回路29のロック状態に基づいて、第1の記録パワーのうちの記録パワー番号Nに対応する記録パワーで記録された記録領域でのPLL回路29のロック頻度(%)を算出し、算出結果をRAM37に記憶させる。
例えば、CPU35がPLL回路29の図示せぬレジスタからロック状態を読み出す所定の回数を10回に設定した場合に、所定の回数(10回)読出しを行った結果、PLL回路29のロック状態を検出した回数(積算した数)が5であるとき、PLL回路29のロック頻度は10分の5、つまり50%と算出される。
ステップS9において、CPU35は、第1の記録パワー範囲のうち、すべての記録パワー番号Nに対応する記録パワーで記録された記録領域で、PLL回路29のロック状態を検出したか否かを判定する。
ステップS9において第1の記録パワー範囲のうち、すべての記録パワー番号Nに対応する記録パワーで記録された記録領域で、PLL回路29のロック状態を検出ていないと判定された場合、CPU35はステップS10で、記録パワー番号Nを1つだけインクリメントする。すなわち、例えば、初期設定された記録パワー番号N=1から1つだけインクリメントされると、記録パワー番号N=2に対応する記録パワーで記録された記録領域が再生されるように設定される。
その後、処理はステップS6に進み、ステップS6以降の処理が繰り返される。これにより、ステップS6乃至S10の処理が繰り返し実行されることで、予め設定された所定の段階(k段階)の記録パワーで記録された各記録領域の再生動作が実行される。
ステップS9において第1の記録パワー範囲のうち、すべての記録パワー番号Nに対応する記録パワーで記録された記録領域で、PLL回路29のロック状態を検出したと判定された場合、CPU35は、第1の記録パワー範囲における各記録パワーで記録された核記録領域を再生した際に検出されて算出された後、RAM37に記憶されたPLL回路29のロック頻度を読み出し、第1の記録パワー範囲の中から、読み出されたロック頻度(%)が予め設定された所定の基準値(例えば100%)の値を示す最大記録パワーと最小記録パワーを決定し、第2の記録パワー範囲(PLL回路29が正しくロック可能な記録パワーの範囲である記録パワー範囲)を決定する。
例えば図5[B]および[C]に示されるように、粗調整の段階で用いられる第1の記録パワー範囲(すなわち、記録パワー番号Nが1乃至kまで変化する記録パワー範囲)に対して、微調整の段階で用いられる第2の記録パワー範囲は、例えば記録パワーQ乃至Pの範囲に決定される。より具体的には、PLL回路29のロック頻度が所定の基準値(例えば100%)の値を示す記録パワーの最大値に対応する記録パワー番号Nが9で、最小値に対応する記録パワー番号Nが3である場合、微調整の段階で用いる記録パワーの範囲は、例えば記録パワー番号4乃至8の範囲に決定される。なお、勿論、所定の基準値を100%以外の値、例えば90%などに設定するようにしてもよい。
ステップS12において、CPU35は、第2の記録パワー範囲における記録時の記録パワー番号Nの初期設定を行う。
ステップS13において、CPU35は、バス34を介して光ピックアップ5のレーザ駆動回路17などを制御し、第2の記録パワー範囲内における所定の記録パワー番号Nに対応する記録パワーで光ディスク40に記録動作を行う。これにより、光ディスク40に所定のテストデータが所定の記録パワー番号Nで記録される。
ステップS14において、CPU35は、第2の記録パワー範囲のうちの、予め設定された所定の段階(k段階)のすべての記録パワー番号Nで記録動作が行われたか否かを判定する。ステップS14において第2の記録パワー範囲のうちの、予め設定された所定の段階(k段階)のすべての記録パワー番号Nで記録動作が行われていないと判定された場合、CPU35はステップS15で、記録パワー番号Nを1つだけインクリメントする。すなわち、例えば初期設定された記録パワー番号N=1から1つだけインクリメントされると、記録パワー番号N=2に設定される。
その後、処理はステップS13に進み、ステップS13以降の処理が繰り返される。これにより、ステップS12乃至S15の処理が繰り返し実行されることで、第2の記録パワー範囲のうち記録パワー番号Nがk段階目になるまで繰り返し同様の記録動作が実行され、記録パワー番号Nが1乃至kに対応する第2の記録パワー範囲内の各記録パワーで記録動作が実行される。
ステップS16において、CPU35は、第2の記録パワー範囲において記録された記録領域の再生時における初期設定を行う。すなわち、CPU35は、第2の記録パワー範囲において記録された記録領域の再生動作を行い、各記録領域でのジッタの測定を行うための記録パワー番号Nの初期設定を行う。
ステップS17において、CPU35は、第2の記録パワー範囲において所定の段階(k段階)で変化させて各記録パワー番号Nに対応する各記録パワーで記録された各記録領域の再生動作を所定の段階(k段階)で行い、ジッタ測定回路33は、A/D変換器30から供給される再生信号とPLL回路29で生成される再生クロック信号から再生信号のジッタを測定する。
CPU35は、第2の記録パワー範囲における各記録パワー番号Nに対応する各記録領域を再生した際に得られるジッタをバス34を介してジッタ測定回路33から読み出し、読み出されたジッタをRAM37に記憶させる。
ステップS18において、CPU35は、第2の記録パワー範囲のうち、すべての記録パワー番号Nに対応する記録パワーで記録された記録領域で、ジッタを測定したか否かを判定する。
ステップS18において第2の記録パワー範囲のうち、すべての記録パワー番号Nに対応する記録パワーで記録された記録領域で、ジッタを測定していないと判定された場合、CPU35はステップS19で、記録パワー番号Nを1つだけインクリメントする。すなわち、例えば、初期設定された記録パワー番号N=1から1つだけインクリメントされると、記録パワー番号N=2に対応する記録パワーで記録された記録領域が再生されるように設定される。
その後、処理はステップS17に進み、ステップS17以降の処理が繰り返される。これにより、ステップS16乃至S19の処理が繰り返し実行されることで、予め設定された所定の段階(k段階)の記録パワーで記録された各記録領域の再生動作が実行される。
ステップS18において第2の記録パワー範囲のうち、すべての記録パワー番号Nに対応する記録パワーで記録された記録領域で、ジッタを測定したと判定された場合、CPU35はステップS20で、RAM37に記憶されている第2の記録パワー範囲内の各記録パワー番号ごとの各ジッタを読み出し、読み出された各ジッタを比較し、ジッタが最小となる記録パワー番号Nに対応する記録パワーを、光ディスク40に最適な最終記録パワーに決定する。
本発明の実施形態においては、粗調整の段階において、第1の記録パワー範囲において所定の段階の記録パワーで記録された記録領域を再生し、再生時におけるPLL回路29のロック状態を検出し、検出されたPLL回路29のロック状態に基づいてPLL回路29のロック頻度を算出するとともに、算出されたPLL回路29のロック頻度に基づいて、PLL回路29のロック頻度が所定の基準値(例えば100%など)を示す記録パワーの最大値と最小値から、微調整の段階で用いる第2の記録パワー範囲を決定し、次に、微調整の段階において、決定された第2の記録パワー範囲(すなわち、PLL回路29のロック頻度が所定の基準値(例えば100%)を示し、PLL回路29が正しくロック可能な記録パワーの範囲である記録パワー範囲)で記録された記録領域におけるジッタを測定し、測定されたジッタに基づいて光ディスク40に最適な記録パワーを決定する。
このように、粗調整の段階で再生信号に応じた再生クロック信号を生成するPLL回路29がロック可能な第2の記録パワー範囲を決定することにより、微調整の段階で再生信号のジッタを正確に測定することができる。
また、第2の記録パワー範囲および最適な記録パワーを決定する際において、従来とは異なり、予め光ディスク装置1に記憶させておいた最適アシンメトリ情報を用いないようにしたことにより、光ディスク装置1のROM36にディスク製造コードごとの最適シンメトリ情報を記憶させる必要がなくなり、装置開発に要する時間の短縮化を図ることができ、ROM36を占有するディスク製造コードごとの最適シンメトリ情報に要する容量を削減することができる。
なお、本発明の実施形態では、フローチャートのステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理の例を示したが、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別実行される処理をも含むものである。
1…光ディスク装置、2…スピンドルモータ、2a…ロータリエンコーダ、3…スピンドルモータ駆動回路、4…スピンドル制御回路、5…光ピックアップ、6…対物レンズ、7…トラッキングアクチュエータ、8…フォーカスアクチュエータ、9…レーザダイオード、10…フロントモニタ・フォトダイオード、11…ハーフミラー、12…コリメータレンズ、13…ハーフプリズム、14…集光レンズ、15…シリンドリカルレンズ、16…光検出器、17…レーザ駆動回路、18…ギア、19…スクリューシャフト、20…送りモータ、21…送りモータ駆動回路、22…送りモータ制御回路、23…RFアンプ、24…フォーカスアクチュエータ駆動回路、25…フォーカスアクチュエータ制御回路、26…トラッキングアクチュエータ駆動回路、27…トラッキング制御回路、28…水晶、29…PLL回路、30…A/D変換器、31…データ再生回路、32…エラー訂正回路、33…ジッタ測定回路、34…バス、35…CPU、36…ROM、37…RAM、38…DSP、39…インタフェース回路、40…光ディスク、41…ホスト装置。
Claims (4)
- OPC処理によって第1の記録パワー範囲における各記録パワーで記録された各記録領域を再生する際に、再生信号に基づく再生クロック信号を生成するPLL回路と、
前記第1の記録パワー範囲における各記録領域を再生する際に、前記PLL回路のロック状態を検出する検出手段と、
前記検出手段により検出された前記PLL回路のロック状態に基づいて、前記PLL回路のロック頻度を算出する算出手段と、
前記算出手段により算出された前記ロック頻度に基づいて、第2の記録パワー範囲を決定する記録パワー範囲決定手段と、
前記記録パワー範囲決定手段により決定された前記第2の記録パワー範囲における各記録パワーで記録された各記録領域を再生する際に、再生信号のジッタを測定するジッタ測定手段と、
前記ジッタ測定手段により測定された前記第2の記録パワー範囲における記録領域ごとのジッタに基づいて、ディスクにデータを記録する際に用いる記録パワーを決定する記録パワー決定手段とを備えることを特徴とする光ディスク装置。 - 前記記録パワー範囲決定手段は、前記算出手段により算出された前記ロック頻度が所定の基準値以上であるか否かに基づいて、前記第2の記録パワー範囲を決定することを特徴とする請求項1に記載の光ディスク装置。
- 前記記録パワー決定手段は、前記ジッタ測定手段により測定された前記ジッタが最小値を示す記録パワーを、ディスクにデータを記録する際に用いる記録パワーとして決定することを特徴とする請求項1に記載の光ディスク装置。
- OPC処理によって第1の記録パワー範囲における各記録パワーで記録された各記録領域を再生する際に、再生信号に基づく再生クロック信号を生成するPLL回路を備える光ディスク装置の光ディスク記録方法において、
前記第1の記録パワー範囲における各記録領域を再生する際に、前記PLL回路のロック状態を検出する検出ステップと、
前記検出ステップの処理により検出された前記PLL回路のロック状態に基づいて、前記PLL回路のロック頻度を算出する算出ステップと、
前記算出ステップの処理により算出された前記ロック頻度に基づいて、第2の記録パワー範囲を決定する記録パワー範囲決定ステップと、
前記記録パワー範囲決定ステップの処理により決定された前記第2の記録パワー範囲における各記録パワーで記録された各記録領域を再生する際に、再生信号のジッタを測定するジッタ測定ステップと、
前記ジッタ測定ステップの処理により測定された前記第2の記録パワー範囲における記録領域ごとのジッタに基づいて、ディスクにデータを記録する際に用いる記録パワーを決定する記録パワー決定ステップとを含むことを特徴とする光ディスク装置の光ディスク記録方法。
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JP2006266413A JP2008084506A (ja) | 2006-09-29 | 2006-09-29 | 光ディスク装置および光ディスク記録方法 |
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- 2006-09-29 JP JP2006266413A patent/JP2008084506A/ja active Pending
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