JP2008117431A - 光ディスク装置 - Google Patents

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茂 嶋川
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Abstract

【課題】 ユーザデータエリア内におけるOPCとOPCの間においても光ディスクへの記録に最適な記録パワーを設定することができる光ディスク装置を提供する。
【解決手段】 前回のOPCと今回のOPCを実行する光ディスクのアドレスの差に対する前回と今回の記録パワーの差の比率Rnを算出し、補正パワーYrを算出し、今回記録する範囲におけるアドレスX’における記録パワーの予測値をY’=Yn+Yr=Yn+Rn*(X’−Xn)の式で求めることによって、ユーザデータエリア内におけるOPCとOPCの間においても光ディスクへの記録に最適な記録パワーを設定することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、CD、DVDあるいはHD DVDなどを扱う光ディスク装置に関する。
CD(Compact Disc)規格やDVD(Digital Versatile Disk)規格と呼ばれる複数種類の記録密度の光ディスクが既に広く普及しているが、近年、青紫色の波長のレーザ光を用いて情報を記録することにより、さらに記録密度が高められた超高密度光ディスク HD DVD(High Density Digital Versatile Disk)も市場に投入されるようになった。
CD−R(Recordable)/RW(Rewritable)やDVD−R/RWなどの記録可能な光ディスクにデータを記録する際、光ディスクの所定の領域(PCA(Power Calibration Area))に記録パワーを変化させてテストデータを試し書きし、試し書きされたテストデータを再生することでそれぞれのディスクに最適な記録パワーを設定するOPC(Optimum Power Control)と言われる機能が光ディスク装置には搭載されていることが多い。
光ディスクの記録パワーは、同一の光ディスクであっても光ディスクの基板厚さや情報記録材料の不均一、レーザダイオードの温度依存性によって影響を受けるため、記録密度の増大や記録速度の高速化に伴って、よりきめ細かい記録パワーの調整が要求されるようになった。このような要求に対応する方法として、以下のような技術が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特許文献1には、光ディスクのユーザデータエリア内においてOPCを実行し、ユーザデータが記録される部分の光ディスクの状態や温度状態に応じて記録パワーを決めることが記載されている。従来PCAは光ディスクの内周側あるいは内周側と外周側に設けられているため、ユーザデータエリアと離れており、ユーザデータエリア内のディスクの半径方向に亘る特性変化を補うことができないが、ユーザデータエリア内においてOPCを実行することによってそれを補うことができる。
図15は従来のユーザデータエリア内でOPCを実施した場合の光ディスクのアドレスと記録パワーの関係を示した図である。ユーザデータエリア内のアドレスXn付近でのOPCによって記録パワーYnが求められ、アドレスXn+1付近ではYn+1が求められている。アドレスXnからアドレスXn+1までは一定の記録パワーとなっている。
特開2005−100614号公報
ユーザデータエリア内におけるOPCは、ディスクの半径方向に亘る特性変化やその時点での温度の影響をレーザ光の記録パワーに反映して最適な記録パワーを設定できる。しかしながら、OPCを実施した近辺のエリアから離れるに従って最適な記録パワーは変化する可能性が大きく、それに伴って記録状態が悪化する虞がある。これを解決するにはOPCの実施間隔を短くして、よりきめ細かい記録パワーの調整をすることが考えられる。
ユーザデータエリア内のおけるOPCでは、記録パワーを変更してテストデータを記録し、それを読み取り、最適パワーを決定した後にOPCを実施したエリアにユーザデータを上書きするため、記録を終了するまでに時間を要する。従ってユーザデータエリアでOPCを実施するにしてもOPCの実施回数はできるだけ少なくしたいという背反する要求がある。
本発明は上記したような事情に鑑み成されたものであって、ユーザデータエリア内におけるOPCとOPCの間においても光ディスクへの記録に最適な記録パワーを設定することができる光ディスク装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の光ディスク装置は、書き換えが可能な光ディスクの記録面上にレーザ光を照射して情報を記録する記録手段と、前記光ディスクに記録された情報を再生する再生手段と、前記レーザ光の記録パワーを検出し検出された記録パワーと前記再生手段によって再生された信号から前記レーザ光の記録パワーを較正する記録パワー較正手段と、前記光ディスクに情報を所定の長さを記録する毎に前記記録パワー較正手段によって前記レーザ光の記録パワーを較正し、前回記録パワーを較正したときの前記光ディスクのアドレスと今回記録パワーを較正したときのアドレスの差に対する、前回記録パワーを較正したときの記録パワーと今回記録パワーを較正したときの記録パワーの差の比率を算出し、今回前記所定の長さを記録する際、今回前記所定の長さを記録する範囲におけるアドレスと今回記録パワーを較正したときのアドレスの差に前記比率を乗じて算出された補正パワーを今回記録パワーを較正したときの記録パワーに追加することによって、今回前記所定の長さを記録する範囲におけるアドレスに情報を記録するときの記録パワーを予測制御する予測制御手段とを有することを特徴とする。
また、本発明の光ディスク装置は、書き換えが可能な光ディスクの記録面上にレーザ光を照射して情報を記録する記録手段と、前記光ディスクに記録された情報を再生する再生手段と、前記レーザ光の記録パワーを検出し検出された記録パワーと前記再生手段によって再生された信号から前記レーザ光の記録パワーを較正する記録パワー較正手段と、前記記録手段周辺の温度を検知する温度検知手段と、前記光ディスクに情報を記録する際に前記レーザ光の記録パワーに対する光ディスクの記録感度の前記温度検知手段によって検知された温度に対する温度補正係数を記憶する温度補正係数記憶手段と、前記光ディスクに情報を所定の長さを記録する毎に前記記録パワー較正手段によって前記レーザ光の記録パワーを較正し、前回記録パワーを較正したときの前記光ディスクのアドレスと今回記録パワーを較正したときのアドレスの差に対する、前回記録パワーを較正したときの記録パワーと今回記録パワーを較正したときの記録パワーの差の比率を算出し、今回前記所定の長さを記録する際、今回前記所定の長さを記録する範囲におけるアドレスと今回記録パワーを較正したときのアドレスの差に前記比率及び今回記録パワー較正したときに検知された温度における前記温度補正係数を乗じて算出された補正パワーを今回記録パワーを較正したときの記録パワーに追加することによって、今回前記所定の長さを記録する範囲におけるアドレスに情報を記録するときの記録パワーを予測制御する予測制御手段とを有することを特徴とする。
また、本発明の光ディスク装置は、書き換えが可能な光ディスクの記録面上にレーザ光を照射して情報を記録する記録手段と、前記光ディスクに記録された情報を再生する再生手段と、前記レーザ光の記録パワーを検出し検出された記録パワーと前記再生手段によって再生された信号から前記レーザ光の記録パワーを較正する記録パワー較正手段と、前記記録手段周辺の温度を検知する温度検知手段と、前記光ディスクに情報を記録する際に前記レーザ光の記録パワーに対する光ディスクの記録感度の前記温度検知手段によって検知された温度に対する温度補正係数を記憶する温度補正係数記憶手段と、前記光ディスクに情報を記録する際に前記レーザ光の記録パワーに対する光ディスクの記録感度の前記光ディスクの線速度に対する線速度補正係数を算出する線速度補正係数算出手段と、前記光ディスクに情報を所定の長さを記録する毎に前記記録パワー較正手段によって前記レーザ光の記録パワーを較正し、前回記録パワーを較正したときの前記光ディスクのアドレスと今回記録パワーを較正したときのアドレスの差に対する、前回記録パワーを較正したときの記録パワーと今回記録パワーを較正したときの記録パワーの差の比率を算出し、今回前記所定の長さを記録する際、今回前記所定の長さを記録する範囲におけるアドレスと今回記録パワーを較正したときのアドレスの差に前記比率、今回記録パワー較正したときに検知された温度における前記温度補正係数及び今回記録パワーを較正したときの線速度補正係数を乗じて算出された補正パワーを今回記録パワーを較正したときの記録パワーに追加することによって、今回前記所定の長さを記録する範囲におけるアドレスに情報を記録するときの記録パワーを予測制御する予測制御手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、ユーザデータエリア内におけるOPCとOPCの間においても光ディスクへの記録に最適な記録パワーを設定することができ、光ディスクへ記録品位のよい記録をすることが可能となる。
以下本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明が適用される光ディスク装置1の構成を示すブロック図である。光ディスク2は、例えばDVD−RAMのようなユーザデータを記録可能な光ディスクである。光ディスク2の表面にはスパイラル状にランドトラックおよびグループトラックが形成されており、この光ディスク2はディスクモータ3によって回転駆動される。ディスクモータ3はディスクモータ制御回路4によって制御されている。
光ディスク2に対する情報の記録、再生は、光ピックアップ5によって行われる。光ピックアップ5には、図示しないワイヤあるいは板バネによって移動可能に支持された対物レンズ6が設けられており、対物レンズ6はフォーカス方向駆動コイル7の駆動によりフォーカスシング方向(レンズの光軸方向)への移動が可能で、またトラック方向駆動コイル8の駆動によりトラッキング方向(レンズの光軸と直交する方向で光ディスクの半径方向)への移動が可能である。
変調回路9は情報記録時にホスト装置25からインターフェース回路24を介して供給されるユーザデータを変調し、変調された記録データをレーザ制御回路10へ提供する。変調方式は例えばDVD系の場合には8−16変調であり、CD系の場合にはEFM変調である。レーザ制御回路10は光ディスク2への情報記録時(マーク形成時)に、変調回路9から供給される変調された記録データに基づいて、書き込み用信号を光ピックアップ5内の半導体レーザダイオード11に供給する。
半導体レーザダイオード11は、レーザ制御回路10から供給される信号に応じてレーザ光を発生する。半導体レーザダイオード11から発せられるレーザ光は、光学系部品12及び対物レンズ6を介して光ディスク2の記録面上に照射される。光ディスク2からの反射光は、対物レンズ6及び光学系部品12を通過して光ピックアップ5内の分割された受光部を備えた光検出器13に導かれる。光検出器13からの出力信号は、信号処理回路15へ供給される。
レーザ光モニタ検出器14は、半導体レーザダイオード11が発生するレーザ光の一部を光学部品12内にある図示しないハーフミラーから一定比率だけ分岐し、照射パワーに比例した受光信号を検出し、検出された受光信号をレーザ制御回路10へ供給する。レーザ制御回路10はレーザ光モニタ検出器14から供給された受光信号を取得し、取得された受光信号に基づいて、CPU(Central Processing Unit)21により予め設定された再生時の再生パワー(照射パワー)、記録時の記録パワー、および消去時の消去パワーで発光するように半導体レーザダイオード11を制御する。
信号処理回路15は、フォーカスエラー信号及びトラッキングエラー信号を生成し、フォーカス・トラッキング制御回路16へ出力する。フォーカス・トラッキング制御回路16は、フォーカスシング制御信号及びトラッキング制御信号を生成する。それらの信号は、光ピックアップ5のフォーカス方向駆動コイル7及びトラック方向駆動コイル8に供給され、レーザ光が光ディスク2の情報記録面上のトラックに追従し常時ジャストフォーカスとなるように対物レンズ6が制御される。また信号処理回路15は、データ再生信号を生成し、データ再生回路17へ出力する。
データ再生回路17は、PLL回路18からの再生用クロック信号に基づき、データ再生信号を復調する。データ再生回路17で復調された再生データは、付与されているエラー訂正コードを用いて図示しないエラー訂正回路でエラー訂正を行った後、インターフェース回路24を介してホスト装置25に出力される。
温度検知手段19は、光ピックアップ5周辺の温度を検知するための手段であり、主にサーミスタ等の温度センサにより構成される。
ディスクモータ制御回路4、変調回路9,レーザ制御回路10、フォーカス・トラッキング制御回路16、データ再生回路17、PLL回路18等は、サーボ制御回路としての1つのLSIチップ内に構成することができ、またこれらの回路は、バス20を介してCPU(Central Processing Unit)21によって制御される。
CPU21はインターフェース回路24を介してホスト装置25から供給される動作コマンドに従って、この光ディスク装置1を総合的に制御する。また、CPU21は、RAM(Random Access Memory)22を記録再生時のバッファメモリ等の作業エリアとして使用し、ROM(Read Only Memory)23に記憶されたプログラムに従った所定の制御を行う。
CPU21は、半導体レーザダイオード11が照射するレーザ光の記録パワーと再生信号からレーザ光の記録パワーを較正する記録パワー較正部21aの機能を有している。記録パワー較正部21aは、ホスト装置25から記録コマンドを受けると、光ディスク2のPCA(Power Calibration Area)やユーザデータエリアに記録パワーを変化させてテストデータを試し書きし、試し書きされたテストデータを再生することで光ディスク2に最適な記録パワーを設定するOPC(Optimum Power Control)を実施する。
またCPU21は、ユーザデータエリア内におけるOPCを実施するアドレスと次にOPCを実施するアドレスの間において光ディスクへの記録に最適な記録パワーを予測制御する予測制御部21bの機能を有する。予測制御については後述する。
図2は、光ディスク2へのOPCとデータ記録の位置関係を模式的に示した図である。光ディスク2のユーザデータエリアの内周側にPCAがあり、最初に記録する前はこのエリアにてOPCを実行し最適な記録パワーを設定する。ユーザデータエリアの内周側から情報(ユーザデータ)を記録し、情報を所定の長さだけ記録したら次のNWA(Next Writable Area)にてOPCを行う。所定の長さは随意に設定できるが、この所定の長さをセクタアドレスの範囲として16進数で表示すると、例えば、10000h(hexadecimal number)程度とすることができる。OPCを実行し、最適な記録パワーが求められるとOPCを行ったエリアに次のユーザデータを上書きして記録する。更にまた所定の長さを記録し上記工程を繰り返す。
図3は、ユーザデータエリア内でOPCを実施した場合の光ディスクのアドレスと記録パワーの関係を示した図であって、本発明が目指す光ディスクのアドレスと記録パワーの関係を示す図である。ユーザデータエリア内のアドレスXnから情報を所定の長さだけ記録した後のアドレスがアドレスXn+1である。従って略一定の間隔でOPCが実施されている。
アドレスXnでのOPCによって記録パワーYnが求められ、アドレスXn+1ではYn+1が求められたとする。XnとYnで示される点をPn、Xn+1とYn+1で示される点をPn+1とする。アドレスXnからアドレスXn+1まではこの場合アドレスXnからアドレスXn+1までは点Pnと点Pn+1を結ぶ線分に沿ってほぼ連続的に記録パワーが変化すると、アドレスXnからアドレスXn+1において最も適した記録パワーで記録できる可能性が大きい。アドレスXnにおけるOPCで記録パワーYnが求められたとき、アドレスXn+1におけるYn+1の値は分からないが予測できれば、以上の点Pnと点Pn+1を結ぶ線分に沿った記録パワーの値に近い記録パワーで記録することが可能となる。
図4は、第1の実施例における光ディスク2のアドレスと記録パワーの関係を示す図である。アドレスXn−1でのOPCによって記録パワーYn−1が求められ、アドレスXnでのOPCによって記録パワーYnが求められたとき、予測制御部21bによってアドレスX’における記録パワーY’を予測する。
アドレスXn−1を前回記録パワーを較正したときのアドレスとし、アドレスXnを今回記録パワー較正したときのアドレスとする。前回と今回のアドレスの差に対する前回と今回の記録パワーの差の比率をRnとすると、Rn=(Yn−Yn−1)/(Xn−Xn−1)で表せる。この比率Rnは、点Pn−1と点Pnとを結ぶ線分の傾きを表している。アドレスXnからアドレスXn+1に対応する点Pnと点Pn+1(予測)を結ぶ線分の傾きもRnと同じであると予測する。アドレスXnからアドレスXn+1に至るアドレスに記録する範囲を今回記録する範囲とする。アドレスXnからアドレスXn+1の間のアドレスをX’とすると、アドレスXnからアドレスX’に至るときの記録パワーの増分Yr(補正パワー)はYr=Rn*(X’−Xn)で表せる。記録パワーY’は、Ynに補正パワーを追加した値であるから、Y’=Yn+Yr=Yn+Rn*(X’−Xn)となる。
図5は、第1の実施例におけるアドレスXnからアドレスXn+1に至る記録工程を示す図である。アドレスXnからアドレスXn+1に至る間のアドレスX’における記録パワーの予測値はY’=Yn+Yr=Yn+Rn*(X’−Xn)で求められ、点Pnと点Pn+1(予測)を結ぶ線分に沿って連続的に記録パワーを変更しながら記録することが可能であるといっても、実際に記録するときにはある長さ(第2の所定の長さ)に区切って、その第2の所定の長さの範囲においては記録パワーを一定とし、段階的に記録パワーを変更しながら記録する。
所定の長さ(アドレスXnからアドレスXn+1に至るアドレス間隔、ユーザデータエリアにおけるOPCを実施する間隔)を第1の所定の長さとすると、第2の所定の長さは、第1の所定の長さの十数分の一から数分の一である。例えば、第1の所定の長さを10000hとし、第2の所定の長さを、例えば、2000hとすると、第1の所定の長さを8分轄して記録することになる。アドレスXnから最初に記録パワーをYnとして記録し、2000hを記録したら補正パワーYrを算出し、補正パワーをYnに追加して次の2000hを記録することになる。
第1の所定の長さを記録すると、アドレスXn+1において次のOPCを実施する。アドレスXn+1におけるOPCで記録パワーYn+1が求められると、次回記録する範囲の比率をXn、Xn+1、Yn、Yn+1から求める。
図6は第1の実施例における記録パワーの予測制御のフロー図である。S1において、ホスト25から記録コマンドを受信すると、S2において記録パワー較正部21aが光ディスク2の内周のPCAにてOPCを実行する。PCAにおけるOPCによって算出された記録パワーをY0とする。S3においてY0を算出しRAM22に記憶する。S4において、NWAから記録を開始する。
S5において、CPU21は未記録データがあるかどうかを判定し、未記録データがあればS6へ移り、未記録データが無くなれば、終了する。CPU21は記録長さを監視しており、S6において、CPU21は第1の所定の長さを記録したか判定する。例えば第1の所定の長さを10000hと設定したとすると、10000hを記録したかどうか判定し、記録していなければ、S4に戻って記録を継続し、記録したならば、S7へ移る。この例では最初の10000hについては記録パワーY0で記録される。
S7において、記録パワー較正部21aが、ユーザデータエリア内のNWAにおいてOPCを実行する。S8において記録パワーYnを算出しRAM22に記憶する。最初のユーザデータエリア内でのOPCはY1となる。S9において、予測制御部21bは、比率Rnを算出する。最初の比率はR1=(Y1−Y0)/(X1−X0)となり、算出結果をRAM22に記憶する。
S10において、NWAから記録パワーYnで(最初はY1)でデータを記録する。S11において、CPU21は未記録データがあるかどうかを判定し、未記録データがあればS12へ移り、未記録データが無くなれば、終了する。S12において、CPU21は第2の所定の長さを記録したか判定する。例えば第2の所定の長さを2000hと設定したとすると、2000hを記録したかどうか判定し、記録していなければ、S10に戻って記録を継続し、記録したならば、S13へ移る。
S13において、予測制御部21bは、補正パワーYrを算出し、RAM22に記憶する。S14において、予測制御部21bは、S13で算出した補正パワーYrを記録パワーYn(最初はY1)に追加する。S15において記録パワーYn+Yr(最初はY1+Yr)でNWAから記録する。S16において、CPU21は第1の所定の長さを記録したか判定する。例えば第1の所定の長さを10000hと設定したとすると、10000hを記録したかどうか判定し、記録していなければ、S10に戻って記録を継続し、記録したならば、S7へ移る。S7へ移るときnはインクリメントされ、記録パワー較正部21aが次のOPCを実行する。
以上のように、前回のOPCと今回のOPCを実行する光ディスク2のアドレスの差に対する前回と今回の記録パワーの差の比率Rnを算出し、補正パワーYrを算出し、今回記録する範囲におけるアドレスX’における記録パワーの予測値をY’=Yn+Yr=Yn+Rn*(X’−Xn)の式で求めることによって、ユーザデータエリア内におけるOPCとOPCの間においても光ディスクへの記録に最適な記録パワーを設定することができる。
この実施例2が実施例1と異なる点は、予測制御部21bが、補正パワーYrを算出するとき、前回と今回のOPCを実行するアドレスの差に対する前回と今回の記録パワーの差の比率Rnの他に光ディスク2に情報を記録する際に必要とされるレーザ光の記録パワーの温度依存性を考慮した記録感度の温度補正係数を乗ずることによって、OPCとOPCの間の記録パワーの予測において、より精度の高い予測値を算出する構成としたことにある。
図7は、光ピックアップ5の温度上昇値と光ディスク2への最適記録パワーの関係の例を示す図である。光ピックアップ5内の半導体レーザダイオード11から照射されるレーザ光の波長は温度により波長が変化する。一般的には温度が上昇すると波長が長くなる。一方レーザ光の波長が長くなると一般的に光ディスクの記録感度が下がるため、温度が上昇すると、良好な記録状態を維持するには記録パワーを大きくしなければならない。図7は常温近辺において記録パワーが21mW程度必要である場合に温度が30度(degree)上昇すると記録パワーが24mW程度必要になることを表す例である。
図8は、光ピックアップ5周辺の温度と記録感度の関係を示す図である。この場合の記録感度とは、光ディスク2の記録面の記録特性による記録感度ではなく、図7に示したように温度上昇によって要求される記録パワーが上昇することによる相対的な記録感度を示している。温度が上昇すると記録感度が下降するために、記録パワーを上昇させる必要があることを示している。記録感度を示す曲線は温度が上昇するにつれ、記録感度が下降する割合が小さくなる。
図8において、アドレスXn−1でOPCを実施したときの温度検知手段19によって検知された温度をTn−1とし、アドレスXnではTnとする。Xn−1からXnまで記録されるうちに温度がTn−1からTnまで上昇した様子が分かれば、アドレスXnからアドレスXn+1の間のアドレスX’では温度が上昇傾向にあることは予想でき、また上昇傾向にあることが予想されると、記録感度Sは下降するが、記録感度Sが下降する割合が小さくなることが予想できる。従って、この場合アドレスX’で必要とされる記録パワーは、アドレスXnより大きくなるが、アドレスXn−1からアドレスXnに至る記録パワーの上昇率よりも上昇率は小さくなる。温度補正係数は、記録感度Sの変化から得られる記録パワーの上昇率の程度を示す係数である。
図9は、光ピックアップ5周辺の温度Tnと温度補正係数Aのテーブル26の例を示す図である。温度補正係数Aは、アドレスXnで温度Tn、Tn−1とTnの温度差ΔTが求められたときに、アドレスXnからアドレスXn+1の間のアドレスX’での記録パワーを予測する上で記録感度の影響を加味するための補正係数である。この例では、温度Tnがt1からt70の70段階に分割され、例えば、−5℃から69℃を1度刻みに当てはめられている。ΔTは上昇方向を50段階に、また下降方向を50段階に、合計100段階に分割され、例えば上昇方向を+0度から49度、下降方向を−1度から−50度のように1度刻みに当てはめられている。温度補正係数Aは光ディスク装置1の製造工程において図8に示した記録感度の特性を検査して取得し、温度Tnと温度差ΔTに対応する値を温度補正係数記憶手段であるROM23に記憶される。なお温度補正係数Aのテーブル26を構成について、温度Tn、温度差ΔTの範囲と分割方法は上記した方法には限るものではない。
図10は、第2の実施例における光ディスク2のアドレスと記録パワーの関係を示す図である。前回と今回のOPCを実行するアドレスの差に対する前回と今回の記録パワーの差の比率Rnの算出については実施例1と同様であるので省略する。補正パワーYrを算出するときに、実施例1では、補正パワーをYr=Rn(X’−Xn)としたが、実施例2では、補正パワーをYr=A*Rn*(X’−Xn)のように比率Rnに温度補正係数Aを乗じて算出する。温度補正係数Aを乗ずることによって、温度が上昇傾向にある場合、または下降傾向にある場合の記録パワーの予測値をより正確に算出することができる。
図10では、点Pn−1と点Pnとを結ぶ線分の傾きに対して、アドレスXnからアドレスXn+1に対応する点Pnと点Pn+1(予測)を結ぶ線分の傾きが小さくなると予測する。アドレスXnからアドレスXn+1に至るアドレスに記録する範囲を今回記録する範囲とする。アドレスXnからアドレスXn+1の間のアドレスをX’とすると、アドレスXnからアドレスX’に至るときの記録パワーの増分Yr(補正パワー)はYr=A*Rn*(X’−Xn)で表せる。記録パワーY’は、Ynに補正パワーを追加した値であるから、Y’=Yn+Yr=Yn+A*Rn*(X’−Xn)となる。
図11は、第2の実施例におけるアドレスXnからアドレスXn+1に至る記録工程を示す図である。アドレスXnからアドレスXn+1に至る範囲を第2の所定の長さに区切って、その第2の所定の長さの範囲においては記録パワーを一定とし、段階的に記録パワーを変更しながら記録する。第1の所定の長さおよび第2の所定の長さについては実施例1と同様であるので省略する。第1の所定の長さを記録すると、アドレスXn+1において次のOPCを実施する。アドレスXn+1におけるOPCで記録パワーYn+1が求められると、次回記録する範囲の比率をXn、Xn+1、Yn、Yn+1から求める。
図12は、第2の実施例における記録パワーの予測制御のフロー図である。S21において、ホスト25から記録コマンドを受信すると、S22において記録パワー較正部21aが光ディスク2の内周のPCAにてOPCを実行する。S23において、CPU21は、温度検知手段19の検知信号から光ピックアップ5周辺の温度を計測しRAM22に記憶する。PCAにおけるOPCによって算出された記録パワーをY0とする。S24においてY0を算出しRAM22に記憶する。S25において、NWAから記録を開始する。
S26において、CPU21は未記録データがあるかどうかを判定し、未記録データがあればS27へ移り、未記録データが無くなれば、終了する。CPU21は記録長さを監視しており、S27において、CPU21は第1の所定の長さを記録したか判定する。例えば第1の所定の長さを10000hと設定したとすると、10000hを記録したかどうか判定し、記録していなければ、S25に戻って記録を継続し、記録したならば、S28へ移る。この例では最初の10000hについては記録パワーY0で記録される。
S28において、記録パワー較正部21aが、ユーザデータエリア内のNWAにおいてOPCを実行する。S29において、CPU21は、温度検知手段19の検知信号から光ピックアップ5周辺の温度を計測しRAM22に記憶する。S30において記録パワーYnを算出しRAM22に記憶する。最初のユーザデータエリア内でのOPCはY1となる。S31において、予測制御部21bは、比率Rnを算出する。最初の比率はR1=(Y1−Y0)/(X1−X0)となり、算出結果をRAM22に記憶する。
S32において、NWAから記録パワーYnで(最初はY1)でデータを記録する。S33において、CPU21は未記録データがあるかどうかを判定し、未記録データがあればS34へ移り、未記録データが無くなれば、終了する。S34において、CPU21は第2の所定の長さを記録したか判定する。例えば第2の所定の長さを2000hと設定したとすると、2000hを記録したかどうか判定し、記録していなければ、S32に戻って記録を継続し、記録したならば、S35へ移る。
S35において、予測制御部21bは、補正パワーYrを算出し、RAM22に記憶する。予測制御部21bが、補正パワーYrを算出するとき、ROM23に記憶されている温度補正係数Aのテーブル26から計測された温度に対応する温度補正係数Aを抽出し、Yr=A*Rn*(X’−Xn)の式を用いて算出する。
S36において、予測制御部21bは、S35で算出した補正パワーYrを記録パワーYn(最初はY1)に追加する。S37において記録パワーYn+Yr(最初はY1+Yr)でNWAから記録する。S38において、CPU21は第1の所定の長さを記録したか判定する。例えば第1の所定の長さを10000hと設定したとすると、10000hを記録したかどうか判定し、記録していなければ、S32に戻って記録を継続し、記録したならば、S28へ移る。S28へ移るときnはインクリメントされ、記録パワー較正部21aが次のOPCを実行する。
以上のように、前回と今回のOPCを実行するアドレスの差に対する前回と今回の記録パワーの差の比率Rnを算出し、さらに、光ピックアップ周辺にて計測された温度に対応する温度補正係数Aを用いて補正パワーYrを算出し、今回記録する範囲におけるアドレスX’における記録パワーの予測値をY’=Yn+Yr=Yn+A*Rn*(X’−Xn)の式により求めることによって、ユーザデータエリア内におけるOPCとOPCの間においても光ディスクへの記録に最適な記録パワーを設定することができる。
この実施例3が実施例2と異なる点は、予測制御部21bが、補正パワーYrを算出するとき、前回と今回のOPCを実行するアドレスの差に対する前回と今回の記録パワーの差の比率Rnと温度補正係数Aの他に更に光ディスク2に情報を記録する際に必要とされるレーザ光の記録パワーの光ディスクの線速度依存性を考慮した記録感度の線速度補正係数を乗ずることによって、OPCとOPCの間の記録パワーの予測において、より精度の高い予測値を算出する構成としたことにある。
図13は、実施例3が適用される光ディスク装置27の構成を示すブロック図である。この実施例3の各部について、図1に示す実施例1の光ディスク装置1の各部と同一部分は同一符号である。図1で示した光ディスク装置1との違いは、CPU21が、OPCとOPCの間の記録パワーの予測において、これから記録する領域の線速度に応じた線速度補正係数を算出する線速度補正係数算出部21cの機能を有する点である。線速度補正係数算出部21cは線速度補正係数算出手段を較正する。
光ディスク全体に渡って、あるいは一部の領域内において回転数を一定とする角速度一定方式(CAV(Constant Angle Velocity)方式)では、外周へ行くほど線速度が速くなり、それに伴い記録パワーを大きくする必要がある。線速度補正係数算出部21cは、OPCとOPCの間の記録パワーの予測において、これから記録する領域の線速度に応じて記録パワーを補正する線速度補正係数を算出する。
図14は、第3の実施例における記録パワーの予測制御のフロー図である。実施例2で説明した図12に示したフロー図と実施例3の図14に示したフロー図の違いは、S35がS41に変更になったことであり、他は共通である。S41において、予測制御部21bは、補正パワーYrを算出し、RAM22に記憶する。予測制御部21bが、補正パワーYrを算出するとき、ROM23に記憶されている温度補正係数Aのテーブル26から計測された温度に対応する温度補正係数Aを抽出し、更に線速度補正係数算出部21cによって算出された線速度補正係数Cを乗じたYr=C*A*Rn*(X’−Xn)の式を用いて算出する。他の工程については共通であるので省略する。
以上のように、前回と今回のOPCを実行するアドレスの差に対する前回と今回の記録パワーの差の比率Rnを算出し、さらに、光ピックアップ周辺にて計測された温度に対応する温度補正係数Aを用いて補正パワーYrを算出し、更に線速度補正係数算出部21cによって線速度補正係数Cを算出し、今回記録する範囲におけるアドレスX’における記録パワーの予測値をY’=Yn+Yr=Yn+C*A*Rn*(X’−Xn)の式により求めることによって、ユーザデータエリア内におけるOPCとOPCの間においても光ディスクへの記録に最適な記録パワーを設定することができる。
本発明は以上の構成に限定されるもではなく種々の変形が可能である。
本発明が適用される光ディスク装置1の構成を示すブロック図。 光ディスク2へのOPCとデータ記録の位置関係を模式的に示した図。 OPCを実施した場合の光ディスクのアドレスと記録パワーの関係を示した図。 第1の実施例における光ディスクのアドレスと記録パワーの関係を示す図。 第1の実施例におけるアドレスXnからアドレスXn+1に至る記録工程を示す図。 第1の実施例における記録パワーの予測制御のフロー図。 光ピックアップの温度上昇値と光ディスクへの最適記録パワーの関係の例を示す図。 光ピックアップ周辺の温度と記録感度の関係を示す図。 光ピックアップ周辺の温度Tnと温度補正係数Aのテーブルの例を示す図。 第2の実施例における光ディスク2のアドレスと記録パワーの関係を示す図。 第2の実施例におけるアドレスXnからアドレスXn+1に至る記録工程を示す図。 第2の実施例における記録パワーの予測制御のフロー図。 実施例3が適用される光ディスク装置27の構成を示すブロック図。 第3の実施例における記録パワーの予測制御のフロー図。 従来のユーザデータエリア内でOPCを実施した場合の光ディスクのアドレスと記録パワーの関係を示した図。
符号の説明
1 光ディスク装置
2 光ディスク
3 ディスクモータ
4 ディスクモータ制御回路
5 光ピックアップ
10 レーザ制御回路
11 半導体レーザダイオード
13 光検出器
14 レーザ光モニタ検出器
15 信号処理回路
16 フォーカス・トラッキング制御回路
17 データ再生回路
18 PLL回路
19 温度検知手段
21 CPU
21a 記録パワー較正部
21b 予測制御部
21c 線速度補正係数算出部
22 RAM
23 ROM
24 インターフェース回路
25 ホスト装置
26 テーブル

Claims (3)

  1. 書き換えが可能な光ディスクの記録面上にレーザ光を照射して情報を記録する記録手段と、
    前記光ディスクに記録された情報を再生する再生手段と、
    前記レーザ光の記録パワーを検出し検出された記録パワーと前記再生手段によって再生された信号から前記レーザ光の記録パワーを較正する記録パワー較正手段と、
    前記光ディスクに情報を所定の長さだけ記録する毎に前記記録パワー較正手段によって前記レーザ光の記録パワーを較正し、前回記録パワーを較正したときの前記光ディスクのアドレスと今回記録パワーを較正したときのアドレスの差に対する、前回記録パワーを較正したときの記録パワーと今回記録パワーを較正したときの記録パワーの差の比率を算出し、今回前記所定の長さを記録する際、今回前記所定の長さを記録する範囲におけるアドレスと今回記録パワーを較正したときのアドレスの差に前記比率を乗じて算出された補正パワーを今回記録パワーを較正したときの記録パワーに追加することによって、今回前記所定の長さを記録する範囲におけるアドレスに情報を記録するときの記録パワーを予測制御する予測制御手段と
    を有することを特徴とする光ディスク装置。
  2. 書き換えが可能な光ディスクの記録面上にレーザ光を照射して情報を記録する記録手段と、
    前記光ディスクに記録された情報を再生する再生手段と、
    前記レーザ光の記録パワーを検出し検出された記録パワーと前記再生手段によって再生された信号から前記レーザ光の記録パワーを較正する記録パワー較正手段と、
    前記記録手段周辺の温度を検知する温度検知手段と、
    前記光ディスクに情報を記録する際に前記レーザ光の記録パワーに対する光ディスクの記録感度の前記温度検知手段によって検知された温度に対する温度補正係数を記憶する温度補正係数記憶手段と、
    前記光ディスクに情報を所定の長さを記録する毎に前記記録パワー較正手段によって前記レーザ光の記録パワーを較正し、前回記録パワーを較正したときの前記光ディスクのアドレスと今回記録パワーを較正したときのアドレスの差に対する、前回記録パワーを較正したときの記録パワーと今回記録パワーを較正したときの記録パワーの差の比率を算出し、今回前記所定の長さを記録する際、今回前記所定の長さを記録する範囲におけるアドレスと今回記録パワーを較正したときのアドレスの差に前記比率及び今回記録パワー較正したときに検知された温度における前記温度補正係数を乗じて算出された補正パワーを今回記録パワーを較正したときの記録パワーに追加することによって、今回前記所定の長さを記録する範囲におけるアドレスに情報を記録するときの記録パワーを予測制御する予測制御手段と
    を有することを特徴とする光ディスク装置。
  3. 書き換えが可能な光ディスクの記録面上にレーザ光を照射して情報を記録する記録手段と、
    前記光ディスクに記録された情報を再生する再生手段と、
    前記レーザ光の記録パワーを検出し検出された記録パワーと前記再生手段によって再生された信号から前記レーザ光の記録パワーを較正する記録パワー較正手段と、
    前記記録手段周辺の温度を検知する温度検知手段と、
    前記光ディスクに情報を記録する際に前記レーザ光の記録パワーに対する光ディスクの記録感度の前記温度検知手段によって検知された温度に対する温度補正係数を記憶する温度補正係数記憶手段と、
    前記光ディスクに情報を記録する際に前記レーザ光の記録パワーに対する光ディスクの記録感度の前記光ディスクの線速度に対する線速度補正係数を算出する線速度補正係数算出手段と、
    前記光ディスクに情報を所定の長さを記録する毎に前記記録パワー較正手段によって前記レーザ光の記録パワーを較正し、前回記録パワーを較正したときの前記光ディスクのアドレスと今回記録パワーを較正したときのアドレスの差に対する、前回記録パワーを較正したときの記録パワーと今回記録パワーを較正したときの記録パワーの差の比率を算出し、今回前記所定の長さを記録する際、今回前記所定の長さを記録する範囲におけるアドレスと今回記録パワーを較正したときのアドレスの差に前記比率、今回記録パワー較正したときに検知された温度における前記温度補正係数及び今回記録パワーを較正したときの線速度補正係数を乗じて算出された補正パワーを今回記録パワーを較正したときの記録パワーに追加することによって、今回前記所定の長さを記録する範囲におけるアドレスに情報を記録するときの記録パワーを予測制御する予測制御手段と
    を有することを特徴とする光ディスク装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018005863A (ja) * 2016-07-09 2018-01-11 日本コンピュータ・ダイナミクス株式会社 駐輪場の併用利用管理システム

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