JP2008082131A - 吐水装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】使用者のスイッチ操作に基づいて電動弁を開閉して吐水・止水を切替える吐水装置であって、コントローラケース内にスイッチおよび発光素子が実装されたプリント基板を収納しており、そして、前記コントローラケースの上面には、スイッチおよび発光素子に対応した開口を覆うように弾性シートが貼付けられており、更にコントローラケースを上面カバーにて覆い、この上面カバーの開口より突出し、使用者により押圧される操作ボタンによってスイッチを操作する吐水装置において、コントローラケースと上面カバーとの間に、発光手段からの光の拡散を防ぐ遮光部材が介在しており、操作ボタンは透光性を有すると共に、遮光部材に設けられた弾性変形部に上下移動可能な状態で保持されていることを特徴とする。
【選択図】 図5
Description
この、特許文献1に記載された吐水装置においては、操作スイッチを操作することにより、吐水・止水を切替えることが可能である。そのスイッチは操作ボタンの上面がケースの表面をと略面一であり、防水のために弾性シートにて覆われている。
このように操作ボタンの表面を弾性シートで覆って防水をした場合、悪戯等によって弾性シートが破られると防水性が保てなくなってしまう。また、操作ボタンを光らせて視認性,意匠性を向上させようとした場合、弾性シートが透光性を有する必要があるが、弾性シート全体に光が分散されてしまい、操作ボタン部が目立つように光らせることが難しい。
この特許文献2においては、操作ボタン自体を光らせることができるため、光度を高くすることができ、視認性,意匠性に優れたものとすることができる。しかも、ケース内部において弾性シール体を設け防水性の有するものである。
しかし、この特許文献2の構造においては、複数の操作ボタンがボタンプレートに薄肉ヒンジを介して一体的に造られている。このように、操作ボタンを上下に移動させるための薄肉ヒンジと操作ボタンが一体であるため、その材質としては弾性を有するものを選ばざるを得ず、そのため、操作ボタンの透光率が低くなってしまっていた。
また、コントローラケースの上面には、前記スイッチおよび前記発光素子に対応した開口を覆うように弾性シートが貼付けられているため、コントローラケースの内部に水が浸入することがなく、防水性に優れる。
従って、上面カバーを外すだけで、遮光部材、そして、操作ボタンを取り外すことができ、メンテナンス時の作業が容易である。
従って、遮光部材に複数のボタンが保持されているため、メンテナンス時に上面カバーを外して遮光部材を取り外した場合、操作ボタンが散乱してしまうことが無く、メンテナンス作業性を向上させることができる。
図1に第一実施形態における吐水装置の洗面器に取り付けられた状態の斜視図を示す。図2に第一実施形態における吐水装置の断面図を示す。図3に第一実施形態における吐水装置の上面図および正面図を示す。
給水管9の上流は電磁弁(図示せず)に繋がっており、下流は吐水口6に連通されている。更に、給水管9下端の外周部に雄ねじ10が形成されている。この雄ねじ10にナット11の雌ねじ11aを下から締め付けて、洗面器2と吐水装置1とを固定している。
手前側の操作ボタン4aを再度押すと電磁弁(図示せず)が閉止し湯水の流出を停止する。同時に操作ボタン4aは点滅から点灯に戻る。また、使用者が吐水口6に手を近づけると手検出センサー5が手を検知し、電磁弁(図示せず)から開放された湯水が給水管9を通って吐水口6から吐水する。
なお、カバー21は後述する装飾用の発光素子からの光を上面カバー3の上面へ導くものであり、上部が上面カバー3の孔31aに嵌り込むよう構成されている。
これにより、上面カバー3を外すだけで、遮光部材12、そして、操作ボタン4a、4bを取り外すことができ、メンテナンス時の作業が容易となる。
コントローラケース13内のプリント基板50にはスイッチ15と隣接して発光素子16が取り付けられている。同様にカバー21真下の位置にも発光素子16aが配置されている。発光素子16は青又は赤色のLEDから構成されており、夫々のスイッチ15に対して左右対称に2個配置されている。また、発光素子16aは青色のLEDから構成されており、複数個のLEDが一列に配置されている。
さらに、スイッチ15の真上に中間操作体17を配設している。また、中間操作体17は外周部に薄肉ヒンジ19を介してコントローラケース13と一体成型されている。この中間操作体17は操作ボタン4a,4bの操作力をスイッチ15に伝達するためのものであるが、スイッチ15の突出高さを管理することにより省略することも可能である。また、発光素子16の真上には孔18を設けている。薄肉ヒンジ19及び孔18の周辺に、コントローラケース13内部を機密に保つためポリエステル(PET)製の光透過性の弾性シート20が貼付されている。また、発光素子16aの真上には孔18aを設けている。
発光素子16から発された光は孔18及び弾性シート20を透過し遮光部材12に至る。そして、遮光部材12に設けられた開口22を通じて操作ボタン4aおよび4bに到達する。また、発光素子16aから発された光は孔18aを透過し遮光部材12に至る。そして、遮光部材12に設けられた開口22aを通じてカバー21に到達する。ここで、操作ボタン4aおよび4bとカバー21を光らせるため、操作ボタン4aおよび4bとカバー21はアクリル(AS)樹脂製の光透過性樹脂を用いている。また、発光素子16が発する光が外部への漏れおよび隣接する操作ボタン4aおよび4b間の光の干渉を防ぐため、遮光部材12は遮光性のエチレンプロピレンゴム(EPDM)によって成型されており、しかも、開口部22,22aの周囲をコントローラケース13に向かって突出する壁で蔽い光の漏れを防いでいる。
このように、遮蔽部材12の弾性変形部23の反力により操作ボタン4aを支える構造を用いることで、従来操作ボタン4a自体に樹脂製ヒンジ部(図示せず)を設けた構造ではヒンジ部(図示せず)に洗剤や整髪料が流入して、ヒンジ部(図示せず)が破壊する不具合が認められたが、ヒンジに相当する弾性変形部材23を耐薬性・弾性限度の高いエチレンプロピレンゴム(EPDM)用いることで破壊を防止することが可能になる。なお、エチレンプロピレンゴム(EPDM)に限らずフッ素ゴム(FKM)等の弾性体を用いることもできる。
また、コントローラケース13の上面には、前記スイッチ15および前記発光素子16に対応した開口を覆うように弾性シート20が貼付けられているため、コントローラケース13の内部に水が浸入することがなく、防水性に優れることになる。
このように、操作ボタン4aと遮光部材12はほぼ一体化されたおり、メンテ時に遮光部材を取り出しても操作ボタン4aが飛び散ったりしないため、メンテ作業が快適に行えることになる。
2…洗面器
3…上面カバー
4a…操作ボタン
4b…操作ボタン
5…手検出センサー
6…吐水口
7…窪み
8…孔
9…給水管
10…雄ねじ
11…ナット
12…遮光部材
13…コントローラケース
14…センサーカバー
15…スイッチ
16…発光素子
17…中間操作体
18…孔
19…薄肉ヒンジ
20…弾性シート
21…カバー
22…開口部
22a…開口部
23…弾性変形部
24…腕
25…窪み
26…突起
27…突起
28…腕
29…上端面
30…下端面
31…孔
31a…孔
41…操作部
50…プリント基板
Claims (3)
- 使用者のスイッチ操作に基づいて電動弁を開閉して吐水・止水を切替える吐水装置であって、コントローラケース内に前記スイッチおよび発光素子が実装されたプリント基板を収納しており、そして、前記コントローラケースの上面には、前記スイッチおよび前記発光素子に対応した開口を覆うように弾性シートが貼付けられており、更に前記コントローラケースは上面カバーにて覆われており、この上面カバーの開口より突出し、使用者により押圧される操作ボタンによって前記スイッチが操作される吐水装置において、
前記コントローラケースと上面カバーとの間に、前記発光手段からの光の拡散を防ぐ遮光部材が介在しており、前記操作ボタンは透光性を有すると共に、前記遮光部材に設けられた弾性変形部に上下移動可能な状態で保持されていることを特徴とする吐水装置。 - 前記遮光部材は、前記上面カバーと前記コントローラケースとの間で挟持されることにより固定されていることを特徴とする請求項1記載の吐水装置。
- 前記遮光部材には、複数の操作ボタンが嵌めこみ固定されていることを特徴とする請求項2に記載の吐水装置。
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JPH0412229A (ja) * | 1990-05-01 | 1992-01-16 | Yamatake Honeywell Co Ltd | 異常検出装置 |
JPH10275536A (ja) * | 1997-03-31 | 1998-10-13 | Sanyo Electric Co Ltd | 操作器 |
JP2005347033A (ja) * | 2004-06-01 | 2005-12-15 | Shin Etsu Polymer Co Ltd | 押釦スイッチ用キーシートの製造方法及び押釦スイッチ用キートップ付きキーシートの製造方法 |
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2006
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