JP2008081227A - エレベータ駆動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】一側にかご、他側にカウンターウェイトが連結された主ロープと、この主ロープが巻き付けられるシーブを有し、周回移動するベルト伝動機構のベルトで主ロープのシーブに巻き付く部分を押圧して主ロープをその長手方向に駆動する駆動装置において、ベルトの張力が比較的小さくても、かご側荷重が過大になった場合にも、主ロープを保持できる駆動装置を提供する。
【解決手段】かご側張力付与装置10のばね14のばね定数を、カウンターウェイト側張力付与装置20のばね24のばね定数より小さくした。これにより、かご側荷重が過大になったときには、ばね14のばね力が従来に比べて結果的に大きくなり、ベルト46の主ロープ3の保持機能が増加するようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、ベルト伝動機構を使用してエレベータかご等を往復駆動させる駆動装置に係り、特にベルト伝動機構のベルトに張力を付与する張力付与装置の改良に関するものである。
図2は、出願人が提案しているベルト伝動機構を備えた駆動装置であり(特許文献1参照)、図示省略しているが、主ロープ3の一側にはエレベータかご、他側にはカウンターウェイトが設けられている。駆動装置40はフレーム41にシーブ42を取り付けるとともに、該シーブ42の上方と両側の3箇所にプーリ43,44,45を配置し、これらのプーリ43,44,45にベルト46を張設し、このベルト46によってシーブ42に巻き付けられた主ロープ3をシーブ42に押圧する。上方のプーリ43はフレーム41の背面に取り付けられたモータ(図示省略)に連結されており、ベルト46の周回移動により、シーブ42と主ロープ3を移動させてかご及びカウンターウェイトを昇降させる構成になっている。また両側のプーリ44,45はそれぞれ位置調節機構47によって、フレーム41に対して高さ位置の調節が可能に取り付けられており、これら高さ位置を調節することによってベルト46の張力を調節することができる。48は非常時等に主ロープ3を挟持するロープグリッパーで油圧等によって動作する。49はモータの回動状態を検出する検出装置、例えばロータリーエンコーダ、50はモータのブレーキである。
この装置では、位置調節機構47により両側のプーリ44,45の位置を調節することによって、ベルト46に張力を付与しているが、ベルト46は使用により若干の伸びを生じるため位置調節機構47の調節が必要になる。そこで図1に示すように、ばね等の弾性体を使ってベルト46に張力を付与することが考えられている。
図1において、11は軸12によりフレーム41に回動自在に設けられたレバーで、プーリ45が枢着されているとともに、フレーム41に固定されたボルト13が貫通している。このボルト13とレバー11の間にはばね14が設けられベルト46に張力を付与している。これらのレバー11〜ばね14によりかご側張力付与装置10を構成している。また、カウンターウェイト側張力付与装置20も同様にレバー21,軸22,ボルト23,ばね24を備えた構成となっており、両ばね14,24のばね定数は同一である。また図2と同一符号は同一のものを示している。
特開2005−96953号公報
人や物などの荷重を運搬するエレベータ等においては、かご内の荷重は常に変動するが、荷重の大小にかかわらず主ロープ3が滑らないようにしておく必要がある。そこでかごが過積載状態、例えばかご内荷重が定格荷重の125%程度になっても主ロープ3を保持できるように、ベルト46の張力を高く設定している。したがって、荷重の大小にかかわらず常に張力が高い状態にあるためベルト46の寿命が短くなるという問題があった。
本発明は、前記かご側張力付与装置10のばね14のばね定数を、前記カウンターウェイト側張力付与装置20のばね24のばね定数より小さくしたものである。
本発明によれば、かごの荷重が大きくなればなるほどベルト張力が増加するため、ベルトの張力を従来より低くしておいても、過積載状態になった場合にも、従来と同様に主ロープを保持することができる。したがって、ベルトの寿命も従来に比べ長くなる。
本発明の実施の形態を図1により説明する、説明の便宜上、カウンターウエイト側張力付与装置20のばね24のばね定数を大きくした場合と、かご側張力付与装置10のばね14のばね定数を小さくした場合を分けて説明する。
まず、カウンターウエイト側張力付与装置20のばね24のばね定数を大きくした場合について説明する。過積載等によりかご側の荷重がカウンターウェイト側に比べて過大になると、主ロープ3を右方(矢印方向)に引っ張る力が大きくなり、これによってベルト46は矢印方向に送られる。このためプーリ44に働く引き上げ力が大きくなり、プーリ44は引き上げられることになる。
ばね24のばね定数を大きくすると、ベルト46によるプーリ44の引き上げ量が少なくなり、シーブ上面におけるプーリ44側からプーリ45側に送られるベルト46の量が少なくなる。
これによりプーリ45の位置が高くなるため、ばね14を圧縮する力が強くなる。そのためばね14の反力が大となり、結果的に張力付与装置10のばね力(反力)が大きくなるため、ベルト46の張力が大きくなることになるのである。この効果はかごの荷重が過大になればなるほど大きくなる。
次に、かご側張力付与装置10のばね14のばね定数を小さくした場合について説明する。かご側の荷重がカウンターウェイト側に比べて過大になると、主ロープ3を矢印方向に引っ張る力が大きくなり、これによってベルト46は矢印方向に送られる。このためプーリ45に働く引き上げ力が小さくなる。プーリ45に働く引き上げ力が小さくなるとばね14の圧縮量が少なくなり、これに比例してばね14の反力も小さくなる。
ばね14のばね定数を小さくすると、ばね定数が大きい場合に比べて圧縮量の変動に対する力の変動が小さくなる。即ち、ばね14の圧縮量が少なくなっても、ばね14の反力の低下は小さくて済む。したがって、従来に比べてばね14の力(反力)は結果的に大きくなるため、ベルト46の張力が大きくなることになる。この効果はかごの荷重が過大になればなるほど大きくなる。
上記の説明からわかるように、ばね24のばね定数を大きくし、ばね14のばね定数を小さくすることにより、かご荷重が過大になった場合におけるばね14の力を結果的に大きくすることができる。すなわちかご荷重が過大になった場合におけるベルト46のロープ保持能力を大きくすることができる。
したがって、ベルト46の張力を従来よりも小さくできるので、ベルト46の寿命を長くすることができる。
前記実施の形態では、主ロープ3を使用したエレベータに着いて説明しているが、主ロープ3の代わりにベルト状の張力部材を使用する場合であっても、同様に実施することができる。またばね14,24はコイルばね、皿ばね等ばねとしての機能を有するものであればよい。
本発明の実施の形態を示す図である。 従来の往復移動体駆動装置の一例を示す図である。
符号の説明
3 主ロープ
10 かご側張力付与装置
11,21 レバー
12,22 軸
13,23 ボルト
14,24 ばね
20 カウンターウェイト側張力付与装置
40 駆動装置
41 フレーム
42 シーブ
43 プーリ
44 カウンターウェイト側プーリ
45 かご側プーリ
46 ベルト

Claims (1)

  1. かご及びカウンターウェイトを往復移動させるためのロープ状又はベルト状の張力部材と、ベルトと複数のプーリを有し前記張力部材の張設経路に沿って周回移動するベルト伝動機構と、前記ベルトに張力を付与する張力付与装置とを備え、前記ベルトを前記張力部材に接触して前記張力部材の一定領域を側方から押圧しながら長手方向へ駆動するエレベータの駆動装置において、
    前記プーリは少なくともかご側プーリとカウンターウェイト側プーリとを含むとともにそれぞれに前記張力付与装置が設けられており、かご側プーリの張力付与装置のばね定数はカウンターウェイト側プーリの張力付与装置のばね定数よりも小さいことを特徴とするエレベータ駆動装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2004169807A (ja) * 2002-11-20 2004-06-17 Fujitec Co Ltd 往復移動体駆動装置
JP2004203601A (ja) * 2002-12-26 2004-07-22 Toshiba Elevator Co Ltd エレベータロープ用トラクション増加装置
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