JP2008080902A - カーテンエアバッグを備えた車両の内装構造 - Google Patents

カーテンエアバッグを備えた車両の内装構造 Download PDF

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宏明 中尾
Motoharu Hirata
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Abstract

【課題】中間ピラーの車内側の面に設けられたシートベルトアンカと、ルーフトリムの側縁部及び後部ピラートリムの内側において中間ピラーの上部前方から後部ピラーの下部まで収容され、所定条件の成立時に、中間ピラーの前方でガスが導入されて、中間ピラーを含む、少なくとも後部ピラーの前縁部より前方のサイドウィンド部の車内側の面を覆うように展開するカーテンエアバッグとを備えた車両の内装構造において、カーテンエアバッグが、展開時、シートベルトアンカに引っ掛かるのを防止可能なカーテンエアバッグを備えた車両の内装構造を提供する。
【解決手段】 後部ピラートリム26の前部26cの車幅方向外側縁部26aから車幅方向内方に離間した位置からのカーテンエアバッグの展開を許容する展開許容部27を設ける。
【選択図】図8

Description

本発明は、カーテンエアバッグを備えた車両の内装構造に関し、車両の安全技術の分野に属する。
車両、特に自動車においては、衝突時や横転時等の乗員保護のためにエアバッグ装置が装備されることが一般的となっている。このエアバッグとして、前後方向に隔置された複数のサイドウインドガラス及びピラー等でなるサイドウインド部の車内側の面を覆うことができるように前後方向に長くされたカーテンエアバッグと呼ばれるものがある。
このようなカーテンエアバッグで覆われることとなるピラーの車内側の面にはシートベルトアンカが設けられることがあり、例えば、特許文献1には、、中間ピラーの車内側の面を構成する中間ピラートリムから車内側に突出してシートベルトアンカが設けられたものにおいて、該シートベルトアンカにカーテンエアバッグが展開に際して引っ掛からないように、中間ピラートリムにおけるシートベルトアンカの上方に位置する部位に車内側へ隆起する隆起部(展開方向規制部)を設けたものが開示されている。
一方、特許文献2には、カーテンエアバッグを、天井の内部だけでなく後部ピラーの内部に延設して収容したものにおいて、後部ピラートリムの前縁部を押し広げて、サイドウインドガラスとの間に生じた隙間からカーテンエアバッグを展開させるように構成したものが開示されている。
また、特許文献3には、車両後部に位置する後部ピラーの後部に、エアバッグ展開用の扉状カバー部を設けたものが開示されている。
特開2001−058556号公報 特開2004−196250号公報 特開2000−272462号公報
ここで、後部ピラートリムは、荷物等によって容易には損傷しないように、天井の内面を形成するルーフトリムよりも硬質の合成樹脂によって形成されるのが一般的である。
一方、前後方向に長いカーテンエアバッグにガスを早急に充填させるために中間ピラーの前方側でガスを導入するように構成することが考えられる。
しかしながら、前述のように中間ピラーの車内側の面にシートベルトアンカが設けられ、かつ特許文献2に記載のもののようにカーテンエアバッグが後部ピラートリムとサイドウインドガラスとの間に生じた隙間から展開するものの場合、以下のような問題が生じ得る。すなわち、中間ピラーの前方側でガスが導入されると、カーテンエアバッグは前部側が先に展開し始めることとなるが、前記隙間は、一般的な車体構造の車両においては、中間ピラーの車内側の面よりも車幅方向において車外側に位置しているので、カーテンエアバッグは中間ピラーの車内側の面に押し付けられ、前後方向に張力を生じながら下降することとなる。したがって、カーテンエアバッグが展開に際してシートベルトアンカに引っ掛かりやすくなるのである。
しかし、特許文献1,2,3には、このようにカーテンエアバッグが展開時、張力を生じた状態で中間ピラーの車内側の面に摺接しながら下降することによりシートベルトアンカに引っ掛かりやすくなるという問題、及びその解決手段については記載されていない。
そこで、本発明は、カーテンエアバッグが、展開時に張力を生じてもシートベルトアンカに引っ掛かりにくくすることを実現可能なカーテンエアバッグを備えた車両の内装構造を提供することを課題とする。
前記課題を解決するために、本発明は、次のように構成したことを特徴とする。
まず、本願の請求項1に記載の発明は、天井を形成する軟質なルーフトリムと、該ルーフトリムよりも硬質な合成樹脂製で、車両後部に位置する後部ピラーの車内側の面を形成する後部ピラートリムと、該後部ピラーの前方に位置する中間ピラーの車内側の面に車内側に突出して設けられたシートベルトアンカと、前記ルーフトリムの側縁部及び後部ピラートリムの内側において前記中間ピラーの上部前方から後部ピラーの下部まで収容され、所定条件の成立時に、前記中間ピラーの前方でガスが導入されて、前記中間ピラーの車内側の面に摺接しながら、該中間ピラーを含む、少なくとも前記後部ピラーの前縁部より前方のサイドウィンド部の車内側の面を覆うように展開するカーテンエアバッグとを備えた車両の内装構造であって、前記後部ピラートリム前部の車幅方向外側縁部から車幅方向内方に離間した位置からのカーテンエアバッグの展開を許容する展開許容部が設けられていることを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、前記請求項1に記載のカーテンエアバッグ装置を備えた車両の内装構造において、前記展開許容部は、前記後部ピラートリムの前部の少なくとも車幅方向内方に離間した位置に設けられた切欠を閉塞するカバー部材により構成されており、前記カーテンエアバッグは、カバー部材を変位させて展開するように構成されていることを特徴とする。
そして、請求項3に記載の発明は、前記請求項2に記載のカーテンエアバッグ装置を備えた車両の内装構造において、前記カバー部材は、面直方向が略車両前方を指向するように形成されており、前記カーテンエアバッグは、前記カバー部材の車幅方向内側縁部側から展開するように設けられていると共に、前記カバー部材の下端部は、車体側もしくは後部ピラートリムに固定されていることを特徴とする。
さらに、請求項4に記載の発明は、前記請求項1に記載のカーテンエアバッグ装置を備えた車両の内装構造において、前記カーテンエアバッグは、後部ピラーにおける展開許容部の上部と、展開許容部の下部と、中間ピラーよりも前方の車体とに対して固定され、前記シートベルトアンカは、前記3つの固定点により形成される平面よりも車幅方向外側に位置するように設けられていることを特徴とする。
次に、本発明の効果について説明する。
まず、請求項1に記載の発明によれば、カーテンエアバッグは、所定条件の成立時に展開許容部から展開することとなる。つまり、カーテンエアバッグは、前記後部ピラートリム前部の車幅方向外側縁部よりも車幅方向内方側から展開するので、展開時にシートベルトアンカに引っ掛かるのが防止され、確実に展開することとなる。
また、請求項2に記載の発明によれば、カーテンエアバッグは、展開時、カバー部材を変位させるだけでよく、これにより、カーテンエアバッグの展開が容易化される。
そして、請求項3に記載の発明によれば、カーテンエアバッグが後部ピラートリムの内部から展開する際、カバー部材を前方へ変位させながら、該カバー部材の車幅方向内側縁部から展開することとなるが、カバー部材の下端部は、車体側もしくは後部ピラートリムに固定されているので、カバー部材は、車幅方向内側縁部側が外側縁部側よりも前方に大きく変位してねじれたような状態となる。また、下部側ほど前方への変位量及び車幅方向内方側への変位量が小さくなる。つまり、カーテンエアバッグは、展開時、カバー部材からその弾性により下側ほど車幅方向内方側への強い圧力を受けながら展開することとなるのであるが、これにより、カーテンエアバッグは、展開が進行するにつれて下端側がシートベルトアンカから車幅方向内側に離間することとなり、シートベルトアンカへの引っ掛かりが一層防止されることとなる。
さらに、請求項4に記載の発明によれば、シートベルトアンカは、カーテンエアバッグの3つの固定点により形成される平面よりも車幅方向外側に位置するように設けられているので、カーテンエアバッグは、展開時、シートベルトアンカの車幅方向外側を通過することとなり、該シートベルトアンカに引っ掛かるのが確実に防止されることとなる。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図1に示すように、車両1は、前席シート2と、前席シート2の後方に配設された2列目シート3と、2列目シート3の後方に配設された3列目シート4とを有する。また、この車両1は、乗員昇降用のサイドドアとして、前席シート2用のサイドドア5と、2列目シート3用のサイドドア6とを有すると共に、ピラーとして、前側から順に、Aピラー7、Bピラー8、Cピラー9、Dピラー10を有する。ここで、Cピラー9は、特許請求の範囲における中間ピラーに相当し、Dピラー10は、特許請求の範囲における後部ピラーに相当する。
前記サイドドア5は、Aピラー7とBピラー8との間の乗降用開口11を開閉するもので、上下方向に開閉駆動されるサイドウインドガラス12を有する。また、前記サイドドア6は、Bピラー8とCピラー9との間の乗降用開口13を開閉するもので、上下方向に開閉駆動されるサイドウインドガラス14を有する。Cピラー9とDピラー10との間には、後部サイド開口15が設けられ、該後部サイド開口15がサイドウインドガラス16で覆われている。ここで、サイドウインドガラス15,16、及びピラー9,10及びその周辺部が特許請求の範囲のサイドウインド部に相当する。
前記3つのサイドウインドガラス12,14,16は、例えば側方衝突時あるいはその予知時や、横転時あるいはその予知時等に作動されるカーテンエアバッグ17によって、ほぼ全体的に車室内から覆われるようになっている。このカーテンエアバッグ17は、収納状態では、蛇腹状に折りたたまれて1本の棒状体とされ、前記3つのサイドウインドガラス12,14,16の縁部に沿ってかつその直近において車体に固定されている。詳しくは、カーテンエアバッグ17は、前端部がAピラー7の下部に固定され(固定部Pf)、後端部の上部がDピラー10の上部に固定され(固定部Pu)、後端部の下部がDピラー10の下部に固定され(固定部Pr)、前端部から後端部までの間の中間部分は、サイドウインドガラス12,14,16の上縁部付近を前後方向に結んだ線上において複数箇所で車体に固定されている。
カーテンエアバッグ17は、その膨張、展開時には、図2に示すように、サイドウインドガラス12,14,16に沿うようにして車室内に展開し、全てのサイドウインドガラス12,14,16を車室内側から覆うようにされている。そして、カーテンエアバッグ17の下端が、各サイドウインドガラス12,14,16の下縁部よりも若干下方に位置するようにその大きさが設定されている。
カーテンエアバッグ17は、重ね合わせた略同一形状の2枚の基布の外縁近傍に沿って縫製を施す(図示省略)ことにより袋状に形成され、ガス導入口17mを介してインフレータ18からのガスが充填可能になっている。また、上記2枚の基布には、図2に示すように重ね合わせた状態で曲線状または閉ループ状の縫製17a〜17eが施されている。縫成17b,17dで囲まれた領域はガスが充填されない非膨張部17f,17gを形成し、それ以外の部位が膨張部を構成している。なお、このような非膨張部17f,17gの形成位置は、各シート2〜4に着座する乗員の頭部から離れた位置に設定される。このような非膨張部を設けておくことによりカーテンエアバッグ17の膨張、展開を早期に行うことができる。また、縫成17a,17c,17eは、ガス充填時のカーテンエアバッグ17の車幅方向の厚みが大きくなりすぎるのを抑制するために設けられており、同様な作用は非膨張部17f,17gも有している。カーテンエアバッグ17の上縁部には、サイドウインドガラス12,14,16の上縁に沿って複数の固定部P…Pが設けられている。また、カーテンエアバッグ17の前端部にはテザー17hが設けられ、該テザー17hがAピラー7の下部に固定されている(固定部Pf)。
このように収納されたカーテンエアバッグ17において、展開指向方向とは、カーテンエアバッグ17を車体に対して通常の取付固定箇所で固定した場合に、収納された状態から率先して展開する方向であり、例えば、カーテンエアバッグ17が展開した状態でその下端(展開した状態での下端)から蛇腹状に折り畳んだ場合は、蛇腹の延設する方向の展開先端側が展開指向方向となる。なお、カーテンエアバッグ17の畳み方はロール巻きでもよい。
図1、図2に示すように、Cピラー9の上部前方には、インフレータ18が設けられており、カーテンエアバッグ17に対して膨張、展開用のガス圧を供給する。インフレータ18が起爆されることによって発生したガス圧は、供給系路19を介して収納状態にあるカーテンエアバッグ17に供給される。供給系路19の下流端は、収納状態にあるカーテンエアバッグ17の前後方向略中間位置のガス導入口17mに中間ピラー9の前方側で接続されている。
前述した各ピラー7〜10は、それぞれピラートリムによって車室内側から覆われている。例えば、図3、図4に示すように、Cピラー9は、Cピラートリム56によって覆われ、Dピラー10は、Dピラートリム26によって覆われている。また、ルーフパネルの車室側は、ルーフトリム37によって覆われている。ルーフトリム37は、弾性体等の軟質材、例えば発砲ウレタン等の表面を不織布で覆ったもの等によって形成されており、手指で押圧した程度の外力でもって比較的容易に変形し得るものとされている。Cピラートリム56やDピラートリム26等の各ピラートリムは、ルーフトリム37よりも硬質とされており、それぞれ硬質の合成樹脂、例えばポリプロピレンで形成されており、手指で押圧した程度の外力では容易には変形しにくいものとされている。特にDピラートリム26については、低温(例えば−20度C以下)でも破損しにくいTP0(サーモ・プラスチックオレフィンで構成したポリプロピレン)によって形成してもよい。このように、特にDピラートリム26等のピラートリムは、ルーフトリム37よりも硬質(十分に硬質)とされていて、荷物等が接触しても容易には傷つかないようにされている。なお、Dピラートリム26のうち、カーテンエアバッグ17からの膨張、展開時の圧力を受ける部分およびその近傍のみを部分的に、前記のような破損しにくい合成樹脂によって構成しておくこともできる。
図6に示すように、ルーフパネル30の車幅方向外側端部には、ルーフサイドインナパネル31と、ルーフサイドアウタパネル32とで構成されて、前後方向に伸びる閉断面状の強度部材としてのルーフサイドレール30Rが設けられている。このルーフサイドレール30Rの下端部には、下方に短く延びる接合フランジ部33が設けられており、この接合フランジ部33に対して、サイドウインドガラス16の上縁部が接着剤34によって固定されている。図4、図6に示すように、ルーフトリム37は、その車幅方向外側端縁部が、Cピラートリム56とDピラートリム26との間において、車幅方向外側に若干突出して、サイドウインドガラス16直近に位置している。接合フランジ部33には、エッジモール35が設けられている。
Dピラー10は、図8に示すように、インナパネル21とアウタパネル22とによって閉断面状に形成されており、その前端部には、前方へ短く伸びる接合フランジ部23が形成されている。サイドウインドガラス16の後縁部は、接着剤24を介して接合フランジ部23の外面に固定されている。
このようなDピラー10を覆うDピラートリム26(後述するカバー部材27を含む)は、図8に示すように、水平方向での断面形状が略L字状とされており、前後方向に幅広く伸びる側面部26bと、側面部26bの前端から車幅方向外側に延長され、車幅方向に幅広く広がる前面部26cとを有する。そして、前面部26cの車幅方向外側端縁部26aは、前記接合フランジ部23近傍まで延設され、サイドウインドガラス16の後縁部直近に位置している。また、Dピラートリム26の下端部は、図3に示すように、車両後部の車内側の面を構成するクォータトリム91の上縁部の車幅方向外方側に位置した状態で固定されている。なお、この固定は、クォータトリム91の上縁部に挿し込み部等を設けて固定してもよいし、クリップ等を用いてインナパネル21に固定してもよい。
その場合に、Dピラートリム26は、前面部26cのうち車幅方向外方側寄りの部分が、別体に形成されたカバー部材27によって構成されている。つまり、Dピラートリム26は、前面部26cにカバー部材27に対応した形状の切欠が形成された本体部と、カバー部材27とで構成され、本体部の切欠がカバー部材27によって施蓋されたものとなっている。なお、このカバー部材27も前述のように車両後部の車内側の面を構成するクォータトリム91の上縁部の車幅方向外方側に位置した状態で固定されている。なお、カバー部材27の上部は固定していないが、例えば、インナパネル21にクリップ等により係止し、その係止がカーテンエアバッグ17の展開時に容易に解除されるものであってもよい。
カバー部材27は、その面直方向が、略車両前方(前後方向に対して60°以内)を指向するように設けられており、その車幅方向内方端縁部27aが、Dピラートリム26の本体部の前面部26cの切欠縁部に対して、前方に位置するようにして重ね合わされている。この重ね合わせ部26xにおいて、例えば接着剤によってカバー部材27とDピラートリム26の本体部とを弱く一体化してもよいが、本実施の形態では接着等の固定はなんら行われておらず、したがって、車幅方向に相対的に変位可能な状態での重ね合わせとなっている。これにより、温度変化による熱膨張差や製造誤差による寸法差が、この重ね合せ部26xで吸収されることになる。
カバー部材27は、その背面から突設された支持ステー45の先端部に形成された係止突起部45aを利用して、Dピラー10のインナパネル21に係止されている。この係止突起部45aによる係止作用は弱く、手指で手前に引張した程度ではインナパネル21から抜け出ない係止機能を有するが、カーテンエアバッグ17の膨張、展開時の大きな圧力を受けたときには容易にその係止作用が解除される(係止突起部45aがインナパネル21から抜け出る)ように設定されている。そして、カバー部材27が所定量以上前方へ移動するのを規制するために、カバー部材27(の支持ステー45)とインナパネル21とが、弛んだ状態とされたワイヤ等のひも状の連結部材46によって連結されている。すなわち、係止突起部45aインナパネル21から抜け出てカバー部材27が所定量以上前方へ移動して、連結部材46が直線状となる緊張状態になったとき、それ以上のカバー部材27の前方動が規制されることとなる。
Dピラートリム26の本体部は、その前部と後部との複数箇所でもって、インナパネル21にしっかりと固定されている。すなわち、Dピラートリム26の側面部26bの背面に支持ステー47,48が形成されて、この支持ステー47,48の先端部に形成された係止突起部47a,48aが、取付ブラケット49を介してあるいは直接的に、インナパネル21に強固に係止されている。
Cピラー9は、図10〜図12に示すように、インナパネル51とアウタパネル52とによって閉断面状に形成されており、このCピラー9を車室内側から覆うCピラートリム56の上端は、Cピラー9の車幅方向内面(インナパネル51)から若干離間していて、図7に示すように、Cピラー9とCピラートリム56との間には、車幅方向に間隔を有する隙間が形成されている。
図6〜図9に示すように、収納状態にあるカーテンエアバッグ17は、取付ブラケット41、42等を介して、車体に固定される。図8に示す取付ブラケット41は、Dピラー10への取付用であり、図6、図7、図9に示す取付ブラケット42は、ルーフサイドレール30Rに対する固定用である。
サイドウインドガラス16の上縁部から後縁部に渡る部分での収納状態にあるカーテンエアバッグ17の配設例を図5に示す。図5では、カーテンエアバッグ17の配設状態を明瞭に示すために、前記取付ブラケット41、42は図示を略してある。図5から明らかなように、収納状態にあるカーテンエアバッグ17は、平面視において、サイドウインドガラス16の上縁部の前端部付近から後端部付近まではほぼ前後方向に伸びるように設定されている。前後方向に細長く伸びるインフレータ18は、図示しない取付ブラケットを介してルーフサイドレール30Rに固定されている。
図1に示すように、シート2,3,4の側方には、それぞれシートベルト61,71,81が設けられている。これらのシートベルト61,71,81の一端側はB,C,Dピラー8,9,10に取り付けられたシートベルトアンカ62,72,82を介してリトラクタ63,73,83にそれぞれ収容されている。
ここで、本発明において対象とするCピラー9に設けられたシートベルトアンカ72の構造について詳しく説明する。このシートベルトアンカ72は、図12に示すように、インナパネル51に一端部が固着され、他端部がCピラートリム56に設けられた孔部56aを貫通するボス部材74と、シートベルト71が挿通される孔75aを有するシートベルト係止部材75と、該係止部材75を回動可能にボス部材74に固定するボルト76と、シートベルト係止部材75及びボルト76の頭部を覆うケース77とを有している。該ケース77の内面には、複数のリブ77aが形成されている。このリブ77aは、シートベルトアンカ72に人体等が当たったときに、衝撃を吸収するためのものである。したがって、シートベルトアンカ72は、車幅方向の幅(厚み)を小さくすることには限度がある。また、Cピラートリム56の上面部とケース77におけるCピラートリム56に対向する面で下面部77cとの間には、所定量の隙間Sが設けられている。これは、シートベルトアンカ72の回転をスムーズに行うことや、これらの部材の製造誤差の吸収及びこれらの部材の当接による異音の防止を目的としている。つまり、シートベルトアンカ72は、Cピラートリム56の車内側の面からこれらの条件を満足可能な量だけ比較的大きく突出することとなる。なお、シートベルトアンカ72は、後述する図13に示すように、カーテンエアバッグ17の3つの固定点Pf.Pr,Pu(図2参照)により形成される平面Lよりも車幅方向外側に位置するように設けられている。
Cピラートリム56は、車体側面にほぼ平行な下面部56bと、該下面部56bの前後に設けられ、下面部56bから前後に離れるにつれて車幅方向外方側となる前傾斜面部56c及び後傾斜面部56dを有し、前後方向中間部が車内側に膨出して湾曲するように形成されている。
図3に示すように、クォータトリム91には、Cピラー9の下方において、シートベルト保持部材74が設けられている。このシートベルト保持部材74は、平面視で前方が開口したU字クリップ状のものであり、シートベルト71の非装着状態において、該隙間にシートベルト71が挿入されることにより、シートベルトアンカ72が、その上下方向がカーテンエアバッグ17の展開方向となった状態で保持されるようになっている。
次に、以上のような構成の作用について説明する。カーテンエアバッグ17が収納状態のときに、側方衝突が検出されたときあるいは予知されたときや、車両の横転が検出されたときあるいは予知されたとき等の所定条件が満足されると、インフレータ18が起爆される。インフレータ18の起爆によって発生されたガス圧が、ガス導入口17mを介してカーテンエアバッグ17に供給されて、カーテンエアバッグ17が、図2に示すように車室内に膨張、展開される。その場合に、カーテンエアバッグ17のガス導入口17mが中間ピラー9よりも前方に位置しているので、車両前後方向に長いカーテンエアバッグ17に対して迅速にガスを供給することができる。
カーテンエアバッグ17の車室内への膨張、展開は、サイドウインドガラス16の上縁部に沿う部分では、下方に向けてルーフトリム37の車幅方向外縁部を下方へ変位させつつ、行われる。その場合に、ルーフトリム37は軟質なので容易に下方へ変形させることができる。
また、車両後部側においては、カーテンエアバッグ17の膨張、展開は、ほぼ前方に向けて行われるので、Dピラートリム26のカバー部材27の上部が前方へ押圧される。これにより、カバー部材27は前方へ変位されて、その結果、このカバー部材27の変位によってカバー部材27の車幅方向内方側縁部27aとDピラートリム26との重ね合わせ部26xが離間(縁切り)されて、この部分に形成される隙間を通して、カーテンエアバッグ17が車室内に展開されることになる。とりわけ、カーテンエアバッグ17が、カバー部材27の車幅方向内方側縁部27aとDピラートリム26との重ね合わせ部26xの近くに配設されていることと、当初はカーテンエアバッグ17よりも車幅方向外方側において係止突起部45aによる弱い係止作用を受けていることから、展開しようとするカーテンエアバッグ17からの前方への押圧力によって、カバー部材27の車幅方向内方側縁部が効果的に前方へ向けて変位されることになる。勿論、カバー部材27にある程度以上の前方への押圧力が作用すると、係止突起部45aのインナパネル21に対する係止作用が解除されて、カバー部材27は大きく前方へ変位して、カーテンエアバッグ17がカバー部材27から大きな抵抗を受けることなく、容易に車室内に展開されることになる。なお、カバー部材27の必要以上の前方への変位は、連結部材46によって規制されることになる。
その場合に、カーテンエアバッグ17がDピラートリム26の内部から展開する際、カーテンエアバッグ17の展開圧力によりカバー部材27を前方へ変位させながら、該カバー部材27の車幅方向内側縁部側から展開することとなるが、カバー部材27の下端部は、車体側に(クォータトリム91またはインナパネル21に)固定されているので、カバー部材27は、図3、図13に示すように車幅方向内側縁部側が外側縁部側26aよりも前方に大きく変位してねじれたような状態となる。また、上下方向で見ると、下部側ほど前方への変位量及び車幅方向内方側への変位量が小さくなる。つまり、カーテンエアバッグ17は、展開時、カバー部材27からその弾性により下側ほど車幅方向内方側への強い圧力を受けながら展開することとなるのであるが、これにより、カーテンエアバッグ17は、展開が進行するにつれて下端側がシートベルトアンカ72から車幅方向内側に離間することとなる。シートベルトアンカ72への引っ掛かりが一層防止されることとなる。なお、カバー部材27の下端を車体側に固定しない場合でも、例えば、Dピラートリム26の下部に、カバー部材27の下端を車幅方向に並んで2ケ所以上クリップ等で固定する場合にも、同様にカーテンエアバッグ17をシートベルトアンカ72から車幅方向内側に離間させることができる。
さらに、シートベルトアンカ72は、図13に示すように、カーテンエアバッグ17の3つの固定点Pf,Pr,Puにより形成される平面Lよりも車幅方向外側に位置するように設けられているので、カーテンエアバッグ17は、展開時、シートベルトアンカ72の車幅方向外側を通過することとなり、引っ掛かるのが確実に防止され、一層確実に展開することとなる。
以上説明したように、本実施の形態においては、Dピラートリム26の前面部26cにおける車幅方向外側縁部26aから車幅方向に離間した位置からのカーテンエアバッグ17の展開を許容する展開許容部としてカバー部材27を設けたので、カーテンエアバッグ17は、Dピラートリム26の前面部26cの車幅方向外側縁部26aよりも車幅方向内方側から展開することとなり、その結果、前後方向に張力を形成するように展開される場合であっても、展開時にシートベルトアンカ72に引っ掛かるのが防止され、確実に展開することとなる。
また、カーテンエアバッグ17は、展開時、カバー部材27を変位させるだけでよく、これにより、カーテンエアバッグ17の展開が容易化される。しかも、前述のように、カバー部材27が極めて容易に前方へ変位可能なので、全体的にカーテンエアバッグ17の車室内の展開をスムーズに行うことができる。
図14、図15は、本発明の第2の実施形態を示すものである。本実施の形態では、Dピラートリム26の前面部26cに、カバー部材27に相当するカバー部27’を一体成形してある。そして、前面部26cの背面に、前記重ね合わせ部26xに相当する位置において、上下方向に延びる溝部26dを形成してある。この溝部26dは、上下方向において、Dピラートリム26の前面部26cの上端から少なくともクォータトリム91の上縁部近傍まで設けられている。この溝部26d部分では、十分に薄肉とされて、カーテンエアバッグ17の膨張、展開時の圧力を受けて容易に破断(縁切り)されるようになっている。これによれば、カーテンエアバッグ17の展開時、図15に一点鎖線で示すように、カバー部27’が下部を中心として変位することとなる。なお、本実施形態では、係止突起部45aに相当する係止部を有しないものとされているが、カーテンエアバッグ17の車幅方向外方側において、係止突起部45aに相当する係止突起部によって、カバー部27’をインナパネル21に弱く係止させておくようにしてもよい。この場合、カバー部材を別部材とする必要がないので、デザインの自由度が向上することとなる。なお、本実施の形態においては、展開許容部は、溝部26d及びカバー部27’により構成される。
なお、第2の実施の形態における溝状の展開許容部26dを、Dピラートリム26の前面部26cの表面側から裏面側まで貫通するスリット状の展開許容部としてもよい。また、第2の実施の形態においては、展開許容部26dはDピラートリム26の前面部26cの下端にまで達していないが、下端にまで設けてもよい。その場合、下端側は、エアバッグ17の展開時に固定が解除されない程度に車体等に固定することが好ましい。
図16は、本発明の第3の実施形態を示すものである。本実施の形態では、Dピラー10′の形状が、第1、第2の実施の形態のものよりも前後に長く、かつ、後部が、車幅方向内方側に回りこんだ形状とされている。Dピラー10′は、インナパネル21′と、アウタパネル22′と、レインフォースメントパネル23′と、Dピラートリム26′とで構成されている。その場合に、Dピラートリム26′は前後方向略中間部が、支持ステー45′によりインナパネル21′に固定されている。また、Dピラートリム26′の後部の車幅方向内方側に回りこんだ部位は、カバー部材27″により構成されている。このカバー部材27′は、後端部が、前記パネル21′,22′,23′の後端接合部に設けられたウエザーストリップ28′に接合され、前端部が、Dピラートリム26′の後縁部に、クリップ29′により係止されている。そして、そして、カーテンエアバッグ17の膨張、展開時の圧力を受けて容易にこの係止が解除され、仮想線で示すように、ウエザーストリップ28′との接合部を中心として回動可能とされている。したがって、Dピラー10′の形状が本実施の形態のようなものにおいても、第1の実施の形態同様の作用効果が得られることとなる。なお、本実施の形態においては、展開許容部は、カバー部材27″により構成される。
本発明は、中間ピラーの車内側の面にシートベルトアンカが設けられたカーテンエアバッグを有する車両に広く適用することができる。
収納状態にあるカーテンエアバッグ、及びシートベルトを車室内側から見た簡略側面断面図である。 カーテンエアバッグを車室内に膨張、展開させたときの状態を示すもので、図1に対応した図である。 車体右側部後部を車内側から見た外観図である。 Dピラートリム付近を車室内側から見たときの斜視図である。 サイドウインドガラス付近での収納状態にあるカーテンエアバッグの配設例とその展開指向方向の設定例を示す平面図である。 図3のA−A断面図である。 図3のB−B断面図である。 図3のC−C断面図である。 図3のD−D断面図である。 Cピラーを車内側から見た外観図である。 図10のE−E断面図である。 図10のF−F断面図である。 図3のG−G断面図である。 第2の実施の形態についての図8相当の図である。 第2の実施の形態についての図4相当の図である。 第3の実施の形態についての図8相当の図である。
符号の説明
1:車両
8:Bピラー(第2の中間ピラー)
9:Cピラー(中間ピラー)
10:Dピラー(後部ピラー)
17:カーテンエアバッグ
26,26′:Dピラートリム(後部ピラートリム)
26a:車幅方向外側縁部
26d′:溝部(展開許容部)
27′:カバー部(展開許容部)
27,27″:カバー部材(展開許容部)
37:ルーフトリム
56:Cピラートリム
71:シートベルト
72:シートベルトアンカ
Pf,Pr,Pu:固定部

Claims (4)

  1. 天井を形成する軟質なルーフトリムと、該ルーフトリムよりも硬質な合成樹脂製で、車両後部に位置する後部ピラーの車内側の面を形成する後部ピラートリムと、該後部ピラーの前方に位置する中間ピラーの車内側の面に車内側に突出して設けられたシートベルトアンカと、前記ルーフトリムの側縁部及び後部ピラートリムの内側において前記中間ピラーの上部前方から後部ピラーの下部まで収容され、所定条件の成立時に、前記中間ピラーの前方でガスが導入されて、前記中間ピラーを含む、少なくとも前記後部ピラーの前縁部より前方のサイドウィンド部の車内側の面を覆うように展開するカーテンエアバッグとを備えた車両の内装構造であって、
    前記後部ピラートリムの前部の車幅方向外側縁部から車幅方向内方に離間した位置からのカーテンエアバッグの展開を許容する展開許容部が設けられていることを特徴とするカーテンエアバッグ装置を備えた車両の内装構造。
  2. 前記請求項1に記載のカーテンエアバッグ装置を備えた車両の内装構造において、
    前記展開許容部は、前記後部ピラートリムの前部の少なくとも車幅方向内方に離間した位置に設けられた切欠を閉塞するカバー部材により構成されており、
    前記カーテンエアバッグは、カバー部材を変位させて展開するように構成されていることを特徴とするカーテンエアバッグ装置を備えた車両の内装構造。
  3. 前記請求項2に記載のカーテンエアバッグ装置を備えた車両の内装構造において、
    前記カバー部材は、面直方向が略車両前方を指向するように形成されており、
    前記カーテンエアバッグは、前記カバー部材の車幅方向内側縁部側から展開するように設けられていると共に、
    前記カバー部材の下端部は、車体側もしくは後部ピラートリムに固定されていることを特徴とするカーテンエアバッグ装置を備えた車両の内装構造。
  4. 前記請求項1に記載のカーテンエアバッグ装置を備えた車両の内装構造において、
    前記カーテンエアバッグは、後部ピラーにおける展開許容部の上部と、展開許容部の下部と、中間ピラーよりも前方の車体とに対して固定され、
    前記シートベルトアンカは、前記3つの固定点により形成される平面よりも車幅方向外側に位置するように設けられていることを特徴とするカーテンエアバッグ装置を備えた車両の内装構造。
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