JP2008080475A - ロボット制御システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】
コントローラ20AのCPU21は教示データに基づいてGUI画面データを作成するとともに該GUI画面データに更新された部分があるとき、更新された部分を差分画面データとして作成し、差分画面データを有線LANを介してティーチペンダント10に出力する。ティーチペンダント10のCPU11は差分画面データに基づいてGUI画面データを更新し、更新したGUI画面データに基づいて液晶ディスプレイ17の表示画面にGUI画面を表示する。
【選択図】図1
Description
本発明の目的は、画面の更新が必要なときに制御装置とティーチペンダント間の通信を行うだけでよく、制御装置側でGUIの主要な処理を行わせることより、ティーチペンダントのリソースを少なくでき、この結果、コスト低減が可能であり、又、ティーチペンダントの消費電力を低減することができるロボット制御システムを提供することにある。
図1に示すように可搬式操作部としてのティーチペンダント10はCPU(中央処理装置)11、ROM12、RAM13、ハードディスク14、LANI/F15、キーボード16(図2参照)、及び液晶ディスプレイ17(図2参照)の各部を備えているとともに各部はバス19を介して接続されている。
コントローラ20Aは、CPU21、ROM22、RAM23、ハードディスク24、LANI/F25、タイマ26、サーボドライバ27、ビデオRAM28の各部を備えているとともに各部はバス31を介して接続されている。前記ROM22には、該コントローラ20Aが制御対象とするロボットR1の動作制御を実行するための制御プログラムとその制御定数や、各種プログラムが格納される。RAM23は、CPU21のワーキングエリアとして用いられ、計算途中のデータが一時的に格納される。ハードディスク24には、ロボットR1の作業が教示されたデータや、制御プログラムの実行条件、ならびに各種の制御変数が格納される。なお、ハードディスク24に代えて、他の書換可能な記憶装置であってもよい。LANI/F25は、ティーチペンダント10との接続に使用される通信機である。
(第1実施形態の作用)
さて、上記のように構成されたロボット制御システム30において、コントローラで作成した画面をネットワーク通信によりティーチペンダント10の液晶ディスプレイ17で表示するための制御フローを図3〜11を参照して説明する。なお、説明の便宜上、ティーチペンダント10がコントローラ20Aに接続された状態であって、ティーチペンダント10から教示データ、すなわちGUI画面データを作成するための入力データがキーボード16により入力されたものとして説明する。
図3はCPU21の画面作成の制御フローチャートである。コントローラ20AのCPU21は、まずGUI画面を作成する場合、ROM22に格納されたGUI管理処理プログラム22aを実行する(S10)。CPU21は、GUI管理処理プログラム22aに従ってロボットR1やコントローラ20Aの状態、また外部(例えば、ティーチペンダント10)からの操作入力情報(すなわち、前記入力データ)に基づき、GUI画面に表示する情報の内容を決定する。続いて、CPU21はROM22に格納された画面作成処理プログラム22bを実行する(S20)。この画面作成処理プログラム22bにおける処理では、具体的には、CPU21はティーチペンダント10の液晶ディスプレイ17に表示するGUI画面をS10において決定したGUI画面に表示する情報の内容に基づいて図形や文字の描画により作成し、このGUI画面データをビデオRAM28に格納する。ここまでは従来のGUI画面処理と同様の処理である。
図4は、画面監視処理プログラムのフローチャートである。コントローラ20AのCPU21は、ROM22に格納されている画面監視処理プログラム22cを所定の周期で定期的に実行して、GUI画面の変化を検出する。具体的にはCPU21は、画面データが格納されているビデオRAM28を参照し(S30)、前回制御周期の取得内容と比較して(S32)、データが変化していれば、画面が変化したと判定する(S32の判定が「YES」)。そして、CPU21はGUI画面が更新されていれば、更新された範囲の画面データを差分画面データとして、RAM23の作業領域にコピーする(S34)。この差分画面データに対し、CPU21はその差分画面の座標や画面サイズなど、画面の復元を行う時に必要な情報(以下、描画情報という)を付加しておく。前記差分画面データ及び該データに付加された描画情報は画面変化情報となる。
図5は、データ送信処理プログラム22dのフローチャートである。CPU21は、前記画面変化情報を取得した場合、ROM22に格納されているデータ送信処理プログラム22dを実行する。すなわち、CPU21はこのデータ送信処理プログラム22dに従ってLANI/F25を用いてティーチペンダント10に画面変化情報(差分画面データ及び描画情報)を送信する(S40)。この際、一般的なデータ圧縮の手法により、CPU21は差分画面データの圧縮を行う。このようにCPU21は圧縮を行うことにより、更にネットワーク負荷を減らすことができる。
図6は、データ受信処理プログラム12aのフローチャートである。ティーチペンダント10のCPU11は、ROM12に格納されたデータ受信処理プログラム12aを所定の周期で定期的に実行する。コントローラ20Aから差分画面データを含む前記画面変化情報を受信すると(S50)、受信した差分画面データを含む前記画面変化情報をRAMの作業領域に保存する(S52)。なお、CPU11は差分画面データが圧縮されている場合は、展開処理を行った後、受信した差分画面データをRAMの作業領域に保存する。
図7は、画面描画処理プログラム12bのフローチャートである。CPU11は所定の周期で定期的に画面描画処理プログラム12bを実行する。まず、CPU11はRAM13内の差分画面データを参照し(S60)、コントローラ20Aで付加した描画情報を元に、画像データをティーチペンダント10の液晶ディスプレイ17の表示画面の所定の位置に貼り付けることにより、コントローラ20Aで作成したGUI画面データを再現する(S62)。CPU11はこの再現されたGUI画面データをティーチペンダント10の液晶ディスプレイ17に表示する(S64)。
次に、ティーチペンダント10でキー操作が行われた場合に、生成されたキー操作情報をネットワーク通信を介してコントローラ20Aに伝達するための制御フローについて説明する。
図8はキー監視処理プログラム12cのフローチャートである。ティーチペンダント10のCPU11はROM12に格納されたキー監視処理プログラム12cを所定の周期で定期的に実行する。そして、S70において操作者によるキーボード16の各キーの状態(すなわち、押下状態又は非押下状態)をCPU11は検出すると、その状態をRAM13の作業領域に格納する。ここで、キーの押下状態のデータは、教示データとなる。
図9は、データ送信処理プログラム12dのフローチャートである。CPU11は、ROM12に格納されたデータ送信処理プログラム12dを所定の制御周期で定期的に実行し、RAM13に可能されたキーの状態データをLANI/F15を使用して、コントローラ20Aに転送する(S80)。
図10は、データ受信処理プログラム22fのフローチャートである。コントローラ20AのCPU21は、ROM22に格納されたデータ受信処理プログラム22fを所定の制御周期で定期的に実行する。そして、CPU21は、ティーチペンダント10のキーの状態データをティーチペンダント10から受信すると(S90)、RAM23の作業領域に保存する(S92)。
図11は、キー操作処理プログラム22eのフローチャートである。CPU21はROM22に格納されたキー操作処理プログラム22eを所定の制御周期で実行する。CPU21は、受信したキーの状態データに基づいて、キーの押下状態、すなわちキー入力状態を作り出し(S100)、GUI管理処理プログラム22aに伝達する(S102)。
このようにして、教示データがコントローラ20AのGUI管理処理プログラム22aに伝達されると、(1−1)「コントローラによる画面作成」において、前述したようにCPU21がGUI管理処理プログラム22aを実行する。以下、前述した(1−2)〜(1−5)の処理がCPU21やCPU11にて行われるため、キーボード16のキー入力によって、ティーチペンダント10の液晶ディスプレイ17のGUI画面が更新される。
(1) 本実施形態のロボット制御システム30において、コントローラ20A等のCPU21は、入力データに基づいてGUI画面データを作成するとともに、該GUI画面データに更新された部分があるとき、更新された部分を差分画面データとして作成し、差分画面データを有線LANを介してティーチペンダント10に出力する。そして、ティーチペンダント10のCPU11は、コントローラ20Aから入力された前記差分画面データに基づいてGUI画面データを更新し、更新したGUI画面データに基づいて液晶ディスプレイ17の表示画面にGUI画面を表示するようにされている。
次に、本発明の第2実施形態を図12及び図13を参照して説明する。なお、第2実施形態のハード構成は、第1実施形態のハード構成と同じであるため、同一符号を付す。
同図において、アプリケーション部50は、第1実施形態で説明したGUI管理処理プログラム22a、及び画面作成処理プログラム22bに従って実行するCPU21の機能を、説明の便宜上1つのブロックとして表わしている。又、同図において、リモートデスクトップサーバ51は、第1実施形態で説明した、画面監視処理プログラム22c、キー操作処理プログラム22e、データ送信処理プログラム22d及びデータ受信処理プログラム22fに従って実行するCPU21の機能を、説明の便宜上1つのブロックとして表わしている。そして、同図において、接続監視部52は、ROM22に記憶された接続監視プログラムに従って実行するCPU21の機能を、説明の便宜上ブロックとして表わしている。
なお、ここではロボット制御システムのコントローラをコントローラ20Aとして説明する。又、接続した後、通信エラーが生じたティーチペンダント10は、ティーチペンダント10Aとする。図13は、接続監視プログラムのフローチャートであり、コントローラ20Aが電源オン時に起動される。
S200では、ティーチペンダント10Aとコントローラ20Aとが未接続の時、接続監視プログラムにより、接続監視部52は、リモートデスクトップサーバ51からの接続通知を待つ。接続監視部52は、リモートデスクトップサーバ51を常時監視しており、いずれかのティーチペンダントがリモートデスクトップサーバ51にログインしたタイミングで、リモートデスクトップサーバ51から接続監視部52に対して「接続通知」が通知されるようになっている。S200において、リモートデスクトップサーバ51から「接続通知」があると、S202に移行する。
(S202)
S202では、接続監視部52は、リモートデスクトップサーバ51から接続中のティーチペンダント(ここでは、説明の便宜上、ティーチペンダント10Aとする)の固有情報(IPアドレス,MACアドレスなど)を収集する。
S204では、接続監視部52は、S202で取得した固有情報に基づいて、接続中のティーチペンダント10A以外のティーチペンダントの接続を禁止するようにリモートデスクトップサーバ51の接続許可設定を変更する。
S206では、接続監視部52は、通常運用処理を行う。この通常運用処理とは、第1実施形態で説明した、GUI管理処理プログラム22a、画面作成処理プログラム22b、画面監視処理プログラム22cに従ってCPU21が行う処理を含む。そして、通常運用処理では、その時々に作成された画面変化情報(差分画面データ及び描画情報)を、第1実施形態と同様に接続されたティーチペンダント10Aに送信する。
接続監視部52は、その時々において、リモートデスクトップサーバ51からの「切断通知」を待つようにしている。すなわち、接続監視部52は、リモートデスクトップサーバ51を常時監視しており、ティーチペンダント10Aとリモートデスクトップサーバ51との通信が切断されると、リモートデスクトップサーバ51から接続監視部52に対して「切断通知」が通知されるようになっている。
リモートデスクトップサーバ51から「切断通知」が入力されると、接続監視部52は、S210に移行する。
接続監視部52は、「切断通知」が通信エラー情報を含んでいる場合には、S210の判定を「YES」と判定して、S212に移行する。
アプリケーション部50では通信エラーの通知があった時点で作成済の最新の差分画面データ及びGUI画面データを、記憶手段としてのRAM23に記憶する。なお、これらのデータ(情報)は記憶手段としてのハードディスク24に記憶するようにしてもよい。このようにして、通信エラーによる通信遮断があると、CPU21によりレジューム機能が実現される。
(S212)
S212では、接続監視部52は、所定時間待機してこの所定時間内に通信遮断されたティーチペンダント10Aに関する「接続通知」がリモートデスクトップサーバ51からあるか否かを判定する。
前述したように通信エラーには、種々の原因があるが、通信エラーの原因が短時間で、解決される場合と短時間で解決できない場合とがある。このため、短時間で解決できる場合には、この時間を含むように前記所定時間が予め設定されている。有線通信の場合は、例えば、コネクタ抜け等の場合は短時間で通信エラーが解決できる場合に相当する。又、無線通信の場合には、ティーチペンダントの電池切れの場合には、電池交換すれば短時間で通信エラーが解決できる場合に相当する。因みに、有線通信の場合の接触不良や、無線通信の場合の電波の混信は、復旧が困難な例であり、これらの場合は再発の可能性が高いため、通信エラーの回復のためには長時間を要する。
S214では、接続監視部52は、アプリケーション部50をリセットし、次に、リモートデスクトップサーバ51の接続許可設定を初期値に戻して、S200に戻り、すなわち、新規接続と同様に初期化スタートする。
(1) 本実施形態では、CPU21(GUI画面データ作成手段と差分画面データ生成手段)は、接続状態のティーチペンダント10A(可搬式操作部)との通信が通信エラーにより遮断された際には、遮断された位置からGUI画面データと、差分画面データをそれぞれ作成するレジューム機能を実現するようにした。
次に、第3実施形態を図14〜図17を参照して説明する。
なお、第3実施形態のハード構成は、第1実施形態のハード構成と同じであるため、同一符号を付す。図13はロボット制御システムにおけるコントローラのCPU21が実現する機能ブロック図である。同図において、アプリケーション部50及びリモートデスクトップサーバ51は、第2実施形態と同様の構成である。そして、同図において、接続マネージャ53は、ROM22に記憶された接続マネージャプログラムに従って実行するCPU21の機能を、説明の便宜上ブロックとして表わしている。
なお、ここではロボット制御システムのコントローラをコントローラ20Aとして説明する。又、接続した後、通信エラーが生じたティーチペンダント10は、ティーチペンダント10Aとする。
なお、ティーチペンダントとコントローラ20Aが未接続のときは、接続マネージャ53は、リモートデスクトップサーバ51の接続許可設定を初期化して、全てのティーチペンダントが接続不可の状態にしておくものとする。
S300では、接続マネージャ53は、ティーチペンダントからログインがあると、S302に移行する。
S302では、接続マネージャ53は、リモートデスクトップサーバ51から接続中のティーチペンダント(ここでは、説明の便宜上、ティーチペンダント10Aとする)の固有情報(IPアドレス,MACアドレスなど)を収集する。
接続マネージャ53は、接続履歴情報を参照して、S302で収集した固有情報と、一致しているか否かを判定する。接続履歴情報は、接続エラーがあったときにそのときに通信が遮断されたティーチペンダントの固有情報が記録されているものである。
又、S304で、接続マネージャ53は一致していると判定(「YES」と判定)すると、S312に移行する。
S306では、接続マネージャ53は、S302で取得した固有情報に基づいて、接続中のティーチペンダント10A以外のティーチペンダントの接続を禁止するようにリモートデスクトップサーバ51の接続許可設定を変更する。
S308では、接続マネージャ53は、アプリケーション部50に初期化を指示する。この指示により、アプリケーション部50は初期化を行う。
S310では、接続マネージャ53は、接続要求のあったティーチペンダント10Aに対して接続許可通知を行う。
ここまでで接続手続が完了する。
次に、接続マネージャ53が行う切断手続を図16を参照して説明する。図16は、接続マネージャプログラムの切断処理フローチャートであり、定時割り込みで実行される。
S400では、接続マネージャ53は、リモートデスクトップサーバ51から切断通知があったときに接続中のティーチペンダント10Aからのログアウトがすでにあったか否かを判定する。ここで、リモートデスクトップサーバ51から切断通知があったときに接続中のティーチペンダント10Aからのログアウトがすでにあった場合には、接続マネージャ53は判定を「YES」とし、S402で、切断処理を行う。
S404では、接続マネージャ53は、全てのティーチペンダントを接続不可にするようにリモートデスクトップサーバ51の接続許可設定を変更して、
アプリケーション部50は、通信エラー状態のまま、変更しない、すなわち、レジューム待ちの状態とする。
さて、ティーチペンダント10Aがコントローラ20Aに対して再接続を行う場合、正常時と同様に、ティーチペンダント10Aは、接続マネージャ53にログインする。
(S312)
S312では、接続マネージャ53は、ティーチペンダント10Aに対して、レジューム/リセットの選択画面を送出して、選択させる。
S314において、ティーチペンダント10Aからリセットの信号(すなわち、リセット指示)が入力された場合、すなわち、リセットが選択指示された場合には、接続マネージャ53はS308に移行する。従って、この場合は、S308において、アプリケーション部50に初期化が指示されるため、アプリケーション部50により初期化が行われる。
(1) 本実施形態では、CPU21(GUI画面データ作成手段と差分画面データ生成手段)は、通信が遮断されたティーチペンダント10Aによりレジューム指示があったときは、遮断された位置からGUI画面データと、差分画面データをそれぞれ作成するようにした。又、通信が遮断されたティーチペンダント10Aからリセット指示があったときは、データ作成及びデータ生成をそれぞれリセットするようにした。
なお、本発明の実施形態は以下のように変更してもよい。
11…CPU(更新手段、第2出力手段、及び展開手段)、
16…キーボード(キー操作手段)、17…液晶ディスプレイ(表示手段)、
20A,20B,20C…コントローラ、
21…CPU(GUI画面データ作成手段、差分画面データ生成手段、第1出力手段、圧縮手段、及び判定手段)。
Claims (8)
- 教示データを出力する可搬式操作部と、該可搬式操作部とネットワーク手段、又は非有線通信手段を介して前記教示データを送受信するロボット制御用のコントローラを備えたロボット制御システムにおいて、
前記コントローラは、前記教示データを入力データとして、該入力データに基づいてGUI画面データを作成するGUI画面データ作成手段と、前記GUI画面データに更新された部分があるとき、更新された部分を差分画面データとして作成する差分画面データ生成手段と、前記差分画面データを前記ネットワーク手段、又は非有線通信手段を介して前記可搬式操作部に出力する第1出力手段を備え、
前記可搬式操作部は、前記コントローラから入力された前記差分画面データに基づいてGUI画面データを更新する更新手段と、更新されたGUI画面データに基づいて表示画面にGUI画面を表示する表示手段とを備えたことを特徴とするロボット制御システム。 - 前記可搬式操作部は、教示データを入力するためのキー操作手段と、該キー操作手段により入力された教示データを前記ネットワーク手段、又は非有線通信手段を介してコントローラに出力する第2出力手段を備え、
前記コントローラの前記GUI画面データ作成手段は、前記可搬式操作部から入力された前記教示データを、前記入力データとして受け入れて、前記GUI画面データを作成することを特徴とする請求項1に記載のロボット制御システム。 - 前記コントローラは、前記差分画面データを圧縮する圧縮手段を備え、前記第1出力手段は該圧縮手段にて圧縮されたデータを前記可搬式操作部に出力し、
前記可搬式操作部の更新手段は、前記圧縮されたデータを展開する展開手段を含むとともに該展開手段にて展開された差分画面データに基づいてGUI画面データを更新することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のロボット制御システム。 - 前記GUI画面データ作成手段と前記差分画面データ生成手段は、接続状態の可搬式操作部との通信が通信エラーにより遮断された際には、遮断された位置からGUI画面データと、差分画面データをそれぞれ作成するレジューム機能を有することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のロボット制御システム。
- 前記GUI画面データ作成手段と前記差分画面データ生成手段は、接続状態の可搬式操作部との通信が通信エラーにより遮断され、該遮断されたときから所定時間内に前記遮断された可搬式操作部との通信が再開したときは、前記レジューム機能により遮断された位置からGUI画面データと、差分画面データをそれぞれ作成することを特徴とする請求項4に記載のロボット制御システム。
- 前記GUI画面データ作成手段と前記差分画面データ生成手段は、接続状態の可搬式操作部との通信が通信エラーにより遮断され、該遮断されたときから所定時間内に前記遮断された可搬式操作部との通信が再開されないときは、データ作成及びデータ生成をそれぞれリセットすることを特徴とする請求項5に記載のロボット制御システム。
- 前記コントローラは、遮断後に通信要求のあった可搬式操作部が、遮断された可搬式操作部か否かを判定する判定手段を備え、
該判定手段が、通信要求のあった可搬式操作部が前記遮断された可搬式操作部と判定した際には、前記GUI画面データ作成手段と前記差分画面データ生成手段は、前記遮断された位置からGUI画面データと、差分画面データをそれぞれ作成することを特徴とする請求項4に記載のロボット制御システム。 - 前記GUI画面データ作成手段と前記差分画面データ生成手段は、前記遮断された可搬式操作部によりレジューム指示があったときは、前記遮断された位置からGUI画面データと、差分画面データをそれぞれ作成し、前記遮断された可搬式操作部からリセット指示があったときは、データ作成及びデータ生成をそれぞれリセットすることを特徴とする請求項4に記載のロボット制御システム。
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