JP2008217290A - サーバ装置、情報処理システム、サーバ制御プログラム - Google Patents

サーバ装置、情報処理システム、サーバ制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】クライアント側の業務を停止させることなく、かつ煩雑なメンテナンス作業等を必要とすることなく、SBCサーバの切り替えや取り替えを実現する。
【解決手段】アプリケーションサーバ100とクライアント300との間に介在する現用SBCサーバ201は、通常は、アプリケーションサーバ100の全画面データ281から差分圧縮データ282を生成してクライアント300に転送し、移行先SBCサーバ202への切替時には、現用SBCサーバ201および移行先SBCサーバ202の両方に全画面データ281を転送すると共に現用SBCサーバ201(移行先SBCサーバ202)からクライアント300へは全画面データ281を転送し、移行先SBCサーバ202への切替完了後に、移行先SBCサーバ202からクライアント300への差分圧縮データ282の転送を再開する。
【選択図】 図14

Description

本発明は、サーバ装置、情報処理システム、サーバ制御プログラムに関し、たとえば、SBC(Server Based Computing)を実現するサーバ装置およびクライアント装置からなる情報処理システム等に適用して有効な技術に関する。
ネットワークを介してサーバとクライアントを接続したシステム構成において、クライアントの使用するアプリケーションソフトウェアをすべてサーバ(SBCサーバ)上に実装し、クライアントは操作画面のデータだけをサーバから受け取り、クライアントからはマウスとキーストロークの操作情報だけがサーバに送られるようにした、いわゆるSBC(Server Based Computing)が注目されている。
このSBCにおいては、クライアントとサーバ間の通信負荷が軽減されるとともに、クライアント側におけるアプリケーションソフトウェアの実装が不要なため、個々のクライアントに対するアプリケーションソフトウェアのインストールやバージョンアップ等の煩雑な管理が全く不要となり、さらに、クライアントがアプリケーションソフトウェアを実行する必要がないので、負荷の軽減も実現できる、等の種々の利点がある。
この場合、SBCサーバには、アプリケーションソフトウェアの表示画面の書き換えを監視し、書き換えがあった場合、前の画面と現画面の差分を検出し、その差分データのみをクライアントに転送することにより、SBCサーバの高速化を実現する技術が知られている。
一方、メンテナンスをするためにSBCサーバを停止しなくてはならない場合が多くある。この場合、クライアントが接続していない時間帯に行ったり、緊急な場合においては、クライアントに接続解除を通知し、クライアント側から正常にセッションを停止し接続を切断して、クライアント側の作業ができなくなる事態が発生したり、メンテナンスが終了してから再度接続し直したり、新たに他の代替サーバなどに接続し直さなければならない等の煩雑なメンテナンス作業が必要となるなどの技術的課題があった。
また、SBCサーバの使用時に差分データによって画面更新を行う場合には、SBCサーバの切り替えのタイミングによってはクライアント側における画面の乱れが発生し、業務の停止を余儀なくされる等の懸念もある。
なお、特許文献1には、稼働系および待機系の二つのサーバに同じIPアドレスを割り当てておき、相互に定期的なハートビート通信を行うことで監視し合い、待機系側ではIPアドレスを無効とし、稼働系と切り替わる時にIPアドレスを有効にすることにより、サーバの切り替えを行うことが開示されている。
しかし、この特許文献1の場合には、相互監視のために常時、待機系および稼働系の二つのサーバを起動状態にしておく必要があり、メンテナンス等により、一つのサーバを別のサーバに取り替える作業等には適用できない、という技術的課題がある。
特開平10−320323号公報
本発明の目的は、クライアント側の業務を停止させることなく、かつ煩雑なメンテナンス作業等を必要とすることなく、SBCサーバの切り替えや取り替えを実現することが可能な技術を提供することにある。
本発明の他の目的は、クライアント側の表示画面の乱れ等の操作性の低下を生じることなく、円滑にSBCサーバの切り替えや取り替えを実現することが可能な技術を提供することにある。
本発明の第1の観点は、クライアント装置とネットワークを介して接続されたサーバ装置であって、
前記クライアント装置との接続状態を示すクライアント接続テーブルを記憶する手段と、
データを送受信する手段と、
サーバ移行の指示の入力を契機に、前記クライアント接続テーブルを用いて接続中の前記クライアント装置と移行先のサーバ装置にサーバ移行命令を送信する手段と、
前記クライアント接続テーブルを用いて接続中の前記クライアント装置と前記移行先のサーバ装置の移行可能か否かの状態を前記クライアント装置と前記移行先のサーバ装置からの受信データにより判別して切替可能な契機を判別する手段と、
前記切替可能な契機に前記クライアント装置と前記移行先のサーバ装置にサーバ切替命令を送信する手段と、
を含むサーバ装置を提供する。
本発明の第2の観点は、第1の観点に記載のサーバ装置において、
前記サーバ装置は、前記クライアント装置が使用するアプリケーションプログラムを実行する他のサーバ装置と前記クライアント装置との間に介在するか、または前記アプリケーションプログラムを自装置で実行するSBC(Server Based Computing)サーバであるサーバ装置を提供する。
本発明の第3の観点は、第1の観点または第2の観点に記載のサーバ装置において、
前記サーバ移行命令を送信する前は前記アプリケーションプログラムの表示画面データの差分圧縮表示データを前記クライアント装置に送信し、前記サーバ移行命令を送信した後は全画面表示データを前記クライアント装置に送信するサーバ装置を提供する。
本発明の第4の観点は、クライアント装置とサーバ装置とがネットワークを介して接続された情報処理システムであって、
前記サーバ装置は、
前記クライアント装置との接続状態を示すクライアント接続テーブルを記憶する手段と、
データを送受信する手段と、
サーバ移行の指示の入力を契機に、前記クライアント接続テーブルを用いて接続中の前記クライアント装置と移行先のサーバ装置にサーバ移行命令を送信する手段と、
前記クライアント接続テーブルを用いて接続中の前記クライアント装置と前記移行先のサーバ装置の移行可能か否かの状態を前記クライアント装置と前記移行先のサーバ装置からの受信データにより判別して切替可能な契機を判別する手段と、
前記切替可能な契機に前記クライアント装置と前記移行先のサーバ装置にサーバ切替命令を送信する手段と、を含み、
前記クライアント装置は、
前記サーバ装置との接続状態を示すサーバ接続テーブルを記憶する手段と、
データを送受信する手段と、
前記サーバ装置からサーバ移行命令を受信する手段と、
切替可能な状態になったら前記サーバ装置に通知する手段と、
前記サーバ装置からサーバ切替命令を受信する手段と、
前記サーバ接続テーブルを用いてサーバ移行命令で指示された前記移行先のサーバ装置に接続する手段と、を含む、
情報処理システムを提供する。
本発明の第5の観点は、第4の観点に記載の情報処理システムにおいて、
前記サーバ装置は、前記クライアント装置が使用するアプリケーションプログラムを実行する他のサーバ装置と前記クライアント装置との間に介在するか、または前記アプリケーションプログラムを自装置で実行するSBC(Server Based Computing)サーバであり、
前記クライアント装置は前記SBCサーバのクライアントである情報処理システムを提供する。
本発明の第6の観点は、第4の観点または第5の観点に記載の情報処理システムにおいて、
前記クライアント装置は、前記サーバ移行命令を受信する前は前記アプリケーションプログラムの表示画面データの差分圧縮表示データを前記サーバ装置から受信し、前記サーバ移行命令を受信した後は全画面表示データを前記サーバ装置から受信する情報処理システムを提供する。
本発明の第7の観点は、第4の観点または第5の観点に記載の情報処理システムにおいて、
前記クライアント装置は、前記サーバ切替命令を受信した後に、指示された前記移行先のサーバ装置に接続を切り替えて前記アプリケーションプログラムの全画面表示データを当該移行先のサーバ装置から受信し、
当該移行先のサーバ装置から差分要求表示の指示を受信した後は前記アプリケーションプログラムの表示画面データの差分圧縮表示データを受信する情報処理システムを提供する。
本発明の第8の観点は、クライアント装置とネットワークを介して接続されたサーバ装置を構成するコンピュータを制御するサーバ制御プログラムであって、
前記クライアント装置との接続状態を示すクライアント接続テーブルを記憶するステップと、
サーバ移行の指示を受け付けるステップと、
前記クライアント接続テーブルを用いて接続中の前記クライアント装置と移行先のサーバ装置にサーバ移行命令を送信するステップと、
前記クライアント接続テーブルを用いて接続中の前記クライアント装置と前記移行先のサーバ装置の移行可能か否かの状態を前記クライアント装置と前記移行先のサーバ装置からの受信データにより判別して切替可能な契機を判別するステップと、
前記切替可能な契機に前記クライアント装置と前記移行先のサーバ装置にサーバ切替命令を送信するステップと、
を前記コンピュータに実行させるサーバ制御プログラムを提供する。
本発明の第9の観点は、第8の観点に記載のサーバ制御プログラムにおいて、
前記サーバ装置は、前記クライアント装置が使用するアプリケーションプログラムを実行する他のサーバ装置と前記クライアント装置との間に介在するか、または前記アプリケーションプログラムを自装置で実行するSBC(Server Based Computing)サーバであり、
前記サーバ移行命令を送信する前は前記アプリケーションプログラムの表示画面データの差分圧縮表示データを前記クライアント装置に送信するステップと、
前記サーバ移行命令を送信した後は全画面表示データを前記クライアント装置に送信するステップと、をさらに前記コンピュータに実行させるサーバ制御プログラムを提供する。
すなわち、本発明の場合には、たとえば、SBCシステム内の各クライアントの画面表示データや接続先情報等のセッションデータを別のサーバに移行できる手段を持たせ、また、状態移行している間はアプリケーションプログラムの差分表示データではなく、全画面表示データをクライアントに転送することによりクライアントのネットワークの切断や停止を行う必要のないシステムを提供する。
また、アプリケーションサーバを別に用意し、それをSBCサーバ側から制御できるようにすることにより、各クライアントのアプリケーション操作を全く止めることなくSBCサーバのデータを移行できるようになる。
本発明によれば、クライアント側の業務を停止させることなく、かつ煩雑なメンテナンス作業等を必要とすることなく、SBCサーバの切り替えや取り替えを実現することが可能な技術を提供することができる。
また、クライアント側の表示画面の乱れ等の操作性の低下を生じることなく、円滑にSBCサーバの切り替えや取り替えを実現することが可能な技術を提供することができる。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施の形態である情報処理システムの構成の一例を示す概念図、図2は、本実施の形態の情報処理システムを構成するSBCサーバのハードウェア構成の一例を示すブロック図、図3は、本実施の形態の情報処理システムを構成するアプリケーションサーバのハードウェア構成例を示すブロック図、図4は、本実施の形態の情報処理システムを構成するクライアントのハードウェア構成例を示すブロック図である。
図1に例示されるように、本実施の形態の情報処理システムは、アプリケーションサーバ100と、SBCサーバ200と、複数のクライアント300と、これらを相互に接続するLANやインターネット等の情報ネットワーク400を含んでいる。
アプリケーションサーバ100は、アプリケーションプログラムを実行し、個々のクライアント300は、SBCサーバ200を介して、このアプリケーションプログラムにアクセスする。
SBCサーバ200は、後述のように、アプリケーションサーバ100で実行されるアプリケーションプログラム180をクライアント300から操作する場合に、クライアント300のキー入力等の操作情報をアプリケーションサーバ100に取り次ぎ、また、アプリケーションプログラムの実行画面データを、必要に応じて、差分圧縮等により、クライアント300に転送する処理を行う。
本実施の形態の場合、複数のSBCサーバ200は、現在稼働中の現用SBCサーバ201と、後述のような本実施の形態の切り替え処理により、この現用SBCサーバ201の機能を引き継ぐ移行先SBCサーバ202からなる。
移行先SBCサーバ202は、移行が必要な場合にのみ情報ネットワーク400に接続され、常時、情報ネットワーク400に接続されている必要はない。
図2に例示されるように、SBCサーバ200は、CPU210、外部記憶装置220、メインメモリ230、通信制御部240、差分演算制御ボード250、これらを相互に接続するバス211を含んでいる。
CPU210は、メインメモリ230に格納されているプログラムを実行することで、必要に応じた制御動作を行う。
この場合、メインメモリ230には、SBC管理プログラム260(サーバ制御プログラム)、クライアント接続テーブル270、クライアント表示データ280が格納されている。
SBC管理プログラム260は、アプリケーションサーバ100とクライアント300との間における情報の授受や後述のようなフローチャートに例示される切り替え制御を行う機能を備えている。
クライアント接続テーブル270には、自装置に接続されるクライアント300を管理するための情報が格納されている。
クライアント表示データ280は、アプリケーションサーバ100で実行されるアプリケーションプログラム180の操作画面データである。
クライアント表示データ280は、SBCサーバ200に接続されるクライアント300の数だけ存在し、各々は、全画面データ281、差分圧縮データ282からなる。差分圧縮データ282は、クライアント300にて表示されるべき全画面データ281の時系列の前画面283と現画面284の差分データであり、差分演算制御ボード250にて生成される。
通常の稼働時は、この差分圧縮データ282が、対応する個々のクライアント300に送られる。
差分演算制御ボード250は、差分演算制御部251(SBC制御部)と差分メモリ252からなる。差分演算制御部251は、メインメモリ230の全画面データ281の前画面283と現画面284から差分圧縮データ282を生成して差分圧縮データ282として差分メモリ252に格納するとともに、メインメモリ230に転送する処理を行う。
通信制御部240は、情報ネットワーク400に対する接続インタフェースを提供する。
すなわち、SBCサーバ200では、CPU210は、クライアント300からの操作情報を、情報ネットワーク400を通じて通信制御部240から入手する。それに基づいて、CPU210はメインメモリ230のSBC管理プログラム260により動作し、更新された画面情報をメインメモリ230に書き込むと同時に差分演算制御ボード250上にある差分演算制御部251に送り、画像の差分、色数検出、圧縮を行い、差分メモリ252に差分圧縮データ282として格納し、この差分圧縮データ282をメインメモリ230上に書き戻す。この差分圧縮データ282を通信制御部240から情報ネットワーク400を通して、クライアント300に転送し、クライアント300はそれを伸張することによりアプリケーションプログラム180の操作画面の画像を表示する。
図3に例示されるように、本実施の形態のアプリケーションサーバ100は、CPU110、ROM120、メインメモリ130、外部記憶装置140、補助記憶装置150、通信制御部160、ユーザインタフェース170、これらを相互に接続するバス111を含んでいる。
ROM120には、ブートプログラム等の情報が可能されている。
メインメモリ130には、SBC制御プログラム181、アプリケーションプログラム180、SBCサーバ接続テーブル190等の情報が格納されている。
アプリケーションプログラム180は、CPU110によって実行されることにより、所定のアプリケーションプログラム業務をクライアント300に提供する。
SBC制御プログラム181は、後述のフローチャートのような処理を行うことで、SBCサーバ200やクライアント300と連携した切り替え動作を行う。
SBCサーバ接続テーブル190は、クライアント300との間に介在する複数のSBCサーバ200に対する接続状況に関する情報が格納されている。
外部記憶装置140には、アプリケーションプログラム180が使用するデータ等が可能されている。
補助記憶装置150は、可搬記録媒体に対する情報の読み書きを行う。
通信制御部160は、情報ネットワーク400に対する接続インタフェースを提供する。
ユーザインタフェース170は、キー入力装置171および表示装置172からなり、たとえば、アプリケーションプログラム180の操作画面の表示や情報入力等の操作インタフェースを提供する。この場合、表示装置172に表示されるアプリケーションプログラム180の操作画面は、SBCサーバ200を経由して当該アプリケーションプログラム180を操作するクライアント300に表示される。
なお、ユーザインタフェース170は、アプリケーションプログラム180の進行状況の管理等のために設けられているものであり、必須ではない。システム管理者は、このユーザインタフェース170を利用して、情報ネットワーク400を介してSBCサーバ200の切替契機を制御してもよい。
図4に例示されるように、本実施の形態の複数のクライアント300の各々は、CPU310、ROM320、メインメモリ330、外部記憶装置340、補助記憶装置350、通信制御部360、ユーザインタフェース370、これらを相互に接続するバス311を備えている。
ROM320には、ブートプログラム等の情報が格納されている。
メインメモリ330には、SBCクライアントプログラム380、SBCサーバ接続テーブル390が格納されている。
SBCクライアントプログラム380は、CPU310によって実行されることにより、クライアント300のユーザが、アプリケーションサーバ100のアプリケーションプログラム180を使用するための操作インタフェースを提供する機能を備えている。
具体的には、クライアント300からアプリケーションサーバ100へアクセスする場合の認証機能や、ユーザ入力データのアプリケーションプログラム180(アプリケーションサーバ100)への送出、アプリケーションプログラム180の側からの操作画面の受信および表示である。
操作画面のデータが時系列的な差分の圧縮データである場合には、圧縮データの展開も行う。
さらに、本実施の形態の場合には、SBCクライアントプログラム380は、SBCサーバ200からの指示に基づいて、接続先のSBCサーバ200を切り替える動作も行う。
このSBCクライアントプログラム380は、たとえばWEBブラウザで構成することができる。
外部記憶装置340は、SBCクライアントプログラム380が使用するデータやSBCサーバ接続テーブル390を持久的に保持する。
補助記憶装置350は、可搬記録媒体に対する情報の記録/再生を行う。
通信制御部360は、情報ネットワーク400との間における通信インタフェースを提供する。
ユーザインタフェース370は、キー入力装置371、表示装置372からなり、クライアント300のユーザがアプリケーションプログラム180を操作する場合のユーザインタフェースを提供する。
アプリケーションプログラム180から送られてくる画面データは、表示装置372に表示される。
図5は、SBCサーバ200に備えられるクライアント接続テーブル270の構成例を示す概念図である。クライアント接続テーブル270は、配下の個々のクライアント300にユニークに付与された識別情報であるクライアント名271、情報ネットワーク400におけるクライアント300のアドレスであるIPアドレス情報272、接続の有無を示す接続状態273が、クライアント名271に対応付けられて、クライアント300の数だけ設けられている。
図6は、アプリケーションサーバ100に備えられたSBCサーバ接続テーブル190の構成例を示す概念図である。このSBCサーバ接続テーブル190は、個々のSBCサーバ200にユニークに付与されたサーバ名191、情報ネットワーク400上におけるSBCサーバ200のアドレスであるIPアドレス情報192、接続の有無を示す接続状態193が、サーバ名191に対応付けられて、SBCサーバ200の数だけ格納されている。
図7は、クライアント300に備えられたSBCサーバ接続テーブル390の構成例を示す概念図である。このSBCサーバ接続テーブル390は、個々のSBCサーバ200にユニークに付与されたサーバ名391、情報ネットワーク400上におけるSBCサーバ200のアドレスであるIPアドレス情報392、接続の有無を示す接続状態393が、サーバ名391に対応付けられて格納されている。
以下、本実施の形態の作用の一例について説明する。
図8は、本実施の形態の情報処理システムの各部の連携した動作を示すシーケンス図であり、図9は、SBCサーバ200の切り替え動作中の概念図、図10は、現用SBCサーバ201(SBC管理プログラム260)の作用の一例を示すフローチャート、図11は、移行先SBCサーバ202(SBC管理プログラム260)の作用の一例を示すフローチャートである。
図12は、アプリケーションサーバ100(SBC制御プログラム181)の作用の一例を示すフローチャート、図13は、クライアント300(SBCクライアントプログラム380)の作用の一例を示すフローチャートである。
また、図14(a)〜(d)は、アプリケーションサーバ100と、複数のSBCサーバ200(現用SBCサーバ201と移行先SBCサーバ202)およびクライアント300の接続状態の推移を示す概念図である。
なお、図8には、図10、図11、図12、図13のフローチャートの対応する処理ステップの番号が記入されている。
最初に現用SBCサーバ201のみがアプリケーションサーバ100とクライアント300の間に介在する通常の稼働時について説明する(図14(a))。
図8のシーケンス図に例示されるように、クライアント300のSBCクライアントプログラム380は、SBCサーバ接続テーブル390の設定内容に基づいて、現用SBCサーバ201に接続し(ステップ11)、アプリケーションプログラム180の起動を指示すると(ステップ12)、現用SBCサーバ201は、アプリケーションサーバ100のアプリケーションプログラム180を起動する(ステップ13)。
アプリケーションサーバ100においてはアプリケーションプログラム180によって所望の処理が実行され(ステップ14)、この処理における操作画面の全画面データ281が現用SBCサーバ201に送信される(ステップ15)。
現用SBCサーバ201では、全画面データ281の前画面283と現画面284から差分圧縮データ282を生成し(ステップ16)、この差分圧縮データ282をクライアント300に送信する(ステップ17)。
クライアント300のSBCクライアントプログラム380は、現用SBCサーバ201から受信した差分圧縮データ282を展開して表示装置372に表示する操作画面を更新する。
ここで、なんらかの原因で、SBCサーバ200を、現用SBCサーバ201から移行先SBCサーバ202に切り替える必要が生じた場合、本実施の形態では、以下のように処理される。
システム管理者は、たとえば、情報ネットワーク400に接続された図示しない管理端末、アプリケーションサーバ100のユーザインタフェース170、または現用SBCサーバ201に設けられた図示しないユーザインタフェースを介してコマンドを入力することで、現用SBCサーバ201に切替指令を与える。
図9に例示されるように、現用SBCサーバ201から移行先SBCサーバ202への移行時には、現用SBCサーバ201のメインメモリ230の内容と、クライアント接続テーブル270の内容が、移行先SBCサーバ202の側に複写され、両者は、同じクライアント表示データ280およびクライアント接続テーブル270を保持した状態にされる。
そして、移行時には、後述のように、現用SBCサーバ201はシステム管理者からの切替指令に基づいて、アプリケーションサーバ100および移行先SBCサーバ202、クライアント300に対して移行命令を発行し、移行の過渡期には、現用SBCサーバ201および移行先SBCサーバ202は、アプリケーションサーバ100から受信した全画面データ281を、そのままクライアント300に送信し、切り替えが完了した後に、上述の差分圧縮データ282をクライアント300に中継する処理に戻る。
図10のフローチャートに例示されるように、現用SBCサーバ201のCPU210の制御の下で実行されるSBC管理プログラム260は、システム管理者から移行指令を受けると移行命令をクライアント300、アプリケーションサーバ100、移行先SBCサーバ202へそれぞれ送信する(ステップ501)。そして、移行先SBCサーバ202からの移行命令に応答した受信データにより移行可能な状態を確認し(ステップ502)、さらに配下の個々のクライアント300からの移行命令に応答した受信データにより移行可能な状態を確認(ステップ503)した後、クライアント接続テーブル270を移行先SBCサーバ202にコピーする(ステップ504)。
その後、クライアント300に転送する画面データを差分圧縮データ282から全画面データ281に切り替え、(ステップ505)、差分演算制御ボード250を停止する(ステップ506)。
その後、SBC管理プログラム260は、移行先SBCサーバ202の切り替え接続が可能な状態を移行先SBCサーバ202からの受信データにより確認した後(ステップ507)、アプリケーションサーバ100および配下のクライアント300に対して切り替え命令を発行する(ステップ508)。
そして、移行先SBCサーバ202の切り替え命令を実施した状態(ステップ509)、およびクライアント300の切り替え命令を実施した状態(ステップ510)、さらにはアプリケーションサーバ100の移行先SBCサーバ202への切り替え命令を実施した状態(ステップ511)がそれぞれから応答された受信データにより確認されたら、現用SBCサーバ201を停止する(ステップ512)。
図11のフローチャートに示されるように、移行先SBCサーバ202の側のCPU210の制御の下で実行されるSBC管理プログラム260では、現用SBCサーバ201から移行命令を受信すると(ステップ561)、自サーバ内の各部の動作準備を確認した後(ステップ562)、現用SBCサーバ201に準備OKを応答し(ステップ563)、現用SBCサーバ201からクライアント接続テーブル270を受信し(ステップ564)、アプリケーションサーバ100から全画面データ281等のデータの受信を開始するとともに(ステップ565)、現用SBCサーバ201に対して切り替え接続OKを送信する(ステップ566)。
そして、移行先SBCサーバ202のSBC管理プログラム260は、現用SBCサーバ201からサーバ切り替え命令を受信したら(ステップ567)、クライアント接続テーブル270を参照して(ステップ568)、配下の複数のクライアント300に対してアプリケーションプログラム180の全画面データ281の送信を開始する(ステップ569)。
そして、差分演算制御ボード250を起動し(ステップ570)、配下のすべてのクライアント300に対して差分送信準備確認要求を発行して差分送信の可否を確認した後(ステップ571)、クライアント300に対して差分圧縮データ282の送信を開始する(ステップ572)。
一方、図12のフローチャートに例示されるように、アプリケーションサーバ100のCPU110の制御の下で実行されるSBC制御プログラム181は、現用SBCサーバ201より状態遷移命令(移行命令)を受信すると(ステップ531)、自装置内の準備を確認したて後(ステップ532)、現用SBCサーバ201に準備OKを応答する(ステップ533)。
そして、SBCサーバ接続テーブル190を参照して、現在の現用SBCサーバ201と同時に、移行先SBCサーバ202にも接続し(ステップ534)、現用SBCサーバ201および移行先SBCサーバ202に、同じ全画面データ281を転送する(ステップ535)。この状態が、図14(b)である。
そして、現用SBCサーバ201から切り替え命令を受信すると(ステップ536)、自装置内の準備を確認した後(ステップ537)、移行先SBCサーバ202に対する全画面データ281の転送を継続するとともに(ステップ538)、現用SBCサーバ201に対する全画面データ281の転送を中止する(ステップ539)。この状態が図14(c)である。
また、図13のフローチャートに例示されるように、個々のクライアント300のCPU310の制御の下で実行されるSBCクライアントプログラム380は、現用SBCサーバ201から状態遷移命令(移行命令)を受信すると(ステップ541)、自装置内の準備を確認した後(ステップ542)、表示画像データの受信モードを、現在の差分圧縮データ282から全画面データ281に切り替え(ステップ543)、さらに現用SBCサーバ201からサーバ切り替え命令を受信したら(ステップ544)、自装置内の準備を確認し(ステップ545)、SBCサーバ接続テーブル390から移行先SBCサーバ202の情報を取得して当該移行先SBCサーバ202に接続する(ステップ546)。
そして、この移行先SBCサーバ202から全画面データ281の受信を開始し(ステップ547)、移行先SBCサーバ202から差分送信要求を受信したら(ステップ548)、自装置内の準備を確認した後(ステップ549)、現在の全画面データ281の受信から差分圧縮データ282の受信に切り替える(ステップ550)。この状態が、図14(d)である。
そして、以降は、移行先SBCサーバ202から差分圧縮データ282を受信し、デコードして表示装置372に表示を行う(ステップ551)。
ここで、現用SBCサーバ201から移行先SBCサーバ202への移行処理に伴う全画面データ281と差分圧縮データ282の切り替え制御についてより詳細に説明する。
図15、図16、図17、図18、図19は、通常時の現用SBCサーバ201のみをアプリケーションサーバ100とクライアント300の間に介在させる場合の制御例を示している。
この場合、現用SBCサーバ201のメインメモリ230には、アプリケーションサーバ100で実行されているアプリケーションプログラム180の全画面データ281の前画面283および現画面284と、その差分である差分圧縮データ282が生成され、データ量の少ない差分圧縮データ282をクライアント300に送信して表示装置372に表示させる(図15)。
また、図16に例示されるように、クライアント300における文字等の情報入力時には、たとえば、クライアント300でキー入力装置371から文字“あ”が入力されると(ステップ21)、現用SBCサーバ201を経由してアプリケーションサーバ100のアプリケーションプログラム180に伝達され(ステップ22)、図17のように、アプリケーションサーバ100の表示装置172に文字“あ”が表示される。
そして、図18のように、アプリケーションサーバ100の表示装置172の文字“あ”が表示された表示画面データが、現用SBCサーバ201に転送され(ステップ23)、現用SBCサーバ201では、メインメモリ230のクライアント表示データ280の格納領域であるフレームバッファにおいて、現在の空白画面を前画面283にシフトし、アプリケーションサーバ100から受信した文字“あ”が表示された表示画面データを、現画面284として格納し(ステップ24)、空白の前画面283と文字“あ”を含む現画面284から差分圧縮データ282の差分抽出を実行する(ステップ25)。
そして、図19に示されるように、現用SBCサーバ201は、文字“あ”を含む差分圧縮データ282をクライアント300に転送し(ステップ26)、これを受けたクライアント300では、表示装置172における差分圧縮データ282との差分のみの表示書き換えを実行して(ステップ27)、表示画面の更新を行う。この場合、文字“あ”が表示装置172に表示される。
また、図20および図21は、本実施の形態において、現用SBCサーバ201から移行先SBCサーバ202に切り替える場合の移行命令発行時の制御例を示している。
まず、図20に例示されるように、現用SBCサーバ201から、移行先の移行先SBCサーバ202、およびアプリケーションサーバ100、クライアント300に移行命令が発行される(上述のステップ501)。
これにより、図21に例示されるように、さらに、文字“い”が入力されると、アプリケーションサーバ100の表示装置172には、文字“あい”の表示画面となり、この表示画面データは、現用SBCサーバ201および移行先SBCサーバ202の両方に転送される。
これにより、現用SBCサーバ201では、前画面283が文字“あ”、現画面284が文字“あい”となり、差分圧縮データ282である文字“い”がクライアント300に転送されて(ステップ28)、表示装置372では文字“あい”が表示される。
また、移行先SBCサーバ202では、前画面283が空白画面、現画面284が文字“あい”の表示画面となり、差分圧縮データ282は文字“あい”となる。
ここで、“あい”を、かな漢字変換する場合、アプリケーションサーバ100から現用SBCサーバ201に切り替わってしまうと、以下のように表示が乱れる。
すなわち、図22に例示されるように、クライアント300のキー入力装置371における変換キー操作によって(ステップ31)、「変換」コマンドが現用SBCサーバ201を経由してアプリケーションサーバ100に送られると(ステップ32)、アプリケーションサーバ100では“あい”を“愛”に変換する漢字変換が実行され(ステップ33)、文字“愛”の表示画面データが、現用SBCサーバ201および移行先SBCサーバ202に送られる(ステップ34)。
このとき、現用SBCサーバ201では、以前の“あい”の画面を前画面283に移動させ、現画面284に“愛”の全画面データを書き込む処理が行われる(ステップ35)。
なお、図22では、文字“愛”の表示画面データが、アプリケーションサーバ100から現用SBCサーバ201および移行先SBCサーバ202に同時に送られるように見えるが、実際は、現用SBCサーバ201に転送した後に移行先SBCサーバ202に送られるため、遅延時間が発生する。また、非同期に動作を行っているため、この転送動作中に現用SBCサーバ201から移行先SBCサーバ202に切り替わると、クライアント300における表示装置372の表示画面にずれを生じさせてしまう。
すなわち、切替時に現用SBCサーバ201から差分圧縮データ282を抽出して(ステップ36)、クライアント300に転送したのでは、“愛い”がクライアント300に転送され(ステップ37)、また、移行先SBCサーバ202から差分圧縮データ282を送ったのでは(ステップ39)、“あい”がクライアント300に表示され(ステップ40)、本来のステップ38の“愛”が表示されない。
そこで、本実施の形態では、切替時に差分圧縮データ282から全画面データ281の転送に切り替えるとともに、現用SBCサーバ201からアプリケーションサーバ100、移行先SBCサーバ202、クライアント300に移行命令を発行して切替を予告し(上述のステップ501)、アプリケーションサーバ100から移行先SBCサーバ202に安定にアプリケーションプログラム180の全画面表示データが転送されるようになってから、切替命令を発行することで(上述のステップ508)、現用SBCサーバ201から移行先SBCサーバ202への切替時のクライアント300の表示装置372の表示画面の乱れを防止する。
このように、本実施の形態の情報処理システムによれば、現用SBCサーバ201に切替を指令するだけで、クライアント300の側の業務を停止させることなく、かつ煩雑なメンテナンス作業等を必要とすることなく、現用SBCサーバ201から移行先SBCサーバ202への切り替えや取り替えを実現することが可能となる。
また、切替時には、現用SBCサーバ201および移行先SBCサーバ202からクライアント300に対して、差分圧縮データ282の転送から全画面データ281の転送に切り替えることで、クライアント300の側の表示画面の乱れ等の操作性の低下を生じることなく、円滑に現用SBCサーバ201から移行先SBCサーバ202への切り替えや取り替えを実現することができる。
すなわち、現用SBCサーバ201から移行先SBCサーバ202へ、クライアント300に切替を認識させず任意のタイミングで切り替えることができる。
また、移行先SBCサーバ202を常時稼働させる必要はなく、現用SBCサーバ201から移行先SBCサーバ202に切り替える時に当該移行先SBCサーバ202を情報ネットワーク400に接続して作動させるだけでよい。
なお、本発明は、上述の実施の形態に例示した構成に限らず、その趣旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。
たとえば、上述の実施の形態の説明では、現用SBCサーバ201の他にアプリケーションプログラム180を実行するためのアプリケーションサーバ100を配置する例を示したが、これに限らず、現用SBCサーバ201(移行先SBCサーバ202)上に個々のクライアント300のアプリケーションプログラム180やデータがあったとしも、それを同様に現用SBCサーバ201から移行先SBCサーバ202にコピーすることにより、切替を円滑に実現することができる。
また、上述の実施の形態で例示したアプリケーションサーバ100、SBCサーバ200、クライアント300の構成は一例であり、これに限定されるものではない。
本発明の一実施の形態である情報処理システムの構成の一例を示す概念図である。 本発明の一実施の形態である情報処理システムを構成するSBCサーバのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 本発明の一実施の形態である情報処理システムを構成するアプリケーションサーバのハードウェア構成例を示すブロック図である。 本発明の一実施の形態である情報処理システムを構成するクライアントのハードウェア構成例を示すブロック図である。 SBCサーバに備えられるクライアント接続テーブルの構成例を示す概念図である。 アプリケーションサーバに備えられたSBCサーバ接続テーブルの構成例を示す概念図である。 クライアントに備えられたSBCサーバ接続テーブルの構成例を示す概念図である。 本発明の一実施の形態である情報処理システムの各部の連携した動作を示すシーケンス図である。 切り替え動作中のSBCサーバの概念図である。 現用SBCサーバの作用の一例を示すフローチャートである。 移行先SBCサーバの作用の一例を示すフローチャートである。 アプリケーションサーバの作用の一例を示すフローチャートである。 クライアントの作用の一例を示すフローチャートである。 (a)〜(d)は、アプリケーションサーバと、複数のSBCサーバおよびクライアントの接続状態の推移を示す概念図である。 通常時の現用SBCサーバ、アプリケーションサーバおよびクライアントの制御例を示す概念図である。 通常時の現用SBCサーバ、アプリケーションサーバおよびクライアントの表示制御例を示す概念図である。 通常時の現用SBCサーバ、アプリケーションサーバおよびクライアントの表示制御例を示す概念図である。 通常時の現用SBCサーバ、アプリケーションサーバおよびクライアントの表示制御例を示す概念図である。 通常時の現用SBCサーバ、アプリケーションサーバおよびクライアントの表示制御例を示す概念図である。 現用SBCサーバから移行先SBCサーバに切り替える場合の移行命令発行時の表示制御例を示す概念図である。 現用SBCサーバから移行先SBCサーバに切り替える場合の移行命令発行時の表示制御例を示す概念図である。 現用SBCサーバから移行先SBCサーバに切り替える場合のクライアントの表示状態を説明する概念図である。
符号の説明
100 アプリケーションサーバ
110 CPU
111 バス
120 ROM
130 メインメモリ
140 外部記憶装置
150 補助記憶装置
160 通信制御部
170 ユーザインタフェース
171 キー入力装置
172 表示装置
180 アプリケーションプログラム
181 SBC制御プログラム
190 SBCサーバ接続テーブル
191 サーバ名
192 IPアドレス情報
193 接続状態
200 SBCサーバ
201 現用SBCサーバ
202 移行先SBCサーバ
210 CPU
211 バス
220 外部記憶装置
230 メインメモリ
240 通信制御部
250 差分演算制御ボード
251 差分演算制御部
252 差分メモリ
260 SBC管理プログラム
270 クライアント接続テーブル
271 クライアント名
272 IPアドレス情報
273 接続状態
280 クライアント表示データ
281 全画面データ
282 差分圧縮データ
283 前画面
284 現画面
300 クライアント
310 CPU
311 バス
320 ROM
330 メインメモリ
340 外部記憶装置
350 補助記憶装置
360 通信制御部
370 ユーザインタフェース
371 キー入力装置
372 表示装置
380 SBCクライアントプログラム
390 SBCサーバ接続テーブル
391 サーバ名
392 IPアドレス情報
393 接続状態
400 情報ネットワーク

Claims (9)

  1. クライアント装置とネットワークを介して接続されたサーバ装置であって、
    前記クライアント装置との接続状態を示すクライアント接続テーブルを記憶する手段と、
    データを送受信する手段と、
    サーバ移行の指示の入力を契機に、前記クライアント接続テーブルを用いて接続中の前記クライアント装置と移行先のサーバ装置にサーバ移行命令を送信する手段と、
    前記クライアント接続テーブルを用いて接続中の前記クライアント装置と前記移行先のサーバ装置の移行可能か否かの状態を前記クライアント装置と前記移行先のサーバ装置からの受信データにより判別して切替可能な契機を判別する手段と、
    前記切替可能な契機に前記クライアント装置と前記移行先のサーバ装置にサーバ切替命令を送信する手段と、
    を含むことを特徴とするサーバ装置。
  2. 請求項1記載のサーバ装置において、
    前記サーバ装置は、前記クライアント装置が使用するアプリケーションプログラムを実行する他のサーバ装置と前記クライアント装置との間に介在するか、または前記アプリケーションプログラムを自装置で実行するSBC(Server Based Computing)サーバであることを特徴とするサーバ装置。
  3. 請求項1または請求項2記載のサーバ装置において、
    前記サーバ移行命令を送信する前は前記アプリケーションプログラムの表示画面データの差分圧縮表示データを前記クライアント装置に送信し、前記サーバ移行命令を送信した後は全画面表示データを前記クライアント装置に送信することを特徴とするサーバ装置。
  4. クライアント装置とサーバ装置とがネットワークを介して接続された情報処理システムであって、
    前記サーバ装置は、
    前記クライアント装置との接続状態を示すクライアント接続テーブルを記憶する手段と、
    データを送受信する手段と、
    サーバ移行の指示の入力を契機に、前記クライアント接続テーブルを用いて接続中の前記クライアント装置と移行先のサーバ装置にサーバ移行命令を送信する手段と、
    前記クライアント接続テーブルを用いて接続中の前記クライアント装置と前記移行先のサーバ装置の移行可能か否かの状態を前記クライアント装置と前記移行先のサーバ装置からの受信データにより判別して切替可能な契機を判別する手段と、
    前記切替可能な契機に前記クライアント装置と前記移行先のサーバ装置にサーバ切替命令を送信する手段と、を含み、
    前記クライアント装置は、
    前記サーバ装置との接続状態を示すサーバ接続テーブルを記憶する手段と、
    データを送受信する手段と、
    前記サーバ装置からサーバ移行命令を受信する手段と、
    切替可能な状態になったら前記サーバ装置に通知する手段と、
    前記サーバ装置からサーバ切替命令を受信する手段と、
    前記サーバ接続テーブルを用いてサーバ移行命令で指示された前記移行先のサーバ装置に接続する手段と、を含む、
    ことを特徴とする情報処理システム。
  5. 請求項4記載の情報処理システムにおいて、
    前記サーバ装置は、前記クライアント装置が使用するアプリケーションプログラムを実行する他のサーバ装置と前記クライアント装置との間に介在するか、または前記アプリケーションプログラムを自装置で実行するSBC(Server Based Computing)サーバであり、
    前記クライアント装置は前記SBCサーバのクライアントであることを特徴とする情報処理システム。
  6. 請求項4または請求項5記載の情報処理システムにおいて、
    前記クライアント装置は、前記サーバ移行命令を受信する前は前記アプリケーションプログラムの表示画面データの差分圧縮表示データを前記サーバ装置から受信し、前記サーバ移行命令を受信した後は全画面表示データを前記サーバ装置から受信することを特徴とする情報処理システム。
  7. 請求項4または請求項5記載の情報処理システムにおいて、
    前記クライアント装置は、前記サーバ切替命令を受信した後に、指示された前記移行先のサーバ装置に接続を切り替えて前記アプリケーションプログラムの全画面表示データを当該移行先のサーバ装置から受信し、
    当該移行先のサーバ装置から差分要求表示の指示を受信した後は前記アプリケーションプログラムの表示画面データの差分圧縮表示データを受信することを特徴とする情報処理システム。
  8. クライアント装置とネットワークを介して接続されたサーバ装置を構成するコンピュータを制御するサーバ制御プログラムであって、
    前記クライアント装置との接続状態を示すクライアント接続テーブルを記憶するステップと、
    サーバ移行の指示を受け付けるステップと、
    前記クライアント接続テーブルを用いて接続中の前記クライアント装置と移行先のサーバ装置にサーバ移行命令を送信するステップと、
    前記クライアント接続テーブルを用いて接続中の前記クライアント装置と前記移行先のサーバ装置の移行可能か否かの状態を前記クライアント装置と前記移行先のサーバ装置からの受信データにより判別して切替可能な契機を判別するステップと、
    前記切替可能な契機に前記クライアント装置と前記移行先のサーバ装置にサーバ切替命令を送信するステップと、
    を前記コンピュータに実行させることを特徴とするサーバ制御プログラム。
  9. 請求項8記載のサーバ制御プログラムにおいて、
    前記サーバ装置は、前記クライアント装置が使用するアプリケーションプログラムを実行する他のサーバ装置と前記クライアント装置との間に介在するか、または前記アプリケーションプログラムを自装置で実行するSBC(Server Based Computing)サーバであり、
    前記サーバ移行命令を送信する前は前記アプリケーションプログラムの表示画面データの差分圧縮表示データを前記クライアント装置に送信するステップと、
    前記サーバ移行命令を送信した後は全画面表示データを前記クライアント装置に送信するステップと、をさらに前記コンピュータに実行させることを特徴とするサーバ制御プログラム。
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