JP4757670B2 - システム切替方法、その計算機システム及びプログラム - Google Patents

システム切替方法、その計算機システム及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP4757670B2
JP4757670B2 JP2006072918A JP2006072918A JP4757670B2 JP 4757670 B2 JP4757670 B2 JP 4757670B2 JP 2006072918 A JP2006072918 A JP 2006072918A JP 2006072918 A JP2006072918 A JP 2006072918A JP 4757670 B2 JP4757670 B2 JP 4757670B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
address
computer
registration request
request
communication device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006072918A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007249659A (ja
Inventor
紘幸 芝井
賢宏 二宮
武彦 須田
大治 日高
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi Solutions Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Solutions Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, Hitachi Solutions Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2006072918A priority Critical patent/JP4757670B2/ja
Publication of JP2007249659A publication Critical patent/JP2007249659A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4757670B2 publication Critical patent/JP4757670B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Hardware Redundancy (AREA)

Description

本発明は現用計算機で障害が発生した場合に現用系から予備系への系切替を行うシステム切替技術に関するものである。
従来の現用計算機と待機計算機とを備えるシステムにおいては、待機計算機への切替え時に現用計算機の通信で使用していたアドレスを引継ぐ場合、当アドレスが現用計算機と予備計算機で重複しない様にする必要がある。現用計算機自体の障害では通信が行える状態ではなくアドレスが重複することはないが、例えばアプリケーションの障害を機に待機計算機へ切替えを行う場合では、LANボード等の通信アダプタを停止する等、アドレスが重複しないよう運用で回避する必要があった(例えば特許文献1参照)。
特開平6−110800号公報
上記従来技術では、現用計算機のアドレスと待機計算機のアドレスが重複しないよう、センタオペレータ等が運用で回避する必要がある。この運用を行わずアドレスが重複した場合、系切替後のコネクション確立不可、業務の復旧失敗といった事象になる可能性もあり影響は大きい。このため、運用者は現用計算機自体の障害や、アプリケーション障害時等、系切替の条件各々でのアドレスの活性・非活性を観点としたシステム運用設計が必要であり、システム構築の為の検討やシステム自体の運用の負担が掛かるという課題があった。
本発明の目的は上記問題を解決し、高信頼なスタンバイシステムを平易に構築でき、構築や運用に関するコストを軽減することが可能な技術を提供することにある。
本発明は、ネットワークを介して接続された現用計算機と予備計算機との切替を行う計算機システムにおいて、現用計算機から予備計算機へアドレスを引継ぐ系切替の際に、通信相手の計算機に対して系切替が発生したことを通知すると共に、現用計算機に対しても切替が発生したことを通知することで、現用計算機と待機計算機でのアドレス重複を防止するものである。
本発明の計算機システムでは、現用計算機から予備計算機へアドレスを引継ぐ切替を行う際、通信相手の計算機等の他計算機に対し、予備計算機から使用するアドレスをアドレス登録要求として送信する。
前記アドレス登録要求を受信した他計算機は、そのアドレス登録要求によって登録要求の行われたアドレスが既に現用計算機によって登録されているかを調べ、登録されている場合にはその現用計算機に対して当アドレスの削除要求を送信する。
そして、前記アドレス削除要求を受信した現用計算機は、当アドレスを使用したコネクションを切断後にアドレス削除要求を送信した他計算機に対してアドレス削除応答を送信し、そのアドレス削除応答を受信した他計算機は、当アドレスを使用したコネクションを切断後に予備計算機に対してアドレス登録応答を送信することで、現用計算機と予備計算機間でアドレスが重複しないことの確認を行い、その後業務で通信を行う為のコネクションの再確立を行う。
本発明によれば、高信頼なスタンバイシステムを平易に構築でき、構築や運用に関するコストを軽減することが可能である。
以下にネットワークを介して接続された現用計算機と予備計算機との切替えを行う一実施形態の計算機システムについて説明する。
図1は本実施形態の計算機システムの一基本構成例を示す図である。図1に示す様に本実施形態の計算機システムでは、現用サーバA1(10)とサーバA1の予備サーバA2(11)と現用クライアントB1(20)とクライアントB1の予備クライアントB2(21)がネットワーク30に接続されている。
図1の構成例では便宜上、現用サーバ1台、現用クライアント1台の構成としているが、2台以上の複数台が存在しても良い。また、予備についても各々1台構成としているが、この数にも制約は無く、サーバまたはクライアントの片側は予備無しの構成でも、また各々複数台の予備が存在する構成でも良い。
以下、サーバ側の系切替時の基本動作を説明する。クライアント側の系切替も同様に動作する。サーバA2(11)の切替制御部は、サーバA2(11)からクライアントB1(20)に対して自局アドレスの登録要求をネットワークアダプタ等の通信装置により送信する(ステップ101)。当該要求を受信したクライアントB1(20)の切替制御部はサーバA1(10)に対してアドレス削除要求を通信装置により送信する(ステップ102)。前記削除要求を通信装置により受信したサーバA1(10)の切替制御部は当該アドレス削除要求で通知を受けたアドレスを使用したコネクションを切断し(ステップ103)、クライアントB1(20)に対して削除応答を通信装置により送信する(ステップ104)。そしてクライアントB1(20)の切替制御部は、サーバA1(10)とのコネクションを切断し(ステップ105)、サーバA2(11)に対して登録応答を通信装置により送信する(ステップ106)。その後、サーバA2(11)とクライアントB1(20)とのトランザクション処理等の業務で使用する通信用のコネクションの再確立を行い、系切替による業務の復旧を行う。
次に本切替方法における詳細な動作をTCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)を例に説明する。
図2は本実施形態の図1の構成におけるアドレス付与の一例を示す図である。図2に示す様に本実施形態の計算機は、トランザクション等の業務処理を行う業務処理部が使用する仮想アドレスと各計算機固有の実アドレスとを持つ。業務処理部が使用するアドレスは、予備計算機への切替で業務処理が動作する計算機を移動するのに合わせて移動させ、引継ぐアドレスであり、例えばエリアスIPアドレスに相当する。計算機固有のアドレスは各計算機やLANボードに割り当てたアドレスであり、物理IPアドレスに相当する。
図2では、サーバA1(10)とクライアントB1(20)上に、それぞれ業務処理部AとBが動作しており、各々仮想アドレスVA(201)と仮想アドレスVB(202)とを持つ。また各計算機固有のアドレスとして、サーバA1(10)は実アドレスRA1(203)、サーバA2(11)は実アドレスRA2(204)、クライアントB1(20)は実アドレスRB1(205)、クライアントB2(21)は実アドレスRB2(206)を持つ。
図3は本実施形態の動作シーケンスの一例を示す図である。次に図3のサーバA1(10)がサーバA2(11)に切り替る場合を例に動作のシーケンスを説明する。
まず、サーバA1(10)の切替制御部は、自局の仮想アドレスVAと登録要求日時を示すタイムスタンプ情報をアドレス登録要求としてクライアントB1(20)に対して送信し(ステップ301)、クライアントB1(20)の切替制御部は当該アドレス登録要求を受信する(ステップ302)。当該アドレス登録要求を受信したクライアントB1(20)の切替制御部は、受信したアドレス登録要求内の仮想アドレスVAと当アドレス登録要求の送信元アドレスであるサーバA1(10)の実アドレスRA1の対応をメモリ等の記憶装置上にアドレス管理テーブルとして記憶し(ステップ303)、アドレス登録応答を登録要求送信元であるサーバA1(10)へ送信する(ステップ304)。ステップ303実行後のクライアントB1(20)のアドレス管理テーブルの内容を図4に示す。
図4は本実施形態のステップ303実行後のアドレス管理テーブルの一例を示す図である。図4に示す様にステップ303実行後のクライアントB1(20)のアドレス管理テーブル45には、仮想アドレスVAとサーバA1(10)の実アドレスRA1の対応を示すデータが格納されており、これらのアドレスの登録要求に付加されているタイムスタンプ情報も格納しておき、以下で説明するタイムスタンプの差の計算の際に用いる様にしても良い。
サーバA1(10)の切替制御部はアドレス登録応答を受信し、当仮想アドレスVAを通信で使用可能な様にアドレスを活性化する(ステップ305)。
またクライアントB1(20)の切替制御部は自局の仮想アドレスVBをアドレス登録要求としてサーバA1(10)へ送信し(ステップ306)、サーバA1(10)の切替制御部は当該アドレス登録要求を受信する(ステップ307)。当該アドレス登録要求を受信したサーバA1(10)の切替制御部は、クライアントB1(20)がアドレス登録要求を受信した際と同様に、メモリ等の記憶装置上に受信したアドレス登録要求内の仮想アドレスVBと当アドレス登録要求の送信元アドレスであるクライアントB1(20)の実アドレスRB1の対応をアドレス管理テーブルとして記憶し(ステップ308)、アドレス登録応答を登録要求送信元であるクライアントB1(20)へ送信する(ステップ309)。クライアントB1(20)の切替制御部はアドレス登録応答を受信し、当仮想アドレスVBを通信で使用可能な様にアドレスを活性化する(ステップ310)。
なお、アドレス登録要求は、アドレス登録要求送信先の構成情報を予め用意しておき、TCP(Transmission Control Protocol)コネクション上で通知を行うか、或いはUDP(User Datagram Protocol)のユニキャストでも通知が可能である。また、事前にアドレス登録要求送信先の構成情報を持たせずに、UDPのブロードキャスト等を使用し通知することも可能である。
系切替においては、系切替時にOS等から起動するコールドスタンバイの方式もあり、アドレス登録要求に対する応答が必ず返る保証は無い。従って、TCPコネクション上でアドレス登録要求を通知する場合には、TCPコネクションが確立するまで一定間隔でTCPコネクション確立の試行を繰り返し、TCPコネクションの確立を契機にアドレス登録要求を行う。またUDPで通知する場合にはアドレス登録応答を受信するまで一定間隔でアドレス登録要求の送信を繰り返す等を行うことも考えられる。
次に、サーバA1(10)とクライアントB1(20)のトランザクション等の業務処理部の通信用に仮想アドレスVA、VBを使用してコネクションを確立し(ステップ311、312)、サーバA1(10)及びクライアントB1(20)はメモリ等の記憶装置上に当コネクションの状態や仮想アドレス等をコネクション管理テーブルとして記憶する(ステップ313、314)。
ここで、サーバA1(10)の業務処理部の障害等により、サーバA2(11)への系切替が発生した場合、サーバA2(11)の切替制御部は引継ぐ仮想アドレスVAをアドレス登録要求として送信し(ステップ315)、クライアントB1(20)の切替制御部はアドレス登録要求を受信する(ステップ316)。アドレス登録要求を受信したクライアントB1(20)の切替制御部は受信したアドレス登録要求内にある仮想アドレスVAをキーにアドレス管理テーブルを参照し、仮想アドレスVAに対するサーバA1(10)の実アドレスRA1を取得後、当実アドレスのサーバA1(10)に対して仮想アドレスVAをアドレス削除要求として送信する(ステップ317)。サーバA1(10)の切替制御部は当該アドレス削除要求を受信し(ステップ318)、当該削除要求で通知された仮想アドレスVAをキーにコネクション管理テーブルを検索し、当該仮想アドレスVAを使用したコネクションに対して切断処理、例えばそのコネクションを使用している業務処理の強制終了等を行い(ステップ319)、コネクション切断に合わせ当該コネクションに対応するコネクション管理テーブルのデータを削除する(ステップ320)。その後、アドレス削除要求送信元であるクライアントB1(20)へアドレス削除応答を送信し、当仮想アドレスVAで通信できない様にアドレスの非活性化を行う(ステップ321)。
なお、サーバA1(10)自体が障害の場合には、クライアントB1(20)の切替制御部はアドレス削除応答の受信を期待できないため、所定時間が経過するまで応答の監視を行い、タイムアウトした場合には、ステップ317からステップ323の処理に遷移する。
クライアントB1(20)の切替制御部はアドレス削除応答を受信し(ステップ322)、上記アドレス登録要求で通知された仮想アドレスVAをキーに、コネクション管理テーブルを検索し、当該仮想アドレスVAを使用したコネクションに対して切断処理を行い(ステップ323)、コネクション切断に合わせて当該コネクションに対応するコネクション管理テーブルのデータを削除する(ステップ324)。次に、クライアントB1(20)の切替制御部はアドレス管理テーブルの仮想アドレスVAに対応する実アドレスRA1を、アドレス登録要求送信元であるサーバA2(11)の実アドレスRA2に更新し(ステップ325)、上記アドレス登録要求送信元であるサーバA2(11)へアドレス登録応答を送信する(ステップ326)。ステップ325実行後のアドレス管理テーブルの内容を図5に示す。
図5は本実施形態のアドレス管理テーブルの一例を示す図である。図5に示す様にステップ325実行後のクライアントB1(20)のアドレス管理テーブル55には、仮想アドレスVAとサーバA2(11)の実アドレスRA2の対応を示すデータが格納されている。
サーバA2(11)の切替制御部は当該アドレス登録応答を受信し(ステップ327)、ここでシステム切替処理は完了し、サーバA2とクライアントB1間の業務処理で使用するコネクションの再確立を行い、業務の復旧を行う。
なお、本実施形態ではプロトコルをTCP/IPと想定しているが、プロトコルに制限はなく、例えばOSI(Open System Interconnection)等でも良く、この場合にはNSAP(Network Service Access Point)アドレスやPSAP(Presentation Service Access Point)アドレスといったアドレス情報を用いることも可能である。また、仮想アドレスにエリアスIPアドレス、実アドレスに物理IPアドレスを想定しているが、仮想アドレスは系切替を行う単位(サーバ、クライアント、業務等)を識別する為のものであり、識別可能なものであれば単なる識別情報でも良く、アドレス体系に制約は無い。また、物理アドレスについても同様である。
更に、業務処理部が使用するコネクションの切断については、前記アドレス登録要求等を通知する為のTCPコネクション上、或いはUDPで定期的に通信相手とデータを送受信することで生存監視を行い、相手からのデータ受信が一定時間無かったことを契機とすることで、通信相手の障害を早期に検知してコネクションを切断する方法も考えられる。
図6は本実施形態のアドレス登録要求受信処理の処理手順を示すフローチャートである。本実施形態の切替制御部は、アドレス登録要求を受信すると、メモリ等の記憶装置上に記憶しているアドレス管理テーブルを参照し(ステップ601)、上記アドレス登録要求で通知された仮想アドレスと重複する仮想アドレスが存在するかを検索し(ステップ602)、存在しない場合には新規登録として当該アドレス管理テーブルに仮想アドレスと上記アドレス登録要求の送信元の実アドレスを追加し(ステップ603)、上記アドレス登録要求の送信元にアドレス登録応答を送信する(ステップ604)。このステップ603及び604は、それぞれ図3におけるステップ303及び304に相当する処理である。重複する仮想アドレスが存在する場合には、同一仮想アドレスの前回の登録要求と今回受信した上記登録要求に付加されたタイムスタンプから差を計算し(ステップ605)、その差が事前定義された所定時間内、例えばアドレス削除要求の送信からアドレス削除応答の受信に要する時間内である場合、上記アドレス登録要求の送信元にアドレス登録拒否を送信し(ステップ606)、複数の予備計算機が存在する等の場合に同一アドレスの所定時間内の登録要求が競合することを回避する。
またステップ605においてタイムスタンプの差が所定時間より大きい場合、上記アドレス登録要求送信元の実アドレスと上記アドレス登録要求に付加された仮想アドレスを記憶し(ステップ607)、アドレス管理テーブルからアドレス登録要求で通知された仮想アドレスに対応する実アドレスを取得して、当該実アドレスに対して上記アドレス登録要求の仮想アドレスを付加したアドレス削除要求を送信する(ステップ608)。このステップ608は、図3のステップ317に相当する処理である。
図7は本実施形態のサーバまたはクライアントの各構成要素例を示す図である。図7に示す様に本実施形態のサーバまたはクライアントは、CPU71、メモリ72、及びネットワーク30を接続するネットワークアダプタ79や、各種プログラム及びデータを格納する磁気ディスク(図示せず)等から構成される。また、メモリ72上には、トランザクション等の業務処理を行う業務処理部73、TCP/IP等の通信制御部78を含むOS77の間に系切替を実現する切替制御部74が存在する。
業務処理部73は、トランザクションやファイル転送処理等、ネットワークを介して他の計算機との通信を行って実際の業務処理を実行する処理部である。切替制御部74は、予備計算機からアドレス登録要求を他計算機へ送信し、予備計算機からアドレス登録要求を受信して現用計算機へ削除要求を送信し、他計算機から削除要求を受信して前記他計算機とのコネクションを切断し、前記他計算機に削除応答を送信し、当該削除応答を受信して現用計算機とのコネクションを切断すると共に、前記アドレス登録要求を送信した予備計算機にアドレス登録応答を送信し、前記予備計算機との間でのコネクション再確立に備える処理部である。なお、切替制御部74は上記要求及び応答を送受信する際に、仮想アドレスと実アドレスの情報を所有するアドレス管理テーブル75、及び業務処理部が使用するコネクションの状態やアドレス等の情報を所有するコネクション管理テーブル76を備え、切替を制御する。
サーバまたはクライアントを業務処理部73及び切替制御部74として機能させる為のプログラムは、CD−ROM等の記録媒体に記録され磁気ディスク等に格納された後、メモリにロードされて実行されるものとする。なお前記プログラムを記録する記録媒体はCD−ROM以外の他の記録媒体でも良い。また前記プログラムを当該記録媒体から情報処理装置にインストールして使用しても良いし、ネットワークを通じて当該記録媒体にアクセスして前記プログラムを使用するものとしても良い。
以上説明した様に本実施形態の計算機システムによれば、現用計算機から予備計算機へアドレスを引継ぐ系切替の際に、通信相手の計算機に対して系切替が発生したことを通知すると共に、現用計算機に対しても切替が発生したことを通知することで、現用計算機と待機計算機でのアドレス重複を防止するので、高信頼なスタンバイシステムを平易に構築でき、構築や運用に関するコストを軽減することが可能である。
本実施形態の計算機システムの一基本構成例を示す図である。 本実施形態の図1の構成におけるアドレス付与の一例を示す図である。 本実施形態の動作シーケンスの一例を示す図である。 本実施形態のステップ303実行後のアドレス管理テーブルの一例を示す図である。 本実施形態のアドレス管理テーブルの一例を示す図である。 本実施形態のアドレス登録要求受信処理の処理手順を示すフローチャートである。 本実施形態のサーバまたはクライアントの各構成要素例を示す図である。
符号の説明
10…現用サーバ、11…予備サーバ、20…現用クライアント、21…予備クライアント、30…ネットワーク、201及び202…仮想アドレス、203〜206…実アドレス、45…アドレス管理テーブル、55…アドレス管理テーブル、71…CPU、72…メモリ、73…業務処理部、74…切替制御部、75…アドレス管理テーブル、76…コネクション管理テーブル、77…OS、78…通信制御部、79…ネットワークアダプタ。

Claims (4)

  1. ネットワークを介して接続された現用計算機と予備計算機との切替を行うシステム切替方法において、
    現用計算機から予備計算機への系切替の際に予備計算機から当該計算機で使用するアドレスを情報として持つアドレス登録要求を通信装置により送信し、前記予備計算機からアドレス登録要求を受信した他計算機は当該アドレスを使用していた現用計算機に対し当該アドレスを情報として持つアドレス削除要求を送信し、アドレス削除要求を受信した現用計算機は当該アドレス削除要求内にあるアドレスを使用したコネクションを切断後にアドレス削除応答を送信し、アドレス削除応答を受信した他計算機は当アドレスを使用したコネクションを切断後に予備計算機に対しアドレス登録応答を送信し、当該予備計算機と他計算機の間でコネクション確立要求を通信装置により送受信してコネクションを再確立するシステム切替方法であって、
    アドレス登録要求にタイムスタンプを付加して、予備計算機からアドレス登録要求を通信装置により受信した後に、更に他の予備計算機から前記アドレスと同一のアドレス登録要求を通信装置により受信すると、各アドレス登録要求に付加されたタイムスタンプの差を計算し所定時間内である場合には、後のアドレス登録要求を送信した当該計算機へアドレス登録拒否を通信装置により送信することを特徴とするシステム切替方法。
  2. 各アドレス登録要求に付加されたタイムスタンプの差がアドレス削除要求の送信からアドレス削除応答の受信に要する時間内である場合に前記アドレス登録拒否を通信装置により送信することを特徴とする請求項に記載されたシステム切替方法。
  3. ネットワークを介して接続された現用計算機と予備計算機との切替えを行う計算機システムにおいて
    用計算機から予備計算機への系切替の際に予備計算機から当該計算機で使用するアドレスを情報として持つアドレス登録要求を通信装置により送信し、前記予備計算機からアドレス登録要求を受信した他計算機は当該アドレスを使用していた現用計算機に対し当該アドレスを情報として持つアドレス削除要求を送信し、アドレス削除要求を受信した現用計算機は当該アドレス削除要求内にあるアドレスを使用したコネクションを切断後にアドレス削除応答を送信し、アドレス削除応答を受信した他計算機は当アドレスを使用したコネクションを切断後に予備計算機に対しアドレス登録応答を送信し、当該予備計算機と他計算機の間でコネクション確立要求を通信装置により送受信してコネクションを再確立する計算機システムであって、
    アドレス登録要求にタイムスタンプを付加して、予備計算機からアドレス登録要求を通信装置により受信した後に、更に他の予備計算機から前記アドレスと同一のアドレス登録要求を通信装置により受信すると、各アドレス登録要求に付加されたタイムスタンプの差を計算し所定時間内である場合には、後のアドレス登録要求を送信した当該計算機へアドレス登録拒否を通信装置により送信することを特徴とする計算機システム。
  4. ネットワークを介して接続された現用計算機と予備計算機との切替を行うシステム切替方法をコンピュータに実行させる為のプログラムにおいて、
    現用計算機から予備計算機への系切替の際に予備計算機から当該計算機で使用するアドレスを情報として持つアドレス登録要求を通信装置により送信し、前記予備計算機からアドレス登録要求を受信した他計算機は当該アドレスを使用していた現用計算機に対し当該アドレスを情報として持つアドレス削除要求を送信し、アドレス削除要求を受信した現用計算機は当該アドレス削除要求内にあるアドレスを使用したコネクションを切断後にアドレス削除応答を送信し、アドレス削除応答を受信した他計算機は当アドレスを使用したコネクションを切断後に予備計算機に対しアドレス登録応答を送信し、当該予備計算機と他計算機の間でコネクション確立要求を通信装置により送受信してコネクションを再確立するシステム切替方法であって、
    アドレス登録要求にタイムスタンプを付加して、予備計算機からアドレス登録要求を通信装置により受信した後に、更に他の予備計算機から前記アドレスと同一のアドレス登録要求を通信装置により受信すると、各アドレス登録要求に付加されたタイムスタンプの差を計算し所定時間内である場合には、後のアドレス登録要求を送信した当該計算機へアドレス登録拒否を通信装置により送信するシステム切替方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
JP2006072918A 2006-03-16 2006-03-16 システム切替方法、その計算機システム及びプログラム Expired - Fee Related JP4757670B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006072918A JP4757670B2 (ja) 2006-03-16 2006-03-16 システム切替方法、その計算機システム及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006072918A JP4757670B2 (ja) 2006-03-16 2006-03-16 システム切替方法、その計算機システム及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007249659A JP2007249659A (ja) 2007-09-27
JP4757670B2 true JP4757670B2 (ja) 2011-08-24

Family

ID=38593876

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006072918A Expired - Fee Related JP4757670B2 (ja) 2006-03-16 2006-03-16 システム切替方法、その計算機システム及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4757670B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5351448B2 (ja) * 2008-06-30 2013-11-27 アズビル株式会社 サーバクライアントシステムとそのサーバ切替方法
JP5231461B2 (ja) * 2010-01-29 2013-07-10 富士通フロンテック株式会社 情報処理システム、情報処理装置、通信制御プログラムおよび通信制御方法
JP6205898B2 (ja) * 2013-06-27 2017-10-04 富士通株式会社 制御方法、制御プログラムおよび情報処理システム
JP6217358B2 (ja) * 2013-12-02 2017-10-25 富士通株式会社 情報処理装置およびリカバリ管理方法

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07182297A (ja) * 1993-12-24 1995-07-21 Nec Corp サーバクライアント型ネットワークシステム
JPH09259096A (ja) * 1996-03-27 1997-10-03 Hitachi Ltd ネットワーク高信頼化方式及びシステム
JPH10320323A (ja) * 1997-05-15 1998-12-04 Hewlett Packard Japan Ltd サーバコンピュータ、サーバコンピュータの制御方法、およびサーバコンピュータを制御するためのプログラムを記録した記録媒体
JP2000276365A (ja) * 1999-03-23 2000-10-06 Fujitsu Ltd クライアント・サーバ・システム及び監視システム
JP2002328885A (ja) * 2001-04-27 2002-11-15 Sumisho Computer Systems Corp クラスタリングシステムおよび方法、データ処理装置、クラスタリング用プログラム、記録媒体
JP2003076571A (ja) * 2001-08-31 2003-03-14 Pfu Ltd 二重化システム及びそのサーバ
JP2003084996A (ja) * 2001-09-11 2003-03-20 Hitachi Ltd ホストコンピュータの切替方法
JP2004171370A (ja) * 2002-11-21 2004-06-17 Nec Corp 冗長構成におけるクライアント/サーバ間のアドレス制御方式および方法
JP2006050228A (ja) * 2004-08-04 2006-02-16 Advanced Telecommunication Research Institute International 無線ネットワークシステム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007249659A (ja) 2007-09-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3932994B2 (ja) サーバ引継システムおよびその方法
US8850056B2 (en) Method and system for managing client-server affinity
US7929422B2 (en) Method of moving a transport connection among network hosts
JP4616159B2 (ja) クラスタシステム、ロードバランサ、ノード振替方法およびノード振替プログラム
US20040049553A1 (en) Information processing system having data migration device
CN106330475B (zh) 一种通信系统中管理主备节点的方法和装置及高可用集群
CN111190747A (zh) 用于消息队列的消息丢失检测方法和装置
TW201824823A (zh) 虛擬互聯網協定位址的切換方法及裝置
JP5419907B2 (ja) ネットワークシステム、及び通信復旧方法
JP2014515851A (ja) ウィットネスサービスの提供
JP2013161251A (ja) コンピュータ障害監視プログラム、方法、及び装置
JP2010103695A (ja) クラスタシステム、クラスタサーバ及びクラスタ制御方法
JPH08212095A (ja) クライアントサーバ制御システム
JP4757670B2 (ja) システム切替方法、その計算機システム及びプログラム
CN100563263C (zh) 在网络存储业务中实现系统高可用性的方法和系统
JPH09259096A (ja) ネットワーク高信頼化方式及びシステム
JP3608905B2 (ja) データ通信システム及びデータ通信方法
JP2005051335A (ja) パス切替えを提供するスイッチ
JP4806382B2 (ja) 冗長化システム
KR100597405B1 (ko) 소켓 어플리케이션 프로그램을 이용한 데이터 중계 시스템및 데이터 중계 방법
JP4133738B2 (ja) 高速ネットワークアドレス引継ぎ方法、ネットワーク装置及びプログラム
JP2007141129A (ja) システム切替方法、その計算機システム及びプログラム
CN103188065A (zh) 一种业务服务中数据同步的方法和系统
EP2519884A1 (en) Communication method, system, and program
JP2001244977A (ja) データ転送装置、データ転送システム、データ転送方法及び記憶媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090126

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101028

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101109

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110107

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110531

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110601

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4757670

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140610

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees