JP4649584B2 - 周辺機器ドライバインストールシステム - Google Patents

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本発明は、PnP(Plug and Play)機能を使用して、ネットワークで共有される周辺機器のドライバをクライアント端末に自動的にインストールする技術に関する。
近年、ネットワーク環境の普及に伴い、プリンタ等の周辺機器をネットワークに接続して複数のクライアント端末から共有するシステムが知られている。このようなシステムでは、周辺機器をネットワークに接続するためにプリントサーバやスキャナサーバが利用されている。
ユーザが、ネットワークで共有された周辺機器を利用するためには、クライアント端末に周辺機器を制御するドライバをインストールする必要がある。ドライバは、周辺機器の機種、メーカー、クライアント端末のオペレーティングシステムの種類等に応じて多数提供されており、ユーザはこの中から適切なドライバを選択してインストールしなければならない。これは、一般のユーザにとって、手間のかかる設定項目となっていた。
一方、クライアント端末に周辺機器を接続したときに、周辺機器の接続を自動的に認識し、必要なドライバをインストールするプラグアンドプレイ(Plug and Play)機能が知られている。プラグアンドプレイ機能をサポートする代表的なインタフェースとしてUSB(Universal Serial Bus)がある。
USB対応の周辺機器であれば、プラグアンドプレイにより自動的にドライバがインストールされるので、ユーザにとって設定は容易である。しかし、USBのプラグアンドプレイの利用は、USB対応の周辺機器をクライアント端末のUSBインタフェースにローカル接続した場合に限られる。
このように、ネットワークで共有する周辺機器のドライバインストールの利便性と、クライアント端末にローカル接続された周辺機器のドライバインストールの利便性との間には、大きな隔たりが生じている。
こうした、ネットワークで共有する周辺機器におけるドライバインストールの利便性の低さを解決するために、ネットワークプリンタにドライバを保持し、クライアントからの指定に基づいて、クライアントへドライバをダウンロードさせる技術が知られている(特許文献1を参照)。
特開2001−256133
しかしながら、上記特許文献1では、ネットワークプリンタにプリンタドライバ記憶部を備え、そこにプリンタドライバを記憶しておかなければならない。したがって、こうしたドライバ記憶部を有していない周辺機器では利用できないという問題がある。
また、プリントサーバやスキャナサーバは、特定の機種やメーカーによらず様々な周辺機器をネットワークで共有できるという汎用性を持っているので、上記特許文献1で開示された方法では、こうした汎用性を失わせるという問題もある。
そこで、本発明は、ネットワークで共有された周辺機器に対して、プラグアンドプレイを用いて、そのドライバを簡単にインストールできる周辺機器ドライバインストールシステムを提供することを目的とする。
第1の発明は、クライアント端末と周辺機器制御装置と周辺機器とを備える周辺機器ドライバインストールシステムであって、前記クライアント端末と前記周辺機器制御装置とがネットワークで接続されており、(A)前記クライアント端末は、前記周辺機器の機器情報に基づいて対応するドライバを検出し利用可能に構成するインストール手段と、前記インストール手段から発行されたデータを前記ネットワークで送受信できるカプセル化データ形式へと変換しネットワークに送信するとともに、前記ネットワークから受信したカプセル化データを前記インストール手段と送受信できる元のデータ形式へと変換し前記インストール手段に与える第1のデータ変換手段とを備え、(B)前記周辺機器制御装置は、前記周辺機器の機器情報を記憶する情報管理手段と、前記インストール手段からの機器情報取得要求に対し、プリンタクラスドライバに代わって、前記機器情報を応答する応答手段と、前記応答手段から発行されたデータを前記ネットワークで送受信できるカプセル化データ形式へと変換しネットワークに送信するとともに、前記ネットワークから受信したカプセル化データを前記応答手段と送受信できる元のデータ形式へと変換し前記応答手段に与える第2のデータ変換手段とを備え、前記インストール手段は、前記第1のデータ変換手段および前記第2のデータ変換手段を経由して、前記応答手段とネットワークを透過したデータの送受信を行い、もってプラグアンドプレイを実行することを特徴とする。
第1の発明によれば、第1のデータ変換手段および第2のデータ変換手段がネットワークを透過したデータの送受信を実現するので、インストール手段はネットワークの存在を意識することなく動作することができる。これにより、ネットワークで共有される周辺機器のドライバインストールにプラグアンドプレイを利用することができる。
また、第2の発明は、第1の発明に記載の周辺機器ドライバインストールシステムであって、(A)前記クライアント端末は、UPnP規格に基づき前記周辺機器を登録する登録手段を更に備え、(B)前記周辺機器制御装置は、UPnP規格に基づき前記ネットワークへ通知信号を送信する通知手段と、前記クライアント端末からUPnP規格に基づいたHTTPメッセージを受信する受信手段とを更に備えたことを特徴とする。
第2の発明によれば、クライアント端末における周辺機器の登録にUPnP(Universal Plug and Play)を用いることで、ネットワークで共有される周辺機器の情報を動的に取得することができる。
UPnPとは、家庭内のパーソナルコンピュータやAV機器、電話、家電製品などの周辺機器をネットワークを通じて接続し、相互に機能を提供しあうための技術仕様であり、インターネットで標準となっている技術を基盤とし、ネットワークにつなぐだけで複雑な操作や設定作業を伴うことなく機能することを目的とする。
また、第3の発明は、第1の発明に記載の周辺機器ドライバインストールシステムであって、(A)前記クライアント端末は、前記ネットワークを経由して前記周辺機器の機器情報を取得する検索手段と、ポートモニタを作成し、前記インストール手段で利用可能に構成されたドライバと前記ポートモニタとを関連づけるポートモニタ構築手段とを更に備え、(B)前記周辺機器制御装置は、前記検索手段からの検索要求に基づき前記周辺機器の機器情報を返信する検索応答手段を更に備えたことを特徴とする。
第3の発明によれば、周辺機器の検索、ドライバのインストール、ポートモニタの作成と設定を自動的に行うことができる。これにより、ユーザにとって煩雑なポートモニタの作成と設定も自動的に行うので、より利便性の高いシステムを提供することができる。
また、第4の発明は、第1の発明乃至第3の発明のいずれかに記載の周辺機器ドライバインストールシステムであって、前記周辺機器が前記周辺機器制御装置を内蔵することを特徴とする。
第4の発明によれば、ハードウェア上、周辺機器と周辺機器制御装置とを一体として構成することができる。
第5の発明は、クライアント端末とインストールサーバとネットワーク周辺機器とがネットワークで接続される周辺機器ドライバインストールシステムであって、(A)前記クライアント端末は、前記ネットワーク周辺機器の機器情報に基づいて対応するドライバを検出し利用可能に構成するインストール手段と、前記インストール手段から発行されたデータを前記ネットワークで送受信できるカプセル化データ形式へと変換しネットワークに送信するとともに、前記ネットワークから受信したカプセル化データを前記インストール手段と送受信できる元のデータ形式へと変換し前記インストール手段に与える第1のデータ変換手段と、前記インストールサーバにアクセスして前記ネットワーク周辺機器の機器情報を設定する設定手段とを備え、(B)前記インストールサーバは、前記ネットワーク周辺機器の機器情報を記憶する情報管理手段と、前記インストール手段からの機器情報取得要求に対し、プリンタクラスドライバに代わって、前記機器情報を応答する応答手段と、前記応答手段から発行されたデータを前記ネットワークで送受信できるカプセル化データ形式へと変換しネットワークに送信するとともに、前記ネットワークから受信したカプセル化データを前記応答手段と送受信できる元のデータ形式へと変換し前記応答手段に与える第2のデータ変換手段と、前記ネットワーク周辺機器の機器情報を取得する情報取得手段とを備え、前記インストール手段は、前記第1のデータ変換手段および前記第2のデータ変換手段を経由して、前記応答手段とネットワークを透過したデータの送受信を行い、もってプラグアンドプレイを実行することを特徴とする。
第5の発明によれば、インストールサーバがドライバインストールのために必要な機能を備えるので、ネットワーク周辺機器にはドライバインストールのための機能拡張が不要となる。
本発明の周辺機器ドライバインストールシステムでは、第1のデータ変換手段と第2のデータ変換手段とがネットワークを透過したデータの送受信を実現するので、クライアント端末のインストール手段は、ネットワークを意識することなくプラグアンドプレイを行うことができる。これにより、ネットワークで共有される周辺機器であっても、プラグアンドプレイを用いたドライバのインストールを行うことができるという効果がある。
本発明のドライバインストールシステムでは、周辺機器制御装置の検出にUPnPを用いるので、ネットワークで共有される周辺機器を効率的に検出することができる。また、ユーザがクライアント端末の登録情報(Windows(登録商標)XPの場合は、マイネットワークの画面)から利用したい周辺機器を選択するだけで、自動的にドライバインストールがされるので、ユーザにとって利便性が高いという効果がある。
本発明のドライバインストールシステムでは、クライアント端末の設定手段が、周辺機器の検索、ドライバインストール、ポートモニタ設定までの一連の手順を自動的に行う。ドライバのインストールに加えて、ポートモニタの作成と設定も自動的に行うので、ユーザにとって利便性が高いという効果がある。
本発明のドライバインストールシステムでは、インストールサーバがドライバインストールのために必要な情報を記憶し、クライアント端末とインストールサーバ間でUSB仮想接続を行い、プラグアンドプレイによるドライバインストールを行うので、ネットワークプリンタ等のネットワーク周辺機器にUSB仮想接続のための機能が不要という効果がある。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明していく。ただし、本発明の範囲は、以下の実施形態や図示例に限定されるものではなく、幾多の変更および変形が可能である。なお、以下では、クライアント端末の一例としてパーソナルコンピュータ、周辺機器制御装置の一例としてプリントサーバ、周辺機器の一例としてプリンタを示して説明する。
第1の実施形態では、プリンタドライバのインストール時に、プリントサーバがクライアント端末に対して、USB仮想接続を一時的に行うことで、クライアント端末においてプラグアンドプレイを実行させる手順について説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態における周辺機器ドライバインストールシステムの機能ブロック図である。クライアント端末1とプリントサーバ2とはLAN(Local Area Network)等のネットワーク3を介して接続されている。また、プリンタ4はUSBインタフェースを介してプリントサーバ2に接続されている。なお、クライアント端末1とプリントサーバ2は、ネットワーク3上に複数台接続されていてもよいが、以下の説明では、クライアント端末1台、プリントサーバ1台のみ図示する。
クライアント端末1の機能ブロックについて説明する。クライアント端末1は、一般的なパーソナルコンピュータであり、オペレーティングシステム(図示せず)としてWindows(登録商標)XPが稼動しているものとする。なお、本発明は、プラグアンドプレイ機能が搭載されている他のオペレーティングシステムにおいても適用可能である。
印刷アプリケーション11は、例えば文書作成ソフトウェアや表計算ソフトウェア等であり、印刷対象となるデータの印刷指示を行う。プリンタドライバ12は、印刷対象となるデータをプリンタにて解釈可能なPDL(Page Description Language)等の形式へと変換し、印刷データを生成する。ポートモニタ13は、プリントサーバのIPアドレスが記憶されており、印刷データの出力先を管理する。
プリンタドライバ12とポートモニタ13は論理プリンタ上で相互に関連づけられ管理される。ここで、論理プリンタとは、実際のプリンタをオペレーティングシステム上で管理するためのオブジェクトであり(多くの場合、アイコンによってモニタ上に表示される)、ユーザは、論理プリンタを選択し印刷指示を行うことで、実際のプリンタに印刷出力することができる。
PnP部(プラグアンドプレイ部)14は、通常、オペレーティングシステムが標準的に備えており、コンフィグレーション情報に基づきプリンタドライバをインストールする。コンフィグレーション情報には、ベンダーID(VID)やプロダクトID(PID)などプラグアンドプレイによるプリンタドライバのインストールに必要な情報が含まれている。選択部15は、利用したいプリンタ(プリンタドライバをインストールしたいプリンタ)を、ユーザに選択させ、そのプリンタが接続されたプリントサーバに対してドライバインストール開始要求を送信する。通信制御部16は、ネットワークインタフェースを制御し、ネットワーク3とのデータ送受信を行う。USB仮想ドライバ17は、USB仮想接続を実現するためのドライバであり、詳細は後述する。
次に、プリントサーバ2の機能ブロックについて説明する。情報管理部21は、プリンタ情報を取得し管理する。ここに記憶されるプリンタ情報としては、プリンタ名、メーカー名、VID、PID等がある。プリンタクラスドライバ22は、プリンタを利用するためのUSBドライバスタックの一部であり、上位のプログラムに対してUSBプリンタ共通の機能を提供するドライバである。プリンタを利用するプログラムは、プリンタクラスドライバ22を利用してプリンタとデータの送受信を行う。ホストコントローラドライバ23は、USBドライバスタックの下位層に存在し、ホストコントローラ(図示せず)を直接操作するためのドライバである。具体的にはUHCI.SYSやOHCI.SYS等である。なお、ホストコントローラとはUSB機器を制御するハードウェアであり、UHCIやOHCIが存在する。
印刷データ制御部24は、ネットワーク3から受信した印刷データを順次プリンタへと送信する。接続部25は、ドライバインストール開始要求を受信するとUSB仮想ドライバ26に対してUSB仮想接続の開始を指示する。通信制御部27は、ネットワークインタフェースを制御し、ネットワーク3とのデータの送受信を行う。USB仮想ドライバ26は、USB仮想接続を実現するためのドライバであり、詳細は後述する。
仮想プリンタクラスドライバ28は、クライアント端末1のPnP部14からの要求に応答するドライバである。例えば、USB仮想接続を経由して、PnP部14からコンフィグレーション情報の取得要求があった場合、仮想プリンタクラスドライバ28は、コンフィグレーション情報として必要な情報(VID、PID等)を情報管理部21から取得し、PnP部14へ返信する。USB仮想接続を経由したPnP部14からの要求はプリンタクラスドライバ22まで送信されないので、プリンタクラスドライバ22の代わりに仮想的なプリンタクラスドライバを設けて、その処理を代行させているのである。この仮想的なプリンタクラスドライバが仮想プリンタクラスドライバ28となる。
次に、USB仮想接続について説明する。USB仮想接続はネットワークを経由したUSBデータの送受信を可能とするものである。
クライアント端末1のPnP部14がデータを発行すると、USB仮想ドライバ17がこれを取得し、そのデータの内容を基にネットワーク3に送信するデータを生成して送信キューに格納する。そして、順次、そのデータを送信キューから取り出し、これをIPパケット内部にカプセル化して、ネットワーク3上のプリントサーバ2に対して送信する。
プリントサーバ2のUSB仮想ドライバ26はカプセル化されたデータを取得すると、カプセル化を解除し、取得したデータから元のデータを再構成する。そして、再構成したデータを仮想プリンタクラスドライバ28へと与える。これによりPnP部14からの要求が仮想プリンタクラスドライバ28へと与えられる。
逆方向からのデータ送信も同様である。プリントサーバ2のUSB仮想ドライバ26は仮想プリンタクラスドライバ28が発行したデータを取得し、これをIPパケット内部にカプセル化し、クライアント端末1に送信する。クライアント端末1のUSB仮想ドライバ17は、カプセル化されたデータを受信すると、カプセル化を解除し、元のデータに再構成したうえでPnP部14へ与える。これにより仮想プリンタクラスドライバ28からの応答がPnP部14へと与えられる。
図2にネットワークで送受信されるカプセル化データ5の構成を示す。カプセル化されたデータは、ネットワーク通信のためのフォーマットであり、MACヘッダ51、IPヘッダ52、TCPヘッダ53、そして、Tunnelingヘッダ54を有している。MACヘッダ51、IPヘッダ52、TCPヘッダ53は、従来のTCP/IPプロトコルを利用したネットワーク通信で用いられている構成である。Tunnelingヘッダ54がUSB仮想接続のための構成であって、ここに元のデータに再構成するための情報を格納する。そして、データ55部分がUSBデータに該当する。なお、USB仮想接続では、ネットワークと通信するためのプロトコルとして、TCP/IP以外のプロトコルを用いてもよい。
USB仮想ドライバ17が、PnP部14に対してネットワーク3の存在を意識させないので、クライアント端末1は、ネットワーク3上のプリントサーバ2に接続されたプリンタ4を、あたかもそれが自身のUSBインタフェースに接続されたプリンタであるかのように制御することができる。これにより、クライアント端末1のPnP部14とプリントサーバ2の仮想プリンタクラスドライバ28とは、ネットワーク3を意識することなく、プラグアンドプレイに必要なデータの送受信を行うことができる。
図3にプリントサーバのハードウェア構成を示す。
プリントサーバは、その動作を制御するCPU71と、プログラムやデータを格納するROM(Read Only Memory)72およびRAM(Random Access Memory)73と、プリンタと接続するためのプリンタインタフェース(プリンタI/F)74と、ネットワークと接続するためのネットワークインタフェース(ネットワークI/F)75と、LEDやディスプレイ等の表示出力部76を備えている。なお、実施形態の説明では、プリンタインタフェースの一例としてUSBインタフェースを用いている。
図4を用いて、本発明の第1の実施形態における周辺機器ドライバインストールシステムの動作フローの概略を説明する。
まず、クライアント端末1からプリントサーバ2を選択する(ステップS101)。選択されたプリントサーバ2は、クライアント端末1に対してUSB仮想接続を確立する(ステップS102)。USB仮想接続が確立されると、クライアント端末1のプラグアンドプレイが開始される。クライアント端末1は、プリントサーバ2に対してコンフィグレーション情報の取得要求を送信し、プリントサーバ2がコンフィグレーション情報を返信する。クライアント端末1は、コンフィグレーション情報に基づきプリンタドライバをインストールする(ステップS103)。プリンタドライバのインストールが終了するとUSB仮想接続を終了する(ステップS104)。
クライアント端末1とプリントサーバ2の動作フローの詳細について、図1、図5、図6を用いて説明する。
図5はプリントサーバのUSB仮想接続の動作を示している。
プリントサーバ2の接続部25は、ドライバインストール開始要求を待っている(ステップS201)。クライアント端末1からドライバインストール開始要求を受信すると、USB仮想ドライバ26にUSB仮想接続の開始を指示する(ステップS202)。これを受けて、USB仮想ドライバ26はクライアント端末1のUSB仮想ドライバ17に対してプラグアンドプレイ(PnP)開始通知を送信する(ステップS203)。次に、クライアント端末1のUSB仮想ドライバ17からTCP/IPプロトコルによる通信コネクションの確立要求を受信するので、これに応答し、USB仮想接続を確立する(ステップS204)。これによりクライアント端末1のPnP部14とプリントサーバ2の仮想プリンタクラスドライバ28との間でUSB仮想接続を経由したUSBデータの送受信ができるようになる。
次に、仮想プリンタクラスドライバ28は、USB仮想接続を経由して、PnP部14からコンフィグレーション情報の取得要求を受信すると(ステップS205)、コンフィグレーション情報として必要な情報(VID、PID等)を情報管理部21から取得する。そして、クライアント端末1へコンフィグレーション情報を送信する(ステップS206)。コンフィグレーション情報は、USB仮想ドライバ26によりIPパケットにカプセル化され送信される。
クライアント端末1でプリンタドライバのインストールが終了すると、クライアント端末1のUSB仮想ドライバ17からTCP/IPプロトコルによるUSB仮想接続の切断要求が送信されるので、USB仮想ドライバ26はこれを受信するとUSB仮想接続の切断応答を行う。これによりUSB仮想接続が終了する(ステップS207)。
図6はクライアント端末のUSB仮想接続の動作を示している。
選択部15は、ユーザによるプリンタの選択を待っている(ステップS301)。ユーザが利用したいプリンタを選択すると、選択部15は、ユーザにより選択されたプリンタ4が接続されているプリントサーバ2に対してドライバインストール開始要求を送信する(ステップS302)。次に、クライアント端末1のUSB仮想ドライバ17は、プリントサーバ2からプラグアンドプレイ(PnP)開始通知を受信すると(ステップS303)、プリントサーバ2のUSB仮想ドライバ26に対してTCP/IPプロトコルによるUSB仮想接続の確立要求を行い、USB仮想接続を確立する(ステップS304)。これによりクライアント端末1のPnP部14とプリントサーバ2の仮想プリンタクラスドライバ28との間でデータの送受信ができるようになる。
クライアント端末1のUSB仮想ドライバ17は、USB仮想接続を確立すると、PnP部14にプラグアンドプレイ(PnP)を通知する(ステップS305)。PnP部14は、プラグアンドプレイに必要なコンフィグレーション情報の取得要求を発行するので、USB仮想ドライバ17がこれを受信し、IPパケットにカプセル化の上、プリントサーバ2に送信する(ステップS306)。USB仮想ドライバ17はプリントサーバ2からカプセル化されたデータ(コンフィグレーション情報)を受信すると、カプセル化を解除し、元のコンフィグレーション情報に戻して、PnP部14へ与える(ステップS307)。
PnP部14は、コンフィグレーション情報を受信すると、VIDとPIDを参照して対応するプリンタドライバを検索する(ステップS308)。そして、クライアント端末がプリンタドライバを持っているかどうかを判断し(ステップS309)、既に持っていれば、そのプリンタドライバをインストールする(ステップS310)。持っていなければ、PnP部14は、インストールウィザードを起動し、ユーザにプリンタドライバの所在を問合せる(ステップS311)。ユーザは、インストールウィザードの指示に従って、CD−ROM等からプリンタドライバをインストールする(ステップS312)。プリンタドライバのインストールが終了すると、USB仮想ドライバ17は、プリントサーバ2のUSB仮想ドライバ26に対して、TCP/IPプロトコルによる通信コネクションの切断要求を行い、USB仮想接続を終了する(ステップS313)。
このように、USB仮想接続を経由したプラグアンドプレイを利用すれば、USBでプリンタをクライアント端末に直結した場合と同様に、簡単にプリンタドライバのインストールを行うことが可能となる。
次に、第2の実施形態について説明する。第2の実施形態では、クライアント端末1がプリントサーバ2の存在を認識する方法としてUPnP(Universal Plug and Play)を用いる場合について説明する。
第2の実施形態では、プリントサーバ2からクライアント端末1に、UPnPでプリンタ4の情報を送信するときに、その情報に接続用のURL(例えば、「http://192.168.10.20/pnpinstall」)を持たせる。そして、クライアント端末1がそのURLに対し通信を行うと、プリントサーバ2はクライアント端末1に対し、USB仮想接続を確立する。USB仮想接続が確立されると、プラグアンドプレイが開始されることとなる。
図7は、本発明の第2の実施形態における周辺機器ドライバインストールシステムの機能ブロック図である。第2の実施形態では、クライアント端末1がUPnPコントロールポイント、プリントサーバ2がUPnPデバイスを担う。以下、第1の実施形態と異なる機能ブロックについて説明する。
クライアント端末1の機能ブロックについて説明する。
クライアント端末1のクライアントUPnP部18は、プリントサーバ2からUPnPのアナウンスを受信すると、その情報(プリンタ名、メーカー名、プリントサーバのIPアドレス、プリンタ制御のためのコマンド一覧、接続用のURL等)を登録する。オペレーティングシステムがWindows(登録商標)XPの場合は、マイネットワークに登録される。なお、クライアントUPnP部18は、アナウンスを待たずに主導的にプリントサーバを検出することも可能である。上記以外のクライアント端末1の構成は第1の実施形態と同様である。
次にプリントサーバ2の機能ブロックについて説明する。
プリントサーバ2のUPnP部29は、通知部29aとHTTPデーモン29bを有する。通知部29aは、SSDP(Simple Service Discovery Protocol)プロトコルに基づいて定期的にUPnPのアナウンスを行う。なお、アナウンスには、プリンタ名等のほか、接続用のURLを持たせる。このURLは、ユーザがマイネットワークからプリンタを選択した際、HTTPメッセージが送信される送信先となる。HTTPデーモン29bは、クライアント端末1からHTTPメッセージを受信した場合、接続部25に対してドライバインストール開始要求を与える。上記以外のプリントサーバの構成は第1の実施形態と同様である。
図8を用いて、本発明の第2の実施形態における周辺機器ドライバインストールシステムの動作フローの概略を示す。
まず、プリントサーバ2は、UPnPのアナウンスをネットワークに対して送信する(ステップS401)。クライアント端末1はこれを受信すると、その情報をマイネットワークに登録する(ステップS402)。ユーザが、マイネットワークからプリンタを選択すると、クライアント端末1は、選択されたプリンタが接続されたプリントサーバ2へHTTPメッセージを送信する(ステップS403)。プリントサーバ2のHTTPデーモン29bがHTTPメッセージを受信すると(ステップS404)、USB仮想接続の処理を開始し、クライアント端末1とプリントサーバ2との間でUSB仮想接続が確立する(ステップS405)。USB仮想接続が確立すると、クライアント端末1のプラグアンドプレイが開始される。クライアント端末1は、プリントサーバ2に対してコンフィグレーション情報の取得要求を送信し、プリントサーバ2がコンフィグレーション情報を応答する。クライアント端末1は、コンフィグレーション情報に基づきプリンタドライバをインストールする(ステップS406)。プリンタドライバのインストールが終了するとUSB仮想接続を終了する(ステップS407)。
本発明の第2の実施形態におけるクライアント端末とプリントサーバの動作フローの詳細について、図7、図9、図10を用いて説明する。
図9はプリントサーバ2のUPnP処理の動作を示している。
プリントサーバ2はネットワーク3に対して定期的にUPnPのアナウンスを送信している(ステップS501)。なお、UPnPのアナウンスには、プリンタ名等のほか、接続用のURLが含まれている。次に、HTTPデーモン29bは、クライアント端末1からのUPnPによるHTTPメッセージの受信を待っており(ステップS502)、受信すると接続部25にドライバインストール開始要求を通知する(ステップS503)。接続部25にドライバインストール開始要求を与えた後のプリントサーバの動作は、図5に示したとおりである。
図10はクライアント端末のUPnP処理の動作を示している。
クライアント端末1のクライアントUPnP部18は、アナウンスの受信待ちをしており(ステップS601)、受信すると、これを登録する(ステップS602)。Windows(登録商標)XPの場合は、マイネットワークに登録される。次に、マイネットワークからユーザが利用したいプリンタを選択すると(ステップS603)、そのプリンタの接続用のURL(例えば、「http://192.168.10.20/pnpinstall」)に対して、HTTPメッセージを送信する(ステップS604)。
この後、クライアント端末1はプリントサーバ2からPnP開始通知を受信する。これ以降の処理は、図6のステップS303以下に示したとおりである。
このように、プリントサーバの検索にUPnPを利用するので、ユーザは、動的に利用可能なプリンタを把握することができる。また、UPnPではプリンタドライバのインストールまで行うことができなかったが、上記の構成とすることで、UPnPとPnPを組み合わせてプリンタドライバのインストールまで行うことができる。
次に、第3の実施形態について説明する。
第3の実施形態では、設定アプリケーションが、プリントサーバの検索から、プラグアンドプレイによるプリンタドライバのインストール、ポートモニタの作成と設定までの一連の手順を行い、印刷が行える環境を簡単に構築できるシステムについて説明する。
図11は、本発明の第3の実施形態におけるインストールシステムの機能ブロック図である。以下、第1の実施形態と異なる機能ブロックについて説明する。
クライアント端末1の機能ブロックについて説明する。
自動設定アプリケーション19は、プリントサーバ2の検索からポートモニタの作成と設定までの一連の手順を自動的に行うプログラムである。自動設定アプリケーション19は、ドライバインストール部19aと検索部19bとポート作成部19cとを有する。ドライバインストール部19aは、クライアント端末1にUSB仮想ドライバ17がインストールされていない場合、これをインストールする。検索部19bは、ネットワーク3上のプリントサーバ2を検索し、これをクライアント端末1のモニタ上に一覧表示することで、ユーザにプリンタを選択させる。ポート作成部19cは、ポートモニタの作成と設定を行い、インストールされたプリンタドライバと関連づけて論理プリンタを作成する。上記以外のクライアント端末の構成は第1の実施形態と同様である。
図12に、自動設定アプリケーションのGUI(Graphical User Interface)の例を示す。「ネットワークプリンタの一覧」には、検索要求に応答したプリンタが一覧表示されている。検索要求は、設定アプリケーションが起動したときに行っても良いし、ユーザが「検索」ボタンをクリックしたときに行っても良い。「ネットワークプリンタの一覧」で「インストール済み」と表示されているプリンタは、そのプリンタドライバが既にクライアント端末にインストールされていることを示す。「未インストール」と表示されているプリンタは、そのプリンタドライバがクライアント端末にインストールされていないことを示す。「ネットワークプリンタの一覧」から「未インストール」状態のプリンタを選択し、「ドライバのインストール」ボタンをクリックすると、選択されたプリンタのプリンタドライバのインストールが開始される。なお、「インストール済み」のプリンタに関しては、グレーアウトし、選択できないように構成しても良い。
次に、プリントサーバ2の機能ブロックについて説明する。
検索応答部30は、クライアント端末1の自動設定アプリケーション19から検索要求を受信した場合、プリンタの情報(プリンタ名、メーカー名、プリントサーバのIPアドレス等)を返信する。上記以外のプリントサーバの構成は第1の実施形態と同様である。
図13を用いて、本発明の第3の実施形態における周辺機器ドライバインストールシステムの動作フローの概略を示す。
ユーザは、クライアント端末1を操作して自動設定アプリケーション19を起動する(ステップS701)。自動設定アプリケーション19は、クライアント端末1にUSB仮想ドライバがインストールされているかどうかを判断し、インストールされていない場合は、これをインストールする(ステップS702)。次に、ネットワークに対して検索要求を送信する。プリントサーバ2は、検索要求を受信すると、プリンタの情報を検索応答として送信する(ステップS703)。クライアント端末1は、検索応答を受信すると、モニタ上にその内容を表示する。
クライアント端末1のユーザは、利用したいプリンタを選択する(ステップS704)。これを受けて、クライアント端末1はプリントサーバ2とUSB仮想接続を確立する(ステップS705)。これによりUSB仮想接続を経由してプリンタドライバのインストールが行なわれる(ステップS706)。プリンタドライバのインストールが完了するとUSB仮想接続を終了する(ステップS707)。次に、自動設定アプリケーション19は、新しいポートモニタを作成する。そして、作成したポートモニタと新たにインストールしたプリンタドライバとを関連づける(ステップS708)。これにより新規の論理プリンタが作成される。
クライアント端末1とプリントサーバ2の動作フローの詳細について、図11、図14、図15を用いて説明する。
図14はプリントサーバ2の検索応答の動作を示している。
プリントサーバ2の検索応答部30は、クライアント端末1からの検索要求を待っている(ステップS801)。検索要求を受信すると、検索応答部30は、必要な情報を情報管理部21から取得し(ステップS802)、クライアント端末1に送信する(ステップS803)。送信する情報には、プリンタ名、メーカー名、プリントサーバのIPアドレス等が含まれる。
クライアント端末1からドライバインストール開始要求を受けたときのプリントサーバ2の動作は、図5の動作フローと同じである。
図15は、自動設定アプリケーションを利用したときのクライアント端末1の動作を示している。
ユーザが、クライアント端末1を操作して自動設定アプリケーション19を起動すると(ステップS901)、自動設定アプリケーションは、USB仮想ドライバ17がクライアント端末1にインストールされているかどうかを判断し(ステップS902)、インストールされていない場合には、これをインストールする(ステップS903)。
自動設定アプリケーション19は、ユーザによる検索指示を待っている(ステップS904)。ユーザが検索を指示すると、クライアント端末1にインストールされている論理プリンタの情報を取得し(ステップS905)、ネットワーク3に向けて検索要求を送信する(ステップS906)。プリントサーバ2から応答情報が返ってくるので、これを先ほど取得した論理プリンタの情報と比較する。具体的には、「応答情報に含まれるプリンタ名およびIPアドレス」と「論理プリンタに含まれるプリンタ名およびIPアドレス」とが一致する場合には、その検索応答が示すプリンタのプリンタドライバは既にクライアント端末1にインストールされていると判断する。一致しない場合は、クライアント端末1にインストールされていないと判断する。そして、応答情報と上記判断結果を、クライアント端末1のモニタ上に一覧表示する(ステップS907)。
一覧表示される画面は図12に示すとおりである。上記判断結果は、画面上の「インストール済み」および「未インストール」の表記に示される。
次に、ユーザが一覧表示されたプリンタから利用したいプリンタを選択すると(ステップS908)、自動設定アプリケーションは、選択されたプリンタが接続されたプリントサーバに対してドライバインストール開始要求を送信する(ステップS909)。これによりUSB仮想接続によるプリンタドライバのインストールが行われる(ステップS910)。ステップS910に示すプリンタドライバのインストール動作は、図6のステップS303以下に示したとおりである。
自動設定アプリケーション19は、プリンタドライバのインストールの終了を待っており、プリンタドライバのインストールが終了すると、ポートモニタを作成し、インストールしたプリンタドライバと関連づける。これにより新規の論理プリンタが作成される(ステップS911)。
ポートモニタの作成と設定について具体的に説明する。自動設定アプリケーション19のポート作成部19cは、ポートを作成するにあたり、クライアント端末1のオペレーティングシステムの種類、使用可能な印刷プロトコル、ポートモニタ13に設定するIPアドレス等の情報を取得する。印刷プロトコルとは、印刷データをネットワークで送信するためのプロトコルであり、代表的なものとしてLPR(Line Printer Daemon Protocol)がある。使用する印刷プロトコルの情報については、自動設定アプリケーション19に予め登録しておいても良いし、また、プリントサーバ2の情報管理部21に記憶しておき、クライアント端末1へ通知するようにしてもよい。ポートモニタ13に設定するIPアドレスは、利用するプリンタ4が接続されているプリントサーバ2のIPアドレス、すなわち、USB仮想接続の接続先プリントサーバのIPアドレスとなる。ポート作成部19cは、印刷プロトコルやIPアドレスを設定したポートモニタ13を作成し、これを新しくインストールされたプリンタドライバと関連づける。これにより論理プリンタが作成される。ユーザは、印刷アプリケーション12から論理プリンタを選択して印刷を指示することにより所望のプリンタで印刷出力することができる。
次に、第4の実施形態について説明する。第4の実施形態では、ネットワーク上にインストールサーバを設置する。インストールサーバは、上述の実施形態1乃至3それぞれに適応可能である。
図16は、本発明の第4の実施形態における周辺機器ドライバインストールシステムの機能ブロック図である。クライアント端末1とインストールサーバ6と複数のネットワークプリンタA乃至C(7a〜7c)がネットワークに接続されている。
クライアント端末1の機能ブロックから説明する。選択部15、クライアントUPnP部18および自動設定アプリケーション19は、それぞれ破線で示しているが、これは実際の運用形態においてオプションとして任意に追加または省略することが可能なことを意味する。情報設定アプリケーション20は、インストールサーバ6にアクセスし、インストールサーバ6の情報管理部61に格納された情報の登録、削除、変更等を行うことができる。上記以外のクライアント端末1の機能ブロックは実施形態1乃至3と同一である。
次に、インストールサーバ6の機能ブロックについて説明する。情報取得部62は、ネットワークプリンタ(7a〜7c)の情報を取得し情報管理部61に与える。なお、情報管理部61に記憶する情報としては、ネットワークプリンタ(7a〜7c)のプリンタ名、メーカー名、IPアドレス、VID、PID等である。上記以外のインストールサーバの機能ブロックは実施形態1乃至3と同一である。
インストールサーバ6の動作について説明する。
インストールサーバ6は定期的にネットワーク3を検索し、SNMP(Simple Network Management Protocol)等のプロトコルを使用し、ネットワークプリンタ(7a〜7c)の情報を取得する。取得する情報として、プリンタ名、メーカー名、IPアドレス、VID、PID等がある。インストールサーバは、これらの情報を取得すると、情報管理部61に記憶する。VIDやPID等の取得を行えないプリンタに関しては、ネットワーク管理者が、クライアント端末1の情報設定アプリケーション20からインストールサーバ6にアクセスして個別に登録する。
インストールサーバ6は実施形態1乃至3においてそれぞれ適用可能である。破線で示している機能ブロックの各実施形態における使用について説明する。インストールサーバを第1の実施形態に適用する場合は選択部15を使用する。第2の実施形態に適用する場合は、クライアントUPnP部18とUPnP部68を使用する。第3の実施形態に適用する場合は、自動設定アプリケーション19と検索応答部67を使用する。
インストールサーバを第1の実施形態に適用した場合の動作を説明する。
まず、ユーザは選択部15を用いてインストールサーバ6にアクセスし、利用したいプリンタを選択する。これを受けて、選択部15はインストールサーバ6の接続部66へドライバインストール開始要求を送信し、接続部66はUSB仮想ドライバ65へUSB仮想接続の開始を指示する。これによりクライアント端末1とインストールサーバ6間でUSB仮想接続が確立すると、プラグアンドプレイが開始しプリンタドライバのインストールがなされる。
具体的には、クライアント端末1のPnP部14はUSB仮想接続を経由してインストールサーバ6の仮想プリンタクラスドライバ64にコンフィグレーション情報の取得要求を送信する。インストールサーバ6の仮想プリンタクラスドライバ64は、これを受信すると、コンフィグレーション情報として必要な情報(VID、PIDなど)を情報管理部61から取得し、USB仮想接続を経由してPnP部14へ返信する。PnP部14は受信したコンフィグレーション情報に基づきプリンタドライバをインストールする。
インストールサーバ6を第2の実施形態に適用した場合の動作を説明する。
インストールサーバ6のUPnP部68が、情報管理部61に記憶されているネットワークプリンタのUPnPアナウンスを送信する。UPnPアナウンスを受信したクライアント端末1は、その情報を登録する。
ここで、インストールサーバ6のUPnP部68は、UPnPアナウンスとして、情報管理部61に記憶されているネットワークプリンタの情報を送信するのであるが、情報管理部61には複数のネットワークプリンタの情報が記憶されているので、ネットワークプリンタを判別するためUPnPの情報をネットワークプリンタごとに区別する。その一例として、接続用のURLの文字列を用いて判別を行うことができる。具体的には、UPnPアナウンスとして送信する接続用URLを、プリンタAは「http://192.168.10.20/pnpinstall/100」、プリンタBは「http://192.168.10.20/pnpinstall/101」のように記述するのである。ここでURLの文字列の「192.168.10.20」がインストールサーバのIPアドレスを示し、「100」および「101」がそれぞれのネットワークプリンタを区別している。
クライアント端末1のUPnP部14は、UPnPアナウンスを取得するとこれを登録する。ユーザがネットワークプリンタを選択すると、クライアントUPnP部18は、インストールサーバ6のUPnP部68へHTTPメッセージを送信する。HTTPメッセージの送信先URLはネットワークプリンタごとに区別された接続用URLなので、UPnP部のHTTPデーモンは接続用URLの記述から対応するネットワークプリンタを特定し、接続部66へドライバインストール開始要求を与える。接続部66はUSB仮想ドライバへUSB仮想接続の開始を指示する。クライアント端末1とインストールサーバ6間でUSB仮想接続が確立すると、プラグアンドプレイが開始しプリンタドライバのインストールがなされる。
インストールサーバ6を第3の実施形態に適用した場合の、設定アプリケーションのGUIの例を図17に示す。第3の実施形態と異なる点はVIDとPIDの表示が追加された点である。なお、情報管理部にVIDとPIDが登録されていないプリンタに関しては、インストールを行えないようにする。プラグアンドプレイには、VIDとPIDが必要となるからである。
インストールサーバ6を第3の実施形態に適用した場合の動作を説明する。
ユーザが、設定アプリケーションを起動する。設定アプリケーションは、USB仮想ドライバがインストールされているかどうかを判別し、インストールされていない場合は、これをインストールする。そして、クライアント端末1にインストールされている論理プリンタの情報を取得し、インストールサーバ6にネットワークプリンタの情報の取得要求を送信する。インストールサーバ6の検索応答部67はこれに応答しネットワークプリンタの情報を送信する。設定アプリケーションは、ネットワークプリンタの情報をモニタ上に一覧表示し、ユーザの選択を待つ。
ユーザがネットワークプリンタを選択すると、インストールサーバ6の接続部66へドライバインストール開始要求を送信し、接続部66はUSB仮想ドライバ65へUSB仮想接続の開始を指示する。これによりクライアント端末1とインストールサーバ6間のUSB仮想接続が確立すると、プラグアンドプレイが開始しプリンタドライバのインストールがなされる。
プリンタドライバのインストールが終了すると、新規のプリンタドライバかどうかを判断し、新規のプリンタドライバであれば、ポートモニタを作成し、これと関連づける。これにより論理プリンタが作成される。なお、ポートモニタのIPアドレスは、選択されたネットワークプリンタのIPアドレスである。
以上、本発明の実施形態を説明してきたが、具体的な構成は上記各実施形態に限定されるものではなく、特許請求に記載された範囲内において種々の変形が可能である。
例えば、上記各実施形態では、周辺機器としてプリンタを例にあげたが、MFP等プリンタ以外の機器でも適用可能である。また、実施形態1乃至3において、周辺機器制御装置としてプリントサーバを例にあげたが、スキャナサーバ等プリントサーバ以外の機器でも適用可能である。
また、実施形態1乃至3において、プリントサーバ2とプリンタ4とを別体として構成したが、プリントサーバ2を内蔵したプリンタとして構成しても良い。すなわち、周辺機器制御装置の機能を内蔵する周辺機器として構成してもよい。また、実施形態1乃至3において、プリントサーバとプリンタとのインタフェースはUSBとしたが、IEEE1284等USB以外のインタフェースを用いても良い。すなわち、周辺機器制御装置と周辺機器との接続インタフェースはUSB以外でもよい。
本発明の周辺機器ドライバインストールシステムは、ネットワークで周辺機器を共有するシステムにおいて、そのドライバをクライアント端末にインストールする場合に有用である。
本発明の第1の実施形態における周辺機器ドライバインストールシステムの機能ブロック図 ネットワークで送受信されるカプセル化データのデータ構成 プリントサーバのハードウェア構成図 本発明の第1の実施形態における周辺機器ドライバインストールシステムの動作の概略フロー図 プリントサーバのUSB仮想接続の動作フロー クライアント端末のUSB仮想接続の動作フロー 本発明の第2の実施形態における周辺機器ドライバインストールシステムの機能ブロック図 本発明の第2の実施形態における周辺機器ドライバインストールシステムの動作の概略フロー図 プリントサーバ2のUPnP処理の動作フロー クライアント端末のUPnP処理の動作フロー 本発明の第3の実施形態におけるインストールシステムの機能ブロック図 自動設定アプリケーションのGUIの画面例 本発明の第3の実施形態における周辺機器ドライバインストールシステムの動作の概略フロー図 プリントサーバの検索応答の動作フロー 自動設定アプリケーションを利用したときのクライアント端末の動作フロー 本発明の第4の実施形態における周辺機器ドライバインストールシステムの機能ブロック図 設定アプリケーションのGUIの画面例
符号の説明
1 クライアント端末
2 プリントサーバ
3 ネットワーク
4 プリンタ
5 カプセル化データ
6 インストールサーバ
7a,7b,7c ネットワークプリンタ

Claims (5)

  1. クライアント端末と周辺機器制御装置と周辺機器とを備える周辺機器ドライバインストールシステムであって、前記クライアント端末と前記周辺機器制御装置とがネットワークで接続されており、
    A)前記クライアント端末は、
    前記周辺機器の機器情報に基づいて対応するドライバを検出し利用可能に構成するインストール手段と、
    前記インストール手段から発行されたデータを前記ネットワークで送受信できるカプセル化データ形式へと変換しネットワークに送信するとともに、前記ネットワークから受信したカプセル化データを前記インストール手段と送受信できる元のデータ形式へと変換し前記インストール手段に与える第1のデータ変換手段とを備え、
    B)前記周辺機器制御装置は、
    前記周辺機器の機器情報を記憶する情報管理手段と、
    前記インストール手段からの機器情報取得要求に対し、プリンタクラスドライバに代わって、前記機器情報を応答する応答手段と、
    前記応答手段から発行されたデータを前記ネットワークで送受信できるカプセル化データ形式へと変換しネットワークに送信するとともに、前記ネットワークから受信したカプセル化データを前記応答手段と送受信できる元のデータ形式へと変換し前記応答手段に与える第2のデータ変換手段とを備え
    前記インストール手段は、前記第1のデータ変換手段および前記第2のデータ変換手段を経由して、前記応答手段とネットワークを透過したデータの送受信を行い、もってプラグアンドプレイを実行することを特徴とする周辺機器ドライバインストールシステム。
  2. A)前記クライアント端末は、
    UPnP規格に基づき前記周辺機器を登録する登録手段を更に備え、
    B)前記周辺機器制御装置は、
    UPnP規格に基づき前記ネットワークへ通知信号を送信する通知手段と、
    前記クライアント端末からUPnP規格に基づいたHTTPメッセージを受信する受信手段とを更に備えたことを特徴とする請求項1に記載の周辺機器ドライバインストールシステム。
  3. A)前記クライアント端末は、
    前記ネットワークを経由して前記周辺機器の機器情報を取得する検索手段と、
    ポートモニタを作成し、前記インストール手段で利用可能に構成されたドライバと前記ポートモニタとを関連づけるポートモニタ構築手段とを更に備え、
    B)前記周辺機器制御装置は、
    前記検索手段からの検索要求に基づき前記周辺機器の機器情報を返信する検索応答手段を更に備えたことを特徴とする請求項1記載の周辺機器ドライバインストールシステム。
  4. 前記周辺機器が前記周辺機器制御装置を内蔵することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の周辺機器ドライバインストールシステム。
  5. クライアント端末とインストールサーバとネットワーク周辺機器とがネットワークで接続される周辺機器ドライバインストールシステムであって、
    A)前記クライアント端末は、
    前記ネットワーク周辺機器の機器情報に基づいて対応するドライバを検出し利用可能に構成するインストール手段と、
    前記インストール手段から発行されたデータを前記ネットワークで送受信できるカプセル化データ形式へと変換しネットワークに送信するとともに、前記ネットワークから受信したカプセル化データを前記インストール手段と送受信できる元のデータ形式へと変換し前記インストール手段に与える第1のデータ変換手段と、
    前記インストールサーバにアクセスして前記ネットワーク周辺機器の機器情報を設定する設定手段とを備え、
    B)前記インストールサーバは、
    前記ネットワーク周辺機器の機器情報を記憶する情報管理手段と、
    前記インストール手段からの機器情報取得要求に対し、プリンタクラスドライバに代わって、前記機器情報を応答する応答手段と、
    前記応答手段から発行されたデータを前記ネットワークで送受信できるカプセル化データ形式へと変換しネットワークに送信するとともに、前記ネットワークから受信したカプセル化データを前記応答手段と送受信できる元のデータ形式へと変換し前記応答手段に与える第2のデータ変換手段と、
    前記ネットワーク周辺機器の機器情報を取得する情報取得手段とを備え
    前記インストール手段は、前記第1のデータ変換手段および前記第2のデータ変換手段を経由して、前記応答手段とネットワークを透過したデータの送受信を行い、もってプラグアンドプレイを実行することを特徴とする周辺機器ドライバインストールシステム。
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