JP2008080456A - ロボットシステム - Google Patents

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Abstract


【課題】ロボットに取り付けられたスイベルジョイント及び作業用機器並びに配管を取り外すことなく、スイベルジョイントの消耗部品を容易に交換できるロボットシステムを提供すること。
【解決手段】ロボット(マニピュレータ1)の手首部10にスイベルジョイント2及び作業用機器3が取り付けられているロボットシステムにおいて、手首部10の回動力はスイベルジョイント2が配置される収容部分Kを迂回して作業用機器3側に伝達されるようにしてあり、前記スイベルジョイント2は前記収容部分Kから取り出し可能である。
【選択図】 図3

Description

この発明は、ロボット本体の手首部にスイベルジョイントを介して作業用機器が取り付けられているロボットシステムに関するものである。
上記ロボットシステムに使用されるスイベルジョイントは、一般に消耗部品であるスリップリング、回転軸流体シール材等を多く備えており(特許文献1)、これら消耗部品の交換を行う場合、以下に示す(1)〜(4)のような作業を行なわなければならなかった。
(1)スイベルジョイントに取り付けられた作業用機器を取り外す。
(2)スイベルジョイントをロボットから取り外し、消耗部品の交換を行う。なお、スイベルジョイント自体は上部側からの分解作業により上記消耗部品を比較的簡単に交換できるようになっている。
(3) 消耗部品を交換したスイベルジョイントをロボットに取り付ける。
(4)前記スイベルジョイントの下部に作業用機器を取り付ける。
ところで、上記作業用機器は、重量バランスが悪い上重量も100kgを超えることから取り付け及び取り外しにかなりの困難性を伴い、また作業場の確保や安全上の諸注意や治工具が必要であることから、作業時間も一時間程度を要することになる。
さらに、重量物であるが故に作業の困難さから位置決めピンや孔の変形や破損に起因する取り付け位置誤差も発生し、作業後の位置修正作業も必要であった。
そして、配管は必要な本数分、流体管継手を用いて配管しているが、配管の抜き差しに時間を要し、かつ復帰時の接続間違いなどを起こす危険性があった。
特開2001−277168
そこで、この発明では、ロボットに取り付けられたスイベルジョイント及び作業用機器並びに配管を取り外すことなく、スイベルジョイントの消耗部品を容易に交換できるロボットシステムを提供することを課題とする。
(請求項1記載の発明)
この発明は、ロボットの手首部にスイベルジョイント及び作業用機器が取り付けられているロボットシステムにおいて、手首部の回動力はスイベルジョイントが配置される収容部分を迂回して作業用機器側に伝達されるようにしてあり、前記スイベルジョイントは前記収容部分から取り出し可能である。
(請求項2記載の発明)
この発明は、上記請求項1記載の発明に関し、スイベルジョイントが配置される収容部分を迂回して、手首部の回動力を作業用機器側に伝達させる手段は、手首部の回動部に設けられた第1歯車と、前記回動部と同軸上に配置され且つ作業用機器側に設けられた第2歯車と、スイベルジョイントが配置される収容部分と干渉しない側方部分に設けられた軸体と、前記軸体の一端部に設けられた第1歯車と歯合する第3歯車と、前記軸体の他端部に設けられた第2歯車と歯合する第4歯車とから構成されている。
(請求項3記載の発明)
この発明は、上記請求項2記載の発明に関し、スイベルジョイントが収容部分に収容された状態において、手首部の回動部及び第1歯車の軸心と、スイベルジョイントのスイベル中心軸の軸心と、第2歯車の軸心が、同一線上に配列されている。
この発明のロボットシステムによると、ロボットに取り付けられたスイベルジョイント及び作業用機器並びに配管を取り外すことなく、スイベルジョイントの消耗部品を容易に交換できる。
以下にこの発明のロボットシステムを実施するための最良の形態としての実施例について詳細に説明する。
図1はこの発明の実施例のロボットシステムであり、マニピュレータ1の手首部10にハウジング5(内部にスイベルジョイント2及び回動力伝達手段4が収納されている)及び作業用機器3を設けてある状態を示す外観図、図2は前記手首部10側に取り付けられたスイベルジョイント2等の断面図、図3は図2の状態からスイベルジョイント2を取り外した状態の断面図を示している。
(マニピュレータ1、スイベルジョイント2、作業用機器3、回動力伝達手段4、及びハウジング5について)
このマニピュレータ1のシステムでは、図1〜図3に示すように、手首部10の回動力を、ハウジング5内に納められた回動力伝達手段4を介して作業用機器3に伝達するようにしてあり、スイベルジョイント2は前記ハウジング5内の収容部分Kに対して開口19から装着/抜き取りができる構成としてある。なお、前記回動力伝達手段4は、図2に示すように、スイベルジョイント2が配置されるハウジング5内の収容部分Kを迂回するようにして、手首部10の回動力が作業用機器3側に伝達される構成としてある。
(回動力伝達手段4の構成等について)
マニピュレータ1の手首部10は、図2や図3に示すように、円柱状の回動部10aとこれを包囲する固定部10bから構成されており、前記回動部10aが固定部10bから僅かに突出した状態となっている。
この回動力伝達手段4は、図2や図3に示すように、手首部10の回動部10aに設けられた第1歯車40と、前記回動部10aと同軸上に配置され且つ作業用機器3側に取り付けられた第2歯車41と、スイベルジョイント2が配置される収容部分Kと干渉しない側方部分に設けられた軸体42と、前記軸体42の一端部に設けられた第1歯車40と歯合する第3歯車43と、前記軸体42の他端部に設けられた第2歯車41と歯合する第4歯車44とから構成されている。また、この実施例では回動力伝達手段4の全体が回動しないように、ピンPを介して固定部10bに止着している。
そして、図2に示すように、スイベルジョイント2が収容部分Kに収容された状態において、手首部10の回動部10a及び第1歯車40の軸心と、スイベルジョイント2のスイベル中心軸20の軸心と、第2歯車41が、同一線上に配列されるようにしてある。
なお、上記第2歯車41には、図2や図3に示すように、スイベルジョイント2から作業用機器3である溶接機に冷却液(例えば水)を供給する第2供給路41a、及び溶接機の熱で加熱された冷却液をスイベルジョイント2に帰還させる第2帰還路41bを設けてある。また、図中、符号BG1は軸体42を回動自在に支えるボールベアリングであり、符号BG2は、第1歯車40及び第2歯車41を回転自在に支えるボールベアリングである。
(スイベルジョイント2について)
スイベルジョイント2は、図2や図3に示すように、外部から配管H1を介して導かれた冷却液を上記第2供給路41aに導入する第1供給路21と、作業用機器3である溶接機から第2帰還路41bを介して帰還してきた冷却水を配管H2へ導く第1帰還路22とを、スイベル中心軸20に備えている。また、このスイベルジョイント2は、図2や図3に示すように、円盤型スリップリング24とブラシ25とからなる電気供給手段を備えており、前記電気供給手段から作業用機器3に電力供給(信号の発信を伴う)するようにしている。
なお、前記第2供給路41a及び第2帰還路41bとスイベル中心軸20との接続部は段付きDとしてあり、前記段付きDにおける第2歯車41とスイベル中心軸20との係合により、両者は一体回転するようになっている。
また、このスイベルジョイント2は、図3に示すように、ボルトBを外すだけで、収容部分Kから抜き取れるようになっている。
(このロボットシステムにおける消耗部品の交換作業等について)
先ず、ボルトBを外し、スイベルジョイント2を図2に示す状態から図3に示す状態となるように収容部分Kから抜き取る。
この状態において、スイベルジョイント2は完全に剥き出しとなっているので、スイベル中心軸20を抜き取る(分解する)。これらの作業により円筒型流体シール材23を交換でき、また、円盤型スリップリング24に関しても剥き出しになっているので消耗部品を交換作業できることになる。
なお、この作業において、配管H1,H2等を引き抜く必要はない。
(この実施例のロボットシステムの優れた点について)
このロボットシステムであれば、上記(このロボットシステムにおける消耗部品の交換作業等について)の欄で記載した通り、スイベルジョイント2及び作業用機器3並びに配管H1,H2を取り外すことなく、スイベルジョイント2の消耗部品を容易に交換できることになる。
したがって、このロボットシステムでは、以下の優れた効果を奏する。
(1) 先行技術のものでは、上述した如く作業用機器3は、重量バランスが悪い上重量も100kgを超えることから取り付け及び取り外しにかなりの困難性を伴い、また作業場の確保や安全上の諸注意や治工具が必要であることから、作業時間も一時間程度を要することになっていた。
これに対して、困難性を有するスイベルジョイント2及び作業用機器3の取り付け及び取り外し作業がないので、作業時間が激減することになる。
(2) 先行技術のものでは、重量物であるが故に作業の困難さから位置決めピンや孔の変形や破損に起因する取り付け位置誤差も発生し、作業後の位置修正作業も必要であった。
これに対して、このロボットシステムでは、その構成上、上記の如き問題は全く存在せず、先行技術のような面倒な作業は不必要である。
(3) 先行技術のものでは、配管は必要な本数分、流体管継手を用いて配管しているが、配管の抜き差しに時間を要し、かつ復帰時の接続間違いなどを起こす危険性があった。
これに対して、このロボットシステムでは、配管H1,H2の抜き差し作業が存在しないので、時間が短縮できると共に復帰時の接続間違いなどを起こす危険性は全く無くなる。
この発明の実施例のロボットシステムであり、マニピュレータの手首部にハウジング(内部にスイベルジョイント及び回動力伝達手段が収納されている)及び作業用機器を設けてある状態を示す外観図。 前記手首部側に取り付けられたスイベルジョイント2等の断面図。 図2の状態からスイベルジョイントを取り外した状態の断面図。
符号の説明
1 マニピュレータ
10 手首部
10a 回動部
11 フランジ
2 スイベルジョイント
20 スイベル中心軸
3 作業用機器
4 回動力伝達手段
5 ハウジング

Claims (3)

  1. ロボットの手首部にスイベルジョイント及び作業用機器が取り付けられているロボットシステムにおいて、手首部の回動力はスイベルジョイントが配置される収容部分を迂回して作業用機器側に伝達されるようにしてあり、前記スイベルジョイントは前記収容部分から取り出し可能であることを特徴とするロボットシステム。
  2. スイベルジョイントが配置される収容部分を迂回して、手首部の回動力を作業用機器側に伝達させる手段は、手首部の回動部に設けられた第1歯車と、前記回動部と同軸上に配置され且つ作業用機器側に設けられた第2歯車と、スイベルジョイントが配置される収容部分と干渉しない側方部分に設けられた軸体と、前記軸体の一端部に設けられた第1歯車と歯合する第3歯車と、前記軸体の他端部に設けられた第2歯車と歯合する第4歯車とから構成されていることを特徴とする請求項1記載のロボットシステム。
  3. スイベルジョイントが収容部分に収容された状態において、手首部の回動部及び第1歯車の軸心と、スイベルジョイントのスイベル中心軸の軸心と、第2歯車の軸心が、同一線上に配列されていることを特徴とする請求項2記載のロボットシステム。
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