JP2008078345A - 積層コアの製造方法および積層コアの製造装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】コア部材を積層する際のかしめが不要となり、コア部材の厚み偏差による累積誤差を吸収し高精度な形状を有する積層コアの製造方法及び製造装置を提供する。
【解決手段】板状ロール10から送り出される磁性板材1上に樹脂ロール20から送り出される糸状の熱可塑性樹脂2を配置して、上ローラ3及び下ローラ4で挟んで固着し、糸状の熱可塑性樹脂2を固着した磁性板材1を上型5及び下型6により複数個のコア部材に打ち抜き積層し、積層したコア部材同士を加熱により固着するようにする。
【選択図】図1

Description

この発明は、モータ、発電機、トランス等に使用される磁性板材を積層した積層コアの製造方法および製造装置に関するものである。
従来の積層コアの製造方法では、打抜き時にコア部材をかしめて積層する。すなわち、打抜くコア部材の板厚方向に例えば表側に凸部を、裏側に凹部を形成して、連続的に打抜いて積層することにより、凹凸部が圧入されてコア部材同士が固定される(例えば、特許文献1参照)。
また、コア部材に絶縁性の接着剤を塗布して積層する方法が示されており、接着剤としてワニスを塗布したり、積層したコア部材を接着剤に浸漬することによって、コア部材同士を接着している(例えば、特許文献2参照)。
特開平6−165447([0007]〜[0009]、図5) 特開2003−324869([0017]、[0018]、図1)
従来から積層コアの製造方法として用いられているコア部材をかしめる方法では、コア部材に凹凸を設ける必要があるが、積層するコア部材間で凹凸部の位置精度を確保するために、多数のプレス工程が必要となる。このため、金型が大きくなって、プレス機械そのものが大きくなり、複数個の金型が必要となって、設備が高価になる問題がある。
また、薄いコア部材に凹凸部を形成したり、かしめたりすることによって、コア部材に加工歪が生じて、磁気特性を劣化させるなどの問題があった。製品が小さくなるとかしめによる加工歪が磁気特性に与える影響は大きくなり、小型化が困難になる問題があった。
また、磁気特性を向上させるために薄いコア部材を積層することにより渦電流を抑制する方法があるが、板厚が薄くなると凹凸の形成が困難になるなどの問題があった。
かしめ部は圧入によって固定されているだけであるため、積層する全てのコア部材が完全に固定されているわけではく、凹凸間にすき間が発生している箇所もある。このため、使用時にコア部材同士が相対的に滑り、騒音を発生するなどの問題があった。
加工歪による磁気特性の劣化を抑制する方法として、コア部材を接着剤で固定する方法があるが、接着剤の塗布厚さがばらつくために、寸法精度が劣化するなどの問題がある。
また、積層したコア部材を接着剤に浸漬したり、打抜いたコア部材間のすき間に接着剤を浸透させる方法もあるが、大気中で接着剤をすき間に浸透させることは困難であり、ワニスなどは、真空中で含浸させることが多い。
また、接着剤を用いると、積層したコア部材間で接着剤が漏れることがあり、はみ出した接着剤を除去する工程が必要になるなど、製造コストが高くなるなどの問題があった。
この発明は上記のような従来の課題を解消するためになされたものであり、コア部材を積層する際のかしめが不要となり、コア部材の厚み偏差による累積誤差を吸収し高精度な形状を有する積層コアの製造方法及び製造装置を提供する。
この発明による積層コアの製造方法は、磁性板材上に熱可塑性樹脂を配置して固着する工程と、熱可塑性樹脂を固着した磁性板材を複数個のコア部材に打ち抜き積層する工程と、積層したコア部材同士を熱可塑性樹脂により固着する工程からなる。
特に、熱可塑性樹脂は糸状樹脂であって、糸状樹脂がコア部材の全面ではなく部分的に配置されることを特徴とする。
この発明に係る積層コアの製造方法によれば、熱可塑性樹脂により各コア部材が固着されているので、かしめが不要となり、型代を安くして安価に積層コアを製造することができる。
また、かしめが不要となるため、コア部材に発生する加工歪を低減でき、磁気特性が良好な積層コアを得ることができる。
また、コア部材を熱可塑性樹脂で固着することによって、接着強度が向上してコア部材同士が相対的に滑ることがなく、コイルの巻線時に外力が作用しても形状が崩れ難く、精度が高い積層コアを得ることができる。
さらに、積層コアを分解するときには、加熱することにより、熱可塑性樹脂は再度溶融されてコア部材が分解され、リサイクルコストを低減することができる。
特に、各コア部材の全面ではなく部分的に配置された熱可塑性樹脂が溶融することにより各コア部材が固着されるので、加熱された熱可塑性樹脂はコア部材間に薄く形成され、渦電流損の低減によって鉄損が減り、コア部材の厚み偏差による累積誤差を吸収し高精度な形状を得ることができる。このため、積層コアから発するうなり音等の騒音を低減することができ、エネルギー変換効率が高く電磁騒音や振動の少ないモータ等を得ることができる。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1による積層コアの製造装置及び製造方法を示す要部断面図である。厚みが1mm以下の鉄板や電磁鋼板等の磁性板材1を巻いた板材ロール10から磁性板材1を送り出すと共に、同じくロール状に巻かれた一対の熱可塑性樹脂の樹脂ロール20(図1では樹脂ロール20は1個しか示されていないが、紙面垂直方向にもう1個配置されている)から直径約200μmの糸状樹脂2を送り出して磁性板材1上に配置する。磁性板材1と糸状樹脂2は上ローラ3及び下ロータ4で挟持されて送られ、上ローラ3には例えばヒータ(図示せず)を内蔵して加熱するようにしておく。糸状樹脂2の融点にほぼ等しい温度に上ローラ3を加熱しておくことによって、糸状樹脂2は磁性板材1に溶着する。糸状樹脂2が溶着された磁性板材1は、型機構を構成する上型5と下型6の間に搬送されて打ち抜かれる。このようにして、順次、磁性板材1の搬送と型による打抜きを繰り返して、糸状樹脂2が溶着された磁性板材1が積層される。図2(a)は、この場合の磁性板材1の打抜きの様子を示した概念図である。図2(a)の例では、磁性板材1は、ヨーク部1aと、ヨーク部1aから突出したティース部1bと、ティース部1bの先端に位置するティース先端部1cから成る略T字形状のコア部材1Aに打ち抜かれる。また、熱可塑性の糸状樹脂2としては、ナイロン、塩化ビニル、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリエチレンなどの熱可塑性の材料を使用することができる。
上ローラ3と下ローラ4で糸状樹脂2と磁性板材1を挟んだ場合、長期の使用によって、上ローラ3にも糸状樹脂2が部分的に付着して、磁性板材1に連続的に溶着できない場合も生じる。このため、図1(b)に示すように、上ローラ3の表面には、表面エネルギが小さな被覆材7を形成しておく。ここで、表面エネルギーについて簡単に説明する。固体の表面は半面を異種の物質で囲まれているので、内側と比べて高いエネルギー状態にある。表面が持つこの過剰エネルギーを表面エネルギーという。本実施の形態では、低表面エネルギの被覆材7を設けることによって、糸状樹脂2は上ローラ4に付着し難くなり、メインテナンスフリーとなって製造コストを低減することができる。被覆材7の材料としては、PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)を塗布、焼付けする手法、PTFE以外では、PFA(パーフルオロアルコキシ)、FEP(フッ化エチレンプロピレン)、CF3系のポリマー等を塗布または焼付ける手法がある。
打抜いて積層された磁性板材1と糸状樹脂2は、例えば、図3(a)に示すように、位置決めピン8aを備えた位置決め治具8上に配置して、図3(b)に示すように、押圧治具9により積層された磁性板材1を押付けて加圧し、この状態で加熱炉に所定の時間放置することにより糸状樹脂2を溶融する。そして、加熱炉から磁性板材1と位置決め治具8を取り出して冷却し、積層された磁性板材1は糸状樹脂2で固着される。図2(b)は、積層された磁性板材1が糸状樹脂2で固着されて積層コア100を作成したときの様子を示した斜視図である。
図3に示した例では、積層された磁性板材1を加熱炉に放置して固着しているが、図4(a)に示すように、位置決め治具8にヒータ11aを配置して加熱しても良い。また、加熱の方法は、誘導加熱、レーザ照射などの方法もある。また、図4(b)に示すように、超音波振動子11bを押圧治具9に備え付けて、磁性板材1を超音波振動させることによって、糸状樹脂2を溶融して磁性板材1を固着することもできる。図4(b)に示した例では、押圧治具9に超音波振動子11bを取付けているが、位置決め治具8に取付けても良く、糸状樹脂2を溶融して磁性板材1を固着することができる。
また、図1に示した例では、ロール状の糸状樹脂2は一対しか配置されていないが、図5に示すように、ロール状の糸状樹脂2を3個以上の複数個設置して、糸状樹脂2を複数本磁性板材1上に配置することにより、磁性板材1同士の接着強度を高くして、信頼性を向上することができる。また、糸状樹脂2を1本だけ配置するようにしても良い。
次に、本実施の形態において、糸状樹脂2を磁性板材1間の全面でなく部分的に配置することにより、磁性板材1の板厚偏差を吸収して積層コア全面にわたり一定の積層高さを得る効果について説明する。図6に示すように、糸状樹脂2を磁性板材1の全面でなく部分的に配置(図6の例では2列に配置)して、上下の磁性部材1−1と1−4が平行状態を保つように加圧する。このとき、板厚偏差を有する磁性板材(図6では板材1−3)が存在しても、糸状樹脂2が図示の様に樹脂厚さが薄い部分と厚い部分に分かれて、上記板厚偏差を吸収するように溶融することにより、磁性板材1(コア部材1A)の全面において積層コア100の高さは所定の積層高さHに保たれる。
ここで、磁性板材1上への糸状樹脂2の好適な配置について考察する。図7には、磁性板材1を打ち抜いたコア部材1Aに、2本の熱可塑性の糸状樹脂2を配置した例を示す。熱可塑性樹脂の面積をそれぞれS1、S2とし、その図心をG1、G2とする。コア部材1Aの図心Oから各熱可塑性樹脂の図心G1、G2までの距離をr1、r2、熱可塑性樹脂の密度をρ、図心Oを通る主軸(図7において図心Oを通る紙面と垂直な軸)と図心G1、G2の成す角θ1、θ2とすると、主軸方向の熱可塑性樹脂のモーメントの和がほぼ零になること、すなわち、ρ・r1・S1・sinθ1+ρ・r2・S2・sinθ2=0を満たすと、熱可塑性樹脂の配置バランスがより良くなり、より一層、磁性板材1の板厚偏差を吸収して積層コア全面にわたり一定の積層高さを得ることができる。
ここで、上記式を一般化すると、熱可塑性樹脂の面積をS1、S2、・・・、Sn、その図心をG1、G2、・・・、Gnとする。コア部材1Aの図心Oから各熱可塑性樹脂の図心G1、G2、・・・、Gnまでの距離をr1、r2、・・・、rn、熱可塑性樹脂の密度をρ、図心Oを通る主軸と図心G1、G2、・・・、Gnの成す角θ1、θ2、・・・、θnとするとき、主軸方向の熱可塑性樹脂のモーメントの和がほぼ零になること、すなわち下記の式(1)を満たすと、熱可塑性樹脂の配置バランスがより良くなる。
Figure 2008078345
また、本実施の形態によれば、熱可塑性の糸状樹脂2により磁性板材1を接着することにより、かしめが不要となり、磁性板材1を打抜くための型代を安くして安価に積層コアを製造することができる。従来のかしめにより結合した積層コアでは、凹凸部の圧入部で全ての磁性板材1が固定される訳ではなく、磁性板材1の寸法誤差に起因して部分的に凹凸部ですき間が発生することもある。しかし、本実施の形態では、熱可塑性の糸状樹脂2で磁性板材1を固着することにより、磁性板材1間にずれがなく、寸法精度が良好な積層コアを得ることができる。
また、磁性板材1をかしめた場合には、磁性板材1が反ったりなどして、磁性板材1間のすき間が不均一になって、渦電流損失が増加したり、寸法精度が劣化することがあったが、部分的に磁性板材1を接着することによって、薄く均一なすき間が形成され、寸法精度が良好な積層コアを得ることができる。
さらに、積層コア100を廃却するときには、加熱することにより、糸状樹脂2は再度溶融されて積層コア100を分解することが可能であり、リサイクルコストを低減することができる。
実施の形態2.
実施の形態1では、糸状樹脂2をロール状にして、樹脂ロール20を回転させながら磁性板材1上に配置しているが、図8(a)に示すように、糸状樹脂2をシャトル12に設置して磁性板材1の幅方向にシャトル12を往復動させることにより、糸状樹脂2を磁性板材1に配置することができる。シャトル12は、ガイド13により案内支持され、磁性板材1上で往復動し、ガイド13は磁性板材1の搬送方向に対して斜めまたは直角に配置される。このため、図8(b)に示すように、磁性板材1において糸状樹脂1本当りの接着面積が増え、磁性板材1間の接着力を大きくして、信頼性を向上することができる。また、シャトル12を案内するガイド13は、図8(c)に示すように、シャトル12の周囲を覆う形状のものを準備することにより、例えば、空気流に乗せて飛ばすことにより、シャトル12を往復動させることができる。
本実施の形態によれば、糸状樹脂2を設置したシャトル12を往復動させることにより、短時間で磁性板材1上に熱可塑性樹脂を配置することができる。また、シャトル12の往復動の速度を調整することによって、磁性板材1上に配置する熱可塑性樹脂の量を自在に調整できるため、製造コストを低減することができる。
実施の形態3.
実施の形態1では、糸状樹脂2の磁性板材1への溶着は加熱したローラ3で行っているが、糸状樹脂2の全体を磁性板材1に溶着する必要はない。すなわち、糸状樹脂2は、磁性板材1が打抜かれるまでに脱落しなければ良いので、糸状樹脂2は磁性板材1に部分的に固定されているだけで良い。したがって、図9に示すように、レーザ光発射器14からレーザ光を磁性板材1上に照射することによって、短時間で糸状樹脂2の溶着ができる。その結果、磁性板材1の送りを早くして製造に要する時間を短縮することができる。
レーザー光の他の糸状樹脂2の溶着法としては、図10に示すように、滴下治具15に溶剤や湯等を入れておき、磁性板材1上に滴下することよって糸状樹脂2を溶融して、磁性板材1に糸状樹脂2を固着することも可能である。溶剤や湯等で樹脂を部分的に溶着することによって製造設備が安価となり、製造コストを低減できる効果がある。
また、ヒータを用いて糸状樹脂2を磁性板材1に溶着することもできる。図11に示すように、磁性板材1の上に加熱ヒータ16を配置して、磁性板材1と糸状樹脂2を加熱して、糸状樹脂2を溶融させる。このようにすれば、簡便に設備を構成することができ、設備費とメインテナンスコストを削減することができる。そして、図12に示すように、加熱ヒータ16の近傍に、上ローラ3と下ローラ4を配置して、磁性板材1と糸状樹脂2を挟むことにより、糸状樹脂2の厚さを均一にすることができ、積層コア100の寸法精度を向上することができる。また、糸状樹脂2の厚さを薄く磁性板材1上に形成できるので、渦電流損失や鉄損などが小さい磁気特性が良好な積層コア100を得ることができる。図11及び図12では、熱源としてヒータを用いているが、図13に示すように、加熱用コイル17に通電して、磁性板材1に渦電流を発生させる誘導加熱によって、磁性板材1と糸状樹脂2を加熱し、固着することも可能である。
実施の形態4.
上記実施の形態では、糸状樹脂2を加熱して磁性板材1に融着させる方法について述べたが、超音波振動により糸状樹脂2を磁性板材1に固着させることもできる。図14に示すように、例えば、下側に配置した振動型ローラ18を超音波振動させることにより、糸状樹脂2と磁性板材1を固着することができる。図15(a)に示すように、被覆材7を形成した上ローラ3を磁性板材1の上面に配置し、上ローラ3に対向する磁性板材1の下面には圧子19と振動子20で構成した振動型ローラ18を取付ける。磁性板材1と糸状樹脂2を上ローラ3と振動型ローラ18で挟んで摩擦させることにより、糸状樹脂2は磁性板材1に固着される。振動子20には、例えば、図15(b)に示したように、積層型の圧電素子やバイモルフ型の振動子を用いることができる。また、振動型ローラ18は、上ローラ3側に取付けても同様の効果を奏する。
実施の形態5.
実施の形態1では、糸状樹脂2が配置された磁性板材1を打抜き、磁性板材1を積層した後に加熱して糸状樹脂2を溶融し、磁性板材1同士を固着する手法について述べたが、例えば、図16に示すように、下型6内に加熱ヒータ26を埋設することにより、下型6を常時所定の温度に保っておいても良い。下型6に打抜かれた磁性板材1は、下型6からの伝熱によって加熱され、磁性板材1が打抜かれると同時に糸状樹脂2が溶融して磁性板材1を接着することができる。なお、加熱ヒータ26は、図16(b)に示すように、磁性板材1(コア部材1A)の周辺を囲むように埋設しておけば良い。
このように、下型6に加熱体を設けることにより、打抜きと同時に磁性板材1が糸状樹脂2で固着され、短時間で積層コアを製造することができ、安価な積層コアを得ることができる。
また、上記例では、下型6内に加熱ヒータ26を用いているが、加熱ヒータ26の代わりに、加熱用コイル17を図16と同じように埋設しておき、加熱用コイル17に通電することによって、下型6に渦電流を発生させて下型6を加熱しても良い。
図16に示した例では、加熱ヒータ26、加熱用コイル27などの加熱源を下型6に埋設する構成としたが、設備稼動までの起動時間が少々長くなっても良い場合には、図17に示すように、加熱ヒータ26、加熱用コイル27を下型6の下部に配置しておくだけでも同様の効果を得ることができる。この場合、下型6内に加熱体を設けなくても良いので、下型6の製作費用を節約することができる。
図16及び図17に示した例では、下型6に対して加熱体を設けているが、必ずしも下型6に加熱体を配置する必要はない。図18(a)に示すように、上型5に加熱ヒータ26や加熱用コイル27を埋設することができる。また、図18(b)に示すように、上型5の上部に加熱ヒータ26や加熱用コイル27を配置しても同様の効果を奏する。
さらに、図19に示すように、上型5と下型6の間にレーザ光発射器24のレーザ光を導入することにより、局所的に磁性板材1を加熱して、糸状樹脂2を溶融し、磁性板材1の打抜きと同時に磁性板材1を固着することができる。レーザ光を用いることにより、非接触で短時間で加熱できるため、多量の積層コア100を製造できる効果がある。また、磁性板材1を局所的に加熱するために熱可塑性樹脂が型に付着することがなく、型のメインテナンスコストを低減できる。
磁性板材1を局所的に加熱する方法としては、放電現象を利用することもできる。図20に示すように、コイル31を接続した1対の電極32に高電圧を印加することによって、電極32間にスパークを発生させる。電極32は磁性板材1が打抜かれるときには、型機構と干渉しないように、瞬時に移動させるようにしておく。上型5が上方に移動したときに、再度、電極32を上型5と下型6の間に移動させてスパークを発生させる動作を繰返す。このように、型機構で磁性板材1を打抜きながら、スパークを発生させて磁性板材1を局所的に加熱して糸状樹脂2を溶融し、磁性板材1を固着する。このように、磁性板材1を局所的に加熱するために熱可塑性樹脂が型機構(上型、下型)に付着することがなく、型のメインテナンスコストを低減できる。また、レーザ光を用いる場合と比較して、設備費を節約することができ、安価に積層コア100を製造することができる。
図20に示した例では、高電圧を印加してスパークを発生させているが、高圧電源の代わりに圧電素子を設置し、圧電素子に負荷を与えることによって、スパークを発生させても良い。
実施の形態6.
実施の形態5では、磁性板材1や型を加熱して糸状樹脂2を溶融する手法を示したが、実施の形態4と同様に、超音波振動を利用して磁性板材1を固着することもできる。図21に示すように、下型6の下部に、圧子41、振動子42からなる内蔵型振動子43を配置して、打抜かれた磁性板材1を押付けるようにする。磁性板材1と糸状樹脂2を内蔵型振動子43で振動・摩擦させることにより、糸状樹脂2は磁性板材1に固着される。磁性板材1や型を加熱する必要がないため、付着した熱可塑性樹脂を除去するために必要となる型のメインテナンスや段取り時間を短くすることができる。
また、図22に示すように、内蔵型振動子43を下型6の側面に配置して、磁性板材1を側面から振動させるようにしても良い。磁性板材1の下側でなくて側面に配置することによって、内蔵型振動子23を積層する磁性板材1の枚数の変化に応じて移動させる必要がなく、小型で安価な設備を得ることができ、製造コストを削減することができる。
実施の形態7.
実施の形態1では、磁性板材1の片面に糸状樹脂2を配置しているが、図23に示すように、糸状の熱可塑性樹脂を巻いたドーナツ状樹脂ロール50の中心空間部に磁性板材1を搬送配置して、樹脂ロール50を回転させながら、磁性板材1に糸状樹脂2を巻付けることによって、磁性板材1の表裏面に糸状樹脂2を配置することも可能である。図23に示すように、2枚の磁性板材1を同時に搬送し、片方の磁性板材1の表裏面に糸状樹脂2を配置することによって、2枚の磁性板材1を同時に打抜いて積層することができる。図23(b)に示すように、2枚のうち1枚の磁性板材1に糸状樹脂2を配置するだけで、打抜き、積層された2枚の磁性板材1を糸状樹脂2で固着することが可能となる。このように、2枚の磁性板材1を同時に打抜くことにより、磁性板材1のの積層や接着時間を短縮でき、さらに、積層コア100を安価に製造できる。また、磁性板材1が薄くなっても、2枚重ねることによって、磁性板材1の剛性が高まり、打抜き時の塑性変形量を抑制して、寸法精度が良好な積層コア100を製造することができる。
この発明の実施の形態1による積層コアの製造装置及び製造方法を示す要部断面図である。 この発明の実施の形態1による磁性板材の打抜き及び積層の様子を示す斜視図である。 この発明の実施の形態1による磁性板材の位置決めの様子を示す図である。 この発明の実施の形態1による積層された磁性板材の固着の様子を示す図である。 この発明の実施の形態1による他の例の積層コアの製造方法を示す図である。 この発明の実施の形態1による磁性板材の積層の状態を示す断面図である。 この発明の実施の形態1による糸状樹脂の配置の様子を示す平面図である。 この発明の実施の形態2による積層コアの製造装置及び製造方法を示す図である。 この発明の実施の形態3による積層コアの製造装置及び製造方法を示す図である。 この発明の実施の形態3による積層コアの製造装置及び製造方法を示す図である。 この発明の実施の形態3による積層コアの製造装置及び製造方法を示す図である。 この発明の実施の形態3による積層コアの製造装置及び製造方法を示す図である。 この発明の実施の形態3による積層コアの製造装置及び製造方法を示す図である。 この発明の実施の形態4による積層コアの製造装置及び製造方法を示す図である。 この発明の実施の形態4による積層コアの製造装置を示す図である。 この発明の実施の形態5による積層コアの製造装置を示す図である。 この発明の実施の形態5による積層コアの製造装置を示す図である。 この発明の実施の形態5による積層コアの製造装置を示す図である。 この発明の実施の形態5による積層コアの製造装置を示す図である。 この発明の実施の形態5による積層コアの製造装置を示す図である。 この発明の実施の形態6による積層コアの製造装置を示す図である。 この発明の実施の形態6による積層コアの製造装置を示す図である。 この発明の実施の形態7による積層コアの製造装置を示す図である。
符号の説明
1 磁性板材、2 糸状樹脂、3 上ローラ、4 下ローラ、5、上型、6 下型、
7 被覆材、8 位置決め治具、9 押圧治具、11a ヒータ、
11b 超音波振動子、12 シャトル、13 ガイド、14 レーザ光発射器、
15 滴下治具、16 ヒータ、17 加熱用コイル、18 振動型ローラ、
19 圧子、20 振動子、26 加熱ヒータ、27 加熱用コイル、
100 積層コア。

Claims (22)

  1. 磁性板材上に熱可塑性樹脂を配置して固着する工程と、上記熱可塑性樹脂を固着した上記磁性板材を複数個のコア部材に打ち抜き積層する工程と、上記積層したコア部材同士を上記熱可塑性樹脂により固着する工程からなる積層コアの製造方法。
  2. 上記熱可塑性樹脂は糸状樹脂であって、上記糸状樹脂が上記コア部材の全面ではなく部分的に配置されることを特徴とする請求項1に記載の積層コアの製造方法。
  3. 磁性板材上に熱可塑性樹脂を配置して固着する樹脂固着機構と、上記熱可塑性樹脂を固着した上記磁性板材を複数個のコア部材に打ち抜き積層する上型及び下型からなる型機構からなる積層コアの製造装置。
  4. 上記熱可塑性樹脂は糸状樹脂であり、上記糸状樹脂が巻かれた樹脂ロールから上記磁性板材上に送り出されて上記磁性板材上に配置されることを特徴とする請求項3に記載の積層コアの製造装置。
  5. 上記熱可塑性樹脂は糸状樹脂であり、上記糸状樹脂が配置された上記磁性板材は一対のローラにより挟まれて上記磁性板材に上記糸状樹脂が圧着され、少なくとも1個の上記ローラは加熱されていることを特徴とする請求項3に記載の積層コアの製造装置。
  6. 上記ローラの表面に低表面エネルギの被覆材が形成されていることを特徴とする請求項5に記載の積層コアの製造装置。
  7. 上記熱可塑性樹脂は糸状樹脂であり、上記糸状樹脂はシャトルに設置され、上記磁性板材の幅方向に上記シャトルを往復動させることにより、上記糸状樹脂を上記磁性板材に配置させることを特徴とする請求項3に記載の積層コアの製造装置。
  8. 上記熱可塑性樹脂は糸状樹脂であり、上記磁性板材上に配置された上記糸状樹脂をレーザ光の照射により溶融させて上記磁性板材に固着することを特徴とする請求項3に記載の積層コアの製造装置。
  9. 上記熱可塑性樹脂は糸状樹脂であり、上記磁性板材上に配置された上記糸状樹脂に部分的に溶剤を滴下して上記磁性板材に固着することを特徴とする請求項3に記載の積層コアの製造装置。
  10. 上記熱可塑性樹脂は糸状樹脂であり、上記磁性板材上に配置された上記糸状樹脂は、上記磁性板材近傍に配置された加熱体により上記磁性板材に固着することを特徴とする請求項3に記載の積層コアの製造装置。
  11. 上記熱可塑性樹脂は糸状樹脂であり、上記糸状樹脂が配置された上記磁性板材は一対のローラにより挟まれて上記磁性板材に上記糸状樹脂が圧着され、少なくとも1個の上記ローラは超音波振動されていることを特徴とする請求項3に記載の積層コアの製造装置。
  12. 磁性板材上に熱可塑性樹脂を配置して固着する工程と、上記熱可塑性樹脂を固着した上記磁性板材を複数個のコア部材に打ち抜き積層すると同時に上記熱可塑性樹脂を溶着して上記磁性板材同士を固着する工程とからなる積層コアの製造方法。
  13. 上記熱可塑性樹脂は糸状樹脂であって、上記糸状樹脂が上記コア部材の全面ではなく部分的に配置されることを特徴とする請求項12に記載の積層コアの製造方法。
  14. 磁性板材上に熱可塑性樹脂を配置して固着する樹脂固着機構と、上記熱可塑性樹脂を固着した上記磁性板材を複数個のコア部材に打ち抜き積層すると同時に上記熱可塑性樹脂を溶着して上記磁性板材同士を固着する上型及び下型からなる型機構からなる積層コアの製造装置。
  15. 上記上型又は下型のいずれか一方に、複数個のコア部材に打ち抜き積層された上記磁性板材を加熱するための加熱体が配設されていることを特徴とする請求項14に記載の積層コアの製造装置。
  16. 複数個のコア部材に打ち抜き積層された直後にレーザ光を照射して加熱することにより、上記型機構内で上記熱可塑性樹脂を溶融し、上記磁性板材を固着することを特徴とする請求項14に記載の積層コアの製造装置。
  17. 複数個のコア部材に打ち抜き積層された直後に放電現象によるスパークを発生させることにより、上記型機構内で上記熱可塑性樹脂を溶融し、上記磁性板材を固着することを特徴とする請求項14に記載の積層コアの製造装置。
  18. 上記下型内に振動子を配設し、複数個のコア部材に打ち抜き積層された上記磁性板材を超音波振動させることにより、上記型機構内で上記磁性板材に固着することを特徴とする請求項14に記載の積層コアの製造装置。
  19. 2枚の磁性板材を同時に搬送し、上記2枚の磁性板材のうち少なくとも1枚の磁性板材に熱可塑性樹脂を配置して上記2枚の磁性板材を固着し、上記2枚の磁性板材を打抜き積層することを特徴とする請求項1に記載の積層コアの製造方法。
  20. 2枚の磁性板材を同時に搬送し、上記2枚の磁性板材のうち少なくとも1枚の磁性板材に熱可塑性樹脂を配置して上記2枚の磁性板材を固着し、上記2枚の磁性板材を打抜き積層すると同時に上記熱可塑性樹脂を溶着して上記磁性板材同士を固着することを特徴とする請求項12に記載の積層コアの製造方法。
  21. 上記樹脂固着機構は、2枚の磁性板材を同時に搬送し、上記2枚の磁性板材のうち少なくとも1枚の磁性板材に熱可塑性樹脂を配置して上記2枚の磁性板材を固着することを特徴とする請求項3に記載の積層コアの製造装置。
  22. 上記熱可塑性樹脂は糸状樹脂であり、上記糸状樹脂が巻かれたドーナツ状樹脂ロールからその中心空間部に送り出された上記2枚の磁性板材の少なくとも1枚の磁性板材上に配置されることを特徴とする請求項21に記載の積層コアの製造装置。
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