JP2008077542A - 注文処理システム - Google Patents

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祐二 今田
Akira Otomo
朗 大友
Hiroshi Saikai
宏 西海
Oshikazu Kawakami
忍和 河上
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Abstract

【課題】熟練を要することなくハンディ端末を通じた注文データの入力を可能とするシステムの実現。
【解決手段】センターサーバ12と、ハンディ端末14と、キッチンプリンタ20を備えた注文処理システム10。センターサーバ12は、メニュー毎に対応のカテゴリ、オプションメニューを設定しておく記憶手段と、ハンディ端末14にメニューのカテゴリ選択画面用データを送信する手段と、ハンディ端末14からカテゴリ選択データが送信された場合に、メニュー選択画面用データを送信する手段と、メニュー選択データが送信された場合に、オプション選択画面用データを送信する手段と、オプションメニュー選択データが送信された場合に、数量入力画面用データを送信する手段と、数量データが送信された場合に、キッチンプリンタ20に注文データを送信する手段とを備えた。
【選択図】図2

Description

この発明は、注文処理システムに係り、特に、飲食店において客の注文を店員がハンディ端末で入力し、注文内容に応じた調理指示伝票をキッチンプリンタから出力する機能を備えた注文処理システムに関する。
ファミリーレストランや居酒屋チェーン等においては、客の注文を店員がハンディ端末を通じて入力し、この注文データに基づいて必要な調理指示伝票を厨房内に配置されたキッチンプリンタから出力する、所謂オーダエントリーシステムが導入されている。
このため、客の注文が即座に厨房に伝達されることとなり、料理の待ち時間を短縮することが可能となる。また、一旦入力された注文データは、そのまま会計データとして転用できるため、店舗内の事務処理を効率化できる利点もある。
特開2002−123870号 オーダーエントリシステム/オーダーシャトルneo[平成18年9月1日検索] インターネットURL:http://www.siidataservice.co.jp/ordershuttle/products/neo/neo.html6
しかしながら、これまでのオーダーエントリシステムにおいては、以下のような問題が指摘されていた。
(1) ハンディ端末に係る問題
まず、注文データの入力に熟練を要するという問題があった。すなわち、図10に示すように、従来のハンディ端末70は、蓋部の裏面72に多数の矩形状入力ボタン74が配置されており、個別のメニューが印字されたボタン74を押下することによってメニュー選択が実行される仕組みを備えている。このため、店員には多数のメニューの配置を事前に習得しておき、客の注文に応じて即座に対応のボタン74を見出すことが要求され、慣れない店員はメニューを入力するのに手間取る結果となる。
また、メニュー内容を入れ替えた場合には、メニュー入力用のボタン配置を変更する必要があり、そのためにボタン74上のメニュー表記を差し替える手間がかかるのは勿論、店員には新たなボタン配置を暗記する負担が生じる。
(2) キッチンプリンタに関する問題
これまでは、メニュー毎に店舗内のキッチンプリンタとの対応関係が個別に定義されていたため、新メニューの追加やキッチンプリンタの増設、移設の度に定義をやり直す手間がかかっていた。
例えば、「Aランチ」というメニューを調理するためには、厨房内の揚げ物コーナーに設置されたαというキッチンプリンタにエビフライの調理指示データを送信すると共に、茹でものコーナーに設置されたβというキッチンプリンタにパスタの調理指示データを送信する必要がある場合、「Aランチ」のメニューに対してキッチンプリンタα及びβが関連付けられていた。
このため、揚げ物コーナーに設置するプリンタをαからγに変更した場合には、「Aランチ」との関連付けも変更せざるを得ない。
特に、大型チェーン店のように本部で一括して各チェーン店のメニュー構成を企画する業態においては、メニューを変更する度に各加盟店におけるキッチンプリンタの現状を把握した上で、必要なキッチンプリンタとの紐付けを店舗毎に設定する必要があり、その作業に数日を要することも希ではなかった。
この発明は、従来のオーダーエントリシステムが抱えていた上記の問題を解決するために案出されたものであり、まず第1に熟練を要することなくハンディ端末を通じた注文データの入力を可能とするシステムの実現を目的としている。
第2に、各店舗内におけるキッチンプリンタの構成を意識することなく、メニューの変更を可能とするシステムの実現を目的としている。
上記の目的を達成するため、請求項1に記載した注文処理システムは、サーバと、注文データ入力用のハンディ端末と、調理指示伝票出力用のキッチンプリンタとを備えた注文処理システムであって、上記サーバは、メニュー毎に対応のカテゴリを設定しておく記憶手段と、メニュー毎にオプションメニューを設定しておく記憶手段と、ハンディ端末に対してメニューのカテゴリ選択画面用データを送信する手段と、ハンディ端末からカテゴリ選択データが送信された場合に、当該カテゴリに属するメニューをリスト表示したメニュー選択画面用データを生成し、ハンディ端末に送信する手段と、ハンディ端末からメニュー選択データが送信された場合に、当該メニューに関連付けられたオプションメニューをリスト表示したオプション選択画面用データを生成し、ハンディ端末に送信する手段と、ハンディ端末からオプションメニュー選択データが送信された場合に、数量入力画面用データを生成し、ハンディ端末に送信する手段と、ハンディ端末から数量データが送信された場合に、上記キッチンプリンタに対して注文データを送信する手段とを備えたことを特徴としている。
請求項2に記載の注文処理システムは、請求項1に記載のシステムであって、さらに、上記メニュー選択画面にリスト表示された各メニューには通し番号が付されており、また上記ハンディ端末にはテンキー(数字等のハードウェアボタン)が設けられており、上記テンキーを介して番号を入力することにより、メニューの選択がなされることを特徴としている。
請求項3に記載の注文処理システムは、請求項2に記載のシステムであって、さらに、上記オプション選択画面にリスト表示された各オプションメニューには通し番号が付されており、上記テンキーを介して番号を入力することにより、オプションメニューの選択がなされることを特徴としている。
請求項4に記載の注文処理システムは、サーバと、注文データ入力用のハンディ端末と、調理指示伝票出力用の複数のキッチンプリンタとを備えた注文処理システムであって、上記サーバは、各キッチンプリンタ毎に1または複数のキッチンプリンタカテゴリを設定しておく記憶手段と、メニュー毎に1または複数のキッチンプリンタカテゴリを設定しておく記憶手段と、ハンディ端末から送信されたメニュー選択データに基づき、当該メニューに関連付けられた1または複数のキッチンプリンタカテゴリを特定する手段と、当該キッチンプリンタカテゴリに対応する1または複数のキッチンプリンタを特定する手段と、このキッチンプリンタに対して注文データを送信する手段とを備えたことを特徴としている。
請求項5に記載の注文処理システムは、請求項1〜4の何れかに記載のシステムであって、上記サーバがインターネットを介して複数の店舗内にそれぞれ設置されたハンディ端末及びキッチンプリンタと接続されており、各店舗毎に上記の各種記憶手段を備えていることを特徴としている。
請求項6に記載の注文処理システムは、請求項1〜5の何れかに記載のシステムであって、上記サーバが、複数の店舗内にそれぞれ配置された店舗サーバと、各店舗サーバとインターネットを介して接続され、店舗サーバと同等の機能を備えたセンターサーバより構成され、各店舗サーバとセンターサーバ間で定期的に必要なデータの同期をとる手段と、店舗サーバ側に障害が発生した場合に、該当店舗内のハンディ端末及びキッチンプリンタの接続先を瞬時にセンターサーバに切り替える手段とを備えていることを特徴としている。
請求項1〜3に記載した注文処理システムによれば、サーバからハンディ端末に対してメニューのカテゴリ選択画面用データが送信され、ハンディ端末においてカテゴリが選択されると、そのカテゴリに属するメニューがリスト表示されたメニュー選択画面用データが送信されるため、ハンディ端末上に個々のメニューに対応したボタンを設ける必要がなく、店員が各ボタンの配置を覚える必要もなくなる。
しかも、各メニューにオプションメニューが設定されている場合には、その選択画面用データまでもがサーバからハンディ端末に送信される仕組みを備えているため、店員は各メニュー毎にオプションメニューの有無を覚えておく必要もなくなる。
特に、請求項2及び3の場合には、ハンディ端末のテンキーから番号を入力することによってメニューやオプションメニューの選択がなされるため、店員はより迅速にメニュー等の選択が可能となる。
またメニュー変更に際しては、サーバ側の記憶手段に格納されたデータを更新するだけで済み、個々のハンディ端末に何らの変更を加える必要もなくなるため、メニューの改編が容易になる利点がある。
請求項4に記載した注文処理システムによれば、各メニューに対して個別具体的なキッチンプリンタを直接関連付ける代わりに、キッチンプリンタのカテゴリを設定しておき、各キッチンプリンタにも同様のカテゴリを設定しておくことにより、メニューの改編時に個々のキッチンプリンタとの関連付けを行う必要がなくなり、また店舗内のキッチンプリンタの構成に変更を加えた場合でも、当該キッチンプリンタのカテゴリを変更するだけで済むこととなる。
請求項6に記載した注文処理システムの場合、サーバが、各店舗に配置された店舗サーバと、これと同様の機能を備えたセンターサーバの二段構えとなっているため、店舗サーバに障害が発生した際にはセンターサーバによって即座に機能が代行されることとなり、処理の安定性を確保することが可能となる。
図1は、この発明に係る注文処理システム10の全体構成を示すものであり、このシステム10は、センターサーバ12と、各飲食店A〜C内に配置された複数のハンディ端末14と、POSレジ端末16と、複数のキッチンプリンタ20と、システム運用者の管理端末22と、各店舗の管理者端末24とを備えている。
各店舗内のハンディ端末14、POSレジ端末16及びキッチンプリンタ20は、インターネット28を介してセンターサーバ12と接続されている。
また、システム運用者の管理端末22及び各店舗の管理者端末24も、インターネット28を介してセンターサーバ12と接続されている。
センターサーバ12は、Webサーバ機能、DBサーバ機能、APサーバ機能等を備えており、実際には複数台のサーバコンピュータをネットワーク接続することによって構成されている。
図2は、センターサーバ12の構成を示すブロック図であり、店舗設定処理部30と、注文処理部34と、DB群36とを備えている。
店舗設定処理部30及び注文処理部34は、センターサーバ12を構成するコンピュータのCPUが、OS及び各種アプリケーションプログラムに従って必要な処理を実行することによって実現される。
また、DB群36は、センターサーバ12を構成するコンピュータのハードディスク内に設けられており、オプションメニューDB38、KP(キッチンプリンタ)−メニュー対応テーブル40、メニューマスタ42、各店舗毎のメニュー構成テーブル44、KP対応テーブル46、注文処理テーブル48を備えている。
各店舗のメニュー構成テーブル44は、メニューマスタ42に格納された全店舗共通のメニューデータの中から必要なメニューを抽出することにより、簡易迅速に生成される。
図3は、A店固有のメニュー設定及びキッチンプリンタ設定を行う際の処理手順を示すフローチャートであり、A店の管理者(店長等)は、管理者端末24からインターネット28経由でセンターサーバ12に接続し、自店のメニュー編集をリクエストする(S10)。
これを受けたセンターサーバ12の店舗設定処理部30は、メニューマスタ42に格納されたメニューを選択するための画面用データ(XML Web-service)を生成し、管理者端末24に送信する(S12)。この結果、図示は省略したが、管理者端末24のディスプレイにメニュー選択画面が表示される(S14)。
A店の管理者は、ディスプレイに表示されたメニューリストの中から、自店に必要なメニューを選択する(S16)。この際、各メニューを個別に選択することもできるが、所定範囲内のメニューを一括選択することもできる。
管理者端末24からメニュー選択データが送信されると、センターサーバ12の店舗設定処理部30は、これをA店のメニュー構成テーブル44に登録する(S18)。
図4は、メニュー構成テーブルに格納されたレコードの一例を示すものであり、メニューID、品名、カテゴリ、オプション1〜オプション3、KPカテゴリ1〜KPカテゴリ3等のデータ項目を備えている。
つぎにA店の管理者は、自店のキッチンプリンタ設定をリクエストする(S20)。
これを受けたセンターサーバ12の店舗設定処理部30は、キッチンプリンタ設定用の画面用データ(XML Web-service)を管理者端末24に送信する(S22)。この結果、管理者端末24のディスプレイには、設定画面が表示される(S24)。
図示は省略したが、この設定画面上にはキッチンプリンタのIDと、キッチンプリンタの物理名称、複数のカテゴリを選択入力するための項目が設けられている。
これに対しA店の管理者は、自店に配備されたキッチンプリンタ毎に、そのID、物理名称、及び1または複数のカテゴリを入力していく。例えば、TR101というIDのキッチンプリンタ(物理名称=「調理場」)が、ドリンク類及びデザート類の調理指示伝票を出力する役割を担っている場合、管理者は「TR101−調理場−ドリンク類−デザート類」を選択入力する(S26)。また、TR104というIDのキッチンプリンタ(物理名称=「ゆで場」)が、煮物及び麺類の調理指示伝票を出力する役割を担っている場合、管理者は「TR104−ゆで場−煮物−麺類」を選択入力する。
管理者端末24からキッチンプリンタの設定データが送信されると、センターサーバ12の店舗設定処理部30は、これをA店のKP対応テーブル46に登録する(S28)。
図5は、KP対応テーブル46に格納されたレコードの一例を示すものであり、KP-ID、KP物理名称、KPカテゴリ1、KPカテゴリ2、KPカテゴリ3のデータ項目を備えている。
なお、上記の「ドリンク類」、「デザート類」、「煮物」、「麺類」といったキッチンプリンタのカテゴリは、全店舗共通のカテゴリとしてKP−メニュー対応テーブル40に格納されており、上記の設定画面上で選択可能に表示されるものである。
図6は、ハンディ端末14の正面図であり、タッチパネル付のディスプレイ50と、テンキー52と、4方向移動用の十字キー54とを備えている。
各ハンディ端末14は、無線LANモジュールを内蔵しており、図示しない無線LANステーションを介してインターネット28に接続される。
また、各ハンディ端末14は、WindowsCE(登録商標)等のOS、Webブラウザプログラム、専用のアプリケーションプログラムを搭載している。
この専用のアプリケーションプログラムは、センターサーバ12から各ハンディ端末14に自動的に配信され、半導体メモリに格納される。
ハンディ端末14のディスプレイ50には、当該店舗で扱っているメニューのカテゴリボタン56がリスト表示されており、その中の一つを指またはスタイラスペンでタッチして選択すると、当該カテゴリに属する個別のメニューが表示される仕組みを備えている。
因みに、図6においては、「アルコール」のカテゴリが選択された結果、「北海道麦焼酎」、「熊本芋焼酎」、「ビンビール」等のメニューがリスト表示されている様子が描かれている。また、図示の通り、各メニューには1〜nの通し番号が割り振られている。
つぎに、図7のフローチャートに従い、このシステム10における注文処理の手順を説明する。
まず、A店の店員がハンディ端末14の画面上で特定のカテゴリボタン56(例えば「アルコール」)を選択すると(S40)、センターサーバ12の注文処理部34は、A店のメニュー構成テーブル44を参照し、アルコールのカテゴリが登録された全レコードを抽出する(S42)。
つぎに注文処理部34は、当該メニューデータに通し番号を付してリストアップしたメニュー画面用データ(XML Web-service)を生成し、ハンディ端末14に送信する(S44)。この結果、図6に示したように、メニューリスト58がディスプレイ50上に表示される(S46)。
これに対し店員は、客から注文されたメニューに対応した通し番号をテンキー52を押下して入力する(S48)。例えば、注文内容が「熊本芋焼酎」である場合、店員はテンキーの「2」を押下する。
これを受けた注文処理部34は、A店のメニュー構成テーブル44を参照し、熊本芋焼酎に設定されたオプション1の「飲酒A」を特定する(図4参照)と共に、オプションメニューDB38を参照し、飲酒Aの具体的内容を取得する(S50)。つぎに注文処理部34は、これを反映したオプション1の選択画面用データを生成し、ハンディ端末14に送信する(S52)。
この結果、図8の(a)に示すように、ハンディ端末14のディスプレイ50には、オプション1の選択画面用データ60が表示される。ここでは、「水割り」、「お湯割り」、「ロック」といったお酒の飲み方に関するオプションメニューがリスト表示されている。各オプションメニューには、通し番号が付されている。
これに対し店員は、客に対して焼酎の飲み方を尋ね、その回答に対応したオプションメニューの通し番号をテンキー52から入力する(S56)。例えば、客の選択が「水割り」である場合、店員はテンキーの「1」を押下する。
これを受けた注文処理部34は、再度A店のメニュー構成テーブル44を参照し、熊本芋焼酎に設定されたオプション2の「飲酒B」を特定する(図4参照)と共に、オプションメニューDB38を参照し、飲酒Bの具体的内容を取得する(S58)。つぎに注文処理部34は、これを反映したオプション2の選択画面用データを生成し、ハンディ端末14に送信する(S60)。
この結果、図8の(b)に示すように、ハンディ端末14のディスプレイ50には、オプション2の選択画面62が表示される(S62)。ここでは、「(なし)」、「梅」、「レモン」といった酒に対する添加物のオプションメニューがリスト表示されている。各オプションメニューには、通し番号が付されている。
これに対し店員は、客に対して添加物の好みを尋ね、その回答に対応したオプションメニューの通し番号をテンキー52から入力する(S64)。例えば、客の選択が「レモン」である場合、店員はテンキーの「3」を押下する。
これを受けた注文処理部34は、再度A店のメニュー構成テーブル44を参照し、熊本芋焼酎に設定されたオプション3が存在しないことを認識する(図4参照)。
そこで注文処理部34は、数量入力画面用データを生成し、ハンディ端末14に送信する(S66)。
この結果、図8の(c)に示すとおり、数量入力画面64がハンディ端末14のディスプレイ50に表示される。
この数量入力画面には、これまでに店員が選択入力したメニューの品名、オプション1及び2の内容が確認のために表示されている。
これに対し店員は、客が注文した数量をテンキー52から入力する(S70)。例えば、客の選択が「2杯」である場合、店員はテンキーの「2」を押下する。この際、数量入力欄に「2」が表示されると同時に、注文データがセンターサーバ12に送信される。
これを受けた注文処理部34は、注文データをA店の注文処理テーブル48に登録した後(S72)、対応のキッチンプリンタを特定する(S74)。具体的には、A店のKP対応テーブル46を参照し、熊本芋焼酎のレコードに記録されたKPカテゴリである「ドリンク類」に関連付けられたキッチンプリンタTR101(物理名称「調理場」)を特定する。
つぎに注文処理部34は、A店のキッチンプリンタTR101に対して注文データ(熊本芋焼酎・水割り・レモン・×2)を送信し(S76)、対応の調理指示伝票を出力させる(S78)。
なお、注文処理テーブル48に格納された注文データは、会計時にPOSレジ端末16に送信され、会計処理に再利用される。
あるメニューに複数のKPカテゴリが登録されている場合、注文処理部34は対応のキッチンプリンタにそれぞれ注文データを送信し、調理指示伝票を出力させる。例えば、「Aランチ」というメニューに「揚げ物」と「ドリンク類」という二つのKPカテゴリが設定されていた場合、注文処理部34は各KPカテゴリを担当するキッチンプリンタに対して注文データを送信し、対応の調理指示伝票を出力させる。
あるメニューについてオプションメニューが一切設定されていない場合、注文処理部34はオプション選択画面用データをハンディ端末14に送信することなく、直ちに数量入力画面用データをハンディ端末14に送信することはいうまでもない。
上記のように、センターサーバ12からハンディ端末14に対し、当該店舗固有のメニュー構成に対応したカテゴリボタン56が表示されたカテゴリ選択画面用データが送信され、特定のカテゴリが選択された場合には当該カテゴリに属する具体的なメニューがリスト表示されたメニュー画面用データが送信され、さらに特定のメニューが選択された場合には当該メニューに設定されたオプションメニューの選択画面用データが送信される仕組みを備えているため、各店舗の店員は従来のようにハンディ端末上に固定的に設定されたメニューボタンの配置を暗記することなく、直感的に注文データを選択入力することが可能となる。
また、メニュー変更に際しては、センターサーバ12のメニュー構成テーブル44に格納されたデータを更新するだけで済み、個々のハンディ端末14に何らの変更を加える必要もなくなるため、メニューの改編作業が容易になる利点がある。
しかも、ハンディ端末14のテンキーから対応の番号を入力することによってメニューやオプションメニューの選択がなされるため、店員はより迅速にメニュー等の選択が可能となる。
もっとも、店員はテンキー入力の代わりに、ディスプレイ50に表示されたメニューやオプションをタッチすることにより、メニュー等の選択を行うことも当然に可能である。
また、カテゴリボタン56にも通し番号を付記させることにより、カテゴリの選択をテンキー入力によって済ますように構成することもできる。
上記のように、各メニューに対して個別具体的なキッチンプリンタを直接関連付ける代わりに、KPカテゴリを設定しておくと共に、各キッチンプリンタにも同様のKPカテゴリを設定しておくことにより、メニューの改編時に個々のキッチンプリンタとの関連付けを行う必要がなくなり、また店舗内のキッチンプリンタの構成に変更を加えた場合でも、当該キッチンプリンタのKPカテゴリを変更するだけで済むこととなり、注文処理システムのより柔軟な運用が可能となる。
上記においては、インターネット28を介して多数の飲食店内のハンディ端末14やキッチンプリンタ20を共通のセンターサーバ12に接続させ、各店に同時にサービスを提供する例を説明したが、この発明はこのシステム構成に限定されるものではない。
例えば、センターサーバ12と同様の機能構成を備えたローカルサーバを各店舗内に設置し、店舗毎に独立した形で注文データを処理することも可能である。
あるいは、図9に示すように、センターサーバ12の他に、各店舗内にこれと同様の機能を備えた店舗サーバ68を設置し、平常時は店舗サーバ68を通じて処理を実行し、ネットワークに障害が発生した時点で、図示しないルータの機能によってハンディ端末14やキッチンプリンタ20の接続先をセンターサーバ12に切り替え、サービスの継続性を担保するように構成してもよい。
この場合、各店舗サーバ68には、図2に示した店舗設定処理部30、注文処理部34、オプションメニューDB38、KP−メニュー対応テーブル40、メニューマスタ42、当該店舗専用のメニュー構成テーブル44、KP対応テーブル46、注文処理テーブル48と実質的に同一の機能構成が設けられる。
また、センターサーバ12と各店舗サーバ68とは、リアルタイムでデータの同期を確保する仕組みを備える。
この発明に係る注文処理システムの全体構成を示す模式図である。 センターサーバの構成を示すブロック図である。 各店舗のメニュー設定及びキッチンプリンタ設定を行う際の処理手順を示すフローチャートである。 メニュー構成テーブルに格納されたレコードの一例を示す説明図である。 KP対応テーブルに格納されたレコードの一例を示す説明図である。 ハンディ端末の正面図である。 このシステムにおける注文処理の手順を示すフローチャートである。 ハンディ端末の画面遷移図である。 この発明に係る注文処理システムの他の構成例を示す模式図である。 従来のハンディ端末を示す正面図である。
符号の説明
10 注文処理システム
12 センターサーバ
14 ハンディ端末
16 レジ端末
20 キッチンプリンタ
22 管理端末
24 管理者端末
28 インターネット
30 店舗設定処理部
34 注文処理部
36 DB群
40 メニュー対応テーブル
42 メニューマスタ
44 メニュー構成テーブル
46 KP対応テーブル
48 注文処理テーブル
50 ディスプレイ
52 テンキー
54 十字キー
56 カテゴリボタン
58 メニューリスト
60 選択画面用データ
62 選択画面
64 数量入力画面
68 店舗サーバ

Claims (6)

  1. サーバと、注文データ入力用のハンディ端末と、調理指示伝票出力用のキッチンプリンタとを備えた注文処理システムであって、
    上記サーバは、メニュー毎に対応のカテゴリを設定しておく記憶手段と、
    メニュー毎にオプションメニューを設定しておく記憶手段と、
    ハンディ端末に対してメニューのカテゴリ選択画面用データを送信する手段と、
    ハンディ端末からカテゴリ選択データが送信された場合に、当該カテゴリに属するメニューをリスト表示したメニュー選択画面用データを生成し、ハンディ端末に送信する手段と、
    ハンディ端末からメニュー選択データが送信された場合に、当該メニューに関連付けられたオプションメニューをリスト表示したオプション選択画面用データを生成し、ハンディ端末に送信する手段と、
    ハンディ端末からオプションメニュー選択データが送信された場合に、数量入力画面用データを生成し、ハンディ端末に送信する手段と、
    ハンディ端末から数量データが送信された場合に、上記キッチンプリンタに対して注文データを送信する手段とを備えたことを特徴とする注文処理システム。
  2. 上記メニュー選択画面にリスト表示された各メニューには通し番号が付されており、
    上記ハンディ端末にはテンキーが設けられており、
    上記テンキーを介して番号を入力することにより、メニューの選択がなされることを特徴とする請求項1に記載の注文処理システム。
  3. 上記オプション選択画面にリスト表示された各オプションメニューには通し番号が付されており、
    上記テンキーを介して番号を入力することにより、オプションメニューの選択がなされることを特徴とする請求項2に記載の注文処理システム。
  4. サーバと、注文データ入力用のハンディ端末と、調理指示伝票出力用の複数のキッチンプリンタとを備えた注文処理システムであって、
    上記サーバは、各キッチンプリンタ毎に1または複数のキッチンプリンタカテゴリを設定しておく記憶手段と、
    メニュー毎に1または複数のキッチンプリンタカテゴリを設定しておく記憶手段と、
    ハンディ端末から送信されたメニュー選択データに基づき、当該メニューに関連付けられた1または複数のキッチンプリンタカテゴリを特定する手段と、
    当該キッチンプリンタカテゴリに対応する1または複数のキッチンプリンタを特定する手段と、
    このキッチンプリンタに対して注文データを送信する手段とを備えたことを特徴とする注文処理システム。
  5. 上記サーバは、インターネットを介して、複数の店舗内にそれぞれ設置されたハンディ端末及びキッチンプリンタと接続されており、各店舗毎に上記の各種記憶手段を備えていることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の注文処理システム。
  6. 上記サーバは、複数の店舗内にそれぞれ配置された店舗サーバと、各店舗サーバとインターネットを介して接続され、店舗サーバと同等の機能を備えたセンターサーバより構成され、
    各店舗サーバとセンターサーバ間で、定期的に必要なデータの同期をとる手段と、
    店舗サーバ側に障害が発生した場合に、該当店舗内のハンディ端末及びキッチンプリンタの接続先を瞬時にセンターサーバに切り替える手段とを備えていることを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の注文処理システム。
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