JP6797715B2 - 注文管理システム、表示装置、注文管理方法、表示方法、及びプログラム - Google Patents

注文管理システム、表示装置、注文管理方法、表示方法、及びプログラム Download PDF

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本発明は、注文管理システム、表示装置、注文管理方法、表示方法、及びプログラムに関する。
レストラン、居酒屋、カラオケ店などの店舗では、スタッフが客から受けた注文をハンディターミナルと称される注文端末装置に入力し、入力された注文を注文端末装置から注文管理装置に送信する注文管理システムが使用されている。注文管理装置は、注文端末装置が送信した注文を受信すると、注文内容に応じて、予め指定された印字装置等の出力装置へ、注文内容を出力する。
注文管理装置が、印字装置へ、注文内容を出力した場合、注文された料理の調理を指示するための調理指示伝票が調理担当者の近くに設置された印字装置へ出力される。また、注文された料理の配膳を指示するための配膳指示伝票が、注文を行った客のテーブルの配膳担当者の待機場所に設置された印字装置へ出力される。
一方、店舗では時間帯によって来客数が変動し、来客数が少ない時間帯も存在する。来客数が少ない時間帯では、少ない従業員で店舗を運用するのが一般的であり、調理担当者の人数や、配膳担当者の人数が出力装置の数よりも少なくなる場合がある。このような場合に、他の時間帯と同じように、出力装置に注文内容を振り分けて出力させると、調理担当者及び配膳担当者は、離れた場所に設置された複数の出力装置を確認しなければならず、非常に不便であり、且つ非効率的であり、作業に負荷がかかってしまう。
注文管理システムに関して、休止する機器の休止スイッチを押すことで、予め定められた代替え機器へ出力の変更を行うことで、少ない出力機器で店舗を運用する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平8−287361号公報
しかし、休止する機器が故障してしまった場合には、休止する機器の休止スイッチを押しても、代替え機器への出力の変更を行うことができない。また、休止した機器の代替え機器が予め定められているため、該代替え機器が、作業している担当者の近くの出力装置であるとは限らず、逆に遠くの出力装置であることもある。このため、代替え機器が作業している担当者の遠くの出力装置である場合には、該遠くの出力装置から注文内容が出力されるため、逆に作業が非効率になってしまう。
近年、出力装置として、印字装置とともに、表示装置を使用する店舗が増えてきている。表示装置は印字装置とは異なり、表示部に、調理待ちの注文を表示し、調理が完了した場合に、該調理待ちの注文を調理完了にする(消し込む)ことが行われる。また、表示装置は、表示部に、配膳待ちの注文を表示し、配膳が完了した場合に、該配膳待ちの注文を配膳完了にする(消し込む)ことが行われる。つまり、表示装置を使用する場合は、印字装置を使用する場合とは異なり、調理や配膳が完了するまで、注文内容が画面に表示されている。このため、仮に、休止する表示装置の休止スイッチを押すことで、予め定められた代替え機器への出力の変更を行う場合、休止する表示装置をオフラインにしても、表示中のメニューを消込完了するまで、その表示装置からすぐに離れることができない。
本発明は前記事情に鑑みてなされたものであり、表示装置に表示されている情報に加え、他の表示装置に表示されている情報を表示できる注文管理システム、表示装置、注文管理方法、表示方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
上述の課題に鑑み、本発明の一態様に係る注文管理システムは、注文情報を管理する注文管理装置と第1の表示装置と第2の表示装置とを備える注文管理システムであって、第1の表示装置は、注文管理装置が送信する調理を指示する情報又は配膳を指示する情報を含む注文指示情報を受信する第1の受信部と、前記注文指示情報に含まれる前記調理を指示する情報又は前記配膳を指示する情報を表示する第1の表示部と、前記第2の表示装置を、前記第1の表示装置に代替する代替要求を作成する第1の作成部と、前記代替要求を前記注文管理装置へ送信する第1の送信部と、を備え、前記第1の表示部は、前記注文管理装置から代替が完了したことを通知する情報を含む代替完了通知を受信した場合に、前記注文指示情報に含まれる出力先が前記第1の表示装置である調理を指示する情報又は配膳を指示する情報と出力先が第2の表示装置である調理を指示する情報又は配膳を指示する情報とを表示し、前記注文管理装置は、注文情報と該注文情報の処理の経過に関する処理経過情報とを含む注文管理テーブルと、出力先としての表示装置の識別情報に関する出力管理テーブルとを含んで記憶する注文管理記憶部と、前記注文管理記憶部に情報を登録する登録部と、前記注文管理テーブルに含まれる前記注文情報の調理を指示する情報又は配膳を指示する情報の送信先を制御する注文管理制御部と、前記第1の表示装置が送信した前記代替要求を受信する注文管理受信部と、を備え、前記登録部は、前記注文管理受信部が前記代替要求を受信した場合、前記注文管理記憶部の前記出力管理テーブルに、前記第1の表示装置の識別情報に関連付けて代替する前記第2の表示装置の識別情報を登録し、前記注文管理制御部は、前記登録部が前記第1の表示装置の識別情報に関連付けて代替する表示装置の識別情報に前記第2の表示装置の識別情報を登録した場合に、前記注文指示情報を、前記第2の表示装置へ送信することを停止し、前記第1の表示装置に前記代替完了通知を送信する。
また、本発明の一態様に係る注文管理システムにおいて、前記注文管理装置は、前記第1の表示装置に代替される前記第2の表示装置を休止させる休止要求を作成する注文管理作成部と、前記注文管理作成部が作成した前記休止要求を、前記第2の表示装置へ送信する注文管理送信部と、を備え、前記第2の表示装置は、前記注文管理装置が送信した前記休止要求を受信する第2の受信部と、前記休止要求に応じて、前記第2の表示装置を休止させる第2の制御部と、を備えるようにしてもよい。
また、本発明の一態様に係る注文管理システムにおいて、前記注文管理装置の前記注文管理作成部は、前記休止要求を作成した後に、前記代替完了通知を作成し、前記注文管理装置の前記注文管理送信部は、前記代替完了通知を、前記第1の表示装置へ送信し、前記第1の表示装置の前記第1の受信部は、前記注文管理装置が送信した前記代替完了通知を受信するようにしてもよい。
また、本発明の一態様に係る注文管理システムにおいて、前記第2の表示装置は、休止から復帰したことを示す情報を含む休止復帰通知を作成する第2の作成部と、前記第2の作成部が作成した前記休止復帰通知を、前記注文管理装置へ送信する第2の送信部と、前記第2の受信部が受信した前記注文指示情報に含まれる出力先が第2の表示装置である調理を指示する情報又は配膳を指示する情報を表示する第2の表示部と、を備え、前記注文管理装置の前記注文管理受信部は、前記第2の表示装置が送信した前記休止復帰通知を受信し、前記注文管理装置の前記登録部は、前記注文管理受信部が前記休止復帰通知を受信した場合に、前記注文管理記憶部の前記出力管理テーブルに前記第1の表示装置の識別情報に関連付けて代替する表示装置の識別情報に登録されている前記第2の表示装置の識別情報を削除し、前記注文管理装置の前記注文管理制御部は、前記登録部が前記第1の表示装置の識別情報に関連付けて代替する表示装置の識別情報に登録されている前記第2の表示装置の識別情報を削除した場合に、前記注文指示情報を、前記第2の表示装置へ送信することを再開し、前記注文管理装置の前記注文管理作成部は、前記休止復帰通知によって、前記代替を解消させる情報を含む代替解消要求を作成し、前記注文管理装置の前記注文管理送信部は、前記注文管理作成部が作成した前記代替解消要求を、前記第1の表示装置へ送信し、前記第1の表示装置は、前記代替解消要求を受信する第1の受信部、を備え、第1の表示装置の前記第1の表示部は、前記第1の受信部が前記代替解消要求を受信した場合に、前記注文指示情報に含まれる出力先が前記第1の表示装置である調理を指示する情報又は配膳を指示する情報と出力先が前記第2の表示装置である調理を指示する情報又は配膳を指示する情報とに代えて、出力先が前記第1の表示装置である調理を指示する情報又は配膳を指示する情報を表示するようにしてもよい。
上述の課題に鑑み、本発明の一態様に係る表示装置は、注文管理装置が送信する調理を指示する情報又は配膳を指示する情報を含む注文指示情報を受信する受信部と、前記注文指示情報に含まれる前記調理を指示する情報又は前記配膳を指示する情報を表示する表示部と、他の表示装置を、表示装置に代替する代替要求を作成する作成部と、前記代替要求を前記注文管理装置へ送信する送信部と、を備え、前記表示部は、前記注文管理装置から代替が完了したことを通知する情報を含む代替完了通知を受信した場合に、前記注文指示情報に含まれる出力先が前記表示装置である調理を指示する情報又は配膳を指示する情報と出力先が前記他の表示装置である調理を指示する情報又は配膳を指示する情報とを表示する。
上述の課題に鑑み、本発明の一態様に係る注文管理方法は、注文情報を管理する注文管理装置と第1の表示装置と第2の表示装置とを備える注文管理システムが実行する注文管理方法であって、第1の表示装置が、注文管理装置が送信する調理を指示する情報又は配膳を指示する情報を含む注文指示情報を受信するステップと、前記第1の表示装置が、前記注文指示情報に含まれる前記調理を指示する情報又は前記配膳を指示する情報を表示するステップと、前記第1の表示装置が、第2の表示装置を、前記第1の表示装置に代替する代替要求を作成するステップと、前記第1の表示装置が、前記代替要求を前記注文管理装置へ送信するステップと、前記第1の表示装置が、前記注文管理装置から代替が完了したことを通知する情報を含む代替完了通知を受信した場合に、前記注文指示情報に含まれる出力先が前記第1の表示装置である調理を指示する情報又は配膳を指示する情報と出力先が前記第2の表示装置である調理を指示する情報又は配膳を指示する情報とを表示するステップと、前記注文管理装置が、注文情報と該注文情報の処理の経過に関する処理経過情報とを含む注文管理テーブルと、出力先としての表示装置の識別情報に関する出力管理テーブルとを記憶するステップと、前記注文管理装置が、前記第1の表示装置が送信した前記代替要求を受信するステップと、前記注文管理装置が、前記代替要求を受信した場合に、前記出力管理テーブルに、前記第1の表示装置の識別情報に関連付けて代替する前記第2の表示装置の識別情報を登録するステップと、前記注文管理装置が、前記第2の表示装置の識別情報を登録するステップで、前記第1の表示装置の識別情報に関連付けて代替する前記第2の表示装置の識別情報を登録した場合に、調理を指示する情報又は配膳を指示する情報を含む注文指示情報を、前記第2の表示装置へ送信することを停止し、前記第1の表示装置に前記代替完了通知を送信するステップと、を含む。
上述の課題に鑑み、本発明の一態様に係る表示方法は、表示装置が実行する表示方法であって、注文管理装置が送信する調理を指示する情報又は配膳を指示する情報を含む注文指示情報を受信するステップと、前記注文指示情報に含まれる前記調理を指示する情報又は前記配膳を指示する情報を表示するステップと、他の表示装置を、前記表示装置に代替する代替要求を作成するステップと、前記代替要求を前記注文管理装置へ送信するステップと、前記注文管理装置から代替が完了したことを通知する情報を含む代替完了通知を受信した場合に、前記注文指示情報に含まれる出力先が前記表示装置である調理を指示する情報又は配膳を指示する情報と出力先が第2の表示装置である調理を指示する情報又は配膳を指示する情報とを表示するステップと、を含む。
上述の課題に鑑み、本発明の一態様に係る注文管理方法は、注文情報を管理する注文管理装置が実行する注文管理方法であって、注文情報と該注文情報の処理の経過に関する処理経過情報とを含む注文管理テーブルと、出力先としての表示装置の識別情報に関する出力管理テーブルとを記憶するステップと、第2の表示装置を、第1の表示装置に代替する代替要求を、第1の表示装置から受信するステップと、前記代替要求を受信した場合に、前記出力管理テーブルに、前記第1の表示装置の識別情報に関連付けて代替する前記第2の表示装置の識別情報を登録するステップと、前記第2の表示装置の識別情報を登録するステップで前記第1の表示装置の識別情報に関連付けて代替する前記第2の表示装置の識別情報を登録した場合に、前記注文指示情報を、前記第2の表示装置へ送信することを停止し、前記第1の表示装置に代替が完了したことを通知する情報を含む代替完了通知を送信するステップと、を含む。
上述の課題に鑑み、本発明の一態様に係るプログラムは、表示装置のコンピュータに、注文管理装置が送信する調理を指示する情報又は配膳を指示する情報を含む注文指示情報を受信するステップと、前記注文指示情報に含まれる前記調理を指示する情報又は前記配膳を指示する情報を表示するステップと、他の表示装置を、表示装置に代替する代替要求を作成するステップと、前記代替要求を前記注文管理装置へ送信するステップと、前記注文管理装置から代替が完了したことを通知する情報を含む代替完了通知を受信した場合に、前記注文指示情報に含まれる出力先が前記表示装置である調理を指示する情報又は配膳を指示する情報と、出力先が前記他の表示装置である調理を指示する情報又は配膳を指示する情報とを表示するステップと、を実行させる。
また、本発明の一態様に係るプログラムは、注文情報を管理する注文管理装置のコンピュータに、注文情報と該注文情報の処理の経過に関する処理経過情報とを含む注文管理テーブルと、出力先としての表示装置の識別情報に関する出力管理テーブルとを記憶するステップと、第2の表示装置を、第1の表示装置に代替する代替要求を、前記第1の表示装置から受信するステップと、前記代替要求を受信した場合に、前記出力管理テーブルに、前記第1の表示装置の識別情報に関連付けて代替する前記第2の表示装置の識別情報を登録するステップと、前記第2の表示装置の識別情報を登録するステップで、前記第1の表示装置の識別情報に関連付けて代替する前記第2の表示装置の識別情報を登録した場合に、調理を指示する情報又は配膳を指示する情報を含む注文指示情報を、前記第2の表示装置へ送信することを停止し、前記第1の表示装置へ代替が完了したことを通知する情報を含む代替完了通知を送信するステップと、を実行させるようにしてもよい。
本発明の一態様により、表示装置に表示されている情報に加え、他の表示装置に表示されている情報を表示できる。
実施形態に係る注文管理システムの一例を示す図である。 実施形態に係る注文端末装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 実施形態に係る注文端末装置の外観構成を示す図である。 実施形態に係るタッチパネル表示部の表示例を示す図である。 実施形態に係る注文管理装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 メニュー管理テーブルの一例を示す図である。 注文管理テーブルの一例を示す図である。 出力管理テーブルの一例を示す図である。 実施形態に係る表示装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 実施形態に係る表示装置が表示する注文表示画面(その1)の一例を示す図である。 実施形態に係る表示装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 実施形態に係る表示装置が表示する注文表示画面(その2)の一例を示す図である。 実施形態に係る表示装置が表示する注文表示画面(その3)の一例を示す図である。 実施形態に係る表示装置が表示する注文表示画面(その4)の一例を示す図である。 実施形態に係る印字装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 実施形態に係る注文管理装置の動作の一例を示すフローチャートである。 実施形態に係る注文管理システムの動作(その1)の一例を示すシーケンスチャートである。 実施形態に係る注文管理システムの動作(その2)の一例を示すシーケンスチャートである。 実施形態に係る表示装置の動作の一例を示すフローチャートである。
(実施形態の概要)
ここで、実施形態の概要を説明する。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、実施形態に係る注文管理システムの一例を示す図である。図1に示すように、注文管理システム1は、注文端末装置10−1〜10−n(nは1以上の整数)、無線中継装置20−1〜20−m(mは1以上の整数)、注文管理装置40、印字装置50−o(oは1以上の整数)、表示装置70−r(rは1以上の整数)、及び表示装置80−s(sは1以上の整数)を備えている。無線中継装置20−mと注文管理装置40とは、ネットワーク30を介して接続されている。表示装置70−r、及び表示装置80−rは、調理担当者が調理する場所に設置されている。ここで、ネットワーク30の一例は、LAN(Local Area Network)等の有線ネットワークである。なお、ネットワーク30は、無線ネットワークであってもよい。
以下の説明において、注文端末装置10−1〜10−nを特定しない場合、注文端末装置10という。無線中継装置20−1〜20−mを特定しない場合、無線中継装置20という。印字装置50−oを特定しない場合、印字装置50という。表示装置70−rを特定しない場合、表示装置70という。表示装置80−sを特定しない場合、表示装置80という。
注文端末装置10は、無線中継装置20、ネットワーク30を介して注文管理装置40と通信を行う。注文端末装置10は、スタッフが各種の入力キーにより入力した注文情報又は選択した注文情報を検出し、検出した注文情報を無線中継装置20、ネットワーク30を介して注文管理装置40へ送信する。注文端末装置10が送信する注文情報は、客の人数や卓の情報、および、注文された商品番号、商品名、その数量等の情報を含む。
無線中継装置20は、注文端末装置10が送信した注文情報を受信し、受信した注文情報を、ネットワーク30を介して注文管理装置40に送信する。また、無線中継装置20は、注文管理装置40が送信した調理指示情報などの注文指示情報を表す情報を受信し、受信した調理指示情報を表す情報を表示装置70及び表示装置80に送信する。ここで、注文指示情報とは、調理又は配膳の担当者へ、注文されたメニューの調理又は配膳を指示するために、表示装置へ、送信する情報である。注文指示情報は、伝票番号、伝票内シリアル、卓番号(卓の情報)、メニュー番号(商品番号)、メニュー名称(商品名称)、数量、登録時間、調理又は配膳の完了時間、出力先情報などを含む。調理指示情報とは、調理担当者へ、注文されたメニューの調理を指示するために、表示装置70及び表示装置80へ、送信する情報である。以下、注文指示情報の一例として、調理指示情報を用いた場合について説明を続ける。また、無線中継装置20は、表示装置70及び表示装置80が送信する調理伝票を表す情報を、ネットワーク30を介して受信する。ここで、調理伝票とは、調理担当者へ注文されたメニューの調理が完了したことを通知するための紙片である。無線中継装置20は、調理伝票を表す情報を受信すると、受信した調理伝票を表す情報を、印字装置50へ送信する。
さらに、無線中継装置20は、代替要求を、ネットワーク30を介して受信する。ここで、代替要求とは、表示装置が、代替対象の他の表示装置を代替することを要求する情報をいう。本実施形態では、一例として、表示装置70が、代替対象である表示装置80を、代替する場合について説明を続ける。この場合、表示装置70が送信する代替要求とは、代替対象の表示装置80を、表示装置70に代替することを要求する情報である。無線中継装置20は、代替要求を受信すると、受信した代替要求を、注文管理装置40に送信する。
また、無線中継装置20は、代替要求を受信した注文管理装置40が送信する休止要求を、表示装置80へ送信する。ここで、休止要求は、表示装置70が送信した代替要求によって、代替対象となる表示装置80へ休止を要求する情報である。
また、無線中継装置20は、代替要求を受信した注文管理装置40が送信する休止完了通知を、表示装置70へ送信する。ここで、休止完了通知とは、代替要求を送信した表示装置70へ、代替対象の表示装置80の休止が完了したことを通知する情報である。
また、無線中継装置20は、休止状態から稼働状態に移行した表示装置80が送信する休止復帰通知を受信する。無線中継装置20は、休止復帰通知を受信すると、該休止復帰通知を、注文管理装置40へ送信する。ここで、休止復帰通知は、休止していた表示装置80が、休止状態から稼働状態へ移行した場合に、稼働状態へ復帰したことを、表示装置70へ通知する情報である。また、無線中継装置20は、休止復帰通知を受信した注文管理装置40が送信する代替解消要求を、表示装置70へ送信する。ここで、代替解消要求は、休止していた表示装置80が、休止状態から稼働状態へ復帰した場合、稼働状態へ復帰したことを、表示装置70へ通知する情報である。
注文管理装置40は、無線中継装置20及びネットワーク30を介して、注文端末装置10が送信した注文情報を受信する。注文管理装置40は、受信した注文情報を注文管理装置40が備える不揮発性メモリに記憶されている注文管理テーブルに登録する。ここで、注文管理テーブルは、注文情報と該注文情報の処理の経過を表す情報等とを関連付けたテーブル形式のデータである。
注文管理装置40は、注文情報を受信すると、該注文情報からメニューの調理指示情報を作成し、作成した調理指示情報を表示装置70及び表示装置80へ送信する。
また、注文管理装置40は、ネットワーク30を介して表示装置70及び表示装置80が送信した調理完了通知を受信する。ここで、調理完了通知は、表示装置70及び表示装置80に表示されたメニューの調理が完了したことを通知する情報であり、調理完了を示す情報と卓の情報と商品番号とが含まれる。注文管理装置40は、調理完了通知を受信すると、該調理完了通知から調理完了を示す情報と卓の情報と商品番号とを取得し、注文管理テーブルに含まれる注文情報のうち、取得した卓の情報と商品番号との組み合わせに該当する注文情報の処理の経過を表す情報に関連付けて、調理が完了したことを表す情報を登録する。
さらに、注文管理装置40は、無線中継装置20及びネットワーク30を介して、表示装置70が送信した代替要求を受信する。注文管理装置40は、受信した代替要求を注文管理装置40が備える不揮発性メモリに記憶されている出力管理テーブルに登録する。ここで、出力管理テーブルは、表示装置の識別情報と該表示装置の状態を示す情報と代替する表示装置の識別情報とを関連付けたテーブル形式のデータである。注文管理装置40は、代替要求を、出力管理テーブルに登録すると、代替対象となる表示装置80へ休止を要求する休止要求を作成する。注文管理装置40は、休止要求を作成すると、作成した休止要求を、表示装置80へ送信する。
注文管理装置40は、休止要求を、表示装置80へ送信すると、該表示装置80へ調理指示情報を送信することを停止する。注文管理装置40は、該表示装置80へ調理指示情報を送信することを停止すると、表示装置70へ代替完了通知を作成する。ここで、代替完了通知は、表示装置70へ、代替対象の表示装置80を代替することが完了したことを通知する情報である。注文管理装置40は、代替完了通知を作成すると、作成した代替完了通知を、表示装置70へ送信する。
表示装置80へ休止要求を送信した注文管理装置40は、無線中継装置20及びネットワーク30を介して、表示装置80が送信する休止復帰通知を受信する。ここで、休止復帰通知は、休止状態の表示装置80が、休止状態から稼働状態へ移行したことを通知する情報である。注文管理装置40は、休止復帰通知を受信すると、該休止復帰通知を、注文管理装置40が備える不揮発性メモリに記憶されている出力管理テーブルに登録する。注文管理装置40は、休止復帰通知を出力管理テーブルに登録すると、該表示装置80へ調理指示情報を送信することを再開する。注文管理装置40は、該表示装置80へ調理指示情報を送信することを再開すると、表示装置70へ、送信する代替解消通知を作成する。ここで、代替解消通知は、代替対象の他の表示装置の代替を行っていた表示装置に対して、代替対象の他の表示装置の代替を解消することを要求する情報である。注文管理装置40は、代替解消通知を作成すると、作成した代替解消通知を、表示装置70へ送信する。
表示装置70は、前述したように、例えば、調理担当者が調理する場所に設置されている。表示装置70は、例えばタッチパネルディスプレイである。表示装置70は、無線中継装置20が中継した調理指示情報を受信する。表示装置70は、調理指示情報を受信すると、該調理指示情報に含まれるメニューのうち、表示装置70が設置された場所で調理されるメニューを含む注文表示画面を表示し、該注文表示画面に対する操作を受け付ける。表示装置70は、注文表示画面に含まれるメニューのうち、いずれかのメニューに対して、該メニューの調理が完了したことを通知する操作を受け付けると、該操作に対応する調理完了通知を作成し、該調理完了通知を、注文管理装置40へ送信する。
また、表示装置70は、調理担当者等によって、代替対象の表示装置80を、表示装置70に代替する操作が行われると、代替要求を作成する。代替要求には、自装置の識別情報と、代替する装置の識別情報とが含まれる。表示装置70は、代替要求を作成すると、作成した代替要求を、注文管理装置40へ送信する。表示装置70は、代替要求を送信した後に、注文管理装置40が送信した代替完了通知を受信する。表示装置70は、代替完了通知を受信すると、調理指示情報に含まれるメニューのうち、表示装置70及び表示装置80が設置された場所で調理されるメニューを含む注文表示画面を表示し、該注文表示画面に対する操作を受け付ける。
また、表示装置70は、注文管理装置40が送信した代替解消要求を受信すると、調理指示情報に含まれるメニューのうち、表示装置70及び表示装置80が設置された場所で調理されるメニューを含む注文表示画面から、表示装置70が設置された場所で調理されるメニューを含む注文表示画面へ切り替え、該注文表示画面に対する操作を受け付ける。
表示装置80は、前述したように、例えば、調理担当者が調理する場所に設置されている。表示装置80は、例えばタッチパネルディスプレイである。表示装置80は、無線中継装置20が中継した調理指示情報を受信する。表示装置80は、調理指示情報を受信すると、該調理指示情報に含まれるメニューのうち、表示装置80が設置された場所で調理されるメニューを含む注文表示画面を表示し、該注文表示画面に対する操作を受け付ける。表示装置80は、注文表示画面に含まれるメニューのうち、いずれかのメニューに対して、該メニューの調理が完了したことを通知する操作を受け付けると、該操作に対応する調理完了通知を作成し、該調理完了通知を、注文管理装置40へ送信する。
また、表示装置80は、注文管理装置40が送信した休止要求を受信すると、受信した休止要求に応じて、該表示装置80を休止させる。ここで、表示装置80は、休止要求に応じて、該表示装置80をシャットダウンさせてもよいし、スリープ状態へ遷移させてもよい。なお、シャットダウンは、表示装置80を停止させることである。また、スリープ状態は、表示装置80を省電力状態にさせることである。また、表示装置80は、例えば、調理担当者等によって、休止状態から稼働状態へ復帰する操作が行われると、休止復帰通知を作成する。表示装置70は、休止復帰通知を作成すると、作成した休止復帰通知を、注文管理装置40へ送信する。そして、表示装置80は、注文管理装置40が送信する調理指示情報に含まれるメニューのうち、表示装置80が設置された場所で調理されるメニューを含む注文表示画面を表示し、該注文表示画面に対する操作を受け付ける。
印字装置50は、注文管理装置40が送信した調理伝票を表す情報を受信すると、受信した調理伝票を表す情報に基づいて、調理伝票を印刷する。印字装置50の一例は、プリンタである。
以下、注文管理システム1に主に含まれる注文端末装置10、注文管理装置40、表示装置70、表示装置80、及び印字装置50について詳細に説明する。
(注文端末装置)
図2は、実施形態に係る注文端末装置のハードウェア構成の一例を示す図である。図2に示すように、注文端末装置10は、CPU(中央演算処理装置)101、ROM(Read Only Memory)102、RAM(Random Access Memory)103、不揮発性メモリ104、表示部105、入力部106、通信部107、及び上記各構成要素を図2に示されているように電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等のバス150を備えている。
CPU101は、ROM102が記憶する制御プログラムと、RAM103及び不揮発性メモリ104が記憶する各種情報を読み出し、読み出した制御プログラムと各種情報とに基づいて各部の制御を行う。また、CPU101は、必要な情報をRAM103及び不揮発性メモリ104に記憶させる。CPU101は、バス150を介して注文端末装置10が備える各部と互いにデータの入出力が可能な状態で接続している。CPU101は、入力部106の検出した結果や、通信部107が受信した情報に基づく情報を表示部105に表示させる。
ROM102は、CPU101が用いる制御プログラムを記憶する記憶領域である。RAM103は、CPU101が用いる情報を記憶する一時記憶領域である。不揮発性メモリ104は、CPU101が用いる情報を記憶する記憶領域である。不揮発性メモリ104としては、例えば、フラッシュメモリ等が用いられる。
表示部105は、CPU101の制御に応じて各種情報を表示する。表示部105は、例えば液晶ディスプレイ、有機EL(Electroluminescence)ディスプレイである。
入力部106は、例えば、表示部105上に積層配置されている。入力部106は、使用者が押した座標位置や動きを検出して、各種の入力を行う。表示部105及び入力部106により、タッチパネル表示部110が構成される。
通信部107は、CPU101から出力された入力情報を無線中継装置20に送信する。また、通信部107は、無線中継装置20から受信した信号をCPU101に出力する。
図3は、実施形態に係る注文端末装置の外観構成を示す図である。図3に示すように、注文端末装置10は、使用者が持ちやすいように、矩形で小型の形状をしている。注文端末装置10の前面の略全面に渡って、タッチパネル表示部110が設けられる。タッチパネル表示部110は、表示部105に入力部106を積層配置して構成されている。タッチパネル表示部110には、各種の文字やアイコン、ボタン等が表示され、使用者がタッチパネル表示部110をタッチすることで、各種の入力が行える。
レストランや居酒屋のスタッフは、注文端末装置10を携帯して客の卓(テーブル)に行き、客からの注文を聞き、注文端末装置10に注文を入力する。手順としては、スタッフは、まず、卓番号(テーブル番号)、人数等の情報(以下、「ヘッダー情報」という。)を入力する。そして、お客からの注文を聞き、メニューを入力する。メニューの入力を行ったら、スタッフは、注文の確認を行い、注文管理装置40に、データを転送する。これらの操作は、上述のように、注文端末装置10のタッチパネル表示部110に表示された各種の文字やアイコン、ボタン等を、指で操作することで行うことができる。
図4は、実施形態に係るタッチパネル表示部の表示例を示す図である。なお、タッチパネル表示部110の形状は、注文端末装置10の前面の形状に対応しており、その縦方向の長さと、横方向の長さが異なっていてもよい。
図4に示すように、タッチパネル表示部110には、戻るボタン121、メニューボタン122、編集ボタン123、分類ボタン124、メニュー名ボタン125、確認ボタン126が表示される。戻るボタン121は、前の画面に戻るボタンである。メニューボタン122は、メニュー入力画面を表示するボタンである。編集ボタン123は、編集を行うときのボタンである。分類ボタン124は、メニューの分類を選択するボタンである。メニュー名ボタン125は、注文を行う各メニューに対応するボタンである。確認ボタン126は、注文確認画面を表示するボタンである。
レストランや居酒屋のスタッフは、注文端末装置10を保持して客のテーブルに行き、テーブル番号や人数等の情報を入力する。そして、スタッフは、メニューボタン122を押して、分類の一覧を表示する。スタッフは、分類の一覧が表示されると、分類ボタン124により特定の分類を選択する。注文端末装置10は、図4に示すような、メニュー入力画面を表示させる。なお、この例は、分類として、飲み物を選択したときの表示例である。
(注文管理装置)
図5は、実施形態に係る注文管理装置のハードウェア構成の一例を示す図である。図5に示すように、注文管理装置40は、注文管理通信部401(注文管理受信部、注文管理送信部)、注文管理制御部402、ROM403、RAM404、注文管理記憶部405、注文管理表示部406、注文管理操作部407、登録部452、注文管理作成部454、及び上記各構成要素を図5に示されているように電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等のバス450を備えている。注文管理操作部407は、例えば機械式のキーであってもよく、注文管理表示部406上にタッチパネルとして組み込まれていてもよい。
注文管理通信部401は、無線中継装置20及びネットワーク30を介して注文端末装置10から受信した注文情報を、注文管理制御部402に出力する。注文管理通信部401は、無線中継装置20及びネットワーク30を介して表示装置70及び表示装置80から受信した調理完了通知を、注文管理制御部402に出力する。注文管理通信部401は、注文管理作成部454が作成した調理指示情報を、表示装置70及び表示装置80のいずれか一方又は両方へ送信する。注文管理通信部401は、無線中継装置20及びネットワーク30を介して表示装置70から受信した代替要求を、注文管理制御部402に出力する。注文管理通信部401は、注文管理作成部454が作成した休止要求を、表示装置80へ送信する。注文管理通信部401は、注文管理作成部454が作成した代替完了通知を、表示装置70へ送信する。注文管理通信部401は、無線中継装置20及びネットワーク30を介して表示装置80から受信した休止復帰通知を、注文管理制御部402に出力する。注文管理通信部401は、注文管理作成部454が作成した代替解消要求を、表示装置70へ送信する。
注文管理制御部402は、ROM403が記憶する制御プログラムと、RAM404及び注文管理記憶部405が記憶する各種情報を読み出し、読み出した制御プログラムと各種情報とに基づいて各部の制御を行う。注文管理制御部402は、バス450を介して注文管理装置40が備える各部と互いにデータの入出力が可能な状態で接続している。注文管理制御部402は、無線中継装置20、ネットワーク30及び注文管理通信部401を介して注文端末装置10から注文情報を受信する。注文管理制御部402は、注文管理通信部401、注文管理表示部406、注文管理操作部407を制御する。
注文管理制御部402は、注文管理作成部454から調理指示情報を取得する。注文管理制御部402は、調理指示情報を取得すると、注文管理通信部401から、表示装置70と表示装置80へ、該調理指示情報を送信する。注文管理制御部402は、登録部452が出力する代替対象の表示装置の識別情報を登録したことを表す情報を取得すると、注文管理通信部401から該代替対象の表示装置への調理指示情報の送信を停止する。また、注文管理制御部402は、登録部452が出力する代替対象の表示装置の識別情報を削除したことを表す情報を取得すると、注文管理通信部401から該代替対象の表示装置へ調理指示情報の送信を再開する。
ROM403は、注文管理制御部402が用いる制御プログラムを記憶する記憶領域である。RAM404は、注文管理制御部402が用いる情報を記憶する一時記憶領域である。注文管理記憶部405は、メニュー管理テーブル408と注文管理テーブル410と出力管理テーブル412とを記憶する。メニュー管理テーブル408、注文管理テーブル410、及び出力管理テーブル412については、後述する。
注文管理表示部406は、注文管理制御部402の制御に応じて各種情報を表示する。注文管理表示部406は、例えば液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイである。
登録部452は、注文管理通信部401から、注文端末装置10が送信した注文情報を取得する。登録部452は、注文情報を取得すると、該注文情報に含まれる商品番号、商品名、及び数量を注文管理記憶部405に記憶された注文管理テーブル410に登録する。
また、登録部452は、注文管理通信部401から調理完了通知を取得する。登録部452は、調理完了通知を取得すると、該調理完了通知に含まれる調理完了を示す情報と卓の情報と商品番号とを取得する。登録部452は、調理完了を示す情報と卓の情報と商品番号とを取得すると、注文管理テーブル410に含まれる注文情報のうち、取得した卓の情報と商品番号との組み合わせに該当する注文情報に関連付けられる注文情報の処理の経過を表す情報に関連付けて、調理が完了したことを示すフラグを記憶させる。具体的には、登録部452は、調理完了通知に含まれる調理完了を示す情報と卓の情報と商品番号とを取得すると、注文管理テーブル410から、卓の情報と商品番号との組み合わせに関連する「調理完了時間」の欄に、調理完了通知を取得した時刻を登録する。
また、登録部452は、注文管理通信部401から代替要求を取得する。登録部452は、代替要求を取得すると、該代替要求に含まれる表示装置70の識別情報と代替対象の表示装置80の識別情報とを取得する。登録部452は、表示装置70の識別情報と表示装置80の識別情報とを取得すると、後述する出力管理テーブル412の表示装置70の識別情報に関連する代替対象の表示装置の識別情報の欄に表示装置80の識別情報を登録する。登録部452は、代替対象の表示装置の識別情報の欄に表示装置80の識別情報を登録すると、代替対象の表示装置の識別情報を登録したことを、注文管理制御部402及び注文管理作成部454へ通知する。
また、登録部452は、注文管理通信部401から休止復帰通知を取得する。登録部452は、休止復帰通知を取得すると、該休止復帰通知に含まれる表示装置70の識別情報と代替対象の表示装置80の識別情報とを取得する。登録部452は、表示装置70の識別情報と表示装置80の識別情報とを取得すると、出力管理テーブル412の表示装置70の識別情報に関連する代替対象の表示装置の識別情報の欄に登録されている表示装置80の識別情報を削除する。登録部452は、代替対象の表示装置の識別情報の欄に登録されている表示装置80の識別情報を削除すると、代替対象の表示装置の識別情報を削除したことを、注文管理制御部402及び注文管理作成部454へ通知する。
注文管理作成部454は、注文管理通信部401から注文情報を取得すると、該注文情報に含まれる商品番号に該当する商品の調理指示情報を作成する。注文管理作成部454は、調理指示情報を作成すると、作成した調理指示情報を、注文管理制御部402へ出力する。ここで、調理指示情報には、表示装置70が設置された場所で調理されるものと表示装置80が設置された場所で調理されるものとが含まれる。
注文管理作成部454は、登録部452から代替対象の表示装置の識別情報を登録したことが通知されると、注文管理通信部401から代替要求を取得する。注文管理作成部454は、代替要求を取得すると、該代替要求に含まれる代替対象の表示装置80の識別情報を取得する。注文管理作成部454は、表示装置80の識別情報を取得すると、該表示装置80を宛先とする休止要求を作成する。注文管理作成部454は、休止要求を作成すると、作成した休止要求を、注文管理通信部401へ出力する。注文管理作成部454は、休止要求を、注文管理通信部401へ出力した後、表示装置70を宛先とする代替完了通知を作成する。注文管理作成部454は、代替完了通知を作成すると、該代替完了通知を、注文管理通信部401へ出力する。
また、注文管理作成部454は、登録部452から代替対象の表示装置の識別情報を削除したことが通知されると、表示装置70を宛先とする代替解消要求を作成し、作成した代替解消要求を、注文管理通信部401へ出力する。
(メニュー管理テーブル)
図6は、メニュー管理テーブルの一例を示す図である。メニュー管理テーブル408は、「メニュー番号」と「メニュー名称」と「出力先1(配膳)」と「出力先2(メイン)」と「出力先3(サラダ)」と「出力先4(デザート)」とを関連付けている。図6に示されるように、メニュー管理テーブル408には、「メニュー番号」の欄と「メニュー名称」の欄と「出力先1(配膳)」の欄と「出力先2(メイン)」の欄と「出力先3(サラダ)」の欄と「出力先4(デザート)」の欄とが設けられる。
メニュー番号はメニューの識別情報であり、例えば商品番号で表される。メニュー名称は、商品名と同じである。ここで、図6に示されているメニュー番号「601」のメニュー名称「ミディアム」は、メニュー番号「101」のメニュー名称「サーロインステーキ」や、メニュー番号「102」のメニュー名称「和風ステーキ」と関連付けられる。また、メニュー番号「602」のメニュー名称「ウェルダン」は、メニュー番号「101」のメニュー名称「サーロインステーキ」や、メニュー番号「102」のメニュー名称「和風ステーキ」と関連付けられる。つまり、メニュー番号「601」のメニュー名称「ミディアム」とメニュー番号「602」のメニュー名称「ウェルダン」は、メニュー番号「101」のメニュー名称「サーロインステーキ」や、メニュー番号「102」のメニュー名称「和風ステーキ」のサブメニューである。
出力先1は、調理指示情報を送信する宛先であり、例えば配膳する場所に設置されている表示装置80である。図6では、メニューのうち、出力先1へ出力するものに「1」が登録される。出力先2は、調理指示情報を送信する宛先であり、例えばメインディッシュを調理する場所に設置されている表示装置70である。図6では、メニューのうち、出力先2へ出力するものに「1」が登録される。出力先3は、調理指示情報を送信する宛先であり、例えばサラダを調理する場所に設置されている表示装置70である。図6では、メニューのうち、出力先3へ出力するものに「1」が登録される。出力先4は、調理指示情報を送信する宛先であり、例えばデザートを調理する場所に設置されている表示装置70を示す。図6では、メニューのうち、出力先4へ出力するものに「1」が登録される。
注文管理装置40は、注文端末装置10が送信した注文情報から、商品番号と商品名とを取得する。注文管理装置40は、商品番号と商品名とを取得すると、メニュー管理テーブル408を参照し、該商品番号と該商品名との組み合わせに該当するメニュー番号とメニュー名称との組み合わせを特定する。注文管理装置40は、メニュー番号とメニュー名称との組み合わせを特定すると、該メニュー番号と該メニュー名称との組み合わせに関連して、出力先情報の登録状況を参照して調理指示情報を作成する。調理指示情報は、伝票番号、伝票内シリアル、卓番号(卓の情報)、メニュー番号(商品番号)、メニュー名称(商品名称)、数量、登録時間、調理完了時間、出力先情報などを含む。調理完了時間は、注文管理装置40が、表示装置などから、調理完了通知を受信した時刻を示す。注文管理装置40は、該調理完了通知を取得すると、各表示装置の表示内容を変更させるために、改めて調理指示情報を送信する。
(注文管理テーブル)
図7は、注文管理テーブルの一例を示す図である。注文管理テーブル410は、「伝票番号」と「伝票内シリアル」と「卓番号」と「メニュー番号」と「数量」と「メニュー名称」と「登録時間」と「調理完了時間」と「配膳完了時間」とを関連付けている。図7に示されるように、注文管理テーブル410には、「伝票番号」の欄と「伝票内シリアル」の欄と「メニュー番号」の欄と「卓番号」の欄と「数量」の欄と「メニュー名称」の欄と「登録時間」の欄と「調理完了時間」の欄と「配膳完了時間」の欄とが設けられる。
伝票番号は伝票の識別情報であり、例えば番号で表される。伝票内シリアルは伝票番号に含まれるメニューの識別情報であり、例えば番号で表される。卓番号は、客の卓の場所を示す識別情報であり、例えば卓を示す番号で表される。メニュー番号はメニューの識別情報であり、例えば商品番号で表される。メニュー名称は、商品名と同じである。
図7に示される例では、メニュー番号「101」のサーロインステーキの直後に、メニュー番号「801」のミディアムが登録されている。これによって、メニュー番号「101」のサーロインステーキのサブメニューとして、メニュー番号「801」のミディアムが選択されたことが示される。また、メニュー番号「102」の和風ステーキの直後に、メニュー番号「802」のウェルダンが登録されている。これによって、メニュー番号「102」の和風ステーキのサブメニューとして、メニュー番号「802」のウェルダンが選択されたことが示される。
注文管理装置40は、注文端末装置10が送信した注文情報から、商品番号と商品名と数量とを取得する。注文管理装置40は、商品番号と商品名と数量とを取得すると、注文管理テーブル410に、伝票番号と伝票内シリアルと登録時間とを生成する。注文管理装置40は、注文管理テーブル410に、伝票番号と伝票内シリアルと登録時間とを生成すると、取得した卓番号、商品番号、商品名、及び数量を、注文管理テーブル410の「卓番号」、「メニュー番号」、「メニュー名称」、及び「数量」へ、登録する。
(出力管理テーブル)
図8は、出力管理テーブルの一例を示す図である。出力管理テーブル412は、「出力先」と「表示装置番号」と「種別」と「状態」と「代替対象の表示装置」と「備考」とを関連付けている。図8に示されるように、出力管理テーブル412には、「出力先」の欄と「表示装置番号」の欄と「種別」の欄と「状態」の欄と「代替対象の表示装置」の欄と「備考」の欄とが設けられる。
出力先は、注文表示画面の出力先の識別情報であり、例えば番号で表される。表示装置番号は表示装置の識別情報であり、例えば番号で表される。種別は表示装置が設置されている場所であり、例えば「調理」、「配膳」等が登録される。状態は、表示装置の状態を示し、例えば、「通常」、「休止」等が登録される。代替対象の表示装置は、代替対象となる表示装置を示し、例えば、表示装置の番号が登録される。備考は付記する事項を記述する欄であり、例えば、「1Fフロア」、「メインディッシュ」、「サラダ」、「デザート」、「ドリンク」等の表示装置が設置されている場所や、メニューの種類などが登録される。図8に示される例では、表示装置3を表示装置2に代替するように設定されている。つまり、サラダコーナに設置されている表示装置2に表示される注文表示画面を、メインディッシュに設置されている表示装置3に表示される注文表示画面に併せて表示するように設定される。
注文管理装置40は、表示装置が送信した代替要求から、該代替要求を送信した表示装置の識別情報と代替対象の表示装置の識別情報とを取得する。注文管理装置40は、代替要求を送信した表示装置の識別情報と代替対象の表示装置の識別情報とを取得すると、出力管理テーブル412を参照し、代替要求を送信した表示装置の識別情報に該当する表示装置番号を特定し、特定した表示装置番号に関連付けられる代替対象の表示装置の欄に、代替対象の表示装置の識別情報を登録する。
(表示装置)
図9は、実施形態に係る表示装置のハードウェア構成の一例を示す図である。図9に示すように、表示装置70は、通信部701(第1の受信部、第1の送信部)、制御部702、ROM703、RAM704、不揮発性メモリ705、表示部706(第1の表示部)、操作部707、作成部754、及び上記各構成要素を図9に示されているように電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等のバス750を備えている。
通信部701は、無線中継装置20及びネットワーク30を介して注文管理装置40が送信した調理指示情報を、制御部702に出力する。通信部701は、制御部702が出力した調理完了通知を、ネットワーク30、無線中継装置20を介して、注文管理装置40へ送信する。さらに、通信部701は、作成部754が出力した代替要求を、ネットワーク30、無線中継装置20を介して、注文管理装置40へ送信する。通信部701は、無線中継装置20及びネットワーク30を介して注文管理装置40が送信した代替完了通知を、制御部702に出力する。
制御部702は、ROM703が記憶する制御プログラムと、RAM704及び不揮発性メモリ705が記憶する各種情報とを読み出し、読み出した制御プログラムと各種情報とに基づいて各部の制御を行う。制御部702は、バス750を介して表示装置70が備える各部と互いにデータの入出力が可能な状態で接続している。制御部702は、通信部701から、注文管理装置40が送信した調理指示情報を取得する。制御部702は、調理指示情報を取得すると、該調理指示情報に含まれる出力先情報を参照し、出力先が表示装置70であるメニューを、表示部706に表示させる。具体的には、不揮発性メモリ705には、メニュー管理テーブルが記憶されている。このメニュー管理テーブルは、注文管理装置40が記憶しているメニュー管理テーブル408を適用できる。制御部702は、調理指示情報を取得すると、取得した調理指示情報に含まれるメニュー番号と、自装置の出力先番号とから、どのメニューを自装置において出力すべきかを判断し、表示部706に自装置において出力すべきメニューを表示させる。これによって、表示装置70は、表示装置70が設置された場所で調理されるものと表示装置80が設置された場所で調理されるもののうち、表示装置70が設置された場所で調理されるものを表示できる。
また、制御部702は、作成部754が出力する調理完了通知を、通信部701、ネットワーク30、及び無線中継装置20を介して注文管理装置40へ送信する。制御部702は、操作部707が出力したメニューの調理が完了したことを示す情報を送信する操作を受け付けたことを示す情報を取得すると、作成部754に、該メニューの調理完了通知を作成させる。具体的には、制御部702は、メニューの調理が完了したことを示す情報を送信する操作を受け付けたことを示す情報を取得すると、調理指示情報から、卓の情報と商品番号とを取得する。制御部702は、卓の情報と商品番号とを取得すると、調理完了を示す情報と該卓の情報と該商品番号とを、作成部754へ出力する。制御部702は、作成部754から、調理完了通知を取得すると、該調理完了通知を、通信部701から注文管理装置40へ送信する。さらに、制御部702は、調理完了通知を取得すると、該調理完了通知を、表示部706へ出力する。
また、制御部702は、表示装置80を代替する代替要求を受け付けたことを示す情報を、操作部707から取得すると、作成部754に、代替要求を作成させる。具体的には、制御部702は、表示装置80を、表示装置70に代替する操作を受け付けたことを示す情報を取得すると、表示装置70の識別情報と代替対象である表示装置80の識別情報とを取得する。制御部702は、表示装置70の識別情報と代替対象である表示装置80の識別情報とを取得すると、該表示装置70の識別情報と代替対象である表示装置80の識別情報とを、作成部754へ出力する。制御部702は、作成部754から、代替要求を取得すると、通信部701へ、該代替要求を出力する。
制御部702は、通信部701へ、該代替要求を出力すると、通信部701が出力する調理指示情報に含まれる表示装置70が設置された場所で調理されるもの(出力先が表示装置70であるもの)と表示装置80が設置された場所で調理されるもの(出力先が表示装置80であるもの)のうち、表示装置70が設置された場所で調理されるものに加え、表示装置80が設置された場所で調理されるものを、表示部706へ出力する。
また、制御部702は、無線中継装置20、ネットワーク30及び通信部701を介して注文管理装置40から、代替完了通知を取得する。
また、制御部702は、無線中継装置20、ネットワーク30及び通信部701を介して注文管理装置40から、代替解消要求を取得する。制御部702は、代替解消要求を取得すると、通信部701が出力する調理指示情報に含まれる表示装置70が設置された場所で調理されるものと表示装置80が設置された場所で調理されるもののうち、表示装置70が設置された場所で調理されるものを、表示部706へ出力する。つまり、制御部702は、表示装置80が設置された場所で調理されるものの出力を停止する。
ROM703は、制御部702が用いる制御プログラムを記憶する記憶領域である。RAM704は、制御部702が用いる情報を記憶する一時記憶領域である。不揮発性メモリ705は、文字メッセージ等の情報を記憶するようにしてもよい。
表示部706は、制御部702の制御に応じて各種情報を表示する。表示部706は、例えば液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイである。表示部706は、通信部701が受信した調理指示情報のうち、制御部702が出力する情報に基づいて、注文表示画面を表示する。表示部706は、制御部702が出力した調理完了通知を取得すると、該調理完了通知に含まれる調理完了を示す情報と卓の情報と商品番号とを取得する。表示部706は、該調理完了通知から、調理完了を示す情報と卓の情報と商品番号とを取得すると、注文表示画面に含まれるメニューの名称のうち、該卓の情報と商品番号との組み合わせに該当するメニューの名称に、調理が完了したことを示すレ点(チェックマーク)等の記号を表示する。このように構成することによって、調理担当者は、調理が完了したメニューを知ることができる。
操作部707は、機械式のキーであってもよく、表示部706上にタッチパネルとして組み込まれていてもよい。操作部707は、表示部706が表示している注文表示画面に対する操作を受け付ける。操作部707は、注文表示画面に対する操作を受け付けると、該操作を示す情報を作成する。操作部707は、該操作を示す情報を作成すると、該操作を示す情報を、制御部702へ出力する。具体的には、操作部707は、表示装置70の表示部706に表示されている注文表示画面に含まれるメニューうち、いずれかのメニューに対して、該メニューの調理が完了したことを通知する操作を受け付ける。操作部707は、該メニューの調理が完了したことを通知する操作(消し込み)を受け付けると、該メニューの調理が完了したことを通知する操作を受け付けたことを示す情報を、制御部702へ出力する。
また、操作部707は、表示装置70の表示部706に表示されている注文表示画面に含まれるボタンのうち、代替要求ボタンを押す操作を受け付ける。操作部707は、該代替要求ボタンを押す操作を受け付けると、該代替要求を受け付けたことを示す情報を、制御部702へ出力する。
(注文表示画面(その1))
図10は、実施形態に係る表示装置が表示する注文表示画面(その1)の一例を示す図である。図10には、表示装置が表示するメインディッシュを示す情報の一例を示す。
図10に示されるように、注文表示画面90には、水平スクロールバー91と注文表示領域95と画面更新ボタン96と直前訂正ボタン97と代替要求ボタン98とが含まれる。水平スクロールバー91は、注文表示領域95を移動させるためのGUI(Graphical User Interface)である。図10に示される例では、水平スクロールバー91に、「A28」、「B23」等の卓の情報と、「3人」、「4人」等の客の人数とが示されている。なお、注文表示画面90に表示されるメニューの名称は、名称を略したものであってもよい。図10に示す例は、メニュー名を略して示した例である。
注文表示領域95には、卓の情報と該卓で注文されたメニュー名称とが表示される。図10に示される例では、「A28」卓では、新規の注文が行われ、注文を受け付けてから14分の時間が経過していることが表示されている。さらに、「A28」卓では、サーロインステーキのミディアム、ライス、ビーフシチュー、チキングラタン、カレーライス等のメインディッシュが一つずつ注文されている。さらに、「A28」卓では、サーロインステーキのミディアム、ライスにレ点が表示されることによって、調理が完了していることが示されている。さらに、ビーフシチュー、チキングラタン、カレーライスの背景がグレーに表示されることによって、配膳が完了していることが示されている。なお、配膳担当者が配膳する場所に設置されている表示装置(図示なし)(以下、「配膳用表示装置」という)において、配膳を完了したメニューの押下げなどの操作がされると、配膳用表示装置から該当メニューに関する配膳完了情報を含む配膳完了通知が作成され、注文管理装置40に送信される。注文管理装置40は配膳完了通知を受信すると、該当メニューに関して、図7に示される注文管理テーブル410を更新し、該当メニューの調理指示を表示している他の表示装置に対して、配膳が完了したことを示す表示に切り替えるための情報を送信する。
画面更新ボタン96は、注文表示画面90に表示されている情報を最新の情報に更新するためのボタンである。
直前訂正ボタン97は、直前に行った操作を解消するためのボタンである。直前訂正ボタン97が押されることによって、表示装置70から調理完了解除通知が注文管理装置40へ送信される。注文管理装置40は、表示装置70が送信した料理完了解除通知を受信すると、該表示装置70に対して行われた直前の操作によって行われた処理を取り消す。
代替要求ボタン98は、代替対象である他の表示装置を、表示装置70に代替することを要求するボタンである。代替要求ボタン98が押されることによって、代替対象の表示装置を入力又は選択する画面が表示され、調理担当者が代替対象の表示装置を入力又は選択することによって、操作部707は、代替要求を受け付けたことを示す情報を、制御部702へ出力する。
(表示装置)
図11は、実施形態に係る表示装置のハードウェア構成の一例を示す図である。図11に示すように、表示装置80は、通信部801(第2の受信部、第2の送信部)、制御部802(第2の制御部)、ROM803、RAM804、不揮発性メモリ805、表示部806(第2の表示部)、操作部807、作成部854(第2の作成部)、及び上記各構成要素を図11に示されているように電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等のバス850を備えている。
通信部801は、無線中継装置20及びネットワーク30を介して注文管理装置40が送信した調理指示情報を、制御部802に出力する。通信部801は、制御部802が出力した調理完了通知を、ネットワーク30、無線中継装置20を介して、注文管理装置40へ送信する。さらに、通信部801は、無線中継装置20及びネットワーク30を介して注文管理装置40が送信した休止要求を、制御部802に出力する。通信部801は、作成部854が出力した休止復帰通知を、ネットワーク30、無線中継装置20を介して、注文管理装置40へ送信する。
制御部802は、ROM803が記憶する制御プログラムと、RAM804及び不揮発性メモリ805が記憶する各種情報とを読み出し、読み出した制御プログラムと各種情報とに基づいて各部の制御を行う。制御部802は、バス850を介して表示装置80が備える各部と互いにデータの入出力が可能な状態で接続している。制御部802は、無線中継装置20、ネットワーク30及び通信部801を介して注文管理装置40から、調理指示情報を取得する。制御部802は、調理指示情報に含まれる表示装置70が設置された場所で調理されるものと表示装置80が設置された場所で調理されるもののうち、表示装置80が設置された場所で調理されるもの(出力先が表示装置80であるもの)を、表示部806に表示させる。
また、制御部802は、作成部854が出力する調理完了通知を、通信部801、ネットワーク30、及び無線中継装置20を介して注文管理装置40へ送信する。制御部802は、操作部807が出力した該メニューの調理が完了したことを通知する操作を受け付けたことを示す情報を取得すると、作成部854に、該メニューの調理完了通知を作成させる。具体的には、制御部802は、該メニューの調理が完了したことを通知する操作を受け付けたことを示す情報を取得すると、調理指示情報から、卓の情報と商品番号とを取得する。制御部802は、卓の情報と商品番号とを取得すると、該調理完了を示す情報と該卓の情報と該商品番号とを、作成部854へ出力する。制御部802は、作成部854から、調理完了通知を取得すると、該調理完了通知を、通信部801から注文管理装置40へ送信する。さらに、制御部802は、調理完了通知を取得すると、該調理完了通知を、表示部806へ出力する。
また、制御部802は、通信部801が出力した休止要求を取得する。制御部802は、休止要求を取得すると、表示装置80を休止させる。
また、制御部802は、表示装置80が稼働状態へ復帰したことを検出すると、作成部854に、休止復帰通知を作成させる。具体的には、制御部802は、表示装置80の電源がオンにされることで、稼働状態へ復帰したことを検出する。また、制御部802は、休止状態の表示装置80が起動した後、復旧確認操作を要求し、調理担当者が復旧確認操作を行った場合に、稼働状態へ復帰したことを検出する。制御部802は、表示装置80が稼働状態へ復帰したことを検出すると、表示装置80の識別情報を取得する。制御部802は、表示装置80の識別情報を取得すると、該表示装置80の識別情報と該表示装置80が稼働状態へ復帰したことを示す情報とを、作成部854へ出力する。制御部802は、作成部854から休止復帰通知を取得すると、通信部801へ、該休止復帰通知を出力する。制御部802は、通信部801へ、該休止復帰通知を出力すると、通信部801が出力する調理指示情報に含まれる表示装置80が設置された場所で調理されるものと表示装置80が設置された場所で調理されるもののうち、表示装置80が設置された場所で調理されるものを、表示部806へ出力する。
ROM803は、制御部802が用いる制御プログラムを記憶する記憶領域である。RAM804は、制御部802が用いる情報を記憶する一時記憶領域である。不揮発性メモリ805は、文字メッセージ等の情報を記憶するようにしてもよい。
表示部806は、制御部802の制御に応じて各種情報を表示する。表示部806は、例えば液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイである。表示部806は、通信部801が受信する調理指示情報のうち、制御部802が出力する情報に基づいて、注文表示画面を表示する。具体的には、表示部806は、制御部802が出力した調理完了通知を取得すると、該調理完了通知に含まれる調理完了を示す情報と卓の情報と商品番号とを取得する。表示部806は、該調理完了通知から、調理完了を示す情報と卓の情報と商品番号とを取得すると、注文表示画面に含まれるメニュー名称のうち、該卓の情報と商品番号との組み合わせに該当するメニューの名称に、調理が完了したことを示すレ点(チェックマーク)等の記号を表示する。このように構成することによって、調理担当者は、調理が完了したメニューを知ることができる。
操作部807は、機械式のキーであってもよく、表示部806上にタッチパネルとして組み込まれていてもよい。操作部807は、表示部806が表示している注文表示画面に対する操作を受け付ける。操作部807は、注文表示画面に対する操作を受け付けると、該操作を示す情報を作成する。操作部807は、該操作を示す情報を作成すると、該操作を示す情報を、制御部802へ出力する。具体的には、操作部807は、表示装置80の表示部806に表示されている注文表示画面に含まれるメニューうち、いずれかのメニューに対して、該メニューの調理が完了したことを通知する操作を受け付ける。操作部807は、該メニューの調理が完了したことを通知する操作(消し込み)を受け付けると、該メニューの調理が完了したことを通知する操作を受け付けたことを示す情報を、制御部802へ出力する。操作部807は、調理完了通知を作成すると、該調理完了通知を、制御部802へ出力する。
また、操作部807は、復旧確認操作を受け付ける。操作部807は、復旧確認操作を受け付けると、該復旧確認操作を示す情報を作成する。操作部807は、該復旧確認操作を示す情報を作成すると、該復旧確認操作を示す情報を、制御部802へ出力する。
(注文表示画面(その2))
図12は、実施形態に係る表示装置が表示する注文表示画面(その2)の一例を示す図である。図12には、表示装置80が表示するサラダの一例を示す。
図12に示されるように、注文表示画面90には、水平スクロールバー91と注文表示領域95と画面更新ボタン96と直前訂正ボタン97と代替要求ボタン98が含まれる。
水平スクロールバー91は、注文表示領域95を移動させるためのGUIである。図12に示される例では、水平スクロールバー91に、「A28」、「B23」等の卓の情報と、「3人」、「4人」等の客の人数とが示されている。なお、図12に示す例では、注文表示領域95に表示されるメニュー名は、名称を略した例である。
注文表示領域95には、卓の情報と該卓で注文されたメニュー名称とが表示される。図12に示される例では、「A28」卓では、新規の注文が行われ、注文を受け付けてから14分の時間が経過していることが表示されている。さらに、「A28」卓では、ツナサラダ、シーザーサラダ、グリーンサラダ等のサラダが一つずつ注文されている。さらに、「A28」卓では、ツナサラダ、シーザーサラダ、グリーンサラダにレ点が表示されることによって、調理が完了していることが示されている。
画面更新ボタン96は、注文表示画面90に表示されている情報を最新の情報に更新するためのボタンである。直前訂正ボタン97は、直前に行った操作を解消するためのボタンである。直前訂正ボタン97が押されることによって、表示装置80から調理完了解除通知が注文管理装置40へ送信される。注文管理装置40は、表示装置80が送信した料理完了解除通知を受信すると、該表示装置80に対して行われた直前の操作によって行われた処理を取り消す。代替要求ボタン98は、代替対象である他の表示装置を、表示装置80に代替することを要求するボタンである。代替要求ボタン98が押されることによって、代替対象の表示装置を入力又は選択する画面が表示され、調理担当者が代替対象の表示装置を入力又は選択することによって、操作部707は、代替要求を受け付けたことを示す情報を、制御部702へ出力する。
(注文表示画面(その3))
図13は、実施形態に係る表示装置が表示する注文表示画面(その3)の一例を示す図である。図13には、図10に示した注文表示画面と図12に示した注文表示画面とを統合したものである。つまり、図13に示す注文表示画面は、図10に示した注文表示画面に表示されている代替要求ボタンが押され、さらに、代替対象として、表示装置80が選択された場合に、表示装置70の表示部706に表示される。図13に示される例では、表示装置80が選択された後に、表示形式として、上下が選択された場合に、表示部706は、図10に示した注文表示画面と図12に示した注文表示画面とを上下に並べて表示する。また、図13は、メニュー名を略して表示した例である。
注文表示領域95−1は、卓の情報と該卓で注文されたメニュー名称とを表示する。図13に示される例では、「A28」卓では、新規の注文が行われ、注文を受け付けてから14分の時間が経過していることが表示されている。さらに、「A28」卓では、サーロインステーキのミディアム、ライス、ビーフシチュー、カレーライス等のメインディッシュが一つずつ注文されている。さらに、「A28」卓では、サーロインステーキのミディアム、ライスにレ点が表示されることによって、調理が完了していることが示されている。さらに、ビーフシチュー、カレーライスの背景がグレーに表示されることによって、配膳が完了していることが示されている。
注文表示領域95−2は、卓の情報と該卓で注文されたメニュー名称とを表示する。図12に示される例では、「A28」卓では、ツナサラダ、シーザーサラダ、グリーンサラダ等のサラダが一つずつ注文されている。さらに、「A28」卓では、ツナサラダ、シーザーサラダ、グリーンサラダにレ点が表示されることによって、調理が完了していることが示されている。さらに、図10に示した注文表示画面と図12に示した注文表示画面において、代替要求ボタンが表示されていた領域には、代替中99であることが表示される。
(注文表示画面(その4))
図14は、実施形態に係る表示装置が表示する注文表示画面(その4)の一例を示す図である。図14には、図10に示した注文表示画面と図12に示した注文表示画面とを統合したものである。つまり、図14に示す注文表示画面は、図10に示した注文表示画面に表示されている代替要求ボタンが押され、さらに、代替対象として、表示装置80が選択された場合に、表示装置70の表示部706に表示される。図14に示される例では、表示装置80が選択された後に、表示形式として、混合が選択された場合に、表示部706は、図10に示した注文表示画面に含まれるメニューと、図12に示した注文表示画面に含まれるメニューとを混合して表示する。また、図14は、メニュー名を略して表示した例である。
注文表示領域95は、卓の情報と該卓で注文されたメニュー名称とを表示する。図14に示される例では、「A28」卓では、新規の注文が行われ、注文を受け付けてから14分の時間が経過していることが表示されている。さらに、「A28」卓では、サーロインステーキのミディアム、ツナサラダ、ライス、ビーフシチュー、チキングラタン、シーザーサラダ、グリーンサラダ、カレーライスが一つずつ注文されている。さらに、「A28」卓では、サーロインステーキのミディアム、ツナサラダ、ライス、シーザーサラダ、グリーンサラダにレ点が表示されることによって、調理が完了していることが示されている。さらに、ビーフシチュー、チキングラタン、カレーライスの背景がグレーに表示されることによって、配膳が完了していることが示されている。
(印字装置)
図15は、実施形態に係る印字装置のハードウェア構成の一例を示す図である。図15に示すように、印字装置50は、通信部501、CPU502、ROM503、RAM504、印字部506、入力部507、及び上記各構成要素を図15に示されているように電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等のバス550を備えている。
通信部501は、無線中継装置20及びネットワーク30を介して注文管理装置40が送信した調理伝票を表す情報を、CPU502に出力する。
CPU502は、ROM503が記憶する基本プログラムとプリンタ制御プログラムとを読み出し、読み出した制御プログラムと各種情報とに基づいて各部の制御を行う。CPU502は、バス550を介して印字装置50が備える各部と互いにデータの入出力が可能な状態で接続している。CPU502は、無線中継装置20、ネットワーク30及び通信部501を介して注文管理装置40が送信する調理伝票を表す情報を取得する。
ROM503は、CPU502が用いる基本プログラムとプリンタ制御プログラムとを記憶する記憶領域である。
RAM504は、CPU502が用いる情報を記憶する一時記憶領域である。
印字部506は、CPU502の制御に応じて各種情報を印字する。印字部506は、通信部501から、注文管理装置40が送信した調理伝票を表す情報等の伝票情報を取得する。印字部506は、伝票情報を取得すると、該伝票情報に基づいて、印刷する。
入力部507は、操作されたキーを検出し、検出したキーを示す情報をCPU502に出力する。
次に、実施形態に係る注文管理システムに含まれる注文管理装置40の動作について説明する。
(注文管理装置の動作)
図16は、実施形態に係る注文管理装置の動作の一例を示すフローチャートである。図16は、注文管理装置40が、注文情報を登録する処理を示す。
(ステップS102)注文管理通信部401は、無線中継装置20、ネットワーク30を経由して入力された注文端末装置10、表示装置70及び表示装置80の少なくとも一つが送信したデータを受信する。
(ステップS104)登録部452は、入力されたデータが注文(オーダー)登録データ(注文情報)であるか否かを判定する。具体的には、登録部452は、入力されたデータのヘッダーに含まれる種別情報が注文情報を示す情報であるか否かを判定する。登録部452は、入力されたデータのヘッダーに含まれる種別情報が注文情報を示す情報である場合、該入力されたデータが注文情報であると判定し、ステップS106へ処理を進める。また、登録部452は、入力されたデータのヘッダーに含まれる種別情報が注文情報を示す情報でない場合、該入力されたデータが注文情報でないと判定し、ステップS108へ処理を進める。
(ステップS106)登録部452は、入力されたデータが注文登録データであると判定した場合、該注文登録データに含まれる全てのメニューを、注文管理テーブル410(完了テーブル)に登録する。その後、ステップS102へ戻る。
(ステップS108)登録部452は、入力されたデータが注文登録データでないと判定した場合、入力されたデータが調理完了通知であるか否かを判定する。具体的には、登録部452は、入力されたデータのヘッダーに含まれる種別情報が調理完了通知を示す情報であるか否かを判定する。登録部452は、入力されたデータのヘッダーに含まれる種別情報が調理完了通知を示す情報である場合、該入力されたデータが調理完了通知であると判定し、ステップS110へ処理を進める。また、登録部452は、入力されたデータのヘッダーに含まれる種別情報が調理完了通知を示す情報でない場合、該入力されたデータが調理完了通知でないと判定し、ステップS112へ処理を進める。
(ステップS110)登録部452は、入力されたデータが調理完了通知であると判定した場合、該調理完了通知に含まれるメニューの調理完了時間を登録する。その後、ステップS102へ戻る。
(ステップS112)登録部452は、入力されたデータが調理完了通知でないと判定した場合、入力されたデータが配膳完了通知であるか否かを判定する。具体的には、登録部452は、入力されたデータのヘッダーに含まれる種別情報が配膳完了通知を示す情報であるか否かを判定する。登録部452は、入力されたデータのヘッダーに含まれる種別情報が配膳完了通知を示す情報である場合、該入力されたデータが配膳完了通知であると判定し、ステップS114へ処理を進める。また、登録部452は、入力されたデータのヘッダーに含まれる種別情報が配膳完了通知を示す情報でない場合、該入力されたデータが配膳完了通知でないと判定し、ステップS116へ処理を進める。
(ステップS114)登録部452は、入力されたデータが配膳理完了通知であると判定した場合、該配膳完了通知に含まれるメニューの配膳完了時間を登録する。その後、ステップS102へ戻る。
(ステップS116)登録部452は、入力されたデータが配膳完了通知でないと判定した場合、入力されたデータが調理完了解除通知であるか否かを判定する。ここで、調理完了解除通知は、調理が完了したとされたメニューの調理が完了していなかったことにするために、調理が完了したことを解除することを通知する情報である。調理完了解除通知には、調理が完了したことを解除することを示す情報と卓の情報と商品番号とが含まれる。具体的には、登録部452は、入力されたデータのヘッダーに含まれる種別情報が調理完了解除通知を示す情報であるか否かを判定する。登録部452は、入力されたデータのヘッダーに含まれる種別情報が調理完了解除通知を示す情報である場合、該入力されたデータが調理完了解除通知であると判定し、ステップS118へ処理を進める。また、登録部452は、入力されたデータのヘッダーに含まれる種別情報が調理完了解除通知を示す情報でない場合、該入力されたデータが調理完了解除通知でないと判定し、ステップS120へ処理を進める。
(ステップS118)登録部452は、入力されたデータが調理完了解除通知であると判定した場合、該調理完了解除通知に含まれる商品番号に該当するメニューの調理完了時間を消去する。その後、ステップS102へ戻る。
(ステップS120)登録部452は、入力されたデータが調理完了解除通知でないと判定した場合、入力されたデータが配膳完了解除通知であるか否かを判定する。ここで、配膳完了解除通知は、配膳が完了したとされたメニューの配膳が完了していなかったことにするために、配膳が完了したことを解除することを通知する情報である。配膳完了解除通知には、配膳が完了したことを解除することを示す情報と卓の情報と商品番号とが含まれる。具体的には、登録部452は、入力されたデータのヘッダーに含まれる種別情報が配膳完了解除通知を示す情報であるか否かを判定する。登録部452は、入力されたデータのヘッダーに含まれる種別情報が配膳完了解除通知を示す情報である場合、該入力されたデータが配膳完了解除通知であると判定し、ステップS122へ処理を進める。また、登録部452は、入力されたデータのヘッダーに含まれる種別情報が配膳完了解除通知を示す情報でない場合、該入力されたデータが配膳完了解除通知でないと判定し、ステップS124へ処理を進める。
(ステップS122)登録部452は、入力されたデータが配膳完了解除通知であると判定した場合、該配膳完了解除通知に含まれる商品番号に該当するメニューの配膳完了時間を消去する。その後、ステップS102へ戻る。
(ステップS124)登録部452は、入力されたデータが配膳データを整理する通知であるか否かを判定する。具体的には、表示装置80の表示部806に表示されている注文表示画面の「画面更新」が押されると、画面更新要求が送信される。登録部452は、入力されたデータのヘッダーに含まれる種別情報が画面更新要求を示す情報である場合、該入力されたデータが画面更新要求であると判定し、ステップS126へ処理を進める。また、登録部452は、入力されたデータのヘッダーに含まれる種別情報が画面更新要求を示す情報でない場合、該入力されたデータが画面更新要求でないと判定する。画面更新要求でない場合、ステップS102へ戻る。
(ステップS126)登録部452は、伝票に含まれる全てのメニューの調理のチェックが完了しているか否かを判定する。具体的には、登録部452は、注文管理テーブル410に含まれる伝票のうち、判定対象の伝票に含まれる全てのメニューの調理完了時間に時刻が登録されている場合に調理のチェックが完了していると判定し、時刻が登録されていないものがある場合に調理のチェックが完了していないと判定し、ステップS128へ処理を進める。メニューの調理完了時間のチェックが完了していないものがある場合に、ステップS102へ戻る。
(ステップS128)登録部452は、判定対象の伝票に含まれる全てのメニューの調理のチェックが完了している場合、伝票に含まれる全てのメニューの配膳のチェックが完了しているか否かを判定する。具体的には、登録部452は、注文管理テーブル410に含まれる伝票のうち、判定対象の伝票に含まれるメニューの配膳完了時間に時刻が登録されている場合に配膳のチェックが完了していると判定し、時刻が登録されていないものがある場合に配膳のチェックが完了していないと判定する。完了している場合は、ステップS130へ処理を進める。配膳のチェックが完了していないものがある場合に、ステップS102へ戻る。
(ステップS130)登録部452は、全てのメニューの配膳のチェックが完了している場合、判定対象の伝票を注文管理テーブル410から消去する。その後、ステップS102へ戻る。
(注文管理システムの動作(その1))
図17は、実施形態に係る注文管理システムの動作(その1)の一例を示すシーケンスチャートである。図17は、表示装置70が、表示装置80を代替する処理を示す。
(ステップS202)表示装置70の作成部754は、注文表示画面の代替要求ボタン98が押され、且つ代替対象として表示装置80が選択されたことを、操作部707が検出した場合に、代替要求を作成する。制御部702は、作成部754が作成した代替要求を取得し、通信部701から注文管理装置40に送信する。
(ステップS204)注文管理装置40の注文管理通信部401は、表示装置70が送信した代替要求を取得すると、該代替要求を、登録部452と注文管理作成部454へ出力する。続けて、登録部452は、代替要求を取得すると、該代替要求に含まれる表示装置70の識別情報と代替対象の表示装置80の識別情報とを取得する。続けて、登録部452は、表示装置70の識別情報と表示装置80の識別情報とを取得すると、出力管理テーブル412の表示装置70の識別情報に関連する代替対象の表示装置の識別情報の欄に表示装置80の識別情報を登録することによって更新する。
(ステップS206)注文管理装置40の注文管理作成部454は、代替要求を取得すると、該代替要求に含まれる代替対象の表示装置80の識別情報を取得する。続けて、注文管理作成部454は、表示装置80の識別情報を取得すると、休止要求を作成する。続けて、注文管理作成部454は、休止要求を作成すると、作成した休止要求を、注文管理通信部401から表示装置80へ送信する。続けて、注文管理制御部402は、表示装置80へ調理指示情報を送信することを停止する。
(ステップS208)注文管理装置40の注文管理作成部454は、代替完了通知を作成する。続けて、注文管理作成部454は、代替完了通知を作成すると、該代替完了通知を、注文管理通信部401から表示装置70へ送信する。
(ステップS210)表示装置80の通信部801は、注文管理装置40が送信した休止要求を受信すると、受信した休止要求を、制御部802へ出力する。続けて、制御部802は、休止要求を取得すると、表示装置80を休止させる。
(ステップS212)表示装置70の通信部701は、注文管理装置40が送信した代替完了通知を受信すると、該代替完了通知を、制御部702へ出力する。続けて、制御部702は、代替完了通知を取得すると、通信部701が出力する調理指示情報に含まれる表示装置70が設置された場所で調理されるものと表示装置80が設置された場所で調理されるもののうち、表示装置70が設置された場所で調理されるものと表示装置80が設置された場所で調理されるものとを、表示部706に表示させることによって画面を更新する。すなわち、表示装置70は、代替完了通知を受信すると、自装置が表示装置70であり、また表示装置80を代替する装置でもある、と認識する。表示装置70は、代替の解消の要求を受信するまでは、表示装置70と表示装置80との両表示装置で表示すべきものを表示する。
(注文管理システムの動作(その2))
図18は、実施形態に係る注文管理システムの動作(その2)の一例を示すシーケンスチャートである。図18は、表示装置80が、休止状態から稼働状態へ移行した場合の処理を示す。
(ステップS302)表示装置80の電源がオンにされる。
(ステップS304)表示装置80の制御部802は、表示装置80が稼働状態へ復帰したことを検出すると、作成部854に、休止復帰通知を作成させる。続けて、制御部802は、作成部854から休止復帰通知を取得すると、通信部801から注文管理装置40へ、該休止復帰通知を出力する。
(ステップS306)注文管理装置40の注文管理通信部401は、表示装置80が送信した休止復帰通知を受信する。続けて、注文管理装置40の登録部452は、該休止復帰通知を取得すると、該休止復帰通知に含まれる表示装置70の識別情報と代替対象の表示装置80の識別情報とを取得し、出力管理テーブル412の表示装置70の識別情報に関連する代替対象の表示装置の識別情報の欄に登録されている表示装置80の識別情報を削除することによって、更新する。
(ステップS308)注文管理装置40の注文管理制御部402は、登録部452が出力する代替対象の表示装置の識別情報を削除したことを表す情報を取得すると、注文管理通信部401から該代替対象の表示装置80へ調理指示情報の送信を再開する。
(ステップS310)注文管理装置40の注文管理作成部454は、登録部452から代替対象の表示装置の識別情報を削除したことが通知されると、代替解消要求を作成し、作成した代替解消要求を、注文管理通信部401から表示装置70へ送信する。
(ステップS312)表示装置80の通信部801は、注文管理装置40が送信した調理指示情報を受信すると、該調理指示情報を制御部802へ出力する。続けて、制御部802は、通信部801が出力した調理指示情報を取得すると、該調理指示情報に含まれる表示装置70が設置された場所で調理されるものと表示装置80が設置された場所で調理されるもののうち、表示装置80が設置された場所で調理されるものを、表示部806に表示させることによって画面を表示する。
(ステップS314)表示装置70の通信部701は、注文管理装置40が送信した代替解消要求を受信すると、該代替解消要求を制御部702へ出力する。続けて、制御部702は、通信部701が出力した代替解消要求を取得すると、通信部701が出力した調理指示情報に含まれる表示装置70が設置された場所で調理されるものと表示装置80が設置された場所で調理されるもののうち、表示装置70が設置された場所で調理されるものを、表示部706に表示させることによって画面を更新する。
(表示装置の動作)
図19は、実施形態に係る表示装置の動作の一例を示すフローチャートである。図19は、表示装置70が、代替対象である表示装置80に表示されている情報を表示する処理を示す。
(ステップS402)表示装置70の通信部701は、注文管理装置40が送信したデータを受信する。
(ステップS404)表示装置70の制御部702は、通信部701が受信したデータを取得すると、全てのメニューを処理したか否かを判定する。全てのメニューを処理していない場合は、ステップS406へ処理を進める。全てのメニューを処理した場合、終了する。
(ステップS406)表示装置70の制御部702は、処理していないメニューがある場合、メニュー管理テーブル408を参照し、表示装置70が設置された場所で調理されるメニュー、つまり出力先が表示装置70であるメニューがあるか否かを判定する。出力先が表示装置70であるメニューがある場合には、ステップS408へ処理を進める。出力先が表示装置70であるメニューがない場合には、ステップS410へ処理を進める。
(ステップS408)表示装置70の制御部702は、表示装置70が設置された場所で調理されるメニューがある場合、表示部706に該メニューを表示する。
(ステップS410)表示装置70の制御部702は、表示装置70が設置された場所で調理されるメニューがない場合、代替対象の表示装置があるか否かを判定する。代替対象の表示装置がある場合には、ステップS412へ処理を進める。代替対象の表示装置がない場合には、ステップS416へ処理を進める。
(ステップS412)表示装置70の制御部702は、代替対象の表示装置がある場合、代替対象の他の表示装置が設置された場所で調理されるメニュー、つまり出力先が他の表示装置であるメニューか否かを判定する。代替対象の他の表示装置が設置された場所で調理されるメニューである場合には、ステップS414へ処理を進める。代替対象の他の表示装置が設置された場所で調理されるメニューでない場合には、ステップS416へ処理を進める。
(ステップS414)表示装置70の制御部702は、代替対象の他の表示装置が設置された場所で調理されるメニューである場合、該メニューを表示部706へ出力する。
(ステップS416)表示装置70の制御部702は、ステップS410で代替対象の表示装置が設置された場所で調理されるメニューでない場合、ステップS414でメニューを表示部706へ出力した場合、ステップS410で代替対象の表示装置が無い場合、及びステップS408で表示部706にメニューを表示した場合のいずれかの場合、次のメニューを処理する。ステップS416の処理の後、ステップS404へ戻る。
前述した実施形態では、一例として、表示装置70が、代替対象である表示装置80を、代替する場合について説明したが、この例に限られない。例えば、表示装置80が、代替対処である表示装置70を、代替するようにしてもよい。
前述した実施形態では、表示装置70については代替する表示装置の機能について説明し、表示装置80については代替対象である表示装置の機能について説明した。しかし、表示装置70は代替対象である表示装置80の機能を有し、表示装置80は代替する表示装置70の機能を有する。
前述した実施形態では、注文管理システムが、調理する場所に設置されている表示装置70及び表示装置80を備える場合について説明したが、この例に限られない。例えば、注文管理システムが、配膳する場所に設置されている表示装置70及び表示装置80を備えてもよいし、調理する場所に設置されている表示装置70及び配膳する場所に設置されている表示装置80を備えてもよい。
前述した実施形態では、表示装置80が、該表示装置80の電源がオンにされることで、稼働状態へ復帰したことを検出する場合、休止状態の表示装置80が起動した後、復旧確認操作を要求し、調理担当者が復旧確認操作を行った場合に、稼働状態へ復帰したことを検出する場合について説明したが、この例に限られない。例えば、代替する表示装置70に、代替対象の表示装置80から稼働状態に復帰したことが通知されるようにしてもよい。調理担当者は、表示装置70を操作することで、表示装置80が代替対象であることを解除するようにしてもよい。
前述した実施形態において、表示装置70は、代替対象の表示装置80の代替を行っていることを示す情報を表示するようにしてもよい。
前述した実施形態では、表示装置70が、代替対象の表示装置80の代替を行う場合について説明したがこの例に限られない。例えば、表示装置70が、代替対象である複数の表示装置の代替を行うようにしてもよい。この場合、調理指示情報に含まれる出力先の表示装置の識別情報に基づいて、出力先が代替対象の表示装置であるメニューを表示する。
実施形態に係る注文管理システムによれば、表示装置は、他の表示装置を休止させ、該他の表示装置が出力していた情報を、該表示装置に出力させることができる。
表示装置は、注文管理装置から、他の表示装置が表示している情報の状態を示す情報を取得する。表示装置は、該情報の状態を示す情報を取得すると、他の表示装置へ休止要求を送信する。表示装置は、休止要求を送信すると、他の表示装置が表示している情報を、既に表示している情報と併せて表示する。
このように構成することによって、他の表示装置に表示されている情報を、該他の表示装置を迂回して、表示装置に表示できる。このため、例えば、厨房で、表示装置の台数よりも調理担当者の人数が少ない場合に、調理担当者の近くの表示装置に他の表示装置に表示されている調理指示情報を表示できるため、調理を容易にできる。また、代替対象の他の表示装置に表示されているメニューをそのまま、表示装置に表示できる。また、他の表示装置に障害が発生した場合、該他の表示装置を操作することなく、表示装置を操作することによって、代替することができる。
なお、上述した注文管理システムの注文端末装置と無線中継装置と注文管理装置と表示装置70と表示装置80と印字装置とは、コンピュータで実現するようにしてもよい。その場合、各機能ブロックの機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録する。この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、CPUが実行することで実現してもよい。ここでいう「コンピュータシステム」とは、OS(Operating System)や周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体のことをいう。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」は、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置を含む。
さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、短時間の間、動的にプログラムを保持するものを含んでいてもよい。短時間の間、動的にプログラムを保持するものは、例えば、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線である。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」には、サーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでもよい。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。また、上記プログラムは、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよい。また、上記プログラムは、プログラマブルロジックデバイスを用いて実現されるものであってもよい。プログラマブルロジックデバイスは、例えば、FPGA(Field Programmable Gate Array)である。
また、図を用いて説明した装置の各機能部は、ソフトウェア機能部であるものとしたが、機能の一部又は全部は、LSI等のハードウェア機能部であってもよい。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。
さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
前述した実施形態において、表示装置70は第1の表示装置の一例であり、表示装置80は第2の表示装置の一例であり、通信部701は第1の受信部及び第1の送信部の一例であり、表示部706は第1の表示部の一例であり、作成部754は第1の作成部の一例であり、注文管理記憶部405は注文管理記憶部の一例である。また、登録部452は登録部の一例であり、注文管理制御部402は注文管理制御部の一例であり、注文管理通信部401は注文管理受信部及び注文管理送信部の一例であり、注文管理作成部454は注文管理作成部の一例である。また、通信部801は第2の受信部及び第2の送信部の一例であり、制御部802は第2の制御部の一例であり、作成部854は第2の作成部の一例であり、表示部806は第2の表示部の一例であり、出力管理テーブルは出力先管理テーブルの一例である。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1・・・注文管理システム、10、10−1〜10−n・・・注文端末装置、20、20−1〜20−m・・・無線中継装置、30・・・ネットワーク、40・・・注文管理装置、50、50−1〜50−o・・・印字装置、70、70−1〜70−r・・・表示装置、80−1〜80−s・・・表示装置、101、502・・・CPU、702、802・・・制御部、402・・・注文管理制御部、102、403、503、703、803・・・ROM、103、404、504、704、804・・・RAM、104、705、805・・・不揮発性メモリ、405・・・注文管理記憶部、105、706、806・・・表示部、406・・・注文管理表示部、150、450、550、750、850・・・バス、506・・・印字部、707、807・・・操作部、407・・・注文管理操作部、106、507・・・入力部、107、501、701、801・・・通信部、401・・・注文管理通信部、110・・・タッチパネル表示部、121・・・戻るボタン、122・・・メニューボタン、123・・・編集ボタン、124・・・分類ボタン、125・・・メニュー名ボタン、126・・・確認ボタン、408・・・メニュー管理テーブル、410・・・注文管理テーブル、412・・・出力管理テーブル、452・・・登録部、754、854・・・作成部、454・・・注文管理作成部

Claims (10)

  1. 注文情報を管理する注文管理装置と第1の表示装置と第2の表示装置とを備える注文管理システムであって、
    第1の表示装置は、
    注文管理装置が送信する調理を指示する情報又は配膳を指示する情報を含む注文指示情報を受信する第1の受信部と、
    前記注文指示情報に含まれる前記調理を指示する情報又は前記配膳を指示する情報を表示する第1の表示部と、
    前記第2の表示装置を、前記第1の表示装置に代替する代替要求を作成する第1の作成部と、
    前記代替要求を前記注文管理装置へ送信する第1の送信部と、を備え、
    前記第1の表示部は、前記注文管理装置から代替が完了したことを通知する情報を含む代替完了通知を受信した場合に、前記注文指示情報に含まれる出力先が前記第1の表示装置である調理を指示する情報又は配膳を指示する情報と、出力先が第2の表示装置である調理を指示する情報又は配膳を指示する情報とを表示し、
    前記注文管理装置は、
    注文情報と該注文情報の処理の経過に関する処理経過情報とを含む注文管理テーブルと、出力先としての表示装置の識別情報に関する出力管理テーブルとを含んで記憶する注文管理記憶部と、
    前記注文管理記憶部に情報を登録する登録部と、
    前記注文管理テーブルに含まれる前記注文情報の調理を指示する情報又は配膳を指示する情報の送信先を制御する注文管理制御部と、
    前記第1の表示装置が送信した前記代替要求を受信する注文管理受信部と、を備え、
    前記登録部は、前記注文管理受信部が前記代替要求を受信した場合、前記注文管理記憶部の前記出力管理テーブルに、前記第1の表示装置の識別情報に関連付けて代替する前記第2の表示装置の識別情報を登録し、
    前記注文管理制御部は、前記登録部が前記第1の表示装置の識別情報に関連付けて代替する表示装置の識別情報に前記第2の表示装置の識別情報を登録した場合に、前記注文指示情報を、前記第2の表示装置へ送信することを停止し、前記第1の表示装置に前記代替完了通知を送信する、
    注文管理システム。
  2. 前記注文管理装置は、
    前記第1の表示装置に代替される前記第2の表示装置を休止させる休止要求を作成する注文管理作成部と、
    前記注文管理作成部が作成した前記休止要求を、前記第2の表示装置へ送信する注文管理送信部と、を備え、
    前記第2の表示装置は、
    前記注文管理装置が送信した前記休止要求を受信する第2の受信部と、
    前記休止要求に応じて、前記第2の表示装置を休止させる第2の制御部と、を備える
    請求項1に記載の注文管理システム。
  3. 前記注文管理装置の前記注文管理作成部は、前記休止要求を作成した後に、前記代替完了通知を作成し、
    前記注文管理装置の前記注文管理送信部は、前記代替完了通知を、前記第1の表示装置へ送信し、
    前記第1の表示装置の前記第1の受信部は、前記注文管理装置が送信した前記代替完了通知を受信する、請求項2に記載の注文管理システム。
  4. 前記第2の表示装置は、
    休止から復帰したことを示す情報を含む休止復帰通知を作成する第2の作成部と、
    前記第2の作成部が作成した前記休止復帰通知を、前記注文管理装置へ送信する第2の送信部と、
    前記第2の受信部が受信した前記注文指示情報に含まれる出力先が第2の表示装置である調理を指示する情報又は配膳を指示する情報を表示する第2の表示部と、を備え、
    前記注文管理装置の前記注文管理受信部は、前記第2の表示装置が送信した前記休止復帰通知を受信し、
    前記注文管理装置の前記登録部は、前記注文管理受信部が前記休止復帰通知を受信した場合に、前記注文管理記憶部の前記出力管理テーブルに前記第1の表示装置の識別情報に関連付けて代替する表示装置の識別情報に登録されている前記第2の表示装置の識別情報を削除し、
    前記注文管理装置の前記注文管理制御部は、前記登録部が前記第1の表示装置の識別情報に関連付けて代替する表示装置の識別情報に登録されている前記第2の表示装置の識別情報を削除した場合に、前記注文指示情報を、前記第2の表示装置へ送信することを再開し、
    前記注文管理装置の前記注文管理作成部は、前記休止復帰通知によって、前記代替を解消させる情報を含む代替解消要求を作成し、
    前記注文管理装置の前記注文管理送信部は、前記注文管理作成部が作成した前記代替解消要求を、前記第1の表示装置へ送信し、
    前記第1の表示装置は、
    前記代替解消要求を受信する第1の受信部、を備え、
    第1の表示装置の前記第1の表示部は、前記第1の受信部が前記代替解消要求を受信した場合に、前記注文指示情報に含まれる出力先が前記第1の表示装置である調理を指示する情報又は配膳を指示する情報と出力先が前記第2の表示装置である調理を指示する情報又は配膳を指示する情報とに代えて、出力先が前記第1の表示装置である調理を指示する情報又は配膳を指示する情報を表示する、請求項2に記載の注文管理システム。
  5. 注文管理装置が送信する調理を指示する情報又は配膳を指示する情報を含む注文指示情報を受信する受信部と、
    前記注文指示情報に含まれる前記調理を指示する情報又は前記配膳を指示する情報を表示する表示部と、
    他の表示装置を、表示装置に代替する代替要求を作成する作成部と、
    前記代替要求を前記注文管理装置へ送信する送信部と、を備え、
    前記表示部は、前記注文管理装置から代替が完了したことを通知する情報を含む代替完了通知を受信した場合に、前記注文指示情報に含まれる出力先が前記表示装置である調理を指示する情報又は配膳を指示する情報と出力先が前記他の表示装置である調理を指示する情報又は配膳を指示する情報とを表示する、表示装置。
  6. 注文情報を管理する注文管理装置と第1の表示装置と第2の表示装置とを備える注文管理システムが実行する注文管理方法であって、
    第1の表示装置が、注文管理装置が送信する調理を指示する情報又は配膳を指示する情報を含む注文指示情報を受信するステップと、
    前記第1の表示装置が、前記注文指示情報に含まれる前記調理を指示する情報又は前記配膳を指示する情報を表示するステップと、
    前記第1の表示装置が、第2の表示装置を、前記第1の表示装置に代替する代替要求を作成するステップと、
    前記第1の表示装置が、前記代替要求を前記注文管理装置へ送信するステップと、
    前記第1の表示装置が、前記注文管理装置から代替が完了したことを通知する情報を含む代替完了通知を受信した場合に、前記注文指示情報に含まれる出力先が前記第1の表示装置である調理を指示する情報又は配膳を指示する情報と出力先が第2の表示装置である調理を指示する情報又は配膳を指示する情報とを表示するステップと、
    前記注文管理装置が、注文情報と該注文情報の処理の経過に関する処理経過情報とを含む注文管理テーブルと、出力先としての表示装置の識別情報に関する出力管理テーブルとを記憶するステップと、
    前記注文管理装置が、前記第1の表示装置が送信した前記代替要求を受信するステップと、
    前記注文管理装置が、前記代替要求を受信した場合に、前記出力管理テーブルに、前記第1の表示装置の識別情報に関連付けて代替する前記第2の表示装置の識別情報を登録するステップと、
    前記注文管理装置が、前記第2の表示装置の識別情報を登録するステップで、前記第1の表示装置の識別情報に関連付けて代替する前記第2の表示装置の識別情報を登録した場合に、前記注文指示情報を、前記第2の表示装置へ送信することを停止し、前記第1の表示装置に前記代替完了通知を送信するステップと、を含む、
    注文管理方法。
  7. 表示装置が実行する表示方法であって、
    注文管理装置が送信する調理を指示する情報又は配膳を指示する情報を含む注文指示情報を受信するステップと、
    前記注文指示情報に含まれる前記調理を指示する情報又は前記配膳を指示する情報を表示するステップと、
    他の表示装置を、前記表示装置に代替する代替要求を作成するステップと、
    前記代替要求を前記注文管理装置へ送信するステップと、
    前記注文管理装置から代替が完了したことを通知する情報を含む代替完了通知を受信した場合に、前記注文指示情報に含まれる出力先が前記表示装置である調理を指示する情報又は配膳を指示する情報と、出力先が第2の表示装置である調理を指示する情報又は配膳を指示する情報とを表示するステップと、を含む
    表示方法。
  8. 注文情報を管理する注文管理装置が実行する注文管理方法であって、
    注文情報と該注文情報の処理の経過に関する処理経過情報とを含む注文管理テーブルと、出力先としての表示装置の識別情報に関する出力管理テーブルとを記憶するステップと、
    第2の表示装置を、第1の表示装置に代替する代替要求を、第1の表示装置から受信するステップと、
    前記代替要求を受信した場合に、前記出力管理テーブルに、前記第1の表示装置の識別情報に関連付けて代替する前記第2の表示装置の識別情報を登録するステップと、
    前記第2の表示装置の識別情報を登録するステップで、前記第1の表示装置の識別情報に関連付けて代替する前記第2の表示装置の識別情報を登録した場合に、調理を指示する情報又は配膳を指示する情報を含む注文指示情報を、前記第2の表示装置へ送信することを停止し、前記第1の表示装置に代替が完了したことを通知する情報を含む代替完了通知を送信するステップと、を含む、
    注文管理方法。
  9. 表示装置のコンピュータに、
    注文管理装置が送信する調理を指示する情報又は配膳を指示する情報を含む注文指示情報を受信するステップと、
    前記注文指示情報に含まれる前記調理を指示する情報又は前記配膳を指示する情報を表示するステップと、
    他の表示装置を、表示装置に代替する代替要求を作成するステップと、
    前記代替要求を前記注文管理装置へ送信するステップと、
    前記注文管理装置から代替が完了したことを通知する情報を含む代替完了通知を受信した場合に、前記注文指示情報に含まれる出力先が前記表示装置である調理を指示する情報又は配膳を指示する情報と、出力先が前記他の表示装置である調理を指示する情報又は配膳を指示する情報とを表示するステップと、を実行させる
    プログラム。
  10. 注文情報を管理する注文管理装置のコンピュータに、
    注文情報と該注文情報の処理の経過に関する処理経過情報とを含む注文管理テーブルと、出力先としての表示装置の識別情報に関する出力管理テーブルとを記憶するステップと、
    第2の表示装置を、第1の表示装置に代替する代替要求を、前記第1の表示装置から受信するステップと、
    前記代替要求を受信した場合に、前記出力管理テーブルに、前記第1の表示装置の識別情報に関連付けて代替する前記第2の表示装置の識別情報を登録するステップと、
    前記第2の表示装置の識別情報を登録するステップで、前記第1の表示装置の識別情報に関連付けて代替する前記第2の表示装置の識別情報を登録した場合に、調理を指示する情報又は配膳を指示する情報を含む注文指示情報を、前記第2の表示装置へ送信することを停止し、前記第1の表示装置へ代替が完了したことを通知する情報を含む代替完了通知を送信するステップと、を実行させる、
    プログラム。
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